JP2002184512A - ハーネスプラグ及びコネクタボックス - Google Patents

ハーネスプラグ及びコネクタボックス

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JP2002184512A JP2000378741A JP2000378741A JP2002184512A JP 2002184512 A JP2002184512 A JP 2002184512A JP 2000378741 A JP2000378741 A JP 2000378741A JP 2000378741 A JP2000378741 A JP 2000378741A JP 2002184512 A JP2002184512 A JP 2002184512A
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Yoshimitsu Tsukawaki
義光 塚脇
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Abstract

(57)【要約】 【課題】無理な力が加えられた場合でもハウジングや本
体が破損し難いハーネスプラグ及びコネクタボックスを
提供する。 【解決手段】ハーネスプラグA1のハウジング1は、前
面に受け側となるコネクタボックスBXの接続部40を
嵌合する凹部5が形成され、凹部5の内部には3本の栓
刃6を突出させている。このハウジング1は合成樹脂製
のボディ2及びカバー3で構成される。而して、コネク
タボックスBXの接続部40が嵌合する凹部5を構成す
る部位をボディ2と一体に形成しており、凹部5を構成
する部位がボディ2とカバー3の2つの部品に2分され
ていないために凹部5を構成する部位にはボディ2とカ
バー3との突き合わせ部分が生じず、無理な力が加えら
れた場合でもハウジング1が破損し難くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線をコネクタ方
式で接続するために、電線の先端に取り付けられるハー
ネスプラグ、及び電線に接続されるとともに受け側とな
る接続部が設けられるコネクタボックスに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスビルなどにおいては、床
下スラブ等の床面の上に適宜間隔をおいて新たに床面を
形成し(以下、このように形成された床をフリーアクセ
スフロアと呼ぶ)、フリーアクセスフロア内(つまり
は、建物の床面と新たに形成された床面との間の空間)
に設けた溝を利用して屋内配線を行う床配線システムが
多く採用されている。この床配線システムは、図22に
示すように、複数のコンセントCを床に埋設するととも
に、床上に複数のコンセント等の配線器具H,Iを配置
する。ここで、上記配線器具H,Iの電源コードは分界
ボックスDで床下に引き込まれる。上記コンセントCと
配線器具H,Iの電源コードの先端にはハーネスプラグ
Aが取り付けられており、図示しない分電盤にて幹線か
ら分岐された分岐線L0をさらに分岐するコネクタボッ
クスBX,Jや、コネクタボックスBX,Jによって分
岐された分岐線L’をさらに分岐するコネクタボックス
BXに上記ハーネスプラグAを接続して、床配線を自在
に行うものである。なお、分岐線L0や分岐線L’を分
岐するコネクタボックスBXは、分電盤から分岐された
分岐線L0や分岐線L0をさらに分岐した分岐線L’な
どが速結式で接続される電源線接続部を備えるととも
に、ハーネスプラグAが着脱自在に接続される接続部を
備えるものである。また、単に電源線を配線器具H,I
などに接続したり、あるいは電源ラインを延長したりす
る場合には電源供給側にハーネスプラグAの受け側とな
るハーネスコネクタを取り付けるとともに、他方にハー
ネスプラグAを取り付ければ良い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図23に示
すようにハーネスプラグAがコネクタボックスBXに接
続された状態で電源コード100が上方向に引っ張られ
た場合(約50N〜100N)、ハーネスプラグAとコ
ネクタボックスBXの接続部が破損する虞がある。すな
わち、ハーネスプラグAのハウジングやコネクタボック
スの本体は内部に栓刃等を収納する必要があることか
ら、ボディとカバーの2つの部品を組み立てて構成され
ているが、コネクタボックスBXの接続部が嵌合される
凹部をボディとカバーに2分するように形成されている
ため、上述のようにハーネスプラグAが無理に引っ張ら
れた場合に凹部を構成する部位におけるボディとカバー
の突き合わせ部分からハウジングや本体が簡単に割れて
しまう。なお、ハーネスプラグAのハウジングやコネク
タボックスBXの本体を高靱性を有する熱硬化性樹脂で
形成すれば通常の熱硬化性樹脂よりも機械的強度を向上
することができるが、このような高靱性を有する熱硬化
性樹脂は通常の熱硬化性樹脂よりも高価でありコストア
ップを招いてしまうとともに、高靱性とはいえ熱硬化性
樹脂であるために上述のような実使用を想定した機械的
強度を満足できない場合がある。
【0004】本発明は上記事情に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、無理な力が加えられた
場合でもハウジングや本体が破損し難いハーネスプラグ
及びコネクタボックスを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、受け側となるコネクタボックス
の接続部が嵌合される凹部がボディとカバーを結合して
なるハウジングの前面に形成され、電線の複数の芯線が
各々基端部に接続された複数本の栓刃の先端側を凹部内
に臨ませるとともに、少なくとも凹部を構成する部位が
ボディとカバーの何れか一方と一体に形成されたことを
特徴とし、コネクタボックスの接続部が嵌合される凹部
を構成する部位がボディとカバーの2つの部品に2分さ
れていないために凹部を構成する部位にはボディとカバ
ーとの突き合わせ部分が生じず、無理な力が加えられた
場合でもハウジングが破損し難くなる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、凹部を構成する部位が一体に形成されたボディ又は
カバーを耐熱性、難燃性に優れ且つ弾力性を有する熱可
塑性樹脂の成型品で構成したことを特徴とし、従来なら
ばハウジングが破損していた異常な引き抜き操作に対し
てハウジングの凹部を構成する部位を破損させずにコネ
クタボックスの接続部から引き抜くことができる。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、ボディとカバーの突き合わせ面に互いにかみ
合う段差がそれぞれ形成されたことを特徴とし、ボディ
とカバーの突き合わせ面に形成された段差をかみ合わせ
ることにより、吸水等による寸法変化の大きい合成樹脂
に対して発生する虞があるボディとカバーの隙間を隠す
ことができる。
【0008】請求項4の発明は、上記目的を達成するた
めに、受け側となるコネクタボックスの接続部が嵌合さ
れる凹部がボディとカバーを結合してなるハウジングの
前面に形成され、電線の複数の芯線が各々基端部に接続
された複数本の栓刃の先端側を凹部内に臨ませるととも
に、凹部内に臨む栓刃の先端部が先細の曲面形状に形成
されたことを特徴とし、コネクタボックスの接続部に対
してハウジングが不正規な方向に引っ張られた場合、栓
刃の先端部が先細の曲面形状に形成されているためにコ
ネクタボックスの接続部に対するハウジングの傾き角度
を従来よりも大きくすることができ、ハウジングが破損
する前にコネクタボックスの接続部から引き抜くことが
できる。
【0009】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、複数の栓刃のうちで凹部内に臨む先端部の長さ寸法
が短い方の栓刃は、先端部の長さが短くない方の栓刃に
比較して先端寄りの位置から先細に形成されたことを特
徴とし、先端部の長さ寸法が短い方の栓刃におけるコネ
クタボックスの接続部に接続する部位の寸法が従来より
減少することを防ぐことができる。
【0010】請求項6の発明は、請求項1〜5の何れか
の発明において、コネクタボックスに接続した際にハー
ネスプラグの抜けを防止するロック体がハウジングに設
けられ、ロック体の先端にはハウジングに形成された開
口を通して凹部内に突出してコネクタボックスの接続部
の外面に形成された係止溝に係止する係止爪が形成され
てなり、このロック体がボディ又はカバーと一体に形成
されたことを特徴とし、ロック体がボディ又はカバーと
一体に形成されているために部品点数の削減と組立作業
の簡素化が図れる。
【0011】請求項7の発明は、上記目的を達成するた
めに、ハーネスプラグのハウジング前面に形成された凹
部に嵌合する1乃至複数の接続部がボディとカバーを結
合してなる本体に形成され、凹部内に臨む各栓刃が挿入
される栓刃挿入口が接続部の前面に設けられ、栓刃挿入
口に挿入された栓刃を受ける刃受部が本体に収納されて
なり、接続部における栓刃挿入口の内周面にテーパが形
成されるとともに栓刃挿入口の周縁に栓刃を逃げる逃が
し部が形成されたことを特徴とし、接続部に対してハー
ネスプラグが不正規な方向に引っ張られた場合、接続部
における栓刃挿入口の内周面にテーパが形成されるとと
もに栓刃挿入口の周縁に栓刃を逃げる逃がし部が形成さ
れているために接続部に対するハーネスプラグの傾き角
度を従来よりも大きくすることができ、ハウジングが破
損する前に接続部からハーネスプラグを引き抜くことが
できる。
【0012】請求項8の発明は、上記目的を達成するた
めに、ハーネスプラグのハウジング前面に形成された凹
部に嵌合する1乃至複数の接続部がボディとカバーを結
合してなる本体に形成され、凹部内に臨む各栓刃が挿入
される栓刃挿入口が接続部の前面に設けられ、栓刃挿入
口に挿入された栓刃を受ける刃受部が本体に収納される
とともに、少なくとも接続部がボディとカバーの何れか
一方と一体に形成されたことを特徴とし、ハーネスプラ
グの凹部と嵌合する接続部がボディとカバーの2つの部
品に2分されていないために接続部にはボディとカバー
との突き合わせ部分が生じず、無理な力が加えられた場
合でも本体が破損し難くなる。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明に係るハー
ネスプラグの一実施形態を図1〜図13を参照して詳細
に説明する。
【0014】本実施形態のハーネスプラグA1は、従来
技術で説明したような床配線システムに用いられ、分岐
線やコンセントC等の配線器具H,Iの電源コードの先
端に取り付けられて分岐線L0を分岐するコネクタボッ
クスBXや、コネクタボックスJによって分岐された分
岐線L’をさらに分岐するコネクタボックスBXに分岐
線や上記電源コードを接続して、床配線を自在に行うも
のである。
【0015】ハーネスプラグA1のハウジング1は、前
面に受け側となるコネクタボックス(例えば、コネクタ
ボックスBX等)の接続部40を嵌合する凹部5が形成
され、凹部5の内部には3本の栓刃6を突出させてい
る。このハウジング1は図1に示すように合成樹脂製の
ボディ2及びカバー3で構成される。
【0016】ボディ2は耐熱性、難燃性に優れ且つ弾力
性を有する熱可塑性樹脂(例えば、ポリアミド66(ナ
イロン66))の成型品で構成されており、隔壁8で仕
切られた後方部分の上面が開口された箱状に形成される
とともに、隔壁8の前方部分に凹部5が形成される。ま
た、隔壁8には3つの栓刃6を挿通させて凹部5内に臨
ませるための3つの挿通溝7が略平行に列設されてい
る。さらに隔壁8の後方には隔壁8と並行する突条片9
が突設されており、隔壁8と突条片9との間の空間に合
成樹脂製の中ボディ4が収納される。ここで、ボディ2
の後端壁には電線挿入口10を構成する凹所10aが形
成してあり、突条片9と後端壁との間のボディ2底面か
らは、電線挿入口10より挿入される接地線を有した3
芯の電線ケーブル(例えば、ビニルキャブタイヤ(VC
T)ケーブル)100のシースに食い込んで抜け止めす
る複数の突起11が突設されている。
【0017】ここで、ボディ2の凹部5の上底面にはコ
ネクタボックスBXの接続部40の外面に形成された凹
条42に嵌まる縦方向に走る一対の突条12が形成され
ており、後述するようにハーネスプラグA1とコネクタ
ボックスBXの接続部40との逆差しを防止してある。
【0018】一方、中ボディ4は、図1に示すように上
面並びに背面が開口する略箱形に形成され、前面側の壁
には3つの栓刃6が挿通される凹所13が略平行に列設
されるとともに、底面からは前後方向に走る2条の隔壁
14が形成されている。そして、これらの隔壁14によ
って中ボディ4内が3区画に分離されており、各区画内
に栓刃6の基端部が収められる。隔壁14の前端部には
複数のリブ15が前後方向に互い違いに突設されてお
り、図2(b)に示すようにこれらのリブ15を栓刃6
に当接させることで各区画内に栓刃6が固定される。
【0019】各栓刃6は平板状の導電部材で形成してあ
る。そして、これら栓刃6の基端部には導電部材を略U
字形に曲げてなる端子部16が形成されており、電線ケ
ーブル100の電線101の芯線102を端子部16の
中に入れ、圧着工具により圧着つぶして芯線102を端
子部16に結線するようになっている。而して、電線1
01の芯線102が結線された栓刃6を凹所13に挿通
し、隔壁14の前端部に突設された複数のリブ15に当
接させることにより、中ボディ4の各区画内に3つの栓
刃6が平行に配設される。さらに、隔壁8に列設されて
いる挿通溝7に各栓刃6を挿通するようにしてボディ2
の隔壁8と突条片9との間の空間に中ボディ4を収納す
れば、3つの栓刃6が凹部5内に臨むように互いに平行
に配設されることになる。
【0020】ここで、本実施形態の場合には接地極とな
る栓刃6に関しては、図2(b)に示すように電圧極の
栓刃6よりも前方に突出するようにずらして中ボディ4
に取り付けてある。このようにすると、接地極の栓刃6
の突出量が大きくなり、ハーネスプラグA1をコネクタ
ボックスBXの接続部40に着脱する際に接地極の栓刃
6以外の電圧極の栓刃6だけが接続部40に接続される
ことを防止できる。つまり、ハーネスプラグAを接続部
40に接続する際に、電圧極の栓刃6が接続部40に接
続されるときには、必ずその前に接地極としての栓刃6
が接続され、逆にハーネスプラグAを接続部40から外
す際には、電圧極の栓刃6が接続部40から外された後
に接地極としての栓刃6が外される。このため、漏電が
あっても感電することがない。
【0021】またカバー3はユリア樹脂のような熱硬化
性樹脂の成型品からなり、図1及び図5に示すようにボ
ディ2の隔壁8よりも後方の開口部を被う略箱形に形成
されている。図6に示すようにカバー3の内底面には、
中ボディ4の隔壁14と対向して前後方向に走る2条の
隔壁17が形成され、これらの隔壁17によって各栓刃
6間の絶縁を図っている。なお、カバー3の後端壁には
ボディ2の凹所10aとともに電線挿入口10を構成す
る凹所10bが形成してある。
【0022】カバー3の前端部両側には、図5に示すよ
うに係合突部18が突設されており、これらの係合突部
18が係合する係合孔19がボディ2の隔壁8に形成さ
れている。また、カバー3の後端部両側には組立ねじ2
0を挿通するねじ挿通孔21が形成されている。而し
て、中ボディ4を収納した状態でカバー3の係合突部1
8を隔壁8の係合孔19に係合し、ねじ挿通孔21に挿
通した組立ねじ20をボディ2の後端部両側に形成され
たねじ孔22に螺合することでボディ2とカバー3が結
合されてハウジング1が組み立てられる。
【0023】このように本実施形態では、コネクタボッ
クスBXの接続部40が嵌合する凹部5を構成する部位
をボディ2と一体に形成しており、凹部5を構成する部
位がボディ2とカバー3の2つの部品に2分されていな
いために凹部5を構成する部位にはボディ2とカバー3
との突き合わせ部分が生じず、無理な力が加えられた場
合でもハウジング1が破損し難くなるものである。しか
も、本実施形態では凹部5を構成する部位が一体に形成
されているボディ2を、耐熱性、難燃性に優れ且つ弾力
性を有する熱可塑性樹脂の成型品で構成しているので、
従来ならばハウジングが破損していた異常な引き抜き操
作に対してハウジング1の凹部5を構成する部位を破損
させずにコネクタボックスBXの接続部40から引き抜
くことができる。
【0024】ここで、図1並びに図5に示すようにボデ
ィ2とカバー3の突き合わせ面にそれぞれ段差2a,3
aが形成してあり、ボディ2とカバー3を結合した状態
では、図6及び図7に示すようにボディ2側の段差2a
とカバー3側の段差3aとがかみ合うこととなる。而し
て、ボディ2とカバー3の突き合わせ部分が段差2a,
3aにおいてオーバーラップするため、吸水等によって
ボディ2やカバー3の寸法が大きく変化した場合におい
てもボディ2とカバー3の突き合わせ部分の隙間を上記
段差2a,3aのオーバーラップにより隠すことができ
る。
【0025】ところで、ボディ2の上面にはコネクタボ
ックスBXの接続部40との接続状態を固定するロック
体23が取り付けられている。このロック体23は合成
樹脂等の可撓性を有する材料で形成され、先端縁の下面
に横方向に走る突条形状の係止爪24が形成されると共
に、下面中央から突設された断面形状がL字状の弾性片
25の横片の下面にカバー3に弾性係止される2本の固
定片26を垂設してある。なお、ロック体23の解除時
に指で操作される上面には、横方向に走る複数条の突条
からなる滑り止め27を形成してある。
【0026】ロック体23が取り付けられるカバー3の
取付部28においては、前端部に弾性片25を載置する
載置凹所29が形成され、この載置凹所29に固定片2
6を挿入する挿入孔30が形成されている。そして、載
置凹所29の後部にロック体23の上面を指で押さえた
場合に指が入る程度の凹部31が形成してある。また、
ボディ2上面のロック体23の係止爪24に対応する部
分には凹部5と連通する開口32が形成されている。
【0027】ロック体23の取付部28への取付は次の
ように行う。まず、ロック体23の固定片26を挿入孔
30に挿入し、次いで弾性片25を後端面が載置凹所2
9の後方の段部に係止されるように載置凹所29上に載
置すると、固定片26の下部の前面に形成された爪26
aが挿入孔30の内側の開口縁に係止されることによ
り、図3並びに図4に示すようにカバー3に固定され
る。
【0028】以上のように構成された本実施形態のハー
ネスプラグA1を図13に示すような分岐用のコネクタ
ボックスBXの接続部40に接続する際には、ハーネス
プラグA1の凹部5と接続部40との位置を合わせてハ
ーネスプラグA1を接続部40に押し当てると、凹部5
と接続部40とが嵌合されるとともにハーネスプラグA
1の栓刃6が接続部40の前端面に形成された栓刃挿入
口41内に挿入され、コネクタボックスBXの接続部4
0内部に設けられた刃受部に栓刃6が接触して接続が行
われる。
【0029】そして、接続部40をハーネスプラグA1
の凹部5に完全に押し込むと、接続部40の外面に形成
された係止溝44にロック体23の係止爪24が係合し
て、ハーネスプラグA1の抜けが防止される。ハーネス
プラグA1を接続部40から外す際には、ロック体23
の後端部を凹部31内に押し込むことによってロック体
23が弾性片25の基端部を支点として回動し、係止爪
24の係止溝44との係止状態が解除され、この際にハ
ーネスプラグA1を後方に引けばコネクタボックスBX
の接続部40から取り外すことができる。
【0030】なお、ロック体23をカバー3と一体に形
成すれば部品点数の削減と組立作業の簡素化が図れる。
例えば、図12(b)に示すようにロック体23の弾性
片25の先端部をカバー3の取付部28における載置凹
所29に連結してロック体23を一体とした合成樹脂成
型品にてカバー3を構成すればよい(図12(b)にお
ける2点破線で成型時のロック体23を示す)。そし
て、カバー3をボディ2と結合する際に弾性片25を湾
曲させ、ボディ2上面の開口32を通してロック体23
の係止爪24を凹部5に臨ませれば、弾性片25の復元
力によって係止爪24が凹部5内に進入する向きに付勢
されることになり、別体の場合と同様にロック体23が
弾性片25の載置凹所29との連結部位を支点として回
動自在となる。
【0031】ところで、本実施形態のハーネスプラグA
1が用いられる床配線システムにおいては、ハーネスプ
ラグA1やコネクタボックスBXが床下に収納される関
係上、コネクタボックスBXに接続された状態のハーネ
スプラグA1の電源ケーブル100が上方向に引っ張ら
れることがある。このとき、栓刃6’が基端部から先端
部までほぼ同じ幅寸法の短冊形に形成されている従来例
の場合、図8に示すように栓刃6’の挿抜方向に対して
約17度までしか傾けることができず、ハーネスプラグ
の凹部から接続部40が抜ける前にハーネスプラグのハ
ウジング又はコネクタボックスBXの接続部40が破損
する虞がある。
【0032】これに対して本実施形態では、凹部5内に
臨む栓刃6の先端部が先細の曲面形状に形成してある。
すなわち、栓刃6の下側端縁に先端に向けて先細となる
ようなテーパが形成されるとともに先端部が略円弧状に
形成されている。このため、コネクタボックスBXの接
続部40に対してハーネスプラグA1が不正規な方向
(上述のような上方向)に引っ張られた場合、図9に示
すようにコネクタボックスBXの接続部40に対する栓
刃6(ハウジング1)の傾き角度を従来よりも大きくす
ることができ(図示例では約30度)、ハウジング1が
破損する前にコネクタボックスBXの接続部40から引
き抜くことができる。
【0033】ここで、既に説明したように本実施形態で
は、接地極の栓刃6に比較して電圧極の栓刃6の突出量
が少なくなっているため、電圧極の栓刃6と接地極の栓
刃6を同形状に形成した場合、コネクタボックスBXの
接続部40内に収納された刃受部43と電圧極の栓刃6
との接触寸法が、図10に示すように約4.1mmとな
り、従来の栓刃6’の接触寸法(約5mm)よりも小さ
くなってしまう。そこで、突出量の少ない電圧極の栓刃
6については、図11に示すように接地極の栓刃6に比
較して先端寄りの位置から先細に形成してあり、これに
よって電圧極の栓刃6における刃受部43との接触寸法
を従来例並びに接地極の栓刃6と同程度(図示例では約
5mm)として接触寸法の減少を防いでいる。
【0034】ところで、上述のハーネスプラグA1やコ
ネクタボックスBXは分電盤にて幹線から主幹ブレーカ
及び分岐ブレーカを介して分岐された分岐線に接続され
るものであるが、しかしながら、上記床配線システムで
は例えば分岐回路を新たに設ける場合には、分電盤との
間の配線が必要であるため、分電盤までのフリーアクセ
スフロアの床板を上げて配線を行う必要があり、作業が
大掛かりになってしまう。そこで従来より、分岐回路を
新たに設ける場合に、広範囲で床板を外すことなく、施
工を行える床配線システムとして、分電盤で幹線から分
岐した分岐幹線を床下に引き込み、図18に示すように
上記分岐幹線を複数分岐するコネクタボックスBBXを
床下に設置し、幹線分岐用のコネクタボックスBBXの
適宜分岐端にブレーカを介してコンセントを接続するよ
うにしたものがある。この床配線システムによれば、新
たな分岐回路を追加する場合、分岐回路を追加する箇所
にブレーカを設置し、このブレーカを幹線分岐用のコネ
クタボックスBBXに接続するだけで対応することがで
き、施工はブレーカと幹線分岐用のコネクタボックスB
BXとの床板を外すだけで行え、分電盤までの広い範囲
での配線施工を行う必要がなく、分岐回路の増設に容易
に対応できるという利点がある。
【0035】ここで、幹線分岐用のコネクタボックスB
BXにはブレーカを介してコンセント等を接続する必要
があるため、分岐線分岐用のコネクタボックスBXとの
接続間違いを防ぐために、栓刃6間のピッチや凹部5の
上底面に形成される突条12間のピッチを異ならせたハ
ーネスプラグA2が必要となる。このハーネスプラグA
2は、図14〜図17に示すように上記栓刃6間並びに
突条12間のピッチが異なる以外は上述のハーネスプラ
グA1とほぼ共通の構成を有している。よって、共通の
構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0036】(実施形態2)本発明に係るコネクタボッ
クスBXの一実施形態を図19を参照して説明する。但
し、本実施形態のコネクタボックスBXは図13に示し
た従来例とほぼ共通の構成を有するものであるから、共
通する構成要素には同一の符号を付して図示並びに説明
を省略し、本実施形態の特徴となる構成についてのみ説
明する。
【0037】実施形態1で説明したようにコネクタボッ
クスBXに接続された状態のハーネスプラグA1の電源
ケーブル100が不正規な方向(上方向)に引っ張られ
た場合、栓刃6’が基端部から先端部までほぼ同じ幅寸
法の短冊形に形成されていると、図8に示すように栓刃
6’の挿抜方向に対して約17度までしか傾けることが
できず、ハーネスプラグの凹部から接続部40が抜ける
前にハーネスプラグのハウジング又はコネクタボックス
BXの接続部40が破損する虞がある。
【0038】そこで本実施形態では、図19に示すよう
に接続部40における栓刃挿入口41の内周面にテーパ
41aを形成するとともに、栓刃挿入口41の周縁に栓
刃6’を逃げる逃がし部45が形成してある。
【0039】而して、コネクタボックスBXの接続部4
0に対してハーネスプラグが不正規な方向(上述のよう
な上方向)に引っ張られた場合、図19に示すようにテ
ーパ41aと逃がし部45によってコネクタボックスB
Xの接続部40に対する栓刃6’(ハーネスプラグのハ
ウジング)の傾き角度を従来よりも大きくすることがで
き(図示例では約30度)、ハーネスプラグのハウジン
グや接続部40が破損する前にコネクタボックスBXの
接続部40から引き抜くことができる。
【0040】(実施形態3)本発明に係るコネクタボッ
クスBXの他の実施形態を図20及び図21を参照して
説明する。但し、本実施形態のコネクタボックスBXは
図13に示した従来例とほぼ共通の構成を有するもので
あるから、共通する構成要素には同一の符号を付して図
示並びに説明を省略し、本実施形態の特徴となる構成に
ついてのみ説明する。
【0041】コネクタボックスBXの本体50は偏平な
直方体形状に形成されており、本体50は上面が開口す
る合成樹脂製のボディ51と、ボディ51に被着される
下面が開口した合成樹脂製のカバー52とから構成され
る。カバー52の上面の5箇所にはとめ鋲53を挿通す
るための挿通孔が穿設され、この挿通孔と挿通孔に対応
してボディ51に穿設された挿通孔とにはとめ鋲53を
挿通して先端をかしめることによって、カバー52がボ
ディ51に固定される。本体50の対向する2面の一側
には電源線(分岐線L’)を接続するための電源線接続
部54がそれぞれ設けられ、他側にはハーネスプラグA
1を接続する接続部55がそれぞれ設けられており、電
源線接続部54及び接続部55はそれぞれボディ51及
びカバー52の端面から突出する形で形成されている。
【0042】図示は省略するが、ボディ51の内部は隔
壁により左右の収納空間に分離され、電源線接続部54
側の収納空間は2条の隔壁によってさらに3つの収納空
間に分割してある。これら3つの収納空間には、従来周
知の速結構造を有する端子部が両端に形成された端子板
がそれぞれ収納され、電源線接続部54の前面に開口し
た電線挿入口54aから挿入される電線の芯線を端子部
に接続するようにしてある。また、接続部55側の収納
空間は中央部に形成された切欠部に連通する部分を残し
て夫々2条の隔壁により3つの収納空間に分割してあ
り、これら3つの収納空間には、ハーネスプラグA1の
栓刃を受ける刃受部が両端に形成された分岐用端子板が
それぞれ収納され、接続部55の前面に開口した栓刃挿
入口41から挿入される栓刃6を刃受部にて弾性狭持す
るようにしてある。ここで、左右の収納空間にそれぞれ
配置した3個1組の分岐用端子板は、それぞれ対応する
端子板同士をリード板により接続し、各リード板により
連結された分岐用端子板と電源線接続部54側の収納空
間に配置した3つの端子板とを連結部材たる連結片によ
り連結して分岐回路が構成されている。また、ボディ5
1の略中央部にはねじ等の固定部材を挿通するための貫
通孔が穿設されるとともに、貫通孔に対応するカバー5
2の部位に貫通孔が穿設されており、両貫通孔に挿通さ
れたねじ等の固定部材(図示せず)を用いて本体50を
造営材に取り付けることができる。尚、カバー52の内
部構造も上記ボディ51の内部構造と略同様に形成して
ある。
【0043】ところで、図13に示す従来のコネクタボ
ックスBXにおいては電源線接続部並びに接続部40が
ボディとカバーの2つの部品に2分されて構成されてい
た。このため、コネクタボックスBXの接続部40に接
続されたハーネスプラグA1の電源ケーブル100が上
方向に引っ張られるなどして無理な力が加わった場合、
接続部40におけるボディとカバーとの突き合わせ部分
から本体が簡単に割れてしまう虞があった。
【0044】これに対して本実施形態では、図20に示
すように接続部55をボディ51と一体に形成している
ので、接続部55がボディ51とカバー52の2つの部
品に2分されていないために接続部55にはボディ51
とカバー52との突き合わせ部分が生じず、上述のよう
な無理な力が加えられた場合でも本体50が破損し難く
なるものである。なお、ハーネスプラグA1を接続しな
い接続部55の前面部分に略箱形に形成された接続部カ
バー60を嵌着し、栓刃挿入口55aから接続部55内
に埃等が侵入するのを防止している。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明は、受け側となるコネク
タボックスの接続部が嵌合される凹部がボディとカバー
を結合してなるハウジングの前面に形成され、電線の複
数の芯線が各々基端部に接続された複数本の栓刃の先端
側を凹部内に臨ませるとともに、少なくとも凹部を構成
する部位がボディとカバーの何れか一方と一体に形成さ
れたので、コネクタボックスの接続部が嵌合される凹部
を構成する部位がボディとカバーの2つの部品に2分さ
れていないために凹部を構成する部位にはボディとカバ
ーとの突き合わせ部分が生じず、無理な力が加えられた
場合でもハウジングが破損し難くなるという効果があ
る。
【0046】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、凹部を構成する部位が一体に形成されたボディ又は
カバーを耐熱性、難燃性に優れ且つ弾力性を有する熱可
塑性樹脂の成型品で構成したので、従来ならばハウジン
グが破損していた異常な引き抜き操作に対してハウジン
グの凹部を構成する部位を破損させずにコネクタボック
スの接続部から引き抜くことができるという効果があ
る。
【0047】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、ボディとカバーの突き合わせ面に互いにかみ
合う段差がそれぞれ形成されたので、ボディとカバーの
突き合わせ面に形成された段差をかみ合わせることによ
り、吸水等による寸法変化の大きい合成樹脂に対して発
生する虞があるボディとカバーの隙間を隠すことができ
るという効果がある。
【0048】請求項4の発明は、受け側となるコネクタ
ボックスの接続部が嵌合される凹部がボディとカバーを
結合してなるハウジングの前面に形成され、電線の複数
の芯線が各々基端部に接続された複数本の栓刃の先端側
を凹部内に臨ませるとともに、凹部内に臨む栓刃の先端
部が先細の曲面形状に形成されたので、コネクタボック
スの接続部に対してハウジングが不正規な方向に引っ張
られた場合、栓刃の先端部が先細の曲面形状に形成され
ているためにコネクタボックスの接続部に対するハウジ
ングの傾き角度を従来よりも大きくすることができ、ハ
ウジングが破損する前にコネクタボックスの接続部から
引き抜くことができるという効果がある。
【0049】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、複数の栓刃のうちで凹部内に臨む先端部の長さ寸法
が短い方の栓刃は、先端部の長さが短くない方の栓刃に
比較して先端寄りの位置から先細に形成されたので、先
端部の長さ寸法が短い方の栓刃におけるコネクタボック
スの接続部に接続する部位の寸法が従来より減少するこ
とを防ぐことができるという効果がある。
【0050】請求項6の発明は、請求項1〜5の何れか
の発明において、コネクタボックスに接続した際にハー
ネスプラグの抜けを防止するロック体がハウジングに設
けられ、ロック体の先端にはハウジングに形成された開
口を通して凹部内に突出してコネクタボックスの接続部
の外面に形成された係止溝に係止する係止爪が形成され
てなり、このロック体がボディ又はカバーと一体に形成
されたので、ロック体がボディ又はカバーと一体に形成
されているために部品点数の削減と組立作業の簡素化が
図れるという効果がある。
【0051】請求項7の発明は、ハーネスプラグのハウ
ジング前面に形成された凹部に嵌合する1乃至複数の接
続部がボディとカバーを結合してなる本体に形成され、
凹部内に臨む各栓刃が挿入される栓刃挿入口が接続部の
前面に設けられ、栓刃挿入口に挿入された栓刃を受ける
刃受部が本体に収納されてなり、接続部における栓刃挿
入口の内周面にテーパが形成されるとともに栓刃挿入口
の周縁に栓刃を逃げる逃がし部が形成されたので、接続
部に対してハーネスプラグが不正規な方向に引っ張られ
た場合、接続部における栓刃挿入口の内周面にテーパが
形成されるとともに栓刃挿入口の周縁に栓刃を逃げる逃
がし部が形成されているために接続部に対するハーネス
プラグの傾き角度を従来よりも大きくすることができ、
ハウジングが破損する前に接続部からハーネスプラグを
引き抜くことができるという効果がある。
【0052】請求項8の発明は、ハーネスプラグのハウ
ジング前面に形成された凹部に嵌合する1乃至複数の接
続部がボディとカバーを結合してなる本体に形成され、
凹部内に臨む各栓刃が挿入される栓刃挿入口が接続部の
前面に設けられ、栓刃挿入口に挿入された栓刃を受ける
刃受部が本体に収納されるとともに、少なくとも接続部
がボディとカバーの何れか一方と一体に形成されたの
で、ハーネスプラグの凹部と嵌合する接続部がボディと
カバーの2つの部品に2分されていないために接続部に
はボディとカバーとの突き合わせ部分が生じず、無理な
力が加えられた場合でも本体が破損し難くなるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のハーネスプラグを示す分解斜視図
である。
【図2】同上を示し、(a)は上面図、(b)はカバー
を外した状態の上面図、(c)は側面図、(d)は前面
図である。
【図3】同上の斜視図である。
【図4】同上の斜視図である。
【図5】同上におけるカバーの斜視図である。
【図6】同上の側面断面図である。
【図7】同上の要部の側面断面図である。
【図8】従来例の動作説明図である。
【図9】実施形態1の動作説明図である。
【図10】(a)は同上の動作説明図、(b)は接地極
の栓刃を示す一部省略した平面図である。
【図11】(a)は同上の動作説明図、(b)は電圧極
の栓刃を示す一部省略した平面図である。
【図12】同上における他の構成のカバーを示し、
(a)は上面図、(b)は側面断面図である。
【図13】同上をコネクタボックスに接続した状態を示
す斜視図である。
【図14】同上の他の構成のハーネスプラグを示す分解
斜視図である。
【図15】同上を示し、(a)は上面図、(b)はカバ
ーを外した状態の上面図、(c)は側面図、(d)は前
面図である。
【図16】同上の斜視図である。
【図17】同上の斜視図である。
【図18】同上を幹線分起用のコネクタボックスに接続
した状態を示す斜視図である。
【図19】実施形態2のコネクタボックスを示す要部側
面断面図である。
【図20】実施形態3のコネクタボックスを示す分解斜
視図である。
【図21】同上を示し、(a)は上面図、(b)は側面
図、(c)は前面図である。
【図22】従来の床配線システムを説明する説明図であ
る。
【図23】従来のコネクタボックス並びにハーネスプラ
グを示す側面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 ボディ 3 カバー 5 凹部 6 栓刃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02G 15/02 H02G 15/02 Z (72)発明者 塚脇 義光 三重県安芸郡美里村字五百野1285番地 株 式会社葉山電器製作所内 (72)発明者 小寺 孝明 三重県安芸郡美里村字五百野1285番地 株 式会社葉山電器製作所内 Fターム(参考) 5E021 FA03 FA14 FB09 FB21 FC02 FC06 FC31 FC32 HA01 HC11 LA01 5E087 EE10 FF02 FF13 FF17 HH04 JJ05 MM09 RR06 RR07 RR11 RR25 5G355 AA03 BA01 5G375 AA02 CA02 CA13 CA19 CC07 DA36 DB16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受け側となるコネクタボックスの接続部
    が嵌合される凹部がボディとカバーを結合してなるハウ
    ジングの前面に形成され、電線の複数の芯線が各々基端
    部に接続された複数本の栓刃の先端側を凹部内に臨ませ
    るとともに、少なくとも凹部を構成する部位がボディと
    カバーの何れか一方と一体に形成されたことを特徴とす
    るハーネスプラグ。
  2. 【請求項2】 凹部を構成する部位が一体に形成された
    ボディ又はカバーを耐熱性、難燃性に優れ且つ弾力性を
    有する熱可塑性樹脂の成型品で構成したことを特徴とす
    る請求項1記載のハーネスプラグ。
  3. 【請求項3】 ボディとカバーの突き合わせ面に互いに
    かみ合う段差がそれぞれ形成されたことを特徴とする請
    求項1又は2記載のハーネスプラグ。
  4. 【請求項4】 受け側となるコネクタボックスの接続部
    が嵌合される凹部がボディとカバーを結合してなるハウ
    ジングの前面に形成され、電線の複数の芯線が各々基端
    部に接続された複数本の栓刃の先端側を凹部内に臨ませ
    るとともに、凹部内に臨む栓刃の先端部が先細の曲面形
    状に形成されたことを特徴とするハーネスプラグ。
  5. 【請求項5】 複数の栓刃のうちで凹部内に臨む先端部
    の長さ寸法が短い方の栓刃は、先端部の長さが短くない
    方の栓刃に比較して先端寄りの位置から先細に形成され
    たことを特徴とする請求項4記載のハーネスプラグ。
  6. 【請求項6】 コネクタボックスに接続した際にハーネ
    スプラグの抜けを防止するロック体がハウジングに設け
    られ、ロック体の先端にはハウジングに形成された開口
    を通して凹部内に突出してコネクタボックスの接続部の
    外面に形成された係止溝に係止する係止爪が形成されて
    なり、このロック体がボディ又はカバーと一体に形成さ
    れたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のハ
    ーネスプラグ。
  7. 【請求項7】 ハーネスプラグのハウジング前面に形成
    された凹部に嵌合する1乃至複数の接続部がボディとカ
    バーを結合してなる本体に形成され、凹部内に臨む各栓
    刃が挿入される栓刃挿入口が接続部の前面に設けられ、
    栓刃挿入口に挿入された栓刃を受ける刃受部が本体に収
    納されてなり、接続部における栓刃挿入口の内周面にテ
    ーパが形成されるとともに栓刃挿入口の周縁に栓刃を逃
    げる逃がし部が形成されたことを特徴とするコネクタボ
    ックス。
  8. 【請求項8】 ハーネスプラグのハウジング前面に形成
    された凹部に嵌合する1乃至複数の接続部がボディとカ
    バーを結合してなる本体に形成され、凹部内に臨む各栓
    刃が挿入される栓刃挿入口が接続部の前面に設けられ、
    栓刃挿入口に挿入された栓刃を受ける刃受部が本体に収
    納されるとともに、少なくとも接続部がボディとカバー
    の何れか一方と一体に形成されたことを特徴とするコネ
    クタボックス。
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