JP2002195371A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

トロイダル型無段変速機

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JP2002195371A JP2000402233A JP2000402233A JP2002195371A JP 2002195371 A JP2002195371 A JP 2002195371A JP 2000402233 A JP2000402233 A JP 2000402233A JP 2000402233 A JP2000402233 A JP 2000402233A JP 2002195371 A JP2002195371 A JP 2002195371A
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lubricating oil
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靖治 竹綱
Shigenori Tamaoki
茂紀 玉置
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動力損失を低減し、かつ簡単な構成で転動面
の冷却をおこなうことのできるトロイダル型無段変速機
を提供する。 【解決手段】 一対の回転部材2,3の間に、転動体4
が挟み込まれ、その回転部材2,3の互いに対向する転
動面2B,3Bが、前記転動体4の回転面を前記回転部
材の回転中心軸線に対して傾斜させるように、前記回転
中心軸線を含む平面に沿う断面が円弧をなす曲面とされ
たトロイダル型無段変速機であって、回転部材2,3に
おける互いに対向する前記転動面2B,3Bの回転中心
側の部分もしくは前記転動面2B,3Bに繋がる回転中
心側の部分に給油孔2C,3Cが形成されるとともに、
その給油孔2C,3Cに連通してその給油孔2C,3C
に潤滑油を供給する油路14が、前記回転部材2,3の
回転中心側に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一対の回転部材
の間に転動体を挟み込み、一方の回転部材を回転させる
ことにより、その転動体を介して他方の回転部材にトル
クを伝達し、かつその転動体と各回転部材との間でのト
ルクの伝達箇所を半径方向で変位させることにより、変
速比を連続的に変化させるように構成されたトロイダル
型(もしくはトラクション式)の無段変速機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の無段変速機は、例えば互いに対
向して配置された一対のディスクの間に円盤状のローラ
を挟み込んだ構成であって、その一対のディスクの対向
面のうち所定の半径より外側の部分が、それらの対向面
の中心位置を中心とした円に一致する円弧面をなし、そ
の円弧面が円周方向に連続しており、このように3次元
方向に湾曲している面がトロイダル面であって、そのト
ロイダル面を転動面としてローラが挟み付けられてい
る。そのローラは、外周部の厚さ方向に沿う断面形状
が、ディスクの転動面の円弧形状に一致する円弧面とさ
れた円盤体である。したがって、一方のディスクを回転
させることにより、そのローラが回転し、それに伴って
他方のディスクが回転する。そして、ローラを傾けて、
一方のディスクに対する接触部の半径位置すなわちディ
スクの中心軸線からの半径位置を外側に移動させ、かつ
他方のディスクに対する接触部の半径位置を内周側に移
動させることにより、それぞれの接触部の半径の比に応
じた変速比が設定されるようになっている。
【0003】このトロイダル型無段変速機におけるトル
クの伝達は、ディスクとパワーローラとを押し付ける荷
重(圧力)に応じておこなわれるから、大きいトルクを
伝達するほど、パワーローラを挟み付ける挟圧力が大き
くなり、それに伴ってディスクとパワーローラとの間で
発生する熱量が大きくなる。ディスクの表面は、高い挟
圧力に耐えられるように表面効果処理をおこなっている
が、トルクの伝達に伴う発熱でその温度が高くなると、
焼き戻しと同様な状態が生じ、その結果、表面の硬度が
低下してディスクのトロイダル面の摩耗や剥離などが生
じ、その耐久性が低下してしまう。また、ディスクとパ
ワーローラとの間のトルクの伝達は、これらを直接接触
させずに、両者の間に生じさせた油膜のせん断力によっ
ておこなうのが一般的であるが、上記のように温度が高
くなった場合、油膜の粘度が低下してしまい、その結
果、スリップが生じてトルクの伝達不良を生じる可能性
がある。
【0004】したがってトロイダル型無段変速機では、
ディスクの表面などのトルクの伝達が生じる箇所を積極
的に冷却することが好ましく、そのための装置が、従
来、例えば特開平11−280876号公報によって提
案されている。この公報に記載された装置は、ディスク
とローラとの接触部位であるトラクションドライブ部の
温度が高くなると、トラクション力が低下してスリップ
が生じることに鑑み、ディスクの内周端部に油溜め部を
設け、ケーシングの内周面からその中心側に向けて突出
させたポストに油路を形成し、その油路を介して油溜め
部に供給した潤滑油を、ディスクの回転に伴う遠心力で
そのトロイダル面に拡散させて供給するように構成され
ている。このような構成であれば、潤滑油がトロイダル
面の内周側からその全体に広がって外周側に流れ、その
間にディスクから熱を奪うので、ディスクの温度上昇が
抑制もしくは防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トロイ
ダル型無段変速機では、ディスクの回転中心軸線に沿っ
て入力軸もしくは出力軸が貫通して配置されているの
で、上記の公報に記載されているような油溜め部をディ
スクの内周端に臨ませて配置するとすれば、その油溜め
部は、入力軸もしくは出力軸の外周側に固定した状態で
配置する必要がある。このような配置構造とするために
は、油溜め部を、ケーシングの内周面から中心側に延び
た何らかの部材で保持させることになるが、そのような
構造では、回転部材の間に固定部材を介在させることに
なるので、構造が複雑化し、その結果、製造や組立が困
難になる可能性がある。
【0006】また、上記の公報に記載された装置では、
油溜め部における軸線方向での両側からディスクの内周
端部を挿入させる構造になり、油溜め部がいわゆる左右
両側に開口した環状の構造となるので、潤滑油を保持さ
せることが困難であり、必要十分に潤滑油を供給するた
めには、多量の潤滑油を連続的に流す必要がある。言い
換えれば、潤滑油の量を制御することが困難であり、そ
のために不必要に多量の潤滑油を流動させたり、それに
伴って動力を不必要に消費したりする不都合が生じる。
【0007】この発明は、上記の技術的課題に着目して
なされたものであり、トロイダル面などのトルクの伝達
の生じる面に、簡単な構造でしかも過不足なく潤滑油を
供給することのできるトロイダル型無段変速機を提供す
ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用】この発明
は、上記の目的を達成するために、トルクの伝達を媒介
する転動体が接触する回転部材の転動面にその内周側に
形成した給油孔から潤滑油を供給するように構成したこ
とを特徴とするトロイダル型無段変速機である。より具
体的には、請求項1の発明は、少なくとも一対の回転部
材の間に、トルクの伝達を媒介する転動体が挟み込ま
れ、その回転部材の互いに対向する転動面が、前記転動
体の回転面を前記回転部材の回転中心軸線に対して傾斜
させるように、前記回転中心軸線を含む平面に沿う断面
が円弧をなす曲面とされたトロイダル型無段変速機にお
いて、前記回転部材における互いに対向する前記転動面
の回転中心側の部分もしくは前記転動面に繋がる回転中
心側の部分に給油孔が形成されるとともに、その給油孔
に連通してその給油孔に潤滑油を供給する油路が、前記
回転部材の回転中心側に設けられていることを特徴とす
るトロイダル型無段変速機である。
【0009】したがって請求項1の発明では、回転部材
の中心側に設けられている油路から給油孔に潤滑油が送
られ、その潤滑油は回転部材が回転していることによる
遠心力で回転部材の外周側に流れる。その結果、回転部
材におけるトルクの伝達が生じる転動面が潤滑油によっ
て冷却される。そして、請求項1の構成では、回転部材
の中心側の油路は、所定の軸にその軸線方向に沿いかつ
端部がその軸の外周面に開口した油路でよく、また、給
油孔は、回転部材の端部を半径方向に貫通しかつ前記油
路に連通する孔でよいので、簡単な構造とすることがで
きる。さらに、前記油路は、回転部材や前記所定の軸な
どの回転する部材から外部に導き出すことができるの
で、開閉弁や流量制御弁などの通常の制御機器によっ
て、油路に供給する潤滑油量を容易に制御することがで
きる。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1におけ
る前記給油孔が、前記転動面のうち前記転動体が接触す
ることのない箇所に形成されていることを特徴とするト
ロイダル型無段変速機である。
【0011】したがって請求項2の発明では、請求項1
の発明と同様の作用に加え、前記転動体は、前記転動面
のうち給油孔を外れた箇所に接触する。そのため、給油
孔が、前記転動体が接触する前記転動面の凹凸の要因に
ならない。
【0012】さらに、請求項3の発明は、請求項1もし
くは2の発明において、前記回転部材の転動面と転動体
とのいずれかの温度に基づいて前記給油孔から前記転動
面に供給する油量を調整する調整手段を備えていること
を特徴とするトロイダル型無段変速機である。
【0013】したがって請求項3の発明では、請求項1
もしくは2の発明と同様の作用に加え、回転部材もしく
は転動体の温度に応じて、給油孔から潤滑油が供給さ
れ、回転部材が冷却される。すなわち、潤滑油の量が、
温度に基づいて調整されるので、過不足なく潤滑油を供
給でき、温度の過剰な上昇や動力の不必要な消費などを
防止することができる。
【0014】そして、請求項4の発明は、請求項1もし
くは2の発明において、前記回転部材の転動面と転動体
とのいずれかの温度が、前記回転部材の焼き戻し温度に
基づいて設定された判定値を超えた場合に、前記給油孔
から前記転動面に供給する油量を増大させる調整手段を
備えていることを特徴とするトロイダル型無段変速機で
ある。
【0015】したがって請求項4の発明では、請求項1
もしくは2の発明と同様の作用に加え、回転部材におけ
る転動面の温度もしくは転動体の温度が、回転部材の焼
き戻し温度に基づく判定値を超えると、給油孔から供給
される供給される油量が増大させられる。そのため、回
転部材の転動面が充分に冷却されて、焼き戻しやそれに
伴う硬度の低下などが回避され、また温度が特に高くな
い状態で潤滑油が過剰に供給されることがないので、動
力の不必要な消費が回避される。
【0016】
【発明の実施の形態】つぎにこの発明を図に示す具体例
に基づいて説明する。先ず、この発明で対象とするトロ
イダル型無段変速機の一例について説明すると、図4に
ダブルキャビティ式のフルトロイダル型無段変速機1が
模式的に示されており、このトロイダル型無段変速機1
では、一対の入力ディスク2が互いにいわゆる背中合わ
せに配置され、これらの入力ディスク2に対向するよう
に、すなわちこれらの入力ディスク2を挟んだ状態に一
対の出力ディスク3が配置されている。
【0017】これらのディスク2,3は、従来のトロイ
ダル型無段変速機におけるディスクと同様に、互いに対
向する面のうち所定の半径より外周側の部分の形状が、
中心軸線をとおる平面で切断した断面が一定半径の円弧
面となる形状であって、その円弧面をなす転動面の間
に、アイドル部材もしくは伝動部材に相当するパワーロ
ーラ(転動体)4が挟み込まれている。すなわち、いず
れか一方の出力ディスク3が軸線方向に対して固定さ
れ、かつ他方の出力ディスク3の背面側(転動面とは反
対側)に油圧室(図示せず)が設けられ、伝達するべき
トルクに応じた油圧をその油圧室に供給することによ
り、各入力ディスク2と出力ディスク3とでパワーロー
ラ4を挟み付けるようになっている。
【0018】なお、各出力ディスク3はその中心軸線に
沿って配置された出力軸5によって連結されており、そ
の出力軸5は各入力ディスク2の中心部を貫通するとと
もに、各入力ディスク2と出力軸5との間に軸受6が配
置され、これら入力ディスク2と出力軸5とが相対回転
できるように構成されている。
【0019】また、その出力軸5と平行に入力軸7が回
転自在に配置されている。その入力軸7は無段変速機1
の全長より僅かに長く、その前後両端部と中間部との合
計三箇所に歯車8,9,10が取り付けられている。そ
の中間部の歯車9が、前記各入力ディスク2と一体化さ
れている歯車11に噛合している。したがって入力軸7
からこれらの歯車9,11を介して無段変速機1にトル
クを入力するようになっている。
【0020】さらに、上記のパワーローラ4は、円盤状
の部材であって、その外周部の断面形状が各ディスク
2,3の転動面の円弧の曲率に一致する曲率の曲面に形
成されており、したがって各ディスク2,3に対してパ
ワーローラ4が傾斜して、そのパワーローラ4とディス
ク2,3との接触部の半径位置が任意に変化するように
なっている。このパワーローラ4は、各入力ディスク2
と出力ディスク3との間に3個、等間隔に配置されてお
り、無段変速機1の全体としては合計6個設けられてい
る。
【0021】そして、各パワーローラ4は、保持部材で
あるキャリジ12によって回転自在でかつ傾動自在に保
持されている。このキャリジ12には、パワーローラ4
の外周面に潤滑油を供給するための潤滑油路(図示せ
ず)が形成されている。
【0022】なお、入力軸7に取り付けられている歯車
8に噛合した入力歯車13が設けられている。そして、
この入力歯車13をエンジンなどの動力源(図示せず)
の動力で回転させるようになっている。
【0023】前記各ディスク2,3の互いに対向する曲
面(トロイダル面)は、パワーローラ4が転動してトル
クを伝達する転動面であって、トルクの伝達に伴って発
生する熱を奪ってこの転動面を冷却するための機構が設
けられている。図1にその機構を模式的に示してある。
すなわち、各ディスク2,3の内周側の部分は、前記出
力軸5に嵌合する円筒状に形成されていてボス部2A,
3Aを兼ねている。そのボス部2A,3Aの外周面は、
それぞれのディスク2,3の転動面2B,3Bに繋がっ
ており、トロイダル面の一部となっている。さらに、そ
のボス部2A,3Aには、半径方向に貫通した給油孔2
C,3Cが形成されている。
【0024】一方、出力軸5には、その軸線方向に沿っ
て油路14が形成されている。その油路14は、図1に
示すように、ディスク2,3が嵌合されている箇所にお
いて半径方向で外側に向けて分岐し、出力軸5の外周面
に開口している。その開口位置は、各ディスク2,3に
おける給油孔2C,3Cの内周側の開口端と対向してお
り、したがって各給油孔2C,3Cと油路14とが連通
している。なお、これら給油孔2C,3Cと油路14と
の連通箇所を外部から遮蔽して潤滑油の漏洩を防止する
ために、給油孔2C,3Cと油路14との開口部を挟ん
だ軸線方向での両側に、シール材15,16が配置さ
れ、これらのシール材15,16が出力軸5の外周面と
ディスク2,3の内周面とに接触して液密状態が維持さ
れている。
【0025】前記油路14には、油圧ポンプなどの潤滑
油供給源17が接続されている。その潤滑油供給源17
から出力軸5における油路14に到る管路18の途中
に、潤滑油の流量を電気的に制御できる電磁弁19が介
在させられている。その電磁弁19を制御するための電
子制御装置(ECU)20が設けられている。この電子
制御装置20は、マイクロコンピュータを主体として構
成されたものであって、入力されたデータおよび予め記
憶しているデータならびにプログラムに従って演算をお
こなうことにより潤滑油の流量を求め、前記油路14に
供給される潤滑油の量がその演算した量となるように電
磁弁19を制御するようになっている。
【0026】この電子制御装置20には、流量の演算の
ためのデータとして、温度検知手段21からの信号が入
力されている。この温度検知手段21は、ディスク2,
3の転動面2B,3Bの温度を検知するためのものであ
って、転動面2B,3Bの温度を直接検出する手段以外
に演算して温度を求める手段を採用することができる。
例えば、オイルリザーバなどの潤滑油溜め(図示せず)
に戻った潤滑油の温度を検出し、その温度に基づいて転
動面2B,3Bの温度を演算する手段や、無段変速機1
に入力されたエネルギーを、動力源であるエンジンの回
転数や吸入空気量あるいは回転数などに基づいて演算
し、また出力軸5の回転数や出力トルクなどに基づいて
無段変速機1の出力エネルギーを演算し、これらの入力
エネルギーと出力エネルギーとの差から無段変速機1で
熱に変換されたエネルギーを求め、その熱エネルギーと
放熱量や無段変速機1の熱容量などに基づいて転動面2
B,3Bの温度を演算する手段を採用することができ
る。
【0027】上記の無段変速機1では、エンジンなどの
図示しない動力源で入力歯車13を回転させることによ
り、これに噛合している歯車8および入力軸7を介して
入力ディスク2にトルクが伝達される。入力ディスク2
が回転すると、その転動面2Bに油膜を介して接触して
いるパワーローラ4が回転し、さらにこのパワーローラ
4が油膜を介して出力ディスク3の転動面3Bに接触し
ているので、出力ディスク3が回転する。そして、その
出力ディスク3と一体化されている出力軸5が回転す
る。
【0028】その場合、パワーローラ4の回転数は、入
力ディスク2の回転数およびその転動面2Bとの接触箇
所の回転中心から半径によって決まる。また、出力ディ
スク3の回転数は、パワーローラ4の回転数およびその
パワーローラ4が転動面3Bに接触している箇所の回転
中心からの半径によって決まる。したがって入力ディス
ク2に対する出力ディスク3の相対回転数は、パワーロ
ーラ4がそれぞれの転動面2B,3Bに接触する箇所の
半径位置によって決まり、パワーローラ4を出力軸5の
中心軸線に対して傾動させて転動面2B,3Bに対する
接触箇所を変化させることにより、変速比が連続的に変
化する。
【0029】上記の各ディスク2,3とパワーローラ4
との間のトルクの伝達は、両者の間に形成される油膜の
せん断力を介しておこなわれ、その油膜を形成するため
の潤滑油が前述したキャリジ12から各ディスク2,3
の外周面に供給される。また、そのパワーローラ4は、
伝達するべきトルクに応じてディスク2,3に付与して
いるスラスト力によって挟み付けられている。したがっ
て油膜には、強い圧縮力とせん断力とが作用するので、
トルクを伝達することに伴って熱が発生する。その熱に
よる温度上昇を防止するために、前記油路14および給
油孔2C,3Cから転動面2B,3Bに潤滑油が供給さ
れる。
【0030】図2は冷却を主目的として給油孔2C,3
Cから給油する潤滑油の量を制御する制御例を示してお
り、先ず、転動面2B,3Bの温度が検出される(ステ
ップS1)。この温度の検出は、一例として、無段変速
機1で熱に変換されるエネルギー量を入出力エネルギー
差から求め、その熱量に基づいて演算しておこなうこと
ができる。その温度が判定値Tより高いか否かが判断さ
れる(ステップS2)。その判定値Tは、各ディスク
2,3とパワーローラ4との間でのトルク伝達が可能な
上限温度もしくはその上限温度に基づいてそれより低い
温度に決められた値、あるいは転動面2B,3Bの焼き
戻し温度もしくはその焼き戻し温度に基づいてそれより
低い温度に決められた値である。
【0031】検出された温度がこの判定値T以下である
ことによりステップS2で否定的に判断された場合に
は、リターンする。したがって潤滑油の量はその時点の
供給量に維持される。これに対して検出された温度が判
定値Tを超えていることによりステップS2で肯定的に
判断された場合には、潤滑油の供給量(油量)が増大さ
せられる(ステップS3)。すなわち、前記電子制御装
置20から電磁弁19に信号が出力され、電磁弁19を
介して流れる潤滑油の量が増量される。その増加量は、
予め決められておくことができる。
【0032】電磁弁19を介して油路14に供給された
潤滑油は、出力軸5の外周面に開口している端部から給
油孔2C,3Cに供給され、さらにその給油孔2C,3
Cから転動面2B,3B側に流れ出る。その潤滑油に
は、各ディスク2,3が回転していることにより遠心力
が作用しており、その結果、給油孔2C,3Cから転動
面2B,3B側に流れ出た潤滑油は、遠心力によって転
動面2B,3Bに沿ってその半径方向で外側に向けて流
れる。そして、ディスク2,3が回転している状態で
は、最終的にはディスク2,3の外周端からその外側に
飛散する。このようにして転動面2B,3Bの表面に広
がって流れる潤滑油は、その過程で転動面2B,3Bか
ら熱を奪うので、転動面2B,3Bが冷却される。
【0033】なお、図2に示すルーチンは、所定時間ご
とに繰り返し実行されており、再度検出した温度が判定
値Tを超えていれば、潤滑油の量が再度増大させられ
る。また、動力源の運転状態が変化したり、あるいは変
速比が変化させられたりしてステップS1で検出した温
度が高くなり、それに伴ってステップS2で肯定的に判
断された場合には、潤滑油の量が増大させられる。
【0034】このような転動面2B,3Bの温度に基づ
く潤滑油の増量制御は、無段変速機1が動作している
間、継続して実行される。したがってその間に変速比を
変更するために、すなわち変速を実行するために、パワ
ーローラ4が出力軸5の中心軸線に対して傾斜させられ
ることがある。しかしながら、給油孔2C,3Cは、い
わゆるボス部2A,3Aに相当する部分に形成されてい
て、パワーローラ4が接触することのない部分に位置し
ているので、パワーローラ4との干渉が生じたり、それ
に伴ってパワーローラ4やディスク2,3が破損するな
どのおそれがない。
【0035】上記の無段変速機1では、トルクの伝達に
伴ってディスク2,3の転動面2B,3Bの温度が上昇
することが検出されると、ディスク2,3の回転中心側
から潤滑油が供給されるので、潤滑油の粘度の低下や変
質などによるトルク伝達の不良が回避され、また油膜の
破断などによる転動面2B,3Bの損傷などが防止され
る。また、前述した判定値Tを、転動面2B,3Bの焼
き戻し温度より低い値に設定しておけば、転動面2B,
3Bの表面硬度を維持して、その耐久性を向上させるこ
とができる。
【0036】そして、上述した無段変速機1では、ディ
スク2,3の転動面2B,3Bの冷却のための潤滑油
を、ディスク2,3の内周側の出力軸5に形成した油路
14およびディスク2,3の内周部に形成した貫通孔で
ある給油孔2C,3Cを介しておこなうように構成して
あり、このような油路構成は、従来の変速機で採用され
ている一般的な構成を利用できるものであるから、簡単
な構成で無段変速機1の潤滑および冷却をおこなうこと
ができる。
【0037】図3は、前述した無段変速機1での潤滑油
の量を制御するための他の例を示すフローチャートであ
り、ここに示す例は、検出した温度に基づいて潤滑油の
量を制御するように構成した例である。すなわち、先
ず、温度が検出される(ステップS11)。これは、上
述した図2に示す制御例でのステップS1と同様にして
実行することができる。つぎにその検出した温度に基づ
いて潤滑油の供給量(油量)が求められる(ステップS
12)。その油量は、転動面2B,3Bの温度が上昇し
ない程度の油量であり、予め実験などによって求めてマ
ップ化しておくことができ、したがってステップS12
では、そのマップから油量を求めることができる。
【0038】したがってこの図3に示す制御例によれ
ば、検出した温度が上昇する場合には、その温度に従っ
て潤滑油の量が増量され、また検出された温度が低下し
た場合には、それに応じて潤滑油の量が減少させられ
る。そのため、転動面2B,3Bの温度上昇や転動面2
B,3Bの表面での潤滑油の温度上昇を防止できること
に加え、潤滑油の供給量が過剰になったり、それに伴っ
て動力損失が生じたりすることを確実に防止することが
できる。
【0039】ここで、この発明と上記の具体例と関係を
簡単に説明すると、上記のディスク2,3がこの発明の
回転部材に相当し、またパワーローラ4がこの発明の転
動体に相当する。さらに、電磁弁19ならびに図2に示
すステップS2およびステップS3の機能的手段が、請
求項3の調整手段に相当し、電磁弁19ならびに図3に
示すステップS12の機能的手段が、請求項4の調整手
段に相当する。
【0040】なお、上述した具体例で示したフルトロイ
ダル型の無段変速機1では、パワーローラ4にその回転
軸線方向に向けたスラスト力が生じない反面、トルクの
伝達に伴う発熱がパワーローラ4とディスク2,3との
接触箇所で集中的に生じる。したがって上述したよう
に、転動面2B,3Bの内周側から遠心力を利用して潤
滑油を供給することにより、トルクの伝達を確実に実行
でき、またディスク2,3やパワーローラ4の破損を確
実に防止することができる。これに対してハーフトロイ
ダル型の無段変速機では、転動面で発熱が相対的に少な
いが、この発明をハーフトロイダル型の無段変速機にも
適用できることは勿論である。また、上記の具体例で
は、転動面に給油孔を開口させるように構成したが、こ
の発明は上記の具体例に限定されないのであって、給油
孔の開口箇所は、転動面の一部でなくてもよく、要は、
転動面に向けて潤滑油が流動できるように、転動面に連
続している面に給油孔が開口していればよい。さらに、
この発明では、給油孔が連通している油路は、ディスク
の回転中心側に形成されていればよいのであり、上述し
た出力軸以外の部材に油路が形成されていてもよい。そ
して、上記の具体例では、転動面の温度に基づいて潤滑
油の量を制御するように構成したが、この発明は、上記
の具体例に限定されないのであって、転動面以外に、パ
ワーローラの表面温度に基づいて潤滑油の量を制御する
ように構成してもよい。そしてまた、給油孔から転動面
に供給する潤滑油の量を制御する弁は、給油孔のみに連
通する管路に介在させる替わりに、キャリジの油路に連
通する管路に介在させた流量調整弁で代用してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、回転部材の中心側に設けられている油路から給
油孔に潤滑油が送られ、その潤滑油は回転部材が回転し
ていることによる遠心力で回転部材の外周側に流れるの
で、回転部材におけるトルクの伝達が生じる転動面を潤
滑油によって冷却することができる。そして、請求項1
によれば、回転部材の中心側の油路は、所定の軸にその
軸線方向に沿いかつ端部がその軸の外周面に開口した油
路でよく、また、給油孔は、回転部材の端部を半径方向
に貫通しかつ前記油路に連通する孔でよいので、簡単な
構造とすることができる。さらに、前記油路は、回転部
材や前記所定の軸などの回転する部材から外部に導き出
すことができるので、開閉弁や流量制御弁などの通常の
制御機器によって、油路に供給する潤滑油量を容易に制
御することができる。
【0042】また、請求項2の発明によれば、前記転動
体が、前記転動面のうち給油孔を外れた箇所に接触する
ため、給油孔が、前記転動体が接触する前記転動面の凹
凸の要因にならず、したがって転動面の形状や回転部材
の構成に制約を与えずに、転動面に対する潤滑油の供給
を確実かつ容易におこなうことができる。
【0043】さらに、請求項3の発明によれば、潤滑油
の量が、温度に基づいて調整されるので、過不足なく潤
滑油を供給でき、温度の過剰な上昇や動力の不必要な消
費をなどを防止することができる。
【0044】そして、請求項4の発明によれば、回転部
材における転動面の温度もしくは転動体の温度が、回転
部材の焼き戻し温度に基づく判定値を超えると、給油孔
から供給される供給される油量が増大させられるため、
回転部材の転動面が充分に冷却されて、焼き戻しやそれ
に伴う硬度の低下などを回避でき、また温度が特に高く
ない状態で潤滑油が過剰に供給されることがないので、
動力の不必要な消費を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一例を示す模式図である。
【図2】 この発明による潤滑油の流量制御の例を示す
フローチャートである。
【図3】 この発明による潤滑油の流量制御の他の例を
示すフローチャートである。
【図4】 この発明に係る無段変速機の全体的な構成の
一例を示す模式的な縦断側面図である。
【符号の説明】 1…無段変速機、 2…入力ディスク、 3…出力ディ
スク、 2A,3A…ボス部、 2B,3B…転動面、
2C,3C…給油孔、 4…パワーローラ、5…出力
軸、 14…油路、 17…潤滑油供給源、 19…電
磁弁、 20…電子制御装置、 21…温度検知手段。
フロントページの続き Fターム(参考) 3J051 AA03 BA03 BB02 BD02 BE09 CB04 CB06 EC02 EC06 ED08 ED11 FA10 3J063 AB33 AC03 BA11 BA15 BA20 BB23 CA01 CB36 CB41 XD03 XD23 XD42 XD43 XD72 XE15 XE43 XH32 XH34 XH42 XJ03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一対の回転部材の間に、トル
    クの伝達を媒介する転動体が挟み込まれ、その回転部材
    の互いに対向する転動面が、前記転動体の回転面を前記
    回転部材の回転中心軸線に対して傾斜させるように、前
    記回転中心軸線を含む平面に沿う断面が円弧をなす曲面
    とされたトロイダル型無段変速機において、 前記回転部材における互いに対向する前記転動面の回転
    中心側の部分もしくは前記転動面に繋がる回転中心側の
    部分に給油孔が形成されるとともに、その給油孔に連通
    してその給油孔に潤滑油を供給する油路が、前記回転部
    材の回転中心側に設けられていることを特徴とするトロ
    イダル型無段変速機。
  2. 【請求項2】 前記給油孔は、前記転動面のうち前記転
    動体が接触することのない箇所に形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段変速機。
  3. 【請求項3】 前記回転部材の転動面と転動体とのいず
    れかの温度に基づいて前記給油孔から前記転動面に供給
    する油量を調整する調整手段を備えていることを特徴と
    する請求項1もしくは2に記載のトロイダル型無段変速
    機。
  4. 【請求項4】 前記回転部材の転動面と転動体とのいず
    れかの温度が、前記回転部材の焼き戻し温度に基づいて
    設定された判定値を超えた場合に、前記給油孔から前記
    転動面に供給する油量を増大させる調整手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項1もしくは2に記載のトロイ
    ダル型無段変速機。
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