JPS6315229Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6315229Y2
JPS6315229Y2 JP17369382U JP17369382U JPS6315229Y2 JP S6315229 Y2 JPS6315229 Y2 JP S6315229Y2 JP 17369382 U JP17369382 U JP 17369382U JP 17369382 U JP17369382 U JP 17369382U JP S6315229 Y2 JPS6315229 Y2 JP S6315229Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
chamber
suction pipe
valve body
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17369382U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5978324U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17369382U priority Critical patent/JPS5978324U/ja
Publication of JPS5978324U publication Critical patent/JPS5978324U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6315229Y2 publication Critical patent/JPS6315229Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、吸引式空気輸送装置の切換弁に関
する。
プラスチツクの成型用押出機の原料ホツパにプ
ラスチツクの粒状材料を一定量ずつ供給するため
に吸引式空気輸送装置が使用されている。このよ
うな装置の一例を簡単に説明すると、上記原料ホ
ツパの上方に上記の粒状材料を一時的に貯留する
ためのチヤンバを設置し、このチヤンバの上部を
上下に仕切るスクリンの上方に排気管を、また下
方に材料吸入管をそれぞれ接続し、上記排気管か
らブロアで吸引することにより上記チヤンバ内を
負圧に維持して供給用タンクから上記の材料吸入
管を介してチヤンバ内に上記粒状材料を空気輸送
し、一定時間後にブロアを停止することにより上
記空気輸送を停止し、上記チヤンバの底部に設け
られている底蓋を開いてチヤンバ内の粒状材料を
下方の原料ホツパに投入するようになつている
(実公昭51−27589号公報参照)。
ところで、新しい粒状材料に古い製品屑などの
他の粒状材料を混合する場合、従来はあらかじめ
他の混合装置で混合し、この混合されたものを上
記の供給用タンクに投入して上記チヤンバに空気
輸送していたが、その混合作業が面倒であると共
に、混合装置が複雑で高価になるという欠点があ
つた。そこで、2個の供給用タンクを用意し、一
方の供給用タンクに粒状材料Aを、他方の供給用
タンクに粒状材料Bをそれぞれ投入し、これら2
種の粒状材料をそれぞれ所定の時間ずつ交互にチ
ヤンバに供給し、その輸送時間によつて混合割合
を制御することが要望されるようになり、上記2
個の供給用タンクに一端が接続された2本の材料
吸入管の他端をそれぞれ上記チヤンバの上方で切
換弁に接続することが試みられた。
しかしながら、チヤンバ内を減圧に保ちながら
一方の材料吸入管を閉じ、同時に他方の材料吸入
管を開くようにした場合は、閉じられた一方の材
料吸入管と切換弁の弁体との間に粒状材料がかみ
込まれて空気洩れが生じ、チヤンバ内圧力と大気
圧との差圧が小さくなつたり、他方の材料吸入管
の開き度が不十分になつたりしてその輸送能力が
低下する結果になつた。また、粒状材料Aまたは
Bの所定時間の輸送が終る度にいつたんブロアを
停止し、しかるのち弁を切換えてブロアを再駆動
するようにした場合は、上記粒状材料のかみ込み
が生じない反面、ブロアの停止時間が増大して輸
送効率が低下する結果になつた。
この考案は、ブロアを停止する必要がなく、し
かも粒状材料のかみ込みが生じない吸引式空気輸
送装置の切換弁を提供するものである。
以下にこの考案の実施例を図面によつて説明す
る。
第1図において、1はチヤンバ、2は開閉自在
の上蓋、3は材料排出管、4は底蓋であり、この
底蓋4は、支軸4aによつて揺動自在に取付けら
れ、ウエイトレバー5およびバランスウエイト5
aで付勢されて材料排出管3の開口端を閉じ、チ
ヤンバ1内に所定量の粒状材料が貯められたとき
は粒状材料の自重によつて下方へ開くようになつ
ている。また、チヤンバ1の上部内面には多孔板
製のスクリン6が固定され、このスクリン6の中
心孔に、上蓋2の中心孔に上端が固定されている
導入筒7の下部が挿通される。なお、第2図に示
すように、上蓋2の周縁付近に排気管8の一端が
接続され、その他端はブロア(図示されていな
い)の吸引側に接続される。
上記導入筒7の上端に下面が開口した箱形の弁
ケース9が連設される。この弁ケース9の左右の
側板9a,9bに材料吸入管10,11の一端側
がその開口端10a,10aを弁ケース9の内側
下方に向けて左右対称に接続され、この材料吸入
管10,11の他端側がそれぞれ供給タンク(図
示されていない)に挿入される。ただし、左側の
材料吸入管10は、弁ケース9のすぐ外側で垂直
下向きに湾曲され、所定高さの落差部10bが形
成される。そして、弁ケース9の中央に水平方向
の支軸12が支架され、この支軸12に前後1対
のレバー13,13の中央部が取付けられ、この
レバー13,13の上端に、弁ケース9の左側板
9aの上部に固定されているエアシリンダ14の
ピストンロツド14a先端が連結され、レバー1
3,13の下端に弁体15が取付けられる。上記
の弁体15は、第3図および第4図に示すよう
に、上記のレバー13,13の下端に回動自在に
支架された弁軸15aに固定された円板状のもの
であり、この弁体15は、支軸15aの突出端に
上向きに植設したピン15bとレバー13の側面
に突設したストツパ13a,13aとによつてそ
の回動角度を若干量に制限されている。
上記の構造において、エアシリンダ14のピス
トンロツド14aを引込め、左側の材料吸入管1
0の開口端10aを開くと共に右側の材料吸入管
11の開口端11aを閉じ、この状態でブロア
(図示されていない)を駆動してチヤンバ1内を
減圧すると、左側の材料吸入管10に粒状材料A
用の供給タンクからチヤンバ1に向かう気流が生
じ、粒状材料Aがチヤンバ1に輸送され、材料吸
入管10の開口端10aから導入筒7を介してス
クリン6の下側に投入される。所定時間が過ぎ、
チヤンバ1内に所定量の粒状材料Aが貯留される
と、エアシリンダ14のピストンロツド14aが
押出され、第1図に示すように、左側の材料吸入
管10が閉じられると共に右側の材料吸入管11
が開かれることにより、左側の材料吸入管10に
よる粒状材料Aの輸送が停止され、右側の材料吸
入管11による粒状材料Bの輸送が開始される。
このとき、左側材料吸入管10の開口端10aと
弁体15との間には、若干の粒状材料Aがかみ込
まれているが、この考案においては、上記の開口
端10aが閉じられてから若干の時間(1〜5秒
間)が経過し、この開口端10′aと落差部10
b下端との間で浮遊していた粒状材料Aが下方に
沈積したのち、上記開口端10aが瞬間的に開か
れ、そのため開口端10a付近に沈積している粒
状材料Aのみがチヤンバ1内に落下し、開口端1
0aが密閉される。上記落差部10bの長さおよ
び開口端10aを瞬間的に開いておく時間は、落
差部10bの下端に沈積していた粒状材料Aが再
度浮上して落差部10bの上端に達することがな
い程度に設定され、上記落差部10bの垂直長さ
は50〜100cm、開口端10aを瞬間的に開く時間
は0.1〜1.0秒がそれぞれ好ましい。
左側材料吸入管10の開口端10aが完全に閉
じられ、右側の材料吸入管11によつて粒状材料
Bが空気輸送され、所定時間が過ぎてチヤンバ1
内の粒状材料A上に所定量の粒状材料Bが堆積さ
れると、ブロアが停止される。そして、チヤンバ
1内が大気圧に近くなると、チヤンバ1内の粒状
材料A,Bの合計重量によつて底蓋4が押し開か
れ、上記の粒状材料A,Bが下方の成型機の原料
ホツパ(図示されていない)に投入され、しかる
のち底蓋4が自動的に閉じられ、エアシリンダ1
4が作動して弁体15で右側材料吸入管11の開
口端11aが閉じられ、再び粒状材料Aの輸送が
開始される。なお、右側の開口端11aが閉じら
れたときは、ブロアが停止しているので、開口端
11aと弁体15との間に粒状材料Aがかみ込ま
れることはなく、そのため右側の材料吸入管11
に落差部を設けたり、開口端11aを瞬間的に開
いたりすることは不要となる。なおまた、上記の
実施例は、弁体15が若干の角度だけ回動できる
ので、材料吸入管10,11の開口端10a,1
1aの傾斜角度などに若干の誤差がある場合に
も、開口端10a,11aに弁体15を密接させ
ることができる。
上記の実施例において、右側の材料吸入管11
にも落差部を設け、開口端11aを弁体15で閉
じた際に開口端11aを左側開口端10aと同様
に瞬間的に開くようにすることができ、この場合
はエアシリンダ14の制御回路を適当に設定する
ことにより、粒状材料A,Bのうちの少なくとも
一方をチヤンバ1内に2層以上に堆積させること
ができる。また、上記の実施例は、弁ケース9を
チヤンバ1の上蓋2に固定したものであるが、第
5図に示すように、弁ケース9をチヤンバ1と供
給用タンクとの間の任意位置に設けて弁ケース9
と導入筒7とをパイプ20またはホースで接続し
てもよく、この場合、導入筒7を、前記実公昭51
−27589号公報に記載の材料吸入管と同様に、チ
ヤンバ1の側面のスクリン下側部分に直接に接続
してもよい。また、エアシリンダ14の代りに電
磁石やモータを使用することができる。
以上に説明したようにこの考案は、粒状材料を
一時的に貯留するためのチヤンバの上部をスクリ
ンで上下に仕切り、このスクリンの上側から排気
し、スクリンの下側へ2種類の粒状材料をその供
給タンクから交互に空気輸送するようにした吸引
式空気輸送装置において、上記チヤンバのスクリ
ン下側部分と供給タンクとの間に該チヤンバのス
クリン下側部分と連通する箱形の弁ケースを設
け、この弁ケースに一端が上記供給タンクに挿入
されている材料吸入管の他端側を挿入状に接続し
て弁ケースの内側で開口させると共にこの材料吸
入管を上記弁ケースの外側で下向きに湾曲して所
定長の落差部を形成し、上記弁ケース内に材料吸
入管の開口端を開閉するための弁体を設け、この
弁体が所定時間開かれて所定量の粒状材料がチヤ
ンバに送られ、上記の弁体が閉じられたのちその
短時間後に上記の弁体を瞬間的に開くようにした
ものであるから、弁体が閉じられたとき材料吸入
管の開口端と弁体との間に粒状材料のかみ込まれ
ることがなく、しかも切換の際にブロアを停止す
る必要がなく、輸送効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の正面図、第2図は
第1図の−線断面図、第3図は第1図の弁体
の拡大図、第4図は第3図の−線矢視図、第
5図は他の実施例の全体略図である。 1:チヤンバ、4:底蓋、8:排気管、9:弁
ケース、10,11:材料吸入管、10a,11
a:開口端、10b:落差部、13:レバー、1
4:エアシリンダ、15:弁体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 〔1〕 粒状材料を一時的に貯留するためのチヤ
    ンバの上部をスクリンで上下に仕切り、このス
    クリンの上側から排気し、スクリンの下側へ2
    種類の粒状材料をその供給タンクから交互に空
    気輸送するようにした吸引式空気輸送装置にお
    いて、上記チヤンバのスクリン下側部分と供給
    タンクとの間に該チヤンバのスクリン下側部分
    と連通する箱形の弁ケースを設け、この弁ケー
    スに一端が上記供給タンクに挿入されている材
    料吸入管の他端側を挿入状に接続して弁ケース
    の内側で開口させると共にこの材料吸入管を上
    記弁ケースの外側で下向きに湾曲して所定長の
    落差部を形成し、上記弁ケース内に材料吸入管
    の開口端を開閉するための弁体を設け、この弁
    体が所定時間開かれて所定量の粒状材料がチヤ
    ンバに送られ、上記の弁体が閉じられたのちそ
    の短時間後に上記の弁体を瞬間的に開くように
    したことを特徴とする吸引式空気輸送装置の切
    換弁。 〔2〕 弁体が揺動自在のレバーに取付けられ、
    このレバーがエアシリンダによつて揺動される
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の吸引式空
    気輸送装置の切換弁。 〔3〕 弁体がレバーの先端にレバーの支軸と平
    行な弁軸によつて若干の角度だけ回動自在に取
    付けられている実用新案登録請求の範囲第2項
    記載の吸引式空気輸送装置の切換弁。
JP17369382U 1982-11-16 1982-11-16 吸引式空気輸送装置の切換弁 Granted JPS5978324U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17369382U JPS5978324U (ja) 1982-11-16 1982-11-16 吸引式空気輸送装置の切換弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17369382U JPS5978324U (ja) 1982-11-16 1982-11-16 吸引式空気輸送装置の切換弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5978324U JPS5978324U (ja) 1984-05-26
JPS6315229Y2 true JPS6315229Y2 (ja) 1988-04-28

Family

ID=30378320

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17369382U Granted JPS5978324U (ja) 1982-11-16 1982-11-16 吸引式空気輸送装置の切換弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5978324U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5978324U (ja) 1984-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4247228A (en) Dump truck or trailer with pneumatic conveyor
US2901133A (en) Apparatus for transporting loose material in bulk
JPS6315229Y2 (ja)
JP3814375B2 (ja) 貨物投入方法
US3069208A (en) Container for pulverant materials and apparatus for unloading same
GB2028759A (en) Improvements in and relating to bulk discharge systems
JP4614525B2 (ja) 粒状材料供給装置
JPS6219887B2 (ja)
CN216037343U (zh) 一种连续真空上料机
JP7254541B2 (ja) 粒体のエア搬送車両
JP4069234B2 (ja) 容器への粉体の充填方法
JP7194032B2 (ja) 粒体のエア搬送装置
EP0552263B1 (en) Separation and storage of particulate solids
CN214877234U (zh) 一体化吹吸式卸料干散箱
JP2002193385A (ja) コンテナからの粉状体排出方法および装置
JPS6040511Y2 (ja) 粉粒体輸送車の吐出装置
JPS581441Y2 (ja) 充填機における微粉落下防止機構
JPS587571B2 (ja) 粉粒体輸送装置の制御方法
JPH0546888Y2 (ja)
JPH0621322Y2 (ja) 穀粒収容タンク構造
JPS6143782Y2 (ja)
JPS5830902A (ja) 真空脱気式充填装置
JPH09249314A (ja) 粉粒体供給方法およびその装置
JPS59150530A (ja) 粉粒体の混合装置
JP2002037449A (ja) 粉粒体吸引移送装置及び粉粒体吸引移送作業車