JP3607847B2 - 伸縮門扉における転倒防止金具の取付構造 - Google Patents

伸縮門扉における転倒防止金具の取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、伸縮自在な門扉を吊元柱と戸当り柱との間に配置し、伸縮によって開閉する伸縮門扉において、伸長して上記両柱間の開口部を閉止した状態の門扉が横に転倒するのを防止する転倒防止金具を門扉に取り付けるための取付構造に関する。
【0002】
【従来技術】
この種の伸縮門扉は、伸縮によって門柱間の開口部を開閉するものであるが、全体の剛性が比較的小さいので、門柱間の開口部を閉止した状態では、強い横風を受けたり不測の外力を受けたりすると、伸長状態の門扉は倒れてしまうという危険がある。そこで、門扉のほぼ中間から下方に転倒防止金具を取り付けるとともに、門扉の設置面には受け金具を固定しておき、門扉を伸長状態にしたときに上記転倒防止金具が受け金具に係合するようにした転倒防止機構が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の転倒防止金具は、例えば登録第2598532号に係る実用新案登録公報に示されているように、軸体の先端に係合片を形成したもので、上記軸体は門扉を構成する複数の縦桟のうち中間の縦桟に固定していた。このため、縦桟に軸体を挿通するための挿通孔を形成したり、軸体が回転しないように固定するための部材を設けたりしなければならず、取付構造が複雑で、作業も面倒であった。
【0004】
本発明は上記欠点を解消し、特に転倒防止金具を確実に取り付けることができ、しかも構造が簡単で、取り付け取り外しも容易な伸縮門扉における転倒防止金具の取付構造を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係る伸縮門扉における転倒防止金具の取付構造は、伸縮自在な門扉を吊元柱と戸当り柱との間に配置し、吊元柱と戸当り柱との間の開口部を伸縮によって開閉するとともに、上記門扉を構成するほぼ中間の縦桟の下部の左右両側にキャスター、中央に転倒防止金具をそれぞれ取り付けるとともに、門扉の設置面には門扉を伸長状態にしたときに上記転倒防止金具に係合する金具受けを取り付けた伸縮門扉において、上記転倒防止金具には上記縦桟の下部の左右両側に配置されたキャスターの戸車シャフトに係合する取付片を形成し、上記取付片の先端には戸車シャフトの幅と等しい間隔となるように、門扉の伸縮方向に開口する係合溝を形成し、上記取付片をスライドさせて上記係合溝に戸車シャフトを係合させ、戸車シャフトに設けたナットにより、転倒防止金 具を直接に戸車シャフトに固定したことを特徴とする。
0006
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る伸縮門扉を示すもので、伸縮自在な門扉1を吊元柱2と戸当り柱3との間に配置し、図2に示すように吊元柱2と戸当り柱3との間の開口部を門扉1を伸縮させて開閉するとともに、上記門扉1の一端に設けられた吊元框4を吊元柱2のまわりに旋回(水平方向に回転)させて開閉できるように連結したものである。
0007
上記門扉1は、両端の吊元框4と戸当り框5との間に複数の縦桟6を配し、これらの框4、5と縦桟6を細長枠状に形成するとともに、内側の開口部にパンタグラフ状に組んだ複数のリンク7を配置し、方向の異なるリンク7の交わり部を回動軸8によって連結し、回動軸8は上下の列に対応するものを1列おきに、その両端部を図3に示すように上記吊元框4と戸当り框5と縦桟6の長手方向に沿って形成された案内溝9にスライド自在に係合させたものである。ただし、中央の回動軸8aは吊元框4と戸当り框5と縦桟6に固定され、スライドしないように構成されている。これにより、門扉1は、上記固定軸8aを除く回動軸8が吊元框4と戸当り框5と縦桟6の案内溝9に沿って上下方向にスライドしながら伸縮する。
0008
なお、戸当り框5にはハンドル10と連動する錠11aが設けられ、戸当り柱3には、上記錠11aに係止するための杆状の錠受け11bが設けられている。
0009
次に、門扉1の戸当り框5と中間の縦桟6の下部には左右1対のキャスター12が取り付けられ、上記中間の縦桟6には転倒防止金具13が取り付けられ、設置面Gには門扉1の閉じ移動端で上記転倒防止金具13に係合する金具受け14が配置されている。
0010
上記キャスター12の戸車シャフト12aは縦桟6の下部両側方に突出した軸受金具15に回転自在に支持されている。
0011
転倒防止金具13は、図4及び図5に示されるように、垂直部と水平部をから成る上下各1対のL形材16、17から構成されている。下部L形材17の垂直片17aの間には上部L形材16の垂直片16aが重合配置され、下部L形材17の垂直片17aに形成された長孔18から上部L形材16の垂直片16aを貫通させたボルト19、ナット20により一体に固定され、これによって転倒防止金具13が形成されている。上部L形材16の水平の取付片16bの先端はさらに斜めに屈曲し、この屈曲部の先端には係合溝21が形成されている。両側の係合溝21間の間隔は両側のキャスター12の戸車シャフト12aの間の間隔と略等しくなるように形成され、各係合溝21の大きさはキャスター12の戸車シャフト12aの軸径よりもやや大きくなるように設定されている。
0012
下部L形材17の下端には水平の係止片22が屈曲形成され、両L形材17の係止片22が左右に張り出している。また、転倒防止金具13の高さは、上記長孔18により取付片16bがキャスター12の戸車シャフト12aの上端に係合した状態で係止片22が設置面よりやや高くなるように調整されている。
0013
上記転倒防止金具13は、上記取付片16bを上記戸車シャフト12aに対して戸当り柱3側からスライドさせて上記係合溝21に上記戸車シャフト12aを係合し、ナット23で上記縦桟6の両側の軸受部24に固定されている。
0014
次に、金具受け14は左右1対の受け金具部材14a、14bを対向配置して設置面Gにボルト26により固定することにより構成されている。各受け金具部材14a、14bの間にあり溝状の係合溝25が形成されている。この係合溝25は門扉1の転倒防止金具13の下部係止片22の移動軌跡上に設けられている。
0015
上記構成において、柱間の開口部を閉じるために門扉1を伸長させると、戸当り框5が戸当り柱3に接近するに伴い、中間の縦桟6のキャスター12の間の転倒防止金具13が金具受け14に接近し、上記開口部を閉止したとき転倒防止金具13の下部係止片22は金具受け14の係合溝25に係合する。ハンドル10を回して錠11aを戸当り柱3の錠受け11bに係止させることにより柱間開口部は閉止される。この状態で、門扉1が強い横風を受けたり、横から何らかの外力を受けたりしても、門扉1は転倒防止金具13と金具受け14との係合により持ち上げられることがなく、左右両側のキャスター12で支持されるから、転倒は有効に防止される。
0016
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、転倒防止金具は、その取付片を戸車シャフトに対して戸当り柱側からスライドさせて取付片の係合溝に上記戸車シャフトを係合してナットで直接に固定するものであるから、門扉1を伸長移動させたときにたとえ設置面の受け金具に接触することがあっても、戸車シャフトから外れることがない。しかも、転倒防止金具を取り付けるために、縦桟に特別の加工を施したり、特別の部材を設けたりする必要がなく、構造が簡単で取り付け作業も非常に容易である。また、取付片の係合溝を門扉の伸縮方向にスライドして戸車シャフトに係合するので、係合作業が容易である。しかも、取付片をスライドさせて上記係合溝に戸車シャフトを係合させて転倒防止金具を仮固定しておき、ナットにより転倒防止金具を戸車シャフトに直接に固定することができるので、取り付け、取り外しが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】伸縮門扉の斜視図
【図2】門扉の開閉状態説明図
【図3】框及び縦桟の横断面図
【図4】転倒防止金具の取付状態の斜視図
【図5】転倒防止金具と縦桟の分解斜視図
【符号の説明】
1 門扉
12 キャスター
12a 戸車シャフト
13 転倒防止金具
21 係合溝

Claims (1)

  1. 伸縮自在な門扉を吊元柱と戸当り柱との間に配置し、吊元柱と戸当り柱との間の開口部を伸縮によって開閉するとともに、上記門扉を構成するほぼ中間の縦桟の下部の左右両側にキャスター、中央に転倒防止金具をそれぞれ取り付けるとともに、門扉の設置面には門扉を伸長状態にしたときに上記転倒防止金具に係合する金具受けを取り付けた伸縮門扉において、上記転倒防止金具には上記縦桟の下部の左右両側に配置されたキャスターの戸車
    シャフトに係合する取付片を形成し、上記取付片の先端には戸車シャフトの幅と等しい間隔となるように、門扉の伸縮方向に開口する係合溝を形成し、上記取付片をスライドさせて上記係合溝に戸車シャフトを係合させ、戸車シャフトに設けたナットにより、転倒防止金具を直接に戸車シャフトに固定したことを特徴とする伸縮門扉における転倒防止金具の取付構造。
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