JP2001189078A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2001189078A
JP2001189078A JP2000306775A JP2000306775A JP2001189078A JP 2001189078 A JP2001189078 A JP 2001189078A JP 2000306775 A JP2000306775 A JP 2000306775A JP 2000306775 A JP2000306775 A JP 2000306775A JP 2001189078 A JP2001189078 A JP 2001189078A
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Takeshi Sakata
健 阪田
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貞幸 森田
Yoshinobu Nakagome
儀延 中込
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晴子 田所
Yasushi Nagashima
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DQSグリッジ耐性の向上と使い勝手のよい
DDR構成の半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 クロック信号に同期して、内部回路の動
作が制御されるダイナミック型RAMであって、書き込
み動作のときに入力される第2のクロック信号を用い、
それに対応してシリアルに入力された複数の書き込みデ
ータを順次に複数からなる第1のラッチ回路に取り込
み、上記第1のラッチ回路に取り込まれた書き込みデー
タを上記第1のクロック信号を用いて第2のラッチ回路
に取り込んで入出力データバスに伝える入力回路を備
え、上記第1のクロック信号と第2のクロック信号の論
理により上記第2のクロック信号の終了時に発生するノ
イズに対してマスクをする論理回路を設けて第3のクロ
ック信号を形成し、少なくとも上記第2のラッチ回路の
入力に上記書き込みデータを出力する第1のラッチ回路
に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、特にDDR構成のシンクロナスのダイナミック
型RAM(ランダム・アクセス・メモリ)におけるデー
タ入力回路に利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DDR SDRAM(Double Data Rate
Synchronous Dynamic Random AccessMemory )におけ
るデータ入力系の仕様では、SDRAM全体のタイミン
グを制御するクロック信号CLKではなく、図8に示す
ようにデータストローブ信号DQSのエッジに同期して
書き込み用データが入力される。つまり、クロック信号
CLKの立ち上がりタイミングで、ライトコマンド(Wr
ite)が入力されると、上記DQSはハイインピーダンス
状態から、一旦期間tWPREの間ロウレベルになる
(Preamble) 。
【0003】その後に、上記ライトコマンドに対応した
クロックCLKから時間tDQSSで規定されるタイミ
ングでロウレベルからハイレベルに変化するデータスト
ローブ信号DQSが入力され、この信号DSQのロウレ
ベルからハイレベル及びハイレベルからロウレベルへの
変化に対応し、セットアップ/ホールド時間(tQDQ
SS/tQDQSH)が確保された入力データD0〜D
4等が入力される。上記時間tDQSSは、0.75t
CK〜1.25tCKの幅を持って規定されている。所
望のデータ長分(同図ではD0〜D3)の入力データD
inが入力されると、上記クロック信号DQSは、時間
tWPSTの間ロウレベルとなり(Postamble)、再びハ
イインピーダンス状態に戻る。
【0004】本願発明者等においては、この発明に先立
って上記のデータ入力系の仕様に対応して、図9に示す
ような入力回路を開発した。この回路は、上記クロック
信号DQSにより動作するスルーラッチ回路を組み合わ
せて、3段のシフトレジスタと2段のシフトレジスタを
構成し、データD0とD2はクロック信号DQSの立ち
上がりエッジに同期して上記3段のシフトレジスタで転
送し、データD1とD3は、クロック信号DQSの立ち
下がりエッジに同期して上記2段のシフトレジスタで転
送し、2系統入力データDin1stと、入力データD
in2ndにパラレル変換し、クロック信号CLKで入
力信号を取り込む一対のラッチ回路に入力させてDQS
−CLK間でのタイミングの乗り換えを行い、かかるク
ロック信号CLKに同期してメモリアレイの選択された
メモリセルに書き込み動作を行なわせる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
入力回路においては次のような問題の生じることが判明
した。すなわち、図10に示すように上記ライトコマン
ドに対応したクロックCLKから規定される時間tDQ
SSが0.75tCKのように短いとき、所望のデータ
長分のデータが入力されたとき、クロック信号CLKに
同期して形成されるクロック信号DICLKが到来する
前に、上記クロック信号DQSがハイインピーダンス状
態に戻り、上記クロック信号DQSが入力される入力端
子がハイインピーダンスに戻る際において、上記クロッ
ク信号DQSを形成している出力回路においてグリッジ
と呼ばれるノイズを発生させてしまう可能性があり、か
かるノイズを入力回路においてはクロック信号DQSと
見做してシフトクロックを発生させて上記シフトレジス
タに対して1ビットのシフト動作を行なわせてしまう。
このシフト動作により、本来保持すべきデータが消滅
し、遅れて搭載する上記クロック信号DICLKによる
タイミングでは、無効データ(invalid)を書き込みデー
タとして取り込んでしまうという問題の生じることが判
明した。
【0006】この発明の目的は、DQSグリッジ耐性の
向上を図った半導体記憶装置を提供することにある。こ
の発明の他の目的は、使い勝手のよいDDR構成の半導
体記憶装置を提供することにある。この発明の前記なら
びにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述お
よび添付図面から明らかになるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。クロック信号に同期して、内部回路の
動作が制御されるダイナミック型RAMであって、書き
込み動作のときに入力される第2のクロック信号を用
い、それに対応してシリアルに入力された複数の書き込
みデータを順次に複数からなる第1のラッチ回路に取り
込み、上記第1のラッチ回路に取り込まれた書き込みデ
ータを上記第1のクロック信号を用いて第2のラッチ回
路に取り込んで入出力データバスに伝える入力回路を備
え、上記第1のクロック信号と第2のクロック信号の論
理により上記第2のクロック信号の終了時に発生するノ
イズに対してマスクをする論理回路を設けて第3のクロ
ック信号を形成し、少なくとも上記第2のラッチ回路の
入力に上記書き込みデータを出力する第1のラッチ回路
に供給する。
【0008】
【発明の実施の形態】図7には、この発明る係るダイナ
ミック型RAMの一実施例のブロック図が示されてい
る。この実施例におけるダイナミック型RAMは、DD
R SDRAM(Double Data Rate Synchronous Dynam
ic Random Access Memory ;以下単にDDR SDRA
Mという)に向けられている。この実施例のDDR S
DRAMは、特に制限されないが、4つのメモリバンク
に対応して4つのメモリアレイ200A〜200Dが設
けられる。4つのメモリバンク0〜3にそれぞれ対応さ
れたメモリアレイ200A〜200Dは、マトリクス配
置されたダイナミック型メモリセルを備え、図に従えば
同一列に配置されたメモリセルの選択端子は列毎のワー
ド線(図示せず)に結合され、同一行に配置されたメモ
リセルのデータ入出力端子は行毎に相補データ線(図示
せず)に結合される。
【0009】上記メモリアレイ200Aの図示しないワ
ード線は行(ロウ)デコーダ(Row DEC) 201Aによる
ロウアドレス信号のデコード結果に従って1本が選択レ
ベルに駆動される。メモリアレイ200Aの図示しない
相補データ線はセンスアンプ(Sense AMP)202A及び
カラム選択回路(Column DEC)203AのI/O線に結合
される。センスアンプ202Aは、メモリセルからのデ
ータ読出しによって夫々の相補データ線に現れる微小電
位差を検出して増幅する増幅回路である。それにおける
カラム選択回路203Aは、上記相補データ線を各別に
選択して相補I/O線に導通させるためのスイッチ回路
を含む。カラムスイッチ回路はカラムデコーダ203A
によるカラムアドレス信号のデコード結果に従って選択
動作される。
【0010】メモリアレイ200Bないし200Dも同
様に、ロウデコーダ201B〜D,センスアンプ203
B〜D及びカラム選択回路203B〜Dが設けられる。
上記相補I/O線は各メモリバンクに対して共通化され
て、ライトバッファを持つデータ入力回路(Din Buffer)
210の出力端子及びメインアンプを含むデータ出力回
路(Dout Buffer)211の入力端子に接続される。端子
DQは、特に制限されないが、16ビットからなるデー
タD0−D15を入力又は出力するデータ入出力端子と
される。DQSバッファ(DQS Buffer) 215は、読み
出し動作のときに上記端子DQから出力するデータのデ
ータストローブ信号を形成する。
【0011】アドレス入力端子から供給されるアドレス
信号A0〜A14は、アドレスバッファ(Address Buff
er)204で一旦保持され、時系列的に入力される上記
アドレス信号のうち、ロウ系アドレス信号はロウアドレ
スバッファ(Row Address Buffer)205に保持され、カ
ラム系アドレス信号はカラムアドレスバッファ(Column
Address Buffer)206に保持される。リフレッシュカ
ウンタ(Refresh Counter) 208は、オートマチックリ
フレッシュ( Automatic Refresh)及びセルフリフレッシ
ュ(Self Refresh)時の行アドレスを発生する。
【0012】例えば、256Mビットのような記憶容量
を持つ場合、カラムアドレス信号としては、2ビット単
位でのメモリアクセスを行うようにする場合には、アド
レス信号A14を入力するアドレス端子が設けられる。
×4ビット構成では、アドレス信号A11まで有効とさ
れ、×8ビット構成ではアドレス信号A10までが有効
とされ、×16ビット構成ではアドレス信号A9までが
有効とされる。64Mビットのような記憶容量の場合に
は、×4ビット構成では、アドレス信号A10まで有効
とされ、×8ビット構成ではアドレス信号A9までが有
効とされ、そして図のように×16ビット構成ではアド
レス信号A8までが有効とされる。
【0013】上記カラムアドレスバッファ206の出力
は、カラムアドレスカウンタ(Column Address Counte
r) 207のプリセットデータとして供給され、列(カ
ラム)アドレスカウンタ207は後述のコマンドなどで
指定されるバーストモードにおいて上記プリセットデー
タとしてのカラムアドレス信号、又はそのカラムアドレ
ス信号を順次インクリメントした値を、カラムデコーダ
203A〜203Dに向けて出力する。
【0014】モードレジスタ(Mode Register) 213
は、各種動作モード情報を保持する。上記ロウデコーダ
(Row Decoder) 201AないしDは、バンクセレクト
(Bank Select)回路212で指定されたバンクに対応し
たもののみが動作し、ワード線の選択動作を行わせる。
コントロール回路(Control Logic)209は、特に制限
されないが、クロック信号CLK、/CLK(記号/は
これが付された信号がロウイネーブルの信号であること
を意味する)、クロックイネーブル信号CKE、チップ
セレクト信号/CS、カラムアドレスストローブ信号/
CAS、ロウアドレスストローブ信号/RAS、及びラ
イトイネーブル信号/WEなどの外部制御信号と、/D
M及びDQSとモードレジスタ213を介したアドレス
信号とが供給され、それらの信号のレベルの変化やタイ
ミングなどに基づいてDDR SDRAMの動作モード
及び上記回路ブロックの動作を制御するための内部タイ
ミング信号を形成するもので、それぞれに信号に対等し
た入力バッファを備える。
【0015】クロック信号CLKと/CLKは、クロッ
クバッファを介してDLL回路214に入力され、内部
クロックが発生される。上記内部クロックは、特に制限
されないが、データ出力回路211とDQSバッファ2
15の入力信号として用いられる。また、上記クロック
バッファを介したクロック信号はデータ入力回路210
や、列アドレスカウンタ207に供給されるクロック端
子に供給される。
【0016】他の外部入力信号は当該内部クロック信号
の立ち上がりエッジに同期して有意とされる。チップセ
レクト信号/CSはそのロウレベルによってコマンド入
力サイクルの開始を指示する。チップセレクト信号/C
Sがハイレベルのとき(チップ非選択状態)やその他の
入力は意味を持たない。但し、後述するメモリバンクの
選択状態やバースト動作などの内部動作はチップ非選択
状態への変化によって影響されない。/RAS,/CA
S,/WEの各信号は通常のDRAMにおける対応信号
とは機能が相違し、後述するコマンドサイクルを定義す
るときに有意の信号とされる。
【0017】クロックイネーブル信号CKEは次のクロ
ック信号の有効性を指示する信号であり、当該信号CK
Eがハイレベルであれば次のクロック信号CLKの立ち
上がりエッジが有効とされ、ロウレベルのときには無効
とされる。なお、リードモードにおいて、データ出力回
路211に対するアウトプットイネーブルの制御を行う
外部制御信号/OEを設けた場合には、かかる信号/O
Eもコントロール回路209に供給され、その信号が例
えばハイレベルのときにはデータ出力回路211は高出
力インピーダンス状態にされる。
【0018】上記ロウアドレス信号は、クロック信号C
LK(内部クロック信号)の立ち上がりエッジに同期す
る後述のロウアドレスストローブ・バンクアクティブコ
マンドサイクルにおけるA0〜A11のレベルによって
定義される。
【0019】アドレス信号A12とA13は、上記ロウ
アドレスストローブ・バンクアクティブコマンドサイク
ルにおいてバンク選択信号とみなされる。即ち、A12
とA13の組み合わせにより、4つのメモリバンク0〜
3のうちの1つが選択される。メモリバンクの選択制御
は、特に制限されないが、選択メモリバンク側のロウデ
コーダのみの活性化、非選択メモリバンク側のカラムス
イッチ回路の全非選択、選択メモリバンク側のみのデー
タ入力回路210及びデータ出力回路への接続などの処
理によって行うことができる。
【0020】上記カラムアドレス信号は、前記のように
256Mビットで×16ビット構成の場合には、クロッ
ク信号CLK(内部クロック)の立ち上がりエッジに同
期するリード又はライトコマンド(後述のカラムアドレ
ス・リードコマンド、カラムアドレス・ライトコマン
ド)サイクルにおけるA0〜A9のレベルによって定義
される。そして、この様にして定義されたカラムアドレ
スはバーストアクセスのスタートアドレスとされる。
【0021】次に、コマンドによって指示されるSDR
AMの主な動作モードを説明する。 (1)モードレジスタセットコマンド(Mo) 上記モードレジスタ30をセットするためのコマンドで
あり、/CS,/RAS,/CAS,/WE=ロウレベ
ルによって当該コマンド指定され、セットすべきデータ
(レジスタセットデータ)はA0〜A11を介して与え
られる。レジスタセットデータは、特に制限されない
が、バーストレングス、CASレイテンシイ、ライトモ
ードなどとされる。特に制限されないが、設定可能なバ
ーストレングスは、2,4,8とされ、設定可能なCA
Sレイテンシイは2,2.5とされ、設定可能なライト
モードは、バーストライトとシングルライトとされる。
【0022】上記CASレイテンシイは、後述のカラム
アドレス・リードコマンドによって指示されるリード動
作において/CASの立ち下がりから出力バッファ21
1の出力動作までに内部クロック信号の何サイクル分を
費やすかを指示するものである。読出しデータが確定す
るまでにはデータ読出しのための内部動作時間が必要と
され、それを内部クロック信号の使用周波数に応じて設
定するためのものである。換言すれば、周波数の高い内
部クロック信号を用いる場合にはCASレイテンシイを
相対的に大きな値に設定し、周波数の低い内部クロック
信号を用いる場合にはCASレイテンシイを相対的に小
さな値に設定する。
【0023】(2)ロウアドレスストローブ・バンクア
クティブコマンド(Ac) これは、ロウアドレスストローブの指示とA12とA1
3によるメモリバンクの選択を有効にするコマンドであ
り、/CS,/RAS=ロウレベル、/CAS,/WE
=ハイレベルによって指示され、このときA0〜A9に
供給されるアドレスがロウアドレス信号として、A12
とA13に供給される信号がメモリバンクの選択信号と
して取り込まれる。取り込み動作は上述のように内部ク
ロック信号の立ち上がりエッジに同期して行われる。例
えば、当該コマンドが指定されると、それによって指定
されるメモリバンクにおけるワード線が選択され、当該
ワード線に接続されたメモリセルがそれぞれ対応する相
補データ線に導通される。
【0024】(3)カラムアドレス・リードコマンド
(Re) このコマンドは、バーストリード動作を開始するために
必要なコマンドであると共に、カラムアドレスストロー
ブの指示を与えるコマンドであり、/CS,/CAS=
ロウレベル、/RAS,/WE=ハイレベルによって指
示され、このときA0〜A9(×16ビット構成の場
合)に供給されるカラムアドレスがカラムアドレス信号
として取り込まれる。これによって取り込まれたカラム
アドレス信号はバーストスタートアドレスとしてカラム
アドレスカウンタ207に供給される。
【0025】これによって指示されたバーストリード動
作においては、その前にロウアドレスストローブ・バン
クアクティブコマンドサイクルでメモリバンクとそれに
おけるワード線の選択が行われており、当該選択ワード
線のメモリセルは、内部クロック信号に同期してカラム
アドレスカウンタ207から出力されるアドレス信号に
従って順次選択されて連続的に読出される。連続的に読
出されるデータ数は上記バーストレングスによって指定
された個数とされる。また、出力バッファ211からの
データ読出し開始は上記CASレイテンシイで規定され
る内部クロック信号のサイクル数を待って行われる。
【0026】(4)カラムアドレス・ライトコマンド
(Wr) 当該コマンドは、/CS,/CAS,/WE=ロウレベ
ル、/RAS=ハイレベルによって指示され、このとき
A0〜A9に供給されるアドレスがカラムアドレス信号
として取り込まれる。これによって取り込まれたカラム
アドレス信号はバーストライトにおいてはバーストスタ
ートアドレスとしてカラムアドレスカウンタ207に供
給される。これによって指示されたバーストライト動作
の手順もバーストリード動作と同様に行われる。但し、
ライト動作にはCASレイテンシイはなく、ライトデー
タの取り込みは当該カラムアドレス・ライトコマンドサ
イクルの1クロック後から開始される。
【0027】(5)プリチャージコマンド(Pr) これはA12とA13によって選択されたメモリバンク
に対するプリチャージ動作の開始コマンドとされ、/C
S,/RAS,/WE=ロウレベル、/CAS=ハイレ
ベルによって指示される。
【0028】(6)オートリフレッシュコマンド このコマンドはオートリフレッシュを開始するために必
要とされるコマンドであり、/CS,/RAS,/CA
S=ロウレベル、/WE,CKE=ハイレベルによって
指示される。
【0029】(7)ノーオペレーションコマンド(No
p) これは実質的な動作を行わないこと指示するコマンドで
あり、/CS=ロウレベル、/RAS,/CAS,/W
Eのハイレベルによって指示される。
【0030】DDR SDRAMにおいては、1つのメ
モリバンクでバースト動作が行われているとき、その途
中で別のメモリバンクを指定して、ロウアドレスストロ
ーブ・バンクアクティブコマンドが供給されると、当該
実行中の一方のメモリバンクでの動作には何ら影響を与
えることなく、当該別のメモリバンクにおけるロウアド
レス系の動作が可能にされる。
【0031】したがって、例えば16ビットからなるデ
ータ入出力端子においてデータD0−D15が衝突しな
い限り、処理が終了していないコマンド実行中に、当該
実行中のコマンドが処理対象とするメモリバンクとは異
なるメモリバンクに対するプリチャージコマンド、ロウ
アドレスストローブ・バンクアクティブコマンドを発行
して、内部動作を予め開始させることが可能である。こ
の実施例のDDR SDRAMは、上記のように16ビ
ットの単位でのメモリアクセスを行い、A0〜A11の
アドレスにより約4Mのアドレスを持ち、4つのメモリ
バンクで構成されることから、全体では約256Mビッ
ト(4M×4バンク×16ビット)のような記憶容量を
持つようにされる。
【0032】DDR SDRAMの詳細な読み出し動作
は、次の通りである。チップセレクト/CS, /RA
S、/CAS、ライトイネーブル/WEの各信号はCL
K信号に同期して入力される。/RAS=0と同時に行
アドレスとバンク選択信号が入力され、それぞれロウア
ドレスバファ205とバンクセレクト回路212で保持
される。バンクセレクト回路212で指定されたバンク
のロウデコーダ210がロウアドレス信号をデコードし
てメモリセルアレイ200から行全体のデータが微小信
号として出力される。出力された微小信号はセンスアン
プ202によって増幅, 保持される。指定されたバンク
はアクティブ(Active)になる。
【0033】行アドレス入力から3CLK後、CAS=
0と同時に列アドレスとバンク選択信号が入力され、そ
れぞれがカラムアドレスバッファ206とバンクセレク
ト回路212で保持される。指定されたバンクがアクテ
ィブであれば、保持された列アドレスがカラムアドレス
カウンタ207から出力され、カラムデコーダ203が
列を選択する。選択されたデータがセンスアンプ202
から出力される。このとき出力されるデータは2組分で
ある(×4ビット構成では8ビット、×16ビット構成
では32ビット)。
【0034】センスアンプ202から出力されたデータ
はデータバスDataBusを介してデータ出力回路2
11からチップ外へ出力される。出力タイミングはDL
L214から出力されるQCLKの立上がり、立ち下が
りの両エッジに同期する。この時、上記のように2組分
のデータはパラレル→シリアル変換され、1組分×2の
データとなる。データ出力と同時に、DQSバッファ2
15からデータストローブ信号DQSが出力される。モ
ードレジスタ213に保存されているバースト長が4以
上の場合、カラムアドレスカウンタ207は自動的にア
ドレスをインクリメントされて、次の列データを読み出
すようにされる。
【0035】上記DLL214の役割は、データ出力回
路211と、DQSバッファ215の動作クロックを生
成する。上記データ出力回路211とDQSバッファ2
15は、DLL214で生成された内部クロック信号が
入力されてから、実際にデータ信号やデータストローブ
信号が出力されるまでに時間がかかる。そのため、適当
なレプリカ回路を用いて内部クロック信号の位相を外部
CLKよりも進める事により、データ信号やデータスト
ローブ信号の位相を外部クロックCLKに一致させる。
したがって、上記DQSバッファは、上記のようなデー
タ出力動作以外のときには、出力ハイインピーダンス状
態にされる。
【0036】書き込み動作のときには、上記DDR S
DRAMのDQSバッファ215が出力ハイインピーダ
ンス状態であるので、上記端子DQSにはマクロプロセ
ッサ等のようなデータ処理装置からデータストローブ信
号DQSが入力され、端子DQにはそれに同期した書き
込みデータが入力される。データ入力回路210は、上
記端子DQから入力された書き込みデータを、上記端子
DQSから入力されたデータストローブ信号に基づいて
形成されたクロック信号により、前記のようにシリアル
に取り込み、クロック信号CLKに同期してパラレルに
変換して、データバスDataBusを介して選択され
たメモリバンクに伝えられて、かかるメモリバンクの選
択されたメモリセルに書き込まれる。このような書き込
み動作において、前記のように端子DQSにのるグリッ
ジと呼ばれるノイズによって、上記データ入力回路21
0が誤動作しないように、上記グリッジのマスク機能が
付加される。
【0037】図1には、この発明に係るデータ入力回路
とそのクロック生成回路の一実施例の回路図が示されて
いる。データ入力回路は、データ入力バッファと、入力
部のフリップフロップ回路FF1、出力部のフリップフ
ロップ回路FF2及び書き込みデータ取り込み用のフリ
ップフロップ回路FF3から構成される。上記フリップ
フロップ回路FF1とFF2は、前記データストローブ
信号DQSに対応して動作させられ、フリップフロップ
回路FF3はSDRAMのチップ全体の制御に用いられ
るクロック信号CLKにより動作させられて、書き込み
データに対してDQS−CLK間でのタイミングの乗り
換えを行なわせる。
【0038】外部端子Dinから入力された書き込みデ
ータは、2段縦列接続のインバータ回路N1とN2から
なる入力バッファにより内部信号に変換される。上記入
力部のフリップフロップ回路FF1は、入力取り込み用
のクロック信号DQSCKにより動作する3個のスルー
ラッチ回路から構成される。スルーラッチ回路の1つ
は、入力側のクロックドインバータ回路C1と、インバ
ータ回路N1及びこのインバータ回路の入力と出力との
間に設けられた帰還用のクロックドインバータ回路C2
から構成される。他の2つのスルーラッチ回路も、上記
と同様なクロックドインバータ回路C3とC4及びイン
バータ回路N4、クロックドインバータ回路C5とC6
及びインバータ回路N5から構成される。
【0039】上記スルーラッチ回路C1、C2及びN3
とスルーラッチ回路C3、C4及びN4は縦列接続され
る。このうちの入力側のスルーラッチ回路と、残り1つ
のスルーラッチ回路C5、C6及びN5には、上記入力
バッファにより形成された内部信号が供給される。上記
2段縦列接続のスルーラッチのうち、前段側のスルーラ
ッチ回路(C1,C2,N3)は、クロック信号DQS
CKがロウレベルのときに入力側のクロックドインバー
タ回路C1が動作状態となり、帰還側のクロックドイン
バータ回路C2が出力ハイイインピーダンスとなり、入
力信号をスルーさせる。
【0040】上記2段縦列接続のスルーラッチのうち、
後段側のスルーラッチ回路(C3,C4,N4)は、逆
にクロック信号DQSCKがハイレベルのときに入力側
のクロックドインバータ回路C1が動作状態となり、帰
還側のクロックドインバータ回路C2が出力ハイイイン
ピーダンスとなり入力信号をスルーさせる。つまり、ク
ロック信号DQSCKがロウレベルときには、入力側の
クロックドインバータ回路C1が出力ハイインピーダン
ス状態となり、帰還側のクロックドインバータ回路C2
が動作状態となりその前にスルーさせた入力信号を保持
している。したがって、上記入力側のスルーラッチが入
力信号をスルーさせているときには、出力側のスルーラ
ッチ回路は、それ以前に取り込まれた入力信号を保持し
ている。これにより、クロック信号DQSCKのハイレ
ベルとロウレベルにより、1ビットのシフト動作が行な
われる。
【0041】上記残り1つのスルーラッチ回路(C5,
C6,N5)は、上記後段側のスルーラッチ回路(C
3,C4,N4)と同じくクロック信号DQSCKがハ
イレベルのときに入力側のクロックドインバータ回路C
5が動作状態となり、帰還側のクロックドインバータ回
路C6が出力ハイインピーダンスとなり入力信号をスル
ーさせる。つまり、クロック信号DQSCKがロウレベ
ルになって、上記スルーラッチ回路(C1,C2,N
3)が入力信号をスルーさせているときには、入力側の
クロックドインバータ回路C5が出力ハイインピーダン
ス状態となり、帰還側のクロックドインバータ回路C2
が動作状態となりそれ以前にスルーさせた入力信号を保
持している。
【0042】この結果、クロック信号DQSCKに同期
してシリアルに入力される1つ目のデータD0は、クロ
ック信号DQSCKがロウレベルからハイレベルに変化
するタイミングでスルーラッチ回路(C1,C2,N
3)に取り込まれ、クロック信号DQSCKがハイレベ
ルからロウレベルに変化するタイミングでスルーラッチ
回路(C3,C4,N4)に転送されるとともに、かか
るタイミングで入力された2つ目のデータは、スルーラ
ッチ回路(C5,C6,N5)に取り込まれる。これに
より、2ビットのシリアルデータがパラレルデータとし
て取り込まれる。以下、同様にシリアルに入力される書
き込みデータがあると、上記のようなタイミングでパラ
レル変換されて取り込まれる。
【0043】フリップフロップ回路FF2とFF3は、
上記パラレル変換された2ビットのデータに対応して、
それぞれ一対のスルーラッチ回路から構成される。この
実施例では、上記フリップフロップ回路FF2の動作を
制御するクロック信号を、前記図8のように入力信号を
パラレル変換するフリップフロップ回路FF1と同じク
ロック信号DQSCKを用いるではなく、次に説明する
グリッジマスク機能を付加したクロック発生回路で形成
されたクロック信号DQSCK1が用いられる。上記フ
リップフロップ回路FF3は、前記同様にクロック信号
CLKに対応したクロック信号DICLKにより動作さ
せられて、前記のようにデータストローブ信号DQSに
対応したクロックからチップ全般の制御に用いられるク
ロック信号CLKの乗り換えを行なわせる。
【0044】クロック生成回路は、クロック信号CLK
とDQSを入力とし、前記クロック信号DQSCK、D
QSCK1及びDICLKを形成する。このうち、クロ
ック信号DQSCKは、前記データストローブ信号DQ
Sに対応した信号であり、クロック信号DICLKも上
記クロック信号CLKに対応した信号である。つまり、
上記クロック信号DQSCKは、外部端子から供給され
たデータストローブ信号DQSを受ける入力バッファを
通した信号がそのまま用いられ、上記クロック信号DI
CLKは、外部端子から供給されたクロック信号CLK
を受ける入力バッファを通した信号がそのまま用いられ
る。
【0045】クロック信号DQSCK1は、前記のよう
なグリッジに実質的に応答しないようにマスク機能を実
現する論理回路により形成される。この実施例では、ナ
ンドゲート回路G1とG2でセット/リセットのフリッ
プフロップ回路を構成し、かかるフリップフロップ回路
のセット入力SBに上記クロック信号CLKの条件を付
加することにより、上記グリッジに実質的に応答しない
クロック信号DQSCK1を形成する。
【0046】上記セット入力信号SBを形成するナンド
ゲート回路G3の入力には、クロック信号CLKと、デ
ータストローブ信号DQSを供給する。なお、タイミン
グ調整のために上記データストローブ信号DQSは、遅
延させた信号も用いられる。上記フリップフロップ回路
のリセット入力信号RBは、遅延回路とインバータ回路
により反転遅延信号を形成し、それと更には反転遅延し
た信号とをナンドゲート回路G4に入力して、上記デー
タストローブ信号DQSがハイレベルからロウレベルに
変化するときに形成される1ショットパルスが用いられ
る。なお、セット入力信号SBを形成するために、デー
タストローブ信号DQSを遅延させた信号を形成する遅
延回路及びオアゲート回路は省略するものであってもよ
い。
【0047】図2には、上記データ入力回路の動作の一
例を説明するためのタイミング図が示されている。同図
においては、コマンド入力から最初のデータストローブ
信号DQSが入力されるまでの時間tDQSSが、許容
最小の0.75tCKのときの動作が示されている。こ
のようにデータストローブ信号DQSがクロック信号C
LKに先行して入力された場合に、前記クロック信号D
QSCK1は、データストローブ信号DQSが先にハイ
レベルにされるので、クロック信号CLKがロウレベル
からハイレベルに変化するタイミングに対応してロウレ
ベルからハイレベルに変化し、1番目のデータD0と2
番目のデータD1をフリップフロップ回路FF2に取り
込む。そして、クロック信号CLKに対応して形成され
るクロック信号DICLKにより、取り込んだデータを
フリップフロップ回路FF3に転送した後に、3番目の
データD2と4番目のデータD3を上記クロック信号D
QSCK1のロウレベルからハイレベルに変化するタイ
ミングで取り込む。
【0048】上記クロック信号DQSCK1のハイレベ
ルからロウレベルの変化に対応してデータD2とD3を
フリップフロップ回路FF2が取り込んだ状態で、上記
フリップフロップ回路FF3に対してデータD2とD3
を転送する前に、言い換えるならば、クロック信号DI
CLKがロウレベルからハイレベルに変化する前に、デ
ータストローブ信号DQSがハイインピーダンスに戻る
際にグリッジと呼ばれるノイズが発生したしても、この
ときはクロック信号CLKがロウレベルにされている
で、前記クロック生成回路のフリップフロップ回路のセ
ット信号SBを発生させない。したがって、上記フリッ
プフロップ回路FF2に対してデータの取り込みを行な
わせるようなクロック信号DQSCK1が形成されない
から、前記データD2とD3を保持したままとなり、ク
ロック信号DICLKに対応してフリップフロップ回路
FF3に書き込みデータとして取り込まれるものとな
る。
【0049】図3には、上記データ入力回路の動作の他
の一例を説明するためのタイミング図が示されている。
同図においては、コマンド入力から最初のデータストロ
ーブ信号DQSが入力されるまでの時間tDQSSが、
最大最小の1.25tCKのときの動作が示されてい
る。このようにデータストローブ信号DQSがクロック
信号CLKより遅れて入力された場合に、クロック信号
CLKがハイレベルであるので、前記クロック信号DQ
SCK1は、データストローブ信号DQSに対応して形
成される。
【0050】このため、クロック信号DQSCK1のハ
イレベルからロウレベルの変化に対応してデータD2と
D3をフリップフロップ回路FF2が取り込んだ状態
で、上記クロック信号DICLKがロウレベルからハイ
レベルに変化してそれを取り込んでしまう。つまり、上
記フリップフロップ回路FF3に対してデータD2とD
3を転送した後に、データストローブ信号DQSがハイ
インピーダンスに戻るようになるため、グリッジと呼ば
れるノイズが発生したしても、すでに有効なデータはフ
リップフロップ回路FF3に転送されているので、上記
グリッジによって、フリップフロップ回路FF2の保持
データD2とD3が消滅しても何な問題にならない。
【0051】図4には、この発明に係るデータ入力回路
とそのクロック生成回路の他の一実施例の回路図が示さ
れている。この実施例は、基本的には前記図1の実施例
と同様である。クロック生成回路において、入力される
信号が反転信号を用いている。つまり、クロック信号C
LK及びデータストローブ信号DQSは、入力バッファ
を構成する1つのインバータ回路の出力信号により反転
した信号をクロック生成回路に入力している。そして、
セット/リセットのフリップフロップ回路の出力信号を
2つのインバータ回路を通して出力させるようにするこ
とにより、論理レベルを前記図1の同じくしている。こ
のように論理レベルを逆にしても、同様な動作を行なわ
せることができる。
【0052】図5には、この発明に係るデータ入力回路
とそのクロック生成回路の他の一実施例の回路図が示さ
れている。この実施例は、基本的には前記図1の実施例
と同様である。ただし、クロック生成回路において、セ
ット入力SBとリセット入力RBの両方に対して、クロ
ック信号CLKの論理条件を加えている。つまり、セッ
ト入力SBは、前記同様にクロック信号CLKとデータ
ストローブ信号DQSのうちいずれか遅くハイレベルに
されたタイミングで形成され、リセット信号RBも、同
様にクロック信号CLKとデータストローブ信号DQS
のうちいずれか遅くロウレベルにされたタイミングで形
成されるようになっている。これにより、クロック信号
DQSCK1のパルスデューティの分配が容易になる。
【0053】つまり、クロック信号DQSCK1のパル
スデューティが、クロック信号CLKとデータストロー
ブ信号DQSのうちいずれかタイミングが遅れている方
の信号のパルスデューティと同等になる。その結果、ク
ロック信号DQSCK1のパルスデューティは、ほぼ
0.5tCKとなるので、パルスがつぶれる恐れがなく
分配が容易になる。
【0054】図6には、この発明に係るデータ入力回路
とそのクロック生成回路の更に他の一実施例の回路図が
示されている。この実施例は、基本的には前記図1の実
施例と同様である。ただし、クロック生成回路におい
て、セット入力SBをクロック信号CLKのロウレベル
からハイレベルへの変化タイミングで形成し、リセット
入力SBをデータストローブ信号DQSのハイレベルか
らロウレベルの変化タイミングで形成するものである。
クロック信号CLKとデータストローブ信号DQSの位
相関係は、前記図8に示したようにデータストローブ信
号DQSは、tDQSS=0.75tCK〜1.25t
CKと、0.5tCKのパルス幅を持つように形成され
るので、この実施例のような単純な論理回路でもグリッ
ジを実質的除去することができる。
【0055】別の表現をすると、クロック信号CLKと
データストローブ信号DQSの位相関係は、前述に示し
たように、tDQSS=0.75tCK〜1.25tC
Kと規定されており、クロック信号CLKとデータスト
ローブ信号DQSはそれぞれ0.5tCKのパルス幅を
持つように形成されるので、データストローブ信号DQ
Sの立ち下がりからクロック信号CLKの立ち上がり
(/CLKの立ち下がり)までの間隔は、少なくと0.
25tCK程度である。そのため、クロック信号CLK
とデータストコーブ信号DQSとで信号パスの遅延時間
差が十分小さければ、クロック信号DQSCK1を発生
させるラッチ回路のセット側でクロック信号CLKとデ
ータストローブ信号DQSとの論理をとらなくても正常
動作が可能である。すなわち、この実施例のような単純
な論理回路でも、前述の回路と同様に、データストロー
ブ信号DQSのグリッジを実質的除去することができ
る。
【0056】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。 (1) 書き込み動作のときに入力される第2のクロッ
ク信号を用い、それに対応してシリアルに入力された複
数の書き込みデータを順次に複数からなる第1のラッチ
回路に取り込み、上記第1のラッチ回路に取り込まれた
書き込みデータを上記第1のクロック信号を用いて第2
のラッチ回路に取り込んで入出力データバスに伝える入
力回路を備え、上記第1のクロック信号と第2のクロッ
ク信号の論理により上記第2のクロック信号の終了時に
発生するノイズに対してマクスをする論理回路を設けて
第3のクロック信号を形成し、少なくとも上記第2のラ
ッチ回路の入力に上記書き込みデータを出力する第1の
ラッチ回路に供給することにより、上記第2のクロック
信号を形成する出力回路において上記ノイズの発生を防
止するための格別の対策が不要となり、使い勝手がよ
く、かつ上記耐ノイズ性を向上させることができるとい
う効果が得られる。
【0057】(2) 上記に加えて、上記第2のクロッ
ク信号が入力される外部端子を上記クロック信号を取り
込む入力回路の入力端子と、読み出し動作のときに上記
第1のクロック信号に対応して内部のクロック発生回路
で形成されたクロック信号を出力させる3状出力機能を
持つ出力回路の出力端子と併用し、書き込み及び読み出
し動作で以外のときにはハイインピーダンス状態にする
ことにより、少ない外部端子によりデータの入出力を高
速にかつ安定的に行なうようにすることができるという
効果が得られる。
【0058】(3) 上記に加えて、上記第1のラッチ
回路を上記第2のクロック信号の立ち上がりに同期して
入力された書き込みデータをシリアルに転送する第1の
1のラッチ回路と、上記第2のクロック信号の立ち下が
りに同期して入力された書き込みデータをシリアルに転
送する第1の2のチッチ回路で構成してシリアルデータ
をパラレル変換し、上記第1の1のラッチ回路と第1の
2のラッチ回路に対応した一対のラッチ回路を設けるこ
とにより、書き込みサイクルに対して2倍の速度でデー
タの入力を行なわせることができるという効果が得られ
る。
【0059】(4) 上記に加えて、上記論理回路とし
て、上記第1のクロック信号と第2のクロック信号のう
ち、いずれか早いタイミングで到来するクロック信号の
変化に対応してセットされ、遅いタイミングで到来する
クロック信号の変化に対応してリセットされるフリップ
フロップ回路を用い、上記フリップフロップ回路のセッ
ト/リセット動作により上記第3のクロック信号を形成
することにより、簡単な構成で第2のクロックに発生す
るノイズを実質的に削除することができるという効果が
得られる。
【0060】(5) 上記に加えて、上記論理回路とし
て、上記第1のクロック信号が一方のレベルから他方の
レベルに変化するタイミングでセットされ、上記第2の
クロック信号が一方のレベルから他方のレベルに変化す
るタイミングでリセットされるフリップフロップ回路を
用い、かかるフリップフロップ回路のセット/リセット
動作により上記第3のクロック信号を形成することによ
り、簡単な構成で第2のクロックに発生するノイズを実
質的に削除することができるという効果が得られる。
【0061】(6) 上記ダイナミック型RAMは、D
DR構成のシンクロナスDRAMとすることにより、デ
ータストローブ信号DQSに規定されたタイミング仕様
を満足し、かつ書き込みデータ入力終了時での耐グリッ
ジの向上を図ることができるという効果が得られる。
【0062】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、メモ
リ部は、ダイナミック型RAMの他に、スタティック型
RAMを用いるものであってもよい。つまり、スタティ
ック型RAMにおいても、DDR構成でデータの入力と
出力を行なうようにするものには同様に適用できる。上
記データストローブ信号DQSの終了時に発生するノイ
ズをマスクする論理回路は、前記のようにセット/リセ
ットのフリップフロップ回路を用いるもの他、ゲート回
路を用いて上記ノイズをマスクするようにするものであ
ってもよい。
【0063】この発明に係る半導体記憶装置は、前記の
ようなDDR構成のシンクロナスDRAMの他に、上記
DDRの規格でデータの入力を行なうようにする各種半
導体記憶装置に広く利用することができる。また、その
他にも、動作タイミング一般を制御するクロック信号
と、待機時にハイインピーダンス状態とされるデータス
トローブ信号を用いて、データの入力が制御される各種
半導体記憶装置に利用することができる。さらに、半導
体記憶装置に限らず、同様にデータの入力が制御される
各種半導体装置に広く利用することができる。
【0064】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。書き込み動作のときに入力される第2
のクロック信号を用い、それに対応してシリアルに入力
された複数の書き込みデータを順次に複数からなる第1
のラッチ回路に取り込み、上記第1のラッチ回路に取り
込まれた書き込みデータを上記第1のクロック信号を用
いて第2のラッチ回路に取り込んで入出力データバスに
伝える入力回路を備え、上記第1のクロック信号と第2
のクロック信号の論理により上記第2のクロック信号の
終了時に発生するノイズに対してマスクをする論理回路
を設けて第3のクロック信号を形成し、少なくとも上記
第2のラッチ回路の入力に上記書き込みデータを出力す
る第1のラッチ回路に供給することにより、上記第2の
クロック信号を形成する出力回路において上記ノイズの
発生を防止するための格別の対策が不要となり、使い勝
手がよく、かつ上記耐ノイズ性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデータ入力回路とそのクロック
生成回路の一実施例を示す回路図である。
【図2】上記データ入力回路の動作の一例を説明するた
めのタイミング図である。
【図3】上記データ入力回路の動作の他の一例を説明す
るためのタイミング図である。
【図4】この発明に係るデータ入力回路とそのクロック
生成回路の他の一実施例を示す回路図である。
【図5】この発明に係るデータ入力回路とそのクロック
生成回路の他の一実施例を示す回路図である。
【図6】この発明に係るデータ入力回路とそのクロック
生成回路の更に他の一実施例を示す回路図である。
【図7】この発明る係るダイナミック型RAMの一実施
例を示すブロック図である。
【図8】DDR SDRAMの動作を書き込み動作を説
明するためのタイミング図である。
【図9】この発明に先立って検討されたデータ入力回路
の回路図である。
【図10】図9のデータ入力回路の動作を説明するため
のタイミング図である。
【符号の説明】
C1〜C6…クロックドインバータ回路、N1〜N5…
インバータ回路、G1〜G4…ナンドゲート回路、De
lay…遅延回路、FF1〜FF3…フリップフロップ
回路、200A〜D…メモリアレイ、201A〜D…ロ
ウデコーダ、202A〜D…センスアンプ、203A〜
D…カラムデコーダ、204…アドレスバッファ、20
5…ロウアドレスバッファ、206…カラムアドレスバ
ッファ、207…カラムアドレスカウンタ、208…リ
フレッシュカウンタ、209…コントロール回路、21
0…データ入力回路、211…データ出力回路、212
…バンクセレクト回路、213…モードレジスタ、21
4…DLL、214…DQSバッファ401…4分周回
路、402…位相比較器、403…ステート制御回路、
404…パルス発生回路、405…チャージポンプパル
ス発生回路、2091…クロック入力回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阪田 健 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 森田 貞幸 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 中込 儀延 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 田所 晴子 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 永島 靖 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 Fターム(参考) 5B024 AA11 BA21 BA25 BA29 CA07

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部端子から供給される第1クロック信
    号に基づいて動作する内部回路と、 所定のデータ量の書き込みデータの取り込みに応じて所
    定の回数だけレベル遷移を行う第2クロック信号に基づ
    いて前記書き込みデータを取り込む入力部と前記入力部
    に接続される出力部とを含む入力回路と、 前記第1クロック信号と前記第2クロック信号の論理に
    より、最後のレベル遷移において発生する前記第2クロ
    ック信号のノイズに対してマスクをし、第3クロック信
    号を出力する論理回路とを具備し、 前記入力部は、前記第2クロック信号に基づいて前記書
    き込みデータを出力し、 前記出力部は、前記第3クロック信号に基づいて前記書
    き込みデータを出力することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第2クロック信号が入力される外部端子は、書き込
    み及び読み出し動作以外のときには中間レベルが入力さ
    れることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記入力部は、前記第2クロック信号の立ち上がりに同
    期して入力された書き込みデータをシリアルに転送する
    第1レジスタ回路と、 前記第2クロック信号の立ち下がりに同期して入力され
    た書き込みデータをシリアルに転送する第2レジスタ回
    路とを備え、 前記出力部は、前記第1レジスタ回路と前記第2レジス
    タ回路に対応した一対のラッチ回路からなることを特徴
    とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記論理回路は、 前記第1クロック信号と第2クロック信号のうち、いず
    れか早いタイミングで到来するクロック信号の変化に対
    応してセットされ、遅いタイミングで到来するクロック
    信号の変化に対応してリセツトされるフリップフロップ
    回路を備え、 前記フリップフロップ回路は、セット/リセツト動作で
    形成されたパルスを前記第3クロック信号として出力す
    ることを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記論理回路は、 前記第1クロック信号が一方のレベルから他方のレベル
    に変化するタイミングでセットされ、前記第2クロック
    信号が一方のレベルから他方のレベルに変化するタイミ
    ングでリセツトされるフリップフロップ回路を備え、 前記フリップフロップ回路は、セット/リセツト動作で
    形成されたパルスを前記第3クロック信号として出力す
    ることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 前記半導体装置は、ダブルデータレート(DDR)構成
    のシンクロナスDRAMであることを特徴とする半導体
    装置。
  7. 【請求項7】 第1クロック信号を受けて動作する内部
    回路と、 前記第1クロック信号が入力される第1入力ノードと、
    第2クロック信号が入力される第2入力ノードと、前記
    第1クロック信号と前記第2クロック信号を受けて第3
    クロック信号を出力する出力ノードとを有するクロック
    生成回路と、 書き込みデータが入力される第3入力ノードと、前記出
    力ノードに接続される制御ノードとを有する入力回路と
    を具備し、 前記クロック生成回路は、書き込みデータに対する前記
    第1クロック信号の第1レベルから第2レベルヘの第1
    遷移が前記第2クロック信号の第1レベルから第2レベ
    ルヘの第2遷移より遅い場合、前記第1遷移を検出して
    前記第3クロック信号を第3レベルから第4レベルヘ遷
    移させる論理回路を含むことを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記入力回路は、前記第3入力ノードに接続される入力
    部と、前記入力部に接続される出力部とを更に含み、 前記入力部は、前記第2クロック信号を用いて前記書き
    込みデータを前記出力部へ出力し、 前記出力部は、前記第3クロック信号を用いて前記書き
    込みデータを前記内部回路へ出力することを特徴とする
    半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記半導体装置は、ダブルデータレート(DDR)構成
    のシンクロナスDRAMであることを特徴とする半導体
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項7において、 前記論理回路は、前記第1遷移が前記第2遷移より早い
    場合、前記第2遷移を検出して前記第3クロック信号を
    前記第3レベルから前記第4レベルに遷移させることを
    特徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記論理回路は、前記書き込みデータの入力に対する前
    記第2クロック信号の前記第2レベルから前記第1レベ
    ルヘの第3遷移を検出して、前記第3クロック信号を前
    記第4レベルから前記第3レベルに遷移させることを特
    徴とする半導体装置。
  12. 【請求項12】 請求項10において、 前記論理回路は、前記書き込みデータの入力に対する前
    記第2クロック信号の前記第2レベルから前記第1レベ
    ルヘの第3遷移が、前記書き込みデータの入力に対する
    前記第1クロック信号の前記第2レベルから前記第1レ
    ベルヘの第4遷移よりも遅い場合、前記第3遷移を検出
    して前記第3クロック信号を前記第4レベルから前記第
    3レベルに遷移させ、 前記第3遷移が前記第4遷移よりも早い場合、前記第4
    遷移を検出して前記第3クロック信号を前記第4レベル
    から前記第3レベルに遷移させることを特徴とする半導
    体装置。
  13. 【請求項13】 第1クロック信号を受けて動作する内
    部回路と、 前記第1クロック信号が入力される第1入力ノードと、
    第2クロック信号が入力される第2入力ノードと、前記
    第1クロック信号と前記第2クロック信号を受けて第3
    クロック信号を出力する出力ノードとを有するクロック
    生成回路と、 書き込みデータが入力される第3入力ノードと、前記出
    力ノードに接続される制御ノードとを有する入力回路と
    を具備し、 前記クロック生成回路は、前記第1クロック信号の第1
    レベルから第2レベルヘの第1遷移を検出して前記第3
    クロック信号を第3レベルから第4レベルヘ遷移させ、
    前記書き込みデータに対する前記第2クロック信号の第
    2レベルから第1レベルヘの第2遷移を検出して前記第
    3クロック信号を第4レベルから第3レベルヘ遷移させ
    ることを特徴とする半導体装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記入力回路は、前記第3入力ノードに接続される入力
    部と、前記入力部に接続される出力部とを更に含み、 前記入力部は、前記第2クロック信号に基づいて前記書
    き込みデータを前記出力部へ出力し、 前記出力部は、前記第3クロック信号に基づいて前記書
    き込みデータを前記内部回路へ出力することを特徴とす
    る半導体装置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、 前記半導体装置は、ダブルデータレート(DDR)構成
    のシンクロナスDRAMであることを特徴とする半導体
    装置。
  16. 【請求項16】 第1クロック信号を受けて動作する内
    部回路と、 前記第1クロック信号が入力される第1入力ノードと、
    第2クロック信号が入力される第2入力ノードと、前記
    第1クロック信号と前記第2クロック信号を受けて第3
    クロック信号を出力する出力ノードとを有するクロック
    生成回路と、 書き込みデータが入力される第3入力ノードと、前記出
    力ノードに接続される制御ノードとを有する入力回路と
    を具備し、 前記クロック生成回路は、前記書き込みデータに対する
    前記第1クロック信号の第1レベルから第2レベルヘの
    第1遷移と、前記書き込みデータに対する前記第2クロ
    ック信号の第1レベルから第2レベルヘの第2遷移とを
    比較し、いずれか早い遷移を検出して前記書き込みデー
    タに対する前記第3クロック信号を第3レベルから第4
    レベルヘ遷移させる論理回路を有することを特徴とする
    半導体装置。
  17. 【請求項17】 請求項16において、 前記論理回路は、前記書き込みデータに対する前記第2
    クロック信号の第2レベルから第1レベルヘの第3遷移
    を検出して前記書き込みデータに対する前記第3クロッ
    ク信号を第4レベルから第3レベルヘ遷移させることを
    特徴とする半導体装置。
  18. 【請求項18】 請求項17において、 前記入力回路は、前記第3入力ノードに接続される入力
    部と、前記入力部に接続される出力部とを更に含み、 前記入力部は、前記第2クロック信号に基づいて前記書
    き込みデータを前記出力部へ出力し、 前記出力部は、前記第3クロック信号に基づいて前記書
    き込みデータを前記内部回路へ出力することを特徴とす
    る半導体装置。
  19. 【請求項19】 請求項18において、 前記半導体装置は、ダブルデータレート(DDR)構成
    のシンクロナスDRAMであることを特徴とする半導体
    装置。
  20. 【請求項20】 第1クロック信号を受けて動作する内
    部回路と、 前記第1クロック信号が入力される第1入力ノードと、
    第2クロック信号が入力される第2入力ノードと、前記
    第1クロック信号と前記第2クロック信号を受けて第3
    クロック信号を出力する出力ノードとを有するクロック
    生成回路と、 書き込みデータが入力される第3入力ノードと、前記出
    力ノードに接続される制御ノードとを有する入力回路と
    を具備し、 前記クロック生成回路は、前記第1クロック信号の第1
    レベルから第2レベルヘの遷移で定められる前記第1ク
    ロック信号の周期内で、前記第2クロック信号の第2レ
    ベルから第1レベルヘの第1遷移に応じて、前記第3ク
    ロック信号を第3レベルから第4レベルヘ遷移させ、上
    記周期内で、上記第1遷移の後に前記第2クロック信号
    の第2レベルから第1レベルヘの第2遷移があっても、
    前記第2遷移に応して第3クロック信号を第3レベルか
    ら第4レベルヘ遷移させない論理回路を有することを特
    徴とする半導体装置。
  21. 【請求項21】 請求項20において、 前記入力回路は、前記第3入力ノードに接続される入力
    部と、前記入力部に接続される出力部とを更に含み、 前記入力部は、前記第2クロック信号に基づいて前記書
    き込みデータを前記出力部へ出力し、 前記出力部は、前記第3クロック信号が前記第3レベル
    から前記第4レベルヘ遷移することに基づいて、前記書
    き込みデータを前記内部回路へ出力することを特徴とす
    る半導体装置。
  22. 【請求項22】 請求項20において、 前記半導体装置は、ダブルデータレート(DDR)構成
    のシンクロナスDRAMであることを特徴とする半導体
    装置。
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