JP2516342B2 - 粉粒体の空気輸送装置 - Google Patents

粉粒体の空気輸送装置

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JP2516342B2 JP61261398A JP26139886A JP2516342B2 JP 2516342 B2 JP2516342 B2 JP 2516342B2 JP 61261398 A JP61261398 A JP 61261398A JP 26139886 A JP26139886 A JP 26139886A JP 2516342 B2 JP2516342 B2 JP 2516342B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は精米プラント等における米粒,米糠といっ
た粉粒体の空気輸送装置に関する。
〔従来の技術とその課題〕
精米工場等の精米プラントにあっては、各機器間に配
管した輸送管に高圧空気を供給して米粒や米糠を搬送す
る空気輸送装置(空気コンベアともいう)が用いられ
る。このものは、輸送物を投入した気密状のケーシング
内に高圧空気を供給し、ケーシングの送出口から高圧空
気と共に輸送物を輸送管内に栓状(パルス的)に送り出
すことによって輸送物を搬送するもの(いわゆるプラグ
輸送)である。
ところで、前記空気輸送装置においてはケーシング内
に供給する高圧空気の気圧が大き過ぎても小さくても輸
送管内で輸送物が詰まるので、この清掃が煩わしく、ま
た、輸送終了の際、輸送物が輸送管内で栓状にふさぐ量
が無くなると、輸送物は搬送されることなく輸送管の底
部に残留するので、この残留物を除去するため別の高圧
空気供給装置によって多量の空気を吹き出す等、管路内
の清掃に手間取るという問題点があった。
この発明は前記問題点を解決し、輸送物を輸送管内に
残留させることなく完全に排出することのできる粉粒体
の空気輸送装置を提供することを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は前記問題点を解決するため、輸送物の供給
口と送出口とを設けたケーシング内に高圧空気を供給す
る送気管を臨ませ、供給口には輸送物を投入して密閉す
るための弁を設けた粉粒体の空気輸送装置において、前
記送出口に接続した輸送管の排出口部には、排出口から
吐出する空気の流れを間歇的に遮断・制限する排出口間
歇閉塞手段を設けた、という技術的手段を講じた。
〔作 用〕
高圧空気によってケーシング内が高圧になると、ケー
シング内の輸送物は送出口から間隔を置いて脈動的にか
つ栓状に輸送管内に送り出され、輸送管の排出口から排
出されるのであるが、排出口部に設けた排出口間歇閉塞
手段によって排出口から排出する空気流が間歇的に遮断
・制限されるので、この遮断・制限時間を長短に調整す
ることによって排出口から排出する空気流が遮断・制限
され、輸送量を増減する。また、ケーシング内に輸送物
がなくなり輸送管内に栓状の塊を形成できなくなったと
きにも、排出口を間歇的に閉塞することで輸送管の輸送
物は残留することなく排出する。
〔発明の実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例について説明す
る。1は空気輸送装置の全体を示し、2A,2B,2Cは集糠タ
ンク(集糠バッグの場合もある)である。3は架台4に
よって支えられたケーシングであり、ケーシング3の上
部は円形状の供給口5となし、ケーシング底壁には送出
口6を設ける。7は供給口5上部に設けた供給ホッパ
ー、8は供給口5を開閉するため回動可能にかつ気密に
設けた円形の回動弁、9は回動弁8を回動可能に支える
回動弁軸であり、回動弁軸9は回動弁作動装置、例えば
エアシリンダー(図示せず)によって回動するように形
成され、これにより回動弁8は二点鎖線8aで示すよう縦
になって供給口5を開放する動作と、気密状に供給口5
を閉じる動作とを行う。
10は感知部をケーシング3内に挿入した輸送物のレベ
ルスイッチであり、本実施例においては振動式のレベル
スイッチとした。11は送出口6へ輸送物を案内するため
の多孔壁の下部ホッパーである。12はケーシング3内に
高圧空気を供給する送気管であり、送気管12の一端はケ
ーシング3と下部ホッパー11との間に臨ませるとともに
他端は高圧空気発生装置13(エヤーコンプレッサー)に
連結してある。14は送気管12に設けたレギュレーター、
15は同じく電磁弁、16はケーシング3内の圧力が低下し
たとき、すなわち搬送終了を検出する圧力センサーであ
り、圧力センサー16及びレベルスイッチ10は電磁弁15と
連結してある。
17は送出口に接続して設けた輸送管であり、本実施例
では輸送物を目視できる蛇腹管としてある。輸送管17は
集糠タンク2A,2B,2Cの上方に配設され、それぞれのタン
ク2A〜2Cへ連通するよう分岐管17a,17bが輸送管17から
分岐して設けられる。18はそれぞれの分岐部に設ける分
岐継手、19は輸送管17及び分岐管17a,17bの終端に取り
付けた直管であり、直管19は集糠タンク2A,2B,2Cの上壁
の供給口20A,20B,20Cに立設した集糠用円筒体21A,21B,2
1Cの上部に接線状に貫通してある。集糠用円筒体21A〜2
1Cの上壁にはその下端を集糠用円筒体21A〜21C内に挿通
した内筒22A〜22Cを設ける。また、集糠用円筒体21A〜2
1Cは、その下部を絞って円錐部23となしサイクロン状に
形成すること、あるいは円筒22A〜22Cにバッグフィルタ
ー24を設けること、は適宜実施し得る。25は直管19の端
部の排出口19aに対向して設けた円形の閉塞板であり、
閉塞板25の表面はゴム等の軟質材を被着するとともに中
央部をやや盛上げた形状としてもよい。26は閉塞板25を
排出口19aに対して遠近移動させるエアシリンダーであ
り、エアシリンダー26は集糠用円筒体21A〜21Cに固着し
たシリンダー載台27に載置され、エアシリンダー26のピ
ストンロッド28は集糠用円筒体21A〜21Cの壁面を往復動
自在に貫通して閉塞板25に連結する。このように、本実
施例では排出口19aに対向する閉塞板25をエアシリンダ
ー26で往復移動させることによって排出口間歇閉塞手段
としたが、排出口部にサーボモーターで作動するロータ
リーバルブを設けて排出口間歇閉塞手段とする場合もあ
る。
次に、上記実施例において糠を輸送する場合の作用に
ついて説明する。
図外の精米機等から排出する糠はフローコンベヤー等
で供給ホッパー7に搬送される。このとき供給口5の回
動弁8は開放しており、糠はケーシング3内の下部ホッ
パー11上に落下する。糠がケーシング3内にある程度た
まるとレベルスイッチ10から信号が出力され、これによ
り回動弁軸9を回動させるエアシリンダー(図示せず)
を作動して回動弁8を回動させ、供給口5を気密に閉鎖
する。前記エアシリンダーが作動して位置検出リミット
スイッチ(図示せず)が働くと、この信号によって電磁
弁15が起動して高圧空気発生装置13から高圧空気が送気
管12を介してケーシング3内に供給される。
ケーシング3内に高圧空気が供給されてケーシング3
内がある程度の高圧状態、例えば5kg/cm2に達すると、
ケーシング3内の糠の一部は高圧空気によって送出口6
から輸送管17内に栓状に押し出される(B1)。糠がB1
で送り出されるとケーシング3内の圧力がわずかに低下
するが、送気管12からは高圧空気が供給されているので
ケーシング3内は再び5kg/cm2に達し、前回と同様に糠
の一部がB1まで押し出される。このとき、前回B1の位置
にあった糠の塊はB2まで進み、以下同様に脈動的に送出
口6から輸送管17内に栓状に糠が押し出され、輸送管17
内を排出口19aに向けて移動する。
いま、集糠タンク2A内に糠を搬送しようとする場合
は、操作盤(図示せず)によって、集糠タンク2B,2Cの
上部に設けた集糠用円筒体21B,21Cに取付けたエアシリ
ンダー26を伸長し、閉塞板25を排出口19aに当接する。
一方、集糠用円筒体21Aに取付けたエアシリンダー26は
一定間隔を置いて伸長と収縮動作とを行わせ、したがっ
て閉塞板25は直管19の排出口19aに当接したり、離れた
りを繰り返す。これにより、閉塞板25が排出口19aに当
接している間はケーシング3内と輸送管17内の糠B1,B2
……Bnの間の空気圧とが釣り合うので糠の移動は停止す
る。この間のケーシング3の圧力が設定圧力以上に上昇
しないよう、送気管12からの高圧空気の供給はレギュレ
ーター14によって制限される。そして、一定時間、例え
ば2秒経過後にエアシリンダー26が収縮して閉塞板25が
排出口19aから離れると排出口19a付近の圧力は急激に低
下し、排出口19aへ向けて再び糠の移動が始まる。その
後、エーシリンダー26が伸長するまでの一定時間、例え
ば5秒間糠と空気とが吐出し、以下閉塞時間2秒と開放
時間5秒が交互に行われる。してみると、開放時間を長
短に調整することによって糠の輸送量を増減できること
になり、操作盤に設けたエアシリンダー26のタイマー
(図示せず)の時間設定を行って輸送物に応じた輸送量
(輸送速度)を決定する。
閉塞板25が排出口19aから離れると、集糠用円筒体21A
内に吐出する空気と糠とは集糠用円筒体21内で上下に分
けられ、糠は集糠用円筒体21下端から集糠タンク2A内に
落下し、空気は円筒22Aの上端からバッグフィルター24
を経て機外へ排出される。
ケーシング3内の糠がわずかになると輸送管17内の糠
はバラ状となって栓状の塊にならなくなるが、閉塞板25
が排出口19aに対して当接、離反を繰り返しているの
で、輸送管17内は高圧状態と低圧状態とが交互に生じ、
閉塞板2が排出口19aから離れたとき輸送管17内の糠は
反動的に排出口19aから吐出され、これを数回繰り返す
ことによって残留糠は皆無となる。
なお、集糠タンク2A〜2C内にレベルスイッチL1〜L3
設け、タンク2A内に糠が張り込まれて集糠タンク2Aのレ
ベルスイッチL1が作動したら、集糠用円筒体21Aに取付
けたエアシリンダー26を伸長して分岐路17aの排出口19
を閉塞するとともに、集糠タンク2Bに設けた集糠用円筒
体21Bのエアシリンダー26を間歇作動させ、糠を集糠タ
ンク2B内へ自動的に切換投入するよう形成する場合もあ
る。また、上記実施例は供給口に設けた回動弁によるバ
ッチ方式であるが、供給口上方にタンクを設け、このタ
ンクとの間にロータリー弁等を介設し、連続的に輸送す
るよう形成してもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、輸送管の排出口に排出
口間歇閉塞手段を設けたので、輸送物に応じて最適な輸
送量(輸送速度)にすることができるとともに、搬送終
了の際、輸送物が少なくなっても輸送管内に残粒物が生
ぜず完全に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例を示す一部破断の正面図、第2図
は第1図の一部拡大断面図、第3図は第2図の平面図で
ある。 1……空気輸送装置、2A,2B,2C……集糠タンク、3……
ケーシング、4……架台、5……供給口、6……送出
口、7……供給ホッパー、8……回動弁、9……回動弁
軸、10……レベルスイッチ、11……下部ホッパー、12…
…送気管、13……高圧空気発生装置、14……レギュレー
ター、15……電磁弁、16……圧力センサー、17……輸送
管、18……分岐継手、19……直管、20A,20B,20C……供
給口、21A,21B,21C……集糠用円筒体、22A,22B,22C……
内筒、23……円錐部、24……バッグフィルター、25……
閉塞板、26……エアシリンダー、27……シリンダー載
台、28……ピストンロッド。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輸送物の供給口と送出口とを設けたケーシ
    ング内に高圧空気を供給する送気管を臨ませ、供給口に
    は輸送物を投入して密閉するための弁を設けた粉粒体の
    空気輸送装置において、前記送出口に接続した輸送管の
    排出口部には、排出口から吐出する空気の流れを間歇的
    に遮断・制限する排出口間歇閉塞手段を設けたことを特
    徴とする粉粒体の空気輸送装置。
  2. 【請求項2】上記排出口間歇閉塞手段は、排出口に対向
    して設けた閉塞板と、この閉塞板を前記排出口に対して
    遠近移動させるエアシリンダーとからなる粉粒体の空気
    輸送装置。
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