JP3082869B2 - 軸物の加工状態検査装置 - Google Patents
軸物の加工状態検査装置Info
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- JP3082869B2 JP3082869B2 JP03177433A JP17743391A JP3082869B2 JP 3082869 B2 JP3082869 B2 JP 3082869B2 JP 03177433 A JP03177433 A JP 03177433A JP 17743391 A JP17743391 A JP 17743391A JP 3082869 B2 JP3082869 B2 JP 3082869B2
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- JP
- Japan
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- master
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- positioning
- crankshaft
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q17/00—Arrangements for observing, indicating or measuring on machine tools
- B23Q17/20—Arrangements for observing, indicating or measuring on machine tools for indicating or measuring workpiece characteristics, e.g. contour, dimension, hardness
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はクランクシャフトのよう
な軸物の加工状態を検査する装置に関する。
な軸物の加工状態を検査する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えばクランクシャフトのオイルポンプ
取付け部位やバランスウエイトの加工部位については、
これまでそれぞれの工程終了後にマスターを基にして加
工状態を検査するようにしており、またフランジ孔の穿
設確認検査についてもその加工部署でこれらの孔にノズ
ルを挿入することにより行っていた。
取付け部位やバランスウエイトの加工部位については、
これまでそれぞれの工程終了後にマスターを基にして加
工状態を検査するようにしており、またフランジ孔の穿
設確認検査についてもその加工部署でこれらの孔にノズ
ルを挿入することにより行っていた。
【０００３】このため、この種の軸物を仕上げるには、
各工程毎に軸物を位置決めした上で検査を行わなければ
ならないなど、繁雑な手間と時間を必要としていたばか
りでなく、各加工部署に検査装置やマスター等を揃えて
おかなければならないといった問題をも有していた。
各工程毎に軸物を位置決めした上で検査を行わなければ
ならないなど、繁雑な手間と時間を必要としていたばか
りでなく、各加工部署に検査装置やマスター等を揃えて
おかなければならないといった問題をも有していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
複数の加工部位を単一のマスターをもとにして同時に検
査することのできる新たな軸物の加工状態検査装置を提
供することにある。
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
複数の加工部位を単一のマスターをもとにして同時に検
査することのできる新たな軸物の加工状態検査装置を提
供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明はこのよ
うな課題を達成するための軸物の加工状態検査装置とし
て、マスターと加工処理後の軸物を載置してこれらを順
に検査位置へ移動させる昇降自在な載置手段と、検査位
置に配設され、かつマスターと軸物の軸端を支持する軸
方向に進退動自在な一対の軸方向位置決め支持手段と、
この軸方向位置決め支持手段に対して軸方向に相対的に
変位可能に配設された、軸物の端部の加工状態を検出す
る検出手段と、載置手段の側方に配設され、かつマスタ
ーと軸物の所定の部位に当接し、マスターを基準として
軸物の加工状態を検出する検出手段とからなるものであ
る。
うな課題を達成するための軸物の加工状態検査装置とし
て、マスターと加工処理後の軸物を載置してこれらを順
に検査位置へ移動させる昇降自在な載置手段と、検査位
置に配設され、かつマスターと軸物の軸端を支持する軸
方向に進退動自在な一対の軸方向位置決め支持手段と、
この軸方向位置決め支持手段に対して軸方向に相対的に
変位可能に配設された、軸物の端部の加工状態を検出す
る検出手段と、載置手段の側方に配設され、かつマスタ
ーと軸物の所定の部位に当接し、マスターを基準として
軸物の加工状態を検出する検出手段とからなるものであ
る。
【０００６】
【作用】このように構成したことにより、はじめに載置
手段上のマスターを検査位置に位置決め保持して軸物の
加工対応部位の寸法等を検出し、ついで軸物を検査位置
に位置決め保持して、マスターの検出値をもとに軸物の
各加工部位の加工状態を検出するとともに、軸物の軸方
向位置決めの際に、この位置決め支持手段と軸端加工状
態検出手段との間の相対的な変位の有無から、軸物の端
部の加工状態を同時に検出する。
手段上のマスターを検査位置に位置決め保持して軸物の
加工対応部位の寸法等を検出し、ついで軸物を検査位置
に位置決め保持して、マスターの検出値をもとに軸物の
各加工部位の加工状態を検出するとともに、軸物の軸方
向位置決めの際に、この位置決め支持手段と軸端加工状
態検出手段との間の相対的な変位の有無から、軸物の端
部の加工状態を同時に検出する。
【０００７】
【実施例】そこで以下に図示した実施例について説明す
る。図１乃至図３は本発明の一実施例をなすクランクシ
ャフトの加工状態検査装置をそれぞれ上面、側面及び前
面から示したものである。図において符号１は、マスタ
ーＭとともにクランクシャフトＷを載置する載置台で、
この載置台１は、昇降用シリンダ７に駆動されて支持し
たマスターＭとクランクシャフトＷをそれぞれ検査位置
に揚昇し得るように構成されている。
る。図１乃至図３は本発明の一実施例をなすクランクシ
ャフトの加工状態検査装置をそれぞれ上面、側面及び前
面から示したものである。図において符号１は、マスタ
ーＭとともにクランクシャフトＷを載置する載置台で、
この載置台１は、昇降用シリンダ７に駆動されて支持し
たマスターＭとクランクシャフトＷをそれぞれ検査位置
に揚昇し得るように構成されている。
【０００８】この載置台１は、図２に見られるように、
昇降用シリンダ７のロッド８端に固定された底板２と、
この底板２の長手方向両端に立設された支持側板４、４
とからなっていて、底板２に立設した２本の段付きスリ
ーブ状のマスター載置台３、３には、マスターＭが若干
上下に動き得るように取付けられており、また支持側板
４には、上端にクランクシャフトＷの両端を支えるＶ字
状載置部５が形成され、また側面には、マスターＭの両
端を緩く挿通する大径の孔６が設けられている。
昇降用シリンダ７のロッド８端に固定された底板２と、
この底板２の長手方向両端に立設された支持側板４、４
とからなっていて、底板２に立設した２本の段付きスリ
ーブ状のマスター載置台３、３には、マスターＭが若干
上下に動き得るように取付けられており、また支持側板
４には、上端にクランクシャフトＷの両端を支えるＶ字
状載置部５が形成され、また側面には、マスターＭの両
端を緩く挿通する大径の孔６が設けられている。
【０００９】これに対し、図中符号１０、１０はマスタ
ーＭとクランクシャフトＷを検査位置に支持する位置決
め支持機構で、この位置決め支持機構１０は載置台１を
挟むようにしてその長手方向前後に配設されている。こ
れらの位置決め支持機構１０、１０には、それぞれ後部
に設けたシリンダ１１に駆動されて進退動するセンター
１２、１２が設けられていて、マスターＭ及びクランク
シャフトＷの各軸端Ｍａ、Ｗａを支持するように構成さ
れている。これらの支持機構１０、１０のうちフライホ
イール取付け側に位置する位置決め支持機構１０、つま
り図１の右側に位置する位置決め支持機構１０には、フ
ライホイール取付け部Ｗｆの各フランジ孔に挿入する多
数のノズル１６…を前面に備えたフランジ孔検査機構１
５がスプリング１７により突出方向に付勢された状態で
センター１２の軸１３に摺動自在に取付けられていて、
クランクシャフトＷを位置決め保持する際に、このフラ
ンジ孔検出機構１５がセンター１２とともに前進動する
か否かによってフランジ孔の加工状態が検出できるよう
に構成されている。
ーＭとクランクシャフトＷを検査位置に支持する位置決
め支持機構で、この位置決め支持機構１０は載置台１を
挟むようにしてその長手方向前後に配設されている。こ
れらの位置決め支持機構１０、１０には、それぞれ後部
に設けたシリンダ１１に駆動されて進退動するセンター
１２、１２が設けられていて、マスターＭ及びクランク
シャフトＷの各軸端Ｍａ、Ｗａを支持するように構成さ
れている。これらの支持機構１０、１０のうちフライホ
イール取付け側に位置する位置決め支持機構１０、つま
り図１の右側に位置する位置決め支持機構１０には、フ
ライホイール取付け部Ｗｆの各フランジ孔に挿入する多
数のノズル１６…を前面に備えたフランジ孔検査機構１
５がスプリング１７により突出方向に付勢された状態で
センター１２の軸１３に摺動自在に取付けられていて、
クランクシャフトＷを位置決め保持する際に、このフラ
ンジ孔検出機構１５がセンター１２とともに前進動する
か否かによってフランジ孔の加工状態が検出できるよう
に構成されている。
【００１０】一方図中符号２０は、クランクシャフトＷ
を回転方向に位置決めする回転方向位置決め機構で、こ
の回転方向位置決め機構２０は、図１及び図３に示した
ように、位置決め支持腕２２と回動腕２４とからなって
いる。すなわち、載置台１の一側に配設された基台２１
には、検査位置に位置決めされたクランクシャフトＷに
対して１つのクランクＷｃの一側面を下から支えて位置
決めする位置決め支持腕２２が固定され、またこの基台
２１の上部に固定した支点ピン２３には、クランクピン
ＷＰを上方から押下げる回動腕２４が押下げシリンダ２
５に駆動されて上下に揺動し得るよう枢支されており、
さらにこの基台２１には、位置合わせ用の腕２６が水平
に取付られていて、クランフシャフトＷを載置する際
に、この腕２６をクランクＷｃの間に挿入するようにし
て大略の位置決めが行えるように構成されている。
を回転方向に位置決めする回転方向位置決め機構で、こ
の回転方向位置決め機構２０は、図１及び図３に示した
ように、位置決め支持腕２２と回動腕２４とからなって
いる。すなわち、載置台１の一側に配設された基台２１
には、検査位置に位置決めされたクランクシャフトＷに
対して１つのクランクＷｃの一側面を下から支えて位置
決めする位置決め支持腕２２が固定され、またこの基台
２１の上部に固定した支点ピン２３には、クランクピン
ＷＰを上方から押下げる回動腕２４が押下げシリンダ２
５に駆動されて上下に揺動し得るよう枢支されており、
さらにこの基台２１には、位置合わせ用の腕２６が水平
に取付られていて、クランフシャフトＷを載置する際
に、この腕２６をクランクＷｃの間に挿入するようにし
て大略の位置決めが行えるように構成されている。
【００１１】他方、図中符号３０、３２はオイルポンプ
取付け部位Ｗo 及びバランスウエイト加工部位Ｗｂの各
加工状態を検出する検出ピンで、これらの各検出ピン３
０、３２は、載置台１を挟むようにしてその両側に固定
された基台２１、２１上にそれぞれ検査用シリンダ３
１、３３に駆動されて進退動し得るように取付けられて
いる。
取付け部位Ｗo 及びバランスウエイト加工部位Ｗｂの各
加工状態を検出する検出ピンで、これらの各検出ピン３
０、３２は、載置台１を挟むようにしてその両側に固定
された基台２１、２１上にそれぞれ検査用シリンダ３
１、３３に駆動されて進退動し得るように取付けられて
いる。
【００１２】つぎにこのように構成された装置によるク
ランクシャフトＷの検査動作について説明する。図示し
ない移載機構が位置決め支持腕２６に合わせるようにし
て加工を終えたクランクシャフトＷを支持側板４、４の
Ｖ字状載置部５、５に載置すると、昇降用シリンダ７
は、はじめに載置台１を上昇させてマスターＭを検査位
置に移す。
ランクシャフトＷの検査動作について説明する。図示し
ない移載機構が位置決め支持腕２６に合わせるようにし
て加工を終えたクランクシャフトＷを支持側板４、４の
Ｖ字状載置部５、５に載置すると、昇降用シリンダ７
は、はじめに載置台１を上昇させてマスターＭを検査位
置に移す。
【００１３】すると、つぎに前後のセンター１２、１２
はシリンダ１１、１１に駆動されて前進し、その先端を
軸端Ｍａの孔に嵌合してマスターＭを支え、これをマス
ター載置台３、３から若干浮き上がらせるようにして位
置決め支持するから、この状態でつぎに載置台１両側の
各検出ピン３０、３２が検査用シリンダ３１、３３に駆
動されて突出して、マスターＭ上のオイルポンプ取付け
部位及びバランスウエイト加工部位に当接すると、図示
しない検出器は、パルス数をもとにこれらの移動量から
オイルポンプ取付け部位及びウエイト加工部位の各基準
値を記憶してマスター合わせを行う。
はシリンダ１１、１１に駆動されて前進し、その先端を
軸端Ｍａの孔に嵌合してマスターＭを支え、これをマス
ター載置台３、３から若干浮き上がらせるようにして位
置決め支持するから、この状態でつぎに載置台１両側の
各検出ピン３０、３２が検査用シリンダ３１、３３に駆
動されて突出して、マスターＭ上のオイルポンプ取付け
部位及びバランスウエイト加工部位に当接すると、図示
しない検出器は、パルス数をもとにこれらの移動量から
オイルポンプ取付け部位及びウエイト加工部位の各基準
値を記憶してマスター合わせを行う。
【００１４】そしてつぎにこれらの検出ピン３０、３２
が後退し、前後のセンター１２、１２がマスターＭの支
持を解いてこれを載置台３、３上に載置すると、つぎに
昇降用シリンダ７は載置台１を下降させて支持側板４、
４上に載置したクランクシャフトＷを検査位置に移す。
これにより、さきと同様に、前後のセンター１２、１２
は前進動を始め、位置決め支持腕２６により概略の位置
決めを行って支持側板４、４上に移載したクランクシャ
フトＷを、はじめに左方のセンター１２の前進端への移
動により軸方向の位置決めを行い、ついでその位置で前
後のセンター１２、１２により保持する。
が後退し、前後のセンター１２、１２がマスターＭの支
持を解いてこれを載置台３、３上に載置すると、つぎに
昇降用シリンダ７は載置台１を下降させて支持側板４、
４上に載置したクランクシャフトＷを検査位置に移す。
これにより、さきと同様に、前後のセンター１２、１２
は前進動を始め、位置決め支持腕２６により概略の位置
決めを行って支持側板４、４上に移載したクランクシャ
フトＷを、はじめに左方のセンター１２の前進端への移
動により軸方向の位置決めを行い、ついでその位置で前
後のセンター１２、１２により保持する。
【００１５】また、このクランクシャフトＷの軸方向位
置決め保持が完了すると、載置台１の側方に配設された
回転方向位置決め機構２０は、直立状態にある回動腕２
４を降下させ、その先端によりクランクピンＷｐを下方
へ押圧し、クランクＷｃの一側面を位置決め支持腕２２
に当接させてクランクシャフトＷの回転方向位置決めを
行う。
置決め保持が完了すると、載置台１の側方に配設された
回転方向位置決め機構２０は、直立状態にある回動腕２
４を降下させ、その先端によりクランクピンＷｐを下方
へ押圧し、クランクＷｃの一側面を位置決め支持腕２２
に当接させてクランクシャフトＷの回転方向位置決めを
行う。
【００１６】ところで上記した軸方向位置決め保持動作
の際、図中右側の位置決め支持機構１０は、センター１
２とともにフランジ孔検査機構１５を同時に前進させ、
その前面に設けたノズル１６を対応する各フランジ孔内
に挿入して溝内に残留する切粉等の除去を行うが、この
際、ドリルの折損等によってフランジ孔が１つでも貫通
していなかったような場合には、フランジ孔検査機構１
５はセンター１２とともに前進することができないか
ら、この状態は直ちに図示しない検知器により検出され
てフランジ孔の異常が察出される。
の際、図中右側の位置決め支持機構１０は、センター１
２とともにフランジ孔検査機構１５を同時に前進させ、
その前面に設けたノズル１６を対応する各フランジ孔内
に挿入して溝内に残留する切粉等の除去を行うが、この
際、ドリルの折損等によってフランジ孔が１つでも貫通
していなかったような場合には、フランジ孔検査機構１
５はセンター１２とともに前進することができないか
ら、この状態は直ちに図示しない検知器により検出され
てフランジ孔の異常が察出される。
【００１７】一方、これと同時に載置台１の両側に配設
された各検出ピン３０、３２は、シリンダ３１、３３に
より駆動されて、オイルポンプ取付部位Ｗo 及びバラン
スウエイト加工部位Ｗｂに当接し、その際の移動量とさ
きのマスターＭでの移動量の差からこの部分の加工状態
を測定する。
された各検出ピン３０、３２は、シリンダ３１、３３に
より駆動されて、オイルポンプ取付部位Ｗo 及びバラン
スウエイト加工部位Ｗｂに当接し、その際の移動量とさ
きのマスターＭでの移動量の差からこの部分の加工状態
を測定する。
【００１８】そして以上の一連の動作が終了すると、各
検査ピン３０、３２及びセンター１２、１２は後退し、
また載置台１は下降し、検査を終えたクランクシャフト
Ｗを排出して待機の状態に入る。
検査ピン３０、３２及びセンター１２、１２は後退し、
また載置台１は下降し、検査を終えたクランクシャフト
Ｗを排出して待機の状態に入る。
【００１９】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、マス
ターと軸物を担持する載置手段を設けてこれらを順に検
査位置へ移動させるようにしたので、マスターと軸物の
各対応部を計測することにより、軸物の各加工部位の状
態を容易かつ自動的に検出することができる。しかも、
載置手段の側方に、マスターと軸物の対応する各部位に
当接する検出手段を設けるとともに、マスターと軸物の
各軸端を支持する位置決め支持手段に、これと相対的に
変位する軸部の加工状態検出手段を設けたので、他の検
査部位とともに軸物の端部の加工状態をもマスターを基
準として同時に検査することができて、この種の検査に
要する手間及び時間を大巾に軽減することができる。
ターと軸物を担持する載置手段を設けてこれらを順に検
査位置へ移動させるようにしたので、マスターと軸物の
各対応部を計測することにより、軸物の各加工部位の状
態を容易かつ自動的に検出することができる。しかも、
載置手段の側方に、マスターと軸物の対応する各部位に
当接する検出手段を設けるとともに、マスターと軸物の
各軸端を支持する位置決め支持手段に、これと相対的に
変位する軸部の加工状態検出手段を設けたので、他の検
査部位とともに軸物の端部の加工状態をもマスターを基
準として同時に検査することができて、この種の検査に
要する手間及び時間を大巾に軽減することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す装置の上面図である。
【図２】同上装置の側面図である。
【図３】同上装置の前面図である。
１ 載置台 ３ マスター載置台 ４ 支持側板 ７ 昇降用シリンダ １０ 位置決め支持機構 １２ センター １５ フランジ孔検査機構 １６ ノズル ２０ 回転方向位置決め機構 ２２ 位置決め支持腕 ２４ 回動腕 ２６ 位置決め腕 ３０、３２ 検出ピン Ｍ マスター Ｗ クランクシャフト
Claims (1)
- 【請求項１】 マスターと加工処理後の軸物を載置して
これらを順に検査位置へ移動させる昇降自在な載置手段
と、検査位置に配設され、かつ上記マスターと上記軸物
の軸端を支持する軸方向に進退動自在な一対の軸方向位
置決め支持手段と、上記軸方向位置決め支持手段に対し
て軸方向に相対的に変位可能に配設された、上記軸物の
端部の加工状態を検出する検出手段と、上記載置手段の
側方に配設され、かつ上記マスターと上記軸物の所定の
部位に当接し、上記マスターを基準として上記軸物の加
工状態を検出する検出手段と、を備えた軸物の加工状態
検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03177433A JP3082869B2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 軸物の加工状態検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03177433A JP3082869B2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 軸物の加工状態検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04370736A JPH04370736A (ja) | 1992-12-24 |
| JP3082869B2 true JP3082869B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=16030861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03177433A Expired - Fee Related JP3082869B2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 軸物の加工状態検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3082869B2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-20 JP JP03177433A patent/JP3082869B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04370736A (ja) | 1992-12-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000614 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |