JPS6040511Y2 - 粉粒体輸送車の吐出装置 - Google Patents

粉粒体輸送車の吐出装置

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Publication number
JPS6040511Y2
JPS6040511Y2 JP7697681U JP7697681U JPS6040511Y2 JP S6040511 Y2 JPS6040511 Y2 JP S6040511Y2 JP 7697681 U JP7697681 U JP 7697681U JP 7697681 U JP7697681 U JP 7697681U JP S6040511 Y2 JPS6040511 Y2 JP S6040511Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chute
damper
opening
transport vehicle
downward
Prior art date
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Expired
Application number
JP7697681U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57188728U (ja
Inventor
博竝 磯崎
平八郎 下山
弘 鴨下
Original Assignee
日本車輌製造株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本車輌製造株式会社 filed Critical 日本車輌製造株式会社
Priority to JP7697681U priority Critical patent/JPS6040511Y2/ja
Publication of JPS57188728U publication Critical patent/JPS57188728U/ja
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は粉粒体輸送車の吐出装置の改良に関し、更に詳
しくは側出し口と下出し口の何れにも荷卸し可能な、例
えば汎用形セメントタンク車等の粉粒体吐出装置を提供
しようとするものである。
タンク車によってバラ輸送されたセメントは、通常サイ
ロに収納貯蔵されるが、そのため荷受装置は、地上設備
の相違によって到着車両の側方即ちレールの外側に荷受
口があるものと、車両の直下即ちレールの間から荷受口
が立上がるものとがあり、タンク車の吐出装置も前記荷
受装置に適合した構造のものが使用されていた。
したがって、従来のセメントタンク車は、吐出装置の構
造によって側出し式と下出し式に区分されていた。
これは車両の製作上あるいは荷卸し操作上において問題
がある。
本考案は、前記問題点を解消したもので、以下、実施例
を図面にしたがって説明する。
先ず第1図の実施例について説明すると、1は収納され
た内容物を収集排出する従来公知の例えばエヤースライ
ド装置を内装する輸送車の底部で、2はその底部1中夫
に設けた排出口で、この排出口2縁部には複数個の開口
を有するシュート3が設けられている。
この実施例におけるシュート3は、輸送車の底部1に連
設される短筒部3aと、この短筒部3aに固着される下
端縁がテーパーとなった連絡筒部3b及びこれに連設さ
れる下方向開口4と側方向開口5を有する分岐筒部3c
とで構成されている。
そして下方向開口4は先下り傾斜状とし、この傾斜にそ
ってその開口4を閉塞するダンパ6が分岐筒部3cに設
けた軸7に枢着されていて、適宜の開閉装置(図示せず
)によって自由に開閉される。
尚ダンパ6には空気室8と通気部材9が備えてあり、空
気室8は空気弁(図示せず)を介して外部の空気源(図
示せず)に連通されている。
他方、側方向開口5にはその開閉を司るダンパ10が軸
11をもって枢着され、適宜の開閉装置(図示せず)に
よって自由に開閉される。
12は前記下方向開口4下端縁に連設された下方向シュ
ートで、前記ダンパ6が収納される膨部12aを有する
13は前記側方向開口5先端縁に連設されたエヤースラ
イド装置14を備えた側方向シュートで、先下り傾斜状
となっていると共に、前記ダンパ10が収納される膨部
13bを有する。
尚、エヤースライド装置14は外部の空気源と連通され
、その供給空気量は外部から自由に制御することができ
る。
次に、この実施例の作動状態を説明すると、ダンパ10
を閉じた状態で、他方のダンパ6を開放すれば、収納さ
れた内容物は自然落下によって下方へ、即ち下方向シュ
ート12より排出される。
また、ダンパ6を閉じた状態で、他方のダンパ10を開
放し、エヤースライド装置14と空気室8に圧力空気を
供給すれば、空気室8へ供給された圧力空気が通気部材
9を通して噴出し、エヤースライド装置14と同効を臭
味ダンパ6上の粉粒体を浮動化、流動化させるため、閉
塞現象を生ずることなく、内容物を円滑に側方向シュー
ト13より排出することができる。
次に、第2図の実施例について説明すると、この実施例
におけるシュート3は、輸送車の底部1に連設される短
筒部3aと、この短筒部3aに固着される連絡筒部3b
及びこれに連設される下方向開口4と側方向左右開口5
,5aを有する分岐筒部3cとで構成されている。
そして下方向開口4には、その間口4を開閉するダンパ
6が開口4の中央に架設した軸7に枢着されている。
このダンパ6の構成は前述の第1図の実施例と同様であ
るが、水平状態で静止する様に両端にストパー片6a、
6bを有する。
そして水平状態で開口4を閉塞し、垂直状態で開口する
尚側方向左右開口5.5aに設けたダンパ10,10a
、この開口5.5a先端縁に連設される側方向シュート
13.13a及び下方向開口4の下端縁に連設される下
方向シュート12の構成は第1図の実施例と略同様であ
る。
この実施例の作動状態を説明すると、右側方向シュート
13aへ排出する場合は、ダンパ10aのみを開き、空
気室8とエヤースライド装置14aへ圧力空気を供給す
る。
左側方向シュート13へ排出する場合は、ダンパ10の
みを開き、空気室8とエヤースライド装置14へ給気す
ることによって、第1図の実施例と同様に作動する。
また下方向シュート12へ排出する場合は、ダンパ6を
垂直状態にしてそれを開く。
これによって内容物は自然落下によって排出される。
更に第3図の実施例について説明すると、この実施例に
おけるシュート3は、輸送車の底部1に連設される短筒
部3aと、この短筒部3aに固着される連絡筒部3b及
びこれに連設される下方向開口4と側方向左右開口5,
5aを有する分岐筒部3cとで構成されている。
そして下方向開口4下端縁には下方向シュート12が連
設され、この下方向シュート12と前記分岐筒部3cに
跨がるロータリーダンパ15が回転自在に内設されてい
る。
このロータリーダンパ15には対峙する一対の空気室8
,8aを通気部材9,9aを備えており、この空気室8
,8aが上下位置にあるとき、即ちロータリーダンパ1
5が分岐筒部3cを閉塞しているとき、上方にある空気
室8のみが外部の空気源に連通ずる構成とされている。
この状態において、通気部材9より圧力空気を噴出する
と、エヤースライド装置14と同効を奏し、ロータリー
ダンパ15上の粉粒体を浮動化、流動化させるので、後
述する左右いずれかのダンパ10,10aの開放側へ内
容物が排出される。
また一対の空気室8,8aが左右に位置するときは、(
第3図一点鎖線の状態)、分岐筒部3cの開口4は開い
ており、内容物が自然落下し下方向シュート12・より
排出される。
尚側方向左右の開口5,5aに設けたダンパ1G、10
a、側方向シュート13.13aの構成は第2図の実施
例と同様であり、またその作動状態も同様である。
本考案は以上詳述のように構成したから、荷受側の設備
状況に合わせて、輸送車に装備する任意のシュートから
荷卸しすることが可能となり、荷卸し作業の簡略化と能
率化に寄与することができるし、汎用性のある粉粒体輸
送車を提供することができる。
また、下方向の開口を開閉するダンパに空気室と通気部
材からなる通気機構を設けたので、エヤースライド装置
と同効を奏し、このダンパ上の粉粒体を脈動をもった空
気で浮動化、流動化させるので、閉塞現象を生ずること
なく、内容物を円滑にシュートより排出することができ
る。
さらに、ダンパによる内容物を振り分けるので、確実に
所定のシュートから内容物を円滑に排出することができ
る等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は回能
の一実施例を示す断面図、第3図は別の一実施例を示し
ロータリーダンパを一部欠截した断面図である。 1・・・・・・底部、2・・・・・・排出口、3・・・
・・・シュート、3a・・・・・・短筒部、3b・・・
・・・連絡筒部、3c・・・・・・分岐筒部、4.5.
5a・・・・・・開口、6・・曲ダンパ、7・・・・・
・軸、8,8a・・・・・・空気室、9,9a・・曲通
気部材、10.lea・・・・・・ダンパ、11・・・
・・・軸、12・・・・・・下方向シュート、13,1
3a・・・・・・側方向シュート、14t 14a・
・曲エヤースライド装置、15・・・・・・ダンパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粉粒体輸送車の底部に設けた複数個の開口を有するシュ
    ートと、このシュートを開閉するダンパとからなる吐出
    装置であって、前記シュートの開口端縁にそれぞれ連設
    されるエヤースライド装置を備えた側方向シュートと、
    前記シュートの下方向開口を開閉するダンパに設けた圧
    力気体を噴出する通気機構を有する下方向シュートとを
    備えたことを特徴とする粉粒体輸送車の吐出装置。
JP7697681U 1981-05-26 1981-05-26 粉粒体輸送車の吐出装置 Expired JPS6040511Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7697681U JPS6040511Y2 (ja) 1981-05-26 1981-05-26 粉粒体輸送車の吐出装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7697681U JPS6040511Y2 (ja) 1981-05-26 1981-05-26 粉粒体輸送車の吐出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57188728U JPS57188728U (ja) 1982-11-30
JPS6040511Y2 true JPS6040511Y2 (ja) 1985-12-06

Family

ID=29872637

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7697681U Expired JPS6040511Y2 (ja) 1981-05-26 1981-05-26 粉粒体輸送車の吐出装置

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JP (1) JPS6040511Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6097120A (ja) * 1983-10-28 1985-05-30 Kureha Chem Ind Co Ltd エア−スライド用分岐装置

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JPS57188728U (ja) 1982-11-30

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