JP2002194266A - 被覆組成物 - Google Patents

被覆組成物

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JP2002194266A
JP2002194266A JP2000395645A JP2000395645A JP2002194266A JP 2002194266 A JP2002194266 A JP 2002194266A JP 2000395645 A JP2000395645 A JP 2000395645A JP 2000395645 A JP2000395645 A JP 2000395645A JP 2002194266 A JP2002194266 A JP 2002194266A
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coating composition
unsaturated monomer
copolymer
ethylenically unsaturated
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JP2000395645A
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Sueo Nakamura
末男 中村
Yukihiro Ikegami
幸弘 池上
Kazuhiko Hotta
一彦 堀田
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた耐候性を有し、各種の塗料からなる被
膜に対して密着性の良い被覆組成物の開発。 【解決手段】 (a)下記一般式(I)で表されるエチ
レン性不飽和単量体単位5〜80質量%、(b)下記一
般式(II)で表されるピペリジニル基を有し紫外線安定
化機能を有するエチレン性不飽和単量体単位0.1〜5
質量%、(c)水酸基を有する不飽和単量体単位10〜
40質量%、(d)その他エチレン性不飽和単量体単位
0〜94.9質量%(但し、(a)+(c)+(d)の
合計は100質量%であり、(b)は(a)+(c)+
(d)を100質量%とした場合の相対質量%であ
る。)より構成される共重合体(A)を主成分とする被
覆組成物。 【化1】 CH2=CRl−COO−C(CH33 ・・・・・・・・・・・・・・・・(I) (式中、R1は水素原子又は炭素数1〜2のアルキル基
を表す。) 【化2】 (式中、R1は水素原子又は炭素数1〜2のアルキル基
を表し、Xは酸素原子又はイミノ基を表し、Yは水素原
子又は炭素数1〜20の炭化水素基を表す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐候性の優れた被
覆組成物に関し、詳しくは長期にわたって優れた光沢保
持性、耐黄変性、耐汚染性を有すると共に、各種塗料用
樹脂に対して優れた密着性を有する被覆組成物に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】建築用塗料の分野においては、ユーザー
からの長期間の建物の美観の保護というニーズに応える
ため、シリコーン系やフッ素系といった耐候性に優れた
樹脂を使用したトップコート用塗料の開発が進んでお
り、市場開拓も進んでいる。一方、比較的汎用として用
いられる(メタ)アクリル系樹脂を使用した耐候性に優
れる被覆組成物として、シクロアルキル基含有重合性単
量体と立体障害を受けたピペリジニル基を有する重合性
単量体を共重合した樹脂からなる溶剤系塗料が提案され
ている(特許第2637574号公報)。
【0003】しかしながら、これらの樹脂より得られた
溶剤系塗料は、トップコート用として使用する基材の保
護性付与や耐透水性等を向上する目的で下塗塗料や中塗
塗料として用いた場合、従来使用されている中塗用塗料
や下塗用塗料とトップコート用塗料との密着性が不足
し、別途それ専用の中塗用塗料や下塗用塗料を使用しな
ければならないという問題が生じた。
【0004】さらに、ブチルメタクリレートを必須成分
として含有する塗料用樹脂に耐候性の向上を目的として
ヒンダートフェノール系酸化防止剤及びベンゾトリアゾ
ール系紫外線吸収剤を添加した塗料(特公平3−465
06号公報)が提案されているが、長期間にわたって耐
候性を維持することは困難である。
【0005】また、従来のアクリル系塗料は、耐候性に
優れているもののフッ素系塗料塗装被膜への密着性が悪
いため、フッ素系塗料が塗られている塗装被膜の上に補
修等の目的でそのまま重ね塗りを行うことは困難であっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたもので、優れた耐候性を有
し、且つ、アクリル系、シリコーン系、フッ素系等の各
種の塗料から得られる被膜に対して密着性の良い被覆組
成物を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決するため鋭意検討した結果、特定の構造を持つ
エチレン性不飽和単量体をラジカル重合法により重合し
て得られる共重合体からなる被覆組成物が優れた耐候性
を有し、且つ、各種の塗装被膜に対して良好な密着性を
発現させることを見出した。本発明はかかる知見に基づ
いてなされたものである。
【0008】すなわち、本発明は、エチレン性不飽和単
量体単位より構成される共重合体からなる被覆組成物で
あって、 (a)下記一般式(I)で表されるエチレン性不飽和単
量体単位5〜80質量% (b)下記一般式(II)で表されるピペリジニル基を有
し紫外線安定化機能を有するエチレン性不飽和単量体単
位0.1〜5質量% (c)水酸基を有する不飽和単量体単位10〜40質量
% (d)その他エチレン性不飽和単量体単位0〜94.9
質量% (但し、(a)+(c)+(d)の合計は100質量%
であり、(b)は(a)+(c)+(d)を100質量
%とした場合の相対質量%である。)より構成される共
重合体(A)を主成分とし、必要により硬化剤(B)を
含有せしめた被覆組成物を提供するものであり、
【化3】 CH2=CR1−COO−C(CH33 ・・・・・・・・・・・・・・・・(I) (式中、R1は水素原子又は炭素数1〜2のアルキル基
を表す。)
【化4】 (式中、R1は水素原子又は炭素数1〜2のアルキル基
を表し、Xは酸素原子又はイミノ基を表し、Yは水素原
子又は炭素数1〜20の炭化水素基を表す。)
【0009】また、本発明は、下記Foxの式から求め
られる共重合体(A)の計算ガラス転移温度(Tg)が
40℃〜100℃であるものからなる被覆組成物を提供
するものであり、 1/Tg=Σ(Wi/Tgi) (但し、Wiはモノマーの質量分率であり、Tgiはモ
ノマーiのホモポリマーのTg(K)を示す。) さらに、本発明は、上記共重合体(A)の水酸基価数
(OHV)が60mgKOH/g〜200mgKOH/
gであるものからなる被覆組成物を提供するものであ
る。以下、本発明を詳細に説明する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の被覆組成物の主成分であ
る共重合体(A)は、(a)前記一般式(I)で示され
るエチレン性不飽和単量体単位、(b)前記一般式(I
I)で示されるピペリジニル基を有し紫外線安定化機能
を有するエチレン性不飽和単量体単位、(c)架橋成分
として水酸基を有する不飽和単量体単位、及び(d)そ
の他エチレン性不飽和単量体単位から構成されている。
そして、共重合体(A)は、前記Foxの計算式により
求められる計算ガラス転移温度Tgが得られた塗装被膜
の不粘着性、耐汚染性の点より、40℃以上が好まし
く、60℃以上がより好ましい。更に好ましくは70℃
を超える範囲である。他方、特に冷熱サイクル試験での
耐クラック性の点より上限は100℃以下が好ましく、
90℃以下がより好ましい。
【0011】また、共重合体(A)の水酸基価数(mg
KOH/g)についてはソリッド計算値で得られた塗装
被膜の耐候性、耐汚染性の点から下限値60(mgKO
H/g)以上が好ましく、80(mgKOH/g)以上
がより好ましい。他方、特に塗料化試験及び塗装作業性
の点から、上限値200(mgKOH/g)以下が好ま
しく、150(mgKOH/g)以下がより好ましいも
のである。かかる特性を有する共重合体(A)を主成分
とすることによって、耐候性に優れ、且つ、各種の塗装
被膜に対する密着性のよい被覆組成物が得られる。
【0012】次に、(a)〜(d)の各単量体単位につ
いて説明する。 (a)前記一般式(I)で示されるエチレン性不飽和単
量体単位は、耐汚染性、各種塗料より得られる塗装被膜
に対する密着性の点で5質量%以上であることが好まし
く、10質量%以上であることがより好ましい。他方上
限値は、特に塗装被膜の可とう性の点から80質量%以
下であることが好ましく、70質量%以下であることが
より好ましい。 (b)前記一般式(II)で示されるピペリジニル基を有
し紫外線安定化機能を有するエチレン性不飽和単量体単
位は、被膜の耐候性の点から0.1質量%以上であるこ
とが好ましく、0.5質量%以上であることがより好ま
しい。また、その上限は、特に塗装被膜の耐水性の点か
ら5質量%以下が好ましく、3質量%以下がより好まし
い。 (c)架橋成分として水酸基を有する不飽和単量体単位
は、10質量%以上とすることにより、硬度、耐候性
(光沢保持率)、耐汚染性、耐水性等が向上する。他
方、その上限は、耐クラック性、塗装作業性(溶剤溶解
性)の点から40質量%以下が好ましく、より好ましい
範囲は20質量%以上30質量%以下である。 (d)その他エチレン性不飽和単量体単位は、共重合体
(A)の構成単位として、必要に応じて適宜導入される
ものであるが、本発明の目的を達成するためには、9
4.9質量%以下であることが好ましい。なお、上記各
(a)〜(d)の質量%は、(a)+(c)+(d)の
合計が100質量%であり、また(b)については
(a)+(c)+(d)を100質量%とした場合の相
対質量%、いわゆる外割である。
【0013】上記各単量体単位として用いられる好まし
い化合物としては次のような化合物を例示することがで
きる。(a)の一般式(I)示されるエチレン性不飽和
単量体としては、ターシャリーブチル(メタ)アクリレ
ートがあげられ、また(b)の一般式(II)で示される
ピペリジニル基含有エチレン性不飽和単量体としては、
4−(メタ)アクリロイルオキシ−2,2,6,6−テ
トラメチルピペリジン、4−(メタ)アクリロイルアミ
ノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−
(メタ)アクリロイルオキシ−1,2,2,6,6−ペ
ンタメチルピペリジン、4−(メタ)アクリロイルアミ
ノ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン、4
−シアノ−4−(メタ)アクリロイルオキシ−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン等が挙げられる。な
お、これらは2種類以上の化合物を併用することも可能
である。(c)の水酸基を有する不飽和単量体として
は、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロ
キシブチル(メタ)アクリレート、アルキル(メタ)ア
クリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレー
ト、またはこれらとε−カプロラクトンとの付加物、エ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、ブチレング
リコールジ(メタ)アクリレート等のグリコールジ(メ
タ)アクリレート等が挙げられる。このような水酸基含
有α、β−不飽和単量体は単独であるいは複数組み合わ
せて用いることができる。(d)その他のエチレン性不
飽和単量体としては、メチル(メタ)アクリレート、エ
チル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリ
レート、i−ブチル(メタ)アクリレート、シクロヘキ
シル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ス
テアリル(メタ)アクリレート等の炭素数1〜18のア
ルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ル、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、シトラコン酸、
マレイン酸、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノブ
チル、イタコン酸モノメチル、イタコン酸モノブチル、
ビニル安息香酸、シュウ酸モノヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート等のカルボキシル基含有エチレン性不
飽和単量体等が挙げられる。さらに、ジメチルアミノエ
チル(メタ)アクリレートジメチルアミノエチル、(メ
タ)アクリレート等のアルキルアミノ(メタ)アクリレ
ート、メチルクロライド塩、アリル(メタ)アクリー
ト、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、グリシジル(メタ)アクリレート、あるいはスチレ
ン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン等の芳香
族ビニル化合物、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、
(メタ)アクリロニトリベン(メタ)アクリレート、ア
クリルアミド、ダイアセトンアクリルアミド等を挙げる
ことができる。これらは、必要に応じて適宜選択して用
いることができるが、中でも、カルボキシル基含有エチ
レン性不飽和単量体を用いるのが好ましい。これは、顔
料分散性を向上させることができると共に、硬化剤の選
択の範囲を拡げることができる傾向にある。
【0014】本発明の被覆組成物を構成する共重合体
(A)は前記単量体単位(a)〜(d)を構成する単量
体成分を公知の溶液重合、懸濁重合、乳化重合により得
ることが出来る。また、単量体の重合系中への供給方法
は、特に制約を受けるものではなく、従来公知の手法を
用いることができる。
【0015】本発明の被覆組成物と組み合わせて用いら
れる硬化剤(B)は水酸基と反応する化合物である。ま
た、共重合体(A)にカルボキシル基を含有させる場合
は、これと反応する化合物を硬化剤(B)として併用す
ることができる。かかる硬化剤の例は、ポリイソシアネ
ート(典型的には、ジー及びトリイソシアネート)化合
物、ブロックイソシアネート化合物またはアミノ樹脂や
エポキシ樹脂である。特に好ましい硬化剤はポリイソシ
アネート(無黄変型:HMDI系)化合物である。更に
具体的には、コロネートHX、コロネートL、コロネー
ト2513(日本ポリウレタン工業(株)製)、スミジ
ュールN−75(住友バイエルウレタン(株)製)等の
イソシアネート硬化剤、ユーバン20SE(三井化学
(株)製)、スパーベッカミンL117−60(大日本
インキ化学工業(株)製)等のメラミン樹脂、デナコー
ルEX−622(ナガセ化成(株)製)、エポン100
1(油化シェルエポキシ(株)製)等のエポキシ樹脂が
挙げられる。
【0016】硬化剤(B)の使用量はイソシアネート硬
化剤の場合、共重合体(A)に含まれる水酸基に対する
硬化剤(B)中のイソシアネート基の当量比(NCO基
/OH基)が0.2以上、5未満である。また、メラミ
ン樹脂の場合は共重合体(A)/硬化剤(B)の割合が
1以上、9未満である。また、エポキシ樹脂を併用する
場合は、共重合体(A)に含まれるカルボキシル基に対
する硬化剤(B)中のエポキシ基の当量比(エポキシ基
/カルボキシル基)が0.2以上、5未満である。
【0017】本発明の共重合体(A)は、必要により硬
化剤(B)とともに有機溶媒に溶解あるいは分散させる
ことによって被覆組成物に調製される。有機溶媒として
は、特に制限はなく通常用いられる有機溶剤から目的に
応じて選択される。例えば、トルエン、キシレン、酢酸
ブチル、メチルイソブチルケトン、エチレングリコール
モノエチルエーテルアセテート、スーパーゾール#15
00、スーパーゾール#1800(いずれも日石三菱
(株)商品名、芳香族脂肪族炭化水素)、ミネラルスピ
リットやアイソパーE等の脂肪族溶剤等が使用可能であ
る。
【0018】このようにして得られた本発明の被覆組成
物には、コーティング材料用としての高度な性能を発現
させるために、そのほか各種顔料、消泡剤、顔料、分散
剤、スリップ剤、防腐剤、架橋剤、可塑剤等を添加して
使用することもできる。また、その塗装方法としては、
噴霧コート法、ローラーコート法、バーコート法、エア
ナイフコート法、刷毛塗り法、ディッピング法等従来公
知の方法を適宜選択して使用することができ、特に制約
を受けるものではない。そして、塗装後は、通常、室温
〜120℃程度の温度範囲で10分〜1時間程度乾燥す
ることで十分に成膜した被膜を得ることができる。
【0019】
【実施例】以下に本発明を実施例及び比較例を挙げてさ
らに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により
制限されるものではない。各特性試験及び評価基準は以
下の方法で行った。なお、促進耐候性は促進耐候性試験
(SWOM:5000h)の方法で評価した。
【0020】(1)耐候性試験 本発明のアクリル樹脂を二液硬化系塗料のトップコート
用塗料として用いた。硬化剤はイソシアネートでコロネ
ートHX(日本ポリウレタン社製)を使用し、水酸基と
等mol比で塗装直前に調製を行った。中塗り塗料(二
液硬化系)を150mm×70mmのスレート板にスプ
レー塗装し、80℃×30分の強制乾燥を行い、冷却後
にトップコート用塗料をスプレー塗装し、80℃×30
分の強制乾燥を行い耐候性試験用の塗装板を作成した。
この塗装板の塗装面以外にポリエステルテープを張付
け、耐候性試験時にかかる水滴等が塗装面以外のところ
へ付着することを防止した後に、放射照度30W/m
照射時温度 0℃、湿潤時温度 50℃、1サイクル
12時間(照射時間 8時間、湿潤時間 4時間)に設
定したデューパネル光コントロールウエザーメーター
DPWL−5型(スガ試験機(株)製)に作成した塗装
板を入れ、1000時間毎経過後の60℃グロスの保持
率を指標とした。
【0021】(2)密着性試験 配合済みアクリル樹脂を150mm×70mmのスレー
ト板にwet膜厚が30μmになるように塗装し、室温
×15分間セッティングを行った後に80℃の乾燥機中
で0.5時間乾燥を行った。次いで、塗装した板を完全
に室温まで冷却した後に、フッ素樹脂ルミフロンFL−
200(旭硝子(株)製)を本発明被覆組成物に上記ア
クリル系と同様な配合を行ったものをwet膜厚30μ
mになるように、アクリル樹脂の塗装が完了しているス
レート板に塗装し、室温×15分間セッティングを行っ
た後に80℃の乾燥機中で0.5時間乾燥を行った。こ
のアクリル系被膜の上に、フッ素樹脂及びアクリル系樹
脂を塗装した評価用塗板を室温になるまで冷却した後、
フッ素樹脂及びアクリル樹脂の塗装被膜のみにカッター
ナイフで2mm角の碁盤目を100個形成後、セロテー
プ(登録商標)剥離試験を同一箇所で3回行い、3回剥
離試験を行った後に剥離しなかったマス目を数えた。表
1の密着性評価の数字は剥離していない面積の割合(1
00マスに対する剥離していない面積の割合)である。
【0022】(3)耐温水性試験 本発明の被覆組成物及び他の配合済みアクリル樹脂を1
50mm×70mmのスレート板にwet膜厚が30μ
mになるように塗装し、室温×15分間セッティングを
行った後に80℃の乾燥機中で0.5時間乾燥を行っ
た。塗装した評価用塗板を室温になるまで冷却した後、
40℃の温水に168時間塗板を浸漬し、引き上げ直後
のツヤビケの状態より優劣を以下の基準で評価した。 ◎:ツヤビケが初期の外観を維持していた ○:若干ツヤビケしているが、60度光沢保持率が90
%以上 △:ツヤビケ有り ×:全面に顕著なツヤビケ有り
【0023】(4)汚染性試験 耐候性試験用の塗装板を弊社商品開発研究所(名古屋市
東区)の屋上にある南面45度の曝露台に取り付け、6
ケ月間の曝露試験を行い、曝露完了後の塗装板の表面に
付着したゴミ等を水洗で取り除いた後に曝露前の塗装板
のL値と曝露後の塗装板のL値の差を△Lとして汚染性
の指標とし以下の基準で評価した。 ◎ :△L値が5未満 ○ :△L値が5以上7未満 ○△:△L値が7以上9未満であるが、実用性はあり △ :△L値が9以上11未満、実用レベルに達してい
ない × :△L値が11以上
【0024】(5)総合判定 ◎:光沢保持率80%以上、各種塗料から得られる塗装
被膜との密着性90以上、耐水性問題なし(○以上)、
促進耐候性試験後の△Eが0.4以下で、耐汚染性試験
後の△Lが7未満の基準を上回ったもの ○:光沢保持率70%以上、各種塗料から得られる塗装
被膜との密着性90以上、耐水性問題なし(○以上)、
促進耐候性試験後の△Eが0.4以下で、耐汚染性試験
後の△Lが9未満の基準を上回ったもの △:光沢保持率70%以上、各種塗料から得られる塗装
被膜との密着性90以下、耐水性問題なし(○以上)、
促進耐候性試験後の△Eが0.4以上で、耐汚染性試験
後の△Lが9未満の基準を上回ったもの ×:光沢保持率70%以上、密着性90以下、促進耐候
性試験後の△Eが0.4以上の上記基準を下回ったもの
【0025】[実施例1]攪拌機、冷却器、温度計を備
えた重合容器に溶剤として、キシレン50質量部、酢酸
ブチル25質量部を仕込み、内温を120℃に昇温し
た。その後、単量体成分としてメチルメタクリレート2
1.1質量部、ターシャリーブチルメタクリレート5
2.1質量部、n−ブチルアクリレート3質量部、2−
ヒドロキシエチルメタアクリレート23.1質量部、メ
タアクリル酸0.7質量部(三菱レイヨン(株)製)、
開始剤として2,2′−アゾビスイソブチロニトリル
(大塚化学(株)製)を0.5質量部、4−メタアクリ
ロイルオキシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペ
リジン(旭電化(株)製:アデカスタブLA−82)
1.0質量部加えた混合物を4時間かけて重合容器内に
滴下し、滴下完了後内温120℃を3時間維持し、その
間さらに開始剤2,2′−アゾビスイソブチロニトリル
0.1質量部を1時間毎に3回投入した。同温度で1時
間保持した後キシレン26質量部で希釈して反応を完結
させた。反応完結後、冷却を行い共重合体(A)を得
た。得られた共重合体(A)の100質量部(固形分比
で)に対し、紫外線吸収剤(チヌビン900:Ciba Spe
cialty Chemicals製:以下同じ)2質量部を塗料調製時
に添加した。共重合体(A)の水酸基価数及び計算値T
g(℃)は表1に、また固形分、気泡粘度、及び酸価は
表2にそれぞれ示す通りである。耐候性試験の評価結果
は表2に示す通り、光沢保持率80%以上、耐汚染性
○、各種塗料から得られる塗装被膜との密着性90以
上、また、耐温水性も○以上であった。
【0026】[比較例1]実施例1の単量体組成をメチ
ルメタクリレート21.1質量部、n−ブチルアクリレ
ート3.0質量部、シクロヘキシルメタクリレート5
2.1質量部、2−ヒドロキシエチルメタアクリレート
23.1質量部、メタクリル酸0.7質量部、4−メタ
アクリロイルオキシ−1,2,2,6,6−ペンタメチ
ルピペリジン(旭電化社製:アデカスタブLA−82)
2.0質量部に変えて、実施例1と同様な方法で重合を
行い、共重合体を得た。この共重合体100質量部(固
形分比)に対し、紫外線吸収剤(チヌビン900)2質
量部を塗料調製時に添加した。共重合体の水酸基価数及
び計算値Tg(℃)は表1に、また固形分、気泡粘度、
酸価は表2にそれぞれ示す通りである。耐候性試験の評
価結果は表2に示す通り、光沢保持率70%以上であっ
たが各種塗料から得られる塗装被膜との密着性90以下
で密着性が悪い。また、耐水性は問題なかったが(○以
上)、促進耐候性試験後の△Eが0.4以上で耐候性に
劣り、総合判定は△であった。
【0027】[比較例2]比較例1の単量体組成をメチ
ルメタクリレート52.1質量部、n−ブチルアクリレ
ート3.0質量部、n−ブチルメタアクリレート21.
1質量部、2−ヒドロキシエチルメタアクリレート2
3.1質量部、メタクリル酸0.7質量部、及び4−メ
タアクリロイルオキシ−1,2,2,6,6−ペンタメ
チルピペリジン(旭電化社製:アデカスタブLA−8
2)2.0質量部に変えて実施例1と同様な方法で重合
を行い、共重合体を得た。この共重合体100質量部
(固形分比で)に対し、紫外線吸収剤(チヌビン90
0)2質量部を塗料調製時に添加した。共重合体の水酸
基価数及び計算値Tg(℃)は表1に、また固形分、気
泡粘度及び酸価は表2にそれぞれ示した。耐候性試験の
評価結果は表2に示す通り、光沢保持率、密着性、△E
が0.4以上でいずれの項目においても上記基準を下回
った。また総合判定は×と評価された。
【0028】[比較例3]実施例1の単量体組成をター
シャリーブチルメタクリレート52.1質量部、n−ブ
チルアクリレート3.0質量部、メチルメタアクリレー
ト21.1質量部、2−ヒドロキシエチルメタアクリレ
ート23.1質量部、メタクリル酸0.7質量部に変え
て実施例1と同様な方法で重合を行い共重合体を得た。
この共重合体の水酸基価数(計算値)及び計算値Tg
(℃)は表1に、また、固形分、気泡粘度及び酸価は表
2にぞれぞれ示した。
【0029】また共重合体100質量部(固形分比で)
に対し、紫外線吸収剤(チヌビン900)及び光安定化
剤(サノールLS−765:三共(株)製:以下同じ)
をそれぞれ2:1質量部として塗料調製時に添加した。
耐候性試験の評価結果は表2に示す通り、光沢保持率7
0%以上、△Eが0.4以上の基準を満たしていない。
また、各種塗料から得られる塗装被膜との密着性90以
上、耐水性も○以上の結果が得られたが、総合判定とし
ては△(やや実用性に劣る)の評価とした。
【0030】[実施例2,3]実施例1と同様な方法
で、表1に示された組成で重合した。反応完結後、冷却
を行いそれぞれ共重合体(A)を得た。各共重合体
(A)の固形分、粘度は表2に示す通りであった。共重
合体100質量部(固形分比で)に対し、紫外線吸収剤
(チヌビン900)及び光安定化剤(サノールLS−7
65)をそれぞれ2:1質量部(実施例2)及び2:0
質量部(実施例3)で塗料調製時に添加した。耐候性試
験の評価結果は表2に示す通り、光沢保持率80%以上
各種塗料から得られる塗装被膜との密着性90以上で
あり、また、耐水性は○以上と評価され、また、△Eも
0.4以下であった。
【0031】[実施例4]実施例1と同様な方法で、水
酸基価数を70mgKOH/gとし、他は表1に示した
組成で重合した。反応完結後、冷却を行い共重合体
(A)を得た。得られた共重合体(A)の水酸基価数
(計算値)及び計算値Tg(℃)は表1に、固形分、粘
度は表2にそれぞれ示す通りであった。また、得られた
共重合体の100質量部(固形分比で)に対し、紫外線
吸収剤(チヌビン900)及び光安定化剤(サノールL
S−765)をそれぞれ2:1質量部で塗料調製時に添
加した。耐候性試験の評価結果は表2に示す通り、光沢
保持率70%以上、各種塗料から得られる塗装被膜との
密着性90以上、耐水性○以上、△E0.4以下、ま
た、耐汚染性は◎の評価であった。
【0032】[実施例5]実施例1と同様な方法で、F
oxの計算式により求められる計算値Tg(℃)が50
℃になる様に表1に示した組成質量部として、共重合体
(A)を得た。この共重合体(A)の水酸基価数(計算
値)及び計算値Tg(℃)は表1に、固形分、粘度は表
2にそれぞれ示す通りであった。
【0033】また、得られた共重合体(A)100質量
部(固形分比で)に対し、紫外線吸収剤(チヌビン90
0)2質量部を塗料調製時に添加した。耐候性試験の評
価結果は表2に示す通り、光沢保持率70%以下、各種
塗料から得られる塗装被膜との密着性90以上、耐水性
○以上、△E0.4以下、また、耐汚染性は○△であっ
た。
【0034】以上、表2に示した試験結果から明らかな
ように、本発明による各実施例の被覆組成物は、耐候性
及び耐汚染性等において優れた特性を有していることが
明らかとなった。これに対し、特定の構造を持つエチレ
ン性不飽和単量体を有しなかったり、特定の範囲に入っ
ていないもの及び特定量を含有していない比較例に記載
の各共重合体については、耐候性が劣っており、また比
較例1,2の共重合体からなるものは、フッ素樹脂系被
膜への密着性が不足していた。
【0035】
【表1】 (注)表中の単量体成分欄の略記号は下記の化合物を意
味する。 CHMA:シクロヘキシルメタクリレート MMA:メチルメタクリレート tBMA:ターシャリーブチルメタクリレート nBA:ノルマルブチルアクリレート nBMA:ノルマルブチルメタアクリレート 2HEMA:2−ヒドロキシエチルメタクリレート MAA:メタクリル酸 LA−82:4−メタアクリロイルオキシ−1,2,
2,6,6−ペンタメチルピペリジン(商品名 アデカ
スタブLA−82 旭電化(株)製)
【0036】
【表2】
【0037】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の被
覆組成物は、優れた耐候性及び耐汚染性を有し、且つ、
アクリル系、シリコン系、フッ素系等の各種の塗料から
得られる塗装被膜に対して密着性に優れているという特
性をもっており、工業上極めて利用価値の高いものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 175/04 C09D 175/04 (72)発明者 堀田 一彦 愛知県名古屋市東区砂田橋4丁目1番60号 三菱レイヨン株式会社商品開発研究所内 Fターム(参考) 4J038 CC021 CC071 CF021 CF091 CG031 CG061 CG141 CG151 CG171 CH031 CH121 CH171 CH201 CJ151 DA112 DB002 DB221 DG191 DG261 DG301 GA01 GA03 GA06 GA07 GA08 GA09 KA03 MA13 NA03 NA05 NA12 4J100 AB02S AB03T AB04T AJ02S AJ08S AJ09S AL03P AL03S AL04S AL05S AL08Q AL08R AL08S AL66R AM14Q AM15T BA03R BC04S BC65Q CA05 CA06 DA36 DA44 JA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレン性不飽和単量体単位より構成さ
    れる共重合体からなる被覆組成物であって、 (a)下記一般式(I)で表されるエチレン性不飽和単
    量体単位5〜80質量% (b)下記一般式(II)で表されるピペリジニル基を有
    し紫外線安定化機能を有するエチレン性不飽和単量体単
    位0.1〜5質量% (c)水酸基を有する不飽和単量体単位10〜40質量
    % (d)その他エチレン性不飽和単量体単位0〜94.9
    質量% (但し、(a)+(c)+(d)の合計は100質量%
    であり、(b)は(a)+(c)+(d)を100質量
    %とした場合の相対質量%である。)より構成される共
    重合体(A)を主成分として含有することを特徴とする
    被覆組成物。 【化1】 CH2=CR1−COO−C(CH33 ・・・・・・・・・・・・・・・(I) (式中、R1は水素原子又は炭素数1〜2のアルキル基
    を表す。) 【化2】 (式中、R1は水素原子又は炭素数1〜2のアルキル基
    を表し、Xは酸素原子又はイミノ基を表し、Yは水素原
    子又は炭素数1〜20の炭化水素基を表す。)
  2. 【請求項2】 Foxの式から求められる共重合体
    (A)の計算ガラス転移温度(Tg)が40℃〜100
    ℃であることを特徴とする請求項1記載の被覆組成物。
  3. 【請求項3】 共重合体(A)の水酸基価数(OHV)
    が60mgKOH/g〜200mgKOH/gであるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の被覆組成
    物。
  4. 【請求項4】 被覆組成物に硬化剤を含有せしめたこと
    を特徴とする請求項1〜請求項3記載のいずれかの被覆
    組成物。
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