JP3622085B2 - 複連引き戸 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内外方向に隣接して配置された複数個の扉体を開閉方向に伸縮移動自在に連結した複連引き戸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の複連引き戸には、例えば特開2000−54767号公報に記載されるように、地面側のガイドレールに沿って走行する台車を有する複数個の扉体を隣接して内外方向に複数個配置し、この各扉体を開閉方向に伸縮自在に連結して、戸当たり側の扉体を開閉方向に移動させることにより各扉体が順次移動するように構成したものがある。
【0003】
この複連引き戸は、出入口の一側の引き込み部から出入口の全体にわたって内外一対のガイドレールを敷設すると共に、戸当たり側の扉体の開閉方向の両端部に台車を、他の各扉体の引き込み部側の端部に台車を夫々備え、また各台車に、各ガイドレールに沿って走行する内外一対の固定車輪を設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の複連引き戸は、内外一対のガイドレールを引き込み部から出入口の全体にわたって敷設し、このガイドレールによって台車の内外一対の固定車輪を案内しながら各扉体を開閉方向に伸縮移動自在にしている。
【0005】
このため引き込み部から出入口の全体にわたって長い範囲にガイドレールを設ける必要があり、また施工の際に長いガイドレールの敷設作業が必要になり、製作、設置のコストがアップする欠点がある。しかも、出入口を横切るようにその全体にガイドレールを敷設するため、出入口を自動車、人等が通行する際に、そのガイドレールが邪魔になるという問題がある。
【0006】
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、出入口側のガイドレールを省略でき、低コストで容易に製作し設置できると共に、自動車、人等の通行の邪魔にならない複連引き戸を提供すること目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、地面1上を開閉方向に走行する台車27〜30,32を有する複数個の扉体5,6を開閉方向に伸縮移動自在に連結した複連引き戸において、前記各扉体5,6を収縮状態で格納する引き込み部7に開閉方向のガイドレール8を敷設し、前記複数個の扉体5,6の内、伸長状態のときに前記引き込み部7側となる前記扉体5の前記引き込み部7側端部に、前記ガイドレール8の内外に配置された一対の固定車輪56を有する前記台車27,32を設けると共に、前記扉体5の前記引き込み部7側端部に、前記ガイドレール8によって案内される複数個のガイドローラ50と、前記ガイドレール8の転倒防止係合部11に下側から係合可能な複数個の転倒防止用係合具52とを開閉方向に間隔をおいて配置し、戸当たり側の前記扉体6の戸当たり側端部に、内外一対の首振り車輪57を有する前記台車30を設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る複連引き戸の各実施形態を説明する。図1〜図9は本発明の第1の実施形態を例示する。図1は複連引き戸の正面図、図2(a)はその伸長状態の平面図、図2(b)はその格納状態の平面図であり、図3〜図9は各部の詳細を示す。図1及び図2において、1は地面、2は塀等の構造物、3は出入口である。4は複連引き戸で、塀等の構造物2の内側で出入口3に対応して地面1側に設置されている。
【0009】
複連引き戸4は、内外方向に近接して開閉方向に配置され且つ開閉方向に伸縮移動自在に連結された複数個、例えば2個の扉体5,6と、各扉体5,6を収縮状態で格納する引き込み部7の地面1に敷設されたガイドレール8と、この引き込み部7の反対側で地面1に立設され且つ出入口3を閉鎖する伸長状態のときに戸当たり側の扉体6が当接する戸当たり支柱9とを備えている。
【0010】
ガイドレール8は、図7及び図9に示すように略台形状であって、内外方向に一対のガイド部10と、この各ガイド部10の下側に形成された一対の転倒防止係合部11とが開閉方向の全長に設けられ、引き込み部7においてのみ構造物2に沿って敷設されている。ガイドレール8の長手方向の両端部には、引き込み部7側の扉体5の移動範囲を規制するストッパー12,13が設けられている。ストッパー12,13は、ガイドレール8の一対のガイド部10間に嵌合する嵌合部14を有し、転倒防止係合部11の下側に当接する当接板15と、ストッパー12,13側からこの当接板15に螺合するボルト16とにより、ガイドレール8の上側に当接した状態で開閉方向に位置調整可能に固定されている。
【0011】
各扉体5,6は、図3にも示すように、上下方向に所定の間隔をおいて水平方向に配置された上枠部17及び下枠部18と、この上枠部17及び下枠部18の両端に上下方向に配置された側枠部19と、これらの枠部17〜19内に配置された井桁格子、その他の格子体20とにより横長矩形状に構成されている。
【0012】
2個の扉体5,6の内、伸長状態のときに引き込み部7側となる扉体5には、その引き込み部7側に補助扉体21が略一直線状に連続して設けられている。補助扉体21は上下方向に長い矩形枠状で、その内部には上下方向に複数個、例えば2個の載置棚22が設けられている。載置棚22は、花、観葉植物等を植えた植木鉢、その他のものを載置できるようになっている。
【0013】
各扉体5,6の開閉方向の両端部には、この扉体5,6を支持する支持枠23〜26と、地面1上を開閉方向に走行する台車27〜30とが設けられている。また各扉体5,6の伸長状態のときに隣接する端部は、伸長状態のときにも内外に重なるように、相手側の扉体6,5の支持枠25,24内に相対移動自在に嵌合されている。補助扉体21にも、その引き込み部7側の端部に、この補助扉体21を支持する支持枠31と、地面1上を開閉方向に走行する台車32とが設けらている。
【0014】
各扉体5,6には、その上枠部17の内外方向の一側(例えば内側)と下枠部18の下側との上下2か所に、下向きに開口するガイド溝33,34を形成するガイド部材35,36が開閉方向の略全長にわたって設けられている。なお、ガイド部材35は断面L字状に構成され、扉体5,6の上枠部17の上面から外側にわたって設けられている。
【0015】
各支持枠23〜26,31は、図3に示すように上下方向に長い矩形枠状で、扉体5,6の上下両側に内外方向に配置された上枠部37及び下枠部38と、扉体5,6の内外両側に上下方向に配置された内縦枠部39及び外縦枠部40とを備え、この各支持枠23〜26,31の内部に扉体5,6,21が配置され、各扉体5,6,21の端部に上下一対のブラケット41,42により上枠部37、下枠部38等に固定されている。
【0016】
各扉体5,6には、図4〜図6に示すように、伸長状態のときに隣接する端部側の支持枠24,25に、扉体6,5に沿って相手側の支持枠25,24側に突出する上下一対の支持部材44,45が内側に固定され、その各支持部材44,45に、相手側の扉体6,5のガイド溝33,34に転動自在に嵌合するガイドローラ46,47が開閉方向に所定の間隔を置いて設けられている。また下側の支持部材45には、伸長状態のときに相手側の支持枠25,24の下枠部38に当接するストッパー48が設けられている。
【0017】
なお、戸当たり側の扉体6の戸当たり側端部の支持枠26には、開閉操作用の把手48aが内外両側に設けられると共に、伸長させて出入口3を閉鎖したときに支持枠26を戸当たり支柱9に当接させて施錠するための施錠手段(図示省略)が設けられている。
【0018】
扉体5の引き込み部7側の端部にある支持枠23と補助扉体21の支持枠31は、図8に示すように開閉方向に所定の間隔を置いて配置され、この両支持枠23,31の下部にはその下枠部38の下側に開閉方向の支持部材49が固定され、この支持部材49に、開閉方向に所定の間隔を置いて開閉方向に複数個、例えば2個のガイドローラ50が縦軸51廻りに回転自在且つ上下調整可能に設けられている。
【0019】
各ガイドローラ50は、図7及び図8に示すように、ガイドレール8の一対のガイド部10間に転動自在に嵌合しており、このガイドローラ50とガイドレール8との協働作用により、扉体5を開閉方向に伸縮移動自在に案内するようになっている。縦軸51の下端部にはガイドレール8内で一対の転倒防止係合部11に下側から係合可能な転倒防止係合具52が設けられており、扉体5,6が内外方向に傾斜したときに、転倒防止係合具52がガイドレール8の転倒防止係合部11に係合して転倒を防止するようになっている。
【0020】
縦軸51は、支持部材49に上下方向に挿通されたネジ棒等により構成され、支持部材49の上下両側のナット53により上下調整可能に支持部材49に固定されている。支持部材49の開閉方向の両端には、扉体5の引き込み時、伸長時にストッパー12,13に当接する当接部54,55が設けられている。
【0021】
各台車27〜30,32は、扉体5,6、補助扉体21側の支持枠23〜26,31の下部側を台車枠として利用している。各台車27〜30,32の内、扉体5の引き込み部7側の端部にある台車27と、補助扉体21の台車32は、図7及び図8に示すように内外一対の固定車輪56を備え、扉体6の戸当たり側端部の台車30を含む他の台車28〜30は、首振り車輪57を備えている。
【0022】
固定車輪56は、車輪ブラケット58の下部に車軸59を介して回転自在に支持され、また車輪ブラケット58は、支持枠23,31の縦枠部39,40の下部側に長孔60、ボルト61等を介して上下調整可能に装着されている。首振り車輪57は、支持枠24〜26の下部側の内外に固定された車輪ブラケット62に縦軸63を介して首振り自在且つ上下調整可能に支持されている。なお、64は、収縮状態のときに相手側の支持枠23〜26に当接する当接部である。
【0023】
この複連引き戸4は、次のように使用する。出入口3の開放時には、図2(b)に示すように各扉体5,6を収縮させて引き込み部7に格納する。この格納状態では、ガイドレール8が引き込み部7側にのみあるため、出入口3を自動車、人等が通行する際にも、従来のようにガイドレール8が邪魔になるようなこともない。
【0024】
またガイドレール8は、各扉体5,6を引き込み部7に収縮状態で格納できるように、引き込み部7側の扉体5の移動分だけの長さがあれば十分であるため、従来のように引き込み部7から出入口3の全体にわたる長さのものを使用する必要がなく、ガイドレール8の長さを短くでき、ガイドレール8用の材料の無駄を防止できる。しかも、施工に際しては、引き込み部7にのみガイドレール8を敷設すれば良いので、その作業も容易であり、材料の無駄がないことと相まってコストを低減できる利点がある。
【0025】
収縮状態で引き込み部7に格納した状態から伸長させて各扉体5,6で出入口3を閉鎖する場合には、把手48aを把持して扉体6を開放方向に操作する。すると扉体6の台車29,30の首振り車輪57が地面1上を開放方向へと転動し、ガイド溝33,34とガイドローラ46,47との案内作用により案内されながら、戸当たり側の扉体6が引き込み部7側の扉体5に対して伸長して開放方向へと移動する。
【0026】
そして、両扉体5,6が伸長状態になれば、扉体5,6のストッパー48が相手側の支持枠25,24に当接した後、この両扉体5,6が一体となって戸当たり支柱9側へと移動する。この場合、扉体5の引き込み部7側の端部には、開閉方向に所定の間隔を置いて一対のガイドローラ50が設けられており、この一対のガイドローラ50が地面1側のガイドレール8に嵌合しているので、扉体5は、このガイドレール8とガイドローラ50との案内作用により、ガイドレール8に沿って開放方向へと移動する。従って、出入口3側にガイドレール8がないにも拘らず、両扉体5,6を内外方向に振れることなく確実に戸当たり側へと案内することができる。
【0027】
また一対のガイドローラ50は、ガイドレール8の両側のガイド部10によって内外方向の動きが規制されているが、このガイドローラ50側の台車27,32が固定車輪56式となっているので、首振り車輪式の場合に比べて安定した直線走行が可能である。このためガイドローラ50、ガイドレール8の案内作用、及び固定車輪56式の台車27,32の直線走行によって、引き込み部7側の扉体5を円滑に案内でき、またガイドローラ50等の損傷も極力防止できる。
【0028】
扉体5,6が出入口3を閉鎖する状態まで移動すれば、戸当たり側の扉体6の戸当たり側端部の支持枠26を戸当たり支柱9に当接させて施錠手段で施錠する。この場合に支持枠26が戸当たり支柱9から内外方向に多少位置ずれしても、戸当たり側の扉体6の両端部の台車29,30と、引き込み部7側の扉体5の戸当たり側端部の台車28とに首振り車輪57式のものを使用しているので、小さい操作力でその位置ずれを容易に修正でき、その支持枠26を戸当たり支柱9に容易に合わせることができる。
【0029】
引き込み部7側の扉体5は、ガイドレール8に沿って開閉方向に移動するため、支柱等で支持できないが、ガイドローラ50の下側に転倒防止係合具52があり、この転倒防止係合具52がガイドレール8内で転倒防止係合部11に下側から係合可能になっているので、強風による風圧、その他の外力が扉体5,6に対して内外方向に加わった場合にも、転倒防止係合具52が転倒防止係合部11に係合することにより、その内外方向への転倒を防止できる。また転倒防止係合具52は、ガイドローラ50と共に設けているため、別々に設ける場合に比較して構造を簡単にできる。
【0030】
図10は本発明の第2の実施形態を例示する。この実施形態では、補助扉体21に他の扉体5,6と同じ井桁状の格子体65を備えたものを使用している。このように補助扉体21は、他の扉体5,6と同じ格子模様にする等、他の扉体5,6と調和する格子体64、その他のものを使用しても良い。
【0031】
図11は本発明の第3の実施形態を例示する。この実施形態では、戸当たり側の扉体6の戸当たり側端部の台車30のみを首振り車輪57式とし、これを除く全ての台車27,28,29,32を固定車輪56式としている。
【0032】
このように台車30のみを首振り車輪57式としても良い。また引き込み部7側の扉体5の開閉方向の両端部の台車27,28と補助扉体21の台車32を固定車輪56式としても良いし、これよりも戸当たり側の扉体6の戸当たり側端部の台車29,30を首振り車輪57式としても良い。
【0033】
以上、本発明の各実施形態について例示したが、本発明はこれらの各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施形態では、各扉体5,6は略同一長さであって、引き込み部7に収縮状態で格納したときに、各扉体5,6の両端部の対応する支持枠23〜26が開閉方向に近接して、下部側の当接部64が開閉方向に当接するようになっているが、引き込み部7側の扉体5を他の扉体6よりも補助扉体21の分だけ長くして、補助扉体21を省略することも可能である。この場合には、引き込み部7側の扉体5の引き込み部7側の端部に、開閉方向に所定の間隔を置いて複数個のガイドローラ50、支持枠23,31、台車27,32等を設ければ良い。
【0034】
実施形態では2個の扉体5,6を備えた複連引き戸4を例示しているが、扉体5,6は3個以上でも良い。また台車27〜30,32の台車枠を支持枠23〜26,31とは別に設け、この台車枠の内外方向の両端に車輪ブラケット58,62を介して固定車輪56を取り付けると共に、その台車枠上に支持枠23〜26,31の縦枠部39,40を取り付けるようにしても良い。
【0035】
実施形態の場合、引き込み部7側の扉体5の引き込み部7側端部の2個(複数個)の台車27,32を固定車輪56式とし、これ以外の台車28,29,30を首振り車輪57式としているが、引き込み部7側の扉体5の開閉方向の両端部の台車27,28,32を固定車輪56式としても良いし、戸当たり側の扉体6の戸当たり側端部の台車30のみを首振り車輪57式とし、これを除く全ての台車27,28,29,32を固定車輪56式としても良い。
【0036】
扉体5,6の台車27〜30,32は次のように設けても良い。即ち、複数個の扉体5,6の内、引き込み部7側の扉体5の開閉方向の両端部に台車27,28を設け、他の扉体6には、その戸当たり側の端部に台車30を設け、引き込み部7側端部をガイド溝33,34、ガイドローラ46,47等を介してその引き込み部7側に隣接する扉体5,6に伸縮自在に連結しても良いし、逆に戸当たり側の扉体6の開閉方向の両端部に台車29,30を設け、他の扉体5には、その引き込み部7側端部に台車27,32を設け、戸当たり側端部をガイド溝33,34、ガイドローラ46,47等を介してその戸当たり側に隣接する扉体5,6に伸縮自在に連結しても良い。
【0037】
転倒防止係合具52はガイドローラ50と一体に設けても良いし、縦軸51に固定しても良い。ガイドレール8は、端部が出入口3側に突出しないように塀等の構造物2の内側に敷設することが望ましいが、敷地等の条件によっては一部が出入口3側に突出するように敷設しても良い。
【0038】
またガイドレール8は、実施形態に例示するように1本でも良いし、内外方向に所定の間隔を置いて2本設けても良い。この場合には、各ガイドレール8に対応して扉体5側にガイドローラ50、転倒防止係合具52を内外方向の両側に設ければ良い。各扉体5,6の支持枠23〜26,31は省略しても良い。扉体5,6のガイド溝33,34は、上下の何れかの一方のみとすることも可能である。
【0039】
【発明の効果】
本発明では、地面1上を開閉方向に走行する台車27〜30,32を有する複数個の扉体5,6を開閉方向に伸縮移動自在に連結した複連引き戸において、各扉体5,6を収縮状態で格納する引き込み部7に開閉方向のガイドレール8を敷設し、複数個の扉体5,6の内、伸長状態のときに引き込み部7側となる扉体5の引き込み部7側端部に、ガイドレール8の内外に配置された一対の固定車輪56を有する台車27,32を設けると共に、前記扉体5の引き込み部7側端部に、ガイドレール8によって案内される複数個のガイドローラ50と、ガイドレール8の転倒防止係合部11に下側から係合可能な複数個の転倒防止用係合具52とを開閉方向に間隔をおいて配置し、戸当たり側の扉体6の戸当たり側端部に、内外一対の首振り車輪57を有する台車30を設けているので、出入口3側のガイドレール8を省略できる。従って、低コストで容易に製作し設置できると共に、ガイドレール8が自動車、人等の通行の邪魔になるようなこともない。また風圧等による扉体5,6の内外方向への転倒を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複連引き戸の第1の実施形態を示す正面図である。
【図2】本発明に係る複連引き戸の第1の実施形態を示し、(a)は伸長状態の平面図、(b)は格納状態の平面図である。
【図3】本発明に係る複連引き戸の第1の実施形態を示す要部の側面断面図である。
【図4】本発明に係る複連引き戸の第1の実施形態を示す要部の平面断面図である。
【図5】本発明に係る複連引き戸の第1の実施形態を示す要部の平面断面図である。
【図6】本発明に係る複連引き戸の第1の実施形態を示す要部の正面断面図である。
【図7】本発明に係る複連引き戸の第1の実施形態を示す要部の側面断面図である。
【図8】本発明に係る複連引き戸の第1の実施形態を示す要部の一部破断正面図である。
【図9】本発明に係る複連引き戸の第1の実施形態を示すガイドレールの断面図である。
【図10】本発明に係る複連引き戸の第2の実施形態を示す正面図である。
【図11】本発明に係る複連引き戸の第3の実施形態を示す正面図である。
【符号の説明】
5,6 扉体
7 引込み部
8 ガイドレール
27〜30,32 台車
50 ガイドローラ
52 転倒防止係合具
56 固定車輪
Claims (1)
- 地面(1)上を開閉方向に走行する台車(27)〜(30)(32)を有する複数個の扉体(5)(6)を開閉方向に伸縮移動自在に連結した複連引き戸において、前記各扉体(5)(6)を収縮状態で格納する引き込み部(7)に開閉方向のガイドレール(8)を敷設し、前記複数個の扉体(5)(6)の内、伸長状態のときに前記引き込み部(7)側となる前記扉体(5)の前記引き込み部(7)側端部に、前記ガイドレール(8)の内外に配置された一対の固定車輪(56)を有する前記台車(27)(32)を設けると共に、前記扉体(5)の前記引き込み部(7)側端部に、前記ガイドレール(8)によって案内される複数個のガイドローラ(50)と、前記ガイドレール(8)の転倒防止係合部(11)に下側から係合可能な複数個の転倒防止用係合具(52)とを開閉方向に間隔をおいて配置し、戸当たり側の前記扉体(6)の戸当たり側端部に、内外一対の首振り車輪(57)を有する前記台車(30)を設けたことを特徴とする複連引き戸。
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