JP2001105749A - 保護層転写シート - Google Patents
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Abstract
けられた保護層転写シートにおいて、画像が形成された
受像シートに保護層を熱転写により形成する際、プリン
タにて蛇行、シワ等の搬送トラブルを防止できる保護層
転写シートを提供する。 【解決手段】 一方の面に耐熱滑性層3を有する基材シ
ート1の反対側の面の少なくとも一部に剥離可能に熱転
写性保護層2が設けられた保護層転写シート10におい
て、熱転写前の保護層表面と受像シート表面との摩擦係
数が0.05〜0.5であり、かつμ0(静止摩擦係
数)/μ(動摩擦係数)が1.0以上1.5以下とする
ことにより、静止摩擦係数と動摩擦係数を上記の範囲に
収め、両者の摩擦係数の差を少なくすることで、プリン
タにおける蛇行、シワ等の搬送トラブルを防止できる。
Description
受像シート等の被転写体に保護層を熱転写により形成す
る、保護層転写シートに関する。特に、プリンタにて蛇
行、シワ等の搬送トラブルを防止できる保護層転写シー
トに関するものである。
方法が広く使用されている。熱転写記録方法は、各種画
像を簡便に形成できるため、印刷枚数が比較的少なくて
も良い印刷物、例えば、身分証明書等のIDカードの作
成や営業写真、或いはパーソナルコンピュータのプリン
タや、ビデオプリンタ等において利用されている。そし
て、使用される熱転写シートとしては、顔写真等の如く
フルカラーの階調画像が好ましい場合は、連続した基材
フィルム上に、インク層として、例えば、イエロー、マ
ゼンタ、及びシアン(更に必要に応じてブラック)の各
色材層を面順次に繰返し多数設けたものが使われてい
る。また、この様な、熱転写シートは大別すると、加熱
によって色材層が溶融軟化して色材層自身が被転写体、
すなわち受像シートに転写移行する、いわゆる溶融転写
タイプの熱転写シートと、感熱により色材層中の染料が
昇華して染料が受像シートに移行する、いわゆる昇華タ
イプの熱転写シートとに分類される。
身分証明書等のIDカードを作成する場合、溶融転写タ
イプでは、文字や数字等の如き線画画像の形成は容易で
あるが、得られる画像の耐久性、特に耐摩耗性が劣ると
いう欠点がある。一方、昇華タイプでは、顔写真等の階
調画像の形成には適しているが、得られる画像は通常の
印刷インキとは異なり、ビヒクルがない為、耐摩耗性等
の耐久性に劣り、更に可塑剤を含むカードケース、ファ
イルシート、プラスチック消しゴム等と接触すると、こ
れらに染料が移行したり、画像が滲む等の耐薬品性や耐
溶剤性等に劣るという欠点がある。そこで、耐摩耗性、
耐薬品性、耐溶剤性等の耐久性向上を形成された画像に
付与する目的で、保護層となる保護層転写シートを形成
済み画像の上に更に転写で設けることが試みられてい
る。例えば、基材フィルムに剥離可能に設けた透明樹脂
層上に、感熱接着層を設けた保護層転写シートを用いる
ことにより、画像形成済の被転写体上に、透明樹脂層を
感熱接着層を介して転写積層するものである。
転写シートにおける感熱接着層は、樹脂単独で設計され
ているために、受像シート等の被転写体との摩擦係数が
非常に高くなっている。このため、最近のコンパクトな
設計のプリンタ機構では、保護層転写シート及び受像シ
ートの搬送時に保護層転写シートと受像シートとが接触
したまま剥がれにくくなり、ジャムが発生したり、滑り
性の悪さのために、印画時にシワ等が入る場合があっ
た。
説明すれば、スペース的制約から、プラテンローラ7と
サーマルヘッド8の直前に設置されたローラ9により、
保護層転写シート10と、画像形成済の受像シート11
との両方を一体として表裏から挟持して、プラテンロー
ラ7とサーマルヘッド8間に搬送、供給する機構であ
る。保護層転写シート10の転写が終了後、次の転写の
待機位置まで保護層転写シート10及び受像シート11
をそれぞれ搬送する際は、ローラ9は離間して解放状態
となることで、保護層転写シート10と受像シート11
とは離間し、それぞれの待機位置まで搬送される。この
際、それぞれの搬送量が同一でなく、離間が不完全のま
まで搬送が行われると、通常は受像シート11よりも腰
の弱い保護層転写シート10が、受像シート11にまつ
わり付いて搬送されてしまうという事態が発生するので
ある。
写シートと受像シートとが滑りにくいことに起因する蛇
行、シワが発生する。特に、カセットやフィルムの装着
精度が悪く、フィルムが斜めにフィードされると、上記
蛇行、シワが顕著に現れる。したがって、本発明の目的
とするところは、基材シートに剥離可能に熱転写性保護
層が設けられた保護層転写シートにおいて、画像が形成
された受像シートに保護層を熱転写により形成する際
に、プリンタにて蛇行、シワ等の搬送トラブルを防止で
きる保護層転写シートを提供することである。
決するために、一方の面に耐熱滑性層を有する基材シー
トの反対側の面の少なくとも一部に剥離可能に熱転写性
保護層が設けられた保護層転写シートにおいて、熱転写
前の保護層表面と受像シート表面との摩擦係数が0.0
5〜0.5であり、かつμ0(静止摩擦係数)/μ(動
摩擦係数)が1.0以上1.5以下とすることにより、
静止摩擦係数と動摩擦係数を上記の範囲に収め、両者の
摩擦係数の差を少なくすることで、プリンタにおける蛇
行、シワ等の搬送トラブルを防止できる。前記の熱転写
性保護層がマイクロシリカを含有していることが好まし
い。また、前記の熱転写性保護層が基材シート側から主
保護層、接着層の順に形成され、該接着層にマイクロシ
リカを含有していることが好ましい。前記のマイクロシ
リカの含有量は、該含有されている層の樹脂固形分比で
0.1%〜10%、さらに好ましくは3%〜5%である
ことが望ましい。
ーカウンター法で、二次粒子の平均粒径で1〜10μm
であることを特徴とする。また、前記の熱転写性保護層
がポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル
樹脂、紫外線吸収性樹脂、エポキシ樹脂の少なくとも1
つの樹脂及びマイクロシリカを含有していることを特徴
とする。前記の熱転写性保護層が基材シート側から離型
層、主保護層、接着層の順に形成され、該離型層がアク
リル樹脂を含有し、該接着層がポリエステル樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、ブチラール樹脂、アクリル樹脂、紫
外線吸収性樹脂、エポキシ樹脂の少なくとも1つの樹脂
及びマイクロシリカを含有していることを特徴とする。
前記の離型層が非転写性であり、熱転写により該離型層
が基材シートに残存して、保護層が基材シートから剥離
することを特徴とする。また、前記の熱転写性保護層が
熱転写により基材シートから直接剥離することを特徴と
する。
て更に詳細に説明する。図1は、本発明の保護層転写シ
ート10の一つの実施の形態を示す断面図であり、基材
シート1の一方の面に耐熱滑性層3を有し、基材シート
1の他方の面に熱転写性保護層2が設けられている。熱
転写性保護層2は基材シート1から加熱により剥離可能
である。図2は本発明の保護層転写シート10の他の実
施の形態を示す断面図であり、基材シート1の一方の面
に耐熱滑性層3を有し、基材シート1の他方の面に主保
護層5、接着層6が順に形成されていて、この場合は、
熱転写性保護層2が主保護層5、接着層6の2層からな
り、熱転写により剥離した熱転写性保護層2が被転写体
である受像シートへ強固に接着するように、接着層6を
介して主保護層5が受像シートに転写される。
の実施の形態を示す断面図であり、基材シート1の一方
の面に耐熱滑性層3を有し、基材シート1の他方の面に
離型層4、主保護層5、接着層6が順に形成されてい
て、この場合は、熱転写性保護層2が離型層4、主保護
層5、接着層6の3層からなり、基材シート1の上に離
型層4を介して主保護層5が設けられ、主保護層5が基
材シート1から離型層4を介して剥離しやすくなってい
る。尚、離型層4は、非転写性であり、熱転写により該
離型層4は基材シート1に残存する。また、熱転写性保
護層2が被転写体である受像シートへ強固に接着するよ
うに、接着層6を介して主保護層5が受像シートに転写
される。
る各層の説明を行う。 (基材シート)本発明の保護層転写シートで用いる基材
シート1としては、従来の熱転写シートに使用されてい
るものと同じ基材シートが、そのまま用いることが出来
ると共に、その他のものも使用することが出来、特に制
限されない。好ましい基材シートの具体例として、例え
ば、グラシン紙、コンデンサ紙、パラフイン紙等の薄葉
紙、ポリエステル、ポリプロピレン、セロハン、ポリカ
ーボネート、酢酸セルロース、ポリエチレン、ポリ塩化
ビニル、ポリスチレン、ナイロン、ポリイミド、ポリ塩
化ビニリデン、アイオノマー等のプラスチック或いはこ
れらと前該紙とを複合した基材シート等が挙げられる。
この基材シートの厚さは、その強度及び耐熱性等が適切
になる様に、材料に応じて適宜変更することが出来る
が、その厚さは、好ましくは、3〜100μmである。
ートにおいて、上記基材シートに剥離可能に設けられる
熱転写性保護層2は、多層構造の熱転写性保護層2の一
層をなす主保護層5又は単層構造の熱転写性保護層2
は、従来から保護層形成用樹脂として知られている各種
の樹脂で形成することができる。保護層形成用樹脂とし
ては、例えば、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹
脂、アクリル樹脂、紫外線吸収性樹脂、エポキシ樹脂、
ポリスチレン樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリルウレタ
ン樹脂、これらの各樹脂をシリコーン変性させた樹脂、
これらの各樹脂の混合物、電離放射線硬化性樹脂、紫外
線吸収性樹脂等を例示することができる。上記の中で
も、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリ
ル樹脂、紫外線吸収性樹脂、エポキシ樹脂の少なくとも
1つの樹脂を含有していることが、塗工の作業適性、耐
光性の付与等に優れているため、特に好ましい。
は、耐可塑剤性や耐擦過性が特に優れている。電離放射
線硬化性樹脂としては公知のものを使用することがで
き、例えば、ラジカル重合性のポリマー又はオリゴマー
を電離放射線照射により架橋、硬化させ、必要に応じて
光重合開始剤を添加し、電子線や紫外線によって重合架
橋させたものを使用することができる。紫外線吸収性樹
脂を含有する保護層は、印画物に耐光性を付与すること
に優れている。
性紫外線吸収剤を熱可塑性樹脂又は上記の電離放射線硬
化性樹脂に反応、結合させて得た樹脂を使用することが
できる。より具体的には、サリシレート系、ベンゾフェ
ノン系、ベンゾトリアゾール系、置換アクリロニトリル
系、ニッケルキレート系、ヒンダートアミン系のような
従来公知の非反応性の有機系紫外線吸収剤に、付加重合
性二重結合(例えばビニル基、アクリロイル基、メタア
クリロイル基など)、アルコール性水酸基、アミノ基、
カルボキシル基、エポキシ基、イソシアネート基のよう
な反応性基を導入したものを例示することができる。
保護層にマイクロシリカを含有させることが好ましく、
マイクロシリカは、従来公知の製造方法で製造したもの
で、その粒径が、コールターカウンター法で測定する二
次粒子の平均粒径で1〜10μmの範囲のものが好まし
く用いられる。尚、上記のコールターカウンター法で測
定する二次粒子の平均粒径は体積平均の粒径であり、本
発明でのマイクロシリカの粒径は、特に断りの無い限
り、コールターカウンター法で測定したものである。マ
イクロシリカの二次粒子の平均粒径が1μm未満である
と、保護層転写シートと受像シートとが滑りにくくな
り、保護層転写時に蛇行、シワが発生しやすくなる。ま
た、その平均粒径が10μmを越えると、保護層の透明
性が低下し、下に位置する熱転写画像を不鮮明にするた
め好ましくない。
固形分比で0.05%〜10%程度、さらに好ましくは
3%〜5%である。その含有量が0.05%未満の場
合、十分な滑り性が得られず、一方含有量が10%を越
えると、保護層の透明性が低下し、下に位置する熱転写
画像を不鮮明にするため好ましくない。上記のようにマ
イクロシリカを保護層に含有させることにより、熱転写
前の保護層表面と受像シート表面との摩擦係数が0.0
5〜0.5であり、かつμ0(静止摩擦係数)/μ(動
摩擦係数)が1.0以上1.5以下とすることが出来
る。尚、本発明での摩擦係数は、全てJIS−P814
7に基づく測定法により測定したものである。
法と湿式法とがあり、いずれでもよいが、乾式法の場合
は、四塩化ケイ素を気相中で燃焼・加水分解して製造す
るため、生成されたマイクロシリカは粒子内部に隙間の
無い、すなわち、内部表面積をもたないシリカとなる。
このようなシリカは吸水性、親水性が低く、保護層の表
面に水性ペン等の筆記適性をもたせる場合等では適して
いない。
ケイ酸ソーダ水溶液と硫酸又は塩酸との反応によって生
成するシリカゾルをゲル化させて製造するもので、多孔
質のシリカが得られる。このようなシリカは、多孔質で
あると同時に表面に親水性官能基(シラノール基)を有
しているため、親水性、吸水性が高く、上記の筆記適性
をもたせる場合等では好ましい。尚、湿式法で製造され
るシリカでも用途により、親水性が好ましくない場合
は、親水性を低下させるため有機物又は無機物によりシ
リカの表面処理を行ってもよい。上記のごとき単層構造
の熱転写性保護層又は多層構造の熱転写性保護層中に設
けられた主保護層は、保護層形成用樹脂の種類にもよる
が、通常は0.5〜10μm程度の厚さに形成する。
は、基材シートの裏面、すなわち熱転写性保護層の設け
てある面と反対面に、サーマルヘッドの熱によるスティ
ッキングやシワなどの悪影響を防止するため、耐熱滑性
層3を設ける。上記の耐熱滑性層を形成する樹脂として
は、従来公知のものであればよく、例えば、ポリビニル
ブチラール樹脂、ポリビニルアセトアセタール樹脂、ポ
リエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポ
リエーテル樹脂、ポリブタジエン樹脂、スチレン−ブタ
ジエン共重合体、アクリルポリオール、ポリウレタンア
クリレート、ポリエステルアクリレート、ポリエーテル
アクリレート、エポキシアクリレート、ウレタン又はエ
ポキシのプレポリマー、ニトロセルロース樹脂、セルロ
ースナイトレート樹脂、セルロースアセトプロピオネー
ト樹脂、セルロースアセテートブチレート樹脂、セルロ
ースアセテートヒドロジエンフタレート樹脂、酢酸セル
ロース樹脂、芳香族ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、
ポリカーボネート樹脂、塩素化ポリオレフィン樹脂等が
挙げられる。
あるいは上塗りする滑り性付与剤としては、燐酸エステ
ル、シリコーンオイル、グラファイトパウダー、シリコ
ーン系グラフトポリマー、フッ素系グラフトポリマー、
アクリルシリコーングラフトポリマー、アクリルシロキ
サン、アリールシロキサン等のシリコーン重合体が挙げ
られるが、好ましくは、ポリオール、例えば、ポリアル
コール高分子化合物とポリイソシアネート化合物及び燐
酸エステル系化合物からなる層であり、更に充填剤を添
加することがより好ましい。耐熱滑性層は、上記に記載
した樹脂、滑り性付与剤、更に充填剤を、適当な溶剤に
より、溶解又は分散させて、耐熱滑性層形成用インキを
調製し、これを、上記の基材シートの裏面に、例えば、
グラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用い
たリバースコーティング法等の形成手段により塗布し、
乾燥して形成することができる。
にくい場合には、基材シートと保護層との間に離型層4
を形成することができる。離型層は、例えば、シリコー
ンワックス等の各種ワックス類、シリコーン樹脂、フッ
素樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリビニル
ピロリドン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニ
ルアセタール樹脂等の樹脂から形成することができる。
上記の樹脂の中でも、アクリル樹脂として、アクリル酸
やメタクリル酸等の単体、または他のモノマー等と共重
合させた樹脂が好ましく、基材シートとの密着性、保護
層との離型性において優れている。
もの、あるいは基材シート側に残るもの、あるいは凝集
破壊するもの等を、適宜選択することができるが、離型
層が非転写性であり、熱転写により離型層が基材シート
側に残存し、離型層と保護層との界面が熱転写された後
の保護層表面になるようにすることが、表面光沢性、保
護層の転写安定性等の点で優れているために、好ましく
行われる。離型層の形成方法は前記熱転写性保護層で挙
げた保護層の形成方法と同様でよく、その厚みは0.5
〜5μm程度で十分である。又、転写後に艶消しの保護
層が望ましい場合には、離型層中に各種の粒子を包含さ
せるか、あるいは離型層の主保護層側の表面をマット処
理することにより、表面マット状にすることも出来る。
尚、基材シートと保護層と剥離性が良好であれば、上記
の離型層を設けることなく、保護層が熱転写により、基
材シートから直接剥離することができる。
転写性保護層の最表面に、つまり主保護層の上に接着層
6を、保護層の受像シートへの接着性を良好にする為に
設けることが好ましい。この接着層は、従来公知の粘着
剤や、感熱接着剤がいずれも使用できるが、ガラス転移
温度が50℃〜80℃の熱可塑性樹脂から形成すること
がより好ましく、例えば、ポリエステル樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、ブチラール樹脂、アクリル樹脂、紫外線
吸収剤樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体樹脂、ポリアミド樹脂、塩化ビニル樹脂等の如く
熱時接着性の良好な樹脂から、適当なガラス転移温度を
有するものを選択することが好ましい。特に、接着層
は、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ブチラ
ール樹脂、アクリル樹脂、紫外線吸収性樹脂、エポキシ
樹脂の少なくとも1つの樹脂を含有していることが、マ
イクロシリカを添加した場合の分散性、受像シートとの
接着性等の点で優れているため好ましく用いられる。
層で説明したものと同様に反応性紫外線吸収剤を熱可塑
性樹脂又は電離放射線硬化性樹脂に反応、結合させて得
た樹脂を使用することができる。また、接着層には、マ
イクロシリカを含有させることが好ましく、その含有量
は接着層の樹脂固形分比で0.05%〜10%、さらに
好ましくは3%〜5%であることが好ましく、また含有
するマイクロシリカの粒径が、コールターカウンター法
で二次粒子の平均粒径で1〜10μmであることが好ま
しい。マイクロシリカの含有量、平均粒径やその製造法
等は上記に記載した転写性保護層の場合と同様であり、
ここでの記載は省略する。本発明の保護層転写シートで
上記の接着層を設ける場合は、保護層転写シートの形態
で接着層が最表面に位置しているため、上記のように接
着層にマイクロシリカを含有させて、接着層表面と受像
シート表面との摩擦係数が0.05〜0.5であり、か
つμ0(静止摩擦係数)/μ(動摩擦係数)が1.0以
上1.5以下とすることができる。上記のような接着層
を構成する樹脂、マイクロシリカや必要に応じて、その
他の添加剤を加えた塗工液を塗布及び乾燥することによ
って、好ましくは0.5〜10μm程度の厚みで接着層
を形成する。
性保護層を基材シート上に単独で設けてもよいし、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)各色の染
料層や熱溶融性インキ層と共に、面順次に設ける構成と
してもよい。上記の如き保護層転写シートを使用して、
保護層が転写され、且つ画像が形成される被転写体であ
る受像シートは、特に限定されない。例えば、基材とし
て普通紙、上質紙、トレーシングペーパー、プラスチッ
クフィルム等、いずれのシートでもよく、また、形状的
には、カード、葉書、パスポート、便箋、レポート用
紙、ノート、カタログ等いずれのものでもよく、その基
材上に染料の受容性を有する受容層を設けたものが適用
可能である。尚、基材自体が染料の受容性を有していれ
ば、受容層を設ける必要が無い。
ーマルヘッドを備えた一般のプリンター、転写箔用のホ
ットスタンパー、熱ロール等、保護層や離型層、接着層
が活性化される温度に加熱可能ないずれの加熱加圧手段
でもよい。又、画像の形成方法としては従来公知の手段
がいずれも使用出来、例えば、サーマルプリンター(例
えば、オリンパス社製P−330プリンタ)等の記録装
置によって、記録時間をコントロールすることにより5
〜100mJ/dot(300dpiの場合)程度の熱
エネルギーを付与することによって所期の目的を十分に
達成することが出来る。
て、IDカード、身分証明書、免許証等のカード類の作
成を行うこともできる。これらのカードは写真等の画像
情報の他に、文字情報を含むものである。この場合、例
えば文字情報形成は溶融転写方式により行い、写真等の
画像形成は昇華転写方式で行うこともできる。更にカー
ドには、エンボス、サイン、ICメモリー、磁気層、ホ
ログラム、その他の印刷等を設けることもでき、保護層
転写後にエンボス、サイン、磁気層等を設けることもで
きる。
具体的に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に
断りの無い限り質量基準である。 (実施例1)背面に耐熱滑性層が形成されているポリエ
チレンテレフタレートフィルム(PET、厚み6.0μ
m、東レ製)表面に下記の離型層用塗工液を乾燥時1.
0g/m2になる割合でグラビア印刷によって塗工し、
ドライヤーで仮乾燥後、100℃のオーブン中で30分
間乾燥して離型層を形成し、更にその表面に下記の保護
層用塗工液をグラビア印刷により乾燥時3.0g/m2
になる割合で塗布し、ドライヤーで仮乾燥後、100℃
のオーブン中で30分間乾燥して保護層を形成した。更
にその表面に下記接着層用塗工液を用いて同様にして乾
燥時3.0g/m2の割合で塗布及び乾燥して接着層を
形成して本発明の実施例1の保護層転写シートを得た。
層をコートしたポリエチレンテレフタレートフィルム
に、離型層/保護層/接着層の順にコーティングを行っ
た。離型層と保護層は、実施例1と同様の条件で形成
し、接着層はシリカの添加量を実施例1よりも増量し
た、以下のものを使用して、実施例2の保護層転写シー
トを作製した。
層をコートしたポリエチレンテレフタレートフィルム
に、離型層/保護層/接着層の順にコーティングを行っ
た。離型層と保護層は、実施例1と同様の条件で形成
し、接着層はシリカの粒径を実施例1と比べ変化させ
た、以下のものを使用して、実施例3の保護層転写シー
トを作製した。
層をコートしたポリエチレンテレフタレートフィルム
に、離型層/保護層/接着層の順にコーティングを行っ
た。離型層と保護層は、実施例1と同様の条件で形成
し、接着層は、以下のものを使用して、実施例4の保護
層転写シートを作製した。
コートしたPETフィルムに、離型層/保護層/接着層
の順にコーティングを行った。離型層と保護層は、実施
例1と同様の条件で形成し、接着層はシリカを用いない
以下のものを使用して、比較例1の保護層転写シートを
作製した。
をコートしたPETフィルムに、離型層/保護層/接着
層の順にコーティングを行った。離型層と保護層は、実
施例1と同様の条件で形成し、接着層は以下のものを使
用して、比較例2の保護層転写シートを作製した。
をコートしたPETフィルムに、離型層/保護層/接着
層の順にコーティングを行った。離型層と保護層は、実
施例1と同様の条件で形成し、接着層は以下のものを使
用して、比較例3の保護層転写シートを作製した。
用いて、被転写体の受像シートとして、P60NOC
(オリンパス社製プリンタP−330用受像紙)を用い
て、保護層転写シートの表面(接着層表面)と受像シー
ト表面との摩擦係数を、静止摩擦係数をμ0、動摩擦係
数をμとして、測定した。測定結果は下記の表1の通り
である。
ート表面との摩擦係数が0.05〜0.5であり、かつ
μ0(静止摩擦係数)/μ(動摩擦係数)が1.0であ
り、静止摩擦係数が低く、動摩擦係数との差がなく、保
護層転写シートの滑り性に優れていることを示してい
る。それに対し、比較例1、2では、静止摩擦係数、動
摩擦係数ともに高く、またμ0/μの値も高く、保護層
転写シートの滑り性に劣ることを示している。比較例3
は、 静止摩擦係数が低く、動摩擦係数との差が少な
く、保護層転写シートの滑り性を有してはいるが、後に
示す保護層の透明性が劣り、シリカの含有量が多すぎる
ためである。
30を用いて、上記の受像シートと該プリンタ専用の熱
転写シートを用いて、フルカラーのテストパターンで印
画を行い、さらに該印画物の表面に上記で使用したプリ
ンタで各保護層転写シートを用いて、保護層を転写し
た。
では、保護層転写時に全く印画しわが発生せず、その他
の不具合も発生しなかった。それに対し、比較例1、2
の保護層転写シートでは、保護層転写時に印画しわが発
生した。比較例3の保護層転写シートでは、保護層転写
時に印画しわが発生しなかった。
ンで印画を行い、さらに、該印画物の表面に上記と同様
に各保護層転写シートを用いて、保護層を転写し、各印
画物でイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)
の混色部のハイライト部からシャドウ部の階調の6段階
の個所でOD値をマクベス社製RD−918にて測定し
た。尚、各測定値で対応する濃度と、比較例1の測定値
との差を求めた。(印加エネルギーが同一の条件で各例
と比較例との測定値との差である。)それは、つまり保
護層に全くシリカを添加しない場合と比べ、透明性の低
下(印画濃度(OD)の低下)が見られるかを調べるこ
とになる。測定結果は下記の表2の通りである。
の濃度低下がなく、美しい昇華画像の品質が維持され
た。それに対し、比較例3では保護層転写による印画物
の濃度低下が認められ、印画された昇華画像の鮮明さが
保護層転写前と後で差が生じ、保護層転写後で画像に見
劣る点が見られた。
トを用いることにより、一方の面に耐熱滑性層を有する
基材シートの反対側の面の少なくとも一部に剥離可能に
熱転写性保護層が設けられた保護層転写シートにおい
て、熱転写前の保護層表面と受像シート表面との摩擦係
数が0.05〜0.5であり、かつμ0(静止摩擦係
数)/μ(動摩擦係数)が1.0以上1.5以下とする
ことにより、静止摩擦係数と動摩擦係数を上記の範囲に
収め、両者の摩擦係数の差を少なくすることで、プリン
タにおける蛇行、シワ等の搬送トラブルを防止できる。
を示す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
る。
Claims (9)
- 【請求項1】 一方の面に耐熱滑性層を有する基材シー
トの反対側の面の少なくとも一部に剥離可能に熱転写性
保護層が設けられた保護層転写シートにおいて、熱転写
前の保護層表面と受像シート表面との摩擦係数が0.0
5〜0.5であり、かつμ0(静止摩擦係数)/μ(動
摩擦係数)が1.0以上1.5以下であることを特徴と
する保護層転写シート。 - 【請求項2】 前記の熱転写性保護層がマイクロシリカ
を含有していることを特徴とする請求項1に記載する保
護層転写シート。 - 【請求項3】 前記の熱転写性保護層が基材シート側か
ら主保護層、接着層の順に形成され、該接着層にマイク
ロシリカを含有していることを特徴とする請求項1に記
載する保護層転写シート。 - 【請求項4】 前記のマイクロシリカの含有量は、該含
有されている層の樹脂固形分比で0.1%〜10%、さ
らに好ましくは3%〜5%であることを特徴とする請求
項2または3に記載する保護層転写シート。 - 【請求項5】 前記のマイクロシリカの粒径が、コール
ターカウンター法で二次粒子の平均粒径で1〜10μm
であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに
記載する保護層転写シート。 - 【請求項6】 前記の熱転写性保護層がポリエステル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、紫外線吸収
性樹脂、エポキシ樹脂の少なくとも1つの樹脂及びマイ
クロシリカを含有していることを特徴とする請求項1〜
5のいずれか一つに記載する保護層転写シート。 - 【請求項7】 前記の熱転写性保護層が、基材シート側
から離型層、主保護層、接着層の順に形成され、該離型
層がアクリル樹脂を含有し、該接着層がポリエステル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ブチラール樹脂、アクリル
樹脂、紫外線吸収性樹脂、エポキシ樹脂の少なくとも1
つの樹脂及びマイクロシリカを含有していることを特徴
とする請求項1〜5のいずれか一つに記載する保護層転
写シート。 - 【請求項8】 前記の離型層が非転写性であり、熱転写
により該離型層が基材シートに残存し、保護層が基材シ
ートから剥離することを特徴とする請求項1〜7のいず
れか一つに記載する保護層転写シート。 - 【請求項9】 前記の熱転写性保護層が、熱転写により
基材シートから直接剥離することを特徴とする請求項1
〜6のいずれか一つに記載する保護層転写シート。
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2005
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