JP2002196054A - Ic測定装置 - Google Patents

Ic測定装置

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JP2002196054A
JP2002196054A JP2000397454A JP2000397454A JP2002196054A JP 2002196054 A JP2002196054 A JP 2002196054A JP 2000397454 A JP2000397454 A JP 2000397454A JP 2000397454 A JP2000397454 A JP 2000397454A JP 2002196054 A JP2002196054 A JP 2002196054A
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strobe
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timing
determination
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JP2000397454A
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Toshiyuki Otaki
敏之 大瀧
Mitsuru Kondo
充 近藤
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Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/319Tester hardware, i.e. output processing circuits

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被測定ICの出力タイミングを測定するのに
時間がかからないIC測定装置を提供する。 【解決手段】 2つの判定ストローブパルス(S21)
を出力する第1のタイミングジェネレータ(TG21)
と、2つの判定ストローブパルス(S21)に基づい
て、1つのテストサイクル内の2つの時刻におけるデー
タストローブ(DCK2)の状態を検出する第1のエッ
ジ検出手段(E21)と、2つの判定ストローブパルス
(S22)を出力する第2のタイミングジェネレータ
(TG22)と、2つの判定ストローブパルス(S2
2)に基づいて、1つのテストサイクル内の2つの時刻
におけるデータの状態を検出する第2のエッジ検出手段
(E22)と、データの状態と、データストローブの状
態とに基づいて、データストローブを基準としたデータ
のタイミングの合否を判定する判定手段(J22)とを
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IC(特にデータ
ストローブ付きIC)を試験するIC測定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のIC測定装置の構成を示
すブロック図であり、図6は、このIC測定装置の動作
を示すタイミングチャートである。まず、IC測定装置
(A1)は被測定IC(B1)にクロック(CK1)を
供給し、このクロック(CK1)の周期であるテストサ
イクル(TC1)に同期するように、被測定IC(B
1)を動作させる。
【0003】被測定IC(B1)から出力されたデータ
ストローブ(DCK1)の出力タイミングは、IC測定
装置(A1)内の電圧比較器(V11)を介して論理比
較器(CMP11)内のエッジサーチ回路(E11)に
入力される。エッジサーチ回路(E11)は、タイミン
グジェネレータ(TG11)から出力される判定ストロ
ーブパルス(S11)のタイミングで、データストロー
ブ(DCK1)をラッチする。タイミングジェネレータ
(TG11)から出力される判定ストローブパルス(S
11)のエッジのタイミングは、時刻T21〜T22の
範囲内で、テストサイクル(TC1)毎に、n回変化さ
せられる。すなわち、n回の変化のためには、テストサ
イクル(TC1)のnサイクル分の時間が必要になる。
【0004】論理比較器(CMP11)は、判定ストロ
ーブパルス(S11)のエッジのタイミングで、データ
ストローブ(DCK1)の状態をラッチし、期待値(K
11)と比較する。すなわち、n回、判定ストローブパ
ルス(S11)のエッジのタイミングを変化させつつ、
データストローブ(DCK1)の状態をラッチし、期待
値(K11)と比較する。これにより、データストロー
ブ(DCK1)のエッジが出力されるタイミング、すな
わちクロック(CK1)の立ち上がりエッジが出力され
る時刻T11から、データストローブ(DCK1)のエ
ッジが出力されるまでの時間を検出する。
【0005】同様に、判定ストローブ(S12)のエッ
ジのタイミングを変化させつつ、データ(D11)のエ
ッジが出力されるタイミング、すなわちクロック(CK
1)の立ち上がりエッジが出力される時刻T11から、
データ(D11)のエッジが出力されるまでの時間を検
出する。
【0006】そして、上記の2つの時間の差を求め、被
測定IC(B1)のPASS/FAIL判定を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、データストローブ(DCK1)のエッジが出力され
るタイミングを検出するために、判定ストローブパルス
(S11)のエッジのタイミングでデータストローブ
(DCK1)の状態をラッチし、期待値(K11)と比
較する動作をn回繰り返さなければならない。
【0008】同様に、データ(D11)のエッジが出力
されるタイミングを検出するために、判定ストローブパ
ルス(S12)のエッジのタイミングでデータ(D1
1)の状態をラッチし、期待値(K12)と比較する動
作をn回繰り返さなければならない。
【0009】さらに、被測定IC(B1)から出力され
るデータが、データ(D11)のみではなく、データ
(D11)、データ(D12)、…のように複数ある場
合には、それぞれのデータのタイミングを検出するため
に、上述したn回繰り返される比較動作を、さらにデー
タの数だけ繰り返さなければならない。すなわち、デー
タの数がkである場合には、上述したラッチおよび比較
の動作を、k×n回繰り返さなければならない。
【0010】すなわち、上述した従来技術には、被測定
IC(B1)が出力する被測定データ(データストロー
ブまたはデータ)のタイミングを測定するのに時間がか
かるという問題がある。また、各テストサイクル(TC
1)に対して、データストローブ(DCK1)やデータ
(D11)が変動する場合、従来技術では、データスト
ローブ(DCK1)やデータ(D11)が一番遅い場合
の判定しかできず、各テストサイクルごとの判定ができ
ない。
【0011】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたもので、被測定IC(B1)が出力する被測定デ
ータ(データストローブまたはデータ)のタイミングを
測定するのに時間がかからないIC試験装置を提供する
ものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、被測定ICから出力されるデータストローブとデー
タとのタイミングの合否を判定するIC測定装置であっ
て、このIC測定装置のテストサイクルに同期した、時
刻の異なる2つの判定ストローブパルスを出力する第1
のタイミングジェネレータと、この第1のタイミングジ
ェネレータが出力した、時刻の異なる2つの判定ストロ
ーブパルスに基づいて、1つのテストサイクル内の2つ
の時刻におけるデータストローブの状態を検出する第1
のエッジ検出手段と、前記IC測定装置のテストサイク
ルに同期した、時刻の異なる2つの判定ストローブパル
スを出力する第2のタイミングジェネレータと、この第
2のタイミングジェネレータが出力した、時刻の異なる
2つの判定ストローブパルスに基づいて、1つのテスト
サイクル内の2つの時刻におけるデータの状態を検出す
る第2のエッジ検出手段と、この第2のエッジ検出手段
が検出したデータの状態と、前記第1のエッジ検出手段
が検出したデータストローブの状態とに基づいて、デー
タストローブを基準としたデータのタイミングの合否を
判定する判定手段とを有することを特徴とするIC測定
装置である。
【0013】請求項2に記載の発明は、前記第1のタイ
ミングジェネレータおよび第2のタイミングジェネレー
タがそれぞれ出力する、2つの判定ストローブパルス間
の時間は、前記被測定ICの規格に応じた時間とされて
いることを特徴とする請求項1に記載のIC測定装置で
ある。
【0014】請求項3に記載の発明は、前記第1のタイ
ミングジェネレータが出力する判定ストローブパルスの
タイミングと、前記第2のタイミングジェネレータが出
力する判定ストローブパルスのタイミングとの関係は、
前記被測定ICの規格に応じた関係にされていることを
特徴とする請求項1または2に記載のIC測定装置であ
る。
【0015】請求項4に記載の発明は、前記第2のタイ
ミングジェネレータ、第2のエッジ検出手段および判定
手段を含む回路ブロックを複数有することを特徴とする
請求項1から3のいずれかに記載のIC測定装置であ
る。
【0016】請求項5に記載の発明は、各回路ブロック
が有する第2のタイミングジェネレータが出力する判定
ストローブパルスどうしの関係は、前記被測定ICの規
格に応じた関係にされていることを特徴とする請求項4
に記載のIC測定装置である。
【0017】本発明によれば、タイミングジェネレータ
から1組の判定ストローブパルスが出力されると、2つ
のタイミングにおいて被測定データ(データストローブ
またはデータ)の状態が検出される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態にお
けるIC測定装置(A2)の構成を示すブロック図であ
る。IC測定装置(A2)が、被測定IC(B2)にク
ロック(CK2)を送ると、被測定IC(B2)は、デ
ータストローブ(DCK2)、データ(D21)、デー
タ(D22)、…、データ(Dx)を出力する。被測定
IC(B2)から出力されたデータストローブ(DCK
2)、データ(D21)、データ(D22)、…、デー
タ(Dx)は、再度、IC測定装置(A2)に入力され
る。
【0019】被測定IC(B2)から出力されたデータ
ストローブ(DCK2)は、IC測定装置(A2)内の
電圧比較器(V21)を介して、論理比較器(CMP2
1)内のエッジサーチ回路(E21)に入力される。こ
のエッジサーチ回路(E21)には、タイミングジェネ
レータ(TG21)が出力する2系統の判定ストローブ
パルス(S21)も入力される。すなわち、この判定ス
トローブパルス(S21)は、判定ストローブパルス
(S21−1)と、判定ストローブパルス(S21−
2)とによって構成される。そして、エッジサーチ回路
(E21)は、2ビットのエッジ判定結果(R21)を
出力する。すなわち、このエッジ判定結果(R21)
は、エッジ判定結果(R21−1)と、エッジ判定結果
(R21−2)とによって構成される。
【0020】被測定IC(B2)から出力されたデータ
(D21)は、IC測定装置(A2)内の電圧比較器
(V22)を介して、論理比較器(CMP22)内のエ
ッジサーチ回路(E22)に入力される。このエッジサ
ーチ回路(E22)には、タイミングジェネレータ(T
G22)が出力する2系統の判定ストローブパルス(S
22)も入力される。すなわち、この判定ストローブパ
ルス(S22)は、判定ストローブパルス(S22−
1)と、判定ストローブパルス(S22−2)とによっ
て構成される。そして、エッジサーチ回路(E22)
は、2ビットのエッジ判定結果(R22)を出力する。
すなわち、このエッジ判定結果(R22)は、エッジ判
定結果(R22−1)と、エッジ判定結果(R22−
2)とによって構成される。
【0021】エッジ判定結果(R22)は、判定制御回
路(J22)に入力される。この判定制御回路(J2
2)には、エッジ判定結果(R21)も入力される。そ
して、判定制御回路(J22)は、Pass/Fail
判定(P22)を出力し、出力されたPass/Fai
l判定(P22)は、CPU(C2)に入力される。
【0022】被測定IC(B2)から出力されたデータ
(D22)は、IC測定装置(A2)内の電圧比較器
(V23)を介して、論理比較器(CMP23)内のエ
ッジサーチ回路(E23)に入力される。このエッジサ
ーチ回路(E23)には、タイミングジェネレータ(T
G23)が出力する2系統の判定ストローブパルス(S
23)も入力される。すなわち、この判定ストローブパ
ルス(S23)は、判定ストローブパルス(S23−
1)と、判定ストローブパルス(S23−2)とによっ
て構成される。そして、エッジサーチ回路(E23)
は、2ビットのエッジ判定結果(R23)を出力する。
すなわち、このエッジ判定結果(R23)は、エッジ判
定結果(R23−1)と、エッジ判定結果(R23−
2)とによって構成される。
【0023】エッジ判定結果(R23)は、判定制御回
路(J23)に入力される。この判定制御回路(J2
3)には、エッジ判定結果(R21)も入力される。そ
して、判定制御回路(J23)は、Pass/Fail
判定(P23)を出力し、出力されたPass/Fai
l判定(P23)は、CPU(C2)に入力される。
【0024】被測定IC(B2)から出力されたデータ
(D23、D24、…、Dx)についても、上記と同様
である。
【0025】図2は、判定制御回路(J22)における
入出力の関係を示す表である。なお、判定制御回路(J
23、J24、…、Jx)における入出力の関係も、こ
れと同様である。
【0026】判定制御回路(J22)は、データストロ
ーブ(DCK2)のエッジ判定結果(R21−1、R2
1−2)と、データ(D21)のエッジ判定結果(R2
2−1、R22−2)とを入力し、Pass/Fail
判定(P22)を出力する。例えば、エッジ判定結果
(R21−1)がH、エッジ判定結果(R21−2)が
L、エッジ判定結果(R22−1)がH、エッジ判定結
果(R22−2)がHのとき、PASS/FAIL判定
(P22)はFail(H)になる。
【0027】図3は、本実施形態におけるIC測定装置
(A2)の動作を示すタイミングチャートである。IC
測定装置(A2)が被測定IC(B2)にクロック(C
K2)を送ると、被測定IC(B2)は、データストロ
ーブ(DCK2)、データ(D21)、データ(D2
2)、…、データ(Dx)を出力する。出力されたデー
タストローブ(DCK2)、データ(D21)、データ
(D22)、…、データ(Dx)が、再度、IC測定装
置(A2)に入力される。データストローブ(DCK
2)、データ(D21)、データ(D22)、…、デー
タ(Dx)の立ち上がりエッジが出力されるタイミング
は、テストサイクル(TC2)内で変化する。
【0028】まず、データストローブ(DCK2)のタ
イミングが測定される動作を説明する。被測定IC(B
2)から出力されたデータストローブ(DCK2)は、
IC測定装置(A2)内の電圧比較器(V21)を介し
て、論理比較器(CMP21)内のエッジサーチ回路
(E21)に取り込まれる。
【0029】タイミングジェネレータ(TG21)から
出力され、エッジサーチ回路(E21)に入力される、
2系統の判定ストローブパルス(S21)を構成する判
定ストローブパルス(S21−1)と、判定ストローブ
パルス(S21−2)との立ち上がりエッジのタイミン
グは、期間Aにおいては、それぞれ、テストサイクル
(TC2)内の時刻T41とT42とに設定される。時
刻T41とT42との差の時間は、データストローブ
(DCK2)の立ち上がりエッジのタイミングの許容範
囲(規格)とされる。
【0030】そして、判定ストローブパルス(S21−
1、S21−2)の立ち上がりエッジのタイミングを、
テストサイクルTC2毎に、少しずつずらしてゆき、デ
ータストローブ(DCK2)の立ち上がりエッジを、2
つの判定ストローブパルス(S21−1、S21−2)
の立ち上がりエッジの間に捕捉する。図3に示した期間
Aは、データストローブ(DCK2)の立ち上がりエッ
ジが、2つの判定ストローブパルス(S21−1、S2
1−2)の立ち上がりエッジの間に捕捉された状態であ
り、期間Bは、捕捉されていない状態である。
【0031】上述した捕捉の具体的な動作を説明する。
エッジサーチ回路(E21)は、測定の対象であるデー
タストローブ(DCK2)と、2つの判定ストローブパ
ルス(S21−1、S21−2)とを入力する。そし
て、判定ストローブパルス(S21−1)の立ち上がり
エッジを検出したら、この判定ストローブパルス(S2
1−1)で、データストローブ(DCK2)のレベルの
反転をサンプリングし、エッジ判定結果(R21−1)
として出力する。また、判定ストローブパルス(S21
−2)の立ち上がりエッジを検出したら、この判定スト
ローブパルス(S21−2)で、データストローブ(D
CK2)のレベルの反転をサンプリングし、エッジ判定
結果(R21−2)として出力する。
【0032】例えば、時刻T41における判定ストロー
ブパルス(S21−1)の立ち上がりエッジで、データ
ストローブ(DCK2)の状態はLレベルなので、エッ
ジ判定結果(R21−1)はHレベルになる。
【0033】また、時刻T42における判定ストローブ
パルス(S21−2)の立ち上がりエッジで、データス
トローブ(DCK2)の状態はHレベルなので、エッジ
判定結果(R21−2)はLレベルになる。
【0034】エッジサーチ回路(E21)は、以上の動
作を、2つの判定ストローブパルス(S21−1、S2
1−2)の立ち上がりエッジ間の時間差を変えずに、両
方の立ち上がりエッジのタイミングを少しずつずらしな
がら行い、エッジ判定結果(R21−1)がHレベル、
エッジ判定結果(R21−2)がLレベルとなるタイミ
ングを探す。
【0035】具体的には、論理比較器(CMP21)
が、エッジ判定結果(R21−1、R21−2)を検出
し、エッジ判定結果(R21−1)がHレベル、エッジ
判定結果(R21−2)がLレベルになったら、CPU
(C2)に送るPass/Fail判定(P21)をP
ass(L)にする。なお、これ以外の場合には、Pa
ss/Fail判定(P21)はFail(H)とす
る。
【0036】データ(D21)が入力されるエッジサー
チ回路(E22)の動作も、上述したエッジサーチ回路
(E21)と同様である。ただし、エッジサーチ回路
(E21)に入力される判定ストローブパルス(S2
1)のタイミングと、エッジサーチ回路(E22)に入
力される判定ストローブパルス(S22)のタイミング
との関係は、被測定IC(B2)の規格によって定まる
所定の関係とされる。
【0037】エッジサーチ回路(E22)が出力するエ
ッジ判定結果(R22−1、R22−2)は、判定制御
回路(J22)に入力される。判定制御回路(J22)
には、さらに、前述したエッジ判定結果(R21−1、
R21−2)も入力される。判定制御回路(J22)
は、これらの4つの入力に基づいて、データストローブ
(DCK2)の立ち上がりエッジを基準とした、データ
(D21)の立ち上がりエッジのタイミングが許容範囲
(規格)内であるか否かを判定し、Pass/Fail
判定(P22)をCPU(C2)へ出力する。判定制御
回路(J22)における入出力の関係は、図2に示した
通りである。
【0038】図2に示したように、エッジ判定結果(R
21−1)がH、エッジ判定結果(R21−2)がL、
エッジ判定結果(R22−1)がH、エッジ判定結果
(R22−2)がLのとき、Pass/Fail判定
(P22)はPass(L)となる。
【0039】エッジ判定結果(R21−1)およびエッ
ジ判定結果(R21−2)の両方がHの場合と、エッジ
判定結果(R21−1)およびエッジ判定結果(R21
−2)の両方がLの場合とは、データストローブ(DC
K2)が捕捉されていない状態であるが、Pass/F
ail判定(P22)はPass(L)となる。ただ
し、これらの場合には、前述したPass/Fail判
定(P21)がFail(H)なので、CPU(C2)
は、データストローブ(DCK2)が捕捉されていない
状態であることを認識できる。
【0040】上述した3つの場合以外の場合には、Pa
ss/Fail判定(P22)はFail(H)とな
る。すなわち、エッジ判定結果(R21−1)がH、エ
ッジ判定結果(R21−2)がL、エッジ判定結果(R
22−1)がH、エッジ判定結果(R22−2)がLの
場合を第1の場合とし、エッジ判定結果(R21−1)
およびエッジ判定結果(R21−2)の両方がHの場合
を第2の場合とし、エッジ判定結果(R21−1)およ
びエッジ判定結果(R21−2)の両方がLの場合を第
3の場合とすると、第1、第2、第3の場合以外の場合
には、Pass/Fail判定(P22)はFail
(H)となる。
【0041】なお、エッジサーチ回路(E23、E2
4、…、Ex)および判定制御回路(J23、J24、
…、Jx)における動作も、上記のエッジサーチ回路
(E22)および判定制御回路(J22)における動作
と同様である。
【0042】図4は、図3に示した期間A、Bにおけ
る、データストローブ(DCK2)を基準とするデータ
(D21、D22)のタイミングの判定結果、すなわち
Pass/Fail判定(P22、P23)を示す表で
ある。
【0043】例えば、期間Aのデータ(D21)につい
ては、データストローブ(DCK2)のエッジ判定結果
(R21−1)がH、エッジ判定結果(R21−2)が
L、データ(D1)のエッジ判定結果(R22−1)が
H、エッジ判定結果(R22−2)がLなので、Pas
s/Fail判定(P22)はPass(L)となる。
【0044】また、期間Aのデータ(D22)について
は、データストローブ(DCK2)のエッジ判定結果
(R21−1)がH、エッジ判定結果(R21−2)が
L、データ(D2)のエッジ判定結果(R23−1)が
H、エッジ判定結果(R23−2)もHなので、Pas
s/Fail判定(P23)はFail(H)となる。
【0045】以上の動作により、データストローブ(D
CK2)を基準としたデータ(D21、D22、…、D
x)のタイミングが、許容範囲(規格)内にあるか否か
を、1テストサイクル内で判定することができる。
【0046】なお、データストローブ(DCK2)を基
準とする代わりに、判定ストローブパルス(S21−1
等)を基準としたタイミングを判定することも可能であ
り、例えば、判定ストローブパルス(S21−1)の立
ち上がりエッジの時刻T41を基準としたタイミングを
判定することも可能である。
【0047】また、判定ストローブパルス(S22、S
23、…、Sx)どうしのタイミングを、被測定IC
(B2)の規格によって定まる所定の関係とすれば、デ
ータ(D21、D22、…、Dx)のタイミングを同時
に判定することもできる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、被測定IC(特にデー
タストローブ付きIC)が出力する被測定データ(デー
タストローブまたはデータ)のタイミングを測定する際
に、1つのテストサイクル内の2つの時刻における被測
定データの状態を、1テストサイクルの期間内で検出す
ることができるので、被測定データのタイミングを高速
で測定することができ、測定時間を大幅に短縮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態におけるIC測定装置
(A2)の構成を示すブロック図である。
【図2】 判定制御回路(J22)における入出力の関
係を示す表である。
【図3】 本発明の一実施形態におけるIC測定装置
(A2)の動作を示すタイミングチャートである。
【図4】 図3に示した期間A、Bにおける、データス
トローブ(DCK2)を基準とするデータ(D21、D
22)のタイミングの判定結果を示す表である。
【図5】 従来のIC測定装置の構成を示すブロック図
である。
【図6】 従来のIC測定装置の動作を示すタイミング
チャートである。
【符号の説明】
A1、A2 IC測定装置 B1、B2 被測定IC C1、C2 CPU TG11、TG12,TG13、…、TGm タイミン
グジェネレータ TG21 タイミングジェネレータ(第1のタイミング
ジェネレータ) TG22 タイミングジェネレータ(第2のタイミング
ジェネレータ) TG23〜TGx タイミングジェネレータ S11、S12、S13、…、Sm 判定ストローブパ
ルス S21、S22、S23、…、Sx 判定ストローブパ
ルス CMP11、CMP12、CMP13、…、CMPm
論理比較器 CMP21、CMP22、CMP23、…、CMPx
論理比較器 E11、E12、E13、…、Em エッジサーチ回路 E21 エッジサーチ回路(第1のエッジ検出手段) E22 エッジサーチ回路(第2のエッジ検出手段) E23〜Ex エッジサーチ回路 J22 判定制御回路(判定手段) J23〜Jx 判定制御回路 V11、V12、V13、…、Vm 電圧比較器 V21、V22、V23、…、Vx 電圧比較器 CK1、CK2 クロック DCK1、DCK2 データストローブ D11、D12、…、Dm データ D21、D22、…、Dx データ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定ICから出力されるデータストロ
    ーブとデータとのタイミングの合否を判定するIC測定
    装置であって、 このIC測定装置のテストサイクルに同期した、時刻の
    異なる2つの判定ストローブパルスを出力する第1のタ
    イミングジェネレータと、 この第1のタイミングジェネレータが出力した、時刻の
    異なる2つの判定ストローブパルスに基づいて、1つの
    テストサイクル内の2つの時刻におけるデータストロー
    ブの状態を検出する第1のエッジ検出手段と、 前記IC測定装置のテストサイクルに同期した、時刻の
    異なる2つの判定ストローブパルスを出力する第2のタ
    イミングジェネレータと、 この第2のタイミングジェネレータが出力した、時刻の
    異なる2つの判定ストローブパルスに基づいて、1つの
    テストサイクル内の2つの時刻におけるデータの状態を
    検出する第2のエッジ検出手段と、 この第2のエッジ検出手段が検出したデータの状態と、
    前記第1のエッジ検出手段が検出したデータストローブ
    の状態とに基づいて、データストローブを基準としたデ
    ータのタイミングの合否を判定する判定手段とを有する
    ことを特徴とするIC測定装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のタイミングジェネレータおよ
    び第2のタイミングジェネレータがそれぞれ出力する、
    2つの判定ストローブパルス間の時間は、前記被測定I
    Cの規格に応じた時間とされていることを特徴とする請
    求項1に記載のIC測定装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のタイミングジェネレータが出
    力する判定ストローブパルスのタイミングと、前記第2
    のタイミングジェネレータが出力する判定ストローブパ
    ルスのタイミングとの関係は、前記被測定ICの規格に
    応じた関係とされていることを特徴とする請求項1また
    は2に記載のIC測定装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のタイミングジェネレータ、第
    2のエッジ検出手段および判定手段を含む回路ブロック
    を複数有することを特徴とする請求項1から3のいずれ
    かに記載のIC測定装置。
  5. 【請求項5】 各回路ブロックが有する第2のタイミン
    グジェネレータが出力する判定ストローブパルスどうし
    の関係は、前記被測定ICの規格に応じた関係とされて
    いることを特徴とする請求項4に記載のIC測定装置。
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