JP3814375B2 - 貨物投入方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、貨物投入方法に関し、詳しくは、箱状のコンテナ本体に内蔵された袋体内にバルク荷や粉粒体等の貨物を充填するための貨物投入方法に関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、貨物を効率よく輸送するために略直方体の箱状のコンテナが用いられている。このコンテナを用いて樹脂ペレットや飼料等の貨物を輸送する場合には、一般に、コンテナ内に略直方体形状の袋体を収納し、この袋体に貨物を充填して輸送している。
この場合、袋体にできる限り多くの貨物を投入するために、袋体に設けた充填口をコンテナのドアから引き出して、この充填口から投入ホースを袋体の最奥部まで挿入し、この投入ホースを順次充填口側に引き寄せながら貨物を充填する方法が用いられていた(特開昭63−294387号公報)。この袋体には、充填口とは別に空気排出口が設けられ、貨物の充填により袋体内から押し出された空気をこの空気排出口から排出するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この方法では、貨物の充填状態を確認しながら投入ホースを引き寄せなければならないため、貨物の投入に熟練を要するうえに手間がかかっていた。
一方、貨物の充填によって袋体内から押し出された空気は空気排出口から屋外に排出されるので、排気に含まれる貨物を回収することができず、コンテナ周囲が汚染されるという問題があった。
また、空気排出口を介して袋体内が屋外に開放されるので、袋体内に不純物が混入して貨物が汚染されるおそれがあった。
【0004】
本発明の目的は、コンテナに内蔵された袋体に貨物を簡単に投入できる貨物投入方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、箱状のコンテナ本体に内蔵された略直方体形状の袋体内に貨物を充填するための貨物投入方法であって、前記袋体は、一方の長手方向端面の上部に前記コンテナ本体の外部に引き出された充填口を備え、この充填口から前記貨物を前記袋体の他方の長手方向端面に向けてその長手方向端面に直接衝突しない圧送速度で圧送を開始し、前記袋体の他方の長手方向端面が前記貨物により覆われた後、前記貨物の圧送速度を圧送開始時よりも高速にすることを特徴とする。
ここで、貨物は、樹脂ペレット等のバルク荷、穀物や飼料等の粉粒体を含み、定形性を備えていない貨物全般を含む。
また、貨物の袋体内への圧送は、各種ガス、例えば、空気、窒素等により行うことができる。
【0006】
本発明では、貨物を袋体内へ圧送するので、圧送速度や圧送圧力を変えるだけで、袋体内における貨物の移動距離、つまり貨物の投入位置を調節できるようになる。従って、貨物の充填状態に応じて圧送速度を調節して貨物の投入位置を調節すれば、袋体内に平均的に貨物を堆積させることができるので、袋体内の空間を無駄にすることなく貨物を簡単に充填できる。
【0007】
この場合、袋体の頂面は、その頂面のレベルまで貨物が堆積するまで、つまり貨物によって覆われるまで露出したままにされるので、この頂面に向けて貨物を圧送すると、長期にわたって貨物が頂面に直接衝突するようになり、この衝撃によって袋体が伸びたり破損したりするおそれが生じる。このような貨物の衝撃による袋体の破損を防止するためには、前述した貨物は袋体の頂面を除く面に向けて圧送することが望ましい。
【0008】
さらには、貨物を袋体の他方の長手方向端面に向けてその長手方向端面に直接衝突しない圧送速度で圧送を開始し、袋体の他方の長手方向端面が貨物により覆われた後、貨物の圧送速度を圧送開始時よりも高速にすることが好ましい。
このようにすると、圧送開始時には貨物が袋体の長手方向端面に直接衝突することがないうえに、圧送速度を高速にしてからは、貨物は袋体内に堆積した貨物に衝突するので、圧送による衝撃が直接袋体に加わることがないから袋体の破損や伸びを確実に防止できる。
また、圧送速度を高速にすることによって充填速度を速くできるから、貨物の投入にかかる時間を短縮できる。
【0012】
本発明においては、投入ノズルが内管および外管からなる二重管構造を有し、袋体内の空気を外管および内管の間から回収するように構成すれば、内管を通じて袋体内に貨物を投入すると、この貨物の投入により袋体内から押し出された空気やこの押し出された空気中に含まれる貨物が、外管および内管の間の空間を通じて回収されるようになるから、排気によるコンテナ本体の周囲の汚染を確実に防止できる。
また、外管は袋体に密着して接続されているため、袋体内部と外部とが確実に遮断されるから、外部の不純物が貨物に混入するのを確実に防止できるうえに、排気を漏れなく回収できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
〔第一実施形態〕
以下、本発明の第一実施形態を図面に基づいて説明する。図1および図2には、本実施形態の輸送コンテナ1が示されている。輸送コンテナ1は、炭素鋼からなる略直方体形状の箱形のコンテナ本体10と、このコンテナ本体10の一方の長手方向端面の上部に設けられた貨物投入口11と、コンテナ本体10の一方の長手方向端面の下部に設けられた貨物排出口12と、コンテナ本体10の長手方向に沿った側面に設けられた一対の積み卸し口13,14と、コンテナ本体10に着脱自在に内蔵された袋体15(図1では図示省略)とを備えている。
本実施形態のコンテナ本体10は、例えば、20ft海上コンテナを改造することにより形成でき、これによると、20ft海上コンテナの規格を満足できるので、20ft海上コンテナ標準品と同様の取扱いが可能になり、海上輸送および陸上輸送の両方に用いることができる。
【0014】
貨物投入口11および貨物排出口12にはそれぞれ扉21,22が取り付けられ、これらの扉21,22を回動させることにより、貨物投入口11および貨物排出口12を開閉できるようになっている。
この貨物投入口11の頂面11Aは、コンテナ本体10の天井面10Aと面一になるように形成され、貨物排出口12の底面12Bは、コンテナ本体10の底面10Bと面一に形成されている。
積み卸し口13,14はコンテナ本体10の側面の略全面に亘って形成され、これらの積み卸し口13,14を開閉するために、各一組の観音開き式の扉23,24,25,26が取り付けられている。これらの扉23〜26にはそれぞれ扉23〜26の回動を規制するためのかんぬき27が着脱自在に装着され、閉塞状態を維持できるようになっている。
【0015】
図3に示すように、コンテナ本体10の貨物排出口12側の下角隅部10C,10Dにはそれぞれスペーサ30が設置され、このスペーサ30によって各下角隅部10C,10Dが内側から覆われている。
スペーサ30は、図4にも示すように、三角形板状に形成され、その各辺縁31,32,33がそれぞれコンテナ本体10の底面10B、一方の長手方向端面10Eおよび側面10Fに接するように傾斜配置されている。コンテナ本体10の底面10Bに接する底面側辺縁31およびコンテナ本体10の一方の長手方向端面10Eに接する端面側辺縁32からなる角部34は、貨物排出口12の開口端に接続されている。具体的には、スペーサ30は、その角部34が貨物排出口12の底面12B側の角隅部に当接するように設置されている。
【0016】
スペーサ30の端面側辺縁32は丁番35を介してコンテナ本体10の長手方向端面10Eに固定され、スペーサ30を、端面側辺縁32を軸にしてその表面がコンテナ本体10の長手方向端面10Eに当接するまで回動させることで折り畳めるようになっている。
また、スペーサ30の各辺縁31,32,33にはアール加工が施され、袋体15を破損しないようになっている。
【0017】
図2および図3に戻って、このようなコンテナ本体10の内部には、前述した袋体15を係止するための複数のフック28が取り付けられている。これらのフック28は、コンテナ本体10の各上角隅部と、コンテナ本体10の貨物排出口12とは反対側の二つの下角隅部と、これらの下角隅部の間の隅部と、コンテナ本体10の底面10Bのスペーサ30近傍(図4参照)と、貨物投入口11の頂面11Aと、貨物排出口12の各角隅部とに取り付けられ、これらのフック28に袋体15の各部を係止することにより、袋体15のずれを防止できるようになっている。
【0018】
袋体15は、図5に示すように、樹脂ペレット等のバルク荷、穀粉や飼料等の粉粒体を充填するためのものであり、ポリエチレン等の樹脂を筒状に成形して両端部をそれぞれ接着等により塞いだ構造を備えている。なお、袋体15は布により形成してもよい。
この袋体15は、コンテナ本体10の内面に沿う略直方体形状に形成され、貨物投入口11に接続される充填口16と、貨物排出口12に接続される吐出口17とを有して構成されている。
【0019】
充填口16は、袋体15の一方の長手方向端面の上部に突設された円筒状の充填部18からなり、この充填部18はコンテナ本体10の貨物投入口11に挿通される。充填部18の中間部分には充填口16を開閉するための開閉紐41が取り付けられている。
吐出口17は、袋体15の一方の長手方向端面の下部に突設されて貨物排出口12に挿通される吐出部19からなる。この吐出部19は断面半円形の筒状に形成され、面状に形成された吐出部19の底部、つまり吐出口17の底面17Bが袋体15の底面15Bと面一になるように取り付けられている。吐出部19の中間部分には、吐出口17を開閉するための開閉紐42が取り付けられている。
【0020】
袋体15の一方の長手方向端面には、吐出部19を囲むように補強シート43が取り付けられ、袋体15の他方の長手方向端面には、袋体15の下角隅部を含む隅部に跨る補強シート44および帯状の補強材45が外側から取り付けられている。また、袋体15のスペーサ30の底面側辺縁31が当接される部分にも帯状の補強材46が取り付けられている。これらの補強シート43,44および補強材45,46により、貨物の荷重による袋体15の伸びや破損を防止できるようになっている。
【0021】
このような袋体15の外表面には、コンテナ本体10内部のフック28に対応した位置に係止ロープ47が取り付けられている。この係止ロープ47をフック28に係止して袋体15の各部をコンテナ本体10内の各部に固定することにより、袋体15を正しい姿勢で保持できるようになっている。
【0022】
このような輸送コンテナ1の袋体15内にバルク荷等の貨物を充填する際には、図6に示すような貨物投入装置2を用いる。この貨物投入装置2は、袋体15の充填部18に接続される二重管構造の投入ノズル3を有して構成されている。投入ノズル3は、一端が充填口16から袋体15内に挿入される内管51と、この内管51に外挿された外管52とを備えている。
内管51は、内部に貨物を流通させて袋体15内に送り込むためのものであり、その他端はロータリーバルブ(図示省略)を介して貨物を入れたサイロやホッパー等(図示省略)に接続されている。これにより、貨物をサイロ等から内管51を通じて袋体15内まで空気輸送できるようになっている。
【0023】
外管52は、内管51の袋体15側(一端側)の端部に、内管51の一端が外管52から突出するように外挿されている。この外管52の袋体15側の端部は、外管52内部と袋体15内とが連通するように充填口16に密着して挿入されている。一方、外管52の袋体15側とは反対側の端面は内管51を除いた部分が塞がれ、これにより外管52と内管51との間の空間は外部と遮断されている。
この外管52には排気管53が接続され、袋体15内の空気を外管52と内管51との間の空間を通じて排気管53から回収できるようになっている。
また、外管52は、図7にも示すように、楕円形の断面形状を備え、これにより、外管52の内部空間を十分に確保しつつ、断面形状円形にした場合よりも袋体15への充填量を多くすることができる。つまり、投入ノズル3を用いて貨物を充填した場合、貨物は外管52の下端の高さレベルまでしか充填できないから、外筒52を楕円筒状に形成して外筒52の下端の高さレベルを高くすることで袋体15への充填量を多くできる。
【0024】
このように構成された本実施形態においては、次のような手順で各種貨物の積み卸しを行う。
バルク荷等の貨物を輸送コンテナ1に積み込む場合、予め袋体15をコンテナ本体10内に取り付けておく。すなわち、積み卸し口13,14の扉23〜26を開放した状態で、コンテナ本体10のスペーサ30を回動させて各辺縁31,33をコンテナ本体10の底面10Bおよび側面10Fに当接させ、コンテナ本体10の下角隅部10C,10Dを覆う。このコンテナ本体10内に袋体15を搬入し、その係止ロープ47をそれぞれコンテナ本体10の各フック28に係止し、袋体15の吐出部19側の下角隅部をスペーサ30の表面に沿わせる。
【0025】
また、吐出部19の開閉紐42を締め付けて吐出口17を閉塞しておき、充填部18を貨物投入口11に挿通してその開閉紐41を解いて充填口16を開放しておく。
そして、図8に示すように、貨物投入装置2の投入ノズル3を袋体15の充填口16に挿入してその外管52の外表面を充填部18に密着させて固定する。この際、内管51の一端の開口が袋体15の他方の長手方向端面に向くように投入ノズル3を固定する。
【0026】
次いで、貨物排出口12の扉22および積み卸し口13,14の扉23〜26を閉じた状態で、貨物投入装置2により貨物を充填口16から注入する。
すなわち、貨物投入装置2のロータリーバルブ(図示省略)を運転させて貨物を空気によって圧送する。これにより、サイロ等の貨物は、内管51を介して充填口16から袋体15内へ空気輸送される。すると、内管51の開口は袋体15の他方の長手方向端面に向いているため、貨物は袋体15の他方の長手方向端面に向けて圧送される。
この際、貨物の圧送は、貨物が袋体15の他方の長手方向端面に直接衝突しない圧送速度で開始し、袋体15の他方の長手方向端面が貨物により覆われてから圧送開始時よりも高速にする。
また、貨物を袋体15内に空気輸送すると、袋体15内の空気が一部の貨物とともに押し出され、外管52および内管51の間を通じて排気管53に導入されて回収される。
【0027】
圧送の際には、前述した圧送速度の調節に加えて、貨物が袋体15内に平均的に堆積するように圧送速度を変える。すなわち、圧送速度を上げると貨物は袋体15内の奥の部分、つまり他方の長手方向端面側の部分に堆積するようになり、圧送速度を下げると、貨物は袋体15内の手前側の部分、つまり一方の長手方向端面側の部分(充填口16側の部分)に堆積するようになる。
この貨物の圧送速度はロータリーバルブのロータの回転速度等を変えることにより調節できる。
【0028】
例えば、貨物として、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等の樹脂ペレット(直径および長さ数mmの円柱形状,密度約1g/cm3 )を充填する場合、樹脂ペレットの飛距離と空送空気の流速(圧送速度)とは、図9に示すように、比例する。従って、コンテナ本体10を前述した20ftコンテナを用いて構成した場合には、コンテナ本体10の長手方向寸法が約6mになるので、空送空気の流速を25m/秒程度とすることで、樹脂ペレットの飛距離は6m前後になり、樹脂ペレットを効率よく充填できる。このとき、排気空気の流速は、6m/秒程度になる。
なお、貨物を圧送する前に、投入ノズル3の内管51や外管52を通じて袋体15内に空気を注入して袋体15を膨らませておいてもよい。
【0029】
このようにして貨物を袋体15の上部まで、具体的には、貨物を投入ノズル3と略同高さレベルまで充填したら、充填部18の開閉紐41を締めて充填口16を閉塞し、充填部18を貨物投入口11からコンテナ本体10内に押し込んで、貨物投入口11の扉21を閉める。
【0030】
また、貨物を輸送コンテナ1から卸す場合、図10に示すように、貨物排出口12の扉22を開けて吐出部19を貨物排出口12から引き出し、開閉紐42を弛めて吐出口17から袋体10内の貨物を排出する。この際、コンテナ本体10の貨物排出口12側とは反対側をジャッキ等の加力手段39により持ち上げて、コンテナ本体10を貨物排出口12が下方になるように傾けた状態で貨物を排出する。すると、吐出口17の底面は袋体15の底面15Bと面一であるため、その境界部分に貨物が溜まることなく排出される。また、袋体15の吐出口17側の下角隅部はスペーサ30に沿わされているので、貨物はスペーサ30の表面に沿って吐出口17に導かれ、その下角隅部に滞留することなく排出される。さらに、袋体15は、係止ロープ47を介してコンテナ本体10の各部に固定されているため、コンテナ本体10を傾けても袋体15はそのままの姿勢でコンテナ本体10からずれることなく保持される。このため、袋体15にはほとんど皺が発生しないから、皺による貨物の滞留を防止できる。
【0031】
一方、各種荷姿のバラ荷等の定形性を有する貨物を輸送コンテナ1に積み卸しする場合には、スペーサ30を回動させてその表面がコンテナ本体10の底面10Bに沿うように倒しておく。
バラ荷等の貨物の積み卸しはコンテナ本体10の積み卸し口13,14から行う。この際、貨物のコンテナ本体10内における配置に応じて積み卸し口13,14を選択して貨物の搬入および搬出を行う。また、コンテナ本体10の下角隅部やスペーサ30上にも貨物を配置してコンテナ本体10内の空間を有効に利用する。なお、定形性を有する貨物の積み卸しにはフォークリフトを用いてもよい。
【0032】
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
すなわち、貨物を空気によって袋体15内へ圧送するので、圧送速度を変えるだけで、袋体15内における貨物の移動距離、つまり貨物の投入位置を調節できるようになる。従って、貨物の充填状態に応じて圧送速度を調節して貨物の投入位置を調節すれば、袋体15内に平均的に貨物を堆積させることができるので、袋体15内の空間を無駄にすることなく貨物を簡単に充填できる。
【0033】
また、貨物を袋体15の他方の長手方向端面に向けて圧送するため、袋体15のうち、貨物によって覆われにくい頂面に圧送された貨物が直接衝突することがなくなるから、袋体15の伸びや破損を防止できる。
【0034】
さらに、貨物を袋体15の他方の長手方向端面に直接衝突しない圧送速度で圧送を開始し、袋体15の他方の長手方向端面が貨物により覆われた後、貨物の圧送速度を圧送開始時よりも高速にするため、圧送開始時には貨物が袋体15の長手方向端面に直接衝突することがないうえに、圧送速度を高速にしてからは、貨物は袋体15内に堆積した貨物に衝突するので、圧送による衝撃が直接袋体15に加わることがないから袋体15の破損や伸びを確実に防止できる。
また、圧送速度を高速にすることによって充填速度を速くできるから、貨物の投入にかかる時間を短縮できる。
【0035】
そして、貨物投入装置2の投入ノズル3は内管51および外管52からなる二重管構造を有し、袋体15内の空気を外管52および内管51の間から回収するように構成されているので、貨物の投入により袋体15内から押し出された空気およびこの空気中に含まれる貨物を外管52および内管51の間の空間を通じて回収できるから、排気による輸送コンテナ1の周囲の汚染を確実に防止できる。また、外管52は袋体15に密着して接続されているため、袋体15内部と外部とが確実に遮断されるから、外部の不純物が貨物に混入するのを確実に防止できるうえに、排気を漏れなく確実に回収できる。
【0036】
そして、コンテナ本体10の長手方向端面の上部に貨物投入口11が設けられているので、この貨物投入口11から貨物を投入することで、積み卸し口13,14を閉塞したままの状態でコンテナ本体10の上部まで貨物を充填できる。また、コンテナ本体10の長手方向端面の下部に貨物排出口12が設けられているので、この貨物排出口12から貨物を排出することで、積み卸し口13,14を閉塞したままコンテナ本体10内部の貨物を排出できる。このように積み卸し口13,14を閉塞した状態で貨物の投入および排出を行えるため、投入および排出の際に積み卸し口13,14から荷崩れが生じることがなくなる。従って、荷崩れを防止するための緊結手段等を省略できるから、輸送コンテナ1の構造を簡略化できる。
【0037】
また、コンテナ本体10の側面に積み卸し口13,14が設けられているので、この積み卸し口13,14からバラ荷等の定形性を有する貨物を積み卸しできるから、定形性を有する貨物を積載するコンテナに兼用できる。
さらに、積み卸し口13,14はコンテナ本体10の長手方向に沿った側面に設けられているので、貨物の積み卸しにあたっても、貨物を積み卸し口13,14からコンテナ本体10内の所定位置まで移動させる際の貨物の移動距離を短くできるから、コンテナ本体10内の如何なる部分に対しても貨物を容易に積み卸しできる。
【0038】
さらに、積み卸し口13,14はコンテナ本体10の側面の略全面に設けられているため、貨物のコンテナ本体10内での移動距離をより短くできるので、貨物の積み卸し作業を一層容易化できる。
また、二つの積み卸し口13,14をコンテナ本体10の側面の略全面に設け、各積み卸し口13,14を大きく形成したので、形状の複雑な貨物や大型の貨物でも簡単に積み卸しできるうえに、フォークリフトによる荷役を容易に行うことができる。
【0039】
そして、貨物排出口12の底面12Bをコンテナ本体10の底面10Bと面一にして段差が生じないようにしたので、コンテナ本体10を傾けて貨物を排出する場合に、コンテナ本体10の底面10B上に堆積した貨物を貨物排出口12から効率よく円滑に排出できるうえに、貨物排出口12の底面12Bとコンテナ本体10の底面10Bとの境界部分等に貨物が溜まることがないからコンテナ本体10内部に残留する貨物を少なくできる。
また、コンテナ本体10の貨物排出口12側の下角隅部10C,10Dにはスペーサ30が設置されているので、これらの下角隅部10C,10Dはスペーサ30によって覆われるようになる。従って、排出時に貨物がそれらの下角隅部10C,10Dに溜まることなく貨物排出口12から確実に排出されるから、コンテナ本体10内に残留する貨物の量を低減できる。
【0040】
さらに、スペーサ30を三角形板状に形成したため、ブロック状にした場合よりも少ない材料で簡単にスペーサ30を形成できる。
そして、スペーサ30の底面側辺縁31および端面側辺縁32からなる角部34は貨物排出口12の開口端に接続されているため、コンテナ本体10を傾けたときに、コンテナ本体10の底面10Bにおいてスペーサ30の角部34と貨物排出口12との間に段差が生じることがなくなるから、貨物の滞留を防止できる。従って、コンテナ本体10の底面10B上の貨物をスペーサ30の表面に沿って貨物排出口12まで確実に導くことができるため、貨物の残留を一層低減できる。
【0041】
そして、スペーサ30は、コンテナ本体10の長手方向端面10Eに接する端面側辺縁32を軸に回動可能に設けられているので、折り畳むことができるから、定形性を有する貨物を積む場合等にスペーサ30を折り畳むようにすれば、コンテナ本体10内のスペースをスペーサ30を設置した下角隅部まで有効利用できる。
また、スペーサ30を折り畳んだときに、コンテナ本体10の底面10Eに段差が形成されないので、貨物を確実かつ円滑に排出できる。
【0042】
さらに、コンテナ本体10内に袋体15を収納したので、貨物によるコンテナ本体10内部の汚染を防止できるので、コンテナ本体10の洗浄の手間を簡略化できる。また、種類の異なる貨物を充填する場合には袋体15を取り替えるだけでよいから、貨物の切り替えを簡単かつ低コストに行える。
さらに、袋体15は貨物投入口11および貨物排出口12にそれぞれ接続される充填口16および吐出口17を有するので、貨物投入口11からの貨物の投入および貨物排出口12からの貨物の排出を円滑に行える。
【0043】
そして、吐出口17の底面17Bは袋体15の底面15Bと面一に形成されているので、コンテナ本体10を傾けて貨物を排出するときに、袋体15の底面15B上に堆積した貨物を吐出口17から効率よく排出できるうえに、吐出口17の底面17Bと袋体15の底面15Bとの境界部分に貨物が溜まることがないから袋体15内部に残留する貨物の量を低減できる。
【0044】
〔第二実施形態〕
本実施形態の輸送コンテナおよび貨物投入装置は、前記第一実施形態の輸送コンテナおよび貨物投入装置と略同様な構成を備え、貨物の投入方法が異なるのみであるので、同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略し、以下には異なる部分のみを詳述する。
バルク荷等の貨物を輸送コンテナ1に積み込む場合、図11に示すように、前記第一実施形態と同様にして予め袋体15をコンテナ本体10内に取り付けておく。
【0045】
そして、輸送コンテナ1を、図12に示すように、貨物の入ったサイロ61の下方に配置し、図11にも示すように、コンテナ本体10の充填口16側の長手方向端部が上方になるようにコンテナ本体10を傾ける。この際、コンテナ本体10は、その充填口16側の端部をジャッキ等によって持ち上げることにより傾けてもよく、或いは、充填口16側の端部をクレーン等によって吊り上げて傾けてもよい。このようにコンテナ本体10を傾けても、袋体15は、係止ロープ47(図5参照)を介して各部でコンテナ本体10のフック28(図3参照)に固定されているので、ほとんどずれることはない。
この後、投入ノズル3を袋体15の充填口16に挿入し、内管51の一端の開口が袋体15の他方の長手方向端面の下端、つまり下隅部に向くように投入ノズル3を固定する。
【0046】
そして、この内管51の他端とサイロ61とを、輸送管62等を介して連結する。
この輸送管62の中間部分には、輸送管62を流通する貨物の流量を一定に維持するための定量バルブ63が設けられ、充填する貨物の量をバルブ63を開放する時間で制御できるようになっている。本実施形態では、予め、定量バルブ63により制御される貨物の流量と、袋体15に充填する貨物の量とから、定量バルブ63を開放する時間を求めておく。
【0047】
次いで、投入ノズル3の内管51或いは外管52を通じて袋体15内に空気を注入して膨らませる。この空気の吹き込み速度は、袋体15の膨らましが1分〜5分で完了するように設定する。
続いて、定量バルブ63を開き、サイロ61に入った貨物を、輸送管62および内管51を通じて充填口16から袋体15内に、一定の流量で注入する。本実施形態では、前記第一実施形態のロータリーバルブ(図示省略)を用いないで、貨物を自然落下により袋体15内に充填する。すると、貨物は、最下部となる袋体15の他方の長手方向端面側の下隅部から順に堆積し、最上部となる充填口16近傍まで均一に充填される。
【0048】
バルブ63の開放時間が予め求めておいた所定の時間に達し、貨物が袋体15の最上部となる充填口16の手前まで充填されたら、定量バルブ63を閉状態とし、輸送管62を閉塞して貨物の充填を終了する。
次いで、充填口16から投入ノズル3を取り外し、充填部18の開閉紐41(図5参照)を締めて充填口16を閉塞し、充填部18を貨物投入口11からコンテナ本体10内に押し込んで、貨物投入口11の扉21を閉める。
そして、コンテナ本体10を元の水平な状態に戻し、そのまま輸送或いは保管する。
【0049】
このような本実施形態によれば、前記第一実施形態と同様な作用、効果を奏することができる他、以下のような効果がある。
すなわち、コンテナ本体10をその充填口16側の長手方向端部が上方になるように傾けるので、コンテナ本体10を傾けた状態においては、充填口16がコンテナ本体10の最上部、つまり袋体15の最上部に位置するようになる。従って、充填口16から貨物を注入すると、貨物は、袋体の最下部となる他方の長手方向端部から順に袋体の最上部となる充填口に向かって充填されるので、袋体15内に平均的に貨物を堆積させることができるから、袋体15内の空間を無駄にすることなく貨物を効率よく簡単に充填できる。
また、サイロ61および投入ノズル3の間に定量バルブ63を設け、貨物の注入量を時間で制御するようにしたので、貨物の充填量を容易かつ正確に制御できる。
【0050】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形なども本発明に含まれる。
すなわち、貨物の充填による袋体の破損を防止するために、コンテナ本体の内面に緩衝用パッドを取り付けてもよく、或いは、袋体を二重構造にしてもよい。また、輸送コンテナを傾斜させて貨物を投入する場合には、コンテナ本体の他方の長手方向端面が底部になるため、この部分を厚板化して補強してもよい。
【0051】
そして、前記各実施形態では、吐出口17の底面17Bを平坦にするために吐出部19を半円形断面の筒状に形成したが、例えば、矩形等の多角形断面の筒状に形成してもよく、その形状はとくに限定されない。しかし、貨物を円滑に排出するためには、吐出口の底面が袋体の底面と面一になるように面状に形成されていることが好ましく、吐出口の底面の幅は広い方が好ましい。
【0052】
前記各実施形態では、スペーサ30を三角形の板状に形成したが、これに限定されず、例えば、コンテナ本体の下角隅部に対応した三角錐ブロック状に形成してもよい。
また、スペーサ30の角部34は貨物排出口12の開口端に接続されていたが、スペーサの角部は貨物排出口の開口端に達していなくてもよい。
さらに、スペーサはコンテナ本体に対して着脱自在に設置してもよい。
【0053】
前記第二実施形態では、輸送管62に定量バルブ63を設けて貨物の充填量を制御するようにしたが、貨物の充填量を制御する構成は、定量バルブ63を用いた構成に限定されない。
例えば、図13に示すように、輸送管62に開閉手段71およびこの開閉手段71の開閉操作を行う油圧シリンダ等のアクチュエータ72を設けるとともに、輸送コンテナ1の重量を計測するための計量計73を設置し、計量計73の重量センサ73Aとアクチュエータ72とを接続して、輸送コンテナ1の重量に応じて開閉手段71を開閉するようにしてもよい。この場合、重量センサ73Aの測定値が、輸送コンテナ1単独の重量に対して充填する貨物の重量を加えた値になると、アクチュエータ72が作動し、開閉手段71により輸送管62が閉塞される。
【0054】
或いは、図14に示すように、サイロ61の内部の貨物の重量を測定するための計量計74を設置し、その重量センサ74Aとアクチュエータ72とを接続して、サイロ61の貨物の重量に応じて開閉手段71を開閉するようにしてもよい。この場合、重量センサ74Aの測定値が、貨物の充填を開始してから、充填する貨物の重量分減少すると、重量センサ74Aからの信号によってアクチュエータ72が作動し、開閉手段71によって輸送管62が閉塞される。
【0055】
さらには、図15に示すように、袋体15内の貨物の上面の高さレベルを測定するレベル計75を設置し、このレベル計75とアクチュエータ72とを接続して、堆積した貨物の高さレベルに応じて開閉手段71を開閉するようにしてもよい。この場合、所定の高さレベルまで貨物が充填されると、レベル計75からの信号によりアクチュエータ72が作動して、開閉手段71が閉状態とされて輸送管62が閉塞される。
【0056】
また、図16に示すように、アクチュエータ72を自動的に制御する機構は省略してもよく、貨物の充填状態を観察してアクチュエータ72を作動させることで、開閉手段71により輸送管62を閉塞するようにしてもよい。
【0057】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明によれば、貨物を空気によって袋体内へ圧送するので、圧送速度を変えるだけで、袋体内における貨物の移動距離、つまり貨物の投入位置を調節できるようになる。従って、貨物の充填状態に応じて圧送速度を調節して貨物の投入位置を調節すれば、袋体内に平均的に貨物を堆積させることができるので、袋体内の空間を無駄にすることなく貨物を簡単に充填できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態を示す斜視図。
【図2】前記第一実施形態の輸送コンテナを示す断面図。
【図3】前記第一実施形態のコンテナ本体を示す斜視図。
【図4】前記第一実施形態のスペーサを示す図。
【図5】前記第一実施形態の袋体を示す斜視図。
【図6】前記第一実施形態の投入ノズルを輸送コンテナに装着した状態を示す斜視図。
【図7】前記第一実施形態の投入ノズルを示す断面図。
【図8】前記第一実施形態の輸送コンテナに貨物を投入する状態を示す断面図。
【図9】前記第一実施形態の樹脂ペレットの飛距離と空送空気の流速との関係を示すグラフ。
【図10】前記第一実施形態の輸送コンテナから貨物を排出する状態を示す斜視図。
【図11】本発明の第二実施形態の輸送コンテナに貨物を充填する状態を示す断面図。
【図12】前記第二実施形態の輸送コンテナに貨物を充填する状態を示す模式図。
【図13】本発明の輸送コンテナに貨物を充填する他の状態を示す模式図。
【図14】本発明の輸送コンテナに貨物を充填するさらに他の状態を示す模式図。
【図15】本発明の輸送コンテナに貨物を充填する別の状態を示す模式図。
【図16】本発明の輸送コンテナに貨物を充填するさらに別の状態を示す模式図。
【符号の説明】
1 輸送コンテナ
2 貨物投入装置
3 投入ノズル
10 コンテナ本体
11 貨物投入口
12 貨物排出口
13,14 積み卸し口
15 袋体
16 充填口
17 吐出口
30 スペーサ
51 内管
52 外管

Claims (2)

  1. 箱状のコンテナ本体に内蔵された略直方体形状の袋体内に貨物を充填するための貨物投入方法であって、
    前記袋体は、一方の長手方向端面の上部に前記コンテナ本体の外部に引き出された充填口を備え、
    この充填口から前記貨物を前記袋体の他方の長手方向端面に向けてその長手方向端面に直接衝突しない圧送速度で圧送を開始し、
    前記袋体の他方の長手方向端面が前記貨物により覆われた後、前記貨物の圧送速度を圧送開始時よりも高速にすることを特徴とする貨物投入方法。
  2. 請求項1に記載の貨物投入方法において、
    前記袋体に接続される投入ノズルを備え、
    この投入ノズルは、一端が前記袋体内に挿入されかつ前記貨物を前記袋体内に送り込む内管と、この内管に外挿されかつ前記袋体に密着して接続される外管とを備え、
    これらの外管および内管の間から前記袋体内の空気を回収可能に構成されていることを特徴とする貨物投入方法。
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