JP3804445B2 - ハーネスプラグ及びコネクタボックス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電線をコネクタ方式で接続するために、電線の先端に取り付けられるハーネスプラグ、及び電線に接続されるとともに受け側となる接続部が設けられるコネクタボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、オフィスビルなどにおいては、床下スラブ等の床面の上に適宜間隔をおいて新たに床面を形成し(以下、このように形成された床をフリーアクセスフロアと呼ぶ)、フリーアクセスフロア内(つまりは、建物の床面と新たに形成された床面との間の空間)に設けた溝を利用して屋内配線を行う床配線システムが多く採用されている。この床配線システムは、図22に示すように、複数のコンセントCを床に埋設するとともに、床上に複数のコンセント等の配線器具H,Iを配置する。ここで、上記配線器具H,Iの電源コードは分界ボックスDで床下に引き込まれる。上記コンセントCと配線器具H,Iの電源コードの先端にはハーネスプラグAが取り付けられており、図示しない分電盤にて幹線から分岐された分岐線L0をさらに分岐するコネクタボックスBX,Jや、コネクタボックスBX,Jによって分岐された分岐線L’をさらに分岐するコネクタボックスBXに上記ハーネスプラグAを接続して、床配線を自在に行うものである。なお、分岐線L0や分岐線L’を分岐するコネクタボックスBXは、分電盤から分岐された分岐線L0や分岐線L0をさらに分岐した分岐線L’などが速結式で接続される電源線接続部を備えるとともに、ハーネスプラグAが着脱自在に接続される接続部を備えるものである。また、単に電源線を配線器具H,Iなどに接続したり、あるいは電源ラインを延長したりする場合には電源供給側にハーネスプラグAの受け側となるハーネスコネクタを取り付けるとともに、他方にハーネスプラグAを取り付ければ良い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図23に示すようにハーネスプラグAがコネクタボックスBXに接続された状態で電源コード100が上方向に引っ張られた場合(約50N〜100N)、ハーネスプラグAとコネクタボックスBXの接続部が破損する虞がある。すなわち、ハーネスプラグAのハウジングやコネクタボックスの本体は内部に栓刃等を収納する必要があることから、ボディとカバーの2つの部品を組み立てて構成されているが、コネクタボックスBXの接続部が嵌合される凹部をボディとカバーに2分するように形成されているため、上述のようにハーネスプラグAが無理に引っ張られた場合に凹部を構成する部位におけるボディとカバーの突き合わせ部分からハウジングや本体が簡単に割れてしまう。なお、ハーネスプラグAのハウジングやコネクタボックスBXの本体を高靱性を有する熱硬化性樹脂で形成すれば通常の熱硬化性樹脂よりも機械的強度を向上することができるが、このような高靱性を有する熱硬化性樹脂は通常の熱硬化性樹脂よりも高価でありコストアップを招いてしまうとともに、高靱性とはいえ熱硬化性樹脂であるために上述のような実使用を想定した機械的強度を満足できない場合がある。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、無理な力が加えられた場合でもハウジングや本体が破損し難いハーネスプラグ及びコネクタボックスを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、受け側となるコネクタボックスの接続部が嵌合される凹部がボディとカバーを結合してなるハウジングの前面に形成され、電線の複数の芯線が各々基端部に接続された複数本の栓刃がハウジングに収納されて栓刃を互いに隔てる隔壁が設けられた略箱形の中ボディに互いに一定の間隔を空けて固定され、栓刃の先端側を凹部内に臨ませるとともに、凹部内に臨む栓刃の先端部が先細の曲面形状に形成されたことを特徴とし、コネクタボックスの接続部に対してハウジングが不正規な方向に引っ張られた場合、栓刃の先端部が先細の曲面形状に形成されているためにコネクタボックスの接続部に対するハウジングの傾き角度を従来よりも大きくすることができ、ハウジングが破損する前にコネクタボックスの接続部から引き抜くことができる
【0006】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、複数の栓刃のうちで凹部内に臨む先端部の長さ寸法が短い方の栓刃は、先端部の長さが短くない方の栓刃に比較して先端寄りの位置から先細に形成されたことを特徴とし、先端部の長さ寸法が短い方の栓刃におけるコネクタボックスの接続部に接続する部位の寸法が従来より減少することを防ぐことができる
【0007】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、少なくとも凹部を構成する部位がボディとカバーの何れか一方と一体に形成されたことを特徴とし、コネクタボックスの接続部が嵌合される凹部を構成する部位がボディとカバーの2つの部品に2分されていないために凹部を構成する部位にはボディとカバーとの突き合わせ部分が生じず、無理な力が加えられた場合でもハウジングが破損し難くなる
【0008】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、凹部を構成する部位が一体に形成されたボディ又はカバーを耐熱性、難燃性に優れ且つ弾力性を有する熱可塑性樹脂の成型品で構成したことを特徴とし、従来ならばハウジングが破損していた異常な引き抜き操作に対してハウジングの凹部を構成する部位を破損させずにコネクタボックスの接続部から引き抜くことができる
【0009】
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れかの発明において、ボディとカバーの突き合わせ面に互いにかみ合う段差がそれぞれ形成されたことを特徴とし、ボディとカバーの突き合わせ面に形成された段差をかみ合わせることにより、吸水等による寸法変化の大きい合成樹脂に対して発生する虞があるボディとカバーの隙間を隠すことができる
【0010】
請求項6の発明は、請求項1〜5の何れかの発明において、コネクタボックスに接続した際にハーネスプラグの抜けを防止するロック体がハウジングに設けられ、ロック体の先端にはハウジングに形成された開口を通して凹部内に突出してコネクタボックスの接続部の外面に形成された係止溝に係止する係止爪が形成されてなり、このロック体がボディ又はカバーと一体に形成されたことを特徴とし、ロック体がボディ又はカバーと一体に形成されているために部品点数の削減と組立作業の簡素化が図れる。
【0011】
請求項7の発明は、上記目的を達成するために、請求項1〜6の何れかのハーネスプラグのハウジング前面に形成された凹部に嵌合する1乃至複数の接続部がボディとカバーを結合してなる本体に形成され、凹部内に臨む各栓刃が挿入される栓刃挿入口が接続部の前面に設けられ、栓刃挿入口に挿入された栓刃を受ける刃受部が本体に収納されてなり、接続部における栓刃挿入口の内周面にテーパが形成されるとともに栓刃挿入口の周縁に栓刃を逃げる逃がし部が形成されたことを特徴とし、接続部に対してハーネスプラグが不正規な方向に引っ張られた場合、接続部における栓刃挿入口の内周面にテーパが形成されるとともに栓刃挿入口の周縁に栓刃を逃げる逃がし部が形成されているために接続部に対するハーネスプラグの傾き角度を従来よりも大きくすることができ、ハウジングが破損する前に接続部からハーネスプラグを引き抜くことができる。
【0012】
請求項8の発明は、請求項7の発明において請求項1〜6の何れかのハーネスプラグのハウジング前面に形成された凹部に嵌合する1乃至複数の接続部がボディとカバーを結合してなる本体に形成され、凹部内に臨む各栓刃が挿入される栓刃挿入口が接続部の前面に設けられ、栓刃挿入口に挿入された栓刃を受ける刃受部が本体に収納されるとともに、少なくとも接続部がボディとカバーの何れか一方と一体に形成されたことを特徴とし、ハーネスプラグの凹部と嵌合する接続部がボディとカバーの2つの部品に2分されていないために接続部にはボディとカバーとの突き合わせ部分が生じず、無理な力が加えられた場合でも本体が破損し難くなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
本発明に係るハーネスプラグの一実施形態を図1〜図13を参照して詳細に説明する。
【0014】
本実施形態のハーネスプラグA1は、従来技術で説明したような床配線システムに用いられ、分岐線やコンセントC等の配線器具H,Iの電源コードの先端に取り付けられて分岐線L0を分岐するコネクタボックスBXや、コネクタボックスJによって分岐された分岐線L’をさらに分岐するコネクタボックスBXに分岐線や上記電源コードを接続して、床配線を自在に行うものである。
【0015】
ハーネスプラグA1のハウジング1は、前面に受け側となるコネクタボックス(例えば、コネクタボックスBX等)の接続部40を嵌合する凹部5が形成され、凹部5の内部には3本の栓刃6を突出させている。このハウジング1は図1に示すように合成樹脂製のボディ2及びカバー3で構成される。
【0016】
ボディ2は耐熱性、難燃性に優れ且つ弾力性を有する熱可塑性樹脂(例えば、ポリアミド66(ナイロン66))の成型品で構成されており、隔壁8で仕切られた後方部分の上面が開口された箱状に形成されるとともに、隔壁8の前方部分に凹部5が形成される。また、隔壁8には3つの栓刃6を挿通させて凹部5内に臨ませるための3つの挿通溝7が略平行に列設されている。さらに隔壁8の後方には隔壁8と並行する突条片9が突設されており、隔壁8と突条片9との間の空間に合成樹脂製の中ボディ4が収納される。ここで、ボディ2の後端壁には電線挿入口10を構成する凹所10aが形成してあり、突条片9と後端壁との間のボディ2底面からは、電線挿入口10より挿入される接地線を有した3芯の電線ケーブル(例えば、ビニルキャブタイヤ(VCT)ケーブル)100のシースに食い込んで抜け止めする複数の突起11が突設されている。
【0017】
ここで、ボディ2の凹部5の上底面にはコネクタボックスBXの接続部40の外面に形成された凹条42に嵌まる縦方向に走る一対の突条12が形成されており、後述するようにハーネスプラグA1とコネクタボックスBXの接続部40との逆差しを防止してある。
【0018】
一方、中ボディ4は、図1に示すように上面並びに背面が開口する略箱形に形成され、前面側の壁には3つの栓刃6が挿通される凹所13が略平行に列設されるとともに、底面からは前後方向に走る2条の隔壁14が形成されている。そして、これらの隔壁14によって中ボディ4内が3区画に分離されており、各区画内に栓刃6の基端部が収められる。隔壁14の前端部には複数のリブ15が前後方向に互い違いに突設されており、図2(b)に示すようにこれらのリブ15を栓刃6に当接させることで各区画内に栓刃6が固定される。
【0019】
各栓刃6は平板状の導電部材で形成してある。そして、これら栓刃6の基端部には導電部材を略U字形に曲げてなる端子部16が形成されており、電線ケーブル100の電線101の芯線102を端子部16の中に入れ、圧着工具により圧着つぶして芯線102を端子部16に結線するようになっている。而して、電線101の芯線102が結線された栓刃6を凹所13に挿通し、隔壁14の前端部に突設された複数のリブ15に当接させることにより、中ボディ4の各区画内に3つの栓刃6が平行に配設される。さらに、隔壁8に列設されている挿通溝7に各栓刃6を挿通するようにしてボディ2の隔壁8と突条片9との間の空間に中ボディ4を収納すれば、3つの栓刃6が凹部5内に臨むように互いに平行に配設されることになる。
【0020】
ここで、本実施形態の場合には接地極となる栓刃6に関しては、図2(b)に示すように電圧極の栓刃6よりも前方に突出するようにずらして中ボディ4に取り付けてある。このようにすると、接地極の栓刃6の突出量が大きくなり、ハーネスプラグA1をコネクタボックスBXの接続部40に着脱する際に接地極の栓刃6以外の電圧極の栓刃6だけが接続部40に接続されることを防止できる。つまり、ハーネスプラグAを接続部40に接続する際に、電圧極の栓刃6が接続部40に接続されるときには、必ずその前に接地極としての栓刃6が接続され、逆にハーネスプラグAを接続部40から外す際には、電圧極の栓刃6が接続部40から外された後に接地極としての栓刃6が外される。このため、漏電があっても感電することがない。
【0021】
またカバー3はユリア樹脂のような熱硬化性樹脂の成型品からなり、図1及び図5に示すようにボディ2の隔壁8よりも後方の開口部を被う略箱形に形成されている。図6に示すようにカバー3の内底面には、中ボディ4の隔壁14と対向して前後方向に走る2条の隔壁17が形成され、これらの隔壁17によって各栓刃6間の絶縁を図っている。なお、カバー3の後端壁にはボディ2の凹所10aとともに電線挿入口10を構成する凹所10bが形成してある。
【0022】
カバー3の前端部両側には、図5に示すように係合突部18が突設されており、これらの係合突部18が係合する係合孔19がボディ2の隔壁8に形成されている。また、カバー3の後端部両側には組立ねじ20を挿通するねじ挿通孔21が形成されている。而して、中ボディ4を収納した状態でカバー3の係合突部18を隔壁8の係合孔19に係合し、ねじ挿通孔21に挿通した組立ねじ20をボディ2の後端部両側に形成されたねじ孔22に螺合することでボディ2とカバー3が結合されてハウジング1が組み立てられる。
【0023】
このように本実施形態では、コネクタボックスBXの接続部40が嵌合する凹部5を構成する部位をボディ2と一体に形成しており、凹部5を構成する部位がボディ2とカバー3の2つの部品に2分されていないために凹部5を構成する部位にはボディ2とカバー3との突き合わせ部分が生じず、無理な力が加えられた場合でもハウジング1が破損し難くなるものである。しかも、本実施形態では凹部5を構成する部位が一体に形成されているボディ2を、耐熱性、難燃性に優れ且つ弾力性を有する熱可塑性樹脂の成型品で構成しているので、従来ならばハウジングが破損していた異常な引き抜き操作に対してハウジング1の凹部5を構成する部位を破損させずにコネクタボックスBXの接続部40から引き抜くことができる。
【0024】
ここで、図1並びに図5に示すようにボディ2とカバー3の突き合わせ面にそれぞれ段差2a,3aが形成してあり、ボディ2とカバー3を結合した状態では、図6及び図7に示すようにボディ2側の段差2aとカバー3側の段差3aとがかみ合うこととなる。而して、ボディ2とカバー3の突き合わせ部分が段差2a,3aにおいてオーバーラップするため、吸水等によってボディ2やカバー3の寸法が大きく変化した場合においてもボディ2とカバー3の突き合わせ部分の隙間を上記段差2a,3aのオーバーラップにより隠すことができる。
【0025】
ところで、ボディ2の上面にはコネクタボックスBXの接続部40との接続状態を固定するロック体23が取り付けられている。このロック体23は合成樹脂等の可撓性を有する材料で形成され、先端縁の下面に横方向に走る突条形状の係止爪24が形成されると共に、下面中央から突設された断面形状がL字状の弾性片25の横片の下面にカバー3に弾性係止される2本の固定片26を垂設してある。なお、ロック体23の解除時に指で操作される上面には、横方向に走る複数条の突条からなる滑り止め27を形成してある。
【0026】
ロック体23が取り付けられるカバー3の取付部28においては、前端部に弾性片25を載置する載置凹所29が形成され、この載置凹所29に固定片26を挿入する挿入孔30が形成されている。そして、載置凹所29の後部にロック体23の上面を指で押さえた場合に指が入る程度の凹部31が形成してある。また、ボディ2上面のロック体23の係止爪24に対応する部分には凹部5と連通する開口32が形成されている。
【0027】
ロック体23の取付部28への取付は次のように行う。まず、ロック体23の固定片26を挿入孔30に挿入し、次いで弾性片25を後端面が載置凹所29の後方の段部に係止されるように載置凹所29上に載置すると、固定片26の下部の前面に形成された爪26aが挿入孔30の内側の開口縁に係止されることにより、図3並びに図4に示すようにカバー3に固定される。
【0028】
以上のように構成された本実施形態のハーネスプラグA1を図13に示すような分岐用のコネクタボックスBXの接続部40に接続する際には、ハーネスプラグA1の凹部5と接続部40との位置を合わせてハーネスプラグA1を接続部40に押し当てると、凹部5と接続部40とが嵌合されるとともにハーネスプラグA1の栓刃6が接続部40の前端面に形成された栓刃挿入口41内に挿入され、コネクタボックスBXの接続部40内部に設けられた刃受部に栓刃6が接触して接続が行われる。
【0029】
そして、接続部40をハーネスプラグA1の凹部5に完全に押し込むと、接続部40の外面に形成された係止溝44にロック体23の係止爪24が係合して、ハーネスプラグA1の抜けが防止される。ハーネスプラグA1を接続部40から外す際には、ロック体23の後端部を凹部31内に押し込むことによってロック体23が弾性片25の基端部を支点として回動し、係止爪24の係止溝44との係止状態が解除され、この際にハーネスプラグA1を後方に引けばコネクタボックスBXの接続部40から取り外すことができる。
【0030】
なお、ロック体23をカバー3と一体に形成すれば部品点数の削減と組立作業の簡素化が図れる。例えば、図12(b)に示すようにロック体23の弾性片25の先端部をカバー3の取付部28における載置凹所29に連結してロック体23を一体とした合成樹脂成型品にてカバー3を構成すればよい(図12(b)における2点破線で成型時のロック体23を示す)。そして、カバー3をボディ2と結合する際に弾性片25を湾曲させ、ボディ2上面の開口32を通してロック体23の係止爪24を凹部5に臨ませれば、弾性片25の復元力によって係止爪24が凹部5内に進入する向きに付勢されることになり、別体の場合と同様にロック体23が弾性片25の載置凹所29との連結部位を支点として回動自在となる。
【0031】
ところで、本実施形態のハーネスプラグA1が用いられる床配線システムにおいては、ハーネスプラグA1やコネクタボックスBXが床下に収納される関係上、コネクタボックスBXに接続された状態のハーネスプラグA1の電源ケーブル100が上方向に引っ張られることがある。このとき、栓刃6’が基端部から先端部までほぼ同じ幅寸法の短冊形に形成されている従来例の場合、図8に示すように栓刃6’の挿抜方向に対して約17度までしか傾けることができず、ハーネスプラグの凹部から接続部40が抜ける前にハーネスプラグのハウジング又はコネクタボックスBXの接続部40が破損する虞がある。
【0032】
これに対して本実施形態では、凹部5内に臨む栓刃6の先端部が先細の曲面形状に形成してある。すなわち、栓刃6の下側端縁に先端に向けて先細となるようなテーパが形成されるとともに先端部が略円弧状に形成されている。このため、コネクタボックスBXの接続部40に対してハーネスプラグA1が不正規な方向(上述のような上方向)に引っ張られた場合、図9に示すようにコネクタボックスBXの接続部40に対する栓刃6(ハウジング1)の傾き角度を従来よりも大きくすることができ(図示例では約30度)、ハウジング1が破損する前にコネクタボックスBXの接続部40から引き抜くことができる。
【0033】
ここで、既に説明したように本実施形態では、接地極の栓刃6に比較して電圧極の栓刃6の突出量が少なくなっているため、電圧極の栓刃6と接地極の栓刃6を同形状に形成した場合、コネクタボックスBXの接続部40内に収納された刃受部43と電圧極の栓刃6との接触寸法が、図10に示すように約4.1mmとなり、従来の栓刃6’の接触寸法(約5mm)よりも小さくなってしまう。そこで、突出量の少ない電圧極の栓刃6については、図11に示すように接地極の栓刃6に比較して先端寄りの位置から先細に形成してあり、これによって電圧極の栓刃6における刃受部43との接触寸法を従来例並びに接地極の栓刃6と同程度(図示例では約5mm)として接触寸法の減少を防いでいる。
【0034】
ところで、上述のハーネスプラグA1やコネクタボックスBXは分電盤にて幹線から主幹ブレーカ及び分岐ブレーカを介して分岐された分岐線に接続されるものであるが、しかしながら、上記床配線システムでは例えば分岐回路を新たに設ける場合には、分電盤との間の配線が必要であるため、分電盤までのフリーアクセスフロアの床板を上げて配線を行う必要があり、作業が大掛かりになってしまう。そこで従来より、分岐回路を新たに設ける場合に、広範囲で床板を外すことなく、施工を行える床配線システムとして、分電盤で幹線から分岐した分岐幹線を床下に引き込み、図18に示すように上記分岐幹線を複数分岐するコネクタボックスBBXを床下に設置し、幹線分岐用のコネクタボックスBBXの適宜分岐端にブレーカを介してコンセントを接続するようにしたものがある。この床配線システムによれば、新たな分岐回路を追加する場合、分岐回路を追加する箇所にブレーカを設置し、このブレーカを幹線分岐用のコネクタボックスBBXに接続するだけで対応することができ、施工はブレーカと幹線分岐用のコネクタボックスBBXとの床板を外すだけで行え、分電盤までの広い範囲での配線施工を行う必要がなく、分岐回路の増設に容易に対応できるという利点がある。
【0035】
ここで、幹線分岐用のコネクタボックスBBXにはブレーカを介してコンセント等を接続する必要があるため、分岐線分岐用のコネクタボックスBXとの接続間違いを防ぐために、栓刃6間のピッチや凹部5の上底面に形成される突条12間のピッチを異ならせたハーネスプラグA2が必要となる。このハーネスプラグA2は、図14〜図17に示すように上記栓刃6間並びに突条12間のピッチが異なる以外は上述のハーネスプラグA1とほぼ共通の構成を有している。よって、共通の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0036】
(実施形態2)
本発明に係るコネクタボックスBXの一実施形態を図19を参照して説明する。但し、本実施形態のコネクタボックスBXは図13に示した従来例とほぼ共通の構成を有するものであるから、共通する構成要素には同一の符号を付して図示並びに説明を省略し、本実施形態の特徴となる構成についてのみ説明する。
【0037】
実施形態1で説明したようにコネクタボックスBXに接続された状態のハーネスプラグA1の電源ケーブル100が不正規な方向(上方向)に引っ張られた場合、栓刃6’が基端部から先端部までほぼ同じ幅寸法の短冊形に形成されていると、図8に示すように栓刃6’の挿抜方向に対して約17度までしか傾けることができず、ハーネスプラグの凹部から接続部40が抜ける前にハーネスプラグのハウジング又はコネクタボックスBXの接続部40が破損する虞がある。
【0038】
そこで本実施形態では、図19に示すように接続部40における栓刃挿入口41の内周面にテーパ41aを形成するとともに、栓刃挿入口41の周縁に栓刃6’を逃げる逃がし部45が形成してある。
【0039】
而して、コネクタボックスBXの接続部40に対してハーネスプラグが不正規な方向(上述のような上方向)に引っ張られた場合、図19に示すようにテーパ41aと逃がし部45によってコネクタボックスBXの接続部40に対する栓刃6’(ハーネスプラグのハウジング)の傾き角度を従来よりも大きくすることができ(図示例では約30度)、ハーネスプラグのハウジングや接続部40が破損する前にコネクタボックスBXの接続部40から引き抜くことができる。
【0040】
(実施形態3)
本発明に係るコネクタボックスBXの他の実施形態を図20及び図21を参照して説明する。但し、本実施形態のコネクタボックスBXは図13に示した従来例とほぼ共通の構成を有するものであるから、共通する構成要素には同一の符号を付して図示並びに説明を省略し、本実施形態の特徴となる構成についてのみ説明する。
【0041】
コネクタボックスBXの本体50は偏平な直方体形状に形成されており、本体50は上面が開口する合成樹脂製のボディ51と、ボディ51に被着される下面が開口した合成樹脂製のカバー52とから構成される。カバー52の上面の5箇所にはとめ鋲53を挿通するための挿通孔が穿設され、この挿通孔と挿通孔に対応してボディ51に穿設された挿通孔とにはとめ鋲53を挿通して先端をかしめることによって、カバー52がボディ51に固定される。本体50の対向する2面の一側には電源線(分岐線L’)を接続するための電源線接続部54がそれぞれ設けられ、他側にはハーネスプラグA1を接続する接続部55がそれぞれ設けられており、電源線接続部54及び接続部55はそれぞれボディ51及びカバー52の端面から突出する形で形成されている。
【0042】
図示は省略するが、ボディ51の内部は隔壁により左右の収納空間に分離され、電源線接続部54側の収納空間は2条の隔壁によってさらに3つの収納空間に分割してある。これら3つの収納空間には、従来周知の速結構造を有する端子部が両端に形成された端子板がそれぞれ収納され、電源線接続部54の前面に開口した電線挿入口54aから挿入される電線の芯線を端子部に接続するようにしてある。また、接続部55側の収納空間は中央部に形成された切欠部に連通する部分を残して夫々2条の隔壁により3つの収納空間に分割してあり、これら3つの収納空間には、ハーネスプラグA1の栓刃を受ける刃受部が両端に形成された分岐用端子板がそれぞれ収納され、接続部55の前面に開口した栓刃挿入口41から挿入される栓刃6を刃受部にて弾性狭持するようにしてある。ここで、左右の収納空間にそれぞれ配置した3個1組の分岐用端子板は、それぞれ対応する端子板同士をリード板により接続し、各リード板により連結された分岐用端子板と電源線接続部54側の収納空間に配置した3つの端子板とを連結部材たる連結片により連結して分岐回路が構成されている。また、ボディ51の略中央部にはねじ等の固定部材を挿通するための貫通孔が穿設されるとともに、貫通孔に対応するカバー52の部位に貫通孔が穿設されており、両貫通孔に挿通されたねじ等の固定部材(図示せず)を用いて本体50を造営材に取り付けることができる。尚、カバー52の内部構造も上記ボディ51の内部構造と略同様に形成してある。
【0043】
ところで、図13に示す従来のコネクタボックスBXにおいては電源線接続部並びに接続部40がボディとカバーの2つの部品に2分されて構成されていた。このため、コネクタボックスBXの接続部40に接続されたハーネスプラグA1の電源ケーブル100が上方向に引っ張られるなどして無理な力が加わった場合、接続部40におけるボディとカバーとの突き合わせ部分から本体が簡単に割れてしまう虞があった。
【0044】
これに対して本実施形態では、図20に示すように接続部55をボディ51と一体に形成しているので、接続部55がボディ51とカバー52の2つの部品に2分されていないために接続部55にはボディ51とカバー52との突き合わせ部分が生じず、上述のような無理な力が加えられた場合でも本体50が破損し難くなるものである。なお、ハーネスプラグA1を接続しない接続部55の前面部分に略箱形に形成された接続部カバー60を嵌着し、栓刃挿入口55aから接続部55内に埃等が侵入するのを防止している。
【0045】
【発明の効果】
請求項1の発明は、受け側となるコネクタボックスの接続部が嵌合される凹部がボディとカバーを結合してなるハウジングの前面に形成され、電線の複数の芯線が各々基端部に接続された複数本の栓刃がハウジングに収納されて栓刃を互いに隔てる隔壁が設けられた略箱形の中ボディに互いに一定の間隔を空けて固定され、栓刃の先端側を凹部内に臨ませるとともに、凹部内に臨む栓刃の先端部が先細の曲面形状に形成されたので、コネクタボックスの接続部に対してハウジングが不正規な方向に引っ張られた場合、栓刃の先端部が先細の曲面形状に形成されているためにコネクタボックスの接続部に対するハウジングの傾き角度を従来よりも大きくすることができ、ハウジングが破損する前にコネクタボックスの接続部から引き抜くことができるという効果がある。
【0046】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、複数の栓刃のうちで凹部内に臨む先端部の長さ寸法が短い方の栓刃は、先端部の長さが短くない方の栓刃に比較して先端寄りの位置から先細に形成されたので、先端部の長さ寸法が短い方の栓刃におけるコネクタボックスの接続部に接続する部位の寸法が従来より減少することを防ぐことができるという効果がある。
【0047】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、少なくとも凹部を構成する部位がボディとカバーの何れか一方と一体に形成されたので、コネクタボックスの接続部が嵌合される凹部を構成する部位がボディとカバーの2つの部品に2分されていないために凹部を構成する部位にはボディとカバーとの突き合わせ部分が生じず、無理な力が加えられた場合でもハウジングが破損し難くなるという効果がある。
【0048】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、凹部を構成する部位が一体に形成されたボディ又はカバーを耐熱性、難燃性に優れ且つ弾力性を有する熱可塑性樹脂の成型品で構成したので、従来ならばハウジングが破損していた異常な引き抜き操作に対してハウジングの凹部を構成する部位を破損させずにコネクタボックスの接続部から引き抜くことができるという効果がある。
【0049】
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れかの発明において、ボディとカバーの突き合わせ面に互いにかみ合う段差がそれぞれ形成されたので、ボディとカバーの突き合わせ面に形成された段差をかみ合わせることにより、吸水等による寸法変化の大きい合成樹脂に対して発生する虞があるボディとカバーの隙間を隠すことができるという効果がある。
【0050】
請求項6の発明は、請求項1〜5の何れかの発明において、コネクタボックスに接続した際にハーネスプラグの抜けを防止するロック体がハウジングに設けられ、ロック体の先端にはハウジングに形成された開口を通して凹部内に突出してコネクタボックスの接続部の外面に形成された係止溝に係止する係止爪が形成されてなり、このロック体がボディ又はカバーと一体に形成されたので、ロック体がボディ又はカバーと一体に形成されているために部品点数の削減と組立作業の簡素化が図れるという効果がある。
【0051】
請求項7の発明は、請求項1〜6の何れかのハーネスプラグのハウジング前面に形成された凹部に嵌合する1乃至複数の接続部がボディとカバーを結合してなる本体に形成され、凹部内に臨む各栓刃が挿入される栓刃挿入口が接続部の前面に設けられ、栓刃挿入口に挿入された栓刃を受ける刃受部が本体に収納されてなり、接続部における栓刃挿入口の内周面にテーパが形成されるとともに栓刃挿入口の周縁に栓刃を逃げる逃がし部が形成されたので、接続部に対してハーネスプラグが不正規な方向に引っ張られた場合、接続部における栓刃挿入口の内周面にテーパが形成されるとともに栓刃挿入口の周縁に栓刃を逃げる逃がし部が形成されているために接続部に対するハーネスプラグの傾き角度を従来よりも大きくすることができ、ハウジングが破損する前に接続部からハーネスプラグを引き抜くことができるという効果がある。
【0052】
請求項8の発明は、請求項7の発明において、請求項1〜6の何れかのハーネスプラグのハウジング前面に形成された凹部に嵌合する1乃至複数の接続部がボディとカバーを結合してなる本体に形成され、凹部内に臨む各栓刃が挿入される栓刃挿入口が接続部の前面に設けられ、栓刃挿入口に挿入された栓刃を受ける刃受部が本体に収納されるとともに、少なくとも接続部がボディとカバーの何れか一方と一体に形成されたので、ハーネスプラグの凹部と嵌合する接続部がボディとカバーの2つの部品に2分されていないために接続部にはボディとカバーとの突き合わせ部分が生じず、無理な力が加えられた場合でも本体が破損し難くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のハーネスプラグを示す分解斜視図である。
【図2】同上を示し、(a)は上面図、(b)はカバーを外した状態の上面図、(c)は側面図、(d)は前面図である。
【図3】同上の斜視図である。
【図4】同上の斜視図である。
【図5】同上におけるカバーの斜視図である。
【図6】同上の側面断面図である。
【図7】同上の要部の側面断面図である。
【図8】従来例の動作説明図である。
【図9】実施形態1の動作説明図である。
【図10】(a)は同上の動作説明図、(b)は接地極の栓刃を示す一部省略した平面図である。
【図11】(a)は同上の動作説明図、(b)は電圧極の栓刃を示す一部省略した平面図である。
【図12】同上における他の構成のカバーを示し、(a)は上面図、(b)は側面断面図である。
【図13】同上をコネクタボックスに接続した状態を示す斜視図である。
【図14】同上の他の構成のハーネスプラグを示す分解斜視図である。
【図15】同上を示し、(a)は上面図、(b)はカバーを外した状態の上面図、(c)は側面図、(d)は前面図である。
【図16】同上の斜視図である。
【図17】同上の斜視図である。
【図18】同上を幹線分起用のコネクタボックスに接続した状態を示す斜視図である。
【図19】実施形態2のコネクタボックスを示す要部側面断面図である。
【図20】実施形態3のコネクタボックスを示す分解斜視図である。
【図21】同上を示し、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は前面図である。
【図22】従来の床配線システムを説明する説明図である。
【図23】従来のコネクタボックス並びにハーネスプラグを示す側面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング
2 ボディ
3 カバー
5 凹部
6 栓刃

Claims (8)

  1. 受け側となるコネクタボックスの接続部が嵌合される凹部がボディとカバーを結合してなるハウジングの前面に形成され、電線の複数の芯線が各々基端部に接続された複数本の栓刃がハウジングに収納されて栓刃を互いに隔てる隔壁が設けられた略箱形の中ボディに互いに一定の間隔を空けて固定され、栓刃の先端側を凹部内に臨ませるとともに、凹部内に臨む栓刃の先端部が先細の曲面形状に形成されたことを特徴とするハーネスプラグ。
  2. 複数の栓刃のうちで凹部内に臨む先端部の長さ寸法が短い方の栓刃は、先端部の長さが短くない方の栓刃に比較して先端寄りの位置から先細に形成されたことを特徴とする請求項1記載のハーネスプラグ。
  3. 少なくとも凹部を構成する部位がボディとカバーの何れか一方と一体に形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載のハーネスプラグ。
  4. 凹部を構成する部位が一体に形成されたボディ又はカバーを耐熱性、難燃性に優れ且つ弾力性を有する熱可塑性樹脂の成型品で構成したことを特徴とする請求項3記載のハーネスプラグ。
  5. ボディとカバーの突き合わせ面に互いにかみ合う段差がそれぞれ形成されたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のハーネスプラグ。
  6. コネクタボックスに接続した際にハーネスプラグの抜けを防止するロック体がハウジングに設けられ、ロック体の先端にはハウジングに形成された開口を通して凹部内に突出してコネクタボックスの接続部の外面に形成された係止溝に係止する係止爪が形成されてなり、このロック体がボディ又はカバーと一体に形成されたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のハーネスプラグ。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載のハーネスプラグのハウジング前面に形成された凹部に嵌合する1乃至複数の接続部がボディとカバーを結合してなる本体に形成され、凹部内に臨む各栓刃が挿入される栓刃挿入口が接続部の前面に設けられ、栓刃挿入口に挿入された栓刃を受ける刃受部が本体に収納されてなり、接続部における栓刃挿入口の内周面にテーパが形成されるとともに栓刃挿入口の周縁に栓刃を逃げる逃がし部が形成されたことを特徴とするコネクタボックス。
  8. 請求項1〜6の何れかに記載のハーネスプラグのハウジング前面に形成された凹部に嵌合する1乃至複数の接続部がボディとカバーを結合してなる本体に形成され、凹部内に臨む各栓刃が挿入される栓刃挿入口が接続部の前面に設けられ、栓刃挿入口に挿入された栓刃を受ける刃受部が本体に収納されるとともに、少なくとも接続部がボディとカバーの何れか一方と一体に形成されたことを特徴とする請求項7記載のコネクタボックス。
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