JP2002190197A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JP2002190197A JP2002190197A JP2000387891A JP2000387891A JP2002190197A JP 2002190197 A JP2002190197 A JP 2002190197A JP 2000387891 A JP2000387891 A JP 2000387891A JP 2000387891 A JP2000387891 A JP 2000387891A JP 2002190197 A JP2002190197 A JP 2002190197A
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Abstract
RAM型のマルチポートメモリを提供することを目的と
する。 【解決手段】半導体記憶装置は、各々がコマンドを受信
する複数N個の外部ポートと、外部ポートの1つに入力
される複数のコマンド間の最小間隔の間に少なくともN
回のアクセス動作を逐次的に実行する内部回路を含む。
Description
装置に関し、詳しくは複数のポートを備えた半導体記憶
装置に関する。
あるマルチポートメモリには、いくつかの種類がある。
以下において、マルチポートメモリと言った場合、複数
のポートを持ちそれぞれのポートから共通のメモリアレ
イに対し独立にアクセスできるメモリを指すこととす
る。そのようなメモリでは、例えば、AポートとBポー
トを備え、Aポートに接続したCPUとBポートに接続
したCPUから共通のメモリアレイに独立に読み書きで
きる。
る裁定回路を備える。このアービタが、複数のポートか
ら受信したアクセス要求の優先順位を決定し、メモリア
レイの制御回路が、この優先順位に従ってアクセスを順
次実行する。例えば各ポートへの入力が早いアクセスか
ら順番に、優先的に実行される。
ートからランダムにアクセスされるので、1回のアクセ
スに対して読み出し又は書き込み動作を実施したら直ち
にリセットして、次のアクセスに備える必要がある。即
ち、あるポートからのアクセスに対して、例えばDRA
Mで一般的なコラムアクセス動作のようにワード線を選
択状態に保持して順次コラムアドレスを移動して読み出
していくといった動作をすると、別のポートからのアク
セスがその間待たされ続けることになる。従って、1回
の読み出し或いは書き込み動作後には直ちにリセットを
する必要がある。
としては、一般的にSRAMが用いられてきた。SRA
Mはランダムアクセスが高速であり、また非破壊の読み
出しが可能だからである。
は、1つのSRAMメモリセルに対して、ワード線とビ
ット線対が2セットずつ設けられる。一方のポートは、
一方のワード線とビット線対のセットを用いて読み書き
動作を実行し、他方のポートは、他方のワード線とビッ
ト線対のセットを用いて読み書き動作を実行する。これ
によって、2つのポートから独立に読み書きができるこ
とになる。但し、同じセルに両ポートから同時に書き込
み指示があった時は、同時に実施することは不可能とな
るので、片方のポートを優先して実施し、他方のポート
にはBUSY信号を発生する。これをBUSY状態とい
う。
るにつれて扱うデータ量も増大し、マルチポートメモリ
にも大容量が必要とされてきている。しかし上記のよう
なSRAM型マルチポートメモリには、メモリセルの面
積が大きいという問題がある。
マルチポートメモリに採用することが考えられる。マル
チポートSRAMに対して大幅な高集積度を達成するた
めには、一般のDRAMセルの場合と同様に、マルチポ
ートメモリに使用するDRAMの1つのメモリセルは、
1本のワード線と1本のビット線にだけ接続されること
が必要である。このようにDRAMセルを用いてメモリ
ブロックを構成した場合、あるブロックのメモリセルに
対してあるポートから読み出し又は書き込み動作を実行
すると、その動作中は、そのブロックに対して他のポー
トからアクセスすることが出来ない。これは、DRAM
セルは破壊読み出しであるためである。即ち一旦情報を
読み出すと、この情報を増幅してセルに書き戻し更にワ
ード線・ビット線をプリチャージした後でなくては、同
一ブロック内の他のワード線を選択することが出来な
い。
ス中のメモリブロックに他のポートからアクセスがある
と、BUSY状態になってしまう。SRAM型のマルチ
ポートメモリでは、同一のメモリセルに複数のポートか
ら同時に書き込み要求があったときだけBUSY状態が
発生するが、DRAM型のマルチポートメモリでは、同
一のメモリブロックに複数のポートから同時に何らかの
アクセス要求があった場合にBUSY状態が発生する。
従って、DRAM型のBUSY発生確率は、SRAM型
のBUSY発生確率に比べるとかなり大きい。BUSY
状態になると、所望の動作が実行出来ない、或いは待ち
時間が発生するので処理が遅くなるといった問題点があ
る。
なり、DRAM型のマルチポートメモリでは情報の保持
のために定期的にリフレッシュすることが必要となるの
で、リフレッシュのタイミング等についても対策が必要
になる。
問題点を解決したDRAM型のマルチポートメモリを提
供することを目的とする。
装置は、各々がコマンドを受信する複数N個の外部ポー
トと、外部ポートの1つに入力される複数のコマンド間
の最小間隔の間に少なくともN回のアクセス動作を逐次
的に実行する内部回路を含むことを特徴とする。
力される複数のコマンドを内部回路に実行させるコマン
ド実行順番を決定する裁定回路を更に含むことを特徴と
する。
ンドが入力された場合に、N個のポートに対応するN個
のコマンドを、あるポートに着目した場合の最小のコマ
ンドサイクルの間に順次実行する。これにより、外部か
らは任意のポートについて、最小のコマンドサイクルの
間に、そのポートのコマンド入力に対するアクセス動作
を実行するように見える。この場合、BUSY状態とな
る可能性があるのは、同一のアドレスに複数のポートか
ら同時にアクセス要求があったときだけである。従っ
て、SRAM型のマルチポートメモリのBUSY発生確
率と、同等の低いBUSY発生確率を実現することが出
来る。
て、内部回路は、ダイナミック型メモリセルで構成され
たセル配列と、メモリセルをリフレッシュするタイミン
グを規定するリフレッシュ回路を含み、第1のモードで
は複数N個の外部ポートの少なくとも1つへ入力される
リフレッシュコマンドに応じてメモリセルをリフレッシ
ュし、第2のモードではリフレッシュ回路が指定するタ
イミングでメモリセルをリフレッシュすることを特徴と
する。
フレッシュ動作を実行する動作モードと、内蔵リフレッ
シュ回路の指示によりリフレッシュ動作を実行する動作
モードを用意しておくことで、例えば所定の外部ポート
をリフレッシュ管理用のポートとして定期的にリフレッ
シュコマンドを入力するように動作させたり、このリフ
レッシュ管理用のポートが非活性状態の場合に内蔵リフ
レッシュ回路によってリフレッシュ動作を実行すること
等が可能になり、システム構成に応じて柔軟にリフレッ
シュ管理を行うことが出来る。
図面を用いて詳細に説明する。
の図である。図1には、2ポートの場合の原理図を示す
が、2つ以上のNポートの場合であっても同様の動作が
可能である。
間を、外部コマンドサイクルの1サイクルと設定する。
すなわち外部のコマンドサイクルに対し内部動作サイク
ルは倍速で回る。AポートとBポートの両方から入ってき
たコマンドを、コマンド受け付けの早いものから順番
に、内部メモリにおいて倍速で処理し、出力データをそ
れぞれのポートに渡す。即ち、1回の内部動作サイクル
で、ワード線の選択、データの増幅、コラム選択、Read
又はWrite動作、及びプリチャージの一連の動作を実行
し、当該メモリブロックに対するアクセス動作を完結さ
せる。
ンドサイクルのタイミングC1では、Aポートから読み
出しコマンドが入力される。また、Bポートに対する外
部コマンドサイクルのタイミングC1’では、Bポート
から読み出しコマンドが入力される。Aポートからの読
み出しコマンドの方が僅かにタイミングが早いために、
Bポートからの読み出しコマンドよりも先に内部で実行
される。ここで外部コマンドサイクルは4クロックサイ
クルである。各読み出しコマンドは、図1に示されるよ
うに、内部動作サイクルである2クロックサイクルで実
行され完了する。従って、Aポートからの読み出しアク
セスとBポートからの読み出しアクセスとが同一のブロ
ックに対するものであっても、各アクセスを2クロック
サイクルで実行完了することによって、外部コマンドサ
イクルである4クロックサイクルで入力されたAポート
及びBポートからの読み出し命令に対して、BUSY状
態を発生することなく読み出し動作を実行することが出
来る。
クに複数のポートから同時期にアクセスがある場合であ
っても、内部メモリでは倍速に連続して処理することが
可能であるために、BUSY状態とはならない。
コマンドを外部から与えた場合(例えばAポートから与
えた場合)、他のポート(この例ではBポート)のアク
セスに影響を与えないで形で、内部においてリフレッシ
ュ動作を実行することができる。この場合、例えば、複
数のポートのうちの1つのポート(図1の例ではAポー
ト)をリフレッシュ管理をするポートとして設定して、
リフレッシュ命令は常にこのポートから入力するように
して良い。
からデータをパラレルに読み出して出力時にシリアルに
変化してデータ出力するバーストタイプとすることによ
り、データ転送速度を向上させ、連続したReadコマ
ンドに対しデータを連続して出力することが可能とな
る。
トだけを動作させた場合のリフレッシュ動作を示す図で
ある。
ポートの2つのポートを備えている場合に、必ずしも両
方のポートを動作させる必要はない。リフレッシュタイ
マを内蔵させることで、内部でリフレッシュコマンドを
内部で発生させることが出来る。例えば、図2に示され
るように、片方のポート(例えばBポート)が停止して
いる場合にリフレッシュコマンドを内部で発生させ、A
ポートのアクセスに影響を与えずに内部でリフレッシュ
を実施することが可能である。
し、BポートをコントローラBが制御し、コントローラ
Bがリフレッシュの管理を実施している場合を考える。
このような場合、上記のような内部リフレッシュの機能
があれば、Bポートを完全に止めてAポートだけを使用
することができるので、システムの動作に対応した電力
削減が可能になる。
トの場合の本発明の原理を説明するための図である。
ルチポートメモリにも適用が可能である。図3(a)
は、図1及び図2で示したような2ポートの場合の1つ
のポートに対する動作を示す。また(b)には、3ポー
トの場合の1つのポートに対する動作を示し、(c)に
は、Nポートメモリの場合を示す。図3(c)に示され
るように、Nポートメモリの場合には、外部コマンドサ
イクルに対して内部動作サイクルの長さを1/Nにすれ
ばよい。
装置を説明する。
の第1の実施例を示す構成図である。この例では、Aポ
ートとBポートの2つのポートを持つ構成となってい
る。
ト11、Bポート12、セルフリフレッシュ回路13、
DRAMコア14、アービタ15、リフレッシュコマン
ドレジスタ16、コマンドレジスタA17、コマンドレ
ジスタB18、リフレッシュアドレスレジスタ19、ア
ドレスレジスタA20、アドレスレジスタB21、Wr
iteデータレジスタA22、Writeデータレジス
タB23、転送ゲートA24、及び転送ゲートB25を
含む。
LKバッファ32、データ入出力回路33、アドレスバ
ッファ34、及びコマンドデコーダ35を含む。またB
ポート12は、モードレジスタ41、CLKバッファ4
2、データ入出力回路43、アドレスバッファ44、及
びコマンドデコーダ45を含む。Aポート11及びBポ
ート12では、それぞれのクロックCLKA及びCLK
Bに同期して、独立して外部バスとのアクセスが確立さ
れる。モードレジスタ31及び41には、それぞれのポ
ートに対して、データレイテンシやバースト長等のモー
ドを設定できるようになっている。この実施例では、A
ポート11及びBポート12の両方のポートにモードレ
ジスタを配置し、それぞれのポートでモード設定可能な
構成としてある。しかし例えば、片方のポートにだけモ
ードレジスタを配置して、両方のポート分の設定を片方
のポートで実施するようにしてもよい。
シュタイマ46と、リフレッシュコマンド発生器47を
含む。セルフリフレッシュ回路13は、内部でリフレッ
シュコマンドを発生する回路であり、信号CKEA1及
びCKEB1をAポート11及びBポート12から受け
取る。信号CKEA1及びCKEB1は、外部からの信
号CKEAとCKEBを、それぞれCLKバッファ32
及び42でバッファした信号である。外部からの信号C
KEAとCKEBは、それぞれのポートのクロックバッ
ファを停止させ当該ポートを非活性にするために用いら
れる。Aポート11及びBポート12のうちで片方のポ
ートが非活性になったら、セルフリフレッシュ回路13
が動作する。モードレジスタ31及び41にどちらのポ
ートがリフレッシュ管理を担当するかを設定しておけ
ば、リフレッシュ管理担当ポートが非活性になった時
に、セルフリフレッシュ回路13を動作させるようにし
てもよい。
1、デコーダ52、制御回路53、WriteAmp5
4、及びセンスバッファ55を含む。メモリアレイ51
は、DRAMメモリセル、セルゲートトランジスタ、ワ
ード線、ビット線、センスアンプ、コラム線、コラムゲ
ート等からなり、読み出し動作・書き込み動作の対象と
なるデータを記憶する。デコーダ52は、アクセスする
アドレスをデコードする。制御回路53は、DRAMコ
ア14の動作を制御する。WriteAmp54は、メ
モリアレイ51に書き込むデータを増幅する。センスバ
ッファ55は、メモリアレイ51から読み出すデータを
増幅する。
タA20、リフレッシュコマンドレジスタ16、コマン
ドレジスタA17、及びWriteデータレジスタA2
2に転送される。またBポート12への入力は、アドレ
スレジスタB21、リフレッシュコマンドレジスタ1
6、コマンドレジスタB18、及びWriteデータレ
ジスタB23に供給される。アービタ(裁定回路)15
は、Aポート11及びBポート12の間でどちらのコマ
ンドを優先して処理するかを決定するために、コマンド
の入力された順番を判定する。その判定結果に従った順
番で、アービタ15は、各レジスタからDRAMコア1
4にコマンド、アドレス、及びデータ(書き込み動作の
場合)を転送する。転送されたデータに基づいて、DR
AMコア14が動作する。読み出しコマンドの場合に
は、DRAMコア14から読み出されたデータは、対応
するコマンドが入力されたポートに転送され、パラレル
・シリアル変換され、そのポートのクロックに同期して
出力される。
関連する回路の構成図である。
1、コマンドデコーダ62、及び(n−1)クロックデ
ィレイ回路63を含む。またコマンドデコーダ45は、
入力バッファ71、コマンドデコーダ72、及び(n−
1)クロックディレイ回路73を含む。コマンドレジス
タA17は、Readコマンドレジスタ17−1及びW
riteコマンドレジスタ17−2を含む。またコマン
ドレジスタB18は、Readコマンドレジスタ18−
1及びWriteコマンドレジスタ18−2を含む。
コマンドは、Readコマンドの場合は、コマンドデコ
ーダ62或いは72を介して、そのままのタイミングで
Readコマンドレジスタ17−1或いは18−1に転
送される。Writeコマンドの場合は、(n−1)ク
ロックディレイ回路63或いは73で(n−1)クロッ
ク遅延され、書き込まれる一連のバーストデータのn個
目の最終データが入力されたタイミングで、Write
コマンドレジスタ17−2或いは18−2に転送され
る。
ポート11、Bポート12、及びリフレッシュコマンド
発生器47からのリフレッシュコマンドが、リフレッシ
ュコマンドレジスタ16に転送される。リフレッシュコ
マンドの発生頻度が低いので、リフレッシュコマンドレ
ジスタを複数個用意する必要は無い。またリフレッシュ
コマンド発生器47に入力されるセルフリフレッシュ設
定情報は、モードレジスタ31及び41から供給される
情報であり、どちらのポートがリフレッシュ管理をして
いるかを示す情報である。
マンドが転送された順番を検出し、DRAM制御回路5
3にそのコマンドを順番に1個づつ転送する。
たら(またはコマンド実行が終了に近づいたら)、RE
SET1信号を発生し、アービタ15に次ぎのコマンド
を用意させる。本実施例では、RESET1信号が切断
されると、DRAM制御回路53は次のコマンドを受信
する。
ると、リセット信号ResetRA、ResetWA、
ResetRB、ResetWB、及びResetRE
Fのいずれかを、コマンドレジスタA17、コマンドレ
ジスタB18、及びリフレッシュコマンドレジスタ16
のうちの対応するコマンドレジスタに供給する。これに
よって、DRAMコア14への転送が終了したコマンド
が格納されているコマンドレジスタをリセットし、この
コマンドレジスタに次ぎのコマンドを用意する。
である。
5は、比較器80−1乃至80−10、AND回路81
−1乃至81−5、AND回路82−1乃至82−5、
AND回路83−1乃至83−5、ディレイ回路84−
1乃至84−5、インバータ85乃至87、NAND回
路88、及びインバータ89及び90を含む。比較器8
0−1乃至80−10の各々は同一の回路構成を有して
おり、図6(b)に示されるように、NAND回路91
及び92と、インバータ93及び94を含む。
マンド信号RA2と書き込みコマンド信号WA2と、コ
マンドレジスタB18からの読み出しコマンド信号RB
2と書き込みコマンド信号WB2と、更にリフレッシュ
コマンドレジスタ16からのリフレッシュコマンドRE
F2が、アービタ15に供給される。これら5個のコマ
ンド信号から2つを選択する10通りの組合せ全てに対
して、10個の比較器80−1乃至80−10が、コマ
ンド到着タイミングの前後関係を判定する。
比較して、先にHIGHが入力された側の出力をHIG
Hとする。例えば、比較器80−1乃至80−4は、A
ポート11に対する読み出しコマンド信号RA2と、他
の4個のコマンドとの前後関係を判定する。読み出しコ
マンド信号RA2が、他の4個のコマンドのいずれより
も早い場合には、AND回路81−1の出力である読み
出しコマンド信号RA31がHIGHになる。RESE
T1信号がLOWの場合には、この読み出しコマンド信
号RA31が、読み出しコマンド信号RA3として、ア
ービタ15からDRAMコア14に出力される。
と、RESET1信号がDRAMコアで発生されHIG
Hとなる。このRESET1信号は、インバータ85乃
至87、NAND回路88、及びインバータ89によっ
てパルス信号に変換され、AND回路83−1乃至83
−5に供給される。例えば、読み出しコマンド信号RA
31がHIGHの場合には、ディレイ回路84−1を介
して、受信済のコマンドが格納されたコマンドレジスタ
をリセットする信号(ResetRA)を発生する。
ングチャートである。
される。図7は、読み出しコマンドが、Aポート11と
Bポート12に供給された場合のアービタ15の動作を
示す。図7に示されるように、まずAポート11に対応
する読み出し命令であるRA2が優先的に選択されてR
A31が生成され、コア回路が読み出し動作READ−
Aを実行する。これにより生成されたリセット信号RE
SET1に応じて、読み出しコマンド信号RA2がリセ
ットされる。これに応じて、Bポート12に対応する読
み出し命令であるRB2が選択されRB31が生成され
る。リセット信号RESET1がLOWになると、読み
出し命令RB3がコア回路に供給され、読み出し動作R
EAD−Bを実行する。
力に関連する回路の構成図である。
入力バッファ34−1、転送ゲート34−2、及びOR
回路34−3を含む。図5に示されるコマンドデコーダ
62の出力である読み出しコマンド信号RA1に対し
て、立ち上がりエッジをパルス化したパルス信号が、O
R回路34−3の一方の入力にRA1Pとして供給され
る。また図5に示されるコマンドデコーダ62のもう一
方の出力である書き込みコマンド信号WA1に対して、
立ち上がりエッジをパルス化したパルス信号が、OR回
路34−3のもう一方の入力にWA1Pとして供給され
る。以降同様に、信号名の最後にPが付いている信号
は、対応する信号名の信号に対して、その立ち上がりエ
ッジをパルス化する等して作成した信号を表す。
入力バッファ44−1、転送ゲート44−2、及びOR
回路44−3を含む。
チ101、転送ゲート102、アドレスラッチ103、
転送ゲート104、転送ゲート105、アドレスラッチ
106、及び転送ゲート107を含む。またアドレスレ
ジスタB21は、アドレスラッチ111、転送ゲート1
12、アドレスラッチ113、転送ゲート114、転送
ゲート115、アドレスラッチ116、及び転送ゲート
117を含む。
フレッシュアドレスカウンタ/レジスタ19−1、イン
バータ19−2、及び転送ゲート19−3を含む。リフ
レッシュアドレスはリフレッシュアドレスカウンタ/レ
ジスタ19−1で発生され保持される。
またはWriteコマンドが外部から入力されると、そ
れと同時に入力されたアドレスが、アドレスラッチ10
1或いは111に転送される。コマンドがReadコマ
ンドの場合には、そのままのタイミングでアドレスラッ
チ106或いは116に転送される。コマンドがWri
teコマンドの場合には、一連の書き込みデータの最終
データの取り込みタイミングで、アドレスラッチ103
或いは113に転送される。
タ15がDRAMコア14に転送するコマンド信号であ
るRA3、WA3、RB3、WB3、及びREF3に対
応したパルス信号RA3P、WA3P、RB3P、WB
3P、及びREF3Pに応答して、アドレス信号がアド
レスラッチからDRAMコア14に転送される。
図である。
する部分は、データラッチ121、転送ゲート122、
データラッチ123、パラレル・シリアル変換器12
4、出力バッファ125、及び転送信号発生回路126
を含む。またデータ入出力回路43のデータ出力に関連
する部分は、データラッチ131、転送ゲート132、
データラッチ133、パラレル・シリアル変換器13
4、出力バッファ135、及び転送信号発生回路136
を含む。
は、センスバッファ55で増幅され、転送ゲートA24
或いは転送ゲートB25を介して、データ入出力回路3
3或いはデータ入出力回路43に供給される。この際、
実行したコマンドがAポート11側の読み出しであれば
転送ゲートA24が開き、実行したコマンドがBポート
12側の読み出しであれば転送ゲートB25が開く。こ
れにより供給されたデータは、データラッチ121或い
は131にラッチされ保持される。
号発生回路126或いは136からの転送信号によっ
て、各ポートでのReadコマンド受信から所定のレイ
テンシ後に開かれる。これによりデータラッチ121或
いは131のデータは、データラッチ123或いは13
3に転送される。その後パラレル・シリアル変換器12
4或いは134でパラレルデータからシリアルデータに
変換され、出力バッファ125或いは135に転送され
出力される。
136の構成を示す回路図である。
フリップフロップ141乃至144及びマルチプレクサ
145を含む。フリップフロップ141には、読み出し
コマンド信号RA1或いはRB1が供給され、クロック
信号CLKA1或いはCLKB1に同期して、次段のフ
リップフロップにコマンド信号が伝播されていく。マル
チプレクサ145には、レイテンシ情報A或いはBが供
給される。このレイテンシ情報は、レイテンシを例えば
何クロックサイクルと指定する情報である。このレイテ
ンシ情報に基づいて、マルチプレクサ145が、対応す
るフリップフロップのQ出力を選択して、データ転送信
号として出力する。
成図である。
する部分は、データ入力バッファ151、シリアル・パ
ラレル変換器152、及びデータ転送部153を含む。
またデータ入出力回路43のデータ入力に関連する部分
は、データ入力バッファ154、シリアル・パラレル変
換器155、及びデータ転送部156を含む。
シリアル入力されたデータが、シリアル・パラレル変換
器152或いは155でパラレルデータに変換される。
最後のデータが入力された時点で、パラレルデータが、
WriteデータレジスタA22或いはWriteデー
タレジスタB23に転送される。アービタ15からWr
iteコマンドがDRAMコア14に転送されると、そ
れに対応するタイミングを示す信号WA3P或いはWB
3Pによって、WriteデータレジスタA22或いは
WriteデータレジスタB23のデータがDRAMコ
ア14に転送される。
力された場合の動作を示すタイミング図である。
周波数の異なるクロックCLKAとCLKBに同期して
動作する。この例では、Aポート11は最高クロック周
波数で動作し、Bポート12はそれより遅いクロック周
波数で動作する。
=4(CLKA)、データレイテンシ=4、バースト長
=4であり、Bポート12はReadコマンドサイクル
=2(CLKB)、データレイテンシ=2、バースト長
=2である。データレイテンシとバースト長はそれぞれ
のポートのモードレジスタに設定される。
コマンドレジスタに保持される。またリフレッシュコマ
ンドは、リフレッシュコマンドレジスタに保持される。
アービタはこれらのコマンドレジスタを監視し、早く発
生したコマンドから順番にDRAMコアに転送する。前
回転送したコマンドの処理が終了してから、次ぎのコマ
ンドを転送する。
センスバッファから各ポートのデータラッチ(図9参
照)に転送される。その後、パラレルデータからシリア
ルデータに変換され、外部クロックに同期してバースト
出力される。
マンドがAポートから1回入力されているが、Bポート
の動作には影響を与えていない。
入力された場合の動作を示すタイミング図である。
タは、バースト入力である。このときWriteコマン
ドレジスタにWriteコマンドが保持されるタイミン
グは、バースト入力の最終データが入力されたタイミン
グである。
えたリフレッシュコマンドは、Bポートの動作に影響を
与えていない。
ック周波数で動作する場合を示すタイミング図である。
ックの位相に差があってもよい。両ポートともRead
コマンドサイクル=4、データレイテンシ=4、バース
ト長=4である。両ポートを最高クロック周波数で動作
させて、連続してReadコマンドを入力した場合であ
っても、問題なく動作しているのがわかる。
ック周波数で動作する場合を示すタイミング図である。
図15では、両ポートに書き込みコマンドが連続して入
力される。
ックの位相に差があってもよい。両ポートともWrit
eコマンドサイクル=4、データレイテンシ=4、バー
スト長=4である。両ポートを最高クロック周波数で動
作させて、連続してWriteコマンドを入力した場合
であっても、問題なく動作しているのがわかる。
teに切り替わる場合の動作を示すタイミング図であ
る。
riteまたはRead→Readのコマンド間隔に対
して、Write→Readは余分にコマンド間隔を空
ける必要がある。これは書き込みコマンドをコマンドレ
ジスタに転送して処理するタイミングが、バースト入力
の最後のデータを入力したタイミングとされているため
である。これに対して読み出しコマンドをコマンドレジ
スタに転送して処理するのは、読み出しコマンドが入力
されたタイミングであるので、Write→Readと
コマンドが続く場合には、余分にコマンド間隔を空ける
必要がある。但しこれは、データをバースト入力してパ
ラレルデータに変換するという動作に起因するものであ
り、例えば4つのデータをバースト入力する代わりに1
つだけデータを入力するよう構成すれば、Write→
Readとコマンドが続く場合であってもコマンド間隔
を空ける必要はない。
つだけデータを入力するよう構成すれば、Write→
Readとコマンドが続く場合であっても、Write
→WriteまたはRead→Readと同様のコマン
ド間隔で動作することが可能である。
teに切り替わる場合にリフレッシュコマンドを入力す
るタイミングを示した図である。
力するタイミングを示してある。ここに示した期間の何
処かのタイミングで、リフレッシュコマンドを入力すれ
ばよい。例えば、図17に示されるタイミングでリフレ
ッシュコマンドを入力しても、リフレッシュ動作が実際
に開始されるのは先行する書き込みコマンドの実行が終
了してからであり、それまでの間リフレッシュコマンド
はリフレッシュコマンドレジスタで待機する状態にあ
る。従って、この待機状態に対応する期間内であれは、
任意のタイミングでリフレッシュコマンドを投入して良
いことが分かる。
合の動作を示すタイミング図である。
(図ではAポート11)を非活性にした場合には、リフ
レッシュタイマに基づいて内部でリフレッシュコマンド
が発生され、これに応じてリフレッシュ動作が実行され
る。
動作を示すタイミング図である。
非活性にした場合も、リフレッシュタイマに基づいて内
部でリフレッシュコマンドが発生され、これに応じてリ
フレッシュ動作が実行される。
ミング図である。図20(a)が読み出し動作の場合を
示し、図20(b)が書き込み動作の場合を示す。図2
0(a)及び(b)に示されるような動作タイミング
で、1個のコマンドに対し、ワード線選択、データ増
幅、ライトバック、及びプリチャージを順次実行し、動
作を完結させる。
合の倍速動作を示すタイミング図である。
を停止することにより、他方のポートから入力するコマ
ンドの間隔を半分にすることが出来る。このとき外部コ
マンドの最高サイクルと内部動作の最高サイクルとは一
致する。図21の例では、クロック周波数は変えずに、
コマンド間隔を短くしている。この場合、バースト長も
短くなるので、データ転送レートは両方のポートを使用
する場合と変わらない。
ータ転送レートを2倍にした倍速動作を示すタイミング
図である。
一方のポートを停止した場合に、他方のポートから入力
するクロック信号を2倍の周波数とする。これに伴っ
て、コマンド入力の時間間隔は半分になる。この場合、
バースト長は両方のポートを使用する場合と同じである
ので、データ転送レートは両方のポートを使用する場合
に対して2倍になる。
か入力されないので、その部分を高速動作に対応して設
計しておけば、上記倍速動作を容易に実現することが可
能となる。
るための図である。
ものである。マルチポートメモリの場合も同様であり、
1個で使うだけではなく、複数個搭載してメモリを拡張
する場合がある。
おり、どちらのポートのコマンドが早いかを検出して、
その順番でコマンドを実行する。両ポートのコマンドが
殆ど同時に入力された場合も、順番を決定して順次実行
する。図23のように複数のマルチポートメモリ200
−1乃至200−nを搭載し、これらのマルチポートメ
モリ200−1乃至200−nに、Aポートコントロー
ラ201及びBポートコントローラ202から、同一の
コマンドを与えたとする。AポートとBポートのコマン
ドが同時に発行されたとしても、信号線の長さや電源ノ
イズの影響によって、各マルチポートメモリに到達する
コマンドの相対的タイミングが若干異なってしまう場合
がある。この場合、各々のマルチポートメモリのアービ
タが、各々異なる順番でコマンドを実行してしまう可能
性がある。
のアドレスに対するコマンドであれば、メモリデバイス
間で順番が異なっても問題ないが、同一のアドレスに対
するコマンドの場合には問題が発生する。
からReadするのと、ReadしてからWriteす
るのでは、Readしたデータが異なる結果となる。ま
た例えば、AポートのデータをWriteした後にBポ
ートのデータをWriteした場合、メモリに残るのは
Bポートのデータであるが、逆の順で実行した場合に
は、メモリにはAポートのデータが残ることになる。
行の順番が異なってしまったのでは、データの信頼性に
大きな問題が発生する。
する場合には、マルチポートメモリ間でアービタの判定
を合わせる必要がある。これを解決するために、本発明
の第2の実施例では、複数のマルチポートメモリの中で
1つをマスタデバイス200−1とし、残りをスレーブ
デバイス200−2乃至200−nとし、マスタデバイ
スのアービタの判定にスレーブデバイスが判定を合わせ
る。
リの第2の実施例を示す構成図である。この例では、A
ポートとBポートの2つのポートを持つ構成となってい
る。
ては、BUSY信号I/O部36及び46をAポート1
1A及びBポート12Aに備えること、またAポートと
Bポートのアドレスを比較するアドレス比較器26を備
えることが挙げられる。またアービタ15Aは、アドレ
ス比較器26でアドレスが一致して一致信号が発生した
ら、DRAMコアの動作モードを連続モードに切り換え
るように動作する。
タイミング図である。
るように、DRAMコア動作は、ROW動作とCOLU
MN動作に分けられる。本発明では、ROW動作、CO
LUMN動作、及びプリチャージ動作を、一連の流れで
実行する1回の内部動作サイクルとしている。
常のDRAMのコラムアクセス動作と同じであり、同一
のセルに対し連続してコマンドを実行する動作である。
即ち、ROW系動作の後にCOLUMN系動作を複数回
実行した後にプリチャージするモードである。ただし、
同じセルのWriteコマンドが重複した場合は、後か
ら入力された方を実施して前に入力されたものは実施し
ない。これはWriteを連続して実施しても、前にW
riteしたデータは後からWriteしたデータに上
書きされて後に残らないためである。
すると通常の内部動作サイクルの2サイクルよりも動作
を短縮することができ、時間に余裕ができる。この時間
の余裕を、図25(b)に示すようにROW系動作とC
OLUMN系動作の間に持たせる(以降Wait期間と
呼ぶ)。このWait期間中に、マスタとスレーブの間
でコマンド実行順序を合わせる処理をする。
ーブとの動作を合わせる手順を説明する。
を合わせるために、BUSY信号を用いる。BUSY信
号I/O部36及び46は、マスタデバイス200−1
ではBUSY信号を出力するBUSY出力回路となり、
スレーブデバイス200−2乃至200−nではBUS
Y信号を受け取るBUSY入力回路となる。マスタデバ
イスかスレーブデバイスかを示す情報は、モードレジス
タ31或いは41に設定される。
コマンドを受信し、図20に示す動作を開始する。
じアドレスに対してコマンドが入力されると、アドレス
比較器26から一致信号が発生する。この一致信号を受
け取ると、アービタ15Aは、DRAMコア14の制御
回路53に連続モード信号を供給する。連続モード信号
に応答して、DRAMコア14は、図25(b)に示す
ような連続モードに移行する。
−1は、アービタ15Aの判定結果に基づいてBUSY
−AまたはBUSY−Bを発生する。この例において
は、アービタ15Aで先に受信したと判定した方のポー
トに対して、BUSY信号を発生する。
スはマスタデバイスの発生するBUSY信号を検出し、
それが自身のアービタ15Aの判定と違っていたら、自
身のアービタ15Aの判定をマスタに合わせて変更す
る。変更後の順序に従って、COLUMN系動作を実行
する。
のWriteでBUSYが発生した場合の動作を示すタ
イミング図である。
の論理にしてある。またBUSY信号は、非同期で発信
/受信する信号とするのがよい。これは限られたWai
t期間内にBUSYを速やかに伝達するためである。
がBポートのWriteB2よりも早いので、Wait
期間中にマスタはAポートのBUSY信号を発生する。
このBUSY信号をスレーブは受信して、AポートのR
eadA2がBポートのWriteB2よりも早いこと
を知る。その後、マスタ及びスレーブにおいて、コラム
動作をReadA2→WriteB2の順に連続モード
で実行する。
のWriteでBUSYが発生した場合の動作を示すタ
イミング図である。図26では、AポートのReadが
早い場合を示したが、図27では、BポートのWrit
eが早い場合を示している。
トのWriteでBUSYが発生した場合の動作を示す
タイミング図である。
き込みコマンドが、Bポートの書き込みコマンドよりも
早い場合である。即ち、AポートのWriteA2がB
ポートのWriteB2よりも早いので、AポートのB
USY信号が発生し、これがスレーブに供給される。こ
の場合には、Aポートの書き込みコマンドを実行しても
直ぐに書き換えられることになるので、後から入力され
たBポートの書き込みコマンドWriteB2のみを実
行する。
トのWriteでBUSYが発生した場合の動作を示す
タイミング図である。
き込みコマンドが、Aポートの書き込みコマンドよりも
早い場合である。この場合には、Bポートの書き込みコ
マンドを実行しても直ぐに書き換えられることになるの
で、Aポートの書き込みコマンドWriteA2のみを
実行する。この例では、Aポートのクロック周波数が、
Bポートのクロック周波数よりも少し低い設定となって
いる。WriteA2及びWriteB2のコマンドに
対しては、Aポートの方がコマンド入力は早いが、最終
データ入力はBポートの方が早い。従って、Bポートの
書き込みコマンドが、Aポートの書き込みコマンドより
も早いことになる。
dとBポートのReadの場合については書かれていな
い。この場合は、どちらが先であってもデータの信頼性
に影響がないので、BUSYにする必要はない。
トを挿入可能なよう構成された場合の動作を示すタイミ
ング図である。
にマスタデバイスのアービタの判定に対して、コントロ
ーラからその判定を変更させる指示を出すことである。
インタラプトの指示の方法としては次のようなものがあ
る。 a)コマンドで入力する方法 b)専用端子を設ける方法 c)特殊なアドレス組合せによる方法 d)BUSY信号を用いる方法 上記d)は例えば、BUSYが発生しなかった方のポー
トのBUSY信号をコントローラから与え、それをマス
タとスレーブのメモリが検出する等の方法である。
BポートのWriteでBUSYが発生した場合につい
て、インタラプトが発生される。図28及び図29で説
明したように、Write−WriteでBUSYにな
る場合は、AまたはBのどちらかのWriteだけを実
行するので、先に入力された方のデータが消えてしま
う。
BポートのWriteB2よりも早いので、Aポートの
BUSY信号が発生する。マスタが生成したBUSY信
号を受信したコントローラは、Aポートの書き込みデー
タが消えてしまうのを防止するために、インタラプト指
示を発生する。
らのインタラプト指示を受信し、アービタの判定を変更
し、Wait後にインタラプト指示に従ってWrite
動作を実施する。即ち、アービタはAポートのコマンド
WriteA2がBポートのコマンドよりも遅いものと
判定変更をして、WriteA2の書き込み動作を実行
する。これによって、Aポートの書き込みデータが消去
されることを防ぐことができる。なおWrite→Wr
iteの動作の場合には、書き込み動作を1回実行する
だけでよいので、Wait時間はRead→Write
やWrite→Readの連続モードに比べて長くとる
ことができる。従ってこの時間を利用して、BUSY信
号に基づくインタラプト指示を実施することが可能にな
る。
器・BUSY入出力系・インタラプト系の構成について
以下に説明する。
ルチポートメモリにおけるアドレス比較器・BUSY入
出力系・インタラプト系の構成を示す図である。
に保持されているアドレスを比較して、Aポート11の
アドレスとBポート12のアドレスとが一致する場合に
一致信号を出力する。またどの2つのアドレスが一致し
ているかを示すためにARA、AWA、ARB、及びA
WBの信号を発生する。例えばAポートのWriteと
BポートのWriteのアドレスが一致する場合には、
AWAとAWBを”H”にする。NAND回路208乃
至210によって、これらの信号のNANDをとり、N
1、N2、及びN3の何れかが”L”になる。
に配置されているのが、BUSY信号I/O部36及び
46とインタラプト回路である。BUSY・I/O制御
部211は、一致信号を検出すると、モードレジスタ3
1或いは41の設定に基づいて、マスタデバイスの場合
は活性化信号(マスタ)を発生し、スレーブデバイスの場
合は活性化信号(スレーブ)を発生する。活性化信号(マ
スタ)は、BUSY出力回路212及び213を活性化
し、活性化信号(スレーブ)は、BUSY入力回路214
及び215を活性化する。
択されたコマンドが、アービタの出力RA3、WA3、
RB3、及びWB3の何れか1つに出力されている(何
れか1つが”H”になっている)。マスタデバイスの場
合は、一致信号の立ち上がりをパルス化した信号N4に
よって、RA3〜WB3をラッチ216及び217にラ
ッチする。ラッチされたデータに基づいて、BUSY−
AまたはBUSY−Bが出力される。
Y−A=”L”を受信すると、インタラプト回路218
の出力である信号N10は”L”となる。またBUSY
−B=”L”を受信すると、インタラプト回路219の
出力である信号N11は”L”となる。N10及びN1
1は、非活性時は”H”であり、BUSY受信又はイン
タラプトが入った場合に”L”になる。
ラよりのインタラプト指示を検出し、インタラプトA又
はBを出力する。これらのインタラプト信号は、BUS
Y入力信号よりも優先されて、信号N10及びN11に
伝達される。
−3、80−5、及び80−6は、アービタ15Aの比
較器の一部である(図6及び図24参照)。これらは、
BUSYの判定が必要なコマンドの組合について、比較
する比較器である。
イミング図である。図33は、スレーブデバイスの動作
を示すタイミング図である。
AポートのReadとBポートのWriteのアドレス
が一致したとする。図32のマスタはAポートが早いと
判定し、図33のスレーブはBポートが早いと判断した
とする。この場合マスタの比較器80−3の出力は、N
21=”L”及びN22=”H”となる。またスレーブ
の比較器80−3の出力は、N21=”H”及びN22
=”L”となる。マスタはBUSY−Aを発生し、それ
を受信したスレーブはN10=”L”になる。このとき
N1=”L”になっているので、N10のLOW信号
が、NOR回路221及びインバータ222を介して、
スレーブの比較器80−3に供給される。これにより、
スレーブの比較器80−3の出力は、N21=”L”及
びN22=”H”に切り替わる。これによってスレーブ
のアービタの判定が変更される。
BポートのReadのアドレスが一致したとする。この
場合には、スレーブの比較器80−5の出力が切り替わ
ることによって、スレーブのアービタの判定が変更され
る。
器であるが、Write同士でBUSYになった場合は
AポートとBポートのどちらかのコマンドを残すという
動作になるので、比較器80−3及び80−5とは周辺
回路の構成が異なる。
一致した場合のマスタデバイスの動作を示すタイミング
図である。図35は、両ポートの書き込みアドレスが一
致した場合のスレーブデバイスの動作を示すタイミング
図である。
判断し、図35のようにスレーブはBポートが早いと判
断したとする。アドレス比較器26から一致信号が発生
した時点の状態では、マスタの比較器80−6の出力は
N25=”L”及びN26=”H”であり、スレーブの
比較器80−6の出力はN25=”H”及びN26=”
L”となっている。マスタはこの状態におけるRA3、
WA3、RB3、及びWB3をラッチして、BUSY−
A信号を出力する。
eでBUSYが発生する場合は、先に入力された方のW
riteを消す必要がある。インバータ231、NOR
回路232、NAND回路233及び234、インバー
タ235及び236は、そのために設けられた回路であ
る。一致信号が発生すると、HIGHエッジパルス化回
路230によって、信号N4の”H”パルスが発生す
る。信号N3と論理を取ってN31に”H”パルスが発
生する。この例において、マスタの場合は、N26=”
H”であるので、N33に”H”パルスが発生しN25
=”H” 及びN26=”L”に切り替わる。ディレイ
回路237及び238は、BUSY信号を発生するため
に切り替わり前の状態での時間を稼ぐと共に、切り替わ
った結果がNAND回路233及び234にフィードバ
ックされて、再度切り替わってしまうのを防止するため
である。またスレーブの方においては、N25=”L”
及びN26=”H”に切り替わる。
生し、それを受信したスレーブにおいてはN10=”
L”になる。このときN3=”L”になっているから、
スレーブの比較器80−6は再度反転されて、N25
=”H”及びN26=”L”に切り替わる。
り所定時間遅延させてWait解除信号を出力すること
で、Wait期間を作成する機能を有する。ここで、N
1或いはN2が選択された場合はDelay(t1)が選択さ
れ、N3が選択された場合はDelay(t2)が選択される。
タ253及び254は、Wait期間が終了したら、消
去した方のWriteコマンドをコマンドレジスタから
削除するための回路である。例えば、Wait期間が終
了した時にN25=”L”及びN26=”H”であれ
ば、AポートのWriteコマンドを実行する。従っ
て、BポートのWriteコマンドをレジスタから消去
するために、ResetWB2が発生する。Wait期
間中は、BUSY受信やインタラプトで判定を変える必
要があるので、その期間はコマンドレジスタ内のコマン
ドは消去しないでおく。
一致してコントローラからインタラプト指示が発生する
場合のマスタデバイスの動作を示すタイミング図であ
る。図37は、両ポートの書き込みアドレスが一致して
コントローラからインタラプト指示が発生する場合のス
レーブデバイスの動作を示すタイミング図である。
におけるコマンド選択状態はインタラプトで反転させら
れる。また図37に示されるように、スレーブデバイス
におけるコマンド選択状態は、BUSYで反転させられ
てから、インタラプトで更に反転させられる。なおイン
タラプトによる反転の動作はBUSYによる反転動作と
同様であり、詳細な説明は省略する。
USYやインタラプトが発生した後、次ぎのコマンドを
入れるまでのコマンドサイクルは変わらないように構成
されている。
USYが発生するが、ReadA1→ReadA2のコ
マンド間隔とReadA2→ReadA3のコマンド間
隔は同じである。Wait時間の間にBUSYやインタ
ラプトを処理しなくてはいけないが、システム上のバス
線が長かったり、搭載されたスレーブデバイスの数が多
かったり、コントローラの応答速度が遅かったりした場
合は、BUSYやインタラプトの信号のやり取りに時間
がかかるために、長いWait時間が必要になる。
延長するとともに、BUSYやインタラプト発生後の次
ぎのコマンド入力を所定の時間遅らせればよい。すなわ
ち図26において、Wait時間を長くするとともに、
ReadA1→ReadA2のコマンド間隔に対して、
ReadA2→ReadA3のコマンド間隔を長くすれ
ばよい。
シートにそのことを明記して、コントローラをそのよう
に動作させればよい。Wait時間を延長する方法とし
ては、図31に示されるディレイ回路250の遅延時間
を長くすればよい。使用状態によりWait時間を変えたい
場合は、このディレイ回路250内に遅延列を複数個用
意して、モードレジスタの設定で遅延量の設定を切り替
えられるようにすればよい。
ば、Write−WriteのBUSY以外の場合でも
Wait時間を長くとれるため、Read−Write
やWrite−ReadでBUSYが発生した場合も、
コントローラからインタラプト指示を出せるようにな
る。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特
許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能であ
る。
マンドが入力された場合に、N個のポートに対応するN
個のコマンドを、あるポートに着目した場合の最小のコ
マンドサイクルの間に順次実行する。これにより、外部
からは任意のポートについて、最小のコマンドサイクル
の間に、そのポートのコマンド入力に対するアクセス動
作を実行するように見える。この場合、BUSY状態と
なる可能性があるのは、同一のアドレスに複数のポート
から同時にアクセス要求があったときだけである。従っ
て、SRAM型のマルチポートメモリのBUSY発生確
率と、同等の低いBUSY発生確率を実現することが出
来る。
て、内部回路は、ダイナミック型メモリセルで構成され
たセル配列と、メモリセルをリフレッシュするタイミン
グを規定するリフレッシュ回路を含み、第1のモードで
は複数N個の外部ポートの少なくとも1つへ入力される
リフレッシュコマンドに応じてメモリセルをリフレッシ
ュし、第2のモードではリフレッシュ回路が指定するタ
イミングでメモリセルをリフレッシュすることを特徴と
する。
フレッシュ動作を実行する動作モードと、内蔵リフレッ
シュ回路の指示によりリフレッシュ動作を実行する動作
モードを用意しておくことで、例えば所定の外部ポート
をリフレッシュ管理用のポートとして定期的にリフレッ
シュコマンドを入力するように動作させたり、このリフ
レッシュ管理用のポートが非活性状態の場合に内蔵リフ
レッシュ回路によってリフレッシュ動作を実行すること
等が可能になり、システム構成に応じて柔軟にリフレッ
シュ管理を行うことが出来る。
させた場合のリフレッシュ動作を示す図である。
発明の原理を説明するための図である。
例を示す構成図である。
成図である。
る。
の構成図である。
る。
の動作を示すタイミング図である。
合の動作を示すタイミング図である。
動作する場合を示すタイミング図である。
動作する場合を示すタイミング図である。
わる場合の動作を示すタイミング図である。
わる場合にリフレッシュコマンドを入力するタイミング
を示した図である。
すタイミング図である。
イミング図である。
る。
を示すタイミング図である。
トを2倍にした倍速動作を示すタイミング図である。
ある。
施例を示す構成図である。
である。
でBUSYが発生した場合の動作を示すタイミング図で
ある。
でBUSYが発生した場合の動作を示すタイミング図で
ある。
eでBUSYが発生した場合の動作を示すタイミング図
である。
eでBUSYが発生した場合の動作を示すタイミング図
である。
なよう構成された場合の動作を示すタイミング図であ
る。
モリにおけるアドレス比較器・BUSY入出力系・イン
タラプト系の構成を示す図である。
ある。
である。
のマスタデバイスの動作を示すタイミング図である。
のスレーブデバイスの動作を示すタイミング図である。
トローラからインタラプト指示が発生する場合のマスタ
デバイスの動作を示すタイミング図である。
トローラからインタラプト指示が発生する場合のスレー
ブデバイスの動作を示すタイミング図である。
Claims (20)
- 【請求項1】各々がコマンドを受信する複数N個の外部
ポートと、 該外部ポートの1つに入力される複数のコマンド間の最
小間隔の間に少なくともN回のアクセス動作を逐次的に
実行する内部回路を含むことを特徴とする半導体記憶装
置。 - 【請求項2】該複数N個の外部ポートの各々は、外部か
らクロック信号を受信するクロック端子を含み、該クロ
ック信号に同期して動作することを特徴とする請求項1
記載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】該複数N個の外部ポートの各々は、 シリアルに受信したデータをパラレルデータとして該内
部回路に供給する回路と、 該内部回路からパラレルに供給されたデータをシリアル
データとして外部に出力する回路を含むことを特徴とす
る請求項2記載の半導体記憶装置。 - 【請求項4】該複数N個の外部ポートからそれぞれ入力
される複数のコマンドを該内部回路に実行させるコマン
ド実行順番を決定する裁定回路を含むことを特徴とする
請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項5】該複数N個の外部ポートの各々は、 シリアルに受信したデータをパラレルデータとして該内
部回路に供給する回路と、 該内部回路からパラレルに供給されたデータをシリアル
データとして外部に出力する回路を含み、該複数N個の
外部ポートからそれぞれ入力される複数のコマンドは読
み出しコマンドと書き込みコマンドとを含み、該裁定回
路は、該読み出しコマンドについては外部ポートへのコ
マンド入力タイミングに基づいて、該書き込みコマンド
についてはシリアル入力されるデータの最後のデータが
外部ポートへ入力されるタイミングに基づいて、該コマ
ンド実行順番を決定することを特徴とする請求項4記載
の半導体記憶装置。 - 【請求項6】該複数N個の外部ポートからそれぞれ入力
される複数のコマンドのうちで同一アドレスにアクセス
するコマンドが複数個存在するか否かを判定するアドレ
ス比較回路と、 同一アドレスにアクセスするコマンドが複数個存在する
場合には所定の信号を装置外部に出力する信号出力回路
を更に含むことを特徴とする請求項4記載の半導体記憶
装置。 - 【請求項7】該所定の信号を装置外部から受信する信号
入力回路と、 マスタ動作モード或いはスレーブ動作モードを指定する
モードレジスタを更に含み、該モードレジスタがマスタ
動作モードを指定する場合には該信号出力回路を活性化
し、該モードレジスタがスレーブ動作モードを指定する
場合には該信号入力回路を活性化することを特徴とする
請求項6記載の半導体記憶装置。 - 【請求項8】該モードレジスタがスレーブ動作モードを
指定する場合に該信号入力回路が該所定の信号を装置外
部から受信すると、該裁定回路は該コマンド実行順番を
変更することを特徴とする請求項7記載の半導体記憶装
置。 - 【請求項9】通常動作モードと連続動作モードを備え、
該通常動作モードはROWを選択し1つのコマンドに対応
した動作を実行しプリチャージする工程を一つの内部動
作サイクルで実行し、該連続動作モードはROWを選択し
複数のコマンドに対応した動作を連続して実行しプリチ
ャージする工程を一つの内部動作サイクルで実行し、該
アドレス比較回路の比較結果に基づき通常動作モードと
連続動作モードとが切り替わることを特徴とする請求項
8記載の半導体記憶装置。 - 【請求項10】該連続動作モードにおいて処理する複数
のコマンドが書き込みコマンドである場合はその中の1
つのコマンドを選択して実行し残りのコマンドは実行し
ないことを特徴とする請求項9記載の半導体記憶装置。 - 【請求項11】該所定の信号を装置外部に送信或いは装
置外部から受信する動作は、該連続動作モードにおいて
ROWを選択する処理と複数のコマンドに対応した動作を
連続して実行する処理との間に設けた期間に実行される
ことを特徴とする請求項9記載の半導体記憶装置。 - 【請求項12】該期間は可変であることを特徴とする請
求項11記載の半導体記憶装置 - 【請求項13】該所定の信号に応じて外部コントローラ
から送信されるインタラプト信号を受信する回路を更に
含み、該インタラプト信号が受信されると該裁定回路は
該コマンド実行順番を変更することを特徴とする請求項
6記載の半導体記憶装置。 - 【請求項14】通常動作モードと連続動作モードを備
え、該通常動作モードはROWを選択し1つのコマンドに
対応した動作を実行しプリチャージする工程を一つの内
部動作サイクルで実行し、該連続動作モードはROWを選
択し複数のコマンドに対応した動作を連続して実行しプ
リチャージする工程を一つの内部動作サイクルで実行
し、該アドレス比較回路の比較結果に基づき通常動作モ
ードと連続動作モードとが切り替わり、該インタラプト
信号を受信する動作は、該連続動作モードにおいてROW
を選択する処理と複数のコマンドに対応した動作を連続
して実行する処理との間に設けた期間に実行されること
を特徴とする請求項9記載の半導体記憶装置。 - 【請求項15】該内部回路は、 ダイナミック型メモリセルで構成されたセル配列と、 該メモリセルをリフレッシュするタイミングを規定する
リフレッシュ回路を含み、第1のモードでは該複数N個
の外部ポートの少なくとも1つへ入力されるリフレッシ
ュコマンドに応じて該メモリセルをリフレッシュし、第
2のモードでは該リフレッシュ回路が指定するタイミン
グで該メモリセルをリフレッシュすることを特徴とする
請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項16】該複数N個の外部ポートのうちで少なく
とも1つが非活性である場合に該第2のモードになるこ
とを特徴とする請求項15記載の半導体記憶装置。 - 【請求項17】該複数N個の外部ポートのうちで該リフ
レッシュコマンドを入力する外部ポートを装置外部から
指定可能であることを特徴とする請求項15記載の半導
体記憶装置。 - 【請求項18】該複数N個の外部ポートのうちで該リフ
レッシュコマンドを入力する該外部ポートが非活性であ
る場合に該第2のモードになることを特徴とする請求項
17記載の半導体記憶装置。 - 【請求項19】該複数N個の外部ポートのうちで該リフ
レッシュコマンドを入力する外部ポートを指定するモー
ドレジスタを更に含むことを特徴とする請求項17記載
の半導体記憶装置。 - 【請求項20】該複数N個の外部ポートの各々は外部か
らクロック信号を受信するクロック端子を含み該クロッ
ク信号に同期して動作し、該信号入力回路と該信号出力
回路は該クロック信号と非同期に動作することを特徴と
する請求項7記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (26)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000387891A JP5070656B2 (ja) | 2000-12-20 | 2000-12-20 | 半導体記憶装置 |
EP07103542A EP1808861B1 (en) | 2000-12-20 | 2001-10-02 | Multi-port memory based on a plurality of memory cores |
US09/968,516 US20020078311A1 (en) | 2000-12-20 | 2001-10-02 | Multi-port memory based on DRAM core |
EP05010996A EP1564749B8 (en) | 2000-12-20 | 2001-10-02 | Multi-port memory based on DRAM core |
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