JP2002194977A - 伸縮門扉及び門柱収納式伸縮門扉 - Google Patents

伸縮門扉及び門柱収納式伸縮門扉

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JP2002194977A JP2001289338A JP2001289338A JP2002194977A JP 2002194977 A JP2002194977 A JP 2002194977A JP 2001289338 A JP2001289338 A JP 2001289338A JP 2001289338 A JP2001289338 A JP 2001289338A JP 2002194977 A JP2002194977 A JP 2002194977A
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三夫 山下
Tadashi Morifuji
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 門扉本体の転倒を防止できると共に、開閉操
作時の移動側端枠の内外方向の振れを小さくでき、スム
ーズに開閉操作を行えるようにする。 【解決手段】 一対の門柱1,2 と、この門柱1,2 間を開
閉する方向に伸縮自在な門扉本体3 とを備え、この門扉
本体3 の少なくとも移動側端枠6 に地上走行用の走行用
車輪27,27aを設け、両門柱1,2 間の地面11側に、門扉本
体3 の開閉方向にガイドレール4 を敷設し、移動側端枠
6 に、移動側端枠6 が傾斜したときにガイドレール4 に
下側から係合する傾斜阻止用係合具28と、移動側枠体6
が内外方向に振れたときにガイドレール4 に内外方向に
係合する振れ阻止用係合具58とを開閉方向に間隔を置い
て設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伸縮門扉及び門柱
収納式伸縮門扉に関し、門扉本体の転倒を防止でき、開
閉操作時の移動側端枠の内外方向の振れを小さくできる
ようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】建物或いは車庫の出入り口を開閉する伸
縮門扉には、門扉本体を伸縮させて開閉する単なる開閉
式、門扉本体を縮小状態で吊り元門柱廻りに180度回
転させて収納する回転収納式、縮小状態の門扉本体を門
柱内に収納する門柱収納式等がある。これらの伸縮門扉
は、従来、実公昭55−50313号公報に記載される
門柱収納式伸縮門扉のように、一対の門柱と、この門柱
間を開閉する方向に伸縮自在な門扉本体とを備え、門扉
本体の移動側端枠に地上走行用の走行用車輪を設けてい
る。
【0003】出入り口の開放時には吊り元門柱側に門扉
本体を縮小させる。そして、回転収納式の場合には、縮
小状態の門扉本体を上下軸廻りに吊り元門柱に対して略
180度回転させて出入り口と反対側に収納し、また門
柱収納式の場合には、門扉本体を縮小させたときに、走
行用車輪が縮小方向に走行して縮小方向側の門柱内に門
扉本体を収納する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の伸縮門扉は、何
れの場合にも門扉本体の移動側端枠の下部側に地上走行
用の走行用車輪を備えているが、門扉本体の開閉操作時
に移動側端枠又は走行用車輪を門扉本体の開閉方向に案
内するものがなく、走行用車輪が地上を走行するように
しているので、移動側端枠が内外方向に振れることが多
い。
【0005】このため、移動側端枠を当たり門柱に当接
させて施錠手段により施錠する際に、移動側端枠の位置
を当たり門柱に合わせて内外方向に修正する必要があ
り、施錠に手間がかかるという問題がある。
【0006】また門柱収納式では門扉本体を縮小方向側
の門柱内に収納する際にも、移動側端枠が縮小方向側の
門柱の門扉収納口付近に接触して、縮小方向側の門柱又
は門扉本体が損傷し、或いは門扉本体の門柱内への収納
がスムーズに行えないという欠点がある。
【0007】さらに門扉本体の開閉操作時に、内外方向
の外力、例えば強風等が門扉本体に作用すると、門扉本
体が内外方向に傾斜したり、場合によっては転倒したり
することがある。
【0008】本発明は、このような従来の課題を鑑み、
門扉本体の転倒を防止できると共に、開閉操作時の移動
側端枠の内外方向の振れを小さくでき、スムーズに開閉
操作を行える伸縮門扉及び門柱収納式伸縮門扉を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の門柱1,
2 と、この門柱1,2 間を開閉する方向に伸縮自在な門扉
本体3 とを備え、この門扉本体3 の少なくとも移動側端
枠6 に地上走行用の走行用車輪27,27aを設けた伸縮門扉
において、両門柱1,2 間の地面11側に、門扉本体3 の開
閉方向にガイドレール4 を敷設し、移動側端枠6 に、移
動側端枠6 が傾斜したときにガイドレール4 に下側から
係合する傾斜阻止用係合具28と、移動側枠体6 が内外方
向に振れたときにガイドレール4 に内外方向に係合する
振れ阻止用係合具58とを開閉方向に間隔を置いて設けた
ものである。
【0010】また別の本発明は、一対の門柱1,2 と、こ
の門柱1,2 間を開閉する方向に伸縮自在な門扉本体3 と
を備え、この門扉本体3 の少なくとも移動側端枠6 に地
上走行用の走行用車輪27を設け、門扉本体3 を縮小させ
たときに、走行用車輪27が縮小方向に走行して縮小方向
側の門柱1 内に門扉本体3 を収納するようにした門柱収
納式伸縮門扉において、両門柱1,2 間の地面11側に、門
扉本体3 の開閉方向にガイドレール4 を敷設し、移動側
端枠6 に、移動側端枠6 が傾斜したときにガイドレール
4 に下側から係合する傾斜阻止用係合具28と、移動側枠
体6 が内外方向に振れたときにガイドレール4 に内外方
向に係合する振れ阻止用係合具58とを開閉方向に間隔を
置いて設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1〜図5は、本発明に係る
門柱収納式伸縮門扉の第1の実施形態を例示する。図1
において、1は吊り元門柱、2 は戸当り門柱で、地面11
に間隔を置いて立設されている。この吊り元門柱1 及び
戸当り門柱2 の間には、門柱1,2 間を開閉する方向(以
下、単に開閉方向という)に伸縮可能な門扉本体3 が配
置されている。
【0012】門扉本体3 は、両門柱1,2 間の地面11に敷
設されたガイドレール4 に沿って伸縮方向に案内され、
縮小状態では吊り元門柱1 内に収納されるようになって
いる。門扉本体3 は、開閉方向の両端に配置された上下
方向の端枠5,6 と、この端枠5,6 間に開閉方向に等間隔
を置いて上下方向に配置された複数本の縦枠7 と、各縦
枠7 及び端枠5,6 を連結する開閉方向に伸縮自在なパン
タグラフ機構8 とを備えている。
【0013】吊り元門柱1 側の端枠5 (以下、単に吊り
元側端枠という)は、図2に示すように、門扉本体3 の
内外方向(以下、単に内外方向という)に間隔を置いて
上下方向に配置された内外一対の縦枠部9 と、この縦枠
部9 の上端間を内外方向に連結する縦枠連結部10とを備
えている。
【0014】両縦枠部9 は、図1及び図2に示すよう
に、その上下両側で吊り元側端枠5 の幅方向(内外方
向)の外側に移動用ローラー12を回動自在に備え、この
移動用ローラー12が吊り元門柱1 内に上下配置された支
持レール13に沿って開閉方向に転動して、吊り元側端枠
5 が吊り元門柱1 内を開閉方向に移動するようになって
いる。なお、支持レール13の開閉方向の両端には、吊り
元側端枠5 の開閉方向への移動を規制するストッパ14が
設けられている。
【0015】戸当り門柱2 側の端枠6 (以下、単に戸当
り側端枠といい、移動側端枠を構成する)は、吊り元側
端枠5 と同様に、内外一対の縦枠部15と、この縦枠部15
の上端間を連結する縦枠連結部16とを備えている。
【0016】両縦枠部15の上部側には、門扉本体3 の開
閉操作用の把手部17と、戸当り側端枠6 と戸当り門柱2
とを施錠する施錠手段の施錠ハンドル18とが設けられて
おり、戸当り側端枠6 が戸当り門柱2 に当接すると、戸
当り側端枠6 の施錠掛けが戸当り門柱2 の施錠受けに掛
合し、また施錠ハンドル18を操作すると、掛合状態が解
除されるようになっている。
【0017】縦枠7 は、図1に示すように、内外方向に
間隔を置いて上下方向に配置された一対の縦桟20と、こ
の縦桟20の上端間を内外方向に連結する縦桟連結部21と
を備えている。パンタグラフ機構8 は、右上がり状の傾
斜リンク22と右下がり状の傾斜リンク23とを交差状に開
閉方向に複数本備え、内外の縦桟20間及び縦枠部9,15間
に開閉方向に伸縮自在に支持されている。
【0018】縦桟20及び縦枠部9,15はその上下2箇所で
両傾斜リンク22,23 と交差しており、両傾斜リンク22,2
3 は、上側の交差部分では固定枢支部24により、下側の
交差部分では可動枢支部25により夫々各枢支部24,25 廻
りに回動自在に枢支されている。
【0019】両傾斜リンク22,23 は、戸当り側端枠6 を
開閉方向に移動操作したときに、各枢支部24,25 廻りに
回動して縦枠7 間及び縦枠7 と各端枠5,6 間が開閉方向
に伸縮するようになっている。
【0020】固定枢支部24は縦桟20及び縦枠部9,15に固
定され、また可動枢支部25は、傾斜リンク22,23 の伸縮
に伴って上下方向へと移動可能に縦桟20及び縦枠部9,15
に装着されている。傾斜リンク22,23 同士が交差する交
差部分では、枢支ピン26により回動自在に枢支されてい
る。
【0021】所定の縦枠7 、例えば開閉方向に所定本数
をおいた中間の縦枠(以下、中間縦枠という)7 と、戸
当り側端枠6 との下部側には、図1、図3〜図5に示す
ように、地上走行用の内外一対の走行用車輪27と、この
走行用車輪27間に配置された傾斜阻止用係合具28とが設
けられ、戸当り側端枠6 、中間縦枠7 が傾斜したときに
地面11側のガイドレール4 に傾斜阻止用係合具28が下側
から係合して戸当り側端枠6 、中間縦枠7 の傾斜を阻止
するようになっている。
【0022】走行用車輪27は、中間縦枠7 、戸当り端枠
6 に車輪用ブラケット29を介して夫々取り付けられてお
り、この走行用車輪27間に傾斜阻止用係合具28が上下方
向に位置調整可能に装着されている。なお、走行用車輪
27には支軸を首振り不能に固定した固定式のものが使用
されている。
【0023】車輪用ブラケット29は、中間縦桟20、縦枠
部15よりも門扉本体3 の幅方向(内外方向)の外側に張
り出すように、中間縦枠7 、戸当り端枠6 に上下に調整
可能に取り付けられ、走行用車輪27が縦桟20、縦枠部15
の幅方向の外側で軸支されている。
【0024】車輪用ブラケット29は、縦桟20、縦枠部15
の下端部側に取り付けられる取り付け部33と、この取り
付け部33の下端から縦枠7 、戸当り端枠6 の幅方向の外
側に水平状に延びる水平部34と、この水平部34の内外両
側から下方に略平行に延びる外脚部35及び内脚部36とを
備え、外脚部35と内脚部36との間に走行用車輪27が支軸
41に回動自在に軸支されている。
【0025】なお、車輪用ブラケット29は、3個のL字
部材31をネジ等により固着して構成されている。また、
戸当り側端枠6 に装着される車輪用ブラケット29及び走
行用車輪27は、縦枠部15よりも戸当り門柱2 側に張り出
さないように構成されている。
【0026】取り付け部33は、図4及び図5に示すよう
に、内外方向に貫通するネジ38用の貫通孔40を上下方向
の長孔状に備え、車輪用ブラケット29が、中間縦枠7 、
戸当り側端枠6 に対して上下に位置調整できるように、
中間縦枠7 、戸当り側端枠6の下部側にネジ38により取
り付けられている。
【0027】車輪27を備えた中間縦枠7 、戸当り側端枠
6 の下部側には、内外方向に連結部材30が夫々配置され
ており、この連結部材30に下方に突出する傾斜阻止用係
合具28が内外方向の略中央に取り付けられている。連結
部材30は、図3に示すように、縦桟20、縦枠部15の下部
側同士を連結するためのものであって、例えば、両車輪
用ブラケット29を介してこれらの下部側同士を連結して
いる。なお、連結部材30は内外の縦桟20、縦枠部15の下
端側同士を直接連結しても良い。
【0028】ガイドレール4 は、門扉本体3 を開閉方向
に案内するためのものであって、図1、図3〜図5に示
すように、吊り元門柱1 内から戸当り門柱2 の近傍にわ
たって吊り元門柱1 と戸当り門柱2 間の全長に門扉本体
3 の開閉方向に敷設されている。ガイドレール4 は、走
行用車輪27間、例えばその略中央にボルト等(図省略)
により地面11に固定されている。
【0029】ガイドレール4 には、上側が開口するガイ
ド溝44がその全長に設けられており、このガイド溝44に
傾斜阻止用係合具28がガイドレール4 に沿って開閉方向
に移動可能に挿入されている。ガイド溝44は、ガイドレ
ール4 の幅方向の略中央に形成されており、上側の幅方
向の寸法が下側の寸法よりも小さく、つまり上狭まりの
あり溝状に構成されている。
【0030】ガイドレール4 におけるガイド溝44の両側
の上部側は、幅方向の内側に突出する突出部45になって
おり、この突出部45の下側が、中間縦枠7 、戸当り側端
枠6が内外方向に傾斜したときに傾斜阻止用係合具28が
下側から係合する被係合部46に、また突出端側が、傾斜
阻止用係合具28を介して中間縦枠7 、戸当り側端枠6を
ガイドレール4 に沿って開閉方向に案内する案内部47に
夫々なっている。
【0031】傾斜阻止用係合具28は、図3〜図5に示す
ように、上部側が連結部材30側に装着され且つ下部側が
ガイドレール4 のガイド溝44に挿入された係合具本体49
と、この係合具本体49の下部側に上下に配置された案内
係合体43及び傾斜阻止用係合体50とを備えている。
【0032】案内係合体43は、中間縦枠7 、戸当り側端
枠6 が内外方向にズレたときに、ガイドレール4 の案内
部47に内外方向に係合し、傾斜阻止用係合体50は、中間
縦枠7 、戸当り側端枠6 が傾斜したときに、ガイドレー
ル4 の被係合部46に下側から係合するようになってい
る。
【0033】傾斜阻止用係合具28は、内外方向の取り付
け位置が、走行用車輪27間の略中央に位置するように、
また開閉方向のそれが、中間縦枠7 、戸当り側端枠6 の
開閉方向の両端間の略中央に位置するように、連結部材
30の略中央に取り付けられている。
【0034】係合具本体49は、その上部側が連結部材30
に補強部材48を介して上下に調整可能に取り付けられて
いる。この補強部材48は、連結部材30における傾斜阻止
用係合具28を取り付ける部位を補強するためのもので、
連結部材30の下側にネジ51により固着されている。また
係合具本体49は、傾斜阻止用係合体50と案内係合体43と
を上下軸廻りに回動自在に支持し、ガイドレール4 側に
接触したときに傾斜阻止用係合体50又は案内係合体43が
回動するようになっている。
【0035】なお、係合具本体49はネジ軸52により構成
され、このネジ軸52の上部側が連結部材30及び補強部材
48の貫通孔に下側から挿入されて、連結部材30の上下の
ナット53,54 により連結部材30側に固定されている。傾
斜阻止用係合具28は、補強部材48を介さずに直接連結部
材30に取り付けても良い。
【0036】傾斜阻止用係合体50は、図3〜図5に示す
ように、ガイドレール4 のガイド溝44内で少なくとも内
外方向、つまり内外の被係合部46側に突出しており、中
間縦枠7 、戸当り側端枠6 が内外方向に傾斜したとき
に、内外の被係合部46の何れか一方に下側から係合する
ようになっている。
【0037】傾斜阻止用係合体50は、中央部に貫通孔を
有する円板材により構成され、ネジ軸52の軸部に外嵌し
て下端の頭部56によりネジ軸52廻りに回動自在に支持さ
れている。なお、傾斜阻止用係合体50は円板材により構
成され、内外方向を含めて周方向の全周で径方向に突出
している。
【0038】案内係合体43は、図3に示すように、傾斜
阻止用係合体50の上側でガイドレール4 の内外の両案内
部47間に配置され、中間縦枠7 、戸当り側端枠6 が内外
方向にズレたときに、内外両側の案内部47の何れか一方
に内外方向に係合するようになっている。
【0039】案内係合体43は略円筒状で、ネジ軸52の軸
部に外嵌して傾斜阻止用係合体50を介して下端の頭部56
によりネジ軸52廻りに回動自在に支持されている。な
お、傾斜阻止用係合具28は、案内係合体43を備えた状態
でもガイドレール4 に沿って開閉方向に移動自在になっ
ている。
【0040】戸当り側端枠6 の下部側には、図3及び図
4に示すように、開閉方向に配置された装着部材57が、
連結部材30に補強部材48と共に傾斜阻止用係合具28、ナ
ット53,54 により取り付けられている。なお、装着部材
57は補強部材48と一体に構成しても良く、また補強部材
48と連結部材30とに一体に設けても良い。
【0041】装着部材57は、連結部材30から開閉方向に
沿って吊り元側端枠5 側に延びており、この装着部材57
に、傾斜阻止用係合具28に対して吊り元側端枠5 側へと
開閉方向に間隔を置いて下方に突出する振れ阻止用係合
具58が上下に位置調整可能に取り付けられている。
【0042】振れ阻止用係合具58は、図4に示すよう
に、上部側が装着部材57に上下に位置調整可能に装着さ
れ且つ下部側がガイドレール4 のガイド溝44に挿入され
た係合具本体59と、この係合具本体59の下部側に配置さ
れた振れ阻止用係合体60を備え、戸当り側端枠6 が上下
軸廻りに内外方向に振れたときに、振れ阻止用係合体60
がガイドレール4 の案内部47に内外方向に係合して戸当
り側端枠6 の振れを阻止するようになっている。
【0043】係合具本体59は、その上部側が装着部材57
に上下に調整可能に取り付けられると共に、下部側で振
れ阻止用係合体60を上下軸廻りに回動自在に支持し、ガ
イドレール4 側に接触したときに振れ阻止用係合体60が
上下軸廻りに回動するようになっている。
【0044】係合具本体59はネジ軸62により構成され、
このネジ軸62の上部側が装着部材57の貫通孔に下側から
挿入されて、装着部材57の上下のナット63,64 により装
着部材57に固定されている。
【0045】振れ阻止用係合体60は、ガイドレール4 の
内外の両案内部47間に配置され、戸当り側端枠6 が内外
方向に振れたときに、内外両側の案内部47の何れか一方
に内外方向に係合するようになっている。
【0046】振れ阻止用係合体60は略円筒状で、ネジ軸
62の軸部に外嵌して下端の頭部66によりネジ軸62廻りに
回動自在に支持されている。なお、振れ阻止用係合具58
は、振れ阻止用係合体60を備えた状態でもガイドレール
4 に沿って開閉方向に移動自在になっている。
【0047】上記構成の門柱収納式伸縮門扉において、
吊り元門柱1 内に収納された門扉本体3 を伸長させて吊
り元門柱1 と戸当り門柱2 との間を閉じる際には、門扉
本体3 の戸当り側端枠6 の把手部17を把持して戸当り門
柱2 側へと移動させる。
【0048】すると、両傾斜リンク22,23 が、固定枢支
部24及び可動枢支部25廻りに回動して、各縦枠7 の間隔
が戸当り門柱2 側に拡がると共に、吊り元門柱1 内の移
動用ローラー12が支持レール13に沿って戸当り門柱2 側
へと移動する。このとき、門扉本体3 は、中間縦枠7 及
び戸当り側端枠6 の下部側に走行用車輪27を備えている
ので、門扉本体3 の戸当り門柱2 側への伸長操作が容易
にできる。
【0049】また、吊り元門柱1 と戸当り門柱2 との間
に門扉本体3 を開閉方向に案内するガイドレール4 を地
面11に敷設しているので、門扉本体3 を開閉方向に容易
に伸縮させることができる。即ち、門扉本体3 の中間縦
枠7 、戸当り側端枠6 が、吊り元門柱1 と戸当り門柱2
とを結ぶ線分から内外方向にズレようとしたときに、中
間縦枠7 、戸当り側端枠6 の案内係合体43が、ガイドレ
ール4 の案内部47に係合して、中間縦枠7 、戸当り側端
枠6 のズレを規制して門扉本体3 をガイドレール4 に沿
って案内するようになっている。
【0050】しかも案内係合体43を内外の走行用車輪27
間の略中央に設けているので、走行用車輪27の走行軌道
が内外方向にズレ始めた時でも、案内係合体43がガイド
レール4 の案内部47に係合して直ちにその軌道修正が行
われる。
【0051】次に、門扉本体3 の把手部17を把持して戸
当り側端枠6 を戸当り門柱2 側にさらに伸長させると、
戸当り側端枠6 が戸当り門柱2 に当接すると共に、吊り
元門柱1 内の移動用ローラー12がストッパ14に当接して
戸当り門柱2 側への移動が規制される。
【0052】また、戸当り側端枠6 が上下軸廻りに振れ
たとき、つまり戸当り側端枠6 が内外方向に振れたとき
でも、戸当り側端枠6 の下部側に案内係合体43と振れ阻
止用係合具58とを開閉方向に離れて設けているので、振
れ阻止用係合具58がガイドレール4 に係合してその振れ
を阻止することができ、戸当り側端枠6 を戸当り門柱2
と相対向する姿勢で移動させることができる。このた
め、戸当り側端枠6 と戸当り門柱2 との施錠を行う際に
も、戸当り側端枠6 と戸当り門柱2 とが当接し、戸当り
側端枠6 を戸当り門柱2 に容易に施錠できる。
【0053】さらに、門扉本体3 の伸長操作中に、内外
方向に例えば強風等の外力が作用した場合でも、所定の
縦枠7 及び戸当り側端枠6 の傾斜阻止用係合具28がガイ
ドレール4 に下側から係合して縦枠7 、戸当り側端枠6
の傾斜を阻止するので、門扉本体3 の転倒を防止でき、
転倒による門扉本体3 の損傷を防ぐことができる。
【0054】また、伸長状態の門扉本体3 を吊り元門柱
1 側に縮小させて吊り元門柱1 内に収納する際には、ま
ず施錠ハンドル18を操作して戸当り側端枠6 と戸当り門
柱2との施錠を解除し、把手部17を把持して吊り元門柱1
側へと移動させる。
【0055】このとき、戸当り側端枠6 に、傾斜阻止用
係合具28及び振れ阻止用係合具58を備えているので、門
扉本体3 の内外方向のズレを小さくできると共に、戸当
り側端枠6 の内外方向の振れを小さくできる。このた
め、吊り元門柱1 内に門扉本体3 を収納する際にも、戸
当り側端枠6 が吊り元門柱1 の門扉収納口付近に接触す
る惧れがなく、戸当り側端枠6 を吊り元門柱1 内へとス
ムーズに収納することができる。
【0056】傾斜阻止用係合具28は、そのネジ軸52を縦
枠7 及び戸当り側端枠6 の連結部材30側の貫通孔に挿入
して、上下のナット53,54 により連結部材30側に固定さ
れているので、上下に位置調整でき、ガイドレール4 と
傾斜阻止用係合具28との係合具合を容易に調整できる。
【0057】振れ阻止用係合具58は、そのネジ軸62を装
着部材57の貫通孔に挿入して、上下のナット63,64 によ
り装着部材57に固定されているので、上下に位置調整で
き、ガイドレール4 と振れ阻止用係合具58との係合具合
を容易に調整できる。
【0058】また、傾斜阻止用係合具28は、周方向の全
周で径方向に突出する傾斜阻止用係合体50を備えている
ので、位置調整のため傾斜阻止用係合具28をネジ軸62廻
りに回動させたとしても、傾斜阻止用係合体50はガイド
レール4 の被係合部46に確実に対応でき、しかも簡単な
構造で実施することができる。
【0059】さらに、案内係合体43は、ネジ軸52の軸部
に外嵌してネジ軸52の頭部56により回動自在に支持され
ているので、門扉本体3 の開閉操作時にガイドレール4
に接触したとしても、その接触抵抗が少なく、門扉本体
3 を容易に開閉方向に伸縮させることができる。
【0060】図6及び図7は本発明に係る門柱収納式伸
縮門扉の第2の実施形態を示し、走行用車輪27を、門扉
本体3 よりも幅方向に張り出さないように、車輪用ブラ
ケット29を介して中間縦枠7 及び戸当り側端枠6 の下部
側に上下に位置調整可能に取り付け、縦桟20及び縦枠部
15の下端同士を連結部材30により連結したものである。
【0061】車輪用ブラケット29は、各縦桟20、縦枠部
15の内周側にネジ38により固着される取り付け部33と、
この取り付け部33の下端側から門扉本体3 の幅方向の内
側に水平状に延びる水平部34と、この水平部34の内外両
側に配置された外脚部35及び内脚部36とを備えている。
【0062】走行用車輪27は、各縦桟20及び縦枠部15の
下方側で、外脚部35と内脚部36との間に支軸41により軸
支されている。連結部材30は、一対の縦桟20及び縦枠部
15の下端部同士を内外方向に連結するように、縦桟20及
び縦枠部15に固着されている。なお戸当り側端枠6 側の
連結部材30は、一対の縦枠部15をその開閉方向の略中央
と吊り元側端枠5 側との2箇所で連結している。
【0063】装着部材57は、図7に示すように、連結部
材30の下端側から吊り元側端枠5 側へと開閉方向に延び
ており、その開閉方向に間隔を置いて上下方向のネジ孔
70が形成され、このネジ孔70に傾斜阻止用係合具28及び
振れ阻止用係合具58のネジ軸52,62 が下側から夫々螺合
してナット54,64 により固定されている。
【0064】この第2の実施形態においても、第1の実
施形態と同様に、門扉本体3 の転倒を防止でき、戸当り
側端枠6 の開閉時の振れを小さくでき、例えば、戸当り
側端枠6 の戸当り門柱2 側への施錠及び門扉本体3 の吊
り元門柱1 内への収納をスムーズに行うことができる等
の効果を得ることができる。
【0065】図8は本発明に係る門柱収納式伸縮門扉の
第3の実施形態を示し、走行用車輪27を、門扉本体3 の
幅方向の外側になるように、車輪用ブラケット29を介し
て中間縦枠7 及び戸当り側端枠6 に上下に位置調整可能
に取り付け、ガイドレール4を地面11側への埋め込み式
に構成し、このガイドレール4 の幅方向の両側に傾斜阻
止用係合具28及び振れ阻止用係合具58を配置したもので
ある。
【0066】ガイドレール4 は、地面11側に埋め込まれ
た凹状のレール取付部材4aの幅方向の略中央に立設状に
取り付けられており、ガイドレール4 の上端と地面11と
が略面一になっている。
【0067】ガイドレール4 は、その上端部にガイドレ
ール4 の幅方向の外側に突出する突出部45を備え、この
突出部45の下面側が被係合部46に、そして突出端側が案
内部47に夫々なっている。傾斜阻止用係合具28は、ガイ
ドレール4 を幅方向の両側から挟むように内外方向に一
対配置され、装着部材57のネジ孔70に下側から螺合して
ナット54により固定されている。
【0068】装着部材57は、傾斜阻止用係合具28と振れ
阻止用係合具58とを開閉方向に装着する装着部72を内外
方向に両側に備えている。装着部材57は、内外の装着部
72を上下両側で内外方向に連結し、その上側の連結部分
が連結部材30にネジ51により取り付けられている。
【0069】なお、振れ阻止用係合具58は、傾斜阻止用
係合具28と同様に、ガイドレール4を両側から挟むよう
に内外方向に一対配置され(図省略)、傾斜阻止用係合
具28に対して吊り元側端枠5 側へと開閉方向に間隔を置
いて装着部材57のネジ孔に下側から螺合してナットによ
り固定されている(図7に示す第2の実施形態の振れ阻
止用係合具58を参照)。
【0070】この第3の実施形態においても、第1の実
施形態と同様に、門扉本体3 の転倒を防止でき、戸当り
側端枠6 の開閉時の振れを小さくできる。即ち、中間縦
枠7、戸当り側端枠6 が内外方向に傾斜したときは、内
外の傾斜阻止用係合具28の傾斜阻止用係合体50の何れか
一方がガイドレール4 側の被係合部46に下側から係合し
て中間縦枠7 、戸当り側端枠6 の傾斜を阻止するため、
門扉本体3 の転倒等を防止することができる。
【0071】また、戸当り側端枠6 が内外方向に振れた
ときは、内外の振れ阻止用係合具58の振れ阻止用係合体
60の何れか一方がガイドレール4 側の案内部47に内外方
向から係合して戸当り側端枠6 の振れを阻止できるた
め、戸当り側端枠6 の振れを小さくできる。
【0072】さらに、中間縦枠7 、戸当り側端枠6 が内
外方向にズレたときは、内外の傾斜阻止用係合具28の案
内係合体43の何れか一方がガイドレール4 側の案内部47
に内外方向から係合するため、門扉本体3 をガイドレー
ル4 に沿って開閉方向に案内することができる。
【0073】図9及び図10は本発明に係る門柱収納式
伸縮門扉の第4の実施形態を示し、第3の実施形態のガ
イドレール4 を地面11上に立設し、装着部材57に、両装
着部72の上下間に外側が開口する切り欠き部76を設けた
ものである。
【0074】ガイドレール4 は、立設状に地面11上に取
り付けられ、その上端部にガイドレール4 の幅方向の外
側に突出する突出部45を備え、この突出部45の幅方向の
両側に傾斜阻止用係合具28及び振れ阻止用係合具58が配
置されている。
【0075】装着部72は、その上下方向の中間部に幅方
向の外側が開口する切り欠き部76が形成されており、こ
の切り欠き部76内の上下のナット82,83 により傾斜阻止
用係合具28及び振れ阻止用係合具58が固定されている。
【0076】傾斜阻止用係合具28又は振れ阻止用係合具
58は、上部側にネジ部77を有する上下方向の棒状の係合
具本体78と、この係合具本体78の下端部から周方向の全
周で径方向に突出する傾斜阻止用係合部79とを一体に備
え、この傾斜阻止用係合部79の上側に案内係合体43、振
れ阻止用係合体60が係合具本体78に外嵌されて、傾斜阻
止用係合部79により下側から回動自在に支持されてい
る。
【0077】図11及び図12は本発明に係る門柱収納
式伸縮門扉の第5の実施形態を示し、吊り元側端枠5 を
吊り元門柱1 内の固定枠85に金具86を介して固定したも
のである。従って、第1〜第4の実施形態において、吊
り元側端枠5 は、移動用ローラー12を介して吊り元門柱
1 内の支持レール13上を移動する移動式に構成されてい
るが、図11及び図12に示すように吊り元側端枠5 が
吊り元門柱1 内に固定された固定式の門扉本体3 に、第
1〜第4の実施形態を適用しても良い。
【0078】図13及び図14は本発明に係る回転収納
式伸縮門扉の第6の実施形態を示し、一対の門柱1,2
と、この門柱1,2 間を開閉する方向に伸縮自在な門扉本
体3 とを備え、門扉本体3 の少なくとも移動側端枠6 の
下部に地上走行用のキャスター式の走行用車輪27a を内
外方向に一対設け、縮小状態のときに門扉本体3 を一方
の門柱1 廻りに回転収納可能にしている。
【0079】この回転収納式伸縮門扉の場合にも、両門
柱1,2 間の地面11側に、門扉本体3の開閉方向に1本の
ガイドレール4 を門柱1 の近傍の回転収納域X を除いて
敷設し、移動側端枠6 に、移動側端枠6 が傾斜したとき
にガイドレール4 に下側から係合する傾斜阻止用係合具
28と、移動側枠体6 が内外方向に振れたときにガイドレ
ール4 に内外方向に係合する振れ阻止用係合具58とを開
閉方向に間隔を置いて設けることにより、第1の実施形
態と同様に門扉本体の転倒を防止できると共に、開閉操
作時の移動側端枠6 の内外方向の振れを小さくでき、ス
ムーズに開閉操作を行うことができる。
【0080】門扉本体3 はその吊り元側端枠5 がヒンジ
80を介して吊り元門柱1 にその上下軸廻りに回転自在に
連結され、縮小状態のときに吊り元門柱1 に対して略1
80度回転して吊り元門柱1 の背後に収納可能になって
いる。なお、回転収納時には、門扉本体3 は吊り元門柱
1 の内側を経て回転する。ガイドレール4 の吊り元門柱
1 側の端部は、斜めに傾斜状に形成されると共に、傾斜
阻止用係合具28、移動側枠体6 がガイドレール1 の一対
の突出部45間に入り易くなるように外広がり状に形成さ
れている。中間縦枠7 の下部に一対のキャスター式の走
行用車輪27a 、傾斜阻止用係合具28を設けても良い。
【0081】図15は本発明に係る単なる開閉式の伸縮
門扉の第7の実施形態を示し、一対の門柱1,2 と、この
門柱1,2 間を開閉する方向に伸縮自在な門扉本体3 とを
備え、門扉本体3 の少なくとも移動側端枠6 に内外方向
に一対の地上走行用の走行用車輪27を設け、出入り口の
開放時に門扉本体3 を吊り元支柱1 側に縮小させるよう
にしている。
【0082】この伸縮門扉の場合にも、両門柱1,2 間の
地面11側に、門扉本体3 の開閉方向にガイドレール4 を
敷設し、移動側端枠6 に、移動側端枠6 が傾斜したとき
にガイドレール4 に下側から係合する傾斜阻止用係合具
28と、移動側枠体6 が内外方向に振れたときにガイドレ
ール4 に内外方向に係合する振れ阻止用係合具58とを開
閉方向に間隔を置いて設けることにより、第1の実施形
態と同様に門扉本体の転倒を防止できると共に、開閉操
作時の移動側端枠6 の内外方向の振れを小さくでき、ス
ムーズに開閉操作を行うことができる。なお、中間縦枠
7 の下部に一対の走行用車輪27、傾斜阻止用係合具28を
設けても良い。
【0083】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、これらの各実施形態に限定されるものではなく、
趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例
えば第4の実施形態で用いた傾斜阻止用係合具28及び振
れ阻止用係合具58を第1〜第3の実施形態のそれに適用
しても良い。また、第1〜第4の実施形態における振れ
阻止用係合具58の装着部材57は例示であり、他の形状、
構成のものを使用しても良い。
【0084】さらに傾斜阻止用係合具28、振れ阻止用係
合具58は、係合具本体49,59 を共通部品としても良く、
また振れ阻止用係合具58を傾斜阻止用係合具28で構成し
ても良い。第1〜第4の実施形態において、傾斜阻止用
係合具28は装着部材57を介して連結部材30に取り付けら
れているが、直接連結部材30に取り付けても良い。
【0085】傾斜阻止用係合具28と振れ阻止用係合具58
とを、傾斜阻止用係合具28が戸当り門柱2 側になるよう
に開閉方向に距離をおいて配置しているが、振れ阻止用
係合具58が戸当り門柱2 側になるように配置しても良
い。
【0086】また単なる開閉式及び回転収納式の場合に
も、そのガイドレール4 、傾斜阻止用係合具28、振れ阻
止用係合具58等は、第1の実施形態の構成のものの他、
第2、第4又は第5の各実施形態に例示のものを採用し
ても良い。第3の実施形態のものを採用する場合には、
ガイドレール4 は地面11上に敷設することが望ましい。
単なる開閉式、門柱収納式の場合には、ガイドレール4
はその上面が地面11と略面一となるようにすることが望
ましい。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、両門柱1,2 間の地面11
側に、門扉本体3 の開閉方向にガイドレール4 を敷設
し、移動側端枠6 に、移動側端枠6 が傾斜したときにガ
イドレール4 に下側から係合する傾斜阻止用係合具28
と、移動側枠体6 が内外方向に振れたときにガイドレー
ル4 に内外方向に係合する振れ阻止用係合具58とを開閉
方向に間隔を置いて設けているので、門扉本体3 の転倒
を防止できると共に、開閉操作時の移動側端枠6 の内外
方向の振れを小さくでき、門扉本体3 の開閉操作をスム
ーズに行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施形態の門扉本体の
開状態を示す平面図で、(b)はその正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の門扉本体の収納状態
を示す平面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態の要部を示す側面断面
図である。
【図4】本発明の第1の実施形態の要部を示す正面断面
図である。
【図5】本発明の第1の実施形態の縦枠の要部を示す正
面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態の要部を示す側面図で
ある。
【図7】本発明の第2の実施形態の要部を示す正面断面
図である。
【図8】本発明の第3の実施形態の要部を示す側面図で
ある。
【図9】本発明の第4の実施形態の要部を示す側面図で
ある。
【図10】本発明の第4の実施形態の要部を示す正面断
面図である。
【図11】本発明の第5の実施形態の門扉本体の開状態
を示す正面図である。
【図12】本発明の第5の実施形態の門扉本体の収納状
態を示す平面断面図である。
【図13】本発明の第6の実施形態の門扉本体の開状態
を示す正面図である。
【図14】本発明の第6の実施形態の開状態を示す平面
図である。
【図15】本発明の第7の実施形態の開状態を示す正面
図である。
【符号の説明】
1 吊り元門柱 2 戸当り門柱 3 門扉本体 4 ガイドレール 6 戸当り側端枠 11 地面 27,27a 走行用車輪 28 傾斜阻止用係合具 58 振れ阻止用係合具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 三夫 香川県三豊郡高瀬町大字上麻乙763番地 日本工機株式会社内 (72)発明者 森藤 忠士 香川県三豊郡高瀬町大字上麻乙763番地 日本工機株式会社内 Fターム(参考) 2E038 CA03 CA05 DE01 DE03 DE05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の門柱(1)(2)と、この門柱(1)(2)間
    を開閉する方向に伸縮自在な門扉本体(3) とを備え、こ
    の門扉本体(3) の少なくとも移動側端枠(6)に地上走行
    用の走行用車輪(27)(27a) を設けた伸縮門扉において、
    両門柱(1)(2)間の地面(11)側に、門扉本体(3) の開閉方
    向にガイドレール(4) を敷設し、移動側端枠(6) に、移
    動側端枠(6) が傾斜したときにガイドレール(4) に下側
    から係合する傾斜阻止用係合具(28)と、移動側枠体(6)
    が内外方向に振れたときにガイドレール(4) に内外方向
    に係合する振れ阻止用係合具(58)とを開閉方向に間隔を
    置いて設けたことを特徴とする伸縮門扉。
  2. 【請求項2】 一対の門柱(1)(2)と、この門柱(1)(2)間
    を開閉する方向に伸縮自在な門扉本体(3) とを備え、こ
    の門扉本体(3) の少なくとも移動側端枠(6)に地上走行
    用の走行用車輪(27)を設け、門扉本体(3) を縮小させた
    ときに、走行用車輪(27)が縮小方向に走行して縮小方向
    側の門柱(1) 内に門扉本体(3) を収納するようにした門
    柱収納式伸縮門扉において、両門柱(1)(2)間の地面(11)
    側に、門扉本体(3) の開閉方向にガイドレール(4) を敷
    設し、移動側端枠(6) に、移動側端枠(6) が傾斜したと
    きにガイドレール(4) に下側から係合する傾斜阻止用係
    合具(28)と、移動側枠体(6) が内外方向に振れたときに
    ガイドレール(4) に内外方向に係合する振れ阻止用係合
    具(58)とを開閉方向に間隔を置いて設けたことを特徴と
    する門柱収納式伸縮門扉。
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