JPS581441Y2 - 充填機における微粉落下防止機構 - Google Patents

充填機における微粉落下防止機構

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Publication number
JPS581441Y2
JPS581441Y2 JP1978085476U JP8547678U JPS581441Y2 JP S581441 Y2 JPS581441 Y2 JP S581441Y2 JP 1978085476 U JP1978085476 U JP 1978085476U JP 8547678 U JP8547678 U JP 8547678U JP S581441 Y2 JPS581441 Y2 JP S581441Y2
Authority
JP
Japan
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filling
inner cylinder
raw material
fine powder
cylinder
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978085476U
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English (en)
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JPS556210U (ja
Inventor
長崎彰
Original Assignee
鎌長製衡株式会社
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Publication date
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は充填機の充填シュートから微粉原料が落下する
のを防止できる微粉落下防止機構に関するものである。
計量ホッパで計量された所定量の微粉原料を充填シュー
ト内に投入し、充填シュート下部に設けられたバタフラ
イダンパを開いて充填シュート下端の外周に装着される
袋内に充填し、該作業完了後にバタフライダンパを閉じ
る充填機においては、バタフライダンパを閉じた後に袋
を充填シュート下端から外して下におろし次工程に移動
させるが、この場合、閉じられたバタフライダンパより
下の充填シュート下部内面に付着成長した原料が下にこ
ぼれ落ち、またバタフライダンパより上の充填シュート
内面に付着残留している原料も閉じられているバタフラ
イダンパと充填シュートとの間の微小間隙からこぼれ落
ちて下におろした袋の外面や袋移動用コンベヤ、床面等
を汚し大きな問題となっており、特に原料が有害薬品等
である場合はその悪影響は著しいものになる。
この問題を解決するため、従来次のような各種の手段が
用いられている。
(1)原料充填時に充填シュートを外部から−・ンマで
叩いたり、バイブレータで振動を与えて充填シュート内
面への原料の付着を防止する。
(2)充填シュート内面を研磨またはテフロンコーティ
ングして原料が付着しにくくする。
(3)充填完了後に袋が充填シュート下部についている
間にバタフライダンパをショツキングさせ(ばたばた動
かす)で充填シュート内面に付着している原料を振り落
す。
しかしながら、これらの何れの手段も、多少の効果を奏
することはできるが、問題を完全に解決できない。
本考案は上述の問題を解決するためのもので、充填シュ
ートからの原料のこぼれ落ちを防止できる充填機におけ
る微粉落下防止機構を提供することを目的としている。
次に図面に関連して本考案の実施例を説明する。
図中、1は計量ホッパ、2は計量ホッパ1に設けられた
ゲート、3は充填シュートである。
充填シュート3の下部は外筒4と内筒5とよりなる密封
状の2重構造になっており、外筒4と内筒5の間にはリ
ング状の中空部6が形成されている。
外筒4には接続ロア、7′が設けられ、これらの接続ロ
ア、7′は、真空切換用のスプリングリターン式3方電
磁弁8を介し真空ポンプ9に接続され、また3方電磁弁
8ふ・よび高圧エア切換用のスプリングリターン式2方
電磁弁10を介しコンプレッサ11に接続されている。
内筒ぎには多数の微小孔12が設けられている。
この微小孔12は、原料の最小粒径より小さい範囲内で
可能な限り大きいものが望ましい。
゛内筒5内にはバタフライダンパ13が設けられている
が、この/くタフライダンパ1−3は図示しないエアシ
リンダ等の駆動部により駆動されて図の実線の開位置お
よび点線の閉位置決めされる。
いま、袋20を袋クランプ機構14により外筒4の下部
にクランプして装着し、バタフライダンパ13を実線の
位置に開いた状態でゲート2を開くと、計量ホッパ1に
貯えられていた所定量の原料は充填シュート3を通り袋
20内に充填される。
この場合微粉原料は付着性が大きいため充填シュート3
の内面に付着する。
原料充填完了後に3万電磁弁8を作動させると、該3方
電磁弁8の通路15を介し接続口I、7′と真空ポンプ
9が導通し、中空部6内を真空で吸引する。
これと同時にバタフライダンパ13を駆動して点線の閉
位置に位置決めする。
そこで、充填シュート3のテーバ部3aに付着し充填完
了後に落下する原料はバタフライダンパ13に受は止め
られ、バタフライダンパ13と内筒5の間隙からこぼれ
落ちようとする原料ふ・よび内筒5の内面に付着した原
料は真空により微小孔12を通し吸引されて保持される
この状態は次の袋が外筒4に装着され充填が開始される
まで持続される。
次の袋に対する充填が開、始されると、それと同時に3
方電磁弁8が作動を停止されて図の位置に復帰し真空吸
引は停止する。
この時接続ロア、7′と2方電磁弁10は通路16を介
し導通する。
これと同時にバタフライダンパ13が実線の開位置に位
置決めされ、2方電磁弁10が所定時間作動して3方電
磁弁8とコンプレッサ11は通路17を介し導通する。
そこで、接続口I、7′とコンプレッサ11が導通し、
中空部6内に高圧エアが供給され、この高圧エアは内筒
5の微小孔12を通し内筒5の内面に付着している原料
を押圧して脱落させるとともに、バタフライダンパ13
に受は止められていた原料は落下し、これらは計量ホッ
パ1より排出される原料とともに袋20内に充填される
この場合の高圧エアの供給時間すなわち2方電磁弁10
の作動時間は、内筒5の内面に付着した原料を剥離させ
るに必要なだけでよく、原料の種類により多少の差はあ
るが通常0.2〜0.5秒程度で十分である。
以下この手順を繰返す。なお、18は風量調整バルブで
ある。
以上述べたように、本考案によれば、充填完了した袋を
外筒から取外して次の袋を外筒に装着するまでの間、内
筒の内面に付着している原料および内筒とバタフライダ
ンパとの間隙からこぼれ落ちようとする原料は真空によ
り吸引されて内筒内面に引きつけられているため、その
間の原料の落下を防止して環境を改善することが可能で
、しかも内筒内面に付着している原料は次の充填開始と
同時に高圧エアにより剥離されて落下するため付着原料
が成長することはない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る充填機における微粉落下防止機構の実
施例を示すもので、図中、3は充填シュート、4は外筒
、5は内筒、6は中空部、I、7′は接続口、8は3方
電磁弁、9は真空ポンプ(真空供給源)、10は2方電
磁弁、11はコンプレッサ(高圧エア供給源)、12は
微小孔、13はバタフライダンパ、14は袋クランプ機
構、15゜16.17は通路、20は袋である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 充填シュート内に供給される微粉状原料を、前記充填シ
    ュート内下部に設けられたバタフライダンパを開き落下
    させて前記充填シュート下部外周に装着される袋に充填
    する充填機において、前記充填シュートの下部を外筒、
    円筒よりなる密封状の2重構造とし、前記内筒に多数の
    微小孔を設けるとともに、前記外筒を、充填が完了して
    前記バタフライダンパが閉じられたときに作動し前記バ
    タフライダンパと前記内筒内壁の間よりこぼれ落ちよう
    とする原料および前記内筒内壁に付着する原料を吸引し
    て前記内筒内壁に保持させる真空供給源と、充填開始時
    に所定時間作動し前記内筒内壁に付着している原料を押
    圧して脱落させる高圧空気供給源とに接続したことを特
    徴とする充填機における微粉落下防止機構。
JP1978085476U 1978-06-23 1978-06-23 充填機における微粉落下防止機構 Expired JPS581441Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978085476U JPS581441Y2 (ja) 1978-06-23 1978-06-23 充填機における微粉落下防止機構

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JP1978085476U JPS581441Y2 (ja) 1978-06-23 1978-06-23 充填機における微粉落下防止機構

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Publication Number Publication Date
JPS556210U JPS556210U (ja) 1980-01-16
JPS581441Y2 true JPS581441Y2 (ja) 1983-01-11

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ID=29009149

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978085476U Expired JPS581441Y2 (ja) 1978-06-23 1978-06-23 充填機における微粉落下防止機構

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JPH0759416B2 (ja) * 1991-01-17 1995-06-28 雪印乳業株式会社 計量包装装置

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JPS556210U (ja) 1980-01-16

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