JP2002195803A - 検査用ゲージ体、加工孔良否判定装置及び基準孔良否判定方法 - Google Patents

検査用ゲージ体、加工孔良否判定装置及び基準孔良否判定方法

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JP2002195803A
JP2002195803A JP2000395719A JP2000395719A JP2002195803A JP 2002195803 A JP2002195803 A JP 2002195803A JP 2000395719 A JP2000395719 A JP 2000395719A JP 2000395719 A JP2000395719 A JP 2000395719A JP 2002195803 A JP2002195803 A JP 2002195803A
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Fujio Kuwabara
富士夫 桑原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被加工材に設けた加工孔(基準孔)の内寸法
の良否を効率よく、かつ確実に判定すると共に、加工孔
(基準孔)の内寸法の良否のみならず、加工孔(基準
孔)の位置の良否をも同時にかつ自動的に検査する。 【解決手段】 ピンゲージ10の一端部に縮径部18
と、テーパ形状部16を介して拡径部20とを形成し、
これを自動検査装置22に装着すると共に、ピンゲージ
昇降用シリンダ48の伸縮ロッド48Bの移動量(上端
センサ56と、下端センサ58で管理)と、ピンゲージ
10の移動量(第1のセンサ50と、第2のセンサ52
で管理)と、に基づいて貫通孔14の良否を判定するこ
とができるため、検査工程の煩雑さを解消することがで
き、短時間で全品検査が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工孔の内寸法の
良否を検査する検査用ゲージ体、被加工部材の加工面に
設けられた加工孔の位置及内寸法の良否を判定する加工
孔良否判定装置に及び基準孔良否判定方法関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、板材(被加工材)に様々な部品を取付けたり、描画
を施したりする場合、板材に基準となるマーキングをす
ることがある。この、マーキングとして、板材に加工孔
(円形の基準孔)を穿設することがなされている。
【0003】遊技機、特にパチンコ機の遊技盤において
は、表面にセル板を貼り付けたり、釘を打ち込んだり、
様々な装飾部材等を取付けるために当該装飾部材に対応
した貫通孔を切削加工等によって設けるようにしてい
る。
【0004】このような遊技盤には、予め基準孔(円
孔)を穿設し、この基準孔を基準として各部品の相対位
置を決めるようにしている。
【0005】このため、基準孔は、その位置もさること
ながら、基準孔の内寸法(内径)も精度よくしなければ
ならず、従来は、丸棒状のゲージ体(ピンゲージ)を検
査者が準備し、手作業により基準孔を1つ1つ検査して
いる。
【0006】ピンゲージは、一端部には基準孔よりも若
干小さい外径の最小径検査部が設けられ、他端部には基
準孔よりも若干大きい外径の最大径検査部が設けられて
いる。
【0007】ここで、検査者は基準孔の検査の際、ピン
ゲージを把持し、両端部をそれぞれ基準孔にあてがい、
最小径検査部が貫通し、かつ最大径検査部が入らないこ
とで基準孔を良と判定する。逆に、最小検査部が基準に
入らない場合、或いは、最大径検査部が基準孔に挿入さ
れたときは不良と判定する。
【0008】このような手作業の検査を、各基準孔毎に
定期的に行っているため、検査作業が煩雑となってい
た。従って、出荷台数を鑑みると、抜き取り検査をせざ
るを得ず、不良品の混入を100%阻止することが困難
となっていた。
【0009】また、ピンゲージによる基準孔の検査で
は、内寸法の良否のみしか判定できず、基準孔の位置に
ついては、別途検査する必要があった。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、被加工材に設
けた加工孔(基準孔)の内寸法の良否を効率よく、かつ
確実に判定することができる検査用ゲージ体を得ること
が目的である。
【0011】また、上記目的に加え、加工孔(基準孔)
の内寸法の良否のみならず、加工孔(基準孔)の位置の
良否をも同時にかつ自動的に検査することができる加工
孔良否判定装置及び基準孔良否判定方法を得ることが目
的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、先端部に、加工孔の最小径寸法に対応した最小径検
査部と、加工孔の最大径に対応した最大径検査部と、前
記最小径検査部と最大径検査部との間に徐々に径寸法が
変化するテーパ部と、を設け、前記先端部を前記加工孔
へ挿入することで、当該加工孔の内寸法の良否を検査す
ることを特徴としている。
【0013】請求項1に記載の発明によれば、検査用ゲ
ージ体の一端部を加工孔に挿入するのみで検査が終了す
る。すなわち、例えば、最小径検査部が加工孔に挿入さ
れれば、加工孔が基準の内寸法の最小径をクリアしたこ
とになる。また、最大径検査部まで挿入されず、テーパ
部に留まることで、加工孔が基準の内寸法の最大径をク
リアしたことになる。この場合、最小径検査部を通過す
ることで加工孔が基準の最小径をクリアしたとしたが、
設定のしかたによってはテーパ部まで挿入されにないと
クリアさせないようにすることもできる。
【0014】このため、検査用ゲージ体を用いた検査手
順としては、一端部のみの加工孔への1回の挿入作業で
よくなり、検査のための作業性が向上する。
【0015】請求項2に記載の発明は、被加工部材の加
工面に設けられた加工孔の位置及内寸法の良否を判定す
る加工孔良否判定装置であって、先端部が正規の加工孔
の内寸法と同等の外形寸法から徐々に拡大され、前記加
工孔の内寸法と同等の外形寸法に形成されたゲージ部を
備えた棒状のゲージ体と、前記ゲージ体を保持すると共
に、このゲージ体を被加工材上で二次元的に移動させる
第1の駆動部、及び前記ゲージ部を軸方向に所定範囲で
往復移動させる第2の駆動部を備えた検査ユニットと、
前記第2の駆動部の駆動力による移動可能量と、前記ゲ
ージ部の実際の移動量との相対差を吸収するダンパー手
段と、前記加工孔が正規である場合に、前記ゲージ体が
移動する範囲の先後端のそれぞれの検出可能な位置に配
設された一対の検査用センサと、前記第2の駆動部によ
る前記ゲージ体の往路移動中に、前記一対の検査用セン
サのうち、往路先端側の検査用センサでゲージ体を検出
し、かつ往路後端側の検査用センサで未検出となった場
合に、前記加工孔が良であると判定する判定制御手段
と、を有している。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、検査ユニ
ットは、被加工材上の二次元的に移動し、加工孔の軸線
上にゲージ体を位置決めする。このとき、ゲージ体の軸
線と加工孔の軸線とが一致していないと、第2の駆動部
によるゲージ体の軸移動時に加工孔に挿入されない。ま
た、第2の駆動部によるゲージ体の軸移動時にこのゲー
ジ体が加工孔に挿入されないもう1つの理由としては、
加工孔の内寸法が規定よりも小さい場合である。このよ
うな場合、ダンパー手段の作用により第2の駆動部によ
る移動量が所定量移動しても、実際にゲージ体の移動が
妨げられるため、往路先端側の検査用センサがゲージ体
を検出しないことになる。従って、何れにしても、加工
孔が不良であることが確認できる。
【0017】また、第2の駆動部によるゲージ体の軸移
動で、このゲージ体が加工孔に挿入されると、位置的に
は合格となると共に、加工孔の内寸法が最小レベルをク
リアしたことになる。
【0018】しかし、ゲージ体の所定量の移動で往路後
端側の検査用センサがゲージ体を検出すると、加工孔の
規定の内寸法よりも大きいゲージ体の外形寸法部分まで
挿入されたことになり、最大レベルをクリアできなかっ
たことになる。
【0019】すなわち、往路先端側の検査用センサでゲ
ージ体を検出し、ゲージ体の所定量の移動で往路後端側
の検査用センサでゲージ体を検出しなかった場合、加工
孔が規定の内寸法に入っているとし、良と判定すること
ができる。
【0020】このように、ゲージ体を検査ユニットに搭
載することで、自動的に加工孔の位置及び大きさを検査
することができ、検査作業効率を大幅に向上することが
できる。この結果、全品検査を行っても時間的な余裕が
あり、出荷時の不良品の混入を完全に防止することがで
きる。
【0021】請求項3に記載の発明は、前記請求項2に
記載の発明において、前記第1の駆動部の移動範囲の先
後端を検出する駆動側センサをさらに有することを特徴
としている。
【0022】請求項3に記載の発明によれば、第1の駆
動部によるゲージ体の移動量は予め定めることも可能で
あるが、この第1の駆動部により移動するゲージ体を直
接駆動側センサで検出することで、精度を向上すること
ができる。
【0023】請求項4に記載の発明は、前記請求項2又
は請求項3に記載の発明において、前記加工孔が円形で
あり、前記ゲージ体が丸棒であることを特徴としてい
る。
【0024】請求項4に記載の発明によれば、上記検査
を必要とする加工孔は、一般的に円形の基準孔である。
このため、ゲージ体も丸棒状であり、その先端部のゲー
ジ部に加工孔(基準孔)の内径の最大及び最小の許容範
囲に基づく外径をもつ部分が形成されている。これによ
り、ゲージ体は、軸回り方向の位置が無関係となる。
【0025】請求項5に記載の発明は、請求項2乃至請
求項4の何れか1項記載の発明において、前記ゲージ部
は、前記加工孔が良品の内寸法となる領域がテーパ形状
とされていることを特徴としている。
【0026】請求項5に記載の発明によれば、加工孔が
良品の内寸法となる領域をテーパ形状とすることで、ゲ
ージ部が徐々に挿入されることで、特に最大の許容範囲
を確実に検査することができる。
【0027】請求項6に記載の発明は、前記請求項2乃
至請求項5の何れか1項記載の発明において、前記加工
材が、複数の釘及び装飾部材が所定位置に配置され、発
射装置から発射した遊技球が、当該釘又は装飾部材に当
接しながら不確実に落下させることで、予め設けられた
複数の入賞口に入賞するか否かによって遊技状態が変化
する遊技機の遊技盤であることを特徴としている。
【0028】請求項6に記載の発明によれば、加工材が
遊技機の遊技盤であり、この遊技盤には、複数の釘及び
装飾部材が所定位置に配置されることで、所望の遊技状
態を確保することができる。このような、遊技盤におけ
る基準孔の検査に、本発明は有効である。
【0029】請求項7に記載の発明は、発射装置から発
射した遊技球が不確実に落下させることで遊技する遊技
機に、複数の部品を設ける際の位置決め基準となる基準
孔を穿設した後、当該基準孔の位置及び内寸法の良否を
判定する基準孔良否判定方法であって、前記基準孔を穿
設したときと同一の前記遊技盤上を二次元的に移動させ
る移動データに基づいて、基準孔検査棒を検査する基準
孔と同軸位置に位置決めし、当該基準孔検査棒を遊技盤
面方向へ軸移動させ、予め所定の外形寸法とされ、テー
パ部を介して拡大された先端部が前記基準孔への挿入さ
れる量に基づいて基準孔の内寸法の良否を判定する、こ
とを特徴としている。
【0030】請求項7に記載の発明によれば、自動的に
遊技盤上の基準孔の軸線に、基準孔検査棒の軸線を一致
させ、かつ1回の軸移動動作によって、基準孔の位置と
大きさを検査することができるため、検査効率を向上す
ることができる。
【0031】請求項8に記載の発明は、前記請求項7に
記載の発明において、前記テーパ状に形成された範囲の
挿入量の場合に、前記基準孔の内寸法が良であると判定
することを特徴としている。
【0032】請求項8に記載の発明によれば、テーパ状
に形成された範囲の小径境界が基準孔の最小許容であ
り、大径境界が基準孔の最大許容であるため、基準孔検
査棒がこのテーパ状に形成された部分に干渉して、基準
孔検査棒の移動が停止することで、この基準孔が良であ
ることを判定することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1及び図
2には、第1の実施の形態に係るピンゲージ10が示さ
れている。
【0034】ピンゲージ10は、加工材12に設けられ
た貫通孔(円孔)14の内寸法(内径)を検査する治具
であり、丸棒状に形成されている。
【0035】このピンゲージ10の外径寸法Dmaxは、
前記貫通孔14の内径の最大許容値とほぼ同等(最大許
容値よりも若干大きい径寸法)とされている。
【0036】このピンゲージ10の一端部は、テーパ形
状部16を介して縮径部18が設けられている。この縮
径部18の外径Dminは、前記貫通孔14の内径の最小
許容値とほぼ同等(最小許容値よりも若干小さい径寸
法)とされている(なお、以下、この縮径部18に対応
して、ピンゲージ10の元の外径部分を拡径部20とい
う)。
【0037】このため、ピンゲージ10の一端部(縮径
部18が形成された端部)を貫通孔14に対応させ、挿
通動作(軸線移動)すると、許容値よりも小さい貫通孔
14にはピンゲージ10は入らず、不良を判別すること
ができる。
【0038】また、ピンゲージ10が挿通され、拡径部
20まで挿通されると、貫通孔14は許容値よりも大き
い内径であるため、不良と判別することができる。
【0039】すなわち、ピンゲージ10を貫通孔14に
挿通し、テーパ形状部16に留まるのが、良品の貫通孔
14であると判別することができる。
【0040】以下に第1の実施の形態の作用を説明す
る。
【0041】貫通孔14の内径の状態を検査する場合、
従来は、棒状のゲージの両端に別々に設けられた最大許
容径部と最小許容径部とを用い、1個の貫通孔14に対
して2回の検査を行っていた。
【0042】これに対して、第1の実施の形態では、ピ
ンゲージ10の一端部に設けられた縮径部18を貫通孔
14に対応させ、挿通動作を行う。
【0043】この挿通動作時、ピンゲージ10が貫通孔
14に挿入されない場合には、貫通孔14が許容最小値
をクリアしていないと判断され、不良と判定できる。
【0044】また、ピンゲージ10の挿通が、縮径部1
8及びテーパ形状部16を超え、拡径部20まで至る
と、貫通孔14は最大許容値をクリアしていないと判断
され、不良と判定できる。
【0045】一方、ピンゲージ10の挿通が、テーパ形
状部16で留まった場合、最小許容値並びに最大許容値
の双方をクリアしたことになり、貫通孔14は良品と判
定される。
【0046】このように、第1の実施の形態では、ピン
ゲージ10の外径を貫通孔14の最大許容値よりも若干
大きめの拡径部20とし、一端部にテーパ形状部16を
介して貫通孔14の最小許容値よりも若干小さめの縮径
部14を形成することで、1個の貫通孔14に対して1
回の挿通動作で、最大許容値及び最小許容値の双方の検
査ができるため、作業効率を向上することができる。 (第2の実施の形態)以下に本発明に係る第2の実施の
形態について説明する。この第2の実施の形態は、前記
第1の実施の形態で説明したピンゲージ10を適用した
貫通孔14の自動検査装置22(図3参照)である。ピ
ンゲージ10については、前記第1の実施の形態と同一
の構成であるため、同一の符号を付してその構成の説明
は省略する。
【0047】図3に示される如く、検査台24には、加
工材12が図示しない位置決め手段によって所定位置に
位置決めされた状態で載置されている。
【0048】この検査台24の上方には、シリンダ26
を支持する主プレート28が平行状態で設けられてい
る。この主プレート28の上には、シリンダロッド26
Aによって支持された第1の移動プレート30が配設さ
れている。
【0049】また、主プレート28の四隅(図3では、
2箇所を図示)には、円筒状のガイド部材32が設けら
れ、ストロークロッド34が挿通されている。このスト
ロークロッド34は、前記ガイド部材32にガイドされ
ることによって、軸線方向に移動可能となっている。
【0050】このストロークロッド34の上端部は、前
記第1の移動プレート30の四隅に固定されている。ま
た、ストロークロッド34の下端部は、前記主プレート
28の下方に配置され、所定の間隔で互いに平行に配置
された一対の第2の移動プレート36の上プレート36
Aに固定され、この第2の移動プレート36を吊り下げ
状態で支持している。なお、第2の移動プレート36の
上プレート36Aと下プレート36Bとは、シャフト3
8によって固定されている。
【0051】ここで、前記シリンダ26の駆動によりシ
リンダロッド26Aが軸移動することで、第1及び第2
の移動プレート30、36は、一体的に図3の上下方向
へ移動する。
【0052】第2の移動プレート36には、前記第1の
実施の形態で説明したピンゲージ10を主部材とする複
数(図3では2個)の検査アッセンブリ40が取り付け
られている。
【0053】この検査アッセンブリ40には、前記ピン
ゲージ10が縮径部18が図3の下向きに取付けられて
おり、前記検査台24上の加工材12と対向している。
【0054】すなわち、加工材12が検査台24上で位
置決めされているとき、ピンゲージ10の軸線と、加工
材12に設けられた被検査対象である貫通孔14の軸線
が一致するようになっている。言い換えれば、これらの
軸線が一致しないときには、貫通孔14の位置がずれて
いることになる。
【0055】また、前記シリンダ26は、この貫通孔1
4の検査時に第1及び第2の移動プレート30、36を
下降させ、ピンゲージ10と加工材12との隙間が所定
量となるようにし(スタンバイ状態)、加工材12の入
替え時等、検査台24上で作業を要する場合には、第1
及び第2の移動プレート30、36を上昇させ、ピンゲ
ージ10と加工材12とを遠ざけ、作業空間を形成する
ようになっている。
【0056】前記検査アッセンブリ40は、前記ピンゲ
ージ10を保持する薄板状の第1のピンゲージプレート
42と、この第1のピンゲージプレート42に対して平
行に配置され、第1のピンゲージプレート42を圧縮コ
イルばね等の付勢部材44を介して吊り下げ状態で支持
する第2のピンゲージプレート46と、前記第2の移動
プレート36の上側プレート36Aに本体48Aが取付
けられたピンゲージ昇降用シリンダ48と、で構成され
ている。
【0057】ここで、このピンゲージ昇降用シリンダ4
8を駆動し、伸縮ロッド48Bを伸長させると、ピンゲ
ージ10が加工材12の貫通孔14方向へ移動し、貫通
孔14への挿通が可能となる。
【0058】なお、この挿通動作において、先端の縮径
部18が貫通孔14に入らない場合でも、ピンゲージ昇
降用シリンダ48の駆動が継続される。すなわち、第1
のピンゲージプレート42は移動が阻止され、第2のピ
ンゲージプレート46が移動を継続するが、この移動量
の差は、付勢部材44の弾性変形により吸収するため、
ピンゲージ昇降用シリンダ48に負荷がかかることはな
い。
【0059】図4に示される如く、第1のピンゲージプ
レート42の側面には、この第1のピンゲージプレート
42の位置を第1のセンサ50及び第2のセンサ52で
検出するための被検出部材54が取り付けられている。
第1のセンサ50は、ピンゲージ10の縮径部18の基
部(テーパ形状部16との境界部)が貫通孔14の上面
開口端に位置したときの第1のピンゲージプレート42
の位置を検出し、第2のセンサ52は、ピンゲージ10
の拡径部20のテーパ形状部16との境界部が貫通孔1
4の上面開口端に位置したときの第1のピンゲージプレ
ート42の位置を検出する位置にそれぞれ設けられてい
る。
【0060】ここで、第1のピンゲージプレート42に
は厚みがあるように図示しているが、本実施の形態で
は、この厚み方向の中間位置をピンポイントで前記第1
のセンサ50及び第2のセンサ52により検出する構成
としている。
【0061】また、ピンゲージ昇降用シリンダ48の移
動ストロークの上端位置及び下端位置は、上端センサ5
6及び下端センサ58により第2のピンゲージプレート
46を検出することで行っている。すなわち、基準位置
(伸縮ロッド48Bの最引込状態)では、上端センサ5
6が第2のピンゲージプレート46を検出しており、最
伸出状態では、下端センサ58が第2のピンゲージプレ
ート46を検出する。
【0062】この第2の実施の形態では、伸縮ロッド4
8Bが基準位置から最伸出状態へ至るまでに、貫通孔1
4の内径の良否を判定することが可能となっている。
【0063】以下に本第2の実施の形態の作用を図4の
作業手順に従い説明する。
【0064】まず、前提として、検査台24の所定位置
に被検査対象である貫通孔14が設けられた加工材12
を位置決めする。このとき、第1及び第2のピンゲージ
プレート42、44は上昇しており、適度な作業空間が
形成されているため、位置決め作業、或いは位置決め状
態の確認が容易に行える。
【0065】次に、シリンダ26を駆動して、第1及び
第2の移動プレート30、36を下降させ、ピンゲージ
10と加工材12との間に所定の隙間を形成し、スタン
バイ状態とする。
【0066】このスタンバイ状態が、図4(A)の状態
であり、ピンゲージ昇降用シリンダ48の伸縮ロッド4
8Bが引き込まれており、第1及び第2のピンゲージプ
レート42、46共に基準位置となっている(上端セン
サ56により第2のピンゲージプレート46を検出し、
オンとなる。)。その後、伸縮ロッド48Bが伸出しを
開始することで、上端センサ56による第2のピンゲー
ジプレート46の検出がオフとなる。
【0067】この基準位置状態から、伸縮ロッド48B
が伸び出してくると、まず、ピンゲージ10の先端が加
工材12に到達する。このとき、図4(B)に示すよう
に、貫通孔14が規定よりも小さいと、縮径部18が貫
通孔14に入らず、移動が阻止されることになる。しか
し、伸縮ロッド48Bの移動(伸出し)は継続されるた
め、第1のピンゲージプレート42と第2のピンゲージ
プレート44とに移動量の差が生じる。この場合、付勢
部材44が弾性変形(図4では圧縮コイルばねが圧縮)
することで、移動量の差を吸収するため、第2のピンゲ
ージプレート46は、円滑に下降が継続される。
【0068】ここで、第2のピンゲージプレート46を
下端センサ58で検出(オン)すると、ピンゲージ昇降
用シリンダ48の駆動が停止する。しかし、このとき、
第1のセンサ50及び第2のセンサ52共に第1のピン
ゲージプレート42を検出できないため、貫通孔14が
不良である(NG)と判定される。
【0069】次に、図4(C)に示される如く、貫通孔
14の開口端を縮径部18が無事通過し、かつこの移動
が、縮径部18の基部(テーパー形状部16との境界)
で停止されると、第1のピンゲージプレート42は、第
1のセンサ50によって検出され、その後、第2のピン
ゲージプレート46が下降センサ58で検出されること
で、伸縮ロッド48Bの下降が停止する。なお、この場
合も、付勢部材44の弾性変形により、第1のピンゲー
ジプレート42と第2のピンゲージプレート46との移
動量の差は吸収される。
【0070】上記の状態て停止した場合には、貫通孔1
4は、最小許容値に近い状態ではあるが、良品(OK)
として判定される。
【0071】なお、第1のセンサは、縮径部18とテー
パー形状部16との境界を検出するようにしたが、僅か
に何れかに偏って検出するようにしてもよい。好ましく
は、テーパー形状部16寄りに偏るのがよい。
【0072】一方、ピンゲージ10の縮径部18が貫通
し、テーパ形状部16の何れかでピンゲージ10の移動
が阻止された場合が、図4(D)の状態である。この場
合は、縮径部18をクリアし、かつ最大許容値である拡
径部20に至っておらず(第1のセンサ50がオンで、
第2のセンサ52がオフ)、貫通孔14としては、理想
的な内径であり良品(OK)として判定される。
【0073】さらに、このテーパ形状部16における最
も拡径部20に近い位置でピンゲージ10の移動が阻止
された場合が、図4(E)の状態である。この場合は、
第2のセンサ52により第1のピンゲージプレート42
を検出する。しかし、第2のピンゲージプレート46を
下降センサ58で検出するまでこれを維持させることで
(フリップフロップ回路等を適用すればよい)、最大許
容値限界ではあるが、良品(OK)として判定される。
【0074】なお、このテーパ形状部16における拡径
部20に最も近い位置としたが、第2のセンサの位置を
拡径部20に偏って配置してもよい。
【0075】最後に、図4(F)は、ピンゲージ昇降用
シリンダ48の伸縮ロッド48Bが伸出しを開始し、貫
通孔14を拡径部20が通過した場合である。
【0076】この場合、第2のピンゲージプレート46
を下降センサ58で検出するまでに第1のピンゲージプ
レート42が、第1のセンサ50及び第2のセンサ52
で検出し、かつ通過してしまったことになる。、従っ
て、貫通孔14は、最大許容値を超えたと判断され、不
良(NG)と判定される。
【0077】なお、上記第2の実施の形態では、第1の
ピンゲージプレート42の厚み方向の中間位置をピンポ
イントで、前記第1のセンサ50及び第2のセンサ52
により検出する構成としたが、上記第1のセンサ50及
び第2のセンサ52により、第1のピンゲージプレート
42の厚み分(表裏面の間)を連続して検出する構成と
してもよい。この厚み分を検出するときは、テーパー形
状部18の軸線方向長さ寸法に対して薄くすることが好
ましい。また、厚くした場合には、第1のセンサ50と
第2のセンサ52の間隙寸法を厚さ分に対応させる必要
がある。
【0078】以上説明したように、本第2の実施の形態
では、ピンゲージ10の一端部に縮径部18と、テーパ
形状部16を介して拡径部20とを形成し、これを自動
検査装置22に装着すると共に、ピンゲージ昇降用シリ
ンダ48の伸縮ロッド48Bの移動量(上端センサ56
と、下端センサ58で管理)と、ピンゲージ10の移動
量(第1のセンサ50と、第2のセンサ52で管理)
と、に基づいて貫通孔14の良否を判定することができ
るため、検査工程の煩雑さを解消することができ、短時
間で全品検査が可能となる。
【0079】なお、上記第2の実施の形態では、伸縮ロ
ッド48Bの移動量を上端センサ56及び下端センサ5
8で管理したが、ピンゲージ昇降用シリンダ48として
適用される市販のシリンダに上端及び下端検出センサが
予め設けられている場合には、これを利用することも可
能である。また、伸縮ロッド48Bの移動をメカ的なス
トッパを用いて制御することも可能である。 (加工材の適用例)図5には、加工材の適用例として、
パチンコ機110の遊技盤111が示されている。この
遊技盤111には、前述した貫通孔14としての基準孔
が設けられている。
【0080】遊技盤111には、円弧状のレール112
が取付けられ、このレール112で囲まれた領域が遊技
領域であるゲージ部114とされている。
【0081】ゲージ部114には、全面に渡って複数の
釘116が打ち込まれ、レール112を通って打ち出さ
れたパチンコ球がこの釘116に当たって跳ねたり、釘
116によって形成される案内路に案内されながら、落
下していくようになっている。また、この釘116の
他、ゲージ部114に向かって左右対称の位置には、風
車118が取り付けられており、パチンコ球を予期しな
い方向へ方向転換させるようになっている。
【0082】さらに、ゲージ部114には複数の位置に
入賞口120が設けられ、この入賞口120にパチンコ
球が入ることにより、所定数のパチンコ球が遊技者に払
い出されるようになっている。
【0083】このようなゲージ部114は、ほぼ左右対
称系とされており、この中央部には特別図柄変動装置と
しての電動役物ユニット122が配置され、その表示部
124が露出されている。この表示部124の下方には
電動役物ユニット122を始動するための第1の始動口
としての特別図柄始動入賞口126が設けられている。
【0084】特別図柄始動入賞口126のさらに下方に
は、大入賞口128が配置され、この大入賞口128を
開閉する開閉部材129は、前記電動役物ユニット12
2での所謂当たりの表示状態で所定時間開放され、大量
のパチンコ球を入賞させることができる構成となってい
る。
【0085】なお、この特別図柄始動入賞口126に入
賞したパチンコ球は、最大4球分保留され、電動役物ユ
ニット122による抽選結果の案内が終了した時点で、
保留された分が消化されるようになっている。この保留
球の数は、電動役物ユニット122の図5における表示
部124の左右には、4個の特別図柄保留ランプ200
の点灯/消灯状態によって報知している(点灯が保
留)。
【0086】また、ゲージ部114には、普通図柄始動
入賞口130と、0〜9までの一桁の数字を表示可能な
普通図柄表示部132とが設けられており、普通図柄始
動入賞口130にパチンコ球が入賞すると、普通図柄表
示部132の表示が変動し、所定当たり数字になると、
前記特別図柄始動入賞口126に設けられた可動部とし
ての電動チューリップ134が所定時間開放するように
なっている。この電動チューリップ134の開放によ
り、特別図柄始動入賞口126への入賞の確率が物理的
に高まることになる。
【0087】上記ゲージ部114の下部には、発射装置
としてのハンドル136と、パチンコ球を受ける受け皿
138とが前面側に設けられたパネル140が設けられ
ている。ハンドル136は、前記パネル140の内部か
ら突出された回転軸に取付けられており、この回転軸を
中心に回転可能とされている。すなわち、遊技者がこの
ハンドル136を把持して回転することで、発射装置が
稼動すると共に、前記回転角度に基づいて発射強度が設
定されるようになっている。なお、この回転には、復帰
付勢力が付与されており、遊技者が手を離すと自動的に
元の回転位置に戻る構造となっている。また、ハンドル
136には、停止ボタン137が併設されており、この
停止ボタン137が押圧操作されている間、発射装置に
よるパチンコ球の発射が一時停止される。
【0088】上記のような遊技盤111が単体(釘11
6、入賞口120や電動役物ユニット122等が取り付
けられる前)において、基準孔14(図1図3及び図4
に示す貫通孔14)を設け、それぞれの部品をこの基準
孔14を基準として取り付けられることで、適正な遊技
状態とすることができる。また、この遊技盤111に
は、裏面側に複数の制御基板(主制御基板、副制御基
板)が取り付けられると共に、これらを被覆し、かつパ
チンコ球の案内路の役目も担うセット板と称される合成
樹脂製のするカバーも取り付けられるが、このカバーに
おいても前記基準孔14を中心に位置決めされ、遊技盤
111の全体として各部材の相対位置状態の精度を維持
することができる。
【0089】
【発明の効果】以上説明した如く本発明は、被加工材に
設けた加工孔(基準孔)の内寸法の良否を効率よく、か
つ確実に判定することができるという優れた効果を有す
る。
【0090】また、上記効果に加え、加工孔(基準孔)
の内寸法の良否のみならず、加工孔(基準孔)の位置の
良否をも同時にかつ自動的に検査することができるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は第1の実施の形態に係るピンゲージ1
0の正面図、(B)は図1(A)の下面図である
【図2】図1のII線矢視拡大図である。
【図3】第2の実施の形態に係る自動検査装置の概略構
成図である。
【図4】自動検査装置に配設された検査アッセンブリに
よる被検査対象である貫通孔の検査状態のパターンを示
す正面図である。
【図5】加工材として適用される遊技盤を用いたパチン
コ機の正面図である。
【符号の説明】
10 ピンゲージ 12 加工材 14 貫通孔(基準孔) 16 テーパ形状部 18 縮径部 20 拡径部 22 自動検査装置 26 シリンダ 40 検査アッセンブリ 42 第1のピンゲージプレート 44 付勢部材 46 第2のピンゲージプレート 48 ピンゲージ昇降用シリンダ 48B 伸縮ロッド 50 第1のセンサ 52 第2のセンサ 54 被検査部材 56 上端センサ 58 下端センサ 110 パチンコ機(遊技機) 114 ゲージ部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に、加工孔の最小径寸法に対応し
    た最小径検査部と、加工孔の最大径に対応した最大径検
    査部と、前記最小径検査部と最大径検査部との間に徐々
    に径寸法が変化するテーパ部と、を設け、前記先端部を
    前記加工孔へ挿入することで、当該加工孔の内寸法の良
    否を検査することを特徴とする検査用ゲージ体。
  2. 【請求項2】 被加工部材の加工面に設けられた加工孔
    の位置及内寸法の良否を判定する加工孔良否判定装置で
    あって、 先端部が正規の加工孔の内寸法と同等の外形寸法から徐
    々に拡大され、前記加工孔の内寸法と同等の外形寸法に
    形成されたゲージ部を備えた棒状のゲージ体と、 前記ゲージ体を保持すると共に、このゲージ体を被加工
    材上で二次元的に移動させる第1の駆動部、及び前記ゲ
    ージ部を軸方向に所定範囲で往復移動させる第2の駆動
    部を備えた検査ユニットと、 前記第2の駆動部の駆動力による移動可能量と、前記ゲ
    ージ部の実際の移動量との相対差を吸収するダンパー手
    段と、 前記加工孔が正規である場合に、前記ゲージ体が移動す
    る範囲の先後端のそれぞれの検出可能な位置に配設され
    た一対の検査用センサと、 前記第2の駆動部による前記ゲージ体の往路移動中に、
    前記一対の検査用センサのうち、往路先端側の検査用セ
    ンサでゲージ体を検出し、かつ往路後端側の検査用セン
    サで未検出となった場合に、前記加工孔が良であると判
    定する判定制御手段と、を有する加工孔良否判定装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の駆動部の移動範囲の先後端を
    検出する駆動側センサをさらに有することを特徴とする
    請求項2記載の加工孔良否判定装置。
  4. 【請求項4】 前記加工孔が円形であり、前記ゲージ体
    が丸棒であることを特徴とする請求項2又は請求項3記
    載の加工孔良否判定装置。
  5. 【請求項5】 前記ゲージ部は、前記加工孔が良品の内
    寸法となる領域がテーパ形状とされていることを特徴と
    する請求項2乃至請求項4の何れか1項記載の加工孔良
    否判定装置。
  6. 【請求項6】 前記加工材が、複数の釘及び装飾部材が
    所定位置に配置され、発射装置から発射した遊技球が、
    当該釘又は装飾部材に当接しながら不確実に落下させる
    ことで、予め設けられた複数の入賞口に入賞するか否か
    によって遊技状態が変化する遊技機の遊技盤であること
    を特徴とする請求項2乃至請求項5の何れか1項記載の
    加工孔良否判定装置。
  7. 【請求項7】 発射装置から発射した遊技球が不確実に
    落下させることで遊技する遊技機に、複数の部品を設け
    る際の位置決め基準となる基準孔を穿設した後、当該基
    準孔の位置及び内寸法の良否を判定する基準孔良否判定
    方法であって、 前記基準孔を穿設したときと同一の前記遊技盤上を二次
    元的に移動させる移動データに基づいて、基準孔検査棒
    を検査する基準孔と同軸位置に位置決めし、 当該基準孔検査棒を遊技盤面方向へ軸移動させ、 予め所定の外形寸法とされ、テーパ部を介して拡大され
    た先端部が前記基準孔への挿入される量に基づいて基準
    孔の内寸法の良否を判定する、ことを特徴とする基準孔
    良否判定方法。
  8. 【請求項8】 前記テーパ状に形成された範囲の挿入量
    の場合に、前記基準孔の内寸法が良であると判定する、
    ことを特徴とする請求項7記載の基準孔良否判定方法。
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