JP2002182028A - カラーフィルタとその製造方法、該カラーフィルタを用いてなる液晶素子 - Google Patents

カラーフィルタとその製造方法、該カラーフィルタを用いてなる液晶素子

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JP2002182028A
JP2002182028A JP2000383274A JP2000383274A JP2002182028A JP 2002182028 A JP2002182028 A JP 2002182028A JP 2000383274 A JP2000383274 A JP 2000383274A JP 2000383274 A JP2000383274 A JP 2000383274A JP 2002182028 A JP2002182028 A JP 2002182028A
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ink
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light
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Yasuyuki Nakai
靖行 中居
Kazuhiro Aoyama
和弘 青山
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット方式によるカラーフィルタの
製造方法において、インク受容層或いはインクの乾燥工
程を短縮化し、歩留まりの向上を図る。 【解決手段】 樹脂組成物からなるインク受容層にイン
クを付与した後、或いは、隔壁の開口部に樹脂組成物を
含むインクを付与した後、減圧下において乾燥処理を行
い、次いで加熱処理を行ってインク受容層或いはインク
を硬化させて着色部を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーテレビ、パ
ーソナルコンピュータ、パチンコ遊技台等に使用されて
いるカラー液晶ディスプレイの構成部材であるカラーフ
ィルタとその製造方法に関し、さらには該カラーフィル
タを用いた液晶素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フラットパネルディスプレイとし
て液晶表示装置の研究開発が拡大の一途をたどり、その
市場規模は大きく広がり、さらなる特性の向上と低価格
化が要求されている。中でも、液晶表示装置の構成部材
であるカラーフィルタは、比較的価格が高く、液晶表示
装置の低価格化を妨げる要因となっている。
【0003】通常、カラーフィルタはR(赤)、G
(緑)、B(青)の着色部(着色画素)をそれぞれ複数
個有し、隣接する着色部間は表示コントラストを高める
ために遮光層(ブラックマトリクス、ブラックストライ
プ)が形成されている。この遮光層は、一般に金属クロ
ムの蒸着膜やスパッタリング膜にエッチング処理を施し
て所定の形状にパターニングしたり、或いは、黒色樹脂
層をフォトリソグラフィ法によりパターニングして形成
される。また、着色部の形成方法については、染色法
や、顔料分散法、電着法、印刷法の他、低コストな形成
方法として、インクジェット方式による方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】インクジェット方式に
よる着色部の形成方法は、透明基板上にインク受容層を
形成し、インクジェット記録装置を用いてインクを付与
して該インク受容層を着色し、乾燥、硬化させて着色部
を形成する、或いは、透明基板上に複数の開口部を有す
る隔壁を形成し、インクジェット記録装置を用いて該開
口部にインクを付与し、乾燥、硬化させて着色部とする
方法であり、R、G、Bの3色の着色部を1工程で同時
に形成することができるため、製造効率が高い。
【0005】インクジェット方式による方法において
も、着色したインク受容層或いはインクを乾燥、硬化さ
せるための加熱工程が必要である。通常、当該加熱工程
においては、雰囲気炉やホットプレートが用いられ、プ
リベーク(乾燥工程)では80〜110℃で溶剤を除去
し、ポストベーク(硬化工程)では230℃程度の高温
に曝している。しかしながら、上記プリベークにおい
て、プリベーク炉を用いても加熱時間のみで15分程
度、ホットプレートを用いた場合でも加熱時間のみで8
分程度が必要であり、これら加熱時間にさらに、加熱装
置内に基板を出し入れするハンドリング時間が必要とな
るため、製造工程全体における当該乾燥工程時間が長
く、時間的律速となるケースが少なくない。また、電気
エネルギー的にもロスが多い。
【0006】さらに、カラーフィルタの製造工程におい
ては、最終的に得られたカラーフィルタの発色状態や色
ムラの有無を確認する作業が必要であり、従来は上記の
ように乾燥工程に長くかかるために、上記作業において
不良品の発生が確認された時点で既に同様の不良品が大
量に発生していることになり、歩留まりの向上を妨げる
要因となっていた。
【0007】本発明の課題は、上記問題を解決し、イン
クジェット方式を利用したカラーフィルタの製造方法に
おいて、乾燥時間の短縮を図り、製造効率を向上すると
同時に、不良品の発生を早い時期に確認して製造歩留ま
りの向上を図り、より安価なカラーフィルタを提供し、
カラー表示の液晶素子をより低価格で提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第一は、透明基
板上にインク受容層を形成し、該インク受容層にインク
ジェット方式によりインクを付与して複数の着色部を形
成するカラーフィルタの製造方法であって、上記着色部
の形成工程において、インクを付与したインク受容層を
減圧雰囲気下において乾燥させ、その後、加熱処理によ
りインク受容層を硬化させて着色部を形成することを特
徴とするカラーフィルタの製造方法である。
【0009】上記本発明においては、下記の構成を好ま
しい態様として含むものである。上記減圧雰囲気下にお
いて、基板を加熱する。上記インク受容層が感光性樹脂
組成物からなる。上記透明基板上に、隣接する着色部間
を遮光する遮光層を形成する。上記遮光層が金属クロム
或いは黒色樹脂からなる。
【0010】本発明の第二は、透明基板上に複数の開口
部を有する隔壁を形成し、該隔壁の開口部にインクジェ
ット方式によりインクを付与して複数の着色部を形成す
るカラーフィルタの製造方法であって、上記着色部の形
成工程において、隔壁の開口部に付与したインクを減圧
雰囲気下において乾燥させ、その後、加熱処理により硬
化させて着色部を形成することを特徴とするカラーフィ
ルタの製造方法である。
【0011】上記本発明第二の製造方法においては、下
記の構成を好ましい態様として含むものである。上記減
圧雰囲気下において、基板を加熱する。上記インクが、
着色剤と熱硬化型樹脂組成物と溶媒とを少なくとも有す
る。上記隔壁が遮光層である。上記遮光層が金属クロム
或いは黒色樹脂からなる。
【0012】さらに、本発明の第三は、透明基板と、該
透明基板上に形成された複数の着色部とを備え、上記本
発明のカラーフィルタの製造方法によって製造されたこ
とを特徴とするカラーフィルタであり、好ましくは上記
着色部上に保護層を有する。
【0013】さらにまた、本発明の第四は、一対の基板
間に液晶を挟持してなり、一方の基板が上記本発明のカ
ラーフィルタを用いて構成されたことを特徴とする液晶
素子である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、インクジェット方式を
利用したカラーフィルタの製造方法において、減圧によ
るインクの蒸気圧の上昇を利用して短時間でインク受容
層或いはインクを乾燥することに特徴を有するものであ
る。本発明にかかる減圧乾燥工程は、従来の加熱乾燥工
程に比べると格段に短い時間で乾燥工程を完了すること
ができる。
【0015】図1に、本発明のカラーフィルタの製造方
法の一実施形態の工程を模式的に示す。本実施形態は、
上記したインク受容層を着色して着色部を形成する形態
であり、図中の1は透明基板、2は遮光層、3はインク
受容層、4はフォトマスク、5は非着色部、6は被着色
部、7はインクジェットヘッド、8はインク、9は着色
部、10は保護層である。尚、図1の(a)〜(e)は
それぞれ、下記工程(a)〜(e)に対応する断面模式
図である。
【0016】工程(a) 透明基板1上に、必要に応じて遮光層2を形成する。透
明基板1としては、一般にガラスが用いられるが、カラ
ーフィルタの透明性を損なわず、強度等必要な特性を備
えたものであれば、プラスチック等も用いることができ
る。
【0017】遮光層2はブラックマトリクス、ブラック
ストライプのいずれでも良く、その膜厚は、通常0.1
〜0.5μm程度であり、例えば、透明基板1上に金属
クロムをスパッタ或いは蒸着等により成膜し、フォトリ
ソ工程によりパターニングして得られる。また、遮光層
2はインク受容層3上に形成しても良く、黒色樹脂等を
用いて形成しても良い。
【0018】次いで、透明基板1上に全面にインク受容
層3を形成する。インク受容層3は、後述する工程にお
いて着色して着色部9を形成するための着色媒体であ
り、好ましくは、光照射或いは光照射と熱処理によって
インク受容能が変化し、最終的に熱処理によって硬化す
る感光性樹脂組成物で形成し、次工程においてパターン
露光して混色防止のための非着色部5を形成する。感光
性としては、ネガ型、ポジ型のいずれでも良く、具体的
には、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコーン樹
脂、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロースなどのセルロース誘導体或いはその変性物、アミ
ド系樹脂、フェノール系樹脂、ポリスチレン系樹脂など
が必要に応じて光開始剤(架橋剤)と併せて用いられ
る。光開始剤としては、重クロム酸塩、ビスアジド化合
物、ラジカル系開始剤、カチオン系開始剤、アニオン系
開始剤等が使用可能であり、さらには、これらの光開始
剤を混合して、或いは他の増感剤と組み合わせて使用す
ることができる。さらに、オニウム塩などの光酸発生剤
を架橋剤として使用することも可能である。本実施形態
は、光照射によりインク受容能を消失(或いは低減)す
る、ネガ型の樹脂組成物を用いた例を示す。
【0019】上記感光性樹脂組成物は、スピンコート、
ロールコート、バーコート、スプレーコート、ディップ
コート等の方法により透明基板1上に塗布し、必要に応
じてプリベークしてインク受容層3とする。インク受容
層3の厚さは、通常0.3〜3.0μm程度である。
【0020】工程(b) フォトマスク4を用いて、インク受容層3をパターン露
光し、露光部分のインク受容能を消失(或いは低減)せ
しめて非着色部5を形成する。非着色部5は遮光層2に
重なる位置に形成され、特に、遮光層2の開口部境界に
おける白抜けを防止する観点から、遮光層2の幅よりも
非着色部5が狭くなるように形成することが好ましい。
また、混色防止効果を高める上で、非着色部5が撥イン
ク性を発現するような成分をインク受容層3に付与して
おくことも好ましく適用される。
【0021】当該工程において露光されなかった領域は
被着色部6となる。また、露光によりインク受容能が発
現(或いは増加)するポジ型の樹脂組成物を用いた場合
には、逆のパターンで露光すればよい。
【0022】工程(c) インクジェットヘッド7より、所定の着色パターンに沿
って、所定の色のインク8を被着色部6に吐出し、着色
する。
【0023】本発明において用いられるインクジェット
方式としては、エネルギー発生素子として電気熱変換体
を用いたバブルジェット(登録商標)タイプ、或いは、
圧電素子を用いたピエゾジェットタイプ等が使用可能で
あり、着色面積及び着色パターンは任意に設定すること
ができる。
【0024】また、本発明においてインク受容層3の着
色に用いられるインク8は、染料或いは顔料等着色剤を
含有し、吐出時に液状であるものであれば、いずれでも
好ましく用いられる。
【0025】工程(d) インク8が被着色部6内に吸収され、十分に拡散した
後、本発明にかかる乾燥工程を施す。即ち、基板を減圧
雰囲気下に置いて、インク8中に含まれていた水、溶剤
成分等を除去してインク受容層を乾燥させる。減圧のレ
ベルとしては、133Pa以上の圧力範囲とすることが
好ましい。減圧雰囲気が133Pa未満になるまで減圧
すると、急激な減圧によって表面のみが乾燥し、内部に
水分や溶剤が残留し、後工程の熱処理時にインク受容層
表面にしわを生じるなどの悪影響を及ぼす恐れがある。
また、減圧と同時に基板1を加熱すると乾燥時間をより
短縮することができ、この場合の加熱温度としては、6
0〜80℃に設定することが好ましい。
【0026】上記減圧雰囲気下における乾燥が完了した
後、高温の加熱処理を施してインク受容層全体を硬化さ
せ、非着色部5と着色部9からなる着色層を形成する。
【0027】工程(e) さらに、必要に応じて着色層上に保護層10を形成し、
本発明のカラーフィルタを得る。保護層10は光硬化
型、熱硬化型、或いは熱・光併用硬化型の樹脂組成物
層、或いは蒸着、スパッタ等によって形成された無機膜
等を用いることができる。いずれの場合もカラーフィル
タとしての透明性を有し、その後のITO形成工程、配
向膜形成工程等に耐えるものであれば使用することがで
きる。
【0028】また、保護層10の形成工程において加熱
乾燥工程が必要な場合には、工程(d)おけるインク受
容層の乾燥工程と同様に、減圧雰囲気下に置くことでよ
り短い時間で乾燥を実施することができる。
【0029】次に、図2に本発明のカラーフィルタの製
造方法の他の実施形態の工程を模式的に示す。本実施形
態は、透明基板上に付与したインク自身を硬化させて着
色部を形成する形態である。図中、12は遮光層、18
はインク、19は着色部で、図1と同じ部材には同じ符
号を付して説明を省略する。図2の(a)〜(d)はそ
れぞれ、下記工程(a)〜(d)に対応する断面図であ
る。
【0030】工程(a) 透明基板1上に、複数の開口部を有する隔壁を形成す
る。隔壁はインク4を収納するための隔壁として作用す
る部材であり、本形態においては、隣接する着色部5間
を遮光する遮光層12とした。遮光層12はブラックマ
トリクス或いはブラックストライプのいずれでも良い。
隔壁の高さは隔壁作用を考慮すると0.5μm以上が好
ましい。また、その素材としては、樹脂材料が挙げら
れ、遮光層12とする場合には、黒色樹脂層、例えば市
販の黒色顔料含有レジストが好ましく用いられるが、そ
の他に、金属クロムの積層膜も好ましく用いることがで
きる。
【0031】工程(b) 遮光層12の開口部を被着色部として、インクジェット
ヘッド7より、所定の着色パターンに沿って、R、G、
Bのインク18を吐出する。
【0032】本発明において用いられるインク18は、
着色剤と熱硬化型樹脂組成物と溶媒とを含有することが
好ましい。着色剤としては、染料或いは顔料等が好まし
く用いられる。また、熱硬化型樹脂組成物としては、具
体的には、公知の樹脂と架橋剤の組み合わせが使用で
き、例えば、メラミン樹脂、水酸基或いはカルボキシル
基含有ポリマーとメラミン、水酸基或いはカルボキシル
基含有ポリマーと多官能エポキシ化合物、水酸基或いは
カルボキシル基含有ポリマーと繊維素反応型化合物、エ
ポキシ樹脂とレゾール型樹脂、エポキシ樹脂とアミン
類、エポキシ樹脂とカルボン酸または酸無水物、エポキ
シ化合物などが挙げられる。
【0033】また、上記インクには、種々の溶媒を用い
ることができる。特に、インクジェット方式に用いる場
合の吐出性の面から、水及び水溶性有機溶剤の混合溶媒
が好ましく用いられる。また、水或いは水溶性有機溶剤
に溶解しないものでも安定に吐出可能なものであれば、
水や水溶性有機溶剤以外の溶媒を用いてもかまわない。
【0034】さらに、上記成分の他に必要に応じて所望
の特性を持たせるために、界面活性剤、消泡剤、防腐剤
等を用いることができ、さらに、市販の水溶性染料など
を添加することもできる。
【0035】工程(c) 本発明にかかる減圧雰囲気下の乾燥処理を施し、インク
4中の水、溶剤成分等を除去して乾燥させる。減圧条件
としては、先に説明した図1の工程と同様である。
【0036】上記減圧雰囲気下の乾燥が完了した後、高
温の加熱処理を施してインク18を硬化させ、着色剤を
定着させた着色部19を形成する。
【0037】工程(d) さらに、必要に応じて着色部19上に保護層10を形成
し、本発明のカラーフィルタを得る。保護層10は光硬
化型、熱硬化型、或いは熱・光併用硬化型の樹脂組成物
層、或いは蒸着、スパッタ等によって形成された無機膜
等を用いることができる。いずれの場合もカラーフィル
タとしての透明性を有し、その後のITO形成工程、配
向膜形成工程等に耐えるものであれば使用することがで
きる。
【0038】また、保護層10の形成工程において加熱
乾燥工程が必要な場合には、工程(c)おけるインク1
8の乾燥工程と同様に、減圧雰囲気下に置くことで短い
時間で乾燥を実施することができる。
【0039】次に、図3に本発明の液晶素子の一実施形
態の断面模式図を示す。本実施形態は、図1の工程で得
られたカラーフィルタを用いてTFT型カラー液晶素子
を構成した例である。図中、22は共通電極、23は配
向膜、24は液晶、31は対向基板、32は画素電極、
33は配向膜であり、図1と同じ部材には同じ符号を付
して説明を省略する。
【0040】カラー液晶素子は、一般的にカラーフィル
タ側の基板1と対向基板31とを合わせ込み、液晶24
を封入することにより形成される。液晶素子の一方の基
板31の内側に、TFT(不図示)と画素電極32がマ
トリクス状に形成されている。また、カラーフィルタ側
の基板1の内側には、画素電極32に対向する位置に、
R、G、Bが配列するように、カラーフィルタの着色部
9が形成され、その上に透明な共通電極22が形成され
る。さらに、両基板の面内には配向膜23,33が形成
されており、液晶分子を一定方向に配列させている。こ
れらの基板は、スペーサー(不図示)を介して対向配置
され、シール材(不図示)によって貼り合わされ、その
間隙に液晶24が充填される。
【0041】上記液晶素子は、透過型の場合には、基板
31及び画素電極32を透明素材で形成し、それぞれの
基板の外側に偏光板を接着し、一般的に蛍光灯と散乱板
を組み合わせたバックライトを用い、液晶化合物をバッ
クライトの光の透過率を変化させる光シャッターとして
機能させることにより表示を行う。また、反射型の場合
には、基板31或いは画素電極32を反射機能を備えた
素材で形成するか、或いは、基板31上に反射層を設
け、透明基板1の外側に偏光板を設け、カラーフィルタ
側から入射した光を反射して表示を行う。
【0042】また、本発明の液晶素子においては、本発
明のカラーフィルタを用いて構成されていれば、他の部
材については従来の技術をそのまま用いることができる
ことは言うまでもない。
【0043】
【実施例】(実施例1)表面研磨した無アルカリガラス
基板にスパッタリング法により厚さ0.3μmの金属ク
ロム膜を成膜し、エッチングにより開口部を形成し、ブ
ラックマトリクスを形成した。
【0044】上記ブラックマトリクスを形成したガラス
基板上に以下の組成からなる感光性樹脂組成物をスピン
ナー塗布し、90℃で20分間プリベークして膜厚が2
μmのインク受容層を形成した。
【0045】 〔インク受容層の組成〕 アクリル系共重合体 10重量部 トリフェニルスルフォニウムヘキサンフルオロアンチモネート 0.3重量部 エチルセロソルブ 89.7重量部 上記アクリル系共重合体の組成 メチルメタクリレート 5.0重量部 ヒドロキシエチルメタクリレート 3.0重量部 N−メチロールアクリルアミド 2.0重量部
【0046】上記ブラックマトリクスに対応する領域に
開口部を有するフォトマスクを介して、上記インク受容
層をパターン露光し、さらに、120℃のホットプレー
ト上で1分間、熱処理を施し、ブラックマトリクス上の
インク受容層を硬化して非着色部を形成した。
【0047】続いて、R、G、Bの各色のインクをイン
クジェットヘッドにより上記インク受容層の未露光部で
ある被着色部に付与した。その後、表1に示す条件でイ
ンク受容層に乾燥処理、加熱処理を施し、着色部を形成
した。
【0048】図4に本実施例の乾燥処理に用いた装置の
断面構成を模式的に示す。図中、41は真空チャンバ
ー、42は被処理基板、43は被処理基板42を固定す
る吸着プレート、44は加熱ダイ、45はゲートバル
ブ、46は被処理基板42を搬送する搬送ロボット、4
7は真空チャンバー41内の空気を排出する排気パイ
プ、48は吸着プレート43に設けた複数の孔から空気
を吸引して被処理基板42を吸着プレート43に固定す
る排気パイプである。
【0049】図4の装置においては、先ず真空チャンバ
ー41が大気に開放されており、通常、ゲートバルブ4
5により閉鎖された状態となっており、真空チャンバー
41内のクリーン度が保たれている。被処理基板42を
搬送する搬送ロボット46から被処理基板42を真空チ
ャンバー41内に受け渡すときにゲートバルブ45が開
き、搬送ロボット46に付設されたハンド(不図示)上
に載せられた被処理基板42が真空チャンバー41内の
吸着プレート43上に移送される。尚、この時、被処理
基板42は、不図示の昇降ピンにより支持され、該昇降
ピンが徐々に下がることにより、吸着プレート43に設
置される。また、吸着プレート43にはφ2mmの複数
の孔が設けられており、排気パイプ48により不図示の
真空系により真空引きされて被処理基板42が吸着プレ
ート43に固定される。次いで、ゲートバルブ45が閉
まり、真空ポンプ49によって真空チャンバー41内が
減圧される。また、本発明にかかる減圧処理時に加熱処
理を施す場合には、加熱ダイ44を所定の設定温度に加
熱して被処理基板42を加熱した。
【0050】上記のようにして形成されたR、G、Bの
着色部上に透明保護層として、熱硬化型樹脂をスピンナ
ーを用いて、乾燥膜厚が1μmとなるよう塗布し、上記
インク受容層の減圧処理と同様の減圧処理によって乾燥
させ、次いで、230℃で8分間、ホットプレートによ
るポストベークを行い、本発明のカラーフィルタを得
た。
【0051】上記カラーフィルタ上に透明電極としてI
TO膜を形成し、さらにポリイミド配向膜を形成した。
一方、ガラス基板上にTFTと画素電極、及び配線を形
成した後、ポリイミド配向膜を設け、上記カラーフィル
タ側基板と対向させてシール材を介して貼り合わせてセ
ルとし、TN(ツイステッド・ネマチック)液晶を注入
して液晶素子を構成し、さらに、偏光板と冷陰極型平面
蛍光ランプを配して液晶表示装置を構成した。
【0052】得られた液晶表示装置にNTSC方式のテ
レビ信号を入力して画像表示を行ったところ、優れた画
像を安定して表示することができた。また、長時間画像
表示を行ったが、混色、色ムラ、色抜け等の傷害は観察
されなかった。
【0053】(実施例2)ガラス基板を2%水酸化ナト
リウム水溶液を用いてアルカリ洗浄し、次いでUVオゾ
ン処理した後、該ガラス基板上にカーボンブラックを含
有したレジスト材(新日鉄化学社製ブラックマトリクス
用ネガ型レジストインク「V−259VK739P
9」)をスピンコーターで膜厚が1μmになるように塗
布した。この基板をホットプレートで80℃で180秒
間加熱し、上記レジストを仮硬化させた。次に、DEE
P−UV露光装置を使用し、所定のパターンマスクを用
いてプロキシミティ露光し、次いで無機アルカリ水溶液
の現像液でスピン現像機を用いて現像し、さらに純水で
リンス処理し、現像液を完全に除去し、クリーンオーブ
ン中で、200℃で30分間加熱し、本硬化処理を行っ
て、所定パターンのブラックマトリクスを得た。
【0054】上記ブラックマトリクスを形成した基板を
アルカリ系界面活性剤(ヘンケル白水社製精密ガラス・
レンズ洗浄用超音波併用型洗浄剤「Siliron H
S」)の3%洗浄液で超音波洗浄機を用いて10分間洗
浄処理を行った。
【0055】次に、実施例1と同様にしてインク受容層
を形成し、インクを付与して表に示す条件で乾燥処理、
加熱処理を行い、さらに保護層を形成してカラーフィル
タを得た。得られたカラーフィルタを用いて実施例1と
同様に液晶表示装置を構成し、NTSC方式のテレビ信
号を入力して画像表示を行ったところ、優れた画像を安
定して表示することができた。また、長時間画像表示に
おいても、混色、色ムラ、色抜け等の傷害は観察されな
かった。
【0056】(実施例3)実施例2と同様にして、ガラ
ス基板上に厚さ1μmの樹脂製ブラックマトリクスを形
成した後、該基板を実施例2と同様にアルカリ洗浄し
た。
【0057】次に、R(アゾ染料)、G(フタロシアニ
ン染料)、B(フタロシアニン染料)の染料をアクリル
シリコーングラトポリマーを主成分とする自己架橋熱硬
化型樹脂に分散させ、ジエチレングリコールとエチレン
グリコールを等量ずつ混合した溶剤に溶解させて調製し
たインクを、インクジェット記録装置を用いて上記ブラ
ックマトリクスの開口部に付与し、表1に示す条件で乾
燥処理、加熱処理を施し、着色部を形成した。減圧雰囲
気に実施例1と同様の装置を用いた。
【0058】上記着色部上に実施例1と同様に保護層を
形成してカラーフィルタを得、さらに、実施例1と同様
にして液晶表示装置を構成した。該液晶表示装置にNT
SC方式のテレビ信号を入力して画像表示を行ったとこ
ろ、優れた画像を安定して表示することができた。ま
た、長時間画像表示においても、混色、色ムラ、色抜け
等の傷害は観察されなかった。
【0059】上記実施例1〜3についてそれぞれ、乾燥
処理、加熱処理を表1に示す4条件で行った。尚、表1
において、各ステーションでのハンドリング時間はほぼ
同等として、各装置内に滞在・処理にかかる時間を示し
た。また、条件A、Bは加熱処理をホットプレートで行
い、条件Cは加熱処理をオーブンにて行った。また、条
件Dは乾燥工程を110℃にて行った際の、各装置内の
滞在、処理にかかる時間を示した。
【0060】
【表1】
【0061】上記条件A、Bの乾燥処理における減圧雰
囲気のプログラムプロファイルを図5に示す。減圧工程
は、大気圧から133Paまで10秒間で引き、その状
態で10秒間(条件B)、或いは20秒間(条件A)保
持し、次の10秒間でリークした。133Pa未満まで
減圧した場合、後工程の230℃での加熱処理において
インク受容層やインクに微小なしわが発生する場合があ
った。これは、急激な減圧により表面が先に乾燥し、表
面と内部とで不均質な状態が生じ、当該乾燥工程で逃げ
切れなかった水分や溶剤が加熱工程で悪影響を及ぼすも
のと考えられる。また、時間に関しては、時間が長いほ
ど表面と内部との差が無くなり、均質な膜が得られるも
のと考えられる。
【0062】条件Cは従来の乾燥処理、加熱処理であ
る。条件Cではオーブンを用いているため一度で多数の
基板を処理できるが、タクトがかかる。一方、条件A、
Bのようにホットプレートを用いた加熱処理では1枚ず
つ処理するために、基板処理タクトに合わせた台数が必
要になる。しかしながら、乾燥処理を減圧雰囲気下で行
うことによって、トータルの工程時間は1/10以下に
することができるため、投資台数を減らすことが可能と
なり、設備投資の面でもメリットがある。
【0063】条件Dは、従来の乾燥処理時に加熱するこ
とにより溶剤乾燥を条件Cより早く処理させる手法であ
る。条件A,Bと同等の乾燥速さを加熱により得ようと
すると、加熱の影響により微少なしわが表面にできたり
する不具合が有り、80℃〜110℃のある程度弱い加
熱で長時間処理する必要があった。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
着色部形成工程における工程時間を大幅に短縮すること
ができるため、不良品の発生を早い時期に把握して対処
することができ、カラーフィルタ製造における製造効率
及び歩留まりを大幅に向上することができる。よって、
該製造方法によるカラーフィルタを用いて、カラー表示
特性に優れた液晶素子をより安価に提供することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラーフィルタの製造方法の一実施形
態の工程図である。
【図2】本発明のカラーフィルタの製造方法の他の実施
形態の工程図である。
【図3】本発明の液晶素子の一実施形態の断面模式図で
ある。
【図4】本発明の実施例の乾燥処理に用いた装置の断面
模式図である。
【図5】本発明の実施例における減圧雰囲気のプログラ
ムプロファイルである。
【符号の説明】
1 透明基板 2、12 遮光層 3 インク受容層 4 フォトマスク 5 非着色部 6 被着色部 7 インクジェットヘッド 8、18 インク 9、19 着色部 10 保護層 22 共通電極 23、33 配向膜 24 液晶 31 対向基板 32 画素電極 41 真空チャンバー 42 被処理基板 43 吸着プレート 44 加熱ダイ 45 ゲートバルブ 46 搬送ロボット 47、48 排気パイプ 49 真空ポンプ
フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA24 FB01 HA46 2H048 BA11 BA43 BA45 BA47 BA64 BB01 BB02 BB14 BB42 2H091 FA02Y FA34Y FB02 FB08 FC21 FC22 LA12

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板上にインク受容層を形成し、該
    インク受容層にインクジェット方式によりインクを付与
    して複数の着色部を形成するカラーフィルタの製造方法
    であって、上記着色部の形成工程において、インクを付
    与したインク受容層を減圧雰囲気下において乾燥させ、
    その後、加熱処理によりインク受容層を硬化させて着色
    部を形成することを特徴とするカラーフィルタの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 上記減圧雰囲気下において、基板を加熱
    する請求項1に記載のカラーフィルタの製造方法。
  3. 【請求項3】 上記インク受容層が感光性樹脂組成物か
    らなる請求項1または2に記載のカラーフィルタの製造
    方法。
  4. 【請求項4】 上記透明基板上に、隣接する着色部間を
    遮光する遮光層を形成する請求項1〜3のいずれかに記
    載のカラーフィルタの製造方法。
  5. 【請求項5】 上記遮光層が金属クロムからなる請求項
    4に記載のカラーフィルタの製造方法。
  6. 【請求項6】 上記遮光層が黒色樹脂からなる請求項4
    に記載のカラーフィルタの製造方法。
  7. 【請求項7】 透明基板上に複数の開口部を有する隔壁
    を形成し、該隔壁の開口部にインクジェット方式により
    インクを付与して複数の着色部を形成するカラーフィル
    タの製造方法であって、上記着色部の形成工程におい
    て、隔壁の開口部に付与したインクを減圧雰囲気下にお
    いて乾燥させ、その後、加熱処理により硬化させて着色
    部を形成することを特徴とするカラーフィルタの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 上記減圧雰囲気下において、基板を加熱
    する請求項7に記載のカラーフィルタの製造方法。
  9. 【請求項9】 上記インクが、着色剤と熱硬化型樹脂組
    成物と溶媒とを少なくとも有する請求項7または8に記
    載のカラーフィルタの製造方法。
  10. 【請求項10】 上記隔壁が遮光層である請求項7〜9
    のいずれかに記載のカラーフィルタの製造方法。
  11. 【請求項11】 上記遮光層が金属クロムからなる請求
    項10に記載のカラーフィルタの製造方法。
  12. 【請求項12】 上記遮光層が黒色樹脂層である請求項
    10に記載のカラーフィルタの製造方法。
  13. 【請求項13】 透明基板と、該透明基板上に形成され
    た複数の着色部とを備え、請求項1〜12のいずれかに
    記載のカラーフィルタの製造方法によって製造されたこ
    とを特徴とするカラーフィルタ。
  14. 【請求項14】 上記着色部上に保護層を有する請求項
    13に記載のカラーフィルタ。
  15. 【請求項15】 一対の基板間に液晶を挟持してなり、
    一方の基板が請求項13または14に記載のカラーフィ
    ルタを用いて構成されたことを特徴とする液晶素子。
JP2000383274A 2000-12-18 2000-12-18 カラーフィルタとその製造方法、該カラーフィルタを用いてなる液晶素子 Withdrawn JP2002182028A (ja)

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