JP2002192844A - 画像記録方法及び熱転写インクシート - Google Patents

画像記録方法及び熱転写インクシート

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JP2002192844A JP2000395590A JP2000395590A JP2002192844A JP 2002192844 A JP2002192844 A JP 2002192844A JP 2000395590 A JP2000395590 A JP 2000395590A JP 2000395590 A JP2000395590 A JP 2000395590A JP 2002192844 A JP2002192844 A JP 2002192844A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基材シート上に画像保護層を厚く形成する際
に伴う問題を生ずることなく、十分な画像保護効果を有
する画像保護層を形成可能な画像形成方法を提供する。 【解決手段】 インク画像1が形成された被転写体2の
一つの単位画像形成領域3に、基材シート4上に熱転写
性の画像保護層5が形成された転写型画像保護フィルム
の当該画像保護層5の熱転写をn回(nは2以上の整数
である)繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成方法及び
それに適した熱転写インクシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、印画紙に形成された画像、特
に昇華性あるいは熱拡散性染料を使用した昇華型熱転写
方式により形成された画像に対し、紫外線を吸収して画
像の劣化を防止し且つ外力による擦れやキズ等の発生を
防止するために、画像保護用の透明フィルムをラミネー
トすることがなされている。
【0003】このような透明フィルムのラミネート方法
についても種々の方法が知られており、例えば、透明フ
ィルムを熱ローラを用いて画像面に熱圧着するものや、
常温で粘着剤を用いて接着させるものが知られている。
また、基材フィルム上に熱可塑性樹脂からなる画像保護
層を積層した転写型画像保護フィルムを用意し、この転
写型画像保護フィルムの画像保護層を被保護画像上に熱
転写する方法も知られている(特開昭60−20439
7号公報、特開昭59−85793号公報、特開昭59
−76298号公報)。
【0004】このような転写型画像保護フィルムは、熱
転写ヘッドを使用したプリンター内部で画像形成に連続
してセルフラミネート可能とするために、基材シート上
にインク画像形成のためのインク層(例えばYello
w、Magenta、Cyan、Blackなどの各色
のインクが面順次に配置されているインク層)が設けら
れた熱転写型インクリボンの一部に組み込んで使用され
るようになっている。具体的には、基材シート上にイン
ク層に続いて画像保護層が繰り返し配置されたインクリ
ボンとして使用されている。ここで、画像保護層が十分
な画像保護効果を発揮するには、物理的外力に十分に対
抗でき且つ十分に紫外線を吸収できることが必要であ
り、従って画像保護層の厚みを可能な限り厚くすること
が求められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像保
護層を厚く形成しようとする場合、転写型画像保護フィ
ルムやそれを組み込んだ熱転写型インクリボン作成時の
プロセスにおける乾燥の問題(例えば、特別の乾燥設備
を新たに設置することや乾燥時間を長くすることが必要
となる等の問題)、厚みを増すために特別の製造工程が
場合により必要となるという問題、更に、特に熱転写型
インクリボンを巻き物にして使用する際に、画像保護層
がインク層に比べて厚くなることで物理的な段差が生
じ、その段差部分が原因で寝押しなどの変形が発生した
り、ブロッキングや皺が発生する等の問題が伴う。従っ
て、これらの問題を回避するために画像保護層の厚みを
制限せざるを得ず、必ずしも十分な画像保護効果を得る
に至っていないというのが現状である。
【0006】本発明は、従来の技術の問題点を解決しよ
うとするものであり、基材シート上に画像保護層を厚く
形成する際に伴う問題を生ずることなく、十分な画像保
護効果を有する画像保護層を形成可能な画像形成方法、
及びそれに適した熱転写インクリボンを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、通常は画像
形成後に連続して1回だけ行なわれる画像保護層の転写
に関し、同一画像上に連続して2回もしくは3回以上の
画像保護層を転写させることにより、上述の目的を達成
できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0008】即ち、本発明は、インク画像が形成された
被転写体の一つの単位画像形成領域に、基材シート上に
熱転写性の画像保護層が形成された転写型画像保護フィ
ルムの当該画像保護層の熱転写をn回(nは2以上の整
数である)繰り返すことを特徴とする画像形成方法を提
供する。
【0009】また、本発明は、この画像形成方法に特に
適した転写型画像保護フィルムとして、基材シートとそ
の同一平面上に設けられた熱転写性のインク層及び熱転
写性の画像保護層とを有し、被転写体の単位画像形成領
域に熱転写によりインク画像を形成し、更にインク画像
が形成された被転写体の単位画像形成領域上に、該画像
保護層を基材シートより剥離させて転写させる熱転写イ
ンクシートにおいて、一回のインク画像形成に対しn回
(nは2以上の整数である)の画像保護層の熱転写が可
能となるように、画像保護層の面積が、被転写体の単位
画像形成領域の面積のn倍となっていることを特徴とす
る熱転写インクシートを提供する。
【0010】
【実施の形態】まず、本発明の画像形成方法について図
面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図におい
て、同一符号は同一又は同等の構成要素を表している。
【0011】本発明の画像形成方法は、被転写体に形成
されたインク画像上に画像保護用の画像保護層を形成す
る方法である。具体的には、図1に示すように、インク
画像1が形成された被転写体2の一つの単位画像形成領
域3(同図(a))に、基材シート4上に、熱転写性の
画像保護層5が形成された転写型画像保護フィルム6
(同図(b))の当該画像保護層5の熱転写操作(即
ち、画像保護層5を基材シート4から剥離させて被転写
体に移行させる操作)をn回(nは2以上の整数であ
る)繰り返し、画像保護に必要な十分な厚み(画像保護
層5がn層積層した厚み)の積層画像保護層50を形成
する(同図(c))。
【0012】被転写体2としては、紙、合成紙、OHP
シートなどの印画紙が挙げられる。これらの印画紙に対
する画像形成手法としては、昇華熱転写方式、熱溶融転
写方式、インクジェット記録方式などが挙げられる。従
って、被転写体2に形成されるインク画像1としては、
昇華性染料画像、熱溶融性インク画像、インクジェット
インク画像などが挙げられる。
【0013】単位画像形成領域3は、一回の画像形成操
作で形成できるベタパターン領域であり、例えば一般的
な昇華熱転写インクリボンを使用した画像形成の場合に
は、単色のインク層の大きさにほぼ相当する。
【0014】また、本発明の画像形成方法において、画
像保護層5のn回の熱転写がそれぞれ任意のパターンで
行えるようにすることが好ましい。これにより、一回の
画像形成操作に続くn回の画像保護層5の転写操作にお
いて、画像保護層5による画像修飾性を向上させ、更
に、画像保護層5の部分転写と全面転写を組み合わせ
て、画像保存性を損なう事なく、画像保護層5にすかし
模様を形成することができる。例えば、nが3以上の整
数である場合、2回目乃至(n−1)回目のいずれかの
熱転写を任意のすかし模様パターンで行い、1回目とn
回目の熱転写をベタパターンで行うことができる。具体
的にはnが3の場合、図2に示すように、印画紙21の
表面に(同図(a))、ベタパターンで画像保護層22
aを熱転写し(同図(b))、続いて文字パターンの画
像保護層22bを熱転写し(同図(c))、そしてその
上にベタパターンで画像保護層22cを熱転写する(同
図(d))。これにより、画像保護層22bがすかし模
様となる。
【0015】本発明の画像形成方法において使用する転
写型画像保護フィルム6の基材シート4としては、従来
の転写型画像保護フィルムの基材シートと同様のものを
使用することができ、例えばポリエステルシート等が挙
げられる。
【0016】また、画像保護層5としては、アクリル系
樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ
ウレタン系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、
ポリアミド樹脂、その他の透明性、耐摩耗性、耐光性、
耐侯性等の諸堅牢性に優れた樹脂をキャスト法成膜した
ものが挙げられる。これらは単層タイプ、積層タイプの
何れでもよい。
【0017】本発明において、基材シート4上に並設さ
れた複数の画像保護層5はすべて同じものでもよいが、
互いに異なる構成(例えば、構成樹脂の種類、染料の有
無等)としてもよい。
【0018】このような画像保護層5には、画像の耐久
性をより高めるために、ベンゾトリアゾール系、ベンゾ
フェノン系、トリアジン系など各種の紫外線吸収剤を添
加することが好ましい。また、光安定剤などの各種添加
剤も使用してもよい。
【0019】本発明の画像形成方法に特に適した熱転写
性保護フィルムとしては、基材シート上に熱転写性のイ
ンク層が設けられた熱転写インクシートに画像保護フィ
ルムを一体化したものが挙げられる。このような熱転写
インクシートは、被転写体の単位画像形成領域に熱転写
によりインク画像を形成し、更にインク画像が形成され
た被転写体の単位画像形成領域上に、画像保護層を基材
シートより剥離させて転写させるものである。従って、
このような熱転写インクシートによれば、プリンターに
よる熱転写画像形成に続いて、その画像形成に使用した
当該プリンターのサーマルヘッドにより画像保護層を形
成された画像上に熱転写することが可能となる。
【0020】このような熱転写インクシートの具体的な
構造としては、基材シートとその同一平面上に、熱転写
性のインク層及び熱転写性の画像保護層とが設けられた
構造を有しており、画像保護層の面積が、一回のインク
画像形成に対しn回(nは2以上の整数である)の画像
保護層の熱転写が可能となるように、被転写体の単位画
像形成領域の面積(即ち、インク層の面積)のn倍とな
っている構造が挙げられる。具体的には、図3(a)に
示すように、基材シート31上に、センサーマーク3
2、イエローインク層Y、マゼンタインク層M及びシア
ンインク層Cからなるインク層33を面順次に形成し、
これらと同一面上に個々の単色のインク層の2倍の面積
の熱転写性の画像保護層34を形成したものである。こ
こで画像保護層34は、二つの領域(34aと34b)
に分けられ、まず34aの部分の熱転写を行い、続いて
34bの部分の熱転写を行う。
【0021】また、図3(b)に、単色のインク層の3
倍の面積の熱転写性の画像保護層34を形成した例を示
す。この場合には、画像保護層34は、三つの領域(3
4a、34b及び34c)に分けられ、34aの部分の
熱転写を行い、続いて34bの部分の熱転写を行い、最
後に34cの部分の熱転写を行う。
【0022】基材シート31としては、図1の画像保護
フィルムにおける基材シート4と同様の構成とすること
ができる。
【0023】また、インク層33は、昇華熱転写記録用
あるいは熱溶融型熱転写記録用のいずれのタイプのイン
ク層でもよく、それぞれ公知のインクリボンのインク層
と同様に構成することができる。例えば、昇華型熱転写
記録用のインク層とする場合、このインク層32は、メ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酢酸セル
ロース等のセルロース系樹脂、ポリビニルアルコール、
ポリビニルブチラール、ポリビニルアセトアセタール、
ポリ酢酸ビニル、ポリスチレン等のビニル系樹脂、その
他各種ウレタン樹脂等に昇華性あるいは熱拡散性染料を
分散させたものから構成することができる。
【0024】画像保護層34としては、図1の画像保護
フィルムにおける画像保護層5と同様に構成することが
できる。
【0025】なお、図3においては、インク層33とし
て、イエローインク層Y、マゼンタインク層M、シアン
インク層Cの各色のインク層を面順次に形成した例を示
したが、さらにブラック等のインク層を形成してもよ
く、任意の単一色のみのインク層を形成してもよい。
【0026】また、昇華型熱転写記録を行う場合に、被
転写体に染料受容層が形成されていなくても良好に画像
を形成できるように、熱転写インクシートのインク層と
同一面側に熱転写性の染料受容層を形成してもよい。こ
のような染料受容層は、ポリエステル系樹脂、セルロー
スエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリ塩化
ビニル系樹脂等の染着性のよい熱可塑性樹脂から形成す
ることができる。
【0027】図3に示した熱転写インクシートは、画像
保護層の大きさを各色のインク層の大きさのn倍(nは
2以上の整数)とする以外は、従来の画像保護層つきの
熱転写インクシートと同様に製造することができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
【0029】実施例1 厚さ6μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東
レ(株)製、ルミラー)の一方の全面に表1のバックコ
ート塗工液をコイルバーにより塗布・乾燥させ、厚さ
0.5μmのバックコート層を形成した。
【0030】
【表1】 (バックコート塗工液) 成分 重量部ホ゜リヒ゛ニルアセタール 樹脂(積水化学工業(株)製、KS-1) 10リン 酸エステル系界面活性剤(第一工業製薬(株)製、フ゜ライサーフA208S) 3溶剤(メチルエチルケトン/トルエン=1/1) 200
【0031】次に、表2の組成の3色のインク塗料を、
先のバックコート層を塗布したポリエチレンテレフタレ
ートフィルムの裏面に対してコイルバーを用いて面順次
で塗布し、110℃のオーブンにて3.0秒間乾燥し、
3色のインク層(厚み=1μm、縦=100mm、横=
l20mm)がセットになったインクリボンを作成し
た。
【0032】
【表2】 (インク層用塗料) 成分 重量部 染料 5 イエロー染料(キノフタロン系イエロー染料) マゼンタ染料(C.I.Disperse Red.60)又は シアン染料(C.I.Solvent Blue 63)ホ゜リヒ゛ニルフ゛チラール 樹脂(積水化学工業(株)製、エスレックBX-1) 5溶剤(メチルエチルケトン/トルエン=1/1) 100
【0033】得られたイエロー、マゼンタ、シアンの各
色のインク層が面順次に形成されたインクリボンのシア
ンインク層に面順次に続いて、表3の組成による画像保
護層用塗料を塗布し、110℃のオーブンにて30秒間
乾燥し、YMC各色とそれに続いて、乾燥厚が2μm
で、その面積が100mm×240mmの大きさの画像
保護層を形成した。
【0034】
【表3】 (画像保護層用塗料1) 成分 重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 20 紫外線吸収剤(チハ゛スヘ゜シャリティーケミカルス゛(株)製、Tinuvin384) 0.5 紫外線吸収剤(チハ゛スヘ゜シャリティーケミカルス゛(株)製、Tinuvin400) 0.5溶剤(メチルエチルケトン/トルエン=1/1) 200
【0035】次に、被転写体となる印画紙として、厚さ
150μmのポリプロピレンフィルム(王子油化(株)
製、PFG#150)上に、表4の受容層用塗料1をコ
イルバーにより塗布した後に110℃にて60秒間乾燥
し、更に50℃にて2日間放置した。これにより厚さ5
μmの受容層を備えた印画紙を作成した。
【0036】
【表4】 (受容層用塗料1) 成分 重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 20シリコーンオイル (東レタ゛ウコーニンク゛シリコーン(株)製、SF8427) 0.8ホ゜リイソシアネート (日本ホ゜リウレタン工業(株)製、コロネートHL) 0.6蛍光増白剤(チハ゛スヘ゜シャリティーケミカルス゛(株)製、ユヒ゛テックスOB) 0.04
【0037】以上の通り作成したインクリボンと印画紙
とを重ね合わせ、顔写真を色分解して得た画像データを
プリンタのサーマルヘッドにて段階的な熱エネルギーを
インクリボン側から付与し、濃淡のあるフルカラー画像
を印画紙の受容層上に形成し、次に、インク層に続く画
像保護層の前半部分を使用して、サーマルヘッドで適正
な熱エネルギーを付与することにより画像上へ画像保護
層を転写し、続いて画像保護層後半部分を使用して、サ
ーマルヘッドで適正な熱エネルギーを付与することによ
り、先に転写した画像保護層上に画像保護層の積層転写
を行った。
【0038】実施例2 実施例1と同様に、バックコート層の塗布されたポリエ
チレンテレフタレートフィルム上に、イエロー、マゼン
タ、シアンの各インク層を準備し、それに続くインク層
が形成されていない部分に、表5の組成の下塗り用塗料
を乾燥後の厚さが1μm、塗布面積が100mm×36
0mmになるように塗布し、110℃のオーブンにて3
0秒間乾燥させた。表6及び表7の画層保護層用塗料2
及び3を乾燥後の塗布厚がそれぞれlμmで塗布面積が
100mm×360mmになるようにそれぞれ順番に積
層塗布し、それぞれ110℃のオーブンにて30秒間乾
燥することで画像保護層を積層した。
【0039】
【表5】 (下塗り用塗料1) 成分 重量部 ボリビニルアセタール樹脂(積水化学(株)製、KS−10) 10溶剤(メチルエチルケトン/トルエン=1/1) 200
【0040】
【表6】 (画像保護層用塗料2) 成分 重量部 アクリロニトリル -スチレン共重合体(旭化成工業(株)製、100) 20 紫外線吸収剤(共同薬品(株)製、Viosorb130) 1溶剤(メチルエチルケトン/トルエン=1/1) 200
【0041】
【表7】 (画像保護層用塗料3) 成分 重量部 セルロース系樹脂(イーストマンケミカル(株)製、CAB551-0.01) 20 シリコンフィラー(信越化学(株)製、KMP590) 1溶剤(メチルエチルケトン/トルエン=1/1) 100
【0042】次に、表8の受容層用塗料2を使用し、実
施例1と同様にして印画紙を作成し、その印画紙に画像
形成を行い、それに引き続き画像保護層部分を3分割
し、それぞれを順に3回にわたって転写・積層を行っ
た。
【0043】
【表8】 (受容層用塗料2) 成分 重量部 セルロース 系樹脂(イーストマンケミカル(株)製、CAB551-0.2) 20シリコーンオイル (東レタ゛ウコーニンク゛シリコーン(株)製、SF8427) 0.8ホ゜リイソシアネート(日本ホ゜リウレタン工業(株 ) 製、コロネートL) 0.6
【0044】実施例3 実施例1と同様に、バックコート層の塗布されたポリエ
チレンテレフタレートフィルム上に、イエロー・マゼン
タ・シアンの各インク層を準備し、それに続くインク層
が形成されていない部分に、表9の組成の下塗り用塗料
2を乾燥後の厚さが1μm、塗布面積が100mm×1
20mmになるように塗布し、オーブンにて110℃、
30秒間の乾燥を行った。次いで、表10及び11の画
像保護層用塗料4及び5を乾燥後の塗布厚が1.5μ
m、塗布面積が100mm×120mmになるようにそ
れぞれ順番に積層塗布し、オーブンにてそれぞれ110
℃で30秒間乾燥することで画像保護層を積層した。
【0045】
【表9】 (下塗り用塗料2) 成分 重量部 ポリビニルアセタール樹脂(積水化学(株)製、KS−1) 10溶剤(メチルエチルケトン/トルエン=1/1) 100
【0046】
【表10】 (画像保護層用塗料4) 成分 重量部 ポリスチレン樹脂(電気化学工業(株)製、100) 20 蛍光増白剤(チハ゛スヘ゜シャリティーケミカルス゛(株)製、ユヒ゛テックスOB) 0.02溶剤(メチルエチルケトン/トルエン=1/1) 200
【0047】
【表11】 (画像保護層用塗料5) 成分 重量部 ポリエステル樹脂(東洋紡績(株)製、バイロン600) 20 無機フィラ−(日本合成(株)製、ニップシールE200) 1 紫外線吸収剤(チハ゛スヘ゜シャリティーケミカルス゛(株)製、Tinuvin900) 1溶剤(メチルエチルケトン/トルエン=1/1) 100
【0048】次に、表12の受容層用塗料3を使用し、
実施例1と同様にして印画紙を作成し、その印画紙に画
像形成を行い、画像形成に連続して画像保護層転写を行
ったが、その際に画像保護層を2分割し、その前半部分
は画像形成領域の特定パターン上にのみ画像保護層を転
写し、画像保護層後半部分では、画像形成領域全体をー
様に覆うように画像保護層を転写し、画像保護層にすか
し模様を形成した。
【0049】
【表12】 (受容層用塗料3) 成分 重量部 ポリエステル樹脂(東洋紡績(株)製、バイロン200) 20溶剤(メチルエチルケトン/トルエン=1/1) 100
【0050】比較例1 実施例1と同様にして、バックコート層の塗布されたポ
リエチレンテレフタレートフィルム上に、イエロー・マ
ゼンタ・シアンの各インク層をそれぞれが100mm×
120mmの面積になるよう塗布し、それに続くインク
層が形成されていない部分に、実施例1と同様の画像保
護層用塗料1を乾燥後の塗布厚が1.5μm、面積が1
00mm×120mmになるように塗布・乾燥し、YM
Cの各色に続いて画像保護層が形成されたインクリボン
を得た。
【0051】その後に、実施例1で使用した受容層用塗
料1を用いて、実施例1と同様に印画紙を作成し、同様
に印画紙への画像形成を行った。さらに画像形成と連続
して画像保護層転写を行った。但し、画像保護層の転写
は画像形成領域全体への1度の転写のみを行った。
【0052】比較例2 実施例1と同様にして、バックコート層の塗布されたポ
リエチレンテレフタレートフィルム上に、イエロー・マ
ゼンタ・シアンの各インク層をそれぞれが100mm×
120mmの面積になるよう塗布・乾燥し、それに続く
インク層が形成されていない部分に、実施例1と同様の
画像保護層用塗料1を乾燥後の塗布厚が4μmで、面積
が100mm×120mmになるように塗布し、実施例
1と同様に110℃のオーブンにて30秒間の乾燥を行
った。
【0053】その後に、実施例1で使用した受容層用塗
料1を用いて、実施例1と同様に印画紙を作成し、同様
に印画紙への画像形成を行った。さらに画像形成と連続
して保護層転写を行った。但し、画像保護層の転写は画
像形成領域全体への1度の転写のみを行った。
【0054】比較例3 実施例1と同様にして、バックコート層の塗布されたポ
リエチレンテレフタレートフィルム上に、イエロー・マ
ゼンタ・シアンの各インク層をそれぞれが100mm×
120mmの面積になるよう塗布・乾燥し、それに続く
インク層が形成されていない部分に、実施例1と同様の
画像保護層用塗料1を乾燥後の塗布厚が10μmで、面
積が100mm×120mmになるように塗布し、実施
例1と同様に110℃のオーブンにて300秒間の乾燥
を行った。その後に、実施例1と同様の受容層用塗料1
を使用して、実施例1と同様に印画紙を作成し、同様に
印画紙への画像形成を行った。さらに画像形成と連続し
て画像保護層転写を行ったが、画像保護層の転写は画像
形成領域全体への1度の転写のみであった。
【0055】比較例4 実施例1と同様にして、バックコート層の塗布されたポ
リエチレンテレフタレートフィルム上に、イエロー・マ
ゼンタ・シアンの各インク層をそれぞれが100mm×
120mmの面積になるよう塗布・乾燥し、それに続く
インク層が形成されていない部分に、実施例1と同様の
画像保護層用塗料1を乾燥後の塗布厚が10μmで、面
積が100mm×120mmになるように塗布し、実施
例1と同様に110℃のオーブンにて300秒間の乾燥
を行った。その後に、実施例1と同様の受容層用塗料1
を使用して、実施例1と同様に印画紙を作成し、同様に
印画紙への画像形成を行った。さらに画像形成と連続し
て画像保護層転写を行ったが、その際、画像保護層の転
写を実施例3で使用した特定のパターンで行った。
【0056】(評価)以上の実施例および比較例で得ら
れた各印画物について、画像保護層の効果を比較する目
的で以下に説明するように「画像耐光性(Xe光源下で
の画像の光退色性)」及び「耐擦過性」に関する比較評
価を行った。また、実施例および比較例で得られた各イ
ンクリボンについて、リボンとしての使用前の状態での
保存性を比較する目的で、以下に説明するように「ブロ
ッキング」及び「画質の保存特性」について比較評価を
行った。
【0057】画像耐光性 得られた印画物に対し、耐光性試験機(Ci35Aキセ
ノンウェザーメーター、ATLAS社製)を用いて、5
0kJ/m2のエネルギー密度で照射を行い、以下の基
準に従って評価した。
【0058】 評価基準 ランク 内容 ◎: 照射前後で印画物に何ら変化がなく、見分けがつかない場合 ○: 照射後の印画物にやや退色が観察されるが、照射前の状態に近い場合 ×: 照射後の印画物は明らかに退色しており、照射前とはほど遠い場合
【0059】耐擦過性 印画物の画像表面を、アルコールを含ませた綿棒にて1
0往復擦り、以下の評価基準に従って評価した。 評価基準 ランク 内容 ◎: 印画物の表面が全く変化が観察されなる場合 ○: 印画物の表面にやや傷つきが観察されるが、画像には何ら変化がない 場合 ×: 印画物の表面に傷がつき、画像が損傷を受けて変化している場合
【0060】ブロッキング インクリボンの画像保護層面とバックコート層面とを重
ね合せた状態で、55℃の環境にて荷重(100g/c
2)をかけ、各インクリボンの画像保護層とバックコ
ート層とのブロッキングの有無を目視にて確認した。 評価基準 ランク 内容 ○: ブロッキングが観察されない場合 ×: ブロッキングが観察された場合
【0061】画質の保存特性 インクリボンを直径lcmのリボンスプールに巻き取
り、45℃の環境にて1週間保存した後に、そのインク
リボンを使用して画像形成を行い、画像保護層を転写さ
せた。得られた画像について保存による画質への影響の
有無を目視にて確認した。得られた結果を表13に示
す。
【0062】
【表13】 画像耐光性 耐擦過性 ブロッキング 画質保存特性 実施例1 ○ ○ ○ 良好 実施例2 ◎ ◎ ○ 良好 実施例3 ○ ○ ○ 良好 比較例1 × × ○ 良好 比較例2 ○ ○ × (ブロッキング) 比較例3 ◎ ◎ ○ 寝押し痕あり比較例4 × × ○ 寝押し痕あり
【0063】表13から分かるように、2μm厚の画像
保護層を2回熱転写させた実施例1、3層構造の4μm
厚の画像保護層を3回熱転写させた実施例2、及び3層
構造の4μm厚の画像保護層を2回熱転写させた実施例
3(但し、初回の熱転写時には特定パターン状に熱転
写)の場合には、画像耐光性、耐擦過性、ブロッキン
グ、及び画質保存特性の各評価項目の結果は好ましいも
のであった。
【0064】一方、1.5μ厚の画像保護層を1回だけ
熱転写させた比較例1の場合には、画像耐光性と耐擦過
性とが不満足な結果であった。4μ厚の画像保護層を1
回だけ熱転写させた比較例2の場合にはブロッキングが
生じ、10μ厚の画像保護層を1回だけ熱転写させた比
較例3の場合には画質保存特性が不満足な結果であっ
た。また、10μ厚の画像保護層をパターン状に1回だ
け熱転写させた比較例4の場合には、画像耐光性、耐擦
過性並びに画質保存特性の各評価項目が不満足な結果で
あった。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、乾燥時間を長くするこ
とや特別の設備を使用することなく製造できる画像保護
フィルムを使用し、インクリボンの保存時の不具合を生
ずることなく、十分な厚みの画像保護層を被転写体に熱
転写することが可能となる。従って、画像の紫外線によ
る退色や傷付きなどの不具合なども改善できる。
【0066】また、本発明によれば、画像保護層を積層
するので、画像に透かしや表面のパターン処理を施すこ
とができる。その場合にも、透かしや表面修飾に使用す
る画像保護層と、画像全体を覆う画像保護層とを積層す
るので、画像保存性を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成方法の説明図である。
【図2】本発明の画像形成方法に適した熱転写インクシ
ートの部分上面図である。
【図3】本発明の画像形成方法に適した熱転写インクシ
ートの部分上面図である。
【符号の説明】
1 インク画像、2 被転写体、3 単位画像形成領
域、4 基材シート、5画像保護層、50 積層画像保
護層、6 転写型画像保護フィルム、21 印画紙、2
2a,22b,22c 画像保護層、31 基材シー
ト、32 センサーマーク、33 インク層、34 画
像保護層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41M 5/40 B41M 5/26 B 101B Fターム(参考) 2C065 AB03 AC01 AF02 CJ02 CJ03 CJ08 2C068 AA02 AA06 AA22 BD15 BD23 2H111 AA08 AA26 AA27 AA52 BA02 BA03 BA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク画像が形成された被転写体の一つ
    の単位画像形成領域に、基材シート上に熱転写性の画像
    保護層が形成された転写型画像保護フィルムの当該画像
    保護層の熱転写をn回(nは2以上の整数である)繰り
    返すことを特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 画像保護層のn回の熱転写をそれぞれ任
    意のパターンで行うことができる請求項1記載の画像形
    成方法。
  3. 【請求項3】 nが3以上の整数であり、2回目乃至
    (n−1)回目のいずれかの熱転写を任意のすかし模様
    パターンで行い、1回目とn回目の熱転写をベタパター
    ンで行う請求項1記載の画像形成方法。
  4. 【請求項4】 基材シートとその同一平面上に設けられ
    た熱転写性のインク層及び熱転写性の画像保護層を有
    し、被転写体の単位画像形成領域に熱転写によりインク
    画像を形成し、更にインク画像が形成された被転写体の
    単位画像形成領域上に、該画像保護層を基材シートより
    剥離させて転写させる熱転写インクシートであって、一
    回のインク画像形成に対しn回(nは2以上の整数であ
    る)の画像保護層の熱転写が可能となるように、画像保
    護層の面積が、被転写体の単位画像形成領域の面積のn
    倍となっている熱転写インクシートを、転写型画像保護
    フィルムとして使用する請求項1〜3のいずれかに記載
    の画像形成方法。
  5. 【請求項5】 基材シートとその同一平面上に設けられ
    た熱転写性のインク層及び熱転写性の画像保護層を有
    し、被転写体の単位画像形成領域に熱転写によりインク
    画像を形成し、更にインク画像が形成された被転写体の
    単位画像形成領域上に、該画像保護層を基材シートより
    剥離させて転写させる熱転写インクシートにおいて、一
    回のインク画像形成に対しn回(nは2以上の整数であ
    る)の画像保護層の熱転写が可能となるように、画像保
    護層の面積が、被転写体の単位画像形成領域の面積のn
    倍となっていることを特徴とする熱転写インクシート。
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