JP2002200303A - 遊技機用制御装置およびこれを備えた遊技機 - Google Patents

遊技機用制御装置およびこれを備えた遊技機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】主制御基板内のメモリ容量を大きくすることな
く、複雑高度なゲーム内容が実現できる遊技制御装置お
よびこれを備えた遊技機を提供すること。 【解決手段】変動態様におけるLCD表示部121、ス
ピーカ5および遊技ランプ6の動作に関するデータは、
表示データ記憶部84、音声データ記憶部93およびラ
ンプデータ記憶部102にそれぞれ記憶されている。ま
た、複数種の変動態様は、6種の変動パターンに大きく
区分けされていて、主制御基板70は変動パターンの種
別を決定するだけであり、変動態様は表示制御サブ基板
80に設けられた変動態様抽選部83において実行され
る変動態様抽選によって決定されるようになっている。
パチンコ機の変動動作に関する主制御基板70内のメモ
リ消費量が少なくて済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばパチン
コ機やスロットマシンなどの遊技機に備えられ、遊技機
の動作を制御する遊技機用制御装置、およびこの遊技機
用制御装置を備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばパチンコ機においては、ゲーム
の内容を制御するためのプログラムのうち、ゲームの基
本動作を制御するためのプログラムを主制御基板のメモ
リエリアに格納し、図柄表示器(表示部)への表示出
力、その基本動作に付随するスピーカへの音声出力、ラ
ンプ点灯/消灯を制御するためのプログラムは、それぞ
れ、主制御基板とは別に設けられた表示制御サブ基板、
音声制御サブ基板およびランプ制御サブ基板のメモリエ
リアに格納したものが提供されている。
【0003】このようなパチンコ機においては、たとえ
ば、図柄表示器における変動に関して、変動開始から変
動終了までの変動動作(一連の変動動作)を一括りとし
て複数種の変動態様(報知態様)が用意されている。こ
の変動態様は、リーチ状態に突入する(リーチ動作を実
行する)か否かや、実行するリーチ動作の種類、キャラ
クタ登場の有無、また、登場するキャラクタの種類によ
って区分けされている。変動態様を決定するための変動
態様抽選(報知態様抽選)を実行する変動態様抽選部
は、主制御基板に設けられていて、この変動態様抽選は
主制御基板に実装されたメモリのメモリエリアで実行さ
れる。
【0004】変動態様抽選部における変動態様抽選の結
果は、表示制御サブ基板、音声制御サブ基板およびラン
プ制御サブ基板に与えられるようになっている。表示制
御サブ基板は、主制御基板から与えられる変動態様抽選
の結果に基づいて変動表示(すなわち、リーチ動作実行
の有無、実行するリーチ動作の種類、キャラクタ登場の
有無等)を行なう。また、音声制御サブ基板も主制御基
板で実行される変動態様抽選の結果に基づいて、スピー
カから図柄表示器に表示される表示内容(たとえばリー
チ動作やその種類およびキャラクタの登場)に関連付い
た音声を出力し、ランプ制御サブ基板もまた主制御基板
で実行される変動態様抽選の結果に基づいて、このラン
プの点灯/消灯を図柄表示器に表示される表示内容に関
連付くように制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の遊
技機の分野におけるコンピュータ制御においては、他分
野と異なり、ゲームの基本動作を制御する主制御基板の
メモリ容量が法規制を受ける。この法規制は、メモリの
空き領域に違法なプログラムが書き込まれて、その違法
なプログラムに基づく不正なゲームが行なわれることを
防止するために設けられている。また、主制御基板のメ
モリのメモリエリアでは、上述の変動態様抽選だけでな
く、遊技者に有利な大当たり遊技を実行するか否かを決
定するための大当たり抽選も実行されるために、変動動
作に関連して使用できる主制御基板のメモリ容量は制約
されている。
【0006】その一方で、遊技客がゲームに飽きないよ
うに、ゲームの内容を複雑高度にすることが望まれてい
る。特にリーチ動作として多種のものが用意される傾向
にある。しかし、リーチ動作が多種用意されているよう
な仕様とすれば、変動態様抽選に必要なメモリ容量が大
きくなり、制約を受けている主制御基板のメモリ内に格
納しきれなくなる。そのため、ゲーム内容の複雑高度化
には限界があった。
【0007】この発明は、上述のような背景の下でなさ
れたものであり、主制御基板内のメモリ容量を抑えつ
つ、複雑高度なゲーム内容が実現できる遊技制御装置お
よびこれを備えた遊技機を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、遊技に関
連する遊技関連情報の報知を行う少なくとも2つの遊技
関連情報報知手段を備えた遊技機に備えられる遊技機用
制御装置であって、遊技機の遊技に関する制御を行う主
制御部と、この主制御部に接続され、主制御部から与え
られる所定の信号に基づいて上記遊技関連情報報知手段
のうち一の遊技関連情報報知手段における報知態様を抽
選する報知態様抽選を実行するとともに、この報知態様
抽選により抽選された報知態様に基づいて上記一の関連
情報報知手段の動作を制御する第1報知制御部と、この
報知制御部に接続され、上記第1報知制御手段から与え
られる報知態様抽選の結果に基づいて、遊技関連情報報
知手段のうち他の関連情報報知手段を、上記一の関連情
報報知手段の動作と関連付くように制御する第2報知制
御部と、を含むことを特徴とする遊技機用制御装置であ
る。
【0009】請求項2記載の遊技機用制御装置は、請求
項1記載の遊技機用制御装置において、上記一の関連情
報報知手段は、遊技に関連する情報を表示する表示部で
あり、上記第1報知制御部は、この表示部の動作を制御
するものであることを特徴とするものである。請求項3
記載の遊技機用制御装置は、請求項1記載の遊技機用制
御装置において、上記他の関連情報報知手段は、音声を
出力することにより遊技に関連する情報を報知する音声
再生装置であり、上記第2報知制御部は、この音声再生
装置の動作を制御するものであることを特徴とするもの
である。
【0010】請求項4記載の遊技機用制御装置は、請求
項1記載の遊技機用制御装置において、上記他の関連情
報報知手段は、遊技に関連する情報を視覚的に報知する
遊技ランプであり、上記第2報知制御部は、この遊技ラ
ンプの動作を制御するものであることを特徴とするもの
である。請求項5記載の発明は、遊技に関連する遊技関
連情報の報知を行う少なくとも2つの遊技関連情報報知
手段と、請求項1ないし4記載のいずれかに記載の遊技
機用制御装置を含むことを特徴とする遊技機である。
【0011】請求項1〜5記載の発明の構成によれば、
報知態様抽選が第1報知制御部で実行される。第1報知
制御部は、報知態様抽選の結果を第2報知制御部に与え
るとともに、一の関連情報報知手段の動作を制御する。
一方、第2報知制御部は、第1報知制御部から与えられ
る報知態様抽選の結果に基づいて、他の関連情報報知手
段を、一の関連情報報知手段の動作に関連付くように制
御する。
【0012】遊技関連情報手段同士が相互に関連付いた
動作を行なうことを可能としつつ、主制御基板以外で報
知態様抽選が行なわれるので、主制御基板内で必要とな
るメモリの量を少なく抑えることができる。これによ
り、複雑高度なゲーム内容としつつ、かつ、主制御基板
のメモリ容量を法規制の許容範囲内に抑えることが可能
である。特に、この報知態様が変動態様であれは、主制
御基板以外で変動態様が決定されることにより、多種の
変動動作を用意しつつ、かつ、主制御基板のメモリ容量
を法規制の許容範囲内に抑えることが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係るパチンコ機の正面図である。こ
のパチンコ機は、遊技盤1と、この遊技盤1内に向けて
発射される遊技球(パチンコ球)の勢いを調節するため
のハンドル2と、遊技盤1に向けて発射すべき遊技球を
貯留しておくための上皿3と、上皿3に貯留しきれない
遊技球を受けるための下皿4とを備えている。
【0014】遊技盤1の周縁には、ほぼ円弧状に形成さ
れたガイドレール11が取り付けられており、ハンドル
2の操作により発射された遊技球は、ガイドレール11
に案内されて遊技盤1の上部へ導かれる。遊技盤1に
は、たとえば、多数本の遊技釘(図示せず)が打設され
ており、遊技盤1の上部に導かれた遊技球は、遊技盤1
上を多数本の遊技釘の間を通って下方へと落下してい
く。遊技盤1のほぼ中央には、複数個(この実施形態で
は3個)の図柄を並べて表示可能なLCD表示装置12
のLCD表示部121が配置されている。このLCD表
示部121の下方には、遊技球が入球可能な始動入賞口
13が配置されている。始動入賞口13の近傍には始動
入賞口センサ13A(図2参照)が配設されていて、始
動入賞口13に遊技球が入球すると、予め定める個数の
賞球が付与されるとともに、遊技者に有利な大当たり遊
技を実行するか否かを決定するための大当たり抽選が行
われる。この始動入賞口13への遊技球の入球に伴な
い、LCD表示部121において変動表示が開始され
る。そして、所定の変動表示が実行された後にLCD表
示部(表示部)121に図柄の組み合わせが停止表示さ
れ、この停止表示される図柄の組み合わせによって、大
当たり抽選の結果が表示されるようになっている。
【0015】遊技盤1には、ガイドレール11によって
区画される遊技領域の外側の非遊技領域のうち上側の左
右部分に、それぞれ、遊技機の異常状態を報知するため
の異常ランプ61,62が配設されている。遊技盤1の
上方には、左右方向に沿って延びる長手の遊技ランプ6
が配設されていて、この遊技ランプ6は遊技状態に応じ
た点灯動作を行なう。また、始動入賞口13の下方に
は、たとえば、左右に長い長方形状に形成された大入賞
口14が配置されている。この大入賞口14に関連し
て、大入賞口14を開閉可能な開閉板15が取り付けら
れている。開閉板15は、通常は盤面(遊技盤1の表
面)にほぼ沿った状態で大入賞口14を閉塞しており、
大当たり遊技時に、大入賞口14の下端縁に沿って配置
された回動軸(図示せず)を中心に手前側に倒伏して、
大入賞口14を開放するとともに、この開閉板15上に
落下してくる遊技球を大入賞口14に導き入れることが
できる。
【0016】大当たり遊技では、大入賞口14を約30
秒間または約10個の遊技球が入球するまで開放すると
いった動作を1ラウンドとし、この1ラウンド中に大入
賞口14に入球した遊技球のうちの少なくとも1個が大
入賞口14内の特別領域(いわゆるVゾーン)を通過し
ていれば、次のラウンドを実行するといったようにし
て、開閉板15による大入賞口14の開放動作が所定の
最大継続ラウンド数だけ行われる。大入賞口14への遊
技球の入球に対しては、予め定める個数の賞球が遊技者
に付与される。したがって、大当たり遊技では、多数個
の遊技球を大入賞口14に入球させることができ、遊技
者は多くの賞球を獲得することができる。
【0017】なお、遊技盤1には、始動入賞口13や大
入賞口14の他に、遊技球の入球に対して予め定める個
数の賞球が付与されるだけの通常入賞口や一対の拡開/
窄閉可能なチューリップ羽根を有する電動チューリップ
役物入賞口などが配置されていてもよい。これらの入賞
口に入球しなかった遊技球(アウト球)は、遊技盤1の
下部に形成されたアウト口16から機内に回収される。
上皿3と下皿4との間には、左右一対のスピーカ5が配
設されていて、このスピーカ5から遊技状態に応じた音
声が出力されるようになっている。
【0018】図2は、このパチンコ機の電気的構成を示
すブロック図であり、特に遊技の制御に関する部分を示
している。この実施形態にかかるパチンコ機において
は、LCD表示部121における変動開始から変動終了
までの(リーチ状態を含む)変動動作(一連の変動動
作)を一括りとして複数種(たとえば16種)の変動態
様(報知態様)が用意されている。変動態様を決定する
ための変動態様抽選(報知態様抽選)を実行する変動態
様抽選部83が表示制御サブ基板80に設けられてい
て、表示制御サブ基板80の表示制御部81は、この変
動態様抽選部83における変動態様抽選の結果に基づい
て変動表示を行なう。一方、音声制御サブ基板90およ
びランプ制御サブ基板100は、それぞれ表示制御サブ
基板80に接続されていて、表示制御サブ基板80から
与えられる変動態様抽選の結果に基づいて、スピーカ5
および遊技ランプ6を、それぞれ、LCD表示部121
の変動表示の表示内容と関連付くように制御する。これ
がこの実施形態の特徴の一つである。
【0019】また、複数種の変動態様は、大当たり抽選
の結果が大当たりか否か、および一連の変動動作に要す
る時間が同じであるかごとに、複数種(たとえば6種)
の変動パターンに大きく区分けされている。この変動パ
ターンは、主制御基板70側で決定されるようになって
いて、表示制御サブ基板80の変動態様抽選部83で実
行される変動態様抽選においては、この決定された変動
パターンに含まれる変動態様から一の変動態様が決定さ
れる。これがこの実施形態の他の特徴である。
【0020】つまり、変動態様の決定に関して主制御基
板70は、全ての変動態様の種類(16種)の中から1
つの変動態様を決定するのではなく、大きく区分けされ
た変動パターン(6種)の中から1つの変動パターンを
決定するだけであるので、変動態様の決定に関して主制
御基板70内で必要となるメモリのワークエリアが少な
い。以下、具体的に説明する。このパチンコ機は、ゲー
ムの基本となる動作(遊技に関する動作)を制御するた
めの主制御基板70を備えている。主制御基板70は、
遊技制御部71を備えている。この主制御基板70に
は、大当たり抽選を実行するための大当たり抽選部72
が設けられていて、この大当たり抽選部72には始動入
賞口センサ13Aが接続されている。
【0021】大当たり抽選部72における大当たり抽選
の結果は遊技制御部71に与えられるようになってい
る。また、大当たり抽選の結果は、変動パターンを決定
する変動パターン抽選を実行するための変動パターン抽
選部73にも与えられるようになっている。変動パター
ン抽選部73には、LCD表示装置12のLCD表示部
121に最終的に停止する図柄の組み合わせを決定する
停止図柄決定部74が接続されている。
【0022】これら遊技制御部71、大当たり抽選部7
2、変動パターン抽選部73および停止図柄決定部74
は、たとえばCPU、RAM、ROMからなるマイクロ
コンピュータによって構成されている。このうちRAM
(メモリ)としては、その容量が法規制の許容範囲内に
設定されたものが用いられている。主制御基板70に
は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレ
イ)表示部121およびLCDドライバ122,123
を含むLCD表示装置12の表示内容を制御するための
表示制御サブ基板80が接続されている。表示制御サブ
基板80は画像制御信号を作成する表示制御部81を備
えている。表示制御部81によって作成された画像制御
信号がLCDコントローラ82に与えられ、このLCD
コントローラ82からLCD表示装置12のLCDドラ
イバ122,123に表示信号が与えられるようになっ
ている。
【0023】表示制御部81には、変動態様を決定する
変動態様抽選を実行するための変動態様抽選部83が接
続されている。この変動態様抽選部83には主制御基板
70の変動パターン抽選部73から変動パターン抽選の
結果が与えられるようになっている。この変動態様抽選
部83における変動態様抽選の結果は、表示制御部81
に与えられるようになっている。表示制御部81には表
示データ記憶部84が接続されている。表示データ記憶
部84には、一連の変動動作に関わる表示データが各変
動態様ごとに記憶されている。表示制御部81にはま
た、主制御基板70の停止図柄決定部74から決定され
た停止図柄の種別が与えられるようになっている。
【0024】表示制御サブ基板80には、スピーカ5か
ら出力される音声を制御するための音声制御サブ基板9
0が接続されている。この音声制御サブ基板90は、音
声制御部91を備えている。音声制御部91にはミュー
ジックコントローラ92および音声データ記憶部93が
接続されている。音声データ記憶部93には、一連の変
動動作における音声動作に関わる音声データが各変動態
様ごとに記憶されている。これらの音声データは、各変
動態様ごとに分けて捉えれば、表示データ記憶部84に
記憶されている表示データに対応するものとなってい
る。
【0025】一方、主制御基板70には、遊技ランプ6
および異常ランプ61,62の点灯動作を制御するため
のランプ制御サブ基板100が接続されている。このラ
ンプ制御サブ基板100にはランプ制御部101が備え
られている。このランプ制御部101には異常ランプ6
1,62の点灯動作に関するランプデータ、および一連
の変動動作についての遊技ランプ6の点灯動作に関わる
ランプデータが各変動態様ごとに記憶されたランプデー
タ記憶部102が接続されている。
【0026】ランプ制御部101には、主制御基板70
の遊技制御部71からランプコマンドが与えられるよう
になっていて、このランプコマンドに基づいてランプデ
ータ記憶部102に記憶されている異常ランプ61,6
2の点灯動作に関するランプデータが読み出されて、異
常ランプ61,62が制御されるようになっている。ま
た、このランプ制御サブ基板100は、主制御基板70
にだけでなく表示制御サブ基板80にも接続されてい
る。ランプ制御サブ基板100のランプ制御部101に
は、表示制御サブ基板80の変動態様抽選部83から変
動態様抽選の結果が与えられるようになっている。遊技
ランプ6の点灯動作に関わるランプデータは、各変動態
様ごとに分けて捉えれば、表示データ記憶部84に記憶
されている表示データ、および音声データ記憶部93に
記憶されている音声データに対応するものとなってい
る。
【0027】図3は、このパチンコ機における遊技に際
して行われる処理の流れを示すフローチャートである。
たとえば、ハンドルHが操作されることにより遊技が開
始される。始動入賞口13に遊技球が入球すると(ステ
ップS1でYES)、始動入賞口センサ13Aから大当
たり抽選部72に信号が与えられて、大当たり抽選部7
2において、上述の大当たり遊技を実行するか否かを決
定するための大当たり抽選が実行される(ステップS
2)。
【0028】また、上述のように、このパチンコ機にお
いては一連の変動動作を一括りとして複数種類の変動態
様が用意されていて、この変動態様は複数種の変動パタ
ーンに大きく区分けされている。主制御基板70に設け
られた変動パターン抽選部73では、大当たり抽選の結
果に応じて、この複数種の変動パターンのうち1つの変
動パターンを決定する変動パターン抽選が実行される
(ステップS3)。なお、上述のように各変動態様は大
当たり抽選の結果が大当たりか否かの他、一連の変動動
作に要する時間ごとに区分けされているので、リーチ状
態に突入する(リーチ動作を実行する)変動態様とリー
チ状態に突入しない変動態様とは、自ずと互いに異なる
変動パターンに含まれることとなる。つまり、この変動
パターン抽選により、変動態様抽選によって決定される
変動態様がリーチ動作を実行する変動態様か否かが決定
されるようになっている。
【0029】また、リーチ動作に要する時間が異なれ
ば、一連の変動動作に要する時間が異なるので、自ずか
ら互いに異なる変動パターンに属することとなる。この
変動パターン抽選の結果は、主制御基板70に設けられ
た停止図柄決定部74に与えられる。停止図柄決定部7
4は、変動パターン抽選の結果に基づいて、LCD表示
部121に最終的に停止される図柄の組み合わせを決定
する(ステップS4)。変動パターン抽選によって決定
された変動パターンに含まれる変動態様が大当たりに関
する変動態様である場合(大当たり抽選の結果が大当た
りである場合)には、LCD表示部121に最終的に停
止される図柄の組み合わせ(「111」「222」「3
33」「444」「555」「666」「777」「8
88」「999」)は全て同じ図柄からなる図柄の組み
合わせ(いわゆるゾロ目)に決定される。また、変動パ
ターン抽選によって決定された変動パターンに含まれる
変動態様が、大当たり抽選の結果は外れであるがリーチ
動作を実行するものである場合には、たとえば両端の図
柄が同じで中央の図柄がこの図柄と異なる図柄の組み合
わせに決定される。また、変動パターン抽選によって決
定された変動パターンに含まれる変動態様が、大当たり
抽選の結果が外れでありリーチ動作も実行しないもので
ある場合には、3つとも異なる図柄の組み合わせか、あ
るいは左と中央が同じ図柄の組み合わせに決定される。
【0030】変動パターン抽選部73によって決定され
た変動パターンは表示制御サブ基板80に設けられた変
動態様抽選部83にも与えられる。この変動態様抽選部
83において、主制御基板70の変動パターン抽選部7
3における変動態様抽選によって決定された変動パター
ンに基づいて、変動態様を決定するための変動態様抽選
が実行される(ステップS5)。次に、制御サブ基板8
0,90,100の各制御部81,91,101が各デ
ータ記憶部84,93,102に記憶されているデータ
のうち、変動態様抽選によって決定された変動態様に関
わる表示データ、音声データおよびランプデータを読み
込み(ステップS6)、LCD表示装置12、スピーカ
5、遊技ランプ6において、変動態様抽選によって決定
された変動態様動作が実行される(ステップS7)。
【0031】具体的には、変動態様抽選の結果が表示制
御部81に与えられると、表示制御部81は表示データ
記憶部84から変動態様抽選によって決定された変動態
様に対応する表示データを読み出す。表示制御部81
は、この読み出した表示データ、および主制御基板70
の停止図柄決定部74によって決定された停止図柄の種
別に基づいて、一連の変動動作に関する表示態様に係る
表示制御信号を作成し、この作成した表示制御信号をL
CDコントローラ82に与える。これにより、LCD表
示部121に所定の変動表示が表示される。
【0032】また、変動態様抽選の結果は音声制御部9
1にも与えられる。変動態様抽選の結果が与えられる
と、音声制御部91は音声データ記憶部93から変動態
様抽選の結果に応じた音声データを読み出す。音声制御
部91は、この読み出した音声データに基づいて一連の
変動動作に関する音声制御信号を作成し、この作成した
制御信号をミュージックコントローラ92に与える。各
変動態様ごとに、音声データが表示データに対応するも
のとなっているので、スピーカ5から出力される音声は
LCD表示部121に表示される変動表示の表示内容と
関連付いたものとなる。
【0033】さらに、変動態様抽選の結果はランプ制御
部101にも与えられる。変動態様抽選の結果が与えら
れると、ランプ制御部101はランプデータ記憶部10
2から変動態様抽選の結果に応じたランプデータを読み
出す。ランプ制御部101は、一連の変動動作に関し
て、この読み出したデータに基づいて、LCD表示部1
21において表示される一連の変動動作に対応した遊技
ランプ6の点灯動作が制御されるようになっている。各
変動態様ごとに、ランプデータが表示データおよび音声
データに対応するものとなっているので、遊技ランプ6
の動作はLCD表示部121に表示される変動表示の表
示内容と関連付いたものとなる。
【0034】変動種は16種(変動態様番号を付すとす
れば、後述のようにA〜P)設定されているのである
が、同じ変動パターンに2以上の変動態様が含まれる場
合としては、リーチ動作を実行するか否か、リーチ動作
に要する時間、変動(ここでは、リーチ動作を含まない
変動)に要する時間が同じであるがLCD表示部121
に表示される背景種が異なる場合、LCD表示部121
へのキャラクタ登場の有無、およびその種類が異なる場
合である。
【0035】この変動動作の一例を図4を参照して説明
する。図4(a)〜図4(d)に示す「↓」は図柄の変
動状態を示している。図4(a)に示すように、LCD
表示部121に変動表示が開始され、所定時間(たとえ
ば5秒の間)変動表示が続行される。LCD表示部12
1に変動表示がなされている状態では、背景は草原をイ
メージさせる背景1であり、また、この変動表示に対応
する音声Aがスピーカ5から出力される。
【0036】所定時間が経過すると、図4(b)に示す
ように左図柄と右図柄が表示される。これらの図柄が同
じ図柄が表示(リーチ状態に突入)されると、スピーカ
5からこのリーチ状態に関連する「リーチ」という音声
が出力されて、リーチ状態に突入したことが遊技者に対
して報知される。また、リーチの種類が変動時間の長い
リーチ(第1スペシャルリーチ)である場合には、「リ
ーチ」という音声が出力された後、LCD表示部121
の背景画面が図4(a),(b)に示すような草原をイ
メージさせる背景1から、図4(c)に示すような日の
出をイメージさせる背景2に切り替わる。
【0037】リーチ状態においては左右図柄は停止表示
されていて、中図柄だけが変動を続行している。この状
態では、遊技ランプ6が2秒間隔で点灯されるととも
に、スピーカ5から背景画面やリーチ動作に関連付いた
音声Dが出力される。この後、図4(d)に示すような
キャラクタ(仙人をイメージさせるようなキャラクタ)
が登場する。このとき、スピーカ5から「ピューッ」と
いう登場音が出力される。その後、所定時間が経過した
後に、図4(e)に示すように中図柄も停止表示され、
LCD表示部121に停止図柄決定部74によって決定
された図柄の組み合わせが表示される。
【0038】そして、大当たり抽選の結果が大当たりで
ある場合には(ステップS8でYES)、上述の大当た
り遊技が実行される。変動態様と、この変動態様が含ま
れる変動パターン、変動態様が決定される条件(大当た
り抽選の結果)、ならびに、変動態様に含まれる表示、
音声およびランプの各動作態様との関係をまとめると表
1のようになる。
【0039】
【表1】
【0040】なお、図4を用いて説明したのは、大当た
り抽選の結果がはずれであるとともに変動パターン抽選
によって決定された変動パターンが第4変動であり、変
動態様抽選によって決定された変動態様が表の変動態様
番号でGの場合である。以上のようにこの実施形態によ
れば、変動態様を決定するための変動態様抽選を実行す
る変動態様抽選部83が表示制御サブ基板80に設けら
れており、変動態様の決定に関しては、主制御基板70
は大きく区分けされた複数種の変動パターンの中から1
つの変動パターンを決定するだけであるので、変動態様
の決定に関して主制御基板70内で必要となるメモリの
量が少なくて済む。したがって、主制御基板70のメモ
リ容量を法規制の許容範囲内に抑えつつ、多種のリーチ
動作を用意することができる。
【0041】また、上述のように1つの変動パターンに
含まれる変動態様は変動に要する時間が同じものに限定
されるのであるが、現実にはほとんど同じ変動時間でも
細かい差異のあるリーチ動作が多数用意されているパチ
ンコ機であることが望ましく、この場合に有効である。
なお、上述の説明においては、音声制御サブ基板90
は、表示制御サブ基板80とだけ接続されているものと
して説明したが、変動動作以外においてスピーカ5から
音声を出力させる構成である場合には主制御基板70お
よび表示制御サブ基板80の双方に接続されていてもよ
い。
【0042】また、ランプ制御サブ基板100は主制御
基板70および表示制御サブ基板80の双方と接続され
ているものとして説明したが、異常ランプ61,62を
設けず、主制御基板70からランプコマンドを与えない
構成であるならば、主制御基板70に接続される必要は
ない。また、上述の説明では、変動態様を決定する変動
態様抽選は表示制御サブ基板80に設けられているもの
として説明したが、この態様に限られない。図5は、こ
の発明の他の実施形態の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【0043】図5に示す実施形態が図2の実施形態と異
なる点は、予め定められた複数の変動態様から1の変動
態様を決定する変動態様抽選部を表示制御サブ基板でな
く、音声制御サブ基板に設けた点にある。具体的には、
音声制御サブ基板90の変動態様抽選部94には、主制
御基板70の変動パターン抽選部73から変動パターン
抽選の結果が与えられるようになっている。音声制御サ
ブ基板90の変動態様抽選部94における変動態様抽選
の結果は、音声制御部91の他、表示制御サブ基板80
の表示制御部81、およびランプ制御サブ基板100の
ランプ制御部101に与えられるようになっている。
【0044】図5では音声制御サブ基板に変動態様抽選
部を設ける場合について説明したが、変動態様抽選部が
ランプ制御サブ基板100に設けられていて、この抽選
結果が表示制御サブ基板80の表示制御部81、および
音声制御サブ基板90の音声制御部91に与えられるよ
うになっていてもよいのはもちろんのことである。ま
た、上述の各実施形態では、複数種の変動態様は複数種
の変動パターンに大きく区分けされていて、主制御基板
70側で実行される変動パターン抽選によって変動パタ
ーンの種別が決定され、この変動パターン抽選の結果に
基づいて変動態様抽選が実行されるものとして説明した
が、この発明の内容はこの態様に限られない。この例を
図6に示す。
【0045】図6に示す実施形態が図2の実施形態と異
なる点は、変動態様を決定するに当たっては変動パター
ン抽選を実行せず、表示制御サブ基板側で実行される変
動態様抽選だけによって変動態様が決定される点にあ
る。具体的に説明すると、主制御基板70Aにおける大
当たり抽選の結果は表示制御サブ基板80Bに設けられ
た変動態様抽選部83に直接与えられるようになってい
る。また、LCD表示装置12のLCD表示部121に
最終的に停止する図柄の組み合わせを決定する停止図柄
決定部85も表示制御サブ基板80Bに設けられてい
る。
【0046】停止図柄決定部85を表示制御サブ基板8
0B側に設けることとしたのは、法規制により主制御基
板と各制御サブ基板との双方向の信号は禁止されてお
り、各制御サブ基板から主制御基板側へは信号を与える
ことができないようになっているからである。また、図
2、図5および図6の各実施形態では、変動態様抽選が
実行される制御サブ基板から、他の2つの制御サブ基板
に個別に接続されているものとして説明したが、これに
限られない。たとえば図2の場合を例にとって説明する
と、表示制御サブ基板80には音声制御サブ基板90
が、この音声制御サブ基板80にはランプ制御サブ基板
100が接続されていて、変動態様抽選部83における
変動態様抽選の結果が音声制御サブ基板80の音声制御
部91を介してランプ制御部に与えられるようになって
いてもよい。
【0047】また、この場合には、音声制御サブ基板8
0に、スピーカ5および遊技ランプ6の動作態様を決定
するための抽選部が設けられていることが望ましい。L
CD表示部121の1つの表示態様に対応して複数の音
声態様やランプ態様が用意されていて、この抽選部は、
表示制御サブ制御基板80の変動態様抽選部83から与
えられる変動態様抽選の結果に応じて、LCD表示部1
21に表示される表示態様に対応した音声態様、ランプ
態様のうち、それぞれ1の音声態様、ランプ態様を抽選
する。
【0048】この場合においては、制御サブ基板によっ
て抽選された変動態様抽選の結果に基づいて、さらに他
の制御サブ基板で変動動作態様が抽選されるので、LC
D表示部121に表示される表示態様に対応して複数の
音声態様、ランプ態様が用意されている構成を主制御基
板70の消費容量を増やすことなく、変動態様を複雑化
することができる。さらにまた、上述の各実施形態の説
明では表示器としてLCD表示部121を例に挙げた
が、その他の表示器であってもよいのはもちろんのこと
である。加えて、上述の表示制御サブ基板80は、LC
D表示部121等表示器だけでなく遊技盤1上に配設さ
れた役物等の動作を制御するものであってもよい。
【0049】上述の各実施形態においては、パチンコ機
について説明したが、この発明はたとえばスロットマシ
ンにも適用できる。図7は、この発明の他の実施形態に
係るパチスロ機の電気的な構成を示すブロック図であ
る。このパチスロ機には、3個のリール231,23
2,233が回転可能に配置されている。このパチスロ
機の主制御基板270は、遊技に関する動作(遊技に関
する動作)を制御するための遊技制御部271、およ
び、乱数抽選の当たり(ビックボーナス入賞)の確定を
決定する乱数抽選部272を備えている。
【0050】乱数抽選部272にはリール始動レバー2
22の操作を検出するスイッチ(図示しない)が接続さ
れていて、このリール始動レバー222の操作に応答し
て乱数抽選を実行するようになっている。また、リール
始動レバー222の操作に伴ない、遊技制御部271
は、リール231〜233を一斉に回転開始する。遊技
制御部271にはリール停止ボタンの押圧動作を検出す
るスイッチ(図示しない)が接続されていて、リール停
止ボタン223〜225の押圧動作に伴って、回転中の
リール231〜233が、押されたリール停止ボタンに
対応するリールから順に停止されていく。リール231
〜233を停止させたときには、各リール231〜23
3のたとえば3コマ分の図柄が中、上、下、斜めの各停
止ライン上に整列して並ぶようになっていて、3つのリ
ール231〜233がすべて停止された時点で、有効ラ
イン上に整列した図柄の組み合わせが予め定める入賞に
かかるものであれば、入賞の種類ごとに定められた所定
の枚数のメダル(賞メダル)が付与されるようになって
いる。
【0051】また、パチスロ機には、このパチスロ機に
おけるゲームの興趣を増すような演出画像を表示するた
めの演出表示器250が配置されている。演出表示器2
50は、たとえばLCD表示器で構成することができ
る。演出表示器250には、演出画像の他に、遊技結果
を表すスランプグラフやビックボーナス入賞回数、ビッ
クボーナスゲームによるメダル獲得枚数などを表示させ
ることができるようになっている。
【0052】演出表示器250の表示内容は、演出表示
制御サブ基板280に配置された演出表示制御部281
によって実行されるようになっている。演出表示制御サ
ブ基板280は主制御基板270に接続されている。こ
の演出表示制御サブ基板280において、演出表示器2
50に表示される演出表示態様を決定するための演出表
示態様抽選が実行される。演出表示制御部281には演
出表示データ記憶部284が接続されている。表示デー
タ記憶部84には、一連の演出表示に関わる演出表示デ
ータが各演出態様ごとに記憶されている。
【0053】一方、パチスロ機には、たとえばリール回
転停止時や入賞時などに、ゲームの雰囲気を盛り上げる
ための効果音を発生するスピーカ260が配設されてい
る。このスピーカ260から出力される音声を制御する
ための音声制御サブ基板290は主制御基板270およ
び演出表示制御サブ基板280の双方に接続されてい
る。この音声制御サブ基板290は音声制御部291を
備えている。音声制御サブ基板290の音声制御部29
1には、演出表示制御サブ基板280の演出表示態様抽
選部283から演出表示態様抽選の結果が与えられるよ
うになっている。この音声制御部291には音声データ
記憶部93が接続されている。音声データ記憶部293
には、一連の図柄演出表示動作における音声動作に関わ
る音声データが各演出表示態様ごとに記憶されていて、
演出表示態様ごとに所定の音声データを読み出すことが
できるようになっている。各演出表示態様ごとにわけて
考えれば、音声データは演出表示データ記憶部284に
記憶されている表示データに対応するものとなってい
る。これにより、演出表示器250に表示される演出表
示の表示内容に関連付いた音声がスピーカ260から出
力されることとなる。
【0054】以上により図7の実施形態によれば、演出
表示態様の決定に関して主制御基板70においては、全
ての演出表示態様の種類の中から1つの演出表示態様を
決定するのではなく、大きく区分けされた演出表示パタ
ーンの中から1つの演出表示パターンを抽選するだけで
あるので、演出表示態様の決定に関して主制御基板70
内で必要となるメモリの量が少なくて済む。したがっ
て、主制御基板270のメモリ容量を法規制の許容範囲
内に抑えつつ、多種の演出表示を用意することができ
る。
【0055】また図7では、リール31〜33は遊技に
関する制御を行なう主制御基板270によって制御され
るものとして説明したが、この主制御基板270とは別
個に設けられ、かつこの主制御基板270と接続された
リール制御サブ基板によって制御されるものであっても
よい。この場合には演出表示制御サブ基板280の演出
表示制御部281によって決定される演出表示態様の結
果は、主制御基板270には与えられず、このリール制
御サブ基板に直接与えられることとなる。
【0056】さらに、また図7の説明では、演出表示態
様を決定する演出態様抽選は演出表示制御サブ基板28
0に設けられているものとして説明したが、音声制御サ
ブ基板に配置されていてもよいし、また、リール31〜
33が主制御基板270ではなくリール制御サブ基板に
よって制御される場合には、このリール制御サブ基板に
配置されていてもよい。また、上述の各実施形態では、
複数種の演出態様は複数種の演出パターンに大きく区分
けされていて、主制御基板270側で実行される演出パ
ターン抽選によって演出パターンの種別が決定され、こ
の演出パターン抽選の結果に基づいて演出態様抽選が実
行されるものとして説明したが、演出態様を決定するに
当たっては演出パターン抽選が実行されず、制御サブ基
板側で実行される演出表示態様抽選だけによって演出表
示態様が決定されていてもよい。
【0057】その他、特許請求の範囲に記載された事項
の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るパチンコ機の正面
構造を簡略化して示す図である。
【図2】図柄表示器の構成を示す正面図である。
【図3】図1に示すパチンコ機の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図4】このパチンコ機における遊技に際して行われる
処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】この発明の実施形態に係るパチンコ機の電気的
構成を示すブロック図である。
【図6】この発明の実施形態に係るパチンコ機の電気的
構成を示すブロック図である。
【図7】この発明の他の実施形態に係るパチスロ機の電
気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
5 スピーカ(他の遊技関連情報報知手段) 6 遊技ランプ(他の遊技関連情報報知手段) 70 主制御基板(主制御部) 80,80B 表示制御サブ基板(第1報知制御部) 90 音声制御サブ基板(第2報知制御部) 100 ランプ制御サブ基板(第2報知制御部) 121 LCD表示部(一の遊技関連情報報知手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技に関連する遊技関連情報の報知を行う
    少なくとも2つの遊技関連情報報知手段を備えた遊技機
    に備えられる遊技機用制御装置であって、 遊技機の遊技に関する制御を行う主制御部と、 この主制御部に接続され、主制御部から与えられる所定
    の信号に基づいて上記遊技関連情報報知手段のうち一の
    遊技関連情報報知手段における報知態様を抽選する報知
    態様抽選を実行するとともに、この報知態様抽選により
    抽選された報知態様に基づいて上記一の関連情報報知手
    段の動作を制御する第1報知制御部と、 この報知制御部に接続され、上記第1報知制御手段から
    与えられる報知態様抽選の結果に基づいて、上記遊技関
    連情報報知手段のうち他の関連情報報知手段を、上記一
    の関連情報報知手段の動作と関連付くように制御する第
    2報知制御部と、 を含むことを特徴とする遊技機用制御装置。
  2. 【請求項2】上記一の関連情報報知手段は、遊技に関連
    する情報を表示する表示部であり、上記第1報知制御部
    は、この表示部の動作を制御するものであることを特徴
    とする請求項1記載の遊技機用制御装置。
  3. 【請求項3】上記他の関連情報報知手段は、音声を出力
    することにより遊技に関連する情報を報知する音声再生
    装置であり、 上記第2報知制御部は、この音声再生装置の動作を制御
    するものであることを特徴とする請求項1記載の遊技機
    用制御装置。
  4. 【請求項4】上記他の関連情報報知手段は、遊技に関連
    する情報を視覚的に報知する遊技ランプであり、 上記第2報知制御部は、この遊技ランプの動作を制御す
    るものであることを特徴とする請求項1記載の遊技機用
    制御装置。
  5. 【請求項5】遊技に関連する遊技関連情報の報知を行う
    少なくとも2つの遊技関連情報報知手段と、 請求項1ないし4記載のいずれかに記載の遊技機用制御
    装置を含むことを特徴とする遊技機。
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