JPS61182763A - 研磨加工液 - Google Patents

研磨加工液

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Publication number
JPS61182763A
JPS61182763A JP60022170A JP2217085A JPS61182763A JP S61182763 A JPS61182763 A JP S61182763A JP 60022170 A JP60022170 A JP 60022170A JP 2217085 A JP2217085 A JP 2217085A JP S61182763 A JPS61182763 A JP S61182763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diamond abrasive
polyvinylpyrrolidone
abrasive grain
water
content
Prior art date
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Pending
Application number
JP60022170A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihide Genjida
源氏田 文秀
Tomio Kawauchi
富雄 川内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Chemical Industries Ltd filed Critical Sanyo Chemical Industries Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は研磨加工液に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、研磨加工液としてグリセリンのような増粘剤を加
えた水に、酸化マグネシウムなどの砥粒を混合したもの
があった(特開昭55−139479号公報)。
しかしながらこのものは、砥粒が経時的に沈降しやすい
ため、砥粒の含有量の少ない加工液が被研磨材料に供給
され研磨所要時間が長くなったり、加工液を供給する前
にあらかじめ攪拌混合する必要があり、作業性を著しく
低下させるという問題点を有している。
(発明が解決しようとする問題点] 本発明者らは、砥粒が経時的に沈降しにくく、安定に供
給しやすい研磨加工液を得るべく鋭意検討した結果、本
発明に到達した。
r問題点を解決するための手段〕 本発明は、ポリビニルピロリドン、水およびダイヤモン
ド砥粒を含有することを特徴とする研磨加工液である。
本発明におけるポリビニルピロリドンとしては、分子量
が少なくとも1万とくに好ましくは入手容易の点から2
万〜8万のものがあげられる。分子量が1万より小さい
ものはダイヤモンド砥粒を水中番こ安定に分散させろ効
果が小さくなる。
本発明におけるダイヤモンド砥粒は天然から得られたも
のでも、また人工的に合成されたものでもよい。その平
均粒径は通常20μ以下好ましくは10μ以下である。
平均粒径が20μより大きいものは、研磨所要時間は短
縮されるが研磨加工面の表面粗さが大きくなり、さらに
粒径の小さい砥粒を使用した加工液で再度研磨加工する
必要がある。また水中に安定に分散させることが困難で
ある。
本発明の加工液には必要により添加剤を加えろことがで
きる。このような添加剤としては防錆、防食剤たとえば
有機アミン(モノエタノールアミン、トリエタノールア
ミン、シクロヘキシルアミン、モルホリンナト)、有機
アミン誘導体(上記アミンのアルキレンオキシド付加物
、脂肪酸アミドなど)、脂肪族または芳香族カルボン酸
(カプリル酸、オレイン酸、ダイマー酸、アルケニルコ
ハク酸、安息香酸など)およびこれらカルボン酸のアル
カリ金属塩、アミン塩など、pH調整剤たとえば上記ア
ミンやアルカリ金属の水酸化物など、および消泡剤たと
えばシリコーン化合物やポリエーテル化合物などをあげ
ることができる。
本発明の加工液の処方を示せば下記の通りである(%は
加工液の重量に対する%で示す。)・ポリビニルピロリ
ドン i常0.1〜50%(好ましくは1〜30%) ダイヤモンド砥粒   通常0.1〜10%(好ましく
は0.2〜5%) 水         通常35〜99.8%(好ましく
は62〜987%) 添加剤        通常 O〜 5%(好ましくは
01〜3%) 上記においてポリビニルピロリドンの含有量が0.1%
より少ないとダイヤモンド砥粒を水中番こ安定に分散さ
せる効果が小さくなり、また50%をこえると加工液の
粘度が高くなり取り扱いにくい。
ダイヤモンド砥粒の含有量がo、t%より少ないと研磨
所要時間が長くなり、また10%をこえると被研磨材料
表面の端ダレ量が大きくなり、添加しただけの効果はみ
られず経済的に不利である。
本発明の加工液の製造は、あらかじめポリビニルピロリ
ドンを溶解させた水にダイヤモンド砥粒を混合して攪拌
により分散させる方法でもまた、ポリビニルピロリドン
、水およびダイヤモンド砥粒を同時に混合して攪拌によ
り分散させる方法でもよい。添加剤成分はポリビニルピ
ロリドンによりダイヤモンド砥粒を水に分散させた後で
も、またこれら3成分と同時に加えて溶解させてもよい
。攪拌方法としてはマダイ・チックスターラー、羽根式
攪拌機、ホモミキサーなどを用いる方法があげられるが
いずれの方法によって攪拌してもよい。また必要に応じ
て攪拌時加熱をしてもよい。
本発明の加工液が用いられる被研磨材料としては、セラ
ミックス(砂石系、アルミナ系、炭化ケイ素系、窒化ケ
イ素系など)、金属(鋼、ステンレス、アルミニウム、
銅、ニッケルナト)、プラスチック(ナイロン、ポリア
セタール、ポリカーボネート、変性ポリフェニレンオキ
サイドなど)、ガラスおよびこれらの複合材料(セラミ
ックーフェライトなど)があげられる。
このような被研磨材料は一般に従来より用いられている
ラッピングマシン(日本エンギス社製、スピードファム
社製、ワシノ機械製、不二越機械工業製)などで研磨さ
れる。
本発明の加工液の適用法は、従来の加工液の適用法と同
様でよ(、たとえば研磨加工においてラッププレートに
加工液を滴下またはスプレーすればよい。
〔実施例〕
以下実施例により本発明をさらに説明するが本発明はこ
れに限定されるものではない。実施例中の%は重量基準
である。
実施例1〜6 本発明の加工液を表−1の通り作成した。
※1和光純薬工業製 化粧品用に一30本発明の加工液
および比較品として市販の加工液を用いて行った経時安
定性結果を表−2に示す。
表  −2 ※2 比較例1および2は、いずれも平均粒径0.5μ
のダイヤモンド砥粒を1%含有する水を分散媒とした加
工液である。比較品3は特開昭55−139479号公
報の発明の詳細な説明に記載されている加工液の組成(
粒径o、osyo、1μの酸化マグネシウムをグリセリ
ンと水の混合液に加えたものンに準じて、酸化マグネシ
ウムの代りに平均粒径0.1μのダイヤモンド砥粒を使
用し、ダイヤモンド砥粒1,0%、グリセリン2.5%
および水96.5%の割合で混合したものである〇 経時安定性試験は各加工液を室温で静置し、分散状態を
肉眼で観察した。尚、表−2中の記号は次の通りである
・ 0 : 均一に分散 △ : やや分離 × : 分離 表−2の結果から本発明の加工液は分散安定性が極めて
良好であることがわかる。
実施例7 実施例2の加工液を用いてセラミックとフェライトの複
合材料よりなる磁気ヘッドを研磨加工したところ、比較
品1にくらべ表面粗さはほとんど同じであったが、研磨
所要時間が約273に短縮され、かつ加工後の水洗処理
も比較品lの2〜3回に対し、1回で十分であるとの結
果を得た。尚、研磨機械としては、エンギス社製のパイ
プレス自動精密鏡面ラッピングマシン〔発明の効果〕 本発明の加工液は下記の効果を奏する。
(1)  加工液の分散安定性がよく、経時的に砥粒が
沈降しにくい。
(2)一定量のダイヤモンド砥粒を被研磨材料に安定に
供給できるため作業性が向上する。
(3)ポリビニルピロリドンの含有量、分子量を変える
ことにより低粘度の加工液から高粘度の加工液まで目的
にあわせたものを使用できる。
(4)高品質、高精度の研磨加工面を得ることができる
(5)水を分散媒にしているため火災の危険性がない。
(6)被研磨材料から加工液の除去が容易である。
(7)本発明の加工液はセラミック、金属、ガラス、プ
ラスチックなどの材料の表面研磨に有用である。
(8)砥粒そのもののもっている特性を損うことがない
L :tコ六it  81  f、 カー!  r  
L−k、l”  す5a +111  へlIn Tm
:  r+電子部品分野の著しい進歩に伴い望まれてき
ている電子部品材料の高品質、高精度の表面研磨加工に
有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリビニルピロリドン、水およびダイヤモンド砥粒
    を含有することを特徴とする研磨加工液。 2、ポリビニルピロリドンの分子量が少なくとも1万で
    ある特許請求の範囲第1項記載の加工液。 3、ポリビニルピロリドンの含有量が加工液の重量に基
    いて0.1〜50%である特許請求の範囲第1項または
    第2項記載の加工液。 4、ダイヤモンド砥粒の平均粒径が20μ以下である特
    許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか一項に記載の加
    工液。 5、ダイヤモンド砥粒の含有量が加工液の重量に基いて
    、0.1〜10%である特許請求の範囲第1項〜第4項
    のいずれか一項に記載の加工液。
JP60022170A 1985-02-06 1985-02-06 研磨加工液 Pending JPS61182763A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002193894A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Neos Co Ltd 芳香環を有するアルキルエーテルカルボン酸エステル
JP2008537704A (ja) * 2005-04-08 2008-09-25 フエロ コーポレーション 有機高分子眼科基材のスラリー組成物及び研磨方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002193894A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Neos Co Ltd 芳香環を有するアルキルエーテルカルボン酸エステル
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