JP3122361U - 配線装置 - Google Patents

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真人 吉田
潔 杉野
輝 伊沢
仁 川村
修一 植野
暁男 岡部
健司 富田
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Abstract

【課題】壁等に隠蔽することなく敷設することが可能で、コンセント位置の移動、増設に柔軟に対応可能で、しかも配線の着脱作業性の向上及び接続後の抜け防止が向上し、かつ一次側の接続工事以外、ユーザが自由に移動、増設、延長が実施可能な配線装置の提供。
【解決手段】コンセントユニット30は、コンセント本体と、このコンセント本体31の左右両側に接続された可撓性配線32,33と、一方の可撓性配線に接続されたプラグ34と、他方の可撓性配線に接続されたコネクタ35と、を含み、配線ユニット40は、可撓性配線41と、この可撓性配線の一端部に接続されたプラグ42と、可撓性配線の他端部に接続されたコネクタ43と、を含み、コンセントユニットのプラグ34と、配線ユニットのコネクタとを接続し、配線ユニットのプラグは配線基側に接続し、コンセントユニットのコネクタは、他の配線ユニットのプラグと接続する。
【選択図】図1

Description

この考案は、例えば住宅などにおいて電力線や信号線を引き回すために用いられる配線装置に関するものである。
従来より、テレビジョン、電話、パソコンなどの電子機器のコンセントは、壁面に取り付けて、これに配線を接続していた。このため、例えば電子機器を移動したい場合などには、移動先の近くにコンセントを設置するか、あるいは予め配線を長くしておく必要があった。
この種の要求に答えるために、例えば配線ダクト内に電力線や信号線を収納して配線する配線施工技術が提案され、配線ダクトを施工した状態でコンセントを移動させたり、追加させたり削除したりするものが知られている(特許文献1,2)。
特開平1-50377号公報 特開平10-304533号公報
ところで、特許文献1では配線ダクトの内部に導体を収納し、配線ダクトの前面に溝開口を設け、コンセントを導体に接続した状態で移動できるようにしたものであり、導体を電力線とすると漏電しないように配線ダクトの絶縁にコストがかかる。また、溝開口からごみやほこりが配線ダクトの内部に入り、ごみやほこりの侵入等により漏電の可能性がある。
また、特許文献2では配線ダクトの内部に導体を収納すると共に、コンセントを導体に接続するように追加させたり削除したりする構造が複雑であり、手数もかかるなどの問題がある。
さらに、特許文献1や特許文献2では配線ダクトの内部に導体が存在し、導体の保護及び専用コンセントを固定するため、配線ダクトに強度が求められる。よって、配線ダクトがアルミニウム製であり、コンセント位置を移動したり、増設する場合には、切断等の加工が一般ユーザでは困難であり、また高価である。
この考案は、かかる点に鑑みてなされたもので、壁等に隠蔽することなく敷設することが可能で、コンセント位置の移動、増設に柔軟に対応可能で、しかも配線の着脱作業性の向上及び接続後の抜け防止が向上し、かつ一次側の接続工事以外、ユーザが自由にコンセントを移動、増設、延長が実施可能な配線装置を提供することを目的としている。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この考案は、以下のように構成されている。
請求項1に記載の考案は、
背面が施工面に当接し前面に全長に亙る開口が形成されたケース本体と、
前記ケース本体の長手方向の適宜位置に取付可能なコンセントユニットと、
前記ケース本体に収納され前記コンセントユニットと接続する配線ユニットと、
前記ケース本体の開口を覆うケースカバーと、
を備え、
前記コンセントユニットは、コンセント本体と、このコンセント本体の左右両側に接続された可撓性配線と、前記一方の可撓性配線に接続されたプラグと、前記他方の可撓性配線に接続されたコネクタと、を含み、
前記配線ユニットは、可撓性配線と、この可撓性配線の一端部に接続されたプラグと、前記可撓性配線の他端部に接続されたコネクタと、を含み、
前記コンセントユニットのプラグと、前記配線ユニットのコネクタとを接続し、前記配線ユニットのプラグは配線基側に接続し、
前記コンセントユニットのコネクタは、他の配線ユニットのプラグと接続するか、防塵キャップで覆い、
前記ケースカバーは、前記ケース本体の開口のうち前記コンセント本体が取り付けられていない部位を覆うことを特徴とする配線装置。
請求項2に記載の考案は、
前記ケース本体が、幅木本体であり、
前記ケースカバーが、幅木カバーであり、
前記幅木カバーが、前記幅木本体の開口のうち前記コンセント本体が取り付けられていない部位を覆うことを特徴とする請求項1に記載の配線装置である。
請求項3に記載の考案は、
コンセント本体と、このコンセント本体の左右両側に接続された可撓性配線と、前記一方の可撓性配線に接続されたプラグと、前記他方の可撓性配線に接続されたコネクタと、を含むコンセントユニットと、
可撓性配線と、この可撓性配線の一端部に接続されたプラグと、前記可撓性配線の他端部に接続されたコネクタと、を含む配線ユニットとからなり、
前記コンセントユニットのプラグと、前記配線ユニットのコネクタとを接続し、前記配線ユニットのプラグは配線基側に接続し、
前記コンセントユニットのコネクタは、他の配線ユニットのプラグと接続するか、防塵キャップで覆うことを特徴とする配線装置である。
請求項4に記載の考案は、
前記コンセントユニットは、
前記コンセント本体の厚さより、前記コンセントユニットの前記可撓性配線、前記プラグ、前記コネクタのいずれもの厚さが薄くて低い位置に配置され、
かつ前記配線ユニットは、
前記コンセント本体の厚さより、前記配線ユニットの前記可撓性配線、前記プラグ、前記コネクタ、防塵キャップのいずれもの厚さが薄くて低い位置に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の配線装置である。
前記構成により、この考案は、以下のような効果を有する。
請求項1及び請求項3に記載の考案では、ケース本体の所定位置にコンセントユニットを取り付け、コンセントユニットのプラグと、配線ユニットのコネクタとを接続し、配線ユニットのプラグは配線基側に接続し、コンセントユニットのコネクタは、他の配線ユニットのプラグと接続するか、防塵キャップで覆い、ケースカバーによりケース本体の開口のうちコンセント本体が取り付けられていない部位を覆う。このように、コンセントユニットのプラグやコネクタ、配線ユニットを設置する空間を確保可能なケース本体とケースカバーの部材を用いることにより、配線及びコンセントを壁等に隠蔽することなく敷設することが可能である。また、コンセントユニットと配線ユニットを各々別部品とし、個々に増設したり、延長することが可能である。また、間仕切り壁等の移動及び増設、並びに、コンセント位置の移動、増設に柔軟に対応可能である。また、コンセントユニットに、所定長さの配線ユニットを接続することができるが、この接続の際にはコンセントユニットのプラグやコネクタを接続した可撓性配線を曲げて容易に接続することができ、配線着脱作業性が向上する。また、一次側の接続工事以外、ユーザがコンセントを自由に移動、増設、延長が実施可能である。
請求項2に記載の考案では、幅木カバーが、幅木本体の開口のうちコンセント本体が取り付けられていない部位を覆い、コンセントユニットのプラグやコネクタ、配線ユニットを設置する空間を確保可能な幅木カバーと幅木本体の部材を用いることにより、配線及びコンセントを壁等に隠蔽することなく敷設することが可能である。
請求項4に記載の考案では、コンセントユニットが、コンセント本体の厚さより、コンセントユニットの可撓性配線、プラグ、コネクタのいずれもの厚さが薄くて低い位置に配置され、かつ配線ユニットは、コンセント本体の厚さより、配線ユニットの可撓性配線、プラグ、コネクタ、防塵キャップのいずれもの厚さが薄くて低い位置に配置され、薄型のコンパクトの配線が可能である。
以下、この考案の配線装置の実施の形態について説明するが、この考案の実施の形態は、考案の最も好ましい形態を示すものであり、この考案はこれに限定されない。
図1は配線装置の施工状態の側面図、図2は配線装置の施工状態の断面図、図3は図1のIII−III線に沿う断面図、図4は図1のVI−VI線に沿う断面図、図5は幅木カバーを取り外した状態の側面図、図6はコンセントユニットの側面図、図7は配線ユニットの側面図、図8はコンセント部分を覆う幅木カバーの側面図、図9は図8のIX−IX線に沿う断面図、図10は化粧プレートの斜視図、図11はコンセントを示す図、図12はプラグを示す図、図13はコネクタを示す図、図14はコネクタの防塵キャップを示す図、図15は配線装置の施工状態を示す斜視図、図16は配線の接続状態を示す図である。
この考案では、配線ダクト1を用い、この配線ダクト1は、背面が施工面に当接し前面に全長に亙る開口が形成された幅木本体10と、幅木本体10の開口を覆う幅木カバー20,21とにより構成される。幅木本体10及び幅木カバー20,21は、合成樹脂成形品である。この実施の形態では、幅木本体10がケース本体を構成し、幅木カバー20,21がケースカバーを構成しているが、ケース本体はコンセントユニット30、配線ユニット40を収納し、ケースカバーは、ケース本体の開口のうちコンセント本体30が取り付けられていない部位を覆うものであれば、これに限定されない。
幅木本体10は、図3に示すように、収納凹み部10aと、通気部10b,10cとを有する。収納凹み部10aは、背面が施工面に当接するベース部10a1と、ベース部10a1から延びる一対の立壁10a2,10a3により形成されている。立壁10a2の先端部は、外側に屈曲して受部10a21が形成されている。立壁10a3の先端部は、外側に屈曲して係合部10a31が形成され、さらに保持壁10a32によって補強されている。
通気部10bは、ベース部10a1の一端部10a11と、立壁10a2とによって形成され、一端部10a11の端部には係合段部10a12が形成されている。通気部10cは、ベース部10a1の他端部10a14と、立壁10a3、保持壁10a32及びベース部10a1の他端部に形成された外側立壁10a4とによって形成されている。
幅木カバー20には、図3に示すように、一端側に押圧部20aと、内側に曲げた係合部20bが形成され、他端側に外側立壁20cと、開口部20dと、内側に突出する係合片20eが形成されている。
幅木本体10は、例えばタッピンねじを用いることにより施工面に固着することができるが、施工面に接着することによって固着してもよい。幅木本体10の収納凹み部10aには、図5に示すように、長手方向の適宜位置にコンセントユニット30及び配線ユニット40が収納され、図1及び図2に示すように、幅木本体10の開口を幅木カバー20,21により覆う。
この幅木カバー20は、図3に示すように、一端側の係合部20bを幅木本体10の係合段部10a12に係合し、押圧部20aを立壁10a2の受部10a21に押圧させて通気路Aを形成し、他端側の外側立壁20cを外側立壁10a4に突き当て、係合片20eを係合部10a31に係合し、開口部20dに通気隠し80を係合して通気路Bを形成する。
幅木カバー21は、図8及び図9に示すように、幅木カバー20と同様に構成されるが、コンセントユニット30の部分を覆うようになっており、中央に開口部21gが形成され、この開口部21gの両側に取付孔21hが形成されている。この幅木カバー21は、図4に示すように、一端側の係合部20bを幅木本体10の係合段部10a12に係合し、押圧部21aを立壁10a2の受部10a21に押圧させて通気路Aを形成し、他端側の外側立壁21cを外側立壁10a4に突き当て、係合片21eを係合部10a31に係合し、開口部20dに通気隠し80を係合して通気路Bを形成する。
この配線ダクト1では、幅木本体10と幅木カバー20,21が確実に取り付けられ、通気路Aと、通気路Bとによって部屋側の空間と壁下地材裏側の空間との間に通気性を持たせるようにした幅木構造となっている。
コンセントユニット30は、図5、図6、図10乃至図14に示すように、コンセント本体31と、このコンセント本体31の左右両側に接続された可撓性配線32,33と、一方の可撓性配線32に接続されたプラグ34と、他方の可撓性配線33に接続されたコネクタ35と、を含み、コネクタ35には防塵キャップ36が取り付けられる。可撓性配線32,33は、正及び負の電力線31fを可撓性絶縁部材60で被覆し、また接地電力線31gを可撓性絶縁部材61で被覆し、これらをさらに可撓性絶縁部材62で一体化している。
コンセント本体31は、器台31aと、蓋31bをコンセント部31cの両側に一対づつ設けられたネジ31dによって取り付ける構成である。このコンセント本体31は、コンセント部31cの両側に取付孔31eが一対づつ貫通して設けられ、この取付孔31eのいずれか少なくとも対向する1個を利用し、タッピンネジ37を幅木カバー21の取付孔21hから挿入し、幅木本体10を貫通して施工面にねじ込まれ、これによりコンセント本体31が固定される。
コンセント部31cには、左右に両側の接続部31c1と、中央の接続部31c2が設けられており、両側の接続部31c1には刃受端子31dが設けられ、中央の接続部31c2には接地刃受端子31eが設けられている。両側の刃受端子31dは、それぞれの端部が電力線31fの一方の端部にかしめ加工によって接続されている。接地刃受端子31eは、その端部が接地電力線31gの一方の端部にかしめ加工によって接続されている。
また、コンセント本体31に取り付けられる化粧プレート31hは、図10に示すように、中央に開口部31h1が形成され、さらにコンセント本体31に接する部分に係止爪31h2が6個形成されている。この化粧プレート31hは、開口部31h1をコンセント部31cに挿入し、係止爪31h2を幅木カバー21の開口部21gの内側に係合して固定されている。コンセント本体31には、逃げ段部31b1が形成され、係止爪31h2が干渉しないようになっている。
プラグ34は、図12に示すように、器台34aと、蓋34bを可撓配線32の端部の両側に一対づつ設けられたネジ34cによって取り付ける構成である。器台34aの先端の両外側には、係止突起34a1が設けられている。また、器台34aの先端の内側には、ガイド突起34a2が設けられている。また、プラグ34の内部には、左右に両側に刃端子34dが設けられ、中央には接地刃受端子34eが設けられている。両側の刃端子34dは、それぞれの端部が電力線31fの他方の端部にかしめ加工によって接続されている。接地刃端子34eは、その端部が接地電力線31gの他方の端部にかしめ加工によって接続されている。この両側の刃端子34dと、接地刃端子34eとを、器台34aと蓋34bの接合面に合わせるように配置することで、プラグ34が薄型になっている。
コネクタ35は、図13に示すように、器台35aと、蓋35bを可撓性配線33の端部の両側に一対づつ設けられたネジ35cによって取り付ける構成である。器台35aの先端の両外側には、係止爪35a1が設けられている。また、器台35aの先端の外側には、ガイド溝35a2が設けられている。また、コネクタ35の内部には、左右に両側に刃受端子35dが設けられ、中央には接地刃受端子35eが設けられている。両側の刃受端子35dは、それぞれの端部が電力線31fの他方の端部にかしめ加工によって接続されている。接地刃受端子35eは、その端部が接地電力線31gの他方の端部にかしめ加工によって接続されている。この両側の刃受端子35dと、接地刃受端子35eとを、器台35aと蓋35bの接合面に合わせるように配置することで、コネクタ35が薄型になっている。
防塵キャップ36は、図14に示すように、コネクタ35が挿入されるには凹み部36aを有し、この凹み部36aに溝部36a1と、突起部36a2が形成され、外部の両側部に係合突起36bが形成されている。この防塵キャップ36の凹み部36aに、コネクタ35が挿入され、この挿入によってコネクタ35の係止爪35a1が防塵キャップ36が係合突起36bに係合して抜けとめされる。また、防塵キャップ36の突起部36a2が、コネクタ35のガイド溝35a2にガイドされて円滑に挿入される。
配線ユニット40は、図7に示すように、可撓性配線41と、この可撓性配線41の一端部に接続されたプラグ42と、可撓性配線41の他端部に接続されたコネクタ43と、を有する。可撓性配線41は、コンセントユニット30の可撓性配線32,33と同様に構成され、プラグ42には係止突起42a1が設けられ、コンセントユニット30のプラグ34と同様に構成され、またコネクタ43には係止爪43a1が設けられ、コンセントユニット30のプラグ35と同様に構成されるから説明と省略する。
このコンセントユニット30のプラグ35と、配線ユニット40のコネクタ43とを接続し、配線ユニット40のプラグ42は配線基側の他の配線ユニットのプラグなどに接続し、コンセントユニット30のコネクタ43は、他の配線ユニットのプラグと接続するか、防塵キャップ36で覆うようになっている。
この実施の形態の配線装置では、図15(a)に示すように、壁面95に設けた埋込ボックス(スイッチボックスなど)96から電力線を引き込む際に、配線ダクト1が室内の壁面95に幅木本体10を当接させた形で施工される。配線ダクト1の壁面95への取り付けには、所定長さの幅木本体10を結合して長くし、この幅木本体10の所定位置にコンセントユニット30を取り付け、コンセントユニット30のプラグ34と、配線ユニット40のコネクタ43とを接続し、配線ユニット40のプラグ42は配線基側に接続する。コンセントユニット30のコネクタ35を、防塵キャップ36で覆い、幅木カバー20,21により幅木本体10の開口のうちコンセント本体31が取り付けられていない部位を覆う。
また、図15(b)に示すように、コンセントユニット30のコネクタ35に、他の配線ユニット40のプラグ42を接続し、この他の配線ユニット40のコネクタ43に、他のコンセントユニット30のプラグ34を接続してコンセントを増設し、幅木カバー20,21により幅木本体10の開口のうちコンセント本体31が取り付けられていない部位を覆うようにしてもよい。
このように、幅木カバー20,21が、幅木本体10の開口のうちコンセント本体31が取り付けられていない部位を覆う構成であり、コンセントユニット30のプラグ34やコネクタ35、配線ユニット40を設置する空間を確保可能な幅木カバー20,21と幅木本体10の部材を用いることにより、配線及びコンセントを壁等に隠蔽することなく敷設することが可能である。
また、コンセントユニット30と配線ユニット40を各々別部品とし、個々に増設したり、延長することが可能である。また、間仕切り壁等の移動及び増設、並びに、コンセント位置の移動、増設に柔軟に対応可能である。
また、一次側の接続工事以外に、コンセントユニット30の位置を移動したり、コンセントユニット30を追加できる。例えば、コンセントユニット30を追加する場合、図16(a)に示すように、幅木カバー20を外し、コンセントユニット30に所定長さの配線ユニット40を接続するが、この接続の際には、コンセントユニット30のコネクタ35を接続した可撓性配線33を曲げてコネクタ35を幅木本体10の開口から取り出し、配線ユニット40のプラグ42を容易に接続することができ、配線着脱作業性が向上する。
また、ユーザが配線ダクト1を施工面に取り付け、コンセントユニット30に所定長さの配線ユニット40を接続し、あるいは配線ユニット40が長い場合には、可撓性配線41を折り曲げて配線ダクト1に収納することで、コンセントを自由に移動、増設、延長が実施可能である。
また、図2に示すように、コンセントユニット30は、コンセント本体31の厚さD10より、コンセントユニット30の可撓性配線32,33、プラグ34、コネクタ35のいずれもの厚さD11,12,13,14が薄くて低い位置に配置され、かつ配線ユニット40は、コンセント本体31の厚さD10より、配線ユニット40の可撓性配線41、プラグ42、コネクタ43、防塵キャップ36のいずれもの厚さD21,22,23,24が薄くて低い位置に配置され、薄型のコンパクトの配線が可能である。
なお、この実施の形態では、電力線の配線について説明したが、信号線を引き込む際にも同様な配線装置を用いることができる。
この考案は、例えば住宅などにおいて電力線や信号線を引き回すために用いられる配線装置に適用でき、壁等に隠蔽することなく敷設することが可能で、コンセント位置の移動、増設に柔軟に対応可能で、しかも配線の着脱作業性の向上及び接続後の抜け防止が向上し、かつ一次側の接続工事以外、ユーザが自由に移動、増設、延長が実施可能である。
配線装置の施工状態の側面図である。 配線装置の施工状態の断面図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 図1のVI−VI線に沿う断面図である。 幅木カバーを取り外した状態の側面図である。 コンセントユニットの側面図である。 配線ユニットの側面図である。 コンセント部分を覆う幅木カバーの側面図である。 図8のIX−IX線に沿う断面図である。 化粧プレートの斜視図である。 コンセントを示す図である。 プラグを示す図である。 コネクタを示す図である。 コネクタの防塵キャップを示す図である。 配線装置の施工状態を示す斜視図である。 配線の接続状態を示す図である。
符号の説明
1 配線ダクト
10 幅木本体
20,21 幅木カバー
30 コンセントユニット
31 コンセント本体
32,33 可撓性配線
34 プラグ
35 コネクタ
36 防塵キャップ
40 配線ユニット
41 可撓性配線
42 プラグ
43 コネクタ

Claims (4)

  1. 背面が施工面に当接し前面に全長に亙る開口が形成されたケース本体と、
    前記ケース本体の長手方向の適宜位置に取付可能なコンセントユニットと、
    前記ケース本体に収納され前記コンセントユニットと接続する配線ユニットと、
    前記ケース本体の開口を覆うケースカバーと、
    を備え、
    前記コンセントユニットは、コンセント本体と、このコンセント本体の左右両側に接続された可撓性配線と、前記一方の可撓性配線に接続されたプラグと、前記他方の可撓性配線に接続されたコネクタと、を含み、
    前記配線ユニットは、可撓性配線と、この可撓性配線の一端部に接続されたプラグと、前記可撓性配線の他端部に接続されたコネクタと、を含み、
    前記コンセントユニットのプラグと、前記配線ユニットのコネクタとを接続し、前記配線ユニットのプラグは配線基側に接続し、
    前記コンセントユニットのコネクタは、他の配線ユニットのプラグと接続するか、防塵キャップで覆い、
    前記ケースカバーは、前記ケース本体の開口のうち前記コンセント本体が取り付けられていない部位を覆うことを特徴とする配線装置。
  2. 前記ケース本体が、幅木本体であり、
    前記ケースカバーが、幅木カバーであり、
    前記幅木カバーが、前記幅木本体の開口のうち前記コンセント本体が取り付けられていない部位を覆うことを特徴とする請求項1に記載の配線装置。
  3. コンセント本体と、このコンセント本体の左右両側に接続された可撓性配線と、前記一方の可撓性配線に接続されたプラグと、前記他方の可撓性配線に接続されたコネクタと、を含むコンセントユニットと、
    可撓性配線と、この可撓性配線の一端部に接続されたプラグと、前記可撓性配線の他端部に接続されたコネクタと、を含む配線ユニットとからなり、
    前記コンセントユニットのプラグと、前記配線ユニットのコネクタとを接続し、前記配線ユニットのプラグは配線基側に接続し、
    前記コンセントユニットのコネクタは、他の配線ユニットのプラグと接続するか、防塵キャップで覆うことを特徴とする配線装置。
  4. 前記コンセントユニットは、
    前記コンセント本体の厚さより、前記コンセントユニットの前記可撓性配線、前記プラグ、前記コネクタのいずれもの厚さが薄くて低い位置に配置され、
    かつ前記配線ユニットは、
    前記コンセント本体の厚さより、前記配線ユニットの前記可撓性配線、前記プラグ、前記コネクタ、防塵キャップのいずれもの厚さが薄くて低い位置に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の配線装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101281078B1 (ko) * 2011-10-14 2013-07-09 주식회사 서광정밀 멀티 터미널 블록 박스
KR101281080B1 (ko) * 2011-10-14 2013-07-09 주식회사 서광정밀 끼워맞춤식 커버의 멀티 플로어용 박스

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KR101281078B1 (ko) * 2011-10-14 2013-07-09 주식회사 서광정밀 멀티 터미널 블록 박스
KR101281080B1 (ko) * 2011-10-14 2013-07-09 주식회사 서광정밀 끼워맞춤식 커버의 멀티 플로어용 박스

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