JP2002193894A - 芳香環を有するアルキルエーテルカルボン酸エステル - Google Patents
芳香環を有するアルキルエーテルカルボン酸エステルInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、油溶性および水溶性加工油剤の組
成物として有用な、特に、潤滑性や砥粒の分散性に優れ
た分散剤として有用な物質を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 一般式(1): 【化1】 (式中、Rは炭素数12〜18のアルキル基またはアル
ケニル基を示す。Aはエチレンオキサイド基を示す。n
は、2〜10の数を示し、mは1又は2の数を示す。B
は置換基として炭素数1〜12のアルキル基またはアル
キルオキシ基を持つこともあるフェノール性残基、また
は芳香環を有するアルコール残基を示す。)で表される
芳香環を有するアルキルエーテルカルボン酸エステル。
成物として有用な、特に、潤滑性や砥粒の分散性に優れ
た分散剤として有用な物質を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 一般式(1): 【化1】 (式中、Rは炭素数12〜18のアルキル基またはアル
ケニル基を示す。Aはエチレンオキサイド基を示す。n
は、2〜10の数を示し、mは1又は2の数を示す。B
は置換基として炭素数1〜12のアルキル基またはアル
キルオキシ基を持つこともあるフェノール性残基、また
は芳香環を有するアルコール残基を示す。)で表される
芳香環を有するアルキルエーテルカルボン酸エステル。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油溶性および水溶
性の潤滑剤、あるいは、研磨液(ラッピング、ポリシン
グ、あるいはテクスチャリング等)に使用される砥粒の
分散剤として有用な新規な化合物に関する。
性の潤滑剤、あるいは、研磨液(ラッピング、ポリシン
グ、あるいはテクスチャリング等)に使用される砥粒の
分散剤として有用な新規な化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水溶性の加工油剤、特に、切削研
削油剤や研磨液は、引火性がないという利点により、油
タイプから代わりつつあるが、これらに使われる水溶性
の潤滑剤として、また、砥粒を分散させるための分散媒
として各種のものが提案されている。潤滑剤としては、
例えば、特開昭58−96698号にはポリアルキレン
グリコール系のものが提案されている。また、研磨液の
分散媒としては、特開昭62−43482号、特開昭6
1−182763号、特開昭61−207479号に
は、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコールカ
ルボン酸(塩)が提案されている。特開昭62−297
062号には、特定のグリコール類と有機ベントナイト
が、特開平07−331229号には、水溶性ポリマー
が提案されている。また、油性の加工油剤、とくに研磨
油剤または研磨スラリーにおいてはパラフィン等の合成
油や鉱油に砥粒を分散させている場合が多いが、砥粒の
粒子径が小さくなるにつれて、二次凝集を防ぐためにも
専用の分散剤が必要となってきている。
削油剤や研磨液は、引火性がないという利点により、油
タイプから代わりつつあるが、これらに使われる水溶性
の潤滑剤として、また、砥粒を分散させるための分散媒
として各種のものが提案されている。潤滑剤としては、
例えば、特開昭58−96698号にはポリアルキレン
グリコール系のものが提案されている。また、研磨液の
分散媒としては、特開昭62−43482号、特開昭6
1−182763号、特開昭61−207479号に
は、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコールカ
ルボン酸(塩)が提案されている。特開昭62−297
062号には、特定のグリコール類と有機ベントナイト
が、特開平07−331229号には、水溶性ポリマー
が提案されている。また、油性の加工油剤、とくに研磨
油剤または研磨スラリーにおいてはパラフィン等の合成
油や鉱油に砥粒を分散させている場合が多いが、砥粒の
粒子径が小さくなるにつれて、二次凝集を防ぐためにも
専用の分散剤が必要となってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、油溶性およ
び水溶性加工油剤の組成物として有用な、特に、潤滑性
や砥粒の分散性に優れた分散剤として有用な物質を提供
することを目的とする。
び水溶性加工油剤の組成物として有用な、特に、潤滑性
や砥粒の分散性に優れた分散剤として有用な物質を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式
(1):
(1):
【0005】
【化2】
【0006】で表される芳香環を有するアルキルエーテ
ルカルボン酸エステルに関する。式中、Rは、炭素数1
2〜18のアルキル基、またはアルケニル基を示す。A
は、エチレンオキサイド基を示す。nは、2〜10の数
を示す。mは、1〜2の数を示す。Bは、炭素数1〜1
2のアルキル基又はアルキルオキシ基の置換基を含有し
てもよいフェノール性残基、または芳香環を有するアル
コール残基を示す。
ルカルボン酸エステルに関する。式中、Rは、炭素数1
2〜18のアルキル基、またはアルケニル基を示す。A
は、エチレンオキサイド基を示す。nは、2〜10の数
を示す。mは、1〜2の数を示す。Bは、炭素数1〜1
2のアルキル基又はアルキルオキシ基の置換基を含有し
てもよいフェノール性残基、または芳香環を有するアル
コール残基を示す。
【0007】
【発明の実施の形態】一般式(1)において、Rは炭素
数12〜18のアルキル基、またはアルケニル基を示
す。炭素数11以下では、潤滑性において好ましくな
く、19以上では、水溶性或いは分散性が乏しくなり好
ましくない。
数12〜18のアルキル基、またはアルケニル基を示
す。炭素数11以下では、潤滑性において好ましくな
く、19以上では、水溶性或いは分散性が乏しくなり好
ましくない。
【0008】Aは、エチレンオキサイド基を示す。n
は、2〜10の数を示す。nの数が11以上では親水性
が強すぎ潤滑性、分散性が悪化する。
は、2〜10の数を示す。nの数が11以上では親水性
が強すぎ潤滑性、分散性が悪化する。
【0009】mは、1または2の数を示す。
【0010】Bは、炭素数1〜12のアルキル基又はア
ルキルオキシ基の置換基を有してもよいフェノール性残
基、または芳香環を有するアルコール残基を示す。置換
基であるアルキル基又はアルキルオキシ基の炭素数が、
13以上では、水溶性或いは分散性が乏しくなり好まし
くない。
ルキルオキシ基の置換基を有してもよいフェノール性残
基、または芳香環を有するアルコール残基を示す。置換
基であるアルキル基又はアルキルオキシ基の炭素数が、
13以上では、水溶性或いは分散性が乏しくなり好まし
くない。
【0011】Bの構造式の例を示すと次の通りである。
【0012】
【化3】
【0013】本発明の芳香環を有するアルキルエーテル
カルボン酸エステルの例をあげると以下のものである。
カルボン酸エステルの例をあげると以下のものである。
【0014】
【化4】
【0015】本発明の芳香環を有するアルキルエーテル
カルボン酸エステルの製造方法は特に限定的ではない
が、アルキルエーテルカルボン酸とフェノール類または
芳香環を有するアルコール類とでエステル化することに
よって達成される。
カルボン酸エステルの製造方法は特に限定的ではない
が、アルキルエーテルカルボン酸とフェノール類または
芳香環を有するアルコール類とでエステル化することに
よって達成される。
【0016】エステル化法は、アルキルエーテルカル
ボン酸を塩化チオニル等の塩素化剤を用いて、対応する
酸クロライドとした後、塩基性条件下でフェノール類ま
たは芳香族含有アルコール類と反応させる方法、硫酸
またはp-トルエンスルホン酸等の酸触媒を用いてアル
キルエーテルカルボン酸とフェノール類または芳香族含
有アルコール類とを無溶媒または溶媒中で加熱脱水縮合
反応を行う方法等が上げられる。
ボン酸を塩化チオニル等の塩素化剤を用いて、対応する
酸クロライドとした後、塩基性条件下でフェノール類ま
たは芳香族含有アルコール類と反応させる方法、硫酸
またはp-トルエンスルホン酸等の酸触媒を用いてアル
キルエーテルカルボン酸とフェノール類または芳香族含
有アルコール類とを無溶媒または溶媒中で加熱脱水縮合
反応を行う方法等が上げられる。
【0017】の反応の場合は、反応は室温で進行する
が、の反応の場合は、100〜200℃まで加熱する
のが好ましい。また、エステル化する際のアルキルエー
テルカルボン酸とフェノール類または芳香族含有アルコ
ール類のモル比は生成物で高純度が得られやすい1:1
が好ましい。
が、の反応の場合は、100〜200℃まで加熱する
のが好ましい。また、エステル化する際のアルキルエー
テルカルボン酸とフェノール類または芳香族含有アルコ
ール類のモル比は生成物で高純度が得られやすい1:1
が好ましい。
【0018】アルキルエーテルカルボン酸とフェノール
類または芳香環を有するアルコール類を反応させる場合
には、の方法でもの方法でも、反応は定量的に進行
するが、アルキルエーテルカルボン酸とフェノール類の
反応の場合には、の方法のほうが反応はスムーズに進
行する。
類または芳香環を有するアルコール類を反応させる場合
には、の方法でもの方法でも、反応は定量的に進行
するが、アルキルエーテルカルボン酸とフェノール類の
反応の場合には、の方法のほうが反応はスムーズに進
行する。
【0019】
【実施例】実施例1 式(2)で表されるエーテルカルボン酸(R1は、オレ
イル基を示す。クラリアント製商品名COL−020)
41.1g(0.1mol)、フェノキシエタノール27.
6g(0.2mol)、p-トルエンスルホン酸0.1g及び
キシレン150mlの混合物をオイルバスを用いて還流し
た。エステル化で生成した水をキシレンと共沸させて留
出させ、1.8ml(0.1mol)の水がエステル管に留
出した時点(約3時間)で反応を停止した。キシレン溶
液を飽和食塩水で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。キシレン溶液からキシレンと未反応のフェノキシエ
タノールをアスピレーターで減圧下留去し、黄色の残留
油として式(3)で表される目的のエステル(48.5
g)を得た。IRとNMRの吸収スペクトロデータを表
1に示した。
イル基を示す。クラリアント製商品名COL−020)
41.1g(0.1mol)、フェノキシエタノール27.
6g(0.2mol)、p-トルエンスルホン酸0.1g及び
キシレン150mlの混合物をオイルバスを用いて還流し
た。エステル化で生成した水をキシレンと共沸させて留
出させ、1.8ml(0.1mol)の水がエステル管に留
出した時点(約3時間)で反応を停止した。キシレン溶
液を飽和食塩水で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。キシレン溶液からキシレンと未反応のフェノキシエ
タノールをアスピレーターで減圧下留去し、黄色の残留
油として式(3)で表される目的のエステル(48.5
g)を得た。IRとNMRの吸収スペクトロデータを表
1に示した。
【0020】
【化5】
【0021】
【化6】
【0022】実施例2 COL−020(実施例1と同じ)の41.4g(0.
1mol)に、撹拌しながらチオニルクロライド23.8g
を滴下し室温で24時間後、さらに、チオニルクロライ
ド11.9gを滴下し50℃で3時間攪拌した。反応混
合物を直接IRで測定した所、1,807、1,757
cm-1に強い吸収を示したので、酸塩化物が生成している
のを確認した。蒸留し未反応のチオニルクロライドを留
去し、室温になってからp-メトキシフェノール9.92
g(0.08mol)、トリエタノールアミン10.1g
(0.1mol)、乾燥ジオキサン100mlの溶液を滴下
し、1時間撹拌後一晩放置した。次いで、水を加えて加
水分解後トルエンで抽出した。トルエン溶液を飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。トルエン
を減圧留去し褐色の粘稠油として式(4)で表される目
的のエステルを得た。IRとNMRの吸収スペクトロデ
ータを表1に示した。
1mol)に、撹拌しながらチオニルクロライド23.8g
を滴下し室温で24時間後、さらに、チオニルクロライ
ド11.9gを滴下し50℃で3時間攪拌した。反応混
合物を直接IRで測定した所、1,807、1,757
cm-1に強い吸収を示したので、酸塩化物が生成している
のを確認した。蒸留し未反応のチオニルクロライドを留
去し、室温になってからp-メトキシフェノール9.92
g(0.08mol)、トリエタノールアミン10.1g
(0.1mol)、乾燥ジオキサン100mlの溶液を滴下
し、1時間撹拌後一晩放置した。次いで、水を加えて加
水分解後トルエンで抽出した。トルエン溶液を飽和食塩
水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。トルエン
を減圧留去し褐色の粘稠油として式(4)で表される目
的のエステルを得た。IRとNMRの吸収スペクトロデ
ータを表1に示した。
【0023】
【化7】
【0024】実施例3 COL−020(実施例1と同じ)20.7g(0.0
5mol)、ノニルフェノールエチレンオキサイド(平均1
0モル付加)付加物33.0g(0.05mol)、p-トル
エンスルホン酸10mgの混合物をアスピレーターで減圧
しながら160℃に加熱し生成した水を除去した。3時
間後に反応を停止し、残留物として式(5)(式中、R
1は、実施例1と同じ。R2は、ノニル基を示す。)の
目的物を得た。IRとNMRの吸収スペクトロデータを
表1に示した。
5mol)、ノニルフェノールエチレンオキサイド(平均1
0モル付加)付加物33.0g(0.05mol)、p-トル
エンスルホン酸10mgの混合物をアスピレーターで減圧
しながら160℃に加熱し生成した水を除去した。3時
間後に反応を停止し、残留物として式(5)(式中、R
1は、実施例1と同じ。R2は、ノニル基を示す。)の
目的物を得た。IRとNMRの吸収スペクトロデータを
表1に示した。
【0025】
【化8】
【0026】実施例4 式(6)で表されるエーテルカルボン酸(R3は、C16
とC18の混合物。クラリアント製商品名COL−08
0)69.2g、フェニルエチルアルコール20.0g、
p-トルエンスルホン酸0.1g、キシレン200mlの混
合物をオイルバスを用いて還流した。エステル化で生成
した水をキシレンと共沸させて留出させ、1.8ml
(0.1mol)の水がエステル管に留出した時点(約3
時間)で反応を停止した。キシレン溶液を飽和食塩水で
洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥した。キシレン溶液か
らキシレンと未反応のフェノキシエタノールをアスピレ
ーターで減圧下留去し、黄色の残留油として式(7)で
表される目的のエステル(78g)を得た。IRとNM
Rの吸収スペクトロデータを表1に示した。
とC18の混合物。クラリアント製商品名COL−08
0)69.2g、フェニルエチルアルコール20.0g、
p-トルエンスルホン酸0.1g、キシレン200mlの混
合物をオイルバスを用いて還流した。エステル化で生成
した水をキシレンと共沸させて留出させ、1.8ml
(0.1mol)の水がエステル管に留出した時点(約3
時間)で反応を停止した。キシレン溶液を飽和食塩水で
洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥した。キシレン溶液か
らキシレンと未反応のフェノキシエタノールをアスピレ
ーターで減圧下留去し、黄色の残留油として式(7)で
表される目的のエステル(78g)を得た。IRとNM
Rの吸収スペクトロデータを表1に示した。
【0027】
【化9】
【0028】
【化10】
【0029】
【表1】
【0030】加工油剤への使い方、使用した場合の配合
例、 加工油剤へ適用する場合、とくに研磨スラリーの分散剤
として適用するのが好ましい。市販の研磨スラリー中に
本発明分散剤を添加しても良いが、研磨スラリー作成時
に投入するのが好ましい。すなわち、研磨液に本発明分
散剤を投入し均一にした後、砥粒を投入し攪拌してスラ
リーとする。または、砥粒と本発明分散剤を混ぜ合わせ
た後、研磨液に投入し攪拌してスラリーとする。本発明
分散剤はその分散剤を選択することによって研磨液が水
溶性あるいは油溶性スラリーに適用することができる。 (配合例1.)50%エチレングリコール水溶液に本発
明分散剤(実施例3)5重量%添加し、均一とした後、
ダイヤモンド(平均粒子経0.2μm)を1重量%添加攪
拌することによって水溶性ダイヤモンドスラリーを得
た。 (配合例2)ノルマルパラフィンに本発明分散剤(実施
例4)5重量%添加し、均一とした後、ダイヤモンド
(平均粒子経0.2μm)を1重量%添加攪拌することに
よって油性ダイヤモンドスラリーを得た。
例、 加工油剤へ適用する場合、とくに研磨スラリーの分散剤
として適用するのが好ましい。市販の研磨スラリー中に
本発明分散剤を添加しても良いが、研磨スラリー作成時
に投入するのが好ましい。すなわち、研磨液に本発明分
散剤を投入し均一にした後、砥粒を投入し攪拌してスラ
リーとする。または、砥粒と本発明分散剤を混ぜ合わせ
た後、研磨液に投入し攪拌してスラリーとする。本発明
分散剤はその分散剤を選択することによって研磨液が水
溶性あるいは油溶性スラリーに適用することができる。 (配合例1.)50%エチレングリコール水溶液に本発
明分散剤(実施例3)5重量%添加し、均一とした後、
ダイヤモンド(平均粒子経0.2μm)を1重量%添加攪
拌することによって水溶性ダイヤモンドスラリーを得
た。 (配合例2)ノルマルパラフィンに本発明分散剤(実施
例4)5重量%添加し、均一とした後、ダイヤモンド
(平均粒子経0.2μm)を1重量%添加攪拌することに
よって油性ダイヤモンドスラリーを得た。
【0031】
【発明の効果】本発明は、油溶性および水溶性加工油剤
の組成物として有用な、特に、潤滑性や砥粒の分散性に
優れた分散剤として有用な物質を提供することを目的と
する。
の組成物として有用な、特に、潤滑性や砥粒の分散性に
優れた分散剤として有用な物質を提供することを目的と
する。
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式(1): 【化1】 (式中、Rは炭素数12〜18のアルキル基またはアル
ケニル基を示す。Aはエチレンオキサイド基を示す。n
は、2〜10の数を示し、mは1又は2の数を示す。B
は置換基として炭素数1〜12のアルキル基またはアル
キルオキシ基を持つこともあるフェノール性残基、また
は芳香環を有するアルコール残基を示す。)で表される
芳香環を有するアルキルエーテルカルボン酸エステル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000391965A JP2002193894A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 芳香環を有するアルキルエーテルカルボン酸エステル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000391965A JP2002193894A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 芳香環を有するアルキルエーテルカルボン酸エステル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002193894A true JP2002193894A (ja) | 2002-07-10 |
Family
ID=18858030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000391965A Pending JP2002193894A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 芳香環を有するアルキルエーテルカルボン酸エステル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002193894A (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO1995021816A1 (fr) * | 1994-02-10 | 1995-08-17 | Kao Corporation | Procede de production d'acide acyloxybenzenesulfonique ou de son sel |
JPH07331229A (ja) * | 1994-06-06 | 1995-12-19 | Bayer Ag | 切削用懸濁液 |
-
2000
- 2000-12-25 JP JP2000391965A patent/JP2002193894A/ja active Pending
Patent Citations (7)
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