JP2014065165A - 転写シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 基材シート1上の一方の面に少なくとも耐熱滑性層6を有し、基材シート1上の他方の面に少なくとも保護層2と接着層3をこの順に積層した転写層4を有し、被転写体上に転写層4を転写する転写シート10であって、前記転写層を転写後の基材シート面と前記耐熱滑性層を形成した面との動摩擦係数が0.2以上、0.35以下であることにより、上記課題を解決することができた。
【選択図】 図1
Description
この転写シートは、その接着層が染料の受容性を有する受容層の機能を有する場合は、中間転写記録媒体として使用できる。また、転写シートは、その接着層が接着性の機能を主体に有する場合は、熱転写による画像を有する印画物の画像を保護するための保護層転写シートとして使用できる。
また、特許文献3に示されるように、基材シート上に、剥離層、保護層、受容層兼接着層が設けられた中間転写記録媒体が提案されている。
上記の保護層転写シートや中間転写記録媒体によれば、熱転写画像の表面に保護層が形成されることから、熱転写画像に耐久性を付与することができる。
また、染料層などの色材層と転写保護層を面順次に繰り返し設けた転写シートを巻き上げて、ロール状にしたものを熱転写プリンタに供給用巻取りとして装着している。
このような転写シートは、供給用巻取りを長尺化して、巻取り交換の頻度を減らしていくことが求められている。それに対し、熱転写プリンタを小型化して、保管スペースを狭めていきたい要求があり、限られたスペースに転写シートの供給用巻取りを収納している。この転写シートの供給用巻取りは、熱転写記録される際、熱転写プリンタに装着され、印字後に巻上ロールにより巻き上げられる。
前記転写層を転写後の基材シート面と、前記耐熱滑性層を形成した面との動摩擦係数が0.2以上、0.35以下であることを特徴とする。
図1に本発明の転写シート10である一つの実施形態を示す。本発明の転写シート10は、基材シート1の一方の面に耐熱滑性層6を設け、他方の面に保護層2と接着層3を順次積層した転写層4を設けた構成である。保護層2と接着層3は熱転写時に被転写体に転写される層である。以下、本発明において熱転写時に被転写体に転写される層を総称して転写層4という場合がある。
(基材シート)
転写層を転写後の基材シート面と、耐熱滑性層を形成した面との動摩擦係数が0.2以上、0.35以下である。
上記の動摩擦係数は、ASTM D1824に準拠して測定した値である。
本発明の基材シート1によれば、転写シートの供給用巻取りが長尺化しても、転写シートの印字後の巻き上げ時に巻き緩みが発生しない。
転写層を転写後の基材シート面と、耐熱滑性層を形成した面との動摩擦係数が上記範囲内であれば、印字後の転写シートの巻き上げ時において、転写シートの蛇行が発生し難くなり、これを原因とする転写シートの巻ずれ、巻き皺、巻き太りを抑制することができる。
上記の動摩擦係数は、ASTM D1824に準拠して測定した値である。
基材シートの表面と裏面との動摩擦係数が上記範囲内であれば、基材シートの転写層面の傷付きを抑えることにより、光沢性に優れる印画物が得られる。
ここで、Ar1、Ar2、Ar3は、例えば一般式化3に示すようなものが用いられ、X、Yは、−O−、−CH2−、−CO−、−SO2−、−S−、−C(CH3)2−などから選ばれるが、これらに限定されるものではない。
保護層2は、転写シートを構成する転写層の一部として、被転写体へ転写後、印画物の画像を保護するための層である。
本発明に使用される保護層のバインダー樹脂としては、ポリエステル樹脂、ポリエステルウレタン樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、紫外線吸収性樹脂、エポキシ樹脂、アクリルウレタン樹脂、これらの各樹脂をシリコーン変性させた樹脂、これらの各樹脂の混合物、電離放射線硬化性樹脂等を挙げることができる。
なかでも、本発明では、ポリエステル樹脂、ポリエステルウレタン樹脂等のポリエステル系樹脂を好適に使用することができる。なお、ポリエステル樹脂やポリエステルウレタン樹脂は、他の熱可塑性樹脂との共重合体であってもよい。
本発明の転写シートにおける最表面に位置する接着層3は、被転写体へ転写層を転写させる際、被転写体への接着性の機能を有するものである。また、その接着性の機能及び昇華性染料の受容性を有する受容層の機能を合わせもつことができる。いずれにしても、接着層は、有機溶剤可溶性の熱可塑性樹脂を主体に構成することが好ましい。
上記の接着層の熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニルもしくはポリ塩化ビニリデン等のハロゲン化樹脂、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体ビニル系樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポリエチレンテレフタレートもしくはポリブチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレンもしくはプロピレン等のオレフィンと他のビニルポリマーとの共重合体系樹脂、アイオノマーもしくはセルロースジアスターゼ等のセルロース樹脂、ポリカーボネート等が挙げられ、特に、ビニル系樹脂、ポリエステル樹脂が好ましい。
具体的には、側鎖型アラルキル変性シリコーン及び側鎖型エポキシ変性シリコーンを合わせて添加する際、接着層の総質量に対し、2種の離型剤を合わせて1質量%〜5質量%で添加することが好ましい。
本発明の転写シートは、熱転写時に転写層が基材シートから剥離しやすいように、基材シートと転写層との間に剥離層5を設けることできる。なお、剥離層は、熱転写時に被転写体上に転写される層である。
剥離層の材料としては、例えば、エチルセルロース、ニトロセルロース、酢酸セルロースなどのセルロース誘導体、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチルなどのアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラールなどのビニル共重合体の熱可塑性樹脂や、飽和又は不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、熱架橋性エポキシ−アミノ樹脂、アミノアルキッド樹脂などの熱硬化型の樹脂、シリコーンワックス、シリコーン樹脂、シリコーン変性樹脂、フッ素樹脂、フッ素変性樹脂、ポリビニルアルコール等を挙げることができる。また、剥離層には箔切れ性を向上させるために、マイクロシリカやポリエチレンワックスなどのフィラーを含有させることが好ましい。また、剥離層は、1種の樹脂からなるものであってもよく、2種以上の樹脂からなるものであってもよい。また剥離層は、上記に例示した樹脂に加えイソシアネート化合物等の架橋剤、錫系触媒、アルミニウム系触媒等の触媒を用いて形成することとしてもよい。
本発明の転写シートは基材シートの裏面に耐熱滑性層を設けることができる。基材シートの裏面に設けられている耐熱滑性層は、サーマルヘッド等の加熱デバイスと基材シートとの熱融着を防止し、走行を滑らかに行う目的で設けられる。
耐熱滑性層を形成する樹脂としては、例えば、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセトアセタール樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエーテル樹脂、ポリブタジエン樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリルポリオール、ポリウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタン又はエポキシのプレポリマー、ニトロセルロース樹脂、セルロースナイトレート樹脂、セルロースアセトプロピオネート樹脂、セルロースアセテートブチレート樹脂、セルロースアセテートヒドロジエンフタレート樹脂、酢酸セルロース樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩素化ポリオレフィン樹脂、塩素化ポリオレフィン樹脂等が挙げられる。
被転写体上には、上述した本発明に係る転写シートを構成する転写層が転写され、その結果、耐久性、光沢性に優れた熱転写画像を有する印画物が得られる。
本発明の転写シートが適用される被転写体は特に限定されず、例えば天然繊維紙、コート紙、トレーシングペーパー、転写時の熱で変形しないプラスチックフィルム、ガラス、金属、セラミックス、木材、布等いずれのものでもよい。
(実施例1)
基材シートとしては、厚さ4μmの芳香族系ポリアミドフィルム(東レ株式会社製 ミクトロン)を用いた。
まず、基材シート1の一方の面に、予め下記組成の耐熱滑性層用プライマー層塗布液を乾燥時0.2μmになるように塗布および乾燥し、該プライマー層の表面に下記の耐熱滑性層塗布液を乾燥時1.0μmになるように塗布、乾燥させた後、60℃で5日間加熱処理を行ない、耐熱滑性層を形成しておいた。
次に、基材シートの他方の面へバーコーター法で、下記組成の保護層兼剥離層形成用塗布液を、乾燥後1.0μmになるように塗布し乾燥して保護層兼剥離層を形成した。次いで、この保護層兼剥離層上に、バーコーター法で、下記組成の接着層形成用塗布液を、乾燥後2.0μmになるように塗布し乾燥して接着層を形成して、実施例1の転写シート10(保護層転写シート)を得た。
ポリエステル樹脂 10.0部
(ニチゴーポリエスター LP−035;日本合成化学工業(株)製)
メチルエチルケトン 90.0部
ポリビニルブチラール樹脂 13.6部
(エスレックBX−1 積水化学工業(株)製)
ポリイソシアネート硬化剤 0.6部
(タケネートD218 武田薬品工業(株)製)
リン酸エステル 0.8部
(プライサーフA208N 第一工業製薬(株)製)
メチルエチルケトン 42.5部
トルエン 42.5部
・アクリル樹脂 100部
(BR−87 (三菱レイヨン(株)製)
・トルエン 200部
・MEK(メチルエチルケトン) 200部
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 100部
(ソルバイン(登録商標)CNL 日信化学工業(株)製)
・トルエン 200部
・MEK(メチルエチルケトン) 200部
基材シート1を厚さ4.0μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ株式会社製 製品名、ルミラー)に変更した以外は、全て実施例1と同様にして、比較例1の転写シート10(保護層転写シート)を得た。
市販のサーマルヘッドを搭載したデジタルフォトプリンターCX(シチズンシステムズ株式会社製)によって、該プリンタ用専用熱転写インクシートと熱転写受像シートとを用いて印画画像を形成した。ただし保護層兼剥離層は、該プリンタ用専用熱転写インクシートの保護層転写シート部に変えて、実施例1及び比較例1で作成した保護層転写シートを用いて形成した。
基材シート1として、厚さ9μmの芳香族系ポリアミドフィルム(東レ株式会社製 ミクトロン)を用いた。
まず、基材シート1の一方の面に、予め下記組成の耐熱滑性層用プライマー層塗布液を乾燥時0.2μmになるように塗布および乾燥し、該プライマー層の表面に下記の耐熱滑性層塗布液を乾燥時1.0μmになるように塗布、乾燥させた後、60℃で5日間加熱処理を行ない、耐熱滑性層を形成しておいた。
次に、基材シート1の他方の面へバーコーター法で、上記組成の剥離層形成用塗布液を、乾燥後1.0μmになるように塗布し乾燥して剥離層5を形成した。次いで、この剥離層上に、バーコーター法で、下記組成の保護層形成用塗布液を、乾燥後1.0μmになるように塗布し乾燥して保護層2を形成した。次いで、この保護層上に、バーコーター法で、下記組成の受容層兼接着層形成用塗布液を、乾燥後2.0μmになるように塗布し乾燥して受容層兼接着層3を形成して、実施例2の転写シート10(中間転写記録媒体)を得た。
ポリエステル樹脂 10.0部
(ニチゴーポリエスター LP−035;日本合成化学工業(株)製)
メチルエチルケトン 90.0部
ポリビニルブチラール樹脂 13.6部
(エスレックBX−1 積水化学工業(株)製)
ポリイソシアネート硬化剤 0.6部
(タケネートD218 武田薬品工業(株)製)
リン酸エステル 0.8部
(プライサーフA208N 第一工業製薬(株)製)
メチルエチルケトン 42.5部
トルエン 42.5部
・ポリエステル樹脂 20部
(UE−9200、ユニチカ(株)製 数平均分子量15000、Tg=65℃)
・トルエン 40部
・MEK(メチルエチルケトン) 40部
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 98部
(ソルバイン(登録商標)CNL 日信化学工業(株)製)
・エポキシ変性シリコーンオイル 2部
(KP−1800U 信越化学工業(株)製)
・トルエン 200部
・MEK(メチルエチルケトン) 200部
基材シート1を厚さ6μmのポリエチレンテレフタレート(東レ株式会社製 製品名、ミクトロン)に変更した以外は、全て実施例2と同様にして、比較例2の転写シート10(中間転写記録媒体)を得た。
市販のサーマルヘッドを搭載したHDP−600(HID社製)プリンタによって、該プリンタ用専用インクリボンと実施例2および比較例2の転写シート10(中間転写記録媒体)を用い、転写シート10の背面側より加熱を行い、昇華転写の写真調の画像と、溶融転写の文字画像の熱転写画像を中間転写記録媒体の受容層兼接着層に形成した。
次いで、被転写体である塩化ビニル製カードの上に、その画像形成された中間転写記録媒体の転写層(剥離層、保護層、受容層兼接着層)を所定の位置に重ね合わせヒートロールを用いて再転写して、実施例2および比較例2の印画物を得た。
上記で得られた各転写シートを用い、転写層を転写後の基材シート面と耐熱滑性層を形成した面を対向させ、上から重りで荷重をかけた。(荷重は220gf)なお、印画環境は、常温、常湿である。
耐熱滑性層側を固定し、転写層を転写後の基材シート面側の転写シートを動かしたときに生じる動摩擦力から、動摩擦係数1を導出した。測定機及び測定条件は以下の通りである。
測定速度:200mm/min
重り:220g
基材シート同士を対向させ、上から重りで荷重をかける。(荷重は220gf)なお、印画環境は、常温、常湿である。
一方の基材シートを固定し、他方の基材シートを動かしたときに生じる動摩擦力から、動摩擦係数2を導出した。測定機及び測定条件は動摩擦係数1と同様である。
上記で得られた各実施例と比較例の転写シートを用いて、各転写シートの転写層を転写する。但し、上記プリンタに装着する転写シートは、長尺シートを巻き上げた巻取り(供給用巻取り)であり、供給用巻取りの先端を巻上用巻取りに巻き取る一対の巻取り形態で使用される。尚、印画環境は、常温、常湿である。実施例と比較例の転写シートの一巻を使い切り、印画前の供給用巻取りと印画終了後の巻上用巻取りの外径を比較する。
なお、実施例1および比較例1の転写シートは、1巻当たり、400画面の長尺シートを用い、実施例2および比較例2の転写シートは、1巻当たり、500画面の長尺シートを用いた。
3・・・巻上ロール径増加で測定した印画前の供給用巻取りの外径に対する、印画後の巻上用巻取りの外径の比率が、95%以上103%未満
2・・・巻上ロール径増加で測定した印画前の供給用巻取りの外径に対する、印画後の巻上用巻取りの外径の比率が、103%以上105%未満
1・・・巻上ロール径増加で測定した印画前の供給用巻取りの外径に対する、印画後の巻上用巻取りの外径の比率が、105%以上
なお、105%以上になると、供給された長尺の転写シートが、最後まで使用される前に、プリンタ内で、巻き上げロールとプリンタ本体の一部とが接触して、プリントが停止してしまうトラブルが発生する。
上記で得られた実施例1〜2、比較例1〜2の印画物を、40℃、90%RHの環境に48時間保存し、保存後の印画物にひび割れがあるか目視で確認し、下記評価基準で塗膜安定性の評価を行った。評価結果を表1に示す。
3・・・ひび割れが全くない
2・・・細かなひび割れが少しある
1・・・細かな大きなひび割れがある
市販のサーマルヘッドを搭載したデジタルフォトプリンタCX(シチズンシステムズ株式会社製)によって、該プリンタ用専用熱転写インクシートと熱転写受像シートとを用いて印画画像(印画パターンは右側半面黒ベタ、左側半面白ベタ)を形成した。ただし保護層は、該プリンタ用専用熱転写インクシートの保護層転写シート部に変えて、実施例1及び比較例1で作成した保護層転写シートを用いて形成して、実施例1および比較例1の印画物を得た。
市販のサーマルヘッドを搭載したHDP−600(HID社製)プリンタによって、該プリンタ用専用インクリボンと実施例2および比較例2の転写シート10(中間転写記録媒体)を用い、転写シート10の背面側より加熱を行い、昇華転写の写真調の画像(印画パターンは右側半面黒ベタ、左側半面白ベタ)を中間転写記録媒体の受容層兼接着層に形成した。
次いで、被写体である塩化ビニル製カードの上に、その画像形成された中間転写記録媒体の転写層(剥離層、保護層、受容層兼接着層)を所定の位置に重ね合わせヒートロールを用いて再転写して、実施例2および比較例2の印画物を得た。
2・・・光沢度が80以上
1・・・光沢度が80未満
表1に示すように、実施例1〜2の転写シートにおいて、巻き太り、塗膜安定性、及び光沢度が良好であった。
一方、比較例1、2の転写シートにおいて、転写層を転写後の基材シート面と、耐熱滑性層を形成した面との動摩擦係数1が0.2以上、0.35以下の範囲外であるため、巻き太りが劣る結果となった。
2 保護層
3 (受容層兼)接着層
4 転写層
5 剥離層
6 耐熱滑性層
10 転写シート
Claims (2)
- 基材シート上の一方の面に少なくとも耐熱滑性層を有し、基材シート上の他方の面に少なくとも保護層と接着層をこの順に積層した転写層を有し、被転写体上に前記転写層を転写する転写シートであって、
前記転写層を転写後の基材シート面と前記耐熱滑性層を形成した面との動摩擦係数が0.2以上、0.35以下であることを特徴とする転写シート。 - 前記の基材シートが、芳香族系ポリアミドフィルムであることを特徴とする請求項1に記載の転写シート。
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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