JP4716564B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえばパチンコ機においては、ゲームの内容を制御するためのプログラムのうち、ゲームの基本動作を制御するためのプログラムを主制御基板のメモリエリアに格納し、図柄表示器(表示部)への表示出力、その基本動作に付随するスピーカへの音声出力、ランプ点灯/消灯を制御するためのプログラムは、それぞれ、主制御基板とは別に設けられた表示制御サブ基板、音声制御サブ基板およびランプ制御サブ基板のメモリエリアに格納したものが提供されている。
【0003】
このようなパチンコ機においては、たとえば、図柄表示器における変動に関して、変動開始から変動終了までの変動動作(一連の変動動作)を一括りとして複数種の変動態様(報知態様)が用意されている。この変動態様は、リーチ状態に突入する(リーチ動作を実行する)か否かや、実行するリーチ動作の種類、キャラクタ登場の有無、また、登場するキャラクタの種類によって区分けされている。変動態様を決定するための変動態様抽選(報知態様抽選)を実行する変動態様抽選部は、主制御基板に設けられていて、この変動態様抽選は主制御基板に実装されたメモリのメモリエリアで実行される。
【0004】
変動態様抽選部における変動態様抽選の結果は、表示制御サブ基板、音声制御サブ基板およびランプ制御サブ基板に与えられるようになっている。表示制御サブ基板は、主制御基板から与えられる変動態様抽選の結果に基づいて変動表示(すなわち、リーチ動作実行の有無、実行するリーチ動作の種類、キャラクタ登場の有無等)を行なう。また、音声制御サブ基板も主制御基板で実行される変動態様抽選の結果に基づいて、スピーカから図柄表示器に表示される表示内容(たとえばリーチ動作やその種類およびキャラクタの登場)に関連付いた音声を出力し、ランプ制御サブ基板もまた主制御基板で実行される変動態様抽選の結果に基づいて、このランプの点灯/消灯を図柄表示器に表示される表示内容に関連付くように制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の遊技機の分野におけるコンピュータ制御においては、他分野と異なり、ゲームの基本動作を制御する主制御基板のメモリ容量が法規制を受ける。この法規制は、メモリの空き領域に違法なプログラムが書き込まれて、その違法なプログラムに基づく不正なゲームが行なわれることを防止するために設けられている。また、主制御基板のメモリのメモリエリアでは、上述の変動態様抽選だけでなく、遊技者に有利な大当たり遊技を実行するか否かを決定するための大当たり抽選も実行されるために、変動動作に関連して使用できる主制御基板のメモリ容量は制約されている。
【0006】
その一方で、遊技客がゲームに飽きないように、ゲームの内容を複雑高度にすることが望まれている。特にリーチ動作として多種のものが用意される傾向にある。
しかし、リーチ動作が多種用意されているような仕様とすれば、変動態様抽選に必要なメモリ容量が大きくなり、制約を受けている主制御基板のメモリ内に格納しきれなくなる。そのため、ゲーム内容の複雑高度化には限界があった。
【0007】
この発明は、上述のような背景の下でなされたものであり、主制御基板内のメモリ容量を抑えつつ、複雑高度なゲーム内容が実現できるパチンコ機を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、複数種の変動態様が用意されたパチンコ機であって、遊技関連情報を表示するための表示部と、上記遊技関連情報を、音声の出力により報知する音声再生装置と、遊技球が所定の有効領域を通過したことに基づいて、遊技者に有利な大当たり遊技を実行するか否かを抽選する大当たり抽選を行う大当たり抽選手段、および、上記複数種の変動態様を、上記大当たり抽選手段による大当たり抽選の結果と変動時間とが共通する変動態様ごとに区分けして設けた複数の変動パターンのうち、いずれかの変動パターンを抽選決定する変動パターン抽選部を有し、遊技に関する制御を行うための主制御部と、この主制御部に接続され、当該主制御部から与えられる所定の信号に基づいて、上記変動パターン抽選部により抽選決定された変動パターンの中に含まれる変動態様から一の変動態様を抽選する変動態様抽選を実行する変動態様抽選部を有し、当該変動態様抽選部により抽選された変動態様に基づいて、上記表示部の表示動作を制御する表示制御部と、この表示制御部に接続され、上記表示部から与えられる上記変動態様抽選の結果に基づいて、上記遊技関連情報報知手段を、報知内容が上記表示部の表示動作と関連付くように、上記音声再生装置の動作を制御する音声制御部、遊技者に異常を報知するための異常ランプと、遊技に関する情報を視覚的に報知する遊技ランプとを含み、上記遊技ランプは、上記表示制御部からの信号に基づいて制御されるようになっており、上記異常ランプは、上記主制御部からの信号に基づいて制御されるようになっていることを特徴とするパチンコ機である。
請求項1記載の発明によれば、変動態様抽選が表示制御部で実行される。表示制御部は、変動態様抽選の結果を音声制御部に与えるとともに、表示部の動作を制御する。一方、音声制御部は、表示制御部から与えられる変動態様抽選の結果に基づいて、音声再生装置を、表示部の動作に関連付くように制御する。これにより、表示制御部と音声再生装置とが相互に関連付いた動作を行なうことを可能としつつ、主制御基板(主制御部)以外で変動態様抽選が行なわれるので、主制御基板(主制御部)内で必要となるメモリの量を少なく抑えることができる。これにより、多種の変動動作を用意しつつ、かつ、主制御基板のメモリ容量を法規制の許容範囲内に抑えることが可能である。
また、複数種の変動態様は、大当たり抽選の結果が大当たりか否か、および変動動作に要する時間(変動時間)が同じであるか否かごとに、複数の変動パターンに区分けされている。この変動パターンは、主制御基板(主制御部)側で決定されるようになっていて、表示制御部の変動態様抽選部で実行される変動態様抽選においては、この決定された変動パターンに含まれる変動態様から一の変動態様が決定される。つまり、変動態様の決定に関して主制御部は、全ての変動態様の種類の中から1つの変動態様を決定するのではなく、大きく区分けされた変動パターンの中から1つの変動パターンを決定するだけであるので、変動態様の決定に関して主制御部内で必要となるメモリのメモリエリアを少なくすることができる。
【0009】
請求項2に記載のように、上記表示制御部は、各変動態様に対応する表示データが記憶された表示データ記憶部を有しており、上記表示データ記憶部には、変動時間が共通し、かつ、上記表示部に表示される背景が互いに異なる複数の表示データが、少なくとも記憶されていてもよい。
また、請求項3に記載のように、上記表示制御部は、上記各変動態様に対応する表示データが記憶された表示データ記憶部を有しており、上記表示データ記憶部には、変動時間が共通し、かつ、上記表示部に表示されるキャラクタの種別が互いに異なる複数の表示データが、少なくとも記憶されていてもよい。
【0010】
また、請求項に記載のように、上記音声制御部は、上記各変動態様に対応する音声データが記憶された音声データ記憶部を有しており、上記音声データ記憶部には、変動時間が共通し、かつ、音声の種別が互いに異なる複数の音声データが、少なくとも記憶されていてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るパチンコ機の正面図である。このパチンコ機は、遊技盤1と、この遊技盤1内に向けて発射される遊技球(パチンコ球)の勢いを調節するためのハンドル2と、遊技盤1に向けて発射すべき遊技球を貯留しておくための上皿3と、上皿3に貯留しきれない遊技球を受けるための下皿4とを備えている。
【0014】
遊技盤1の周縁には、ほぼ円弧状に形成されたガイドレール11が取り付けられており、ハンドル2の操作により発射された遊技球は、ガイドレール11に案内されて遊技盤1の上部へ導かれる。遊技盤1には、たとえば、多数本の遊技釘(図示せず)が打設されており、遊技盤1の上部に導かれた遊技球は、遊技盤1上を多数本の遊技釘の間を通って下方へと落下していく。
遊技盤1のほぼ中央には、複数個(この実施形態では3個)の図柄を並べて表示可能なLCD表示装置12のLCD表示部121が配置されている。このLCD表示部121の下方には、遊技球が入球可能な始動入賞口13が配置されている。始動入賞口13の近傍には始動入賞口センサ13A(図2参照)が配設されていて、始動入賞口13に遊技球が入球すると、予め定める個数の賞球が付与されるとともに、遊技者に有利な大当たり遊技を実行するか否かを決定するための大当たり抽選が行われる。この始動入賞口13への遊技球の入球に伴ない、LCD表示部121において変動表示が開始される。そして、所定の変動表示が実行された後にLCD表示部(表示部)121に図柄の組み合わせが停止表示され、この停止表示される図柄の組み合わせによって、大当たり抽選の結果が表示されるようになっている。
【0015】
遊技盤1には、ガイドレール11によって区画される遊技領域の外側の非遊技領域のうち上側の左右部分に、それぞれ、遊技機の異常状態を報知するための異常ランプ61,62が配設されている。遊技盤1の上方には、左右方向に沿って延びる長手の遊技ランプ6が配設されていて、この遊技ランプ6は遊技状態に応じた点灯動作を行なう。
また、始動入賞口13の下方には、たとえば、左右に長い長方形状に形成された大入賞口14が配置されている。この大入賞口14に関連して、大入賞口14を開閉可能な開閉板15が取り付けられている。開閉板15は、通常は盤面(遊技盤1の表面)にほぼ沿った状態で大入賞口14を閉塞しており、大当たり遊技時に、大入賞口14の下端縁に沿って配置された回動軸(図示せず)を中心に手前側に倒伏して、大入賞口14を開放するとともに、この開閉板15上に落下してくる遊技球を大入賞口14に導き入れることができる。
【0016】
大当たり遊技では、大入賞口14を約30秒間または約10個の遊技球が入球するまで開放するといった動作を1ラウンドとし、この1ラウンド中に大入賞口14に入球した遊技球のうちの少なくとも1個が大入賞口14内の特別領域(いわゆるVゾーン)を通過していれば、次のラウンドを実行するといったようにして、開閉板15による大入賞口14の開放動作が所定の最大継続ラウンド数だけ行われる。大入賞口14への遊技球の入球に対しては、予め定める個数の賞球が遊技者に付与される。したがって、大当たり遊技では、多数個の遊技球を大入賞口14に入球させることができ、遊技者は多くの賞球を獲得することができる。
【0017】
なお、遊技盤1には、始動入賞口13や大入賞口14の他に、遊技球の入球に対して予め定める個数の賞球が付与されるだけの通常入賞口や一対の拡開/窄閉可能なチューリップ羽根を有する電動チューリップ役物入賞口などが配置されていてもよい。これらの入賞口に入球しなかった遊技球(アウト球)は、遊技盤1の下部に形成されたアウト口16から機内に回収される。
上皿3と下皿4との間には、左右一対のスピーカ5が配設されていて、このスピーカ5から遊技状態に応じた音声が出力されるようになっている。
【0018】
図2は、このパチンコ機の電気的構成を示すブロック図であり、特に遊技の制御に関する部分を示している。
この実施形態にかかるパチンコ機においては、LCD表示部121における変動開始から変動終了までの(リーチ状態を含む)変動動作(一連の変動動作)を一括りとして複数種(たとえば16種)の変動態様(報知態様)が用意されている。変動態様を決定するための変動態様抽選(報知態様抽選)を実行する変動態様抽選部83が表示制御サブ基板80に設けられていて、表示制御サブ基板80の表示制御部81は、この変動態様抽選部83における変動態様抽選の結果に基づいて変動表示を行なう。一方、音声制御サブ基板90およびランプ制御サブ基板100は、それぞれ表示制御サブ基板80に接続されていて、表示制御サブ基板80から与えられる変動態様抽選の結果に基づいて、スピーカ5および遊技ランプ6を、それぞれ、LCD表示部121の変動表示の表示内容と関連付くように制御する。これがこの実施形態の特徴の一つである。
【0019】
また、複数種の変動態様は、大当たり抽選の結果が大当たりか否か、および一連の変動動作に要する時間が同じであるかごとに、複数種(たとえば6種)の変動パターンに大きく区分けされている。この変動パターンは、主制御基板70側で決定されるようになっていて、表示制御サブ基板80の変動態様抽選部83で実行される変動態様抽選においては、この決定された変動パターンに含まれる変動態様から一の変動態様が決定される。これがこの実施形態の他の特徴である。
【0020】
つまり、変動態様の決定に関して主制御基板70は、全ての変動態様の種類(16種)の中から1つの変動態様を決定するのではなく、大きく区分けされた変動パターン(6種)の中から1つの変動パターンを決定するだけであるので、変動態様の決定に関して主制御基板70内で必要となるメモリのワークエリアが少ない。以下、具体的に説明する。
このパチンコ機は、ゲームの基本となる動作(遊技に関する動作)を制御するための主制御基板70を備えている。主制御基板70は、遊技制御部71を備えている。この主制御基板70には、大当たり抽選を実行するための大当たり抽選部72が設けられていて、この大当たり抽選部72には始動入賞口センサ13Aが接続されている。
【0021】
大当たり抽選部72における大当たり抽選の結果は遊技制御部71に与えられるようになっている。また、大当たり抽選の結果は、変動パターンを決定する変動パターン抽選を実行するための変動パターン抽選部73にも与えられるようになっている。変動パターン抽選部73には、LCD表示装置12のLCD表示部121に最終的に停止する図柄の組み合わせを決定する停止図柄決定部74が接続されている。
【0022】
これら遊技制御部71、大当たり抽選部72、変動パターン抽選部73および停止図柄決定部74は、たとえばCPU、RAM、ROMからなるマイクロコンピュータによって構成されている。このうちRAM(メモリ)としては、その容量が法規制の許容範囲内に設定されたものが用いられている。
主制御基板70には、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)表示部121およびLCDドライバ122,123を含むLCD表示装置12の表示内容を制御するための表示制御サブ基板80が接続されている。表示制御サブ基板80は画像制御信号を作成する表示制御部81を備えている。表示制御部81によって作成された画像制御信号がLCDコントローラ82に与えられ、このLCDコントローラ82からLCD表示装置12のLCDドライバ122,123に表示信号が与えられるようになっている。
【0023】
表示制御部81には、変動態様を決定する変動態様抽選を実行するための変動態様抽選部83が接続されている。この変動態様抽選部83には主制御基板70の変動パターン抽選部73から変動パターン抽選の結果が与えられるようになっている。この変動態様抽選部83における変動態様抽選の結果は、表示制御部81に与えられるようになっている。
表示制御部81には表示データ記憶部84が接続されている。表示データ記憶部84には、一連の変動動作に関わる表示データが各変動態様ごとに記憶されている。表示制御部81にはまた、主制御基板70の停止図柄決定部74から決定された停止図柄の種別が与えられるようになっている。
【0024】
表示制御サブ基板80には、スピーカ5から出力される音声を制御するための音声制御サブ基板90が接続されている。この音声制御サブ基板90は、音声制御部91を備えている。音声制御部91にはミュージックコントローラ92および音声データ記憶部93が接続されている。音声データ記憶部93には、一連の変動動作における音声動作に関わる音声データが各変動態様ごとに記憶されている。これらの音声データは、各変動態様ごとに分けて捉えれば、表示データ記憶部84に記憶されている表示データに対応するものとなっている。
【0025】
一方、主制御基板70には、遊技ランプ6および異常ランプ61,62の点灯動作を制御するためのランプ制御サブ基板100が接続されている。このランプ制御サブ基板100にはランプ制御部101が備えられている。このランプ制御部101には異常ランプ61,62の点灯動作に関するランプデータ、および一連の変動動作についての遊技ランプ6の点灯動作に関わるランプデータが各変動態様ごとに記憶されたランプデータ記憶部102が接続されている。
【0026】
ランプ制御部101には、主制御基板70の遊技制御部71からランプコマンドが与えられるようになっていて、このランプコマンドに基づいてランプデータ記憶部102に記憶されている異常ランプ61,62の点灯動作に関するランプデータが読み出されて、異常ランプ61,62が制御されるようになっている。
また、このランプ制御サブ基板100は、主制御基板70にだけでなく表示制御サブ基板80にも接続されている。ランプ制御サブ基板100のランプ制御部101には、表示制御サブ基板80の変動態様抽選部83から変動態様抽選の結果が与えられるようになっている。遊技ランプ6の点灯動作に関わるランプデータは、各変動態様ごとに分けて捉えれば、表示データ記憶部84に記憶されている表示データ、および音声データ記憶部93に記憶されている音声データに対応するものとなっている。
【0027】
図3は、このパチンコ機における遊技に際して行われる処理の流れを示すフローチャートである。
たとえば、ハンドルHが操作されることにより遊技が開始される。始動入賞口13に遊技球が入球すると(ステップS1でYES)、始動入賞口センサ13Aから大当たり抽選部72に信号が与えられて、大当たり抽選部72において、上述の大当たり遊技を実行するか否かを決定するための大当たり抽選が実行される(ステップS2)。
【0028】
また、上述のように、このパチンコ機においては一連の変動動作を一括りとして複数種類の変動態様が用意されていて、この変動態様は複数種の変動パターンに大きく区分けされている。主制御基板70に設けられた変動パターン抽選部73では、大当たり抽選の結果に応じて、この複数種の変動パターンのうち1つの変動パターンを決定する変動パターン抽選が実行される(ステップS3)。
なお、上述のように各変動態様は大当たり抽選の結果が大当たりか否かの他、一連の変動動作に要する時間ごとに区分けされているので、リーチ状態に突入する(リーチ動作を実行する)変動態様とリーチ状態に突入しない変動態様とは、自ずと互いに異なる変動パターンに含まれることとなる。つまり、この変動パターン抽選により、変動態様抽選によって決定される変動態様がリーチ動作を実行する変動態様か否かが決定されるようになっている。
【0029】
また、リーチ動作に要する時間が異なれば、一連の変動動作に要する時間が異なるので、自ずから互いに異なる変動パターンに属することとなる。この変動パターン抽選の結果は、主制御基板70に設けられた停止図柄決定部74に与えられる。
停止図柄決定部74は、変動パターン抽選の結果に基づいて、LCD表示部121に最終的に停止される図柄の組み合わせを決定する(ステップS4)。変動パターン抽選によって決定された変動パターンに含まれる変動態様が大当たりに関する変動態様である場合(大当たり抽選の結果が大当たりである場合)には、LCD表示部121に最終的に停止される図柄の組み合わせ(「111」「222」「333」「444」「555」「666」「777」「888」「999」)は全て同じ図柄からなる図柄の組み合わせ(いわゆるゾロ目)に決定される。また、変動パターン抽選によって決定された変動パターンに含まれる変動態様が、大当たり抽選の結果は外れであるがリーチ動作を実行するものである場合には、たとえば両端の図柄が同じで中央の図柄がこの図柄と異なる図柄の組み合わせに決定される。また、変動パターン抽選によって決定された変動パターンに含まれる変動態様が、大当たり抽選の結果が外れでありリーチ動作も実行しないものである場合には、3つとも異なる図柄の組み合わせか、あるいは左と中央が同じ図柄の組み合わせに決定される。
【0030】
変動パターン抽選部73によって決定された変動パターンは表示制御サブ基板80に設けられた変動態様抽選部83にも与えられる。この変動態様抽選部83において、主制御基板70の変動パターン抽選部73における変動態様抽選によって決定された変動パターンに基づいて、変動態様を決定するための変動態様抽選が実行される(ステップS5)。
次に、制御サブ基板80,90,100の各制御部81,91,101が各データ記憶部84,93,102に記憶されているデータのうち、変動態様抽選によって決定された変動態様に関わる表示データ、音声データおよびランプデータを読み込み(ステップS6)、LCD表示装置12、スピーカ5、遊技ランプ6において、変動態様抽選によって決定された変動態様動作が実行される(ステップS7)。
【0031】
具体的には、変動態様抽選の結果が表示制御部81に与えられると、表示制御部81は表示データ記憶部84から変動態様抽選によって決定された変動態様に対応する表示データを読み出す。表示制御部81は、この読み出した表示データ、および主制御基板70の停止図柄決定部74によって決定された停止図柄の種別に基づいて、一連の変動動作に関する表示態様に係る表示制御信号を作成し、この作成した表示制御信号をLCDコントローラ82に与える。これにより、LCD表示部121に所定の変動表示が表示される。
【0032】
また、変動態様抽選の結果は音声制御部91にも与えられる。変動態様抽選の結果が与えられると、音声制御部91は音声データ記憶部93から変動態様抽選の結果に応じた音声データを読み出す。音声制御部91は、この読み出した音声データに基づいて一連の変動動作に関する音声制御信号を作成し、この作成した制御信号をミュージックコントローラ92に与える。各変動態様ごとに、音声データが表示データに対応するものとなっているので、スピーカ5から出力される音声はLCD表示部121に表示される変動表示の表示内容と関連付いたものとなる。
【0033】
さらに、変動態様抽選の結果はランプ制御部101にも与えられる。変動態様抽選の結果が与えられると、ランプ制御部101はランプデータ記憶部102から変動態様抽選の結果に応じたランプデータを読み出す。ランプ制御部101は、一連の変動動作に関して、この読み出したデータに基づいて、LCD表示部121において表示される一連の変動動作に対応した遊技ランプ6の点灯動作が制御されるようになっている。各変動態様ごとに、ランプデータが表示データおよび音声データに対応するものとなっているので、遊技ランプ6の動作はLCD表示部121に表示される変動表示の表示内容と関連付いたものとなる。
【0034】
変動種は16種(変動態様番号を付すとすれば、後述のようにA〜P)設定されているのであるが、同じ変動パターンに2以上の変動態様が含まれる場合としては、リーチ動作を実行するか否か、リーチ動作に要する時間、変動(ここでは、リーチ動作を含まない変動)に要する時間が同じであるがLCD表示部121に表示される背景種が異なる場合、LCD表示部121へのキャラクタ登場の有無、およびその種類が異なる場合である。
【0035】
この変動動作の一例を図4を参照して説明する。図4(a)〜図4(d)に示す「↓」は図柄の変動状態を示している。
図4(a)に示すように、LCD表示部121に変動表示が開始され、所定時間(たとえば5秒の間)変動表示が続行される。LCD表示部121に変動表示がなされている状態では、背景は草原をイメージさせる背景1であり、また、この変動表示に対応する音声Aがスピーカ5から出力される。
【0036】
所定時間が経過すると、図4(b)に示すように左図柄と右図柄が表示される。これらの図柄が同じ図柄が表示(リーチ状態に突入)されると、スピーカ5からこのリーチ状態に関連する「リーチ」という音声が出力されて、リーチ状態に突入したことが遊技者に対して報知される。また、リーチの種類が変動時間の長いリーチ(第1スペシャルリーチ)である場合には、「リーチ」という音声が出力された後、LCD表示部121の背景画面が図4(a),(b)に示すような草原をイメージさせる背景1から、図4(c)に示すような日の出をイメージさせる背景2に切り替わる。
【0037】
リーチ状態においては左右図柄は停止表示されていて、中図柄だけが変動を続行している。この状態では、遊技ランプ6が2秒間隔で点灯されるとともに、スピーカ5から背景画面やリーチ動作に関連付いた音声Dが出力される。
この後、図4(d)に示すようなキャラクタ(仙人をイメージさせるようなキャラクタ)が登場する。このとき、スピーカ5から「ピューッ」という登場音が出力される。その後、所定時間が経過した後に、図4(e)に示すように中図柄も停止表示され、LCD表示部121に停止図柄決定部74によって決定された図柄の組み合わせが表示される。
【0038】
そして、大当たり抽選の結果が大当たりである場合には(ステップS8でYES)、上述の大当たり遊技が実行される。
変動態様と、この変動態様が含まれる変動パターン、変動態様が決定される条件(大当たり抽選の結果)、ならびに、変動態様に含まれる表示、音声およびランプの各動作態様との関係をまとめると表1のようになる。
【0039】
【表1】
Figure 0004716564
【0040】
なお、図4を用いて説明したのは、大当たり抽選の結果がはずれであるとともに変動パターン抽選によって決定された変動パターンが第4変動であり、変動態様抽選によって決定された変動態様が表の変動態様番号でGの場合である。
以上のようにこの実施形態によれば、変動態様を決定するための変動態様抽選を実行する変動態様抽選部83が表示制御サブ基板80に設けられており、変動態様の決定に関しては、主制御基板70は大きく区分けされた複数種の変動パターンの中から1つの変動パターンを決定するだけであるので、変動態様の決定に関して主制御基板70内で必要となるメモリの量が少なくて済む。したがって、主制御基板70のメモリ容量を法規制の許容範囲内に抑えつつ、多種のリーチ動作を用意することができる。
【0041】
また、上述のように1つの変動パターンに含まれる変動態様は変動に要する時間が同じものに限定されるのであるが、現実にはほとんど同じ変動時間でも細かい差異のあるリーチ動作が多数用意されているパチンコ機であることが望ましく、この場合に有効である。
なお、上述の説明においては、音声制御サブ基板90は、表示制御サブ基板80とだけ接続されているものとして説明したが、変動動作以外においてスピーカ5から音声を出力させる構成である場合には主制御基板70および表示制御サブ基板80の双方に接続されていてもよい。
【0042】
また、ランプ制御サブ基板100は主制御基板70および表示制御サブ基板80の双方と接続されているものとして説明したが、異常ランプ61,62を設けず、主制御基板70からランプコマンドを与えない構成であるならば、主制御基板70に接続される必要はない。また、上述の説明では、変動態様を決定する変動態様抽選は表示制御サブ基板80に設けられているものとして説明したが、この態様に限られない。図5は、この発明の別の形態の電気的構成を示すブロック図である。
【0043】
図5に示す態が図2の実施形態と異なる点は、予め定められた複数の変動態様から1の変動態様を決定する変動態様抽選部を表示制御サブ基板でなく、音声制御サブ基板に設けた点にある。具体的には、音声制御サブ基板90の変動態様抽選部94には、主制御基板70の変動パターン抽選部73から変動パターン抽選の結果が与えられるようになっている。音声制御サブ基板90の変動態様抽選部94における変動態様抽選の結果は、音声制御部91の他、表示制御サブ基板80の表示制御部81、およびランプ制御サブ基板100のランプ制御部101に与えられるようになっている。
【0044】
図5では音声制御サブ基板に変動態様抽選部を設ける場合について説明したが、変動態様抽選部がランプ制御サブ基板100に設けられていて、この抽選結果が表示制御サブ基板80の表示制御部81、および音声制御サブ基板90の音声制御部91に与えられるようになっていてもよいのはもちろんのことである。また、上述の形態では、複数種の変動態様は複数種の変動パターンに大きく区分けされていて、主制御基板70側で実行される変動パターン抽選によって変動パターンの種別が決定され、この変動パターン抽選の結果に基づいて変動態様抽選が実行されるものとして説明したがこの態様に限られない。この例を図6に示す。
【0045】
図6に示す態が図2の実施形態と異なる点は、変動態様を決定するに当たっては変動パターン抽選を実行せず、表示制御サブ基板側で実行される変動態様抽選だけによって変動態様が決定される点にある。具体的に説明すると、主制御基板70Aにおける大当たり抽選の結果は表示制御サブ基板80Bに設けられた変動態様抽選部83に直接与えられるようになっている。また、LCD表示装置12のLCD表示部121に最終的に停止する図柄の組み合わせを決定する停止図柄決定部85も表示制御サブ基板80Bに設けられている。
【0046】
停止図柄決定部85を表示制御サブ基板80B側に設けることとしたのは、法規制により主制御基板と各制御サブ基板との双方向の信号は禁止されており、各制御サブ基板から主制御基板側へは信号を与えることができないようになっているからである。また、図2、図5および図6の各態では、変動態様抽選が実行される制御サブ基板から、他の2つの制御サブ基板に個別に接続されているものとして説明したが、これに限られない。たとえば図2の場合を例にとって説明すると、表示制御サブ基板80には音声制御サブ基板90が、この音声制御サブ基板80にはランプ制御サブ基板100が接続されていて、変動態様抽選部83における変動態様抽選の結果が音声制御サブ基板80の音声制御部91を介してランプ制御部に与えられるようになっていてもよい。
【0047】
また、この場合には、音声制御サブ基板80に、スピーカ5および遊技ランプ6の動作態様を決定するための抽選部が設けられていることが望ましい。LCD表示部121の1つの表示態様に対応して複数の音声態様やランプ態様が用意されていて、この抽選部は、表示制御サブ制御基板80の変動態様抽選部83から与えられる変動態様抽選の結果に応じて、LCD表示部121に表示される表示態様に対応した音声態様、ランプ態様のうち、それぞれ1の音声態様、ランプ態様を抽選する。
【0048】
この場合においては、制御サブ基板によって抽選された変動態様抽選の結果に基づいて、さらに他の制御サブ基板で変動動作態様が抽選されるので、LCD表示部121に表示される表示態様に対応して複数の音声態様、ランプ態様が用意されている構成を主制御基板70の消費容量を増やすことなく、変動態様を複雑化することができる。さらにまた、上述の各態の説明では表示器としてLCD表示部121を例に挙げたが、その他の表示器であってもよいのはもちろんのことである。加えて、上述の表示制御サブ基板80は、LCD表示部121等表示器だけでなく遊技盤1上に配設された役物等の動作を制御するものであってもよい。
【0049】
7は、この発明の別の形態に係るパチスロ機の電気的な構成を示すブロック図である。このパチスロ機には、3個のリール231,232,233が回転可能に配置されている。
このパチスロ機の主制御基板270は、遊技に関する動作(遊技に関する動作)を制御するための遊技制御部271、および、乱数抽選の当たり(ビックボーナス入賞)の確定を決定する乱数抽選部272を備えている。
【0050】
乱数抽選部272にはリール始動レバー222の操作を検出するスイッチ(図示しない)が接続されていて、このリール始動レバー222の操作に応答して乱数抽選を実行するようになっている。また、リール始動レバー222の操作に伴ない、遊技制御部271は、リール231〜233を一斉に回転開始する。遊技制御部271にはリール停止ボタンの押圧動作を検出するスイッチ(図示しない)が接続されていて、リール停止ボタン223〜225の押圧動作に伴って、回転中のリール231〜233が、押されたリール停止ボタンに対応するリールから順に停止されていく。リール231〜233を停止させたときには、各リール231〜233のたとえば3コマ分の図柄が中、上、下、斜めの各停止ライン上に整列して並ぶようになっていて、3つのリール231〜233がすべて停止された時点で、有効ライン上に整列した図柄の組み合わせが予め定める入賞にかかるものであれば、入賞の種類ごとに定められた所定の枚数のメダル(賞メダル)が付与されるようになっている。
【0051】
また、パチスロ機には、このパチスロ機におけるゲームの興趣を増すような演出画像を表示するための演出表示器250が配置されている。演出表示器250は、たとえばLCD表示器で構成することができる。演出表示器250には、演出画像の他に、遊技結果を表すスランプグラフやビックボーナス入賞回数、ビックボーナスゲームによるメダル獲得枚数などを表示させることができるようになっている。
【0052】
演出表示器250の表示内容は、演出表示制御サブ基板280に配置された演出表示制御部281によって実行されるようになっている。演出表示制御サブ基板280は主制御基板270に接続されている。この演出表示制御サブ基板280において、演出表示器250に表示される演出表示態様を決定するための演出表示態様抽選が実行される。
演出表示制御部281には演出表示データ記憶部284が接続されている。表示データ記憶部84には、一連の演出表示に関わる演出表示データが各演出態様ごとに記憶されている。
【0053】
一方、パチスロ機には、たとえばリール回転停止時や入賞時などに、ゲームの雰囲気を盛り上げるための効果音を発生するスピーカ260が配設されている。このスピーカ260から出力される音声を制御するための音声制御サブ基板290は主制御基板270および演出表示制御サブ基板280の双方に接続されている。この音声制御サブ基板290は音声制御部291を備えている。音声制御サブ基板290の音声制御部291には、演出表示制御サブ基板280の演出表示態様抽選部283から演出表示態様抽選の結果が与えられるようになっている。この音声制御部291には音声データ記憶部93が接続されている。音声データ記憶部293には、一連の図柄演出表示動作における音声動作に関わる音声データが各演出表示態様ごとに記憶されていて、演出表示態様ごとに所定の音声データを読み出すことができるようになっている。各演出表示態様ごとにわけて考えれば、音声データは演出表示データ記憶部284に記憶されている表示データに対応するものとなっている。これにより、演出表示器250に表示される演出表示の表示内容に関連付いた音声がスピーカ260から出力されることとなる。
【0054】
以上により図7の態によれば、演出表示態様の決定に関して主制御基板70においては、全ての演出表示態様の種類の中から1つの演出表示態様を決定するのではなく、大きく区分けされた演出表示パターンの中から1つの演出表示パターンを抽選するだけであるので、演出表示態様の決定に関して主制御基板70内で必要となるメモリの量が少なくて済む。したがって、主制御基板270のメモリ容量を法規制の許容範囲内に抑えつつ、多種の演出表示を用意することができる。
【0055】
また図7では、リール31〜33は遊技に関する制御を行なう主制御基板270によって制御されるものとして説明したが、この主制御基板270とは別個に設けられ、かつこの主制御基板270と接続されたリール制御サブ基板によって制御されるものであってもよい。この場合には演出表示制御サブ基板280の演出表示制御部281によって決定される演出表示態様の結果は、主制御基板270には与えられず、このリール制御サブ基板に直接与えられることとなる。
【0056】
さらに、また図7の説明では、演出表示態様を決定する演出態様抽選は演出表示制御サブ基板280に設けられているものとして説明したが、音声制御サブ基板に配置されていてもよいし、また、リール31〜33が主制御基板270ではなくリール制御サブ基板によって制御される場合には、このリール制御サブ基板に配置されていてもよい
【0057】
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るパチンコ機の正面構造を簡略化して示す図である。
【図2】図柄表示器の構成を示す正面図である。
【図3】図1に示すパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】このパチンコ機における遊技に際して行われる処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】この発明の別の形態に係るパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。
【図6】この発明の別の形態に係るパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。
【図7】この発明の別の形態に係るパチスロ機の電気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
5 スピーカ(音声再生装置
6 遊技ラン
70 制御基板(主制御部)
80 表示制御サブ基板(表示制御部)
83 変動態様抽選部
84 表示データ記憶部
90 音声制御サブ基板(音声制御部)
93 音声データ記憶部
100 ランプ制御サブ基板(ランプ制御部)
102 ランプデータ記憶部
121 LCD表示部

Claims (4)

  1. 複数種の変動態様が用意されたパチンコ機であって、
    遊技関連情報を表示するための表示部と、
    上記遊技関連情報を、音声の出力により報知する音声再生装置と、
    遊技球が所定の有効領域を通過したことに基づいて、遊技者に有利な大当たり遊技を実行するか否かを抽選する大当たり抽選を行う大当たり抽選手段、および、上記複数種の変動態様を、上記大当たり抽選手段による大当たり抽選の結果と変動時間とが共通する変動態様ごとに区分けして設けた複数の変動パターンのうち、いずれかの変動パターンを抽選決定する変動パターン抽選部を有し、遊技に関する制御を行うための主制御部と、
    この主制御部に接続され、当該主制御部から与えられる所定の信号に基づいて、上記変動パターン抽選部により抽選決定された変動パターンの中に含まれる変動態様から一の変動態様を抽選する変動態様抽選を実行する変動態様抽選部を有し、当該変動態様抽選部により抽選された変動態様に基づいて、上記表示部の表示動作を制御する表示制御部と、
    この表示制御部に接続され、上記表示部から与えられる上記変動態様抽選の結果に基づいて、上記遊技関連情報報知手段を、報知内容が上記表示部の表示動作と関連付くように、上記音声再生装置の動作を制御する音声制御部
    遊技者に異常を報知するための異常ランプと、
    遊技に関する情報を視覚的に報知する遊技ランプとを含み、
    上記遊技ランプは、上記表示制御部からの信号に基づいて制御されるようになっており、
    上記異常ランプは、上記主制御部からの信号に基づいて制御されるようになっていることを特徴とするパチンコ機。
  2. 上記表示制御部は、各変動態様に対応する表示データが記憶された表示データ記憶部を有しており、
    上記表示データ記憶部には、変動時間が共通し、かつ、上記表示部に表示される背景が互いに異なる複数の表示データが、少なくとも記憶されていることを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
  3. 上記表示制御部は、上記各変動態様に対応する表示データが記憶された表示データ記憶部を有しており、
    上記表示データ記憶部には、変動時間が共通し、かつ、上記表示部に表示されるキャラクタの種別が互いに異なる複数の表示データが、少なくとも記憶されていることを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
  4. 上記音声制御部は、上記各変動態様に対応する音声データが記憶された音声データ記憶部を有しており、
    上記音声データ記憶部には、変動時間が共通し、かつ、音声の種別が互いに異なる複数の音声データが、少なくとも記憶されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のパチンコ機。
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