JPH02163177A - 2液架橋型上塗り剤 - Google Patents

2液架橋型上塗り剤

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JPH02163177A
JPH02163177A JP63316105A JP31610588A JPH02163177A JP H02163177 A JPH02163177 A JP H02163177A JP 63316105 A JP63316105 A JP 63316105A JP 31610588 A JP31610588 A JP 31610588A JP H02163177 A JPH02163177 A JP H02163177A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、(メタ)アクリル酸アルキルエステル系の共
重合体と多官能性イソシアネート化合物からなる2液架
橋型上塗り剤に関するものであり、本発明の上塗り剤は
、建築、自動車、鉄道車両、航空機、船舶、タンク、橋
梁、電器製品、プラスチック、木材等に対する塗料とし
て利用でき、高耐候性を有するため、特に建築外装用の
上塗り剤として好適である。
〔従来技術とその問題点〕
ビル建築等の外壁面は、美観、耐水性および耐候性等の
目的で、外装塗料で塗装されるか、または化粧用タイル
等が貼られるのが一般的である。
外装塗料の塗装においては、通常下塗り塗料、厚膜塗料
および上塗り塗料が順次塗られ、上塗り塗料に対しては
、特に高耐候性および防汚性が要求されている。
従来使用されていた上塗り塗料としては、ウレタン系、
アクリルウレタン系またはシリコーン系等の樹脂を主体
とする塗料があるが、従来の上塗り塗料ではなお耐久性
が今−歩であり、より耐候性に優れる上塗り塗料の出現
が望まれているのが現状である。
特開昭61−515272号公報には、ラジカル重合性
シリコーンマクロモノマーかうする高耐候性塗料が開示
されており、該高耐候性塗料は、長期間にわたる屋外曝
露あるいは促進耐候性試験において、塗膜の光沢、柔軟
性、伸張性および引張強度等の物性が殆んど変化しない
というように、耐候性に優れる塗料である。
しかしながら、上記塗料は、重ね塗り性すなわち同一塗
料を複数回に分けて重ね塗りする場合の、各回毎に形成
される塗膜同志の密着性に劣り、通常は一度塗りしかで
きず、所望の膜厚が得られ難いという問題があった。さ
らに、前記公報開示の高耐候性塗料において使用される
シリコーン系グラフトポリマーは、常温における多官能
性イソシアネート化合物との架橋反応に長時間を要する
という問題もあった。
また、特開昭57−34107号公報では、常温硬化可
能な含フツ素共重合体が開示されており、長期間の屋外
暴露や促進耐候性試験での塗膜の光沢保持率は非常に優
れており、又塗膜の伸びの変化も少なく高耐候性塗料樹
脂といえるが、塗膜の柔軟性、伸張性がもともと小さい
ために、変位が大きい建築構造物用塗料としては、変位
によるクラックの発生、それに伴う光沢の低下、防錆性
の低下などの問題点を有し、また価格も高価であること
から汎用塗料としての用途は限定されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、耐候性に優れ、常温で速やかに架橋塗膜を形
成し、かつ重ね塗り性の良好な上塗り剤を提供するもの
である。
仲)発明の構成 〔課題を解決するための手段〕 本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意検討した
結果、イソシアネート架橋によって、常温下で架橋塗膜
を形成させるべきアクリル酸アルキル系共重合体として
、(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体単位を主
体とし、ヒドロキシル基を有する単量体単位を併わせ有
する共重合体に、さらにシリコーン単位すなわちR1 化学式+SiO+n(ただしR1はメチル基、工馬 チル基またはフェニル基であり、nは正数)で表わされ
る重合体からなる単位、およびカルボキシル基を有する
単量体単位を、それぞれ特定量存在せしめた共重合体を
用いることによって、耐候性に優れしかも重ね塗り性が
良好で、イソシアネートとの架橋反応が常温において短
時間に完結する上塗り用塗料が得られることを見出し、
本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、(メタ)アクリル酸アルキルエス
テルを主成分とし、下記一般式で表ワサレルシリコーン
マクロモノマー0.5〜15重遺チ、水酸基を有するビ
ニル単量体1〜60重撤チ、α、β−エチレン性不飽和
カルボン酸0.1〜3重t%およびその他のラジカル重
合性単量体0ル20 ラジカル共重合体の有機溶剤溶液を主剤とし、多官能性
イソシアネート化合物またはその有機溶剤溶液を硬化剤
とする2液架橋型上塗り剤一般式 %式% (式中、Rは水素原子またはメチル基であり、R,、R
2およびR3はメチル基、エチル基またはフェニル基で
あり、nは正数である。)であり、また前記主剤中にフ
ッ素系界面活性剤が添加された前記第1項記載の2液架
橋型上塗り剤である。
以下、本発明についてさらに詳しく説明する。
本発明において使用する(メタ)アクリル酸アルキルエ
ステルとしては、メチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレー
ト、1−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メ
タ)アクリレート、2−エチルヘキフル(メタ)アクI
J V −ト、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、
イソノニル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)
アクリレート等を挙げることができる。
これらの(メタ)アクリル酸アルキルエステルのうち入
手の容易さ、コスト等を考えれば、メチル(メタ)アク
リレートおよびn−ブチル(メタ)アクリレート等が好
ましい。
これらの(メタ)アクリル酸アルキルエステルは単独で
または2種類以上組み合わせて使用することが出来る。
(メタ)アクリル酸アルキルエステルの使用量は、共重
合体を得るために重合に供する単量体混合物において、
50重t%以上であることが好ましい。
(メタ)アクリル酸アルキルエステルの使用量が50重
量%未満であると、耐候性が損われるとともに成膜性が
劣る。
水酸基を有するビニル単量体としては、2−ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、6−ヒドロキシプロピル(メタ
)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリ
レート。
6−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2.5−
ジヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等が挙げら
れ、好ましくは2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ートである。
上記水酸基を有するビニル単量体の共重合における使用
量は、単量体混合物中で1〜′50重isであり、さら
に好ましくは10〜20重量%である。60重量%を超
えると、生成重合体が、本発明において使用する芳香族
炭化水素およびケトン類等の非極性の有機溶剤に不溶と
なる。
次に、シリコーンマクロモノマーについて説明する。
本発明に使用するシリコーンマクロモノマーは、一般式 (ただし、R,R,、R,およびR8は前記のとおり)
で表わされる、分子の片末端にアクリロイル基またはメ
タクリロイル基のいずれかを有するシリコーンマクロモ
ノマーであり、上記一般式におけるnが1〜200であ
るシリコーンマクロモノマーが好ましく、さらに好まし
くはnが10〜100のものである。
nが1以上でないと、シリコーンによる効果すなわち高
耐候性および防汚性等の効果が、十分に発現されず、一
方nが200を超えるとラジカル重合性が劣り、未重合
のシリコーンマクロモノマーが共重合体中に含まれる可
能性があるので好ましくない。
上記一般式におゆるR、、R,およびR3は、メチル基
、エチル基またはフェニル基のいずれかであることが必
要である。
R8は、後記化学式(C1で示されるアニオン重合停止
剤等に由来する基であって、メチル基またはフェニル基
が好ましく、R7についてはメチル基、エチル基および
フェニル基のいずれも好ましく使用でき、さらにnが2
より大きい場合における一つのSlに結合l−たR2と
他のS IK結合したRt  とは同じであっても異な
っていても良く、またR3は、後記化学式(a)で示さ
れるアニオン重合開始剤等に由来する基であって、メチ
ル基が好ましい。
上記R8が、一部分でも水酸基等であると、重ね塗り性
が不良になる。
上記シリコーンマクロモノマーは、以下に概要を示す特
開昭59−78236号公報に開示されている方法等に
よって製造することができる。
すなわち、下記化学式(a)で示されるリチウムトリメ
チルシラル−トを開始剤とし、一般式(b)で示される
環状シロキサンをアニオン重合してなるリビングポリマ
ーと、化学式(C)で示されるラジカル重合性基を有す
る有機シラン化合物とを反応させることにより得ること
ができる。
(a)        CH8 CHs −8iOL i CH。
(b)         CH。
Q          CH8 上記一般式(b)で表わされる環状シロキサンと同様に
、シリコーンマクロモノマーを製造する際に用いること
ができる環状シロキサンとしては、ヘキサエチルシクロ
トリシロキサン、オクタエチルシクロテトラシロキサン
、ヘキサフェニルシクロトリシロキサン、オクタフェニ
ルシクロテトラシロキサン等が挙げられ、これらは2種
以上併用して用いても良い。
mK、α、β−エチレン性不飽和カルボン酸としては、
アクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸およびマレイ
ン酸無水物等が使用でき、その使用量は重合に供する単
量体混合物において0.1〜6重量であることが必要で
ある。
上記α、β−エチレン性不飽和カルボン敏により共重合
体に導入されるカルボキシル基は、塗膜硬化の際に、共
重合体中に存在する水酸基がイソシアネート基と反応す
る際の反応の促進に寄与する他、塗料における顔料の分
散性を向上させるという効果もあって、それらの目的の
ため少なくとも0.1重量%用いる必要がある。
6重量%を超えて使用すると、生成重合体が高粘度とな
って、所望量の顔料等を添加することが困難になる。
本発明においては、上記の必須単量体以外に、以下に列
挙するようなそれらと共重合可能なラジカル重合性単黛
体を、0〜20重量憾の範囲で使用することができる。
共重合可能な単量体としては、エチレン、プロピレン等
の低分子不飽和炭化水素、塩化ビニル及びフッ化ビニル
の如きハロゲン化ビニル、酢酸ビニルの如き有機酸のビ
ニルエステル、スチレン及びスチレン誘導体、ビニルピ
リジン及びビニルナフタレンの如きビニル芳香族化合物
、アクロレイン、アクリロニトリル、N−ビニルピロリ
ドン及びN−ビニルカプロラクタムの如ぎN−ビニル化
合物、(メタ)アクリル酸アミド、N−ブトキンメチル
(メタ)アクリル酸アミド等のアミド化合物、γ−(メ
タ)アクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン及
びγ−(メタ)アクリロイルオキシプロピルメチルジメ
トキシシラン等の如きビニルシラン等が挙げられる。
上記単量体を成分とする単量体混合物をラジカル重合す
ることにより、本発明の上塗り剤の主剤となる共重合体
を得ることができる。ラジカル重合法としては、従来公
知の方法を用いることができ、例えば放射線照射法、ラ
ジカル重合開始剤を用いる方法等が使用できるが、重合
操作の容易さを考えれば、ラジカル重合開始剤による方
法を用いるのがよい。これにより分子量も容易に調節で
きるほか種々の重合方法を用いることができる。具体的
には、溶媒を用いる溶液重合法、バルク重合法、エマル
ジョン重合法等のいずれも用いられるが、溶液重合法が
好ましい。
溶液重合において使用する有機溶剤としては、トルエン
、キシレン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、酢酸ブ
チルおよびメチルイソブチルケトン等が好ましい。
溶液重合によって得られた共重合体の有機溶剤溶液は、
そのまま主剤として使用することもでき、また適宜前述
の有機溶剤によって希釈後、使用しても良い。
溶液重合以外の重合法によって得られた共重合体は、重
合系より単離して乾燥後に、有機溶剤に溶解して使用す
ることができる。
本発明においては、上記共重合体からなる主剤に、フッ
素系界面活性剤を共重合体100重量部あたり、0〜1
.5重量部添加しても良い。
フッ素系界面活性剤の好ましい添加量は、用いる共重合
体におけるシリコーンマクロモノマーの量によりて異な
り、シリコーンマクロモノマーの量が0.5〜5重量%
の場合には、該共重合体100重量部あたり0.5重量
部以下であり、シリコーンマクロモノマーの量が5〜1
5重iチであれば、0.5〜1.5重量部である。上記
の上限量を超えて使用すると、共重合体に備わる撥水性
が損われ易い。
フッ素系界面活性剤としては、代表的にはフッ素化アル
キルエステルが挙げられ、その具体例としては、フロラ
ードFC−451(住友スリーエム■製)等がある。
フッ素系界面活性剤の主剤への添加時期は、特に限定さ
れるものでなく、共重合体の重合以降、主剤と硬化剤を
混合するまでの期間内であれば良い。
上記フッ素系界面活性剤の添加によっ【、本発明の上塗
り剤の重ね塗り性がさらに優れたものになる。
次に硬化剤について説明する。
本発明における硬化剤は、多官能性イソシアネート化合
物をトルエン等の有機溶剤に溶解した溶液であり、上記
多官能性イソシアネート化合物は、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、トリメチルへキサメチレンジイソシアネ
ート、イソホロンジイソシアネート、1−メチルシクロ
ヘキサン−2,4−ジイソシアネートおよびジメチルシ
クロヘキサンジイソシアネート等の無黄変ジイソシアネ
ート類が好ましい。
多官能性イソシアネート化合物の使用は、用いる共重合
体中の水酸基量(OH当量)に応じて決定され、通常イ
ソシアネート1(NGO当量)とOH等童の比がNGO
10H=1/1〜1、2 / 1となるような割合で用
いると良い。
上記主剤および硬化剤を混合して、塗料化する際に、塗
装後の塗膜の硬化を促進させる目的で、ジプチル錫ジラ
ウレート、ジプチル錫マレエート等の有機錫化合物、リ
ン酸、p−1ルエンスルホン酸等の酸性化合物、エチレ
ンジアミン、トリエチレンテトラミン等のアミン類等の
公知の触媒の添加しても良く、その使用量は塗料用樹脂
に対し、0.001〜10重量%、好ましくは0.01
〜5重量%である。
また、本発明の上塗り剤には、顔料および充填剤等を添
加して用いるのが好ましく、それらの具体例としては、
例えば酸化チタン、シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウム、酸化鉄およびガラス繊維等が挙げられる。さ
らに、分散安定剤および紫外線吸収剤等を添加しても良
い。
〔実施例および比較例〕
以下に、実施例および比較例等を示して、本発明をさら
に具体的に説明する。なお、各側における「部」は、す
べて「重量部」を意味する。
参考例1゜ 攪拌機、温度計、還流冷却器、窒素導入口を備えた四つ
ロフラスコに、前記一般式におけるR、 、 R,およ
びR8がすべてメチル基で、nが平均で50であり、分
子の片末端にメタクリロイル基を有するシリコーンマク
ロモノマー(以下51−MM と略記する)0.5部、
メタクリル酸メチル(以下MMAと略記する)40部、
アクリル酸ブチル(以下BAと略記する)33.5部、
スチレン(以下Stと略記する)10部、メタクリル酸
2−ヒドロキシエチル(以下HEMAと略記する)15
部、アクリル酸(以下AAと略記する)1部、アゾビス
イソブチロニトリル(以下AIBNと略記する)1.2
部をトルエン81.8部に加え均一溶液となし、80℃
で7時間重合し、さらにAIBNを0.5部加えて3時
間重合を行ない共重合体を得た。
参考例2〜5 表−1に示した単量体組成の単量体混合物を使用して、
参考例と同様にして重合を行ない、共重合体を得た。
表1゜ 実施例1〜5゜ 上記参考例1〜3で得られた共重合体の55重量%(以
下単にチと略記する)トルエン溶液100部に、ヘキサ
メチレンジイソシアネート198部とトルエン1318
部を加え、さらに酸化チタン74.8部を加え均一に混
合して45チ溶液を得、バーコーターを用いブリキ板に
乾燥膜厚が20μmとなるように塗装し1週間室温硬化
させて、塗装試験片を得た。
なお、実施例1では参考例1の共重合体を、実施例2で
は参考例2の共重合体を、実施例3では参考例6の共重
合体をそれぞれ使用した。
斯くして得られた塗装試験片の塗膜物性は、次に示す方
法で評価し、その結果を表−2に示した。
■鉛筆引っかき試験 JIS  K5400鉛筆引っかき試験に準じて試験を
行なった。
■密着性試験(ゴバン目セロテープ剥離試験)塗膜にカ
ッターナイフで1wm間隔のゴパン目を100個描いた
後、セロテープ剥離試験を行ない、塗膜残存数で示した
■耐衝撃性試験 JIS  K5400耐衝撃性のB法(衝撃変形試験)
に従い、500!の高さから、径が172In、の円柱
状の500gのおもりを塗膜上に落下させ、塗膜の状態
を目視で判定した。
O・・・塗膜に異状を認めず。
△・・・塗膜に僅かに割れ、はがれを生ずる。
×・・・塗膜に割れ、はがれを生ずる。
■耐屈曲性試験 JIS  K5400耐屈曲性に従い、該耐屈曲性試験
器の心棒の直径をいろいろ変えて試験し、塗膜に割れ、
はがれが認められな(・ときの最小径の心棒の直径で表
わした。
■耐溶剤性試験 ガーゼにメチルエチルケトンを充分含浸させ、これを人
差指に巻き付けて塗面を擦る。下地が現われるまでの往
復回数を示す。
■耐汚染性試験 塗面に赤および黒マジックインキを用いて線を描く。2
4時間放置した後、この線をキシレンを含浸させたガー
ゼで20往復して擦り、マジックインキの痕跡が塗膜に
残っているかどうかを目視で判定した。
O・・・全く残らない。
△・・・僅かに残る。
X・・・かなり残る。
■耐薬品性試験 JIS  K5400耐アルカリ性、耐酸性に従い、5
%NaOH15%H,So、水溶液に試験片を5日間浸
漬する。取り出した後充分水洗し、直ちに評価を目視の
判定により行なった。
○・・・塗膜に全く損傷が認められない。
Δ・・・僅かにブリスタが発生。
×・・・塗膜の全面にブリスタが発生。
■塩水噴霧試験 JIS  K5400塩水噴霧試験に従って実施した。
5チ塩水ミスト中に試験片を500時間保持し、カット
部の損傷の程度から判定した。
○・・・堕膜に全く損傷が認められない。
Δ・・・カット部の損傷が111m以下。
X・・・カット部の損傷が1W以上。
■耐沸騰水性 JIS  K5400耐沸騰水性試験に従い、試験片を
沸騰水中に10時間保持し、その後塗膜の状態から判定
した。
O・・・全く異状が認められない。
Δ・・・僅かにプリスタが発生するか、あるいは僅かに
艶引けが認められる。
X・・・塗膜表面にブリスタが全面積の10%以上発生
する。
■ 促進耐候性試験 スガ試験機四社製のWEL−8UN−DC型サンシャイ
ンウェザ−メーターを用い、ブラックパネル温度63±
6℃、相対湿度60チ、スプレー18分/2時間の条件
下で耐候性試験を行なった。塗装試験片は促進耐候性試
験機で所定時間試験後に水洗し、その時の光沢値を測定
した。なお、促進耐候性試験前の光沢度を100とした
場合の保持率(%)で表わした。
O重ね塗り適合性 JIS  K5400重ね塗り適合性に従って行って行
りた。すなわち、ガラス板の片面に実施例または比較例
で調合した塗料を塗装・硬化させ、その後同じ塗料をそ
の試験片の上に再塗装する。
この試験片を目視判定により異常の有無を調べ、さらに
密着性試験(ゴバン目セロテープ剥離試験)を行った。
O・・・塗膜残存数95個以上 Δ・・・85〜95個 ×・・・85個未溝 比較例1 参考例4で得られた共重合体を用い、実施例1〜5と同
様にして塗料化し、得られた塗料をブリキ板に塗り塗装
試験片を得た。
得られた試験片につ(・て、前記物性を測定し、その結
果を表−2に併記した。
実施例4 参考例5で得られた共重合体の55%トルエン溶液10
0部に、フロラードFC−4311IL6部、ヘキサメ
チレンジイソシアネート198部、トルエン157.8
部および酸化チタン74.8部を加え混合した。
得られた塗料について、重塗り性を評価した結果は、良
好であった。
(ハ)発明の効果 本発明の上塗り剤は、シリコーン単位に由来する優れた
耐候性を有し、しかも重ね塗り性が良好であるため、容
易に所望の膜厚の上塗り層を形成させることができ、か
つ水酸基とイソシアネート基との反応が速やかに進行す
るので常温下で短時間内に硬化塗膜を形成させることが
できる。
従って、建築材料等のように屋外に曝露される材料のト
ップコートとして有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分とし
    、下記一般式で表わされるシリコーンマクロモノマー0
    .5〜15重量%、水酸基を有するビニル単量体1〜3
    0重量%、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸0.1
    〜3重量%およびその他のラジカル重合性単量体0〜2
    0重量%からなる単量体混合物のラジカル共重合体の有
    機溶剤溶液を主剤とし、多官能性イソシアネート化合物
    またはその有機溶剤溶液を硬化剤とする2液架橋型上塗
    り剤。 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子またはメチル基であり、R_1、
    R_2およびR_3はメチル基、エチル基またはフェニ
    ル基であり、nは正数である。) 2、主剤中にフッ素系界面活性剤が添加された特許請求
    の範囲第1項に記載の2液架橋型上塗り剤。
JP63316105A 1988-12-16 1988-12-16 2液架橋型上塗り剤 Expired - Fee Related JPH06102768B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5166276A (en) * 1989-07-12 1992-11-24 Mitsubishi Petrochemical Company Ltd. Polymer for hair-care products
US6113988A (en) * 1995-09-25 2000-09-05 Basf Coatings Ag 3-component coating composition of high solvent resistance and high masking resistance

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