JP2001079223A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001079223A
JP2001079223A JP26342199A JP26342199A JP2001079223A JP 2001079223 A JP2001079223 A JP 2001079223A JP 26342199 A JP26342199 A JP 26342199A JP 26342199 A JP26342199 A JP 26342199A JP 2001079223 A JP2001079223 A JP 2001079223A
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JP26342199A
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Koki Inagaki
弘毅 稲垣
Eiichi Hayasaka
栄一 早坂
Hiroaki Shirai
宏明 白井
Tatsuaki Koiwa
達明 小岩
Hidekazu Wakabayashi
英一 若林
Nobuo Ebihara
信夫 海老原
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Universal Entertainment Corp
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Aruze Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 演出表示に複数の演出パターンを設定した場
合でも、各演出パターン毎の表示時間についての管理を
必要とせず、制御手段の処理負担を軽減するように構成
した遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技機は、特別図柄の変動表示及び演出
表示を行う液晶表示装置3と、液晶表示装置3の表示を
制御する制御手段とを備える。制御手段は、主制御部3
0Aと図柄表示制御部31Aの二つの制御部で構成され
る。主制御部30Aは、所定の入力信号に応じて、特別
遊技状態に移行するかどうかを判定する判定手段30B
と、変動表示の停止態様を決定する停止図柄決定手段3
0Cと、表示時間が同一又は近似する演出パターンの集
合で構成される複数の演出グループの中から択一決定す
る演出グループ決定手段30Dとを含む。図柄表示制御
部31Aは、決定された演出グループに属する演出パタ
ーンの中から択一決定する演出パターン決定手段31B
と、決定された演出パターンと停止図柄を表示すべく液
晶表示装置3を制御する図柄表示制御手段31Cとを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技に関連する図
柄を表示する表示手段と、その表示を制御するマイクロ
コンピュータ等の制御手段とを備えた遊技機(パチンコ
遊技機、スロットマシンのほか、TVゲーム機を含む)
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、弾球遊技機の一種のパチンコ遊
技機においては、変動表示される図柄(以下、「特別図
柄」という)が所定の図柄の組合せで停止表示した場合
に遊技者に利益を与えることができる遊技の図柄表示手
段として、従来、回動リールを利用した機械式表示装置
が用いられてきたが、近年では様々な演出を可能とする
液晶表示器等の電気的表示装置が多く用いられている。
また、遊技球を使用しないスロットマシンその他の遊技
機においても、回動リールによる機械式表示装置だけで
なく、液晶やCRTによる電気的表示装置も使用されて
いる。
【0003】このような電気的表示装置は、機械式表示
装置では不可能であった表示を可能にした。例えば、電
気的表示装置の表示画面上の変動表示が所定の停止態様
(所定の特別図柄の組合せで停止した場合で、いわゆる
「大当り」表示)となった時に遊技者に有利な開成状態
に変換される可変入賞球装置の開成回数や、可変入賞球
装置に入賞した遊技球の数等をリアルタイムで表示した
り、「大当り」をより派手に演出するために上記所定の
停止態様を表示した表示画面の背景を通常時とは異なる
色調で表示したり、特別図柄とは別の新たなキャラクタ
を出現させたり、特定の特別図柄があと一つ並ぶと大当
りになる場合(いわゆる「リーチ状態」)の特別図柄の
表示を通常の動作とは別のものとして表示することによ
り、遊技者に「大当り」が近づいていることを認識させ
たりする等、遊技者の興趣を高める表示(以下「演出表
示」という)を行うことが可能となった。
【0004】特に、遊技者の興趣を高めるのに有用な演
出表示としては、上記リーチ状態となる前において、変
動表示中の特別図柄とは別の図柄(キャラクタ図柄等)
を表示することで大当りの出現を予兆する予兆表示や、
リーチ状態において行われる「リーチアクション」と呼
ばれるものがある。これらの演出表示は、遊技者に大当
りの出現を期待させる表示である。
【0005】また、これらの演出表示は、複数種類の図
柄で構成される複数種類の演出パターンを設定すること
により、その演出パターンを認識することで大当りがど
の位の可能性で出現するかという情報(大当り信頼度)
やリーチ状態がどの位の可能性で出現するかという情報
(リーチ発展率)を遊技者に提供することに加え、上記
演出パターン毎に大当り信頼度やリーチ発展率を異なら
せることにより、遊技者は有利な情報を示す予兆表示や
リーチアクションを探すというゲーム性を備えた遊技用
表示装置が考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような演出表示を実現するためには、上記特別図柄の組
合せとは別に、演出表示として複数種類の演出パターン
を設定する必要があるので、演出表示に必要な図柄の種
類が増大したり、表示制御が複雑化するという問題が生
じる。このため、制御手段を構成するCPUの処理速度
や記憶装置の記憶容量を増大することが考えられるが、
遊技に関する法令等の規制により、使用可能なCPU等
の性能は制限される。従って、演出表示の多様化の要請
に対して、従来の制御手段では処理速度や記憶容量等の
性能に限界があった。
【0007】また、演出表示のために複数種類の演出パ
ターンを設定した場合、各演出パターン毎に表示時間が
異なるので、特別図柄の変動時間を調整する必要が生じ
る。例えば、リーチアクションの種類によって特別図柄
の変動時間が異なる場合や、電気的表示装置での遊技が
行われている最中に、この電気的表示装置での遊技開始
条件である始動入賞口への入賞記憶数(始動入賞記憶
数)が一定数以上に達しているとき、遊技の時間効率を
高めるために変動時間を通常よりも短くする(いわゆる
「保留玉時短」による変動時間の短縮が行われる)場合
等である。ここで、制御手段を主制御部と副制御部の二
つに分け、図柄に関する処理を副制御部で行うようにし
た場合でも、現在の遊技機では、不正防止の観点から、
副制御部から主制御部へ信号をフィードバックすること
が禁止されているので、主制御部において選択した演出
パターン毎に表示時間の管理を行わなければならず、主
制御部の処理負担は重くなる。特に、演出パターンの数
が多くなるほど、この問題は大きくなる。
【0008】本発明の目的は、演出表示に複数の演出パ
ターンを設定した場合でも、各演出パターン毎の表示時
間についての管理を必要とせず、制御手段の処理負担を
軽減するようにした遊技機を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の遊技機は、変動
表示が停止したときに所定の停止態様となれば特別遊技
状態への移行を示す特別図柄の表示と遊技に関連した演
出表示とを行う表示手段、及び特別図柄の変動表示が停
止したときの停止態様を決定し、その決定に応じて表示
手段の表示を制御する制御手段を備え、制御手段は、主
制御部と図柄表示制御部の二つの制御部で構成される。
主制御部は、所定の条件により(例えば、特定の遊技状
態検出信号に応じて)特別遊技状態に移行するかどうか
を判定する判定手段と、判定手段の判定結果に応じて変
動表示の停止態様を決定する停止図柄決定手段と、演出
表示として予め定められた複数の演出パターンのうち表
示時間が同一又は近似するものの集合で構成される複数
の演出グループの中から一つの演出グループを決定する
演出グループ決定手段とを含み、図柄表示制御部は、演
出グループ決定手段で決定された演出グループに属する
演出パターンの中から一つの演出パターンを決定する演
出パターン決定手段と、演出パターン決定手段で決定さ
れた演出パターン及び停止図柄決定手段で決定された停
止態様を表示するように表示手段を制御する図柄表示制
御手段とを含むことを特徴とする。
【0010】本発明の具体的態様では、演出パターン
は、特別図柄の変動表示があと一つ特定の特別図柄を停
止表示すれば所定の停止態様となることを示すリーチ状
態に移行する以前の遊技を盛り上げるためのリーチ前演
出表示、リーチ状態中の遊技を盛り上げるためのリーチ
演出表示、リーチ状態又は特別遊技状態に移行する可能
性がどの位あるかを示す予兆表示のいずれか、或いはそ
れらの表示のうちの二つ又は三つの組合せである。
【0011】
【作用及び効果】本発明によれば、制御手段が主制御部
と図柄表示制御部に分かれて構成され、表示手段での演
出表示については図柄表示制御部に制御処理を分担させ
ている。このため、図柄の表示制御の複雑化により、遊
技機全体の制御処理動作が増大しても、主制御部にかか
る負担を小さくて済む。また、主制御部の演出グループ
決定手段により、演出表示として予め定められた複数の
演出パターンのうち表示時間が同一又は近似するものの
集合で構成される複数の演出グループの中から一つの演
出グループを決定するので、主制御部では、選択した演
出パターンについて各々の時間管理を行う必要がなく、
主制御部における制御処理の負担が軽減される。
【0012】本発明の具体的態様によれば、演出パター
ンは、リーチ状態に移行する以前の遊技を盛り上げるた
めのリーチ演出前表示、リーチ状態中の遊技を盛り上げ
るためのリーチ演出表示(いわゆる「リーチアクショ
ン」)、予兆表示、或いはそれらの表示のうちの二つ又
は三つの組合せである。このため、遊技者の大当りに対
する期待度に変化を与えるべく、これら演出パターンに
趣向を凝らしたり、多くのバリエーションを持たせたこ
とにより、演出パターンの表示時間に多くの違いが生じ
た場合でも、主制御部における制御処理の負担を増大さ
せることが無くて済む。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例のパチンコ遊技
機について説明する。
【0014】図1は、パチンコ遊技機1の遊技盤面10
を示す正面図である。遊技盤面10のほぼ中央には、遊
技に関連する図柄を表示する表示手段として液晶表示装
置3が配置されている。その液晶表示装置3は、画像で
表現される複数の図柄を変動表示して、スロットマシン
の3列の回転リールを擬似的に表示する。この変動表示
する図柄を「特別図柄」という。特別図柄は、その変動
表示が停止した時に所定の停止態様(例えば、“7−7
−7”のような停止態様で、これを「大当り」とい
う。)となれば、遊技者にとって有利な特別遊技状態へ
の移行を示すものである。この特別遊技状態とは、後述
の大入賞口5が有利な状態に変換される場合で、具体的
には後述する。
【0015】また、この液晶表示装置3において、上記
特別図柄の変動表示中には、様々な演出表示が行われ
る。この演出表示は、種々の映像態様で表現され、上記
特別遊技状態への移行する確率である「大当り信頼
度」、あるいはリーチ状態に発展する確率である「リー
チ発展率」を示したり、変動表示による遊技状態がリー
チ状態に発展したこと、大当りが成立したこと、或いハ
ズレとなったこと等を示す。
【0016】本実施例では、後述の図2(a)に示すよう
に、液晶表示装置3の表示画面3aの上方の表示領域5
0L,50C,50Rでは、数字図柄等で構成される特
別図柄が変動表示され、それ以外の表示領域では、遊技
に関連した演出表示が行われる。演出表示には様々な演
出パターンが設定され、この図2(a)の例では、駅前広
場を背景に表示し、演出図柄としての男性キャラクタ5
1と女性キャラクタ52が表示されている。そして、こ
の男性キャラクタ51と女性キャラクタ52は、互いに
会話をしたり、表情が変化したり、体の動きが変化す
る。また、背景を変化させて異なったシチュエーション
とすることで所定のシナリオの始まりから結末まで展開
していくような表示が行われる。そして、この演出表示
がどのようなシナリオで展開していくか、すなわち演出
パターンの種類によって、その後の遊技結果が異なり、
演出表示の途中経過の内容は大当り信頼度やリーチ発展
率を示唆する、いわゆる「予兆表示」としての役割を果
たす。
【0017】従って、演出表示がどのようなシナリオで
展開しているかという演出パターンの種類を認識するこ
とにより、遊技者は、その後リーチに発展するか或いは
大当りが期待できるかについて、ある程度の予測ができ
る。このようなリーチ状態となる前の演出表示を「リー
チ前演出表示」という。
【0018】また、リーチ状態になった場合には、シナ
リオの展開が大きく発展した内容の演出表示となり、こ
れを「リーチ演出表示」とする。この「リーチ演出表
示」の例として、背景を変化させて異なったシチュエー
ションに二人の男女キャラクタを配置させれば、シナリ
オの展開が大きく発展したことが容易に理解でき、遊技
者にリーチ状態となったことを容易に認識させることが
できる。また、その発展の度合いによって大当り信頼度
が異なる予兆表示としての役割も果たす。このような演
出表示の具体的な表示内容については、後述する。
【0019】再び図1において、液晶表示装置3の下方
には、遊技球が入ると液晶表示装置3の特別図柄の変動
表示を開始させる始動入賞口4が設けられている。この
始動入賞口4は、遊技者にとって不利な第1状態と遊技
者にとって有利な第2状態とに変換可能な可変入賞装置
からなり、これに遊技球が入賞すると所定個数(例えば
5個)の賞球を払い出されるように定められている。
【0020】なお、始動入賞口4は、遊技者にとって不
利な第1状態であっても、遊技球が1個程度入賞可能な
入賞空間を保持しているので、遊技球の入賞は発生し得
る。
【0021】液晶表示装置3の上方には、7セグメント
のLED表示装置2が設けられ、このLED表示装置2
は、遊技盤面10上の通過球ゲート6a,6bを遊技球
が通過することにより、変動表示を開始する。このLE
D表示装置2の変動表示が予め定められた特定態様(例
えば、“7”)で停止すると、始動入賞口4が遊技者に
とって有利な第2状態に変換される。
【0022】LED表示装置2の周辺には、LED作動
記憶ランプ16が4個設けられている。このLED作動
記憶ランプ16は、通過球ゲート6a,6bを遊技球が
通過する度に4回を限度としてして記憶させ、その時点
でのLED表示装置2の変動可能な回数を当該LED作
動記憶ランプ16を点灯させることで遊技者に知らせる
ものである。5回目以降の通過はカウントされず、無効
となる。
【0023】また、液晶表示装置3の上方の左右両側に
は、始動入賞記憶ランプ15が4個設けられている。こ
れは、液晶表示装置3で特別図柄の変動表示が行われて
いる最中に始動入賞口4に入賞した回数を4回を上限と
して記憶し、その時点での液晶表示装置3の変動表示可
能な回数を、当該始動入賞記憶ランプ15を点灯させる
ことで遊技者に知らせるものである。従って、このラン
プ15が4個全て点灯している状態での始動入賞口4へ
の入賞は、変動表示開始条件としては無効になる。
【0024】始動入賞口4の下方には、遊技者にとって
不利な閉状態と遊技者にとって有利な開状態とに変換可
能な大入賞口(いわゆるアタッカ)5が設けられてい
る。大入賞口5は、液晶表示装置3での特別図柄の変動
表示が停止して「大当り」となる特定の特別図柄の組合
せを表示したときに、所定時間遊技者にとって有利な開
状態に変換される扉開閉式の変動入賞装置からなり、こ
れに遊技球が入賞すると所定個数(例えば15個)の賞
球が払い出されるように定められている。前述の特別遊
技状態とは、この大入賞口5が開状態となった遊技状態
が、ここへの10球入賞或いは30秒経過まで連続する
大当り遊技を、16回(ラウンド)行える遊技状態であ
る。ただし、1ラウンド目の大当り遊技が終了した後、
次のラウンドを行うためには、一般的に「V入賞」とい
われる所定の条件を満たす必要がある。
【0025】ここで、上記大入賞口5は複数の入賞口で
構成され、上記V入賞は、その複数の入賞口のうちの特
定の入賞口に遊技球が入賞した場合で、この特定の入賞
口は、通常、大入賞口5の中央に設けられる。
【0026】更に、遊技盤面10上には、風車12a,
12b、入賞球がある毎に5個の賞球を遊技者に払い出
す一般入賞口13a,13b,13c,13d,13
e,13f、盤面サイドランプ14a,14b等が設け
られている。
【0027】以下に、表示画面3aにおける表示内容に
ついて具体例で説明する。
【0028】まず、液晶表示装置3での遊技が開始する
と、図2(a)に示すように、表示画面3aの表示領域5
0L,50C,50Rで特別図柄の変動表示を開始す
る。それと同時に、演出パターンを構成する一つのシナ
リオ展開による演出表示を開始する。
【0029】この図2(a)では、特別図柄の変動表示開
始直後を示し、「リーチ前演出表示」として、駅前広場
の風景を示す背景画像が表示画面3a上に表示され、続
いて、表示画面3aの左側から演出図柄としての男性キ
ャラクタ51が、右側から女性キャラクタ52がそれぞ
れ登場する。そして、図2(b)に示すように、両キャラ
クタ51,52が寄り添うような表示へと変化する。
【0030】その後、シナリオの展開に従い、上記演出
図柄に付随して表示される付属図柄が表示される。例え
ば、図2(c)に示すように、左側の表示領域50Lでの
変動表示が停止した時、男性キャラクタ51が女性キャ
ラクタ52に対して話しかけるセリフを示すセリフ図柄
53aと、このセリフ図柄53aの内容とは必ずしも一
致しない男性キャラクタ51の本音を示す本音図柄54
aとが、それぞれ上記付属図柄として表示される。ここ
では、男性キャラクタ51のセリフ図柄53aとして
「俺に抱かれたいんだろ」との表示、また、本音図柄5
4aとしては、男性キャラクタ51の本音が上記セリフ
図柄53aの内容とほぼ同様であることを示すような本
音図柄54aを表示している。
【0031】続いて、図2(d)に示すように、右側の表
示領域50Rでの変動表示が停止した時、女性キャラク
タ52が男性キャラクタ51の話しかけに対する返答を
示すようなセリフ図柄55aと、女性キャラクタ52の
本音を示す本音図柄56aとが、それぞれ上記付属図柄
として表示される。ここでは、女性キャラクタ52のセ
リフ図柄55aとして「それはこっちのセリフよ」との
表示、また、本音図柄56aとしては、女性キャラクタ
52の本音が上記セリフ図柄55aの内容とほぼ同様で
あることを示すような本音図柄56aを表示している。
【0032】ここで、上記セリフ図柄の内容には、後述
の図31〜図34(演出パターン決定テーブル)に示す
ように、様々なパターンが予め設定されている。従っ
て、表示されるセリフ図柄の内容は、図2(d)に示すよ
うに、男女キャラクタの会話がうまく噛合っている場合
に限らない。これら、表示されるセリフ図柄の内容は、
大当り信頼度やリーチ発展率を示す予兆表示で、図2
(d)のように男女キャラクタの会話の内容がうまく噛合
っている場合は、大当り信頼度やリーチ発展率が高い場
合である。
【0033】また、上記本音図柄には、様々なパターン
が予め設定されている。具体的には、図12に示すよう
に、H1〜H20の20種類のパターンからなる本音図
柄が設定されている。図2(d)では、女性キャラクタ5
2の本音が上記セリフ図柄55aの内容とほぼ同様であ
ることを示すような本音図柄56a(図12のH14)
を表示しているが、例えば、図2(d)において図12の
H19のような本音図柄が表示された場合は、セリフ図
柄55aの内容と同様の内容を示すとは考えられず、こ
のような場合は、大当り信頼度やリーチ発展率が低い場
合である。すなわち、図2(d)に示すように、本音図柄
56aが表示されたセリフ図柄55aの内容とほぼ同様
である場合は、大当り信頼度やリーチ発展率が高い場合
である。
【0034】しかし、男女キャラクタの会話の内容がう
まく噛合っていなかったり、本音図柄56aとセリフ図
柄55aの内容が一致しない場合でも、その後のシナリ
オ展開によっては、大当りとなる場合もあるので、遊技
者の注目を演出表示から逸らせることはない。
【0035】また、図2(d)に示すように、左右の表示
領域50L,50Rでの停止図柄が同一でリーチ状態と
なれば、後述の図3以降に示すように、シナリオの展開
が発展した内容の「リーチ演出表示」へと変化する。と
ころが、図2(e)に示すように、左右の表示領域50
L,50Rでの停止図柄が一致しなければ、ハズレとな
る。このようなハズレの場合は、女性キャラクタ52の
セリフ図柄55bとして「あっち行けバーカ」というよ
うなきついセリフを示すセリフ図柄55bが表示され
る。
【0036】以上のように、セリフ図柄や本音図柄で示
される付属図柄は、遊技者の大当りに対する期待感を大
きく左右する内容である。また、各付属図柄は、変動表
示の停止タイミングと同時に表示され、かつ、その内容
がうまく噛合っている場合は停止表示する特別図柄もリ
ーチ状態となっている場合であるので、遊技者は、この
付属図柄の表示のみを見ていれば、高速変動する特別図
柄に注目しなくても遊技状況が的確に把握できるような
構成となっている。
【0037】リーチ状態となれば、図3(f)に示すよう
に、「りーち」との表示の後、演出表示はシナリオの展
開が発展した内容の「リーチ演出表示」となり、その表
示内容はガラリと変わる。そのため、遊技者は、表示さ
れる演出表示からリーチ状態になったことの認識が容易
にできることだけでなく、その後の大当りに対する期待
感も高められる。
【0038】その発展したシナリオの展開としては、大
きく、「超ラブラブリーチ」、「いきなりホテルリー
チ」、「デートスポットリーチ」、「別彼リーチ」の4
つの「リーチ演出表示」に分けられる。この4つの「リ
ーチ演出表示」は、それぞれ展開する内容が異なるが、
最終的には男女キャラクタがホテルに入るか否かについ
てのシナリオ展開であり、シナリオ展開の結末として、
男女キャラクタがホテルに入って行くような表示が行わ
れれば、3つの表示領域50L,50C,50Rでの停
止図柄が揃い「大当り」となり、男女キャラクタがホテ
ルに入ることができなければ、「ハズレ」となる。
【0039】図4は上記「超ラブラブリーチ」の場合の
シナリオ展開を示す。この「超ラブラブリーチ」では、
背景に多数のハートマークが表示され、男女キャラクタ
がホテルに直行し、そのままホテルに入っていくという
シナリオ展開となる。すなわち、この「超ラブラブリー
チ」となれば、その後100%の確率で大当りとなる。
そして、図4(h3)のような大当り画面を表示した
後、後述の大当り遊技画面に移行する。
【0040】再び図3において、上記「超ラブラブリー
チ」以外のシナリオ展開となる場合においては、図3
(g)に示すように、リーチ成立後、表示画面3a中央
に大きく文字が表示される場合がある。ここでは、「今
夜こそ決めてやる」との表示がされている。この文字に
も様々なパターンが設定されており、後述の図35〜図
40に示すリーチ突入時セリフがこれに相当する。これ
は、登場した男女いずれかのキャラクタのその後の展開
に対する意気込み或いは気合いを示すもので、これが表
示された場合は、大当り信頼度が通常より高い値に設定
された場合であり、遊技者は、その後のシナリオ展開に
更なる期待を持てる。
【0041】図5は、上記「いきなりホテルリーチ」の
場合のシナリオ展開を示す。この「いきなりホテルリー
チ」では、図4と同様に、男女キャラクタがホテルに直
行するようなシナリオ展開で、図5(j3)に示すよう
に、男女キャラクタがそのまま何事もなくホテルの中に
入れば大当りとなるが、上記「超ラブラブリーチ」の場
合と異なり、必ずしもホテルの中に入っていくとは限ら
ない。
【0042】例えば、図5(j4)に示すような場合
で、ホテル前で、女性キャラクタ52が「そういうこと
なら帰ります」とのセリフを表示した後、去ってしまう
場合は、ハズレとなる。もちろん、この場合の特別図柄
の停止態様は、図柄が揃っていない。
【0043】また、シナリオ展開の結末として、図5
(j3)のような大当りを表示する場合でも、図5(j
5)のような表示がされて、スムーズにホテルの中に入
っていかない場合、すなわち、大当りへの発展を焦らす
ような表示が行われる場合がある。このような大当りへ
の発展を焦らすような表示を伴うシナリオ展開によれ
ば、大当りへの期待感とハズレとなることへの不安感が
交差する遊技者の緊張感をより高めることができる。
【0044】図6は、上記「デートスポットリーチ」の
場合のシナリオ展開を示す。この「デートスポットリー
チ」では、男女キャラクタ51,52が各種デートスポ
ットに訪れる様子を表示する。この図6では、男女キャ
ラクタ51,52がラーメン屋の前を通り過ぎ(図6
(k1))、そして、バーに入り(図6(k2))、そ
のバーから出てくる様子を表示する(図6(k3))。
その後のシナリオ展開は、前述の図5に示した「いきな
りホテルリーチ」と同様の展開となる。
【0045】この図6において、図6(k4)に示すよ
うに、女性キャラクタ52が、「この店じゃイヤ!」と
のセリフを表示する場合がある。この場合は、その後、
ハズレとなる。
【0046】図7は、上記「別彼リーチ」の場合のシナ
リオ展開を示す。この「別彼リーチ」では、男女キャラ
クタ51,52が各種デートスポットの前を通り過ぎて
いるとき、その男女キャラクタ51,52の進行方向と
は逆の方向から別の男性キャラクタ57が歩いてくる様
子を表示する(図7(m1))。その後、上記別の男性
キャラクタ57が単に通り過ぎれば、上記「いきなりホ
テルリーチ」の図5(j2)の画面に移行し、「大当
り」となる。すなわち、上記別の男性キャラクタ57が
単に通り過ぎる場合は、大当り信頼度が100%である
ことを示す。
【0047】しかし、女性キャラクタ52が、図7(m
2)に示すように、「ゴメンね彼氏と約束があったの」
とのセリフ図柄55eを表示した後、図7(m3)に示
すように、上記別の男性キャラクタ57に付いていって
しまう場合がある。これは、ハズレの場合で、特別図柄
の停止態様も、図柄は揃わず、この表示画面3aでの遊
技は終了する。
【0048】液晶表示装置3での遊技が大当りとなれ
ば、前述の特別遊技状態となるが、この特別遊技状態中
は表示画面3aにおいて図8に示すような表示を開始す
る。この特別遊技状態では、前述の通り、大入賞口5が
有利な状態に変換される大当り遊技が16ラウンド行え
るが、この大当り遊技の各ラウンド毎に表示画面3aで
の表示を変化させて、遊技者に、大当り遊技のラウンド
が変わったことを報知する。
【0049】例えば、特別遊技状態となれば、図8(p
1)に示すような表示がなされ、その後、図8(p2)
に示すように、大当り遊技の1ラウンド目が実行されて
いることを報知するラウンド表示を行う。図8(p2)
に示すラウンド表示では、演出表示に登場する女性キャ
ラクタの一人についての紹介画面を表示している。
【0050】その後、ラウンドが更新される毎にその他
の女性キャラクタを順次紹介していく表示が行われる。
この女性キャラクタの紹介画面は大当り遊技の7ラウン
ド目まで、後述の図9に示す「宝田」と「大原」を除く
全ての女性キャラクタについて表示する。
【0051】また、大当り遊技が8ラウンド目に突入す
れば、各ラウンド毎の表示態様は、女性キャラクタと共
にその女性キャラクタの本命の彼氏(後述のベストカッ
プルとなる男性キャラクタ)を表示する。そして、この
ようなラウンド表示は大当り遊技の14ラウンド目ま
で、後述の図9に示す「宝田」「大原」を除く全ての女
性キャラクタについて表示する。
【0052】そして15ラウンド目では、女性キャラク
タの表示と共に、「やったわね。あと2ラウンドよ。」
との文字表示によるラウンド表示を行い、最後の16ラ
ウンド目では、女性キャラクタの表示と共に「最終ラウ
ンドよ。油断しないでしっかりね!」との文字表示によ
るラウンド表示を行う。
【0053】ここで、図9は、演出表示中に登場する男
女キャラクタの組合せと、その組合せが演出表示中に登
場したときの大当り信頼度、リーチ発展率及び出現率を
示す。本実施例での演出表示では、二人の男女のキャラ
クタが登場して、シナリオを演出、展開していくもので
あるが、この図9に示すように、登場する男性キャラク
タ及び女性キャラクタはそれぞれ複数種類あり、それら
の組合せ(カップルの種類)によってリーチ発展率や大
当り信頼度を異ならせているのである。
【0054】この図9において、黒いハートで示される
男女キャラクタの組合せ((I)〜(VII))を「ベストカッ
プル」といい、リーチ発展率は100%、すなわち100%の
確率でリーチに発展し、大当り信頼度は15.182%で他の
カップルに比べて大当りに発展する確率が高い。
【0055】また、白いハートで示される男女キャラク
タの組合せを「ノーマルカップル」といい、リーチ発展
率は18.575%、大当り信頼度は0.391%で、上記ベスト
カップルに比べてリーチ発展率、大当り信頼度共に低
い。
【0056】また、壊れたハートで示される男女キャラ
クタの組合せを「ワーストカップル」といい、リーチ発
展率は2.002%、すなわち、リーチに発展することはほ
とんどなく、大当り信頼度も0.020%と極めて低い。こ
こで、図9から分かるように、女性キャラクタの「宝
田」及び「大原」は、ベストカップル及びノーマルカッ
プルのいずれにも含まれておらず、「宝田」及び「大
原」以外の7人の女性キャラクタについて特定の男性キ
ャラクタとの組合せでベストカップル及び及びノーマル
カップルを構成する。従って、特別遊技状態中に表示さ
れるラウンド表示の内容は、単に大当り遊技のラウンド
を報知するだけではなく、大当り信頼度の高いベストカ
ップルを構成するキャラクタを示唆するものである。
【0057】また、男女のキャラクタが登場する背景に
は複数の場面が予め設定されており、例えば、図10に
示すように、背景として「駅前広場」を示す場面が表示
される場合や、図11に示すように、背景として「臨海
公園」を示す場面が表示される場合がある。このような
背景を異ならせて場面設定を変えることにより、それぞ
れの背景に応じたシナリオ展開が可能となり、演出表示
のバリエーションが増え、より遊技の興趣が高まる。
【0058】また、図10に示すように、男女のキャラ
クタが登場するその背景を電車の図柄58が通過する場
合や、図11に示すように、犬の図柄59が出現する場
合がある。これは、リーチ発展率及び大当り信頼度を示
す図柄で、本実施例では、この電車の図柄58の通過や
犬の図柄59の出現は極めて出現率が低く、これらが表
示されれば大当り信頼度は100%である。
【0059】また、前述の図2で示した本音図柄54
a,56aはそれらの組合せで、大当り信頼度が異なる
ように設定されている。図12は、演出表示で表示され
る本音図柄の一覧表を示す。また、図13は、図12に
示した本音図柄の組合せとその大当り信頼度を示す。こ
の図13に示すように、らぶらぶランクに該当する組合
せが演出表示で表示された場合は、大当り信頼度が2.47
%、デートランクに該当する組合せが演出表示で表示さ
れた場合は、大当り信頼度が0.28%、ダメダメランクに
該当する組合せが演出表示で表示された場合は、大当り
信頼度が0.07%である。
【0060】この図13によれば、らぶらぶランク及び
デートランクに該当する本音図柄の組合せは、2つの本
音図柄が何らかの関連性がある場合で、ダメダメランク
に該当する本音図柄の組合せは、2つの本音図柄が全く
関連性がない場合である。前述の図2(d)では、らぶ
らぶランクの組合せ1(H14+H14)に該当し、大
当り信頼度が高い場合で、図2(e)では、ダメダメラ
ンクの組合せ6(H14+H19)に該当し、大当り信
頼度が低い場合である。
【0061】以上のような演出表示によれば、その演出
表示によるシナリオ展開に注目しているだけで、液晶表
示装置3での遊技内容が完全に把握できるように構成さ
れ、もはや、変動表示する特別図柄の動向に注目する必
要はなくなる。
【0062】また、液晶表示装置3で特別図柄の変動表
示が行われていないときは、様々なデモンストレーショ
ン表示(以下、「デモ表示」という)を行うものとす
る。そして、このデモ表示は、単に液晶表示装置3で行
われる遊技全体の流れを示す表示だけではなく、遊技に
関する重要な情報を含む表示である。
【0063】このデモ表示では、変動表示中に行われる
演出表示とリーチ発展率及び大当り信頼度との関係を示
唆するような表示で、具体的には、演出表示に登場する
男女キャラクタがリーチ発展率及び大当り信頼度に深い
関係のあることを示唆するような表示である。
【0064】上述の通り、ベストカップルを示す男女キ
ャラクタの組合せが演出表示中に登場することは、リー
チ発展率及び大当り信頼度が非常に高い場合である。こ
こで、上記7組のベストカップル(図9の(I)〜(VII))
をデモ表示中にランダムに表示することで、当該ベスト
カップルがリーチ発展率及び大当り信頼度の高いことを
暗に報知する。すなわち、デモ表示は遊技に関する重要
な情報を遊技者に暗に報知するものである。
【0065】従って、遊技者は、デモ表示を繰り返し見
ることにより、ここで登場する男女キャラクタのカップ
ルが印象付けられ、その後遊技を重ねることにより、こ
れら印象付けられたカップルがリーチ発展率及び大当り
信頼度の高いベストカップルであることを見抜くことが
でき、変動表示中にベストカップルの出現を期待すると
いう面白みが付加される。すなわち、直接的に上記ベス
トカップルを報知せずに暗に報知することで、遊技者に
とって有利な情報を発見するという面白みが増し、遊技
の興趣を高められる。
【0066】図14のD1〜D4は、上記のベストカッ
プル(図9の(I)〜(VII))が登場するデモ表示中の具体
的態様を示す。ここでは、背景が駅前広場である場面設
定が表示画面3aに表示され、その駅前広場を上記ベス
トカップルが左右に行き交う様子が表示される。この図
14に示すように、ベストカップルの意味を知らない遊
技者にとっては、見過ごしがちな表示内容であるが、遊
技を進めていき、男女キャラクタの意味内容についての
理解を深めるに従い、このデモ表示は遊技者にとって非
常に興味深い内容のものとなる。
【0067】なお、前述の図9で示したベストカップル
となる相手がいない女性キャラクタの「宝田」及び「大
原」については、このデモ表示中は、ベストカップルが
駅前広場を行き交う中、一人で通り過ぎるものとする。
これは、女性キャラクタの「宝田」及び「大原」が、遊
技者が望まない大当り信頼度の非常に低いものであるこ
とを暗に報知するものである。
【0068】また、デモ表示が遊技に関する重要な情報
を暗に報知していることを見抜いた遊技者については、
もっと有益な情報がないかどうかをさらに探すという面
白みも増す。例えば、図15のD5では、デモ表示中に
電車の図柄58が背景を通過する場合を示し、図15の
D6では、デモ表示中に犬の図柄59が出現する場合を
示す。これら電車の図柄58や犬の図柄59は、上述の
通り、大当り信頼度が100%のものであり、遊技者がこ
れを発見するという新たな遊技性が加わる。
【0069】また、初心者にとっては、デモ表示が遊技
に関する重要な情報を暗に報知していることを早期に見
抜くことができれば、遊技経験をそれほど多く積まなく
ても、演出表示についての理解を深めた上で遊技に臨む
ことができるようになる。
【0070】また、この液晶表示装置3における上記の
ようなデモ表示は、液晶表示装置3における遊技が行わ
れていないときに所定の時間間隔で表示したり、遊技者
の要求に応じて表示するようにしてもよい。また、液晶
表示装置3における遊技が所定時間継続して行われてい
ないときにデモ表示を開始して、液晶表示装置3におけ
る遊技が開始されるとデモ表示を終了するようにしても
よい。
【0071】次に、図16は、液晶表示装置3での表示
に関する制御処理を実行する制御手段についての基本構
成を示す。この図に示すように、制御手段は、主制御部
30A及び図柄表示制御部31Aの二つの制御部で構成
される。
【0072】主制御部30Aは、判定手段30B、停止
図柄決定手段30C、及び演出グループ決定手段30D
で構成される。判定手段30Bは、所定の条件により
(図1の実施例では、始動入賞口への入賞という特定遊
技状態の検出信号に応じて)、上記特別遊技状態に移行
する大当りとするか否か(大当りの有無)、リーチ状態
とするか否か(リーチの有無)、及びリーチ無でハズレ
の場合、前記「保留玉時短」による変動時間の短縮を行
うか否か(時短の有無)等の判定を行う。停止図柄決定
手段30Cは、判定手段30Bでの判定結果に応じて、
変動表示が停止したときの特別図柄の停止態様を決定す
る。演出グループ決定手段30Dは、上述のリーチ前演
出表示及びリーチ演出表示の組合せで構成される演出パ
ターンが予め複数定められ(後述の図35〜図40)、
これらの演出パターンの表示時間が同一又は近似するも
のの集合で構成される複数の演出グループ(後述の図3
1〜図34)の中から、上記判定手段30Bでの判定結
果に基づき演出グループを択一的に決定する。
【0073】図柄表示制御部31Aは、上記演出グルー
プ決定手段30Dで決定した演出グループの中から、一
つの演出パターンを決定する演出パターン決定手段31
Bと、停止図柄決定手段30Cで決定された特別図柄の
停止態様及び演出パターン決定手段31Bで決定された
演出パターンについての液晶表示手段3での表示を制御
する図柄表示制御手段31Cとを備えている。
【0074】このように、液晶表示装置3での表示に関
する制御処理を実行する制御手段を二つの制御部に分割
し、上記各手段での処理をこの二つの制御部で分担する
ことにより、表示する図柄の種類の増大や表示制御プロ
グラムの複雑化に伴い制御手段での処理負担が増大する
場合でも、上記二つの制御部で処理負担が分担でき、バ
リエーションの豊富な演出や様々な図柄の表示制御が実
現可能となる。
【0075】図28は、演出グループ決定テーブルの構
成例を示す。これは、上記判定手段30Bでの判定結果
である大当りの有無、リーチの有無、及び時短の有無の
組合せ毎に、複数のテーブルに分けられる。この各演出
グループ決定テーブルは、特別図柄の変動時間によって
区別される各種の演出グループが設定され、演出グルー
プ毎に所定の乱数範囲を割り当てて構成する。
【0076】すなわち、上記演出グループ決定手段30
Dでは、上記判定手段30Bでの判定結果に基づき、一
つの演出グループ決定テーブルが選択され、その選択さ
れた演出グループ決定テーブルを基に、抽出した乱数が
どの乱数範囲に属するかで演出グループが決定される。
【0077】図31〜図34は、演出パターン決定テー
ブルの構成例を示し、上記演出グループ決定手段30D
で決定した演出グループ毎に、複数のテーブルに分けら
れる。この各演出パターン決定テーブルは、各種の演出
パターンが設定され、演出パターン毎に所定の乱数範囲
を割り当てて構成する。
【0078】すなわち、上記演出パターン決定手段31
Bでは、上記演出グループ決定手段30Dで決定した演
出グループに基づき、一つの演出パターン決定テーブル
が選択され、その選択された演出パターン決定テーブル
を基に、抽出した乱数がどの乱数範囲に属するかで演出
パターンが決定される。演出パターンは、図35〜図4
0に示すように、複数の図柄等の組合せで構成される。
【0079】図17は、上記図16に示した基本構成か
らなる制御手段を含む本発明のパチンコ遊技機における
電気回路部のブロック図である。
【0080】この図17に示すように、本発明のパチン
コ遊技機における電気回路部は、上記主制御部30Aと
しての機能を有する主基板30、上記図柄表示制御部3
1Aとしての機能を有する図柄制御基板31、中継基板
34、音声制御基板32、及び賞球制御基板33で構成
される。なお、ここでいう「基板」とは、上記の各機能
を実現する電子回路を配置したものである。
【0081】主基板30は、マイクロコンピュータを中
心に構成され、該マイクロコンピュータは、中央処理装
置(CPU)と、読み出し専用の記憶手段としてのRO
Mと、読み書き可能な記憶手段としてのRAMとを有し
ている。
【0082】上記主基板30に接続された中継基板34
には、遊技球の検知手段として、前述の通過球ゲート6
a,6bを通過する遊技球を検出する通過球センサ2
0、前述の始動入賞口4に入賞した遊技球を検出する始
動入賞球センサ22、前述の大入賞装置5に入賞した遊
技球を検出する大入賞球センサ25、一般入賞口13
a,13b,13c,13d,13e,13fに入賞し
た遊技球を検出する入賞球センサ21、図示しない球発
射装置から発射された遊技球を検出する発射球センサ2
3、及び発射されたが遊技盤面上に到達しないで戻って
きた遊技球を検出する戻り球センサ24が接続され、ア
クチュエータとして、LED表示装置2、盤面サイドラ
ンプ14a,14b等が接続されるランプ表示装置4
1、始動入賞口4、及び大入賞装置5が接続されてい
る。
【0083】上記各センサが遊技球を検知すれば、その
検知信号が上記主基板30内のCPUに入力され、その
入力信号に応じて上記の各種アクチュエータがそれぞれ
駆動制御され、また、図柄制御基板31、音声制御基板
32、及び賞球制御基板33に対しても制御命令が送信
される。
【0084】遊技中、通過球センサ20が、通過球ゲー
ト6a,6bを通過する遊技球を検知し、検知信号を出
力すると、上記主基板30内のマイクロコンピュータ
は、この検知信号に応じて入賞判定を行い、その判定結
果に基づいてLED表示装置2の表示を制御する。
【0085】始動入賞球センサ22が、始動入賞口4に
入賞した遊技球を検知し、検知信号を出力すると、上記
主基板30内のマイクロコンピュータは、この検知信号
に基づいて液晶表示装置3での遊技に関する各種の決定
を行い、その決定に基づいた制御命令(コマンド)を図
柄制御基板31に送信する。そして、図柄制御基板31
では、受信した制御命令に基づき、各種判定及び設定を
行い、液晶表示装置3を制御する。ここで、図柄制御基
板31は上記主基板とは別にCPU、ROM及びRAM
を備えており、液晶表示装置3での遊技に関する制御処
理プログラムや遊技に必要な画像データをこの図柄制御
基板31内のROM内に格納する。
【0086】音声制御基板32は、各種音声データを備
え、遊技状況に応じて主基板30から送信される制御命
令に応じて、スピーカ40に音声を出力する。
【0087】賞球制御基板33は、各種入賞に応じて主
基板30から送信される制御命令に応じて、賞球装置4
3を駆動させ、パチンコ球を払い出す。
【0088】以下、主基板30及び図柄制御基板31で
行われる液晶表示装置3での遊技に関する制御処理につ
いて、図18〜図24のフローチャートを参照して説明
する。
【0089】図18〜図21のフローチャートに示す遊
技制御処理は、主基板30で行われる。
【0090】主基板30では、図18に示すメイン遊技
制御処理(ST1〜ST7)を繰り返し行うとともに、
割込み許可フラグがセットされていることを条件に定期
的(例えば3ms毎)に、図19に示す割込み処理(S
T10〜ST20)を行う。
【0091】図18に示すメイン遊技制御処理での処理
フローについて、以下に説明する。
【0092】ST1:割込み許可フラグをセットする。
【0093】ST2:停止図柄決定用乱数カウンタ及び
リーチ判定用乱数カウンタの更新処理を行う。
【0094】停止図柄決定用乱数カウンタは、ハズレの
判定がされたときの液晶表示装置3での停止態様を決定
するときに用いられる、停止図柄決定用乱数を抽出する
ためのカウンタで、図25に示す0〜11の範囲でカウ
ント値の更新処理を行う。この更新処理は、0からその
上限値11まで+1加算(以下、「カウントアップ」と
いう)し、再度0からカウントアップしなおすように構
成されている。なお、この停止図柄決定用乱数カウンタ
は、左停止図柄決定用乱数カウンタ、中停止図柄決定用
乱数カウンタ、及び右停止図柄決定用乱数カウンタの3
つのカウンタで構成され、それぞれ別個に更新処理を行
う。
【0095】リーチ判定用乱数カウンタは、ハズレの場
合に、特別図柄の変動表示をリーチ状態とするかどうか
の判定に用いられるリーチ判定用乱数を抽出するための
カウンタで、図25に示す0〜9の範囲でカウント値の
更新処理を行う。すなわち、0からその上限値9までカ
ウントアップし、再度0からカウントアップしなおすよ
うに構成されている。
【0096】ST3:エラーチェック処理についての制
御命令(コマンド)が送信中であるかどうかを判別し、
送信中であれば、上記ST1に戻り、送信中でなけれ
ば、ST4の処理に移る。
【0097】ST4:エラーチェック処理についてのコ
マンドを生成する。
【0098】ST5:ST4で生成されたコマンドに基
づきエラーチェック処理を実行する。
【0099】ST6:エラー発生中かどうかを判別し、
エラー発生中であれば、上記ST1に戻り、エラー発生
中でなければ、ST7の処理に移る。
【0100】ST7: 後述の図20〜図21に示す特
別図柄ゲーム制御処理を実行する。
【0101】前述の通り、定期的に実行される割込み処
理は、図19示すST10〜ST20の処理フローで実
行される。
【0102】ST10:各レジスタを退避させる。
【0103】ST11:大当り判定用乱数カウンタ、大
当り図柄決定用乱数カウンタ、及び演出グループ決定用
乱数カウンタの更新処理を行う。
【0104】大当り判定用乱数カウンタは、液晶表示装
置3での遊技結果を特別図柄が揃う大当りとするかどう
かの判定(大当り判定)に用いられる大当り判定用乱数
を抽出するためのカウンタで、図25に示す0〜334
の範囲でカウント値の更新処理を行う。すなわち、0か
らその上限値334までカウントアップし、再度0から
カウントアップしなおすように構成されている。
【0105】大当り図柄決定用乱数カウンタは、上記大
当り判定で大当りの判定がされたときに液晶表示装置3
での停止態様を決定するときに用いられる、大当り図柄
決定用乱数を抽出するためのカウンタで、図25に示す
0〜11の範囲でカウント値の更新処理を行う。すなわ
ち、0からその上限値11までカウントアップし、再度
0からカウントアップしなおすように構成されている。
【0106】演出グループ決定用乱数カウンタは、後述
の演出グループの決定に用いられる演出グループ決定用
乱数を抽出するためのカウンタで、図25に示す0〜1
023の範囲でカウント値の更新処理を行う。すなわ
ち、0からその上限値1023までカウントアップし、
再度0からカウントアップしなおすように構成されてい
る。
【0107】ST12:各種タイマの更新処理を実行す
る。
【0108】ST13:通過球センサ20,入賞球セン
サ21,始動入賞球センサ22等の各種センサからの入
力信号を検知したときに、その入力信号に応じた処理を
実行する。例えば、始動入賞球センサ22からの入力信
号を検知した場合は、始動入賞記憶数が上限値(上述の
通り、4個)未満かどうかを判別し、上限値未満であれ
ば、大当り判定用乱数カウンタ、大当り図柄決定用乱数
カウンタ、及び演出グループ決定用乱数カウンタでそれ
ぞれ更新されたカウント値を乱数として抽出し、主基板
30内のRAMに転送、記憶させる。
【0109】ST14:LED表示装置2での表示に関
する処理(これを「普通図柄処理」という)を実行す
る。この普通図柄処理では、LED表示装置2での入賞
判定と共に、その判定結果に基づいたLED表示装置2
の表示制御が実行される。
【0110】ST15:遊技状態に応じて、各種LED
を点灯、点滅、消灯させる装飾制御処理を実行する。
【0111】ST16:入賞口への遊技球入賞により出
された払い出し要求に応じて賞球の払い出し処理を実行
する。
【0112】ST17:遊技機に各種のエラーが発生し
ているかを判定するエラー処理を実行する。
【0113】ST18:図柄制御基板31等に制御命令
を送信する処理を実行する。
【0114】ST19:各レジスタを復帰させる。
【0115】ST20:割込み許可フラグをセットす
る。
【0116】図20に示すように特別図柄ゲーム制御処
理では、始動入賞記憶があるかどうか判別し(ST3
0)、始動入賞記憶がないと判別された場合は、デモ表
示が表示中である場合は通常遊技に切替え、通常遊技中
であればデモ表示に切替えるデモ画面表示処理を実行す
る(ST31)。
【0117】上記ST30で、始動入賞記憶があると判
定された場合は、以下の処理を行う。
【0118】上記ST13でRAMに記憶した大当り判
定用乱数を読み出し、図26に示すようなROMに格納
された大当り判定テーブルから大当りか否かを判定する
(ST32)。ここで、読み出した大当り判定用乱数が
“7”であれば大当りと判定される。
【0119】大当りの判定がされた場合は(ST32で
“YES”)、上記ST13でRAMに記憶した大当り
図柄決定用乱数を読み出し、図27に示すようなROM
に格納された大当り図柄決定テーブルから大当り図柄
(大当りを示す特別図柄の停止態様)を決定する(ST
33)。この図27に示すように、本実施例では12種
類の特別図柄を備え、大当り図柄はその各図柄が3つ揃
った停止態様である。なお、これらの図柄データは、図
柄制御基板31内のROMに記憶されている。
【0120】大当り図柄が決定すれば、続いて、図28
に示すようなROMに格納された3つの演出グループ決
定テーブルの内から大当り用の演出グループ決定テーブ
ル(図28C)を選択し、上記ST13でRAMに記憶
した演出グループ決定用乱数より、演出表示の決定に必
要な演出グループを決定する(ST34)。
【0121】ハズレの判定がされた場合は(ST32で
“NO”)、上記ST13でRAMに記憶したリーチ判
定用乱数を読み出し、図29に示すようなROMに格納
されたリーチ判定テーブルからリーチの有無(変動表示
をリーチ状態にするか否か)を決定する(ST35)。
【0122】リーチ有との判定がされれば(ST35で
“YES”)、上記ST13でRAMに記憶した、左停
止図柄決定用乱数、中停止図柄決定用乱数及び右停止図
柄決定用乱数を読み出し、図30に示すようなROMに
格納された左停止図柄決定テーブル、中停止図柄決定テ
ーブル及び右停止図柄決定テーブルから特別図柄の停止
態様を決定する(ST36)。この決定処理では、ま
ず、左停止図柄を決定し、該図柄と同じ図柄を右停止図
柄として決定する。そして、中停止図柄決定用乱数から
決定した図柄が左右の図柄と同じ場合は一コマずらして
中停止図柄とする。
【0123】リーチ有ハズレの停止態様が決定すれば、
続いて、図28に示したリーチ有ハズレ用の演出グルー
プ決定テーブル(図28B)を選択し、上記ST13で
RAMに記憶した演出グループ決定用乱数より、演出グ
ループを決定する(ST37)。
【0124】リーチ無との判定がされた場合(ST35
で“NO”)は、まず、上記ST13でRAMに記憶し
た左停止図柄決定用乱数及び中停止図柄決定用乱数を読
み出して左停止図柄及び中停止図柄を決定し、続いて、
右停止図柄決定用乱数を読み出して右停止図柄を決定
し、その決定した図柄が左停止図柄と同じ場合は一コマ
ずらした図柄を右停止図柄として決定する(ST3
8)。
【0125】リーチ無ハズレの停止態様が決定すれば、
続いて、始動入賞記憶が上限値かどうかを確認し(ST
39)、上限値であれば(ST39で“YES”)、変
動表示による遊技の時間効率を高めるために通常より変
動時間を短くする、いわゆる保留玉時短による変動時間
の短縮が行われる場合(以下、「時短」という)とな
り、図28に示す時短リーチ無ハズレ用演出グループ決
定テーブル(A−2)を選択し、演出グループは演出グ
ループ39に決定される(ST40)。
【0126】ST39で始動入賞記憶が上限値でなけれ
ば(ST39で“NO”)、通常の変動表示とすべく図
28に示した通常リーチ無ハズレ用演出グループ決定テ
ーブル(A−1)を選択し、演出グループは演出グルー
プ38に決定される(ST41)。
【0127】以上のように、特別図柄の停止態様が決定
すれば、この決定に基づいた表示を行うように液晶表示
装置を制御するための図柄変動コマンドを生成し(ST
42)、該図柄変動コマンドを図柄制御基板31に送信
する(ST43)。
【0128】次に、図21のフローチャートに移行し、
大当りの判定がされているかどうか判別し(ST4
5)、ハズレの判定であれば(ST45で“NO”)後
述のST53に移行し、大当り判定であれば、続いて、
大当りを報知する音声(大当りファンファーレ)をスピ
ーカ40から出力させるために音声制御基板32を制御
する大当りファンファーレ処理を行う(ST46)。
【0129】そして、液晶表示装置3における通常遊技
から大当り遊技中のラウンド表示への切替タイミングを
管理するラウンド表示切替タイマの所定時間カウントに
より、通常遊技からラウンド表示への切替えを実行する
処理を行う(ST47)。
【0130】そして、大入賞口5での大当り遊技1ラウ
ンドの実行時間(30s)及び大当り遊技のラウンド切
換の待ち時間を管理する大当り遊技時間チェック処理を
実行し(ST48)、該チェック処理により、大当り遊
技1ラウンドの実行時間の経過を確認したときは、大入
賞口5の扉を閉じる処理を行い、大当り遊技のラウンド
切換の待ち時間経過を確認したときは、大入賞口5の扉
を開放する処理を行う(ST49)。
【0131】ST49の後、入賞口5が開放中かどうか
判別し(ST50)、開放中であれば、上記ST48の
処理に戻って大当り遊技を継続し、開放中でなければ、
前述のV入賞が成立したかどうか判別し(ST51)、
V入賞が成立していれば、上記ST48の処理に戻って
大当り遊技を継続する。V入賞が成立していなければ、
大当り遊技を終了する(ST52)。
【0132】そして、特別図柄ゲーム制御処理で使用し
たRAMの作業領域をリセットする(ST53) 図22は、図柄制御基板31で行われる、メイン処理を
示すフローチャートである。
【0133】後述の演出表示の演出パターンを決定する
ときに用いられる演出パターン決定用乱数を抽出するた
めの演出パターン決定用乱数カウンタを図25に示す0
〜127の範囲でカウント値の更新処理を行う(ST6
0)。
【0134】そして、主基板30から、図柄変動コマン
ドを受信したかどうかを判別し(ST61)、図柄変動
コマンドを受信した場合は、コマンド受信フラグをセッ
トする(ST62)。
【0135】そして、エラー中かどうかを判別し(ST
63)、エラー中でなければ、画像処理を実行する(S
T64)。
【0136】以下、画像処理について、図23のフロー
チャートを参照し、説明する。
【0137】大当り遊技中であれば(ST70で“YE
S”)、続いて、上記ST62でコマンド受信フラグが
セットされているかどうかが判断され(ST71)、セ
ットされていない場合は、表示中のラウンド表示を続行
し(ST74)、コマンド受信フラグがセットされてい
る場合は、主基板30より受信した図柄変動コマンドに
従って、ラウンド表示で表示すべき画像を設定し(ST
72)、コマンド受信フラグを解除した後(ST7
3)、その設定に従い、ラウンド表示処理を行う(ST
74)。
【0138】デモ表示中であれば(ST75で“YE
S”)、続いて、コマンド受信フラグがセットされてい
るかどうかが判断され(ST76)、セットされていな
い場合は、表示中のデモ表示を続行し(ST79)、コ
マンド受信フラグがセットされている場合は、主基板3
0より受信した図柄変動コマンドに従って、デモ表示で
表示すべき画像を設定し(ST77)、コマンド受信フ
ラグを解除した後(ST78)、その設定に従い、デモ
表示処理を行う(ST79)。
【0139】通常遊技中であれば(ST80で“YE
S”)、続いて、コマンド受信フラグがセットされてい
るかどうかが判断され(ST81)、セットされていな
い場合は、表示中の変動表示及び演出表示を続行し(S
T85)、コマンド受信フラグがセットされている場合
は、主基板30より受信した図柄変動コマンドに従い、
通常遊技での特別図柄の変動表示に関する設定(ST8
2)、及び演出パターン決定処理(ST83)を行い、
コマンド受信フラグを解除した後(ST84)、通常遊
技処理(変動表示及び演出表示の表示処理)を行う(S
T85)。
【0140】以下、上記ST83で行われる演出パター
ン決定処理について、図24のフローチャートを参照
し、説明する。
【0141】主基板30より受信した図柄変動コマンド
に基づき、決定した演出グループが演出グループ1〜3
7のいずれかであり(ST86で、“YES”)、さら
に演出グループ1〜20のいずれかである場合(ST8
7で、“YES”)は、図31のリーチ有ハズレ用演出
パターン決定テーブルが選択され、決定されている演出
グループに属する演出パターンの中から一つの演出パタ
ーンを決定する。その際、ST60で更新された演出パ
ターン決定用乱数カウンタのカウント値を演出パターン
決定用乱数として抽出し、この乱数の属する乱数範囲が
割り当てられた演出パターンを表示すべき演出パターン
として決定する(ST89)。
【0142】主基板30より受信した図柄変動コマンド
に基づき、決定されている演出グループが演出グループ
21〜37のうちのいずれかである場合(ST87で、
“NO”)は、図32の大当り用演出パターン決定テー
ブルが選択され、受信した図柄変動コマンドに基づき、
決定されている演出グループに属する演出パターンの中
から、上記ST89での処理と同様に一つの演出パター
ンを決定する。(ST88)。
【0143】主基板30より受信した図柄変動コマンド
に基づき、決定されている演出グループが演出グループ
38である場合(ST90で、“YES”)は、リーチ
無ハズレでかつ通常の変動表示が行われる場合であり、
図33のリーチ無ハズレ(通常)用演出パターン決定テ
ーブルが選択され、上記ST89での処理と同様に一つ
の演出パターンを決定する(ST91)。
【0144】主基板30より受信した図柄変動コマンド
に基づき、決定されている演出グループが演出グループ
39である場合(ST90で、“NO”)は、リーチ無
ハズレでかつ変動表示が時短の場合であるので、図34
のリーチ無ハズレ(時短)用演出パターン決定テーブル
が選択され、上記ST89での処理と同様に一つの演出
パターンを決定する(ST92)。
【0145】ここで、図31〜図34に示すように、演
出グループは特別図柄の変動時間(変動表示を開始して
から停止して確定図柄を表示するまでの時間)が同一の
演出パターンにより構成されるグループであり、各グル
ープ内の演出パターンは、特別図柄の変動時間に伴い演
出パターンの表示時間も同一に構成される。すなわち、
演出パターン決定テーブルは、各演出グループ毎の特別
図柄の変動時間に関するデータを含むものである。従っ
て、主基板30より図柄変動コマンドを受信した時点で
決定された演出グループより特別図柄の変動時間と演出
パターンの表示時間が確定しているため、主基板30は
演出パターンの表示時間に応じて上記変動時間を調整す
るという時間管理を行う必要がない。
【0146】また、演出パターンとして、本実施例で
は、図35〜図40に示すように、252種類のパター
ンを備え、図柄制御基板内のROMに格納される。これ
ら各種演出パターンには、登場するキャラクタの名前、
キャラクタの表情、本音図柄、キャラクタのセリフ、背
景、リーチ突入時のセリフ、及びリーチの種類が予め設
定され、それらを組合せることで各種の異なるシナリオ
を構成している。
【0147】図35は、リーチ無ハズレでかつ通常の変
動表示がなされる場合の演出パターンの種類を示し、演
出パターン1〜演出パターン65の65種類で構成さ
れ、図36は、リーチ無ハズレでかつ時短の場合の演出
パターンの種類を示し、演出パターン66〜演出パター
ン128の63種類で構成される。これら図35及び図
36は、リーチ無ハズレの場合の演出パターンを示すた
め、例えば、左右キャラクタのセリフ内容が噛合ってい
ない。
【0148】図37及び図38は、リーチ有ハズレの場
合の演出パターンの種類を示し、演出パターン129〜
演出パターン192の64種類で構成される。この図3
7及び図38に示される演出パターンは、リーチ有ハズ
レの場合の演出パターンを示すため、例えば、リーチ前
に表示される左右キャラクタのセリフ内容が噛合ってい
ても、リーチ突入後に表示されるリーチコースの最終結
果はカップルが成立せず、遊技者にとって不本意な表示
結果で演出パターンが終わる。
【0149】図39及び図40は、大当りの場合の演出
パターンの種類を示し、演出パターン193〜演出パタ
ーン252の60種類で構成される。この図39及び図
40に示される演出パターンは、大当りの場合の演出パ
ターンを示すため、例えば、リーチ前に表示される左右
キャラクタのセリフ内容が噛合っており、また、リーチ
突入後に表示されるリーチコースの最終結果もカップル
が成立するという遊技者にとって満足な表示結果で演出
パターンが終わるようになっている。また、この図39
及び図40に示される演出パターンでは、大当り信頼度
100%の電車の図柄(新幹線)及び犬の図柄(白犬)
が表示されるようになっている。
【0150】さらに、図39及び図40に示される大当
りの場合の演出パターンでは、図35〜図38に示すハ
ズレの場合の演出パターンに比べて、特別図柄の変動時
間、すなわち演出パターンの表示時間が長く設定されて
いる。従って、演出パターンの表示時間が長ければ長い
ほど、遊技者の抱く大当りに対する期待感を高めるとい
う効果が期待できる。
【0151】また、図35〜図40に示されるF1〜F
4は、各キャラクタの表情を示し、具体的態様として
は、図41及び図42に示す。図41は、男性キャラク
タの変化する表情の種類を示し、図42は、女性キャラ
クタの変化する表情の種類を示す。H1〜H20は、各
キャラクタの本音図柄を示し、具体的態様としては、前
述の図12で示した通りである。
【0152】なお、表示手段としては、液晶表示装置の
ほか、多数のLEDを配列して構成した表示器やCR
T、プラズマディスプレイ、エレクトロルミネッセンス
等の電気的表示器も使用できる。
【0153】以上の例は、弾球遊技機の一例のパチンコ
遊技機であるが、本発明は、他の遊技機、例えば、電気
的表示装置や他の映像装置を備えたスロットマシン等の
遊技機にも適用できる。また、上述のパチンコ遊技機で
の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するよう
なゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲー
ムを実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のパチンコ遊技機の遊技盤面を
示す正面図。
【図2】表示画面における表示の流れを示す図。
【図3】表示画面における表示の流れで図2の続きを示
す図。
【図4】「超ラブラブリーチ」の場合の表示画面におけ
る表示の流れを示す図。
【図5】「いきなりホテルリーチ」の場合の表示画面に
おける表示の流れを示す図。
【図6】「デートスポットリーチ」の場合の表示画面に
おける表示の流れを示す図。
【図7】「別彼リーチ」の場合の表示画面における表示
の流れを示す図。
【図8】大当り遊技中の表示画面における表示の流れを
示す図。
【図9】男女キャラクタの組合せ毎のリーチ発展率、大
当り信頼度及び出現率を示す表。
【図10】表示画面における背景が「駅前広場」の場合
を示す図。
【図11】表示画面における背景が「臨海公園」の場合
を示す図。
【図12】本音図柄の一覧を示す表。
【図13】本音図柄の組合せ毎の大当り信頼度及び出現
率を示す表。
【図14】表示画面におけるデモ表示を示す図。
【図15】表示画面におけるデモ表示の別の例を示す
図。
【図16】液晶表示装置での表示に関する制御処理を実
行する制御手段の基本構成を示すブロック図。
【図17】パチンコ遊技機の電気回路部の構成を示すブ
ロック図。
【図18】主基板で行われる液晶表示装置での遊技に関
するメイン遊技制御処理を示すフローチャート。
【図19】割込み処理を示すフローチャート。
【図20】特別図柄ゲーム制御処理を示すフローチャー
ト。
【図21】図20の続きを示すフローチャート。
【図22】図柄制御基板で行われるメイン処理を示すフ
ローチャート。
【図23】図柄制御基板で行われる画像処理を示すフロ
ーチャート。
【図24】図柄制御基板で行われる演出パターン決定処
理を示すフローチャート。
【図25】各種乱数カウンタのカウント値の更新範囲を
示す表。
【図26】大当り判定テーブルを示す図。
【図27】大当り図柄決定テーブルを示す図。
【図28】演出グループ決定テーブルを示す図。
【図29】リーチ判定テーブルを示す図。
【図30】停止図柄決定テーブルを示す図。
【図31】リーチ有ハズレ用演出パターン決定テーブル
を示す図。
【図32】大当り用演出パターン決定テーブルを示す
図。
【図33】リーチ無ハズレ(通常)用演出パターン決定
テーブルを示す図。
【図34】リーチ無ハズレ(時短)用演出パターン決定
テーブルを示す図。
【図35】演出パターン1〜65の表示内容を示す図。
【図36】演出パターン66〜128の表示内容を示す
図。
【図37】演出パターン129〜169の表示内容を示
す図。
【図38】演出パターン170〜192の表示内容を示
す図。
【図39】演出パターン193〜221の表示内容を示
す図。
【図40】演出パターン222〜252の表示内容を示
す図。
【図41】男性キャラクタの表情一覧を示す図。
【図42】女性キャラクタの表情一覧を示す図。
【符号の説明】
1…パチンコ遊技機、2…LED表示装置、3…液晶表
示装置、3a…表示画面、4…始動入賞口、5…大入賞
口、6a,6b…通過球ゲート、10…遊技盤面、12
a,12b…風車、13a,13b,13c,13d,
13e,13f…一般入賞口、14a,14b…盤面サ
イドランプ、15…始動入賞記憶ランプ、16…LED
作動記憶ランプ。
フロントページの続き (72)発明者 白井 宏明 東京都江東区有明3丁目1番地25 有明フ ロンティアビルA棟 (72)発明者 小岩 達明 東京都江東区有明3丁目1番地25 有明フ ロンティアビルA棟 (72)発明者 若林 英一 東京都江東区有明3丁目1番地25 有明フ ロンティアビルA棟 (72)発明者 海老原 信夫 東京都江東区有明3丁目1番地25 有明フ ロンティアビルA棟 Fターム(参考) 2C088 AA35 AA36 EB55

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変動表示が停止したときに所定の停止態様
    となれば特別遊技状態への移行を示す特別図柄の表示と
    遊技に関連した演出表示とを行う表示手段、及び前記特
    別図柄の変動表示が停止したときの停止態様を決定し、
    該決定に応じて前記表示手段の表示を制御する制御手段
    を備え、 前記制御手段は、主制御部と図柄表示制御部の二つの制
    御部で構成され、 前記主制御部は、所定の入力信号に応じて、前記特別遊
    技状態に移行するかどうかを判定する判定手段と、該判
    定手段の判定結果に応じて前記変動表示の停止態様を決
    定する停止図柄決定手段と、前記演出表示として予め定
    められた複数の演出パターンのうち表示時間が同一又は
    近似するものの集合で構成される複数の演出グループの
    中から一つの演出グループを決定する演出グループ決定
    手段とを含み、 前記図柄表示制御部は、前記演出グループ決定手段で決
    定された演出グループに属する演出パターンの中から一
    つの演出パターンを決定する演出パターン決定手段と、
    該演出パターン決定手段で決定された演出パターン及び
    前記停止図柄決定手段で決定された停止態様を表示する
    ように前記表示手段を制御する図柄表示制御手段とを含
    むことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の遊技機において、前記演出
    パターンは、前記特別図柄の変動表示があと一つ特定の
    特別図柄を停止表示すれば前記所定の停止態様となるこ
    とを示すリーチ状態に移行する以前の遊技を盛り上げる
    ためのリーチ前演出表示、前記リーチ状態中の遊技を盛
    り上げるためのリーチ演出表示、前記リーチ状態又は前
    記特別遊技状態に移行する可能性がどの位あるかを示す
    予兆表示のいずれか、或いはそれらの表示のうちの二つ
    又は三つの組合せであることを特徴とする遊技機。
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