JP2002185752A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2002185752A
JP2002185752A JP2000377596A JP2000377596A JP2002185752A JP 2002185752 A JP2002185752 A JP 2002185752A JP 2000377596 A JP2000377596 A JP 2000377596A JP 2000377596 A JP2000377596 A JP 2000377596A JP 2002185752 A JP2002185752 A JP 2002185752A
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俊彰 鴻江
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信幸 大林
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高田  誠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のファクシミリ装置における問題を解決
するとともに、今後さらに多様化するであろうファクシ
ミリ通信の活用方法に対応できる通信端末装置を提供す
る目的とする。 【解決手段】 受信データの属性情報(発信者番号、着
信ダイヤルイン、着信回線等)と特定のデータボックス
とを対応付けた選定条件が登録された振り分けテーブル
を属性情報毎に設け、さらに、この属性情報毎の振り分
けテーブルの優先順位を規定した優先順位テーブルを設
け、この優先順位テーブルに基づいた順序で振り分けテ
ーブルを参照し、受信データの属性情報と当該振り分け
テーブルに登録された属性情報とを比較して、一致した
属性情報に対応するデータボックスに当該受信データを
格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信機能を有す
る通信端末装置に関し、特に、受信データを格納するデ
ータボックスをユーザが選定できる通信端末装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置として、親展通
信機能を備えたものが提供されている。
【0003】このようなファクシミリ装置においては、
なんらかの方法で送信側にて親展送信の指定が行なわれ
ると、受信の後、即座にプリントアウトを行なうのでは
なく、それぞれのデータボックスに受信データが格納さ
れ、後に受信側の受取人の操作でプリントする、という
動作をさせることが可能である。
【0004】一般に、ファクシミリ装置は、複数人で共
用されることが多く、受信データを単純にプリントして
しまうと、 1) 機密性を持つ文書であっても人目についてしま
う、 2) プリントした文書を他人に持ち去られてしまう、 3) 文書を捨てられる 等の問題が生じることが考えられるが、上記の親展通信
機能を用いることにより、受信側でプリントアウトの指
定をするまでプリントされないため、これらの問題は解
決できる。
【0005】さらに、この親展通信機能においては、デ
ータボックスからデータをプリントアウトする際にパス
ワードを要求することが可能であるため、高い機密性を
保つことができる。
【0006】しかし、親展通信で多く用いられるFコー
ドは、一部のファクシミリ装置にしか搭載されていな
い。
【0007】また、他の親展通信の指定方法としてDT
MFがあるが、これは#や*などといった煩雑な記号の
羅列となり、相手先に覚えてもらうことが困難である。
【0008】さらに、近年では、PDAやモバイルツー
ルなど、ファクシミリの送信元も多様化しており、一般
的にそのようなツールでは、基本的な番号指定のみの送
信機能しか備えていない場合が多く、そのような送信元
にも対応した親展通信の指定方法が強く望まれている。
【0009】特開平6−30214号公報では、ダイヤ
ルイン番号と親展通信を組み合わせることにより上記問
題を改善している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の問題点として、 1) ダイヤルイン番号は有料のサービスであり、した
がって、親展通信を実現するためにはダイヤルイン契約
を行なわなければならず、ユーザごとに1つのダイヤル
イン番号を割り当てるとコストがかかる。
【0011】2) ダイヤルイン番号によって受信機能
を選択するのみであり、多様化する活用方法に対応でき
ない。例えば、顧客に親展送信をしてもらうような運用
方法を採用する際に問題になるのが、営業担当者が交代
した場合である。ある特定の顧客の担当のみから離れた
のであれば、その営業担当者は同じデータボックスを使
い続け、顧客には、新たな担当者のダイヤルイン番号を
顧客に伝えることになるが、これは顧客にある種の手間
を生じさせることになり、営業機会の損失にもつながり
かねない。さらに、新たなダイヤルイン番号が正しく伝
わらなかった場合などに混乱を生じるケースがまま発生
する。近年、企業内での組織の流動化は激しく、このよ
うな方法では、現実的に対応しきれなくなるであろうと
予想される。
【0012】の2点があげられる。
【0013】そこで、この発明は、上記の問題を解決す
るとともに、今後さらに多様化するであろうファクシミ
リ通信の活用方法に対応できる通信端末装置を提供する
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、請求項1記載の発明は、受信データを予め設定さ
れたルールに従って選定した所定のデータボックスに蓄
積するボックス選定機能を有する通信端末装置におい
て、前記受信データの属性情報と特定のデータボックス
とを対応付けた選定条件が登録されたボックス選定規則
を前記属性情報毎若しくは前記属性情報の所定の組み合
わせ毎に少なくとも1つと、前記ボックス選定規則の参
照順序を規定した参照順序規定手段と、前記参照順序規
定手段に基づいた順序で前記ボックス選定規則を参照
し、前記前記受信データの属性情報と前記ボックス選定
規則に登録された属性情報とを比較し、初めに一致した
属性情報に対応するデータボックスに当該受信データを
格納するデータ格納制御手段とを有することを特徴とす
る通信端末装置。
【0015】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記受信データの発信者を識別する
発信者識別情報と特定のデータボックスとを対応付けた
選定条件が登録された発信者識別情報対応ボックス選定
規則と、前記受信データの受信者を識別する受信者識別
情報と特定のデータボックスとを対応付けた選定条件が
登録された受信者識別情報対応ボックス選定規則と、前
記受信データの着信回線を識別する着信回線識別情報と
特定のデータボックスとを対応付けた選定条件が登録さ
れた着信回線識別情報対応ボックス選定規則と、前記発
信者識別情報対応ボックス選定規則と前記受信者識別情
報対応ボックス選定規則と着信回線識別情報対応ボック
ス選定規則の参照順序を規定した参照順序規定手段とを
有することを特徴とする。
【0016】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記受信データの発信側に関する情
報と特定のデータボックスとを対応付けた選定条件が登
録された発信側情報対応ボックス選定規則と、前記受信
データの受信側に関する情報と特定のデータボックスと
を対応付けた選定条件が登録された受信側情報対応ボッ
クス選定規則と、前記発信側情報対応ボックス選定規則
と前記受信側情報対応ボックス選定規則の参照順序を規
定した参照順序規定手段とを有することを特徴とする。
【0017】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記受信データの発信者によって当
該受信データを格納すべきデータボックスの指定があっ
た場合、当該受信データについては前記データ格納制御
手段を適用せず、前記発信者によって指定されたデータ
ボックスに前記受信データを格納することを特徴とす
る。
【0018】また、請求項5記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記参照順序規定手段は、さらに、
発信者によるデータボックス指定という選定条件の参照
順序を規定することを特徴とする。
【0019】また、請求項6記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記受信データの受信に際して特定
の付加機能の指定があった場合、当該受信データについ
ては前記データ格納制御手段を適用しないことを特徴と
する。
【0020】また、請求項7記載の発明は、請求項6記
載の発明において、前記特定の付加機能とは、中継同報
であることを特徴とする。
【0021】また、請求項8記載の発明は、受信データ
を予め設定されたルールに従って選定した所定のデータ
ボックスに蓄積するボックス選定機能を有する通信端末
装置において、前記受信データの属性情報と特定のデー
タボックスとを対応付けた選定条件が順位を付されて登
録された1つのボックス選定規則と、前記受信データの
属性情報と前記ボックス選定規則に登録された属性情報
とを比較し、初めに一致した属性情報に対応するデータ
ボックスに当該受信データを格納するデータ格納制御手
段とを有することを特徴とする。
【0022】また、請求項9記載の発明は、請求項8記
載の発明において、前記受信データの発信者によって当
該受信データを格納すべきデータボックスの指定があっ
た場合、当該受信データについては前記データ格納制御
手段を適用せず、前記発信者によって指定されたデータ
ボックスに前記受信データを格納することを特徴とす
る。
【0023】また、請求項10記載の発明は、請求項8
記載の発明において、前記参照順序規定手段は、さら
に、発信者によるデータボックス指定という選定条件の
参照順序を規定することを特徴とする。
【0024】また、請求項11記載の発明は、請求項8
記載の発明において、前記受信データの受信に際して特
定の付加機能の指定があった場合、当該受信データにつ
いては前記データ格納制御手段を適用しないことを特徴
とする。
【0025】また、請求項12記載の発明は、請求項1
1記載の発明において、前記特定の付加機能とは、中継
同報であることを特徴とする。
【0026】また、請求項13記載の発明は、少なくと
も1つのデータボックスを有し、受信データを予め設定
されたルールに従って選定した所定のデータボックスに
蓄積するボックス選定機能を有する通信端末装置におい
て、前記受信データの属性情報と特定のデータボックス
とを対応付けた選定条件が順位を付されて登録されたボ
ックス選定規則を少なくとも1つと、前記受信データの
属性情報と前記ボックス選定規則に登録された属性情報
とを比較し、一致した属性情報に対応する全てのデータ
ボックスに当該受信データを格納するデータ格納制御手
段とを有することを特徴とする。
【0027】また、請求項14記載の発明は、請求項1
3記載の発明において、前記ボックス選定規則が複数存
在する場合、前記ボックス選定規則の参照順序を規定し
た参照順序規定手段をさらに有することを特徴とする。
【0028】また、請求項15記載の発明は、請求項1
3記載の発明において、複数の選定条件が同一のデータ
ボックスを指している場合、ある選定条件によってすで
に前記受信データが格納されているデータボックスに
は、別の選定条件による当該受信データの格納を行なわ
ないことを特徴とする。
【0029】また、請求項16記載の発明は、請求項1
3記載の発明において、複数の選定条件が同一のデータ
ボックスを指している場合、ある選定条件によってすで
に前記受信データが格納されているデータボックスに
は、別の選定条件による当該受信データを前記すでに格
納されている受信データに上書きすることを特徴とす
る。
【0030】また、請求項17記載の発明は、少なくと
も1つのデータボックスを有し、受信データを予め設定
されたルールに従って選定した所定のデータボックスに
蓄積するボックス選定機能を有する通信端末装置におい
て、前記受信データの属性情報と特定のデータボックス
とを対応付けた選定条件が順位を付されて登録されたボ
ックス選定規則を少なくとも1つと、前記受信データを
前記データボックスとは別個に設けられた記憶領域に格
納し、前記受信データの属性情報と前記ボックス選定規
則に登録された属性情報とを比較して、一致した属性情
報に対応する全てのデータボックスに前記受信データへ
の参照情報を格納するデータ格納制御手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0031】また、請求項18記載の発明は、請求項1
7記載の発明において、前記参照情報は、前記受信デー
タのプリント若しくは取り出しの際に、該プリント若し
くは該取り出しを指示したユーザの管理するデータボッ
クスのパスワードのみの入力を要求する単純参照情報
と、前記受信データのプリント若しくは取り出しの際
に、該プリント若しくは該取り出しを指示したユーザの
管理するデータボックスのパスワードとともに当該デー
タボックスとは別の所定のデータボックスのパスワード
の入力を要求する条件付き参照情報とを含むことを特徴
とする。
【0032】また、請求項19記載の発明は、請求項1
7記載の発明において、前記受信データの発信者によっ
て当該受信データを格納すべきデータボックスの指定が
あった場合、前記発信者によって指定されたデータボッ
クスに前記受信データへの前記単純参照情報を格納し、
前記受信データの属性情報と前記ボックス選定規則に登
録された属性情報とを比較し、一致した属性情報に対応
する全てのデータボックスに前記受信データへの条件付
き参照情報を格納することを特徴とする。
【0033】また、請求項20記載の発明は、請求項1
9記載の発明において、前記条件付き参照情報は、前記
受信データのプリント若しくは取り出しの際に、該プリ
ント若しくは該取り出しを指示したユーザの管理するデ
ータボックスのパスワードとともに、前記発信者によっ
て指定されたデータボックスのパスワードを要求するこ
とを特徴とする。
【0034】また、請求項21記載の発明は、請求項1
7記載の発明において、前記受信データへの参照情報の
少なくとも1つに削除指示が出された場合、前記受信デ
ータおよび該受信データへの全ての参照情報を削除する
ことを特徴とする。
【0035】また、請求項22記載の発明は、請求項1
7記載の発明において、前記受信データへの参照情報が
全て削除されるまで、該受信データを削除しないことを
特徴とする。
【0036】また、請求項23記載の発明は、請求項1
7記載の発明において、前記受信データに削除指示が出
された場合、前記受信データとともに該受信データへの
全ての参照情報を削除することを特徴とする。
【0037】また、請求項24記載の発明は、少なくと
も1つのデータボックスを有し、受信データを予め設定
されたルールに従って選定した所定のデータボックスに
蓄積するボックス選定機能を有する通信端末装置におい
て、前記受信データの属性情報と特定のデータボックス
とを対応付けた選定条件が順位を付されて登録されたボ
ックス選定規則を少なくとも1つと、前記受信データの
発信者によって指定されたデータボックスに前記受信デ
ータを格納し、前記受信データの属性情報と前記ボック
ス選定規則に登録された属性情報とを比較し、一致した
属性情報に対応する全てのデータボックスに当該受信デ
ータへの参照情報を格納するデータ格納制御手段とを有
することを特徴とする。
【0038】また、請求項25記載の発明は、請求項2
4記載の発明において、前記参照情報は、前記受信デー
タのプリント若しくは取り出しの際に、該プリント若し
くは該取り出しを指示したユーザの管理するデータボッ
クスのパスワードのみの入力を要求する単純参照情報
と、前記受信データのプリント若しくは取り出しの際
に、該プリント若しくは該取り出しを指示したユーザの
管理するデータボックスのパスワードとともに当該デー
タボックスとは別の所定のデータボックスのパスワード
の入力を要求する条件付き参照情報とを含むことを特徴
とする。
【0039】また、請求項26記載の発明は、請求項2
4記載の発明において、前記受信データへの参照情報の
少なくとも1つに削除指示が出された場合、前記受信デ
ータおよび該受信データへの全ての参照情報を削除する
ことを特徴とする。
【0040】また、請求項27記載の発明は、請求項2
4記載の発明において、前記受信データへの参照情報が
全て削除されるまで、該受信データを削除しないことを
特徴とする。
【0041】また、請求項28記載の発明は、請求項2
4記載の発明において、前記受信データに削除指示が出
された場合、前記受信データとともに該受信データへの
全ての参照情報を削除することを特徴とする。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる通信端末
装置の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明す
る。
【0043】なお、この発明に係る通信端末装置の一例
として、親展通信機能を有するファクシミリ装置につい
て説明する。
【0044】図1は、この発明に係わるファクシミリ装
置の全体構成を示すものである。
【0045】図1において、CPU1は、ファクシミリ
装置全体の各種制御処理を行うものであり、RAM2
は、CPU1のワークエリアとして使用される。
【0046】なお、CPU1が実行する制御処理プログ
ラム、および制御処理プログラムを実行するときに必要
な各種データ等は、システム制御部8に記憶されてい
る。
【0047】操作表示装置3は、このファクシミリ装置
を操作するためのもので、各種の操作キー、および、各
種の表示器からなる。また、読取装置4は、所定の解像
度で送信原稿画像を読み取るためのものであり、印字装
置5は、所定の解像度で画像を記録出力するためのもの
である。
【0048】画像処理装置6は、画信号を符号化圧縮す
るとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号
に復号化伸張するためのものであり、画像蓄積装置7
は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶し、デー
タボックス機能を実現するためのものである。
【0049】通信制御部9は、デジタル網に適した通信
を制御するためのプログラムを格納したROMであり、
通信制御部10は、アナログ網に適した通信を制御する
ためのプログラムを格納したROMである。また、デジ
タル網制御装置11は、デジタル網へ接続するためのも
ので、アナログ網制御装置13は、自動発着信機能を有
しアナログ公衆網へ接続するためのものである。モデム
12は低速モードと高速モードとを備え、回線切り替え
制御装置15は、複数の外部回線インタフェースと複数
の内部通信回路を接続する。
【0050】上記したこのファクシミリ装置の各構成要
素は、それぞれシステムバス14に接続され、これら各
要素間でのデータのやりとりは、主としてこのシステム
バス14を介して行われている。
【0051】また、このファクシミリ装置には、画像蓄
積装置7を利用して複数のデータボックスが設けられて
おり、システム制御部8には、受信したデータに対して
当該データを格納すべき特定のデータボックスを選定す
るための規則が、ボックス選定規則として記憶されてい
る。
【0052】この、ボックス選定規則による受信データ
の上記データボックスへの振り分け方法は、大きく 1)受信データを特定の1つのデータボックスに格納す
る。
【0053】2)受信データを所定の複数のデータボッ
クスに格納する。
【0054】の2種類に分類でき、どちらの方法を採用
するかは、ユーザが任意に設定できることが望ましい。
【0055】(実施の形態1)まず、1)の受信データ
を特定の1つのデータボックスに格納する振り分け方法
について説明する。
【0056】図2は、この実施の形態における受信デー
タの振り分け方法の一例を説明する図である。
【0057】図2において、この実施の形態におけるフ
ァクシミリ装置のボックス選定規則は、受信したデータ
の属性を示す属性情報のうちの、発信者番号情報、着信
ダイヤルイン情報、着信回線種別情報の各々について属
性情報とボックス番号とが対応付けられて登録された、
発信者番号対応テーブル、着信ダイヤルイン対応テーブ
ル、着信回線種別対応テーブルの3つの振り分けテーブ
ルと、この3つの振り分けテーブルの優先度を順位付け
た優先順位テーブルとから構成されている。
【0058】なお、上記の振り分けテーブルおよび優先
順位テーブルの設定は、ユーザが任意に行なえるものと
する。
【0059】さて、以下に、発信者番号「045−00
00−0001」のファクシミリ装置から、着信ダイヤ
ルイン「0190−1234−0004」宛に着信回線
PSTN2を介してデータが送信された場合に、図2に
示す振り分けテーブルおよび優先順位テーブルから構成
されるボックス選定規則によって当該データを格納すべ
きデータボックスを選定する方法を説明する。
【0060】まず、優先順位テーブルに基づいて、最初
に参照すべき振り分けテーブルを選ぶ。ここでは、1番
目に参照すべき振り分けテーブルとして着信ダイヤルイ
ン対応テーブルが設定されているので、最初にこの着信
ダイヤルイン対応テーブルを参照して、受信データの属
性情報と一致する情報を探す。
【0061】ところが、この着信ダイヤルイン対応テー
ブルには、着信ダイヤルイン「0190−1234−0
004」は登録されていないので、続いて、優先順位テ
ーブルに基づき2番目に参照すべき振り分けテーブルと
して発信者番号対応テーブルを選び、この発信者番号対
応テーブルから受信データの属性情報と一致する情報を
探す。
【0062】この発信者番号対応テーブルには、発信者
番号「045−0000−0001」が登録されている
ので、当該受信したデータを発信者番号「045−00
00−0001」に対応するボックス150番に格納す
る。
【0063】ここで、上記の振り分け方法では、受信デ
ータの属性情報毎にそれぞれ振り分けテーブルを設定し
たが、この振り分けテーブルの設定方法は、上記の方法
に限らず様々に設定することが可能である。
【0064】例えば、図3に示すように、受信側情報
(着信ダイヤルイン、着信回線種別等)対応テーブルと
発信側情報(発信者番号等)対応テーブルの2つの振り
分けテーブルを設定しても良い。
【0065】このとき、各振り分けテーブルにおいて、
登録された各情報に対して順位付けが必要となる。
【0066】つまり、図3において、受信側情報対応テ
ーブルには、着信ダイヤルイン情報と着信回線種別情報
とが混在しているので、受信したデータに付加されて受
信した着信ダイヤルイン情報と着信回線種別情報の両方
ともが当該受信側対応テーブルに登録されていた場合、
どちらの条件を優先するかを指定しておかなくてはなら
ない。
【0067】この受信側対応テーブルでは、受信データ
の属性情報のうちの着信ダイヤルイン「0190−12
34−0004」および着信回線種別PSTN2の両方
について、対応するボックス番号と対応付けられて登録
されているが、受信側情報対応テーブル内において、着
信ダイヤルイン「0190−1234−0004」の方
が優先度が高いので、受信したデータはボックス80番
に格納される。
【0068】また、例えば、図4に示すように、着信回
線種別対応テーブルとその他の属性情報(発信者番号、
着信ダイヤルイン等)対応テーブルの2つの振り分けテ
ーブルを設定しても良い。
【0069】この場合も、上記と同様の理由により、各
振り分けテーブルにおいて登録された各情報に対する順
位付けが必要となる。
【0070】さらに、図5に示すように、各種振り分け
条件を単一の振り分けテーブルにまとめ、登録した情報
に順位付けすることによって、ボックス選定規則を構成
しても良い。
【0071】この振り分けテーブルによれば、受信デー
タの属性情報のうちの着信ダイヤルイン「0190−1
234−0004」および着信回線種別PSTN2につ
いて、ボックス番号と対応付けられて登録されている
が、着信ダイヤルイン「0190−1234−000
4」の方が優先度が高いので、受信したデータはボック
ス90番に格納される。
【0072】なお、図2乃至図5に示す各振り分けテー
ブルには、振り分けを行ないたい属性情報だけを登録す
れば良い。
【0073】例えば、図2の着信回線種別対応テーブル
では、PSTN2への着信による受信データの格納先デ
ータボックスついては登録されているが、PSTN1へ
の着信による受信データについては登録されていない。
【0074】したがって、PSTN2への着信による受
信データは、着信回線種別対応テーブルの設定通りボッ
クス90番に格納されるが、PSTN1への着信による
受信データに関しては、このPSTN1への着信という
条件による振り分けはなされない。
【0075】また、優先順位テーブルでは、参照する振
り分けテーブルの優先順位を設定するとともに、参照せ
ずに無効にしたい振り分けテーブルに関しては「参照し
ない」と設定することで、この振り分けテーブルを無効
にすることができる。
【0076】さらに、発信者によって親展指定されたデ
ータを受信した場合にも、優先順位テーブルの項目に
「発信側の親展指定」を優先順位を付して加えておくこ
とで対応できる。
【0077】(実施の形態2)次に、2)受信データを
所定の複数のデータボックスに格納する振り分け方法に
ついて説明する。
【0078】基本的に、この実施の形態においても、図
2乃至図4に示す振り分けテーブルに基づいてデータの
振り分けが行なわれる。
【0079】実施の形態1では、優先順位を付して優先
度の一番高いボックスのみに受信データを格納したが、
この実施の形態においては、優先順位を設けずに振り分
けテーブルに登録された条件に合致する全てのデータボ
ックスに受信データを格納する。
【0080】以下に、発信者番号「03−5555−5
555」のファクシミリ装置から、着信ダイヤルイン
「0190−1234−0002」宛に着信回線PST
N1を介してデータが送信された場合に、図2に示す振
り分けテーブルを有するボックス選定規則によって当該
データを格納すべきデータボックスを選定する方法を説
明する。
【0081】なお、ここでは、図2に示す優先順位テー
ブルに基づいた順序で、各振り分けテーブルを参照して
いくことにするが、もちろん、この振り分けテーブルの
参照順序はどのような順序でも良い。
【0082】図6は、この実施の形態における受信デー
タの振り分け方法の一例を説明する図である。
【0083】まず、着信ダイヤルイン対応テーブルを走
査すると、着信ダイヤルイン番号「0190−1234
−0002」が見つかるので、当該受信データを対応す
るボックス80番に格納する。
【0084】次に、発信者番号対応テーブルを走査する
と、発信者番号「03−5555−5555」が登録さ
れているので、当該受信したデータを対応するボックス
80番に格納する。
【0085】次に、着信回線種別対応テーブルを走査す
ると、着信回線PSTN1が登録されているので、当該
受信したデータを対応するボックス90番に格納する。
【0086】さて、このような方法によると、ボックス
80番には、同一の受信データが2つ格納されてしま
う。
【0087】そこで、振り分けによってボックスにデー
タを格納する度に、当該ボックスに同一のデータが格納
されていないかどうかをチェックし、すでに格納されて
いる場合は、 1) 当該データを格納しない、 2) 当該データを上書きする 等の処理を行うことで、同一のデータボックスに対して
同一データが格納されることを防ぐことができる。
【0088】さて、ここまでは、条件の合致する全ての
ボックスに受信データそのものを格納する構成について
説明したが、これは記憶容量の浪費につながる。
【0089】そこで、特定の一ヶ所にデータの実体を格
納し、他のボックスには当該データの存在位置を指し示
す参照情報(リファレンス)を格納する。
【0090】リファレンスを利用したデータの振り分け
方法の一例として、図7に示すように、優先順位が最上
のデータボックスにデータの実体を格納し、他のデータ
ボックスには当該データへのリファレンスを格納する方
法について説明する。
【0091】図7において、まず、着信ダイヤルイン対
応テーブルを走査した結果、着信ダイヤルイン「019
0−1234−0002」が見つかるので、当該データ
をこの着信ダイヤルイン「0190−1234−000
2」に対応して登録されたボックス80番に格納する。
【0092】次に、発信者番号対応テーブルに発信者番
号「03−5555−5555」が見つかるが、この発
信者番号「03−5555−5555−」に対応して登
録されたボックス80番にはすでに受信データが格納さ
れているので、リファレンスの格納は行なわない。
【0093】次に、着信回線種別対応テーブルを走査す
ると、着信回線PSTN1が登録されているので、着信
回線PSTNに対応して登録されたボックス90番に当
該受信したデータへのリファレンスを格納する。
【0094】また、リファレンスを利用したデータの振
り分け方法の別の一例として、図8に示すように、デー
タボックスとは別に設けられた記憶領域をデータ管理シ
ステムとして用意し、受信したデータの実体をこのデー
タ管理システムに格納し、振り分けテーブルを走査し
て、受信データの属性情報と一致する属性情報に対応し
て登録されたデータボックスの全てにリファレンス情報
を格納するよう構成することもできる。
【0095】ところで、リファレンスを用いる振り分け
方法においては、格納したデータの削除の方法が問題に
なってくる。
【0096】つまり、データの実体を保持している場所
で当該データが削除された場合、他のボックスに格納さ
れている当該データへのリファレンスは、その指し示す
先を失ってしまうことになる。
【0097】そこで、 1) データの実体が削除指示された場合、当該データ
へのリファレンス情報も全て探し出して削除する。
【0098】2) データの実体が削除指示された場
合、当該データへのリファレンスを格納しているデータ
ボックスのうちの、ボックス選定規則において優先順位
が最上であるデータボックスに当該データの実体を移動
し、その他ボックスに格納されている当該データへのリ
ファレンスの参照先を移動先に変更する。
【0099】3) 少なくとも1つのリファレンスが削
除指示された場合、当該削除指示されたリファレンスだ
けを削除し、当該リファレンスが参照するデータの実体
および他のリファレンスは削除しない。
【0100】4) 少なくとも1つのリファレンスが削
除指示された場合、当該リファレンスが参照するデータ
の実体およびその他のリファレンスも全て削除する。
【0101】のいずれかの削除方法を適用することで、
上記の問題は解決される。
【0102】ここで、1)、2)、4)に記載したよう
な「道連れ」処理を実現するための構成としては、デー
タの実体を格納した場所に全てのリファレンスの格納位
置を記憶させるか、若しくは、別途参照関係リストを所
持していおく構成が可能である。
【0103】なお、データの削除とは、ユーザによる削
除指示によるものとプリントされた結果行なわれるもの
とが含まれる。
【0104】さて、ここまでは、受信したデータに発信
側からの親展指定がないことを前提にしていたが、発信
側が親展指定してくる場合も当然考えられる。
【0105】しかしながら、上記した振り分け方法で
は、発信側が指定したボックス以外にも、受信したデー
タの属性情報と一致する属性情報が振り分けテーブルに
登録されていた場合、この属性情報に対応する全てのボ
ックスに、受信データ若しくはそのリファレンスが格納
されてしまい、親展指定の意味がなくなってしまう。
【0106】そこで、 1) 親展指定されたデータは、ボックス選定規則によ
る振り分けを行なわない。
【0107】2) 親展指定されたボックス以外のボッ
クスに対しても、ボックス選定規則に基づいて受信デー
タのリファレンスを格納するが、親展指定されたボック
ス以外のボックスを管理するユーザに対しては、当該受
信データをプリントする際に、親展指定対象のボックス
のパスワードも聞く等の制限を設ける。
【0108】のいずれかの方法を適用することで、上記
の問題は解決される。
【0109】1)に記載した方法は、つまり、親展指定
されたボックスだけに受信データを格納するものであ
る。
【0110】2)に記載した方法を実現するために、前
述したリファレンス情報に2種類のバリエーションを与
える。
【0111】つまり、リファレンスとして、単純なデー
タの参照情報のみを含むリファレンス(単純リファレン
ス)と、所定の条件が付されたリファレンス(条件付き
リファレンス)の2種類を用意する。
【0112】ここで、所定の条件とは、例えば、親展指
定されたボックスのパスワードを要求する等の条件であ
る。
【0113】そして、データの実体をデータ管理システ
ムに格納し、親展指定されたボックスに単純リファレン
スを、振り分けテーブルによって選定されたボックスに
は条件付きリファレンスを格納する。
【0114】図9は、上記のリファレンスに2種類のバ
リエーションを与え、ボックス152番に対して親展指
定されたデータを受信した場合の振り分け方法の一例を
示す図である。
【0115】まず、受信した画像データ「00110
9.image」の実体をデータ管理システムに格納
し、続いて、進展指定対象のボックス152番に画像デ
ータ「001109.image」への単純リファレン
スを格納する。
【0116】次に、振り分けテーブルを参照して、この
画像データの属性情報と一致する属性情報に対応して登
録されたデータボックスに、画像データ「00110
9.image」への条件付きリファレンス情報を格納
する。
【0117】ボックス152番を使用しているユーザ
が、ボックス152番のパスワードを入力の上、当該ボ
ックス152番のプリント画面に入り、画像データ「0
01109.image」の印刷要求を出した場合は、
即、印刷処理される。
【0118】しかし、ボックス80番を使用しているユ
ーザが、ボックス80番のパスワードを入力の上、当該
ボックス80番のプリント画面に入り、画像データ「0
01109.image」の印刷要求を出した場合は、
プリント画面上でこの画像データ「001109.im
age」がボックス152番に親展指定されたデータで
ある旨を表示し、ボックス152番のパスワードの入力
を求める。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、 1) 様々の振り分け方法をユーザが自由に組み合わせ
ることによって柔軟な振り分け処理が可能になる 2) 振り分け設定と中継同報等の各種機能との矛盾を
回避できる 3) 振り分け機能による親展通信の秘匿性の低減を回
避できる という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るファクシミリ装置の構成図であ
る。
【図2】この発明に係るデータボックスの選定方法の一
例を示す図である。
【図3】この発明に係るデータボックスの選定方法の一
例を示す図である。
【図4】この発明に係るデータボックスの選定方法の一
例を示す図である。
【図5】この発明に係るデータボックスの選定方法の一
例を示す図である。
【図6】1つのデータボックスに対して同一のデータの
格納指示が2回以上出た場合の処理方法の一例を説明す
る図である。
【図7】リファレンスを利用したデータの振り分け方法
の一例を説明する図である。
【図8】リファレンスを利用したデータの振り分け方法
の一例を説明する図である。
【図9】2種類のリファレンスを利用したデータの振り
分け方法の一例を説明する図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 操作表示装置 4 読取装置 5 印字装置 6 画像処理装置 7 画像蓄積装置 8 システム制御部 9、10 通信制御部 11 デジタル網制御装置 12 モデム 13 アナログ網制御装置 14 システムバス 15 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鴻江 俊彰 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 大林 信幸 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 高田 誠 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 Fターム(参考) 5C075 CA15 CD07 DD04 EE06 FF90 5K036 AA15 DD20 DD33 DD48 EE01 JJ04 JJ13 KK09 5K101 KK01 KK02 NN01 NN11 NN21 RR18

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信データを予め設定されたルールに従
    って選定した所定のデータボックスに蓄積するボックス
    選定機能を有する通信端末装置において、 前記受信データの属性情報と特定のデータボックスとを
    対応付けた選定条件が登録されたボックス選定規則を前
    記属性情報毎若しくは前記属性情報の所定の組み合わせ
    毎に少なくとも1つと、 前記ボックス選定規則の参照順序を規定した参照順序規
    定手段と、 前記参照順序規定手段に基づいた順序で前記ボックス選
    定規則を参照し、前記前記受信データの属性情報と前記
    ボックス選定規則に登録された属性情報とを比較し、初
    めに一致した属性情報に対応するデータボックスに当該
    受信データを格納するデータ格納制御手段とを有するこ
    とを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記受信データの発信者を識別する発信
    者識別情報と特定のデータボックスとを対応付けた選定
    条件が登録された発信者識別情報対応ボックス選定規則
    と、 前記受信データの受信者を識別する受信者識別情報と特
    定のデータボックスとを対応付けた選定条件が登録され
    た受信者識別情報対応ボックス選定規則と、 前記受信データの着信回線を識別する着信回線識別情報
    と特定のデータボックスとを対応付けた選定条件が登録
    された着信回線識別情報対応ボックス選定規則と、 前記発信者識別情報対応ボックス選定規則と前記受信者
    識別情報対応ボックス選定規則と着信回線識別情報対応
    ボックス選定規則の参照順序を規定した参照順序規定手
    段とを有することを特徴とする請求項1記載の通信端末
    装置。
  3. 【請求項3】 前記受信データの発信側に関する情報と
    特定のデータボックスとを対応付けた選定条件が登録さ
    れた発信側情報対応ボックス選定規則と、 前記受信データの受信側に関する情報と特定のデータボ
    ックスとを対応付けた選定条件が登録された受信側情報
    対応ボックス選定規則と、 前記発信側情報対応ボックス選定規則と前記受信側情報
    対応ボックス選定規則の参照順序を規定した参照順序規
    定手段とを有することを特徴とする請求項1記載の通信
    端末装置。
  4. 【請求項4】 前記受信データの発信者によって当該受
    信データを格納すべきデータボックスの指定があった場
    合、 当該受信データについては前記データ格納制御手段を適
    用せず、前記発信者によって指定されたデータボックス
    に前記受信データを格納することを特徴とする請求項1
    記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記参照順序規定手段は、さらに、 発信者によるデータボックス指定という選定条件の参照
    順序を規定することを特徴とする請求項1記載の通信端
    末装置。
  6. 【請求項6】 前記受信データの受信に際して特定の付
    加機能の指定があった場合、 当該受信データについては前記データ格納制御手段を適
    用しないことを特徴とする請求項1記載の通信端末装
    置。
  7. 【請求項7】 前記特定の付加機能とは、中継同報であ
    ることを特徴とする請求項6記載の通信端末装置。
  8. 【請求項8】 受信データを予め設定されたルールに従
    って選定した所定のデータボックスに蓄積するボックス
    選定機能を有する通信端末装置において、 前記受信データの属性情報と特定のデータボックスとを
    対応付けた選定条件が順位を付されて登録された1つの
    ボックス選定規則と、 前記受信データの属性情報と前記ボックス選定規則に登
    録された属性情報とを比較し、初めに一致した属性情報
    に対応するデータボックスに当該受信データを格納する
    データ格納制御手段とを有することを特徴とする通信端
    末装置。
  9. 【請求項9】 前記受信データの発信者によって当該受
    信データを格納すべきデータボックスの指定があった場
    合、 当該受信データについては前記データ格納制御手段を適
    用せず、前記発信者によって指定されたデータボックス
    に前記受信データを格納することを特徴とする請求項8
    記載の通信端末装置。
  10. 【請求項10】 前記参照順序規定手段は、さらに、 発信者によるデータボックス指定という選定条件の参照
    順序を規定することを特徴とする請求項8記載の通信端
    末装置。
  11. 【請求項11】 前記受信データの受信に際して特定の
    付加機能の指定があった場合、 当該受信データについては前記データ格納制御手段を適
    用しないことを特徴とする請求項8記載の通信端末装
    置。
  12. 【請求項12】 前記特定の付加機能とは、中継同報で
    あることを特徴とする請求項11記載の通信端末装置。
  13. 【請求項13】 少なくとも1つのデータボックスを有
    し、受信データを予め設定されたルールに従って選定し
    た所定のデータボックスに蓄積するボックス選定機能を
    有する通信端末装置において、 前記受信データの属性情報と特定のデータボックスとを
    対応付けた選定条件が順位を付されて登録されたボック
    ス選定規則を少なくとも1つと、 前記受信データの属性情報と前記ボックス選定規則に登
    録された属性情報とを比較し、一致した属性情報に対応
    する全てのデータボックスに当該受信データを格納する
    データ格納制御手段とを有することを特徴とする通信端
    末装置。
  14. 【請求項14】 前記ボックス選定規則が複数存在する
    場合、 前記ボックス選定規則の参照順序を規定した参照順序規
    定手段をさらに有することを特徴とする請求項13記載
    の通信端末装置。
  15. 【請求項15】 複数の選定条件が同一のデータボック
    スを指している場合、 ある選定条件によってすでに前記受信データが格納され
    ているデータボックスには、別の選定条件による当該受
    信データの格納を行なわないことを特徴とする請求項1
    3記載の通信端末装置。
  16. 【請求項16】 複数の選定条件が同一のデータボック
    スを指している場合、 ある選定条件によってすでに前記受信データが格納され
    ているデータボックスには、別の選定条件による当該受
    信データを前記すでに格納されている受信データに上書
    きすることを特徴とする請求項13記載の通信端末装
    置。
  17. 【請求項17】 少なくとも1つのデータボックスを有
    し、受信データを予め設定されたルールに従って選定し
    た所定のデータボックスに蓄積するボックス選定機能を
    有する通信端末装置において、 前記受信データの属性情報と特定のデータボックスとを
    対応付けた選定条件が順位を付されて登録されたボック
    ス選定規則を少なくとも1つと、 前記受信データを前記データボックスとは別個に設けら
    れた記憶領域に格納し、前記受信データの属性情報と前
    記ボックス選定規則に登録された属性情報とを比較し
    て、一致した属性情報に対応する全てのデータボックス
    に前記受信データへの参照情報を格納するデータ格納制
    御手段とを有することを特徴とする通信端末装置。
  18. 【請求項18】 前記参照情報は、 前記受信データのプリント若しくは取り出しの際に、該
    プリント若しくは該取り出しを指示したユーザの管理す
    るデータボックスのパスワードのみの入力を要求する単
    純参照情報と、 前記受信データのプリント若しくは取り出しの際に、該
    プリント若しくは該取り出しを指示したユーザの管理す
    るデータボックスのパスワードとともに当該データボッ
    クスとは別の所定のデータボックスのパスワードの入力
    を要求する条件付き参照情報とを含むことを特徴とする
    請求項17記載の通信端末装置。
  19. 【請求項19】 前記受信データの発信者によって当該
    受信データを格納すべきデータボックスの指定があった
    場合、 前記発信者によって指定されたデータボックスに前記受
    信データへの前記単純参照情報を格納し、 前記受信データの属性情報と前記ボックス選定規則に登
    録された属性情報とを比較し、一致した属性情報に対応
    する全てのデータボックスに前記受信データへの条件付
    き参照情報を格納することを特徴とする請求項17記載
    の通信端末装置。
  20. 【請求項20】 前記条件付き参照情報は、 前記受信データのプリント若しくは取り出しの際に、該
    プリント若しくは該取り出しを指示したユーザの管理す
    るデータボックスのパスワードとともに、前記発信者に
    よって指定されたデータボックスのパスワードを要求す
    ることを特徴とする請求項19記載の通信端末装置。
  21. 【請求項21】 前記受信データへの参照情報の少なく
    とも1つに削除指示が出された場合、 前記受信データおよび該受信データへの全ての参照情報
    を削除することを特徴とする請求項17記載の通信端末
    装置。
  22. 【請求項22】 前記受信データへの参照情報が全て削
    除されるまで、該受信データを削除しないことを特徴と
    する請求項17記載の通信端末装置。
  23. 【請求項23】 前記受信データに削除指示が出された
    場合、 前記受信データとともに該受信データへの全ての参照情
    報を削除することを特徴とする請求項17記載の通信端
    末装置。
  24. 【請求項24】 少なくとも1つのデータボックスを有
    し、受信データを予め設定されたルールに従って選定し
    た所定のデータボックスに蓄積するボックス選定機能を
    有する通信端末装置において、 前記受信データの属性情報と特定のデータボックスとを
    対応付けた選定条件が順位を付されて登録されたボック
    ス選定規則を少なくとも1つと、 前記受信データの発信者によって指定されたデータボッ
    クスに前記受信データを格納し、前記受信データの属性
    情報と前記ボックス選定規則に登録された属性情報とを
    比較し、一致した属性情報に対応する全てのデータボッ
    クスに当該受信データへの参照情報を格納するデータ格
    納制御手段とを有することを特徴とする通信端末装置。
  25. 【請求項25】 前記参照情報は、 前記受信データのプリント若しくは取り出しの際に、該
    プリント若しくは該取り出しを指示したユーザの管理す
    るデータボックスのパスワードのみの入力を要求する単
    純参照情報と、 前記受信データのプリント若しくは取り出しの際に、該
    プリント若しくは該取り出しを指示したユーザの管理す
    るデータボックスのパスワードとともに当該データボッ
    クスとは別の所定のデータボックスのパスワードの入力
    を要求する条件付き参照情報とを含むことを特徴とする
    請求項24記載の通信端末装置。
  26. 【請求項26】 前記受信データへの参照情報の少なく
    とも1つに削除指示が出された場合、 前記受信データおよび該受信データへの全ての参照情報
    を削除することを特徴とする請求項24記載の通信端末
    装置。
  27. 【請求項27】 前記受信データへの参照情報が全て削
    除されるまで、該受信データを削除しないことを特徴と
    する請求項24記載の通信端末装置。
  28. 【請求項28】 前記受信データに削除指示が出された
    場合、 前記受信データとともに該受信データへの全ての参照情
    報を削除することを特徴とする請求項24記載の通信端
    末装置。
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JP2019041153A (ja) * 2017-08-22 2019-03-14 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及びプログラム

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