JP2002193385A - コンテナからの粉状体排出方法および装置 - Google Patents

コンテナからの粉状体排出方法および装置

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JP2002193385A
JP2002193385A JP2000394613A JP2000394613A JP2002193385A JP 2002193385 A JP2002193385 A JP 2002193385A JP 2000394613 A JP2000394613 A JP 2000394613A JP 2000394613 A JP2000394613 A JP 2000394613A JP 2002193385 A JP2002193385 A JP 2002193385A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉状体20をインナーバッグ18から誘導排
出するとき、該紛状体20が周囲に撒き散らされる事態を
防止する。 【解決手段】 コンテナ14の後扉を開放したとき、イン
ナーバッグ18の下部後面は後方へ膨んでいるが、その膨
らみ量はコンテナ14毎に異なっている。このため、スパ
ウト47を該膨らみ量に応じて、前後動手段により前方に
移動させ、これにより、スパウト47の流入口とインナー
バッグ18の流出口55とを適正位置関係に修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンテナに積載
されたインナーバッグから流出した粉状体を誘導排出す
るコンテナからの粉状体排出方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、粉状体、例えばカーボン、シリ
カ、穀物粉等を遠隔地に輸送する場合には、コンテナに
積載された軟弱なインナーバッグ内に該粉状体を注入収
納した後、該コンテナを目的地まで船舶、貨車、トレー
ラーを用いて輸送し、その後、目的地においてコンテナ
の後扉を開放した後、インナーバッグの流出口から流出
した粉状体を排出装置により誘導しながら、例えば、受
入れタンクに排出するようにしている。
【0003】ここで、前述した粉状体の排出作業は、例
えば、前述のようにコンテナの後扉を開放した後、排出
装置を該コンテナの後側まで搬送するとともに、該排出
装置の本体フレームをコンテナの後側から取り付け、そ
の後、コンテナを前側が上昇するよう傾斜させることに
より、インナーバッグの流出口から粉状体を流出させる
とともに、該流出した粉状体を、本体フレームに前部が
固定された排出装置の誘導排出手段により誘導しながら
排出することが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような排出装置を用いると、排出装置のコンテナへの取
り付け時に誘導排出手段がインナーバッグを傷付けて内
部の粉状体を周囲に撒き散らしたり、あるいは、誘導排
出時に誘導排出手段とインナーバッグの流出口との間隔
が開き過ぎて粉状体が周囲に撒き散らされたりするおそ
れがあった。
【0005】その理由は、軟弱なインナーバッグ内の粉
状体は輸送時の振動によって隙間、特にコンテナの後扉
との間の隙間を埋めるよう流動しているため、該後扉の
開放時にインナーバッグは後方に向かって膨んでいる
が、この膨らみ量は、コンテナの後扉の内面形状が製造
会社により種々に異なっている、例えば、内面形状が平
坦であったり、上下方向に延びる突条が複数本横方向に
離れて形成されていたり、あるいは、横方向に延びる突
条が複数本上下方向に離れて形成されているため、コン
テナ毎に異なっている。
【0006】このため、前記膨らみ量がかなり大きい場
合には、前述した排出装置のコンテナへの取り付け時に
誘導排出手段の前端がインナーバッグにぶつかって傷付
け、一方、前記膨らみ量がかなり小さい場合には、誘導
排出時に誘導排出手段とインナーバッグの流出口との間
隔が開き過ぎてしまうのである。
【0007】この発明は、粉状体が周囲に撒き散らされ
る事態を防止することができるコンテナからの粉状体排
出方法および装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的は、第1
に、粉状体が収納されている軟弱なインナーバッグを積
載したコンテナの後扉を開放した後、排出装置を該コン
テナの後側まで搬送する工程と、該排出装置の本体フレ
ームをコンテナの後側から取り付ける工程と、本体フレ
ームに前部が支持された排出装置の誘導排出手段を、イ
ンナーバッグの流出口が設けられている部位における後
方への膨らみ量に応じて、前方に移動させ、該誘導排出
手段の流入口とインナーバッグの流出口とを適正位置関
係に修正する工程と、コンテナを前側が上昇するよう傾
斜させることにより、インナーバッグの流出口から流出
した粉状体を誘導排出手段を通じて誘導排出する工程と
を備えたコンテナからの粉状体排出方法により、
【0009】第2に、後扉が開放したコンテナを前側が
上昇するよう傾斜させることにより、該コンテナに積載
されたインナーバッグ内から流出口を通じて流出した粉
状体を誘導排出するコンテナからの粉状体排出装置であ
って、コンテナの後端に後側から着脱可能に取り付けら
れる本体フレームと、該本体フレームに前部が支持さ
れ、インナーバッグの流出口から流出した粉状体を流入
口から受け入れて誘導排出する誘導排出手段と、前記本
体フレームと誘導排出手段との間に設けられ、誘導排出
手段の前部を前後方向に移動させる前後動手段とを備
え、粉状体の誘導排出に先立ち、インナーバッグの流出
口が設けられている部位における後方への膨らみ量に応
じて、前後動手段により誘導排出手段の前部を前方に移
動させることにより、誘導排出手段の流入口とインナー
バッグの流出口とを適正位置関係に修正するようにした
コンテナからの粉状体排出装置により達成することがで
きる。
【0010】コンテナを目的地まで輸送すると、該コン
テナの後扉を開放するが、このとき、該コンテナに積載
されているインナーバッグは軟弱なものであるため、前
述の輸送時に粉状体が後扉との隙間を埋めようと流動す
ることで、インナーバッグは後方に膨らんでいる。次
に、排出装置を該コンテナの後側まで搬送した後、該排
出装置の本体フレームをコンテナにその後側から取り付
ける。
【0011】このとき、前述したインナーバッグの後方
への膨らみ量は前述した理由からコンテナ毎に異なって
いるため、排出装置の誘導排出手段の前端を、前記膨ら
み量が最大のときでも、インナーバッグに接触しない位
置まで後方に移動させておく。この結果、排出装置のコ
ンテナへの取り付け時に誘導排出手段の前端がインナー
バッグにぶつかって傷付けるようなことはなくなり、粉
状体が周囲に撒き散らされる事態を防止することができ
る。
【0012】次に、誘導排出手段の前部を、インナーバ
ッグの流出口が設けられている部位における後方への膨
らみ量に応じて、前後動手段により前方に移動させ、該
誘導排出手段の流入口とインナーバッグの流出口とを適
正位置関係に修正する。その後、コンテナを前側が上昇
するよう傾斜させることにより、インナーバッグの流出
口から流出した粉状体を誘導排出手段を通じて誘導排出
する。
【0013】このとき、誘導排出手段の流入口とインナ
ーバッグの流出口とは前述のように適正位置関係に修正
されているため、誘導排出手段の流入口とインナーバッ
グの流出口との間隔が開き過ぎることはなく、この結
果、粉状体が周囲に撒き散らされる事態が防止される。
【0014】また、請求項3に記載のように構成すれ
ば、誘導排出手段の前部を前方に移動させる際、誘導排
出手段の流入口の下端がコンテナの後面に衝突していず
れかが破損したり、あるいは、前記下端がインナーバッ
グにぶつかって該インナーバッグが破損するような事態
を防止することができる。さらに、請求項4に記載のよ
うに構成すれば、インナーバッグの流出口を広く取るこ
とができるため、粉状体の排出が容易となるとともに、
粉状体の受け入れ口の位置変更にある程度対処すること
ができる。
【0015】また、粉状体の誘導排出後、スパウト内面
には若干の粉状体が付着しているが、請求項5に記載の
ように構成すれば、保持部材を外してスパウトを後方に
揺動させることで、付着した粉状体を容易に取り除くこ
とができる。さらに、請求項6に記載のように構成すれ
ば、粉状体の誘導排出時、誘導排出手段の流入口とイン
ナーバッグの流出口との間から漏れ出た粉状体を容易か
つ確実に回収することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1において、11はトラクター
であり、このトラクター11は車輪12が駆動回転されるこ
とで自走することができる。13はコンテナ14が載置され
た荷台15を有するトレーラーであり、この荷台15の前端
部はカプラー16を介して前記トラクター11の後端部に連
結される。また、荷台15の後端部にはフリー回転する車
輪17が設けられ、この結果、前記トラクター11が走行す
ると、トレーラー13はこのトラクター11に牽引されなが
ら走行する。
【0017】前記コンテナ14内には軟弱なプラスチック
薄膜、例えばポリエチレン薄膜からなる四角袋状のイン
ナーバッグ18が積載され、このインナーバッグ18の上辺
は複数の吊り具19によりコンテナ14の上端内面から吊り
下げられている。また、このインナーバッグ18内にはカ
ーボン、シリカ、穀物粉等の粉状体20が満杯となるまで
収納されている。
【0018】22は観音開き式であるコンテナ14の後扉で
あり、これらの後扉22はコンテナ14の輸送時には閉止さ
れているが、コンテナ14が目的地、即ち、粉状体20を貯
蔵する受入れタンク23の近傍まで輸送されると、開放さ
れる。24はトラクター11に設けられたダンプ機構であ
り、このダンプ機構24は、前記インナーバッグ18内から
粉状体20を排出するとき、揺動することでトレーラー13
の前端を持ち上げ、コンテナ14を前側が上昇するよう傾
斜させる。
【0019】図1、2、3において、27は、前述のよう
にコンテナ14が傾斜したとき、インナーバッグ18内の粉
状体20を前記受入れタンク23に誘導排出する粉状体排出
装置であり、この排出装置27は上下方向に延びコンテナ
14の後面とほぼ同一形状の垂直フレーム28を有する。
【0020】この垂直フレーム28の上端でその両側端に
はそれぞれ前方に向かって延びるガイドフレーム29が固
定され、これらガイドフレーム29内にはスライダー30が
摺動可能に挿入されている。これらスライダー30の前端
にはガイドフレーム29から下方に向かって突出する係止
片31が固定されている。
【0021】34はコンテナ14の各コーナーに固定された
コーナーブロックであり、各コーナーブロック34の上、
下面および側面には前後方向長が長い長円形のコーナー
スポット35が、また、各コーナーブロック34の前面また
は後面には横方向長が長い長円形のコーナースポット36
がそれぞれ形成されている。
【0022】そして、後扉22が開放されたコンテナ14の
直後に排出装置27を搬送した後、垂直フレーム28をコン
テナ14の後端に接触させながら排出装置27を下降させる
と、前記係止片31がコンテナ14の後端部上面に設けられ
たコーナースポット35内に上方から挿入される。その
後、前記垂直フレーム28に設けられた移動機構37により
係止片31を後方に向かってコーナースポット35の後端に
当接するまで移動させる。
【0023】前記垂直フレーム28の下端部でその両側端
部には係止部材38がそれぞれ設けられ、これら係止部材
38の前端部には略長円形をした係止部39が設けられてい
る。ここで、各係止部39は前記コーナースポット36より
若干小型であるため、該係止部39が横向きとなっている
ときには、コーナースポット36内に挿入可能である。そ
して、係止部39をコーナースポット36に挿入した後、係
止部材38を 1/4回転させると、係止部39はコーナースポ
ット36に係止され、これにより、垂直フレーム28の下端
部はコンテナ14に取り付けられる。
【0024】前記係止部材38の直上の垂直フレーム28に
は後方に向かって延びる矩形板状の支持プレート41がそ
れぞれ固定されている。前述した垂直フレーム28、ガイ
ドフレーム29、支持プレート41は全体として、略上下方
向に延び、コンテナ14の後端に後側から着脱可能に取り
付けられる本体フレーム42を構成する。そして、前記本
体フレーム42の下端部、詳しくは前記支持プレート41間
には誘導排出手段45が設置されている。
【0025】図1、2、3、4において、前記誘導排出
手段45は横方向に細長い略四角ボックス状のスパウト47
を有し、このスパウト47の前端は開口して矩形の流入口
48となっている。また、前記スパウト47の後壁47aは両
側端から中央に向かうに従い徐々に後方に向かうよう傾
斜しており、この結果、スパウト47の内部に形成されて
いる誘導通路49の後部は後方に向かうに従い断面積が徐
々に狭くなっている。
【0026】また、前記スパウト47の底壁47bの前端部
は頂壁47cより若干前方に突出しているが、この突出部
47dは、排出装置27がコンテナ14の装着されたとき、コ
ンテナ14の床面14aとインナーバッグ18の底壁との間に
侵入することで、粉状体20の誘導排出時に該粉状体20が
インナーバッグ18とスパウト47との隙間から落下するの
を防止している。50は前記スパウト47の後壁47aの中央
部から後方に向かいながら斜め下方に延びる断面四角形
の連結筒であり、この連結筒50の頂壁には開閉可能な点
検口51が設けられている。
【0027】52はスパウト47の後端、詳しくは連結筒50
の後端に連結された蛇腹式のダクトであり、このダクト
52は通常折り畳まれているが、粉状体20の誘導排出直前
に引き伸ばされ、その後端が受入れタンク23の受入れ口
53に連結される。前述したスパウト47、ダクト52は全体
として、インナーバッグ18の後面下部に設けられた四角
筒状の流出口55から流出した粉状体20を流入口48から受
け入れて、前記受入れタンク23の受入れ口53に誘導排出
する前記誘導排出手段45を構成する。
【0028】そして、誘導排出手段45を前述のようにス
パウト47、ダクト52から構成すれば、インナーバッグ18
の流出口55の幅を広く取ることができるため、粉状体20
の排出が容易となるとともに、粉状体20の受入れ口53の
位置変更にもある程度対処することができる。
【0029】図3、5において、57は本体フレーム42と
誘導排出手段45との間、詳しくは支持プレート41とスパ
ウト47との間に設置された前後動手段であり、この前後
動手段57は前記支持プレート41の内側面に摺接する摺接
プレート58を有する。この摺接プレート58の下端部でそ
の後端部には支持プレート41に固定された揺動ピン59が
貫通しており、この結果、該摺接プレート58は揺動ピン
59を中心として前後に揺動することができる。60は摺接
プレート58、支持プレート41の上端部でその前端部に着
脱可能に挿入された保持部材としての固定ピンであり、
この固定ピン60が摺接プレート58、支持プレート41双方
に挿入されているときには、摺接プレート58はその揺動
が規制され、支持プレート41と重なり合った位置に固定
される。
【0030】前記摺接プレート58の内側面でその前、後
端にはスパウト47に向かって延びるブラケット62がそれ
ぞれ固定され、これらのブラケット62には前後方向に延
びる一対のガイドロッド63の前、後端がそれぞれ固定さ
れている。64はガイドロッド63間において前後方向に延
びるねじ軸であり、このねじ軸64の前、後端部はそれぞ
れブラケット62に回転可能に支持されている。これらガ
イドロッド63、ねじ軸64とスパウト47との間には摺接プ
レート58と同一形状の可動プレート65が設けられ、この
可動プレート65には前記ガイドロッド63が摺動可能に挿
入されるとともに、ねじ軸64がねじ込まれた複数の可動
ブロック66が固定されている。
【0031】前記可動プレート65の上、下端にはそれぞ
れスパウト47に向かって延びるブラケット68が固定さ
れ、これらのブラケット68には上下方向に延びる一対の
ガイドロッド69の上下端がそれぞれ固定されている。70
はガイドロッド69間において上下方向に延びるねじ軸で
あり、このねじ軸70の上下端部はそれぞれブラケット68
に回転可能に支持されている。71は前記スパウト47の両
側壁47eにそれぞれ固定された複数の可動ブロックであ
り、これらの可動ブロック71には前記ガイドロッド69が
摺動可能に挿入されるとともに、ねじ軸70がねじ込まれ
ている。
【0032】この結果、前記ねじ軸64が回転すると、可
動プレート65、スパウト47はガイドロッド63にガイドさ
れながら一体となって前後方向に移動する。前述した摺
接プレート58、ブラケット62、ガイドロッド63、ねじ軸
64は全体として、本体フレーム42と誘導排出手段45との
間に設けられ、該誘導排出手段45の前部、即ちスパウト
47を前後方向に移動させる前述の前後動手段57を構成す
る。また、前記ねじ軸70が回転すると、可動ブロック7
1、スパウト47はガイドロッド69にガイドされながら一
体となって上下方向に移動する。前述した可動プレート
65、ブラケット68、ガイドロッド69、ねじ軸70、可動ブ
ロック71は全体として、本体フレーム42と誘導排出手段
45との間に設けられ、該誘導排出手段45の前部、即ちス
パウト47を上下方向に移動させる上下動手段72を構成す
る。
【0033】そして、前述のように誘導排出手段45の前
部、即ちスパウト47はこれら前後動手段57、上下動手段
72を介して本体フレーム42に支持されるが、このスパウ
ト47は固定ピン60が支持プレート41、摺接プレート58の
双方に挿入されているときには、揺動が規制されて図2
に実線で示す所定の排出姿勢に保持される。一方、固定
ピン60が支持プレート41、摺接プレート58から抜き出さ
れると、スパウト47は下端部、即ち揺動ピン59を中心と
して前記排出姿勢と図2に仮想線で示す開放姿勢との間
を前後に揺動することができる。
【0034】図2、3において、75はスパウト47の上面
前端に固定され該スパウト47の幅とほぼ等長の上吸引ボ
ックスであり、この上吸引ボックス75は両端が閉止され
た四角パイプから構成されている。そして、この上吸引
ボックス75の前面、即ちインナーバッグ18の後面に対向
する面には複数の長円形をした貫通孔76が形成され、一
方、その後面には図示していない真空源に連結されてい
るホースが接続される接続口77が形成されている。
【0035】79はスパウト47の下面前端にブラケット80
を介して固定され前記上吸引ボックス75とほぼ等長の下
吸引ボックスであり、この下吸引ボックス79も両端が閉
止された四角パイプから構成されている。そして、この
下吸引ボックス79の前面にも上吸引ボックス75の貫通孔
76と同様の貫通孔81が形成され、一方、その後面には前
記真空源に連結されているホースが接続される接続口82
が形成されている。前述した上吸引ボックス75、下吸引
ボックス79は全体として、前記誘導排出手段45の流入口
48の周囲、ここでは上下にそれぞれ配置され、流出口55
から飛散した粉状体20を吸引する吸引手段83を構成す
る。
【0036】次に、この発明の一実施形態の作用につい
て説明する。まず、粉状体20が満杯に収納されているイ
ンナーバッグ18を積載したコンテナ14を荷台15に搭載し
た後、図1に仮想線で示すようにトレーラー13とトラク
ター11とをカプラー16により連結する。その後、トラク
ター11を走行させることでトレーラー13、コンテナ14を
目的地、ここでは受入れタンク23の近傍まで牽引輸送す
る。
【0037】次に、コンテナ14の後扉22を開放してイン
ナーバッグ18の後面を露出させた後、該インナーバッグ
18の後面下部に折り畳まれていた流出口55を後側に引き
出す。このとき、軟弱なインナーバッグ18内の粉状体20
は輸送時の振動によって隙間、特にコンテナ14の後扉22
との間の隙間を埋めるよう流動しているため、前記後扉
22の開放時にインナーバッグ18の後面下部は後方に向か
って膨んでいる。なお、インナーバッグ18の後面上部は
該コンテナ14の両側壁14bを橋渡している複数本の落下
防止バー86によってその膨らみがある範囲に抑えられて
いる。
【0038】ここで、前記インナーバッグ18の後面下部
の膨らみ量は、コンテナ14の後扉22の内面形状が製造会
社により種々に異なっている、例えば、内面形状が平坦
であったり、上下方向に延びる突条が複数本横方向に離
れて形成されていたり、あるいは、横方向に延びる突条
が複数本上下方向に離れて形成されているため、コンテ
ナ14毎に異なっているのが実状である。
【0039】次に、フォークリフト、移動ブロック等に
よって排出装置27を持ち上げながらコンテナ14の後側ま
で搬送し、垂直フレーム18をコンテナ14の後端に接触さ
せるとともに、排出装置27の係止片31をコンテナ14の後
端部上面に形成されたコーナースポット35の直上に位置
させる。その後、排出装置27を下降させると、係止片31
が前記コーナースポット35内に上方から挿入係止され
る。次に、移動機構37により係止片31をスライダー30と
共に後方に向かってコーナースポット35の後端に当接す
るまで移動させる。これにより、本体フレーム42の上端
部がコンテナ14に取り付けられる。
【0040】次に、係止部39をコンテナ14の下端部後面
に形成されたコーナースポット36に挿入した後、係止部
材38を 1/4回転させ、係止部39をコーナースポット36に
係止させる。これにより、本体フレーム42の下端部はコ
ンテナ14に取り付けられる。このようにして排出装置27
がコンテナ14にその後側から取り付けられる。次に、前
述のように引き出された流出口55をスパウト47の誘導通
路49内に押し込む。
【0041】ここで、前述したインナーバッグ18の後面
下部の後方への膨らみ量は、前述した理由からコンテナ
14毎に異なっているため、排出装置27のコンテナ14への
取り付け前に前後動手段57のねじ軸64を回転させ、誘導
排出手段45(スパウト47)の前端が、前記膨らみ量が最
大のときでも、インナーバッグ18に接触しない位置ま
で、スパウト47を後方に移動させておく。この結果、排
出装置27のコンテナ14への取り付け時に誘導排出手段45
(スパウト47)の前端がインナーバッグ18にぶつかって
傷付けるようなことはなくなり、粉状体20が周囲に撒き
散らされる事態を防止することができる。
【0042】次に、ねじ軸70を回転させ、スパウト47の
底壁47bがコンテナ14の床面14aとインナーバッグ18の
底面との間に位置するまで、スパウト47を上下方向に移
動させる。次に、ねじ軸64を回転することで、スパウト
47を、インナーバッグ18の流出口55が設けられている部
位における後方への膨らみ量に応じて、前方に移動さ
せ、該スパウト47の流入口48とインナーバッグ18の流出
口55とを適正位置関係に修正する。
【0043】このとき、スパウト47を前述のように高さ
調節しているので、該スパウト47の突出部47dはコンテ
ナ14の床面14aとインナーバッグ18の底面との間に侵入
し、この結果、誘導排出手段45の流入口48の下端、即ち
突出部47dがコンテナ14の後面に衝突していずれかが破
損したり、あるいは、前記下端(突出部47d)がインナ
ーバッグ18にぶつかって該インナーバッグ18を破損する
ような事態が防止される。
【0044】次に、ダクト52を引き伸ばしてその後端を
受入れタンク23の受入れ口53に接続するとともに、上、
下吸引ボックス75、79の接続口77、82にホースを接続
し、貫通孔76、81を通して外気の吸引を開始する。次
に、図6に示すインナーバッグ18の後面下部に形成され
た切れ目85を塞いでいる目張りテープ89を引き剥して切
れ目85を開くが、このときには、スパウト47の点検口51
を開放した後、前記目張りテープ89に一端が固着されて
いる剥がしロープ87を点検口51を通じて引っ張る。これ
により、目張りテープ89は作業者の手を汚すことなく、
遠隔操作によって確実にインナーバッグ18から引き剥が
される。
【0045】そして、前述のように切れ目85が開くと、
インナーバッグ18内の粉状体20は流出口55から流出する
が、このように流出した粉状体20は流入口48からスパウ
ト47の誘導通路49、ダクト52を通じて受入れタンク23に
誘導排出される。このとき、スパウト47の流入口48とイ
ンナーバッグ18の流出口55とは前述のように適正位置関
係に修正されているため、スパウト47の流入口48とイン
ナーバッグ18の流出口55との間隔が開き過ぎることはな
く、この結果、粉状体20が周囲に撒き散らされる事態が
防止される。
【0046】なお、前述のような粉状体20の誘導排出
時、スパウト47と流出口55との間から微量の粉状体20が
漏れ出て周囲に浮遊するが、このような粉状体20は上、
下吸引ボックス75、79の貫通孔76、81から外気と共に吸
引されて容易かつ確実に回収され、作業環境が良好とな
る。
【0047】次に、ダンプ機構24を揺動させてトレーラ
ー13の前端を持ち上げ、コンテナ14を前側が上昇するよ
う傾斜させる。これにより、インナーバッグ18の流出口
55から粉状体20が次々と流出するが、このように流出し
た粉状体20は前述と同様に誘導排出手段45を通じて受入
れタンク23に誘導排出される。
【0048】ここで、前述のようにコンテナ14を傾斜さ
せてもインナーバッグ18の後端下部のコーナーには略三
角錐状の粉状体20が残留してしまうため、インナーバッ
グ18の後端下部のコーナーに結合された引き上げロープ
88を引っ張って前記コーナーを持ち上げ、残留している
粉状体20の排出を図る。
【0049】このようにしてインナーバッグ18内から粉
状体20が全て誘導排出されると、ダンプ機構24を揺動さ
せ、トレーラー13、コンテナ14を図1に仮想線で示す初
期位置に復帰させる。このとき、スパウト47の内面には
若干の粉状体20が付着しているため、この粉状体20を取
り除く必要がある。この場合には、固定ピン60を引き抜
いた後、スパウト47をその下端部、即ち、揺動ピン59を
中心として図2に仮想線で示す開放姿勢まで揺動させ
る。この結果、スパウト47の流入口48が斜め上方を向
き、作業者はスパウト47の誘導通路49を容易に清掃する
ことができる。
【0050】なお、前述の実施形態においては、粉状体
20を誘導排出するとき、トラクター11に設置されたダン
プ機構24によってトレーラー13、コンテナ14のみを傾斜
させるようにしたが、この発明においては、コンテナを
輸送する輸送車両全体を傾斜させることで、コンテナを
傾斜させるようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、粉状体が周囲に撒き散らされる事態を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す一部が破断された
コンテナ近傍の側面図である。
【図2】排出装置近傍の一部破断側面図である。
【図3】一部が破断された図2のI−I矢視図である。
【図4】スパウトの一部破断斜視図である。
【図5】図3のII−II矢視断面図である。
【図6】インナーバッグの後部近傍の斜視図である。
【符号の説明】
14…コンテナ 14a…床面 18…インナーバッグ 20…粉状体 22…後扉 27…排出装置 42…本体フレーム 45…誘導排出手段 47…スパウト 48…流入口 49…誘導通路 52…ダクト 55…流出口 57…前後動手段 60…保持部材 72…上下動手段 83…吸引手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉状体が収納されている軟弱なインナーバ
    ッグを積載したコンテナの後扉を開放した後、排出装置
    を該コンテナの後側まで搬送する工程と、該排出装置の
    本体フレームをコンテナの後側から取り付ける工程と、
    本体フレームに前部が支持された排出装置の誘導排出手
    段を、インナーバッグの流出口が設けられている部位に
    おける後方への膨らみ量に応じて、前方に移動させ、該
    誘導排出手段の流入口とインナーバッグの流出口とを適
    正位置関係に修正する工程と、コンテナを前側が上昇す
    るよう傾斜させることにより、インナーバッグの流出口
    から流出した粉状体を誘導排出手段を通じて誘導排出す
    る工程とを備えたことを特徴とするコンテナからの粉状
    体排出方法。
  2. 【請求項2】後扉が開放したコンテナを前側が上昇する
    よう傾斜させることにより、該コンテナに積載されたイ
    ンナーバッグ内から流出口を通じて流出した粉状体を誘
    導排出するコンテナからの粉状体排出装置であって、コ
    ンテナの後端に後側から着脱可能に取り付けられる本体
    フレームと、該本体フレームに前部が支持され、インナ
    ーバッグの流出口から流出した粉状体を流入口から受け
    入れて誘導排出する誘導排出手段と、前記本体フレーム
    と誘導排出手段との間に設けられ、誘導排出手段の前部
    を前後方向に移動させる前後動手段とを備え、粉状体の
    誘導排出に先立ち、インナーバッグの流出口が設けられ
    ている部位における後方への膨らみ量に応じて、前後動
    手段により誘導排出手段の前部を前方に移動させること
    により、誘導排出手段の流入口とインナーバッグの流出
    口とを適正位置関係に修正するようにしたことを特徴と
    するコンテナからの粉状体排出装置。
  3. 【請求項3】前記本体フレームと誘導排出手段との間
    に、誘導排出手段の前部を上下方向に移動させる上下動
    手段をさらに設け、誘導排出手段の流入口の下端をコン
    テナの床面とインナーバッグとの間に位置させるように
    した請求項2記載のコンテナからの粉状体排出装置。
  4. 【請求項4】前記誘導排出手段を、前記流入口が前端に
    設けられ、後方に向かうに従い断面積が狭くなる誘導通
    路が内部に形成されたスパウトと、該スパウトの後端に
    連結された蛇腹式のダクトとから構成した請求項2また
    は3記載のコンテナからの粉状体排出装置。
  5. 【請求項5】前記スパウトを下端部を中心として前後に
    揺動できるよう本体フレームに支持させるとともに、粉
    状体の誘導排出時に該スパウトの揺動を規制する保持部
    材をさらに設けた請求項4記載のコンテナからの粉状体
    排出装置。
  6. 【請求項6】前記誘導排出手段の流入口の周囲に、飛散
    した粉状体を吸引する吸引手段をさらに設けた請求項2
    〜5のいずれかに記載のコンテナからの粉状体排出装
    置。
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