JP2001083525A - スペーサー付カラーフィルタとその製造方法、該カラーフィルタを用いた液晶素子 - Google Patents

スペーサー付カラーフィルタとその製造方法、該カラーフィルタを用いた液晶素子

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JP2001083525A
JP2001083525A JP25501099A JP25501099A JP2001083525A JP 2001083525 A JP2001083525 A JP 2001083525A JP 25501099 A JP25501099 A JP 25501099A JP 25501099 A JP25501099 A JP 25501099A JP 2001083525 A JP2001083525 A JP 2001083525A
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Koichiro Nakazawa
広一郎 中澤
Katsuhiro Shirota
勝浩 城田
Takeshi Miyazaki
健 宮崎
Yoshihisa Yamashita
佳久 山下
Akio Kashiwazaki
昭夫 柏崎
Masafumi Hirose
雅史 広瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルギャップ保持機能に優れ、表示に影響し
ないスペーサーを安価に形成したスペーサー付カラーフ
ィルタを提供する。 【解決手段】 透明基板1上に、インクジェット方式に
より樹脂組成物からなるインク受容層を着色してなる着
色部9と非着色部5からなる着色層を形成し、該着色層
上に保護層10と透明導電膜11を形成した後、樹脂組
成物からなる硬化型樹脂組成物13をインクジェットヘ
ッド12よりブラックマトリクスに重複する領域に付与
して硬化させ、ビッカース硬度が着色層等下層の樹脂層
のビッカース硬度以上であるスペーサー14を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーテレビ、パ
ーソナルコンピュータ、パチンコ遊技台等に使用される
カラー表示の液晶素子と、該液晶素子の構成部材である
カラーフィルタとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの発達、
特に携帯用パーソナルコンピュータの発達に伴い、カラ
ー液晶ディスプレイの需要が増加する傾向にある。しか
しながら、さらなる普及のためには、コストダウンが必
要不可欠となっている。
【0003】従来、液晶素子の製造方法としては、一対
の透明な絶縁性基板であるガラス基板上にTFT(薄膜
トランジスタ)のような液晶駆動用素子、或いはカラー
フィルタのような着色用光学素子などを設けた後、透明
電極及び配向膜をそれぞれ形成する。次に、透明電極及
び配向膜が形成された一方のガラス基板全面に一般に3
〜10μm程度のシリカ、アルミナ、合成樹脂等からな
る真球或いは円筒状の粒子をスペーサーとして分散させ
る。透明電極を対向させた状態で上記一対のガラス基板
を上記スペーサーを介して重ね合わせ、その間隙に液晶
を封入することにより液晶素子が構成される。
【0004】ところが、有効画素部(透光部)では透過
/遮光状態が表示状態によって変化するため、上記スペ
ーサーを無色透明な素材で形成した場合には、遮光時に
輝点として、また、黒色に着色した場合には透過時に黒
点として観察されることとなり、表示品位が低下すると
いう問題があった。
【0005】上記問題を解決するために、特開昭61−
173221号公報、特開平2−223922号公報な
どに示されるように、配向膜に配向処理を行った後、感
光性ポリイミドやフォトレジストを塗布し、マスクを通
して露光することで有効画素部以外にポリイミドやレジ
ストからなるスペーサーを形成するという方法が提案さ
れている。これらの方法によれば、任意の場所に、任意
の密度でスペーサーを形成することができるため、液晶
を封入した際の液晶セルギャップの不均一性を改善でき
る。また、特開平3−94230号公報には、有効画素
部以外の領域の遮光層上にビーズスペーサーを固定する
方法が述べられている。
【0006】その他にも、膜厚の大きなブラックマトリ
クスをスペーサーとする方法(特開昭63−23703
2号公報、特開平3−184022号公報、特開平4−
122914号公報等)、重ねた着色レジストをスペー
サーとする方法(特開昭63−82405号公報)、ブ
ラックマトリクス上にも着色パターンを形成し、スペー
サーとする方法(特開昭63−237032号公報)な
どが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記各公報に提案され
た改善方法は、いずれもフォトリソグラフィーを用いた
方法であるため、高価な露光機が必要であり、また現像
などのウエットプロセスの導入により、製造ラインが長
くなるという問題があった。
【0008】また、上記各改善方法では、全面に感光性
ポリイミドやフォトレジストを塗布し、塗工後は不要部
を溶剤などにより除去することから、有効画素部の汚染
が問題であり、特に、ラビング法などにより配向処理を
行ったポリイミド膜などの配向膜上にスペーサーを形成
する場合には、スペーサー形成工程において配向膜に施
された配向処理状態を著しく汚染、破壊してしまう場合
があり、液晶セル内に注入された液晶の配向が不均一と
なる懸念があった。
【0009】また、スペーサーは、本来基板間の距離
(セルギャップ)を一定に保持することが必須である。
【0010】本発明の目的は、セルギャップ保持機能が
良好で、表示に影響の無いスペーサーを備え、表示品位
に優れた液晶素子をより安価に提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のスペーサー付カ
ラーフィルタは、透明基板上に、複数の開口部を有する
遮光層と、該遮光層の各開口部に配置された着色部を有
する樹脂組成物からなる着色層と、を備えたカラーフィ
ルタと、該カラーフィルタ上の遮光層に重複する領域に
部分的にインクジェット方式により形成された樹脂組成
物からなるスペーサーと、を備え、上記スペーサーのビ
ッカース硬度が、スペーサーと透明基板間に位置する樹
脂層のビッカース硬度以上であることを特徴とする。
【0012】上記本発明のカラーフィルタにおいては、
着色層上に保護層を備えたカラーフィルタ、及び/また
は着色層上に透明導電膜を備えたカラーフィルタを、好
ましい態様として含むものである。
【0013】また、本発明は、上記本発明のスペーサー
付カラーフィルタの製造方法を提供するものであり、そ
の特徴は、透明基板上に、複数の開口部を有する遮光層
と、該遮光層の各開口部に配置された着色部を有する着
色層と、を少なくとも形成してカラーフィルタを形成
し、該カラーフィルタ上の遮光層に重複する領域に部分
的にインクジェット方式により硬化型樹脂組成物を付与
し、硬化させることによって、スペーサーを形成するこ
とにある。
【0014】上記本発明の製造方法においては、樹脂組
成物からなるインク受容層に、インクジェット方式によ
り着色インクを付与して着色し、着色部を形成するこ
と、或いは、黒色樹脂組成物により開口部を有する遮光
層を形成し、該遮光層の開口部に着色樹脂組成物からな
る硬化型着色インクを付与して硬化し、着色部を形成す
ること、を好ましい態様として含むものである。
【0015】さらに、本発明は、一対の基板間に液晶を
狭持してなり、一方の基板が本発明のスペーサー付カラ
ーフィルタであって、一対の基板間の距離が該スペーサ
ーにより保持されていることを特徴とする液晶素子を提
供するものである。
【0016】本発明においては、スペーサーをインクジ
ェット方式により形成するため、遮光層上の表示に影響
を及ぼさない領域にのみ選択的に形成することができ
る。
【0017】また、本発明においては、スペーサーのビ
ッカース硬度が、スペーサーと透明基板間に位置する樹
脂層、具体的には、着色層や保護層、或いは黒色樹脂組
成物からなる遮光層等のビッカース硬度以上である。ス
ペーサーのビッカース硬度がスペーサー下層の樹脂層よ
りも小さい場合には、液晶素子の基板に垂直な方向に外
力が加わった場合に、スペーサーのみが厚み方向に変形
してセルギャップが変化し、表示に影響を与えるが、本
発明ではスペーサーのビッカース硬度が上記樹脂層のビ
ッカース硬度以上であるため、上記外力に対しても、ス
ペーサー下層或いはスペーサー下層とスペーサーの両方
が厚み方向に変形するため、セルギャップの変化が小さ
い。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明を詳
細に説明する。
【0019】図1〜図2は、本発明のスペーサー付カラ
ーフィルタの製造方法の一実施形態を示す図であり、本
発明のスペーサー付カラーフィルタの一実施形態であ
る、着色層上に保護層と透明導電膜とを備えたカラーフ
ィルタ上にスペーサーを有する場合の製造工程を示す模
式図である。図中、1は透明基板、2はブラックマトリ
クス、3はインク受容層、4はフォトマスク、5は非着
色部、6は被着色部、7はインクジェットヘッド、8は
着色インク、9は着色部、10は保護層、11は透明電
極、12はインクジェットヘッド、13は硬化型樹脂組
成物、14はスペーサーである。尚、図1〜図2の
(a)〜(g)はそれぞれ以下の工程(a)〜(g)に
それぞれ対応する断面模式図である。
【0020】工程(a) 透明基板1上に、開口部を有する遮光層としてブラック
マトリクス2を形成し、その上に樹脂組成物からなるイ
ンク受容層3を全面に形成する。本発明において透明基
板1としては、一般にガラス基板が用いられるが、液晶
素子としての透明性、機械的強度等の必要特性を有する
ものであればガラス基板に限定されるものではなく、プ
ラスチック基板なども用いることができる。本発明にか
かる遮光層は、ブラックストライプであっても良い。
【0021】ブラックマトリクス2としては特に制限は
なく、公知のものを用いることができる。例えば、透明
基板1上に形成したCr等の金属や金属酸化物などの積
層膜をパターン状にエッチングしたり、透明基板1上に
塗布した黒色レジストをパターニングすることにより、
形成することができる。
【0022】インク受容層3は、光照射や熱処理、或い
はその両方により硬化する樹脂組成物からなり、インク
吸収性を有する。特に好ましくは、光照射によってイン
ク吸収性が増加或いは低減する感光性樹脂組成物で形成
し、後述するパターン露光によって隣接する被着色部6
間に非着色部5を形成して混色防止を図る。このような
感光性樹脂組成物としては、アクリル系樹脂、エポキシ
系樹脂、アミド系樹脂、フェノール系樹脂、ポリスチレ
ン系樹脂などが必要に応じて光開始剤(架橋剤)と併せ
て用いられる。本実施形態は、光照射によってインク吸
収性が低下するネガ型の感光性樹脂組成物を用いた例で
ある。
【0023】上記感光性樹脂組成物は透明基板1上にス
ピンコート法、ディッピング法、ロールコート法、バー
コート法、スリットコート法等の公知の手段により塗布
し、必要に応じてプリベークしてインク受容層3とす
る。
【0024】尚、本発明においては、インク受容層3は
光照射によってインク吸収性が増加または低減すると同
時に、インクぬれ性も増加または低減するものが好まし
い。
【0025】工程(b) フォトマスク4を介してパターン露光を行うことによ
り、インク吸収性を有する被着色部6とインク吸収性が
被着色部6より低い(或いは無い)非着色部5を形成す
る。本例では、インク受容層3の感光性がネガ型であ
り、この場合、ブラックマトリクス2の開口部における
色抜けを防止するために、着色部9をブラックマトリク
ス2の開口部よりも広く形成する意味から、ブラックマ
トリクス2の幅よりも非着色部5の幅が狭くなるような
開口パターンを有するフォトマスクを用いることが好ま
しい。
【0026】また、インク受容層3の感光性がポジ型の
場合には、ブラックマトリクス2をフォトマスクとして
用い、透明基板1の裏面から露光することにより、フォ
トマスクを用いずにパターン露光することが可能であ
る。
【0027】工程(c) インク受容層の被着色部6にインクジェットヘッド7よ
り、所定の着色パターンに沿ってR(赤)、G(緑)、
B(青)の各着色インク8を付与する。本実施形態で
は、隣接する被着色部6間にはインク吸収性が低い(或
いはない)非着色部5が介在するため、被着色部6から
はみ出したインクは非着色部5においてはじかれ、隣接
する被着色部6間での混色が防止される。
【0028】本発明において用いられる着色インク8と
しては、染料系、顔料系のいずれでも用いることがで
き、インクジェット方式によって吐出が可能なものであ
れば好ましく用いることができる。
【0029】また、本発明において用いられるインクジ
ェット方式としては、エネルギー発生素子として電気熱
変換体を用いたバブルジェットタイプ、或いは圧電素子
を用いたピエゾジェットタイプ等が使用可能であり、着
色面積及び着色パターンは任意に設定することができ
る。
【0030】工程(d) 着色インク8が被着色部6に吸収され十分に拡散した
後、必要に応じて乾燥処理を施し、さらに光照射、熱処
理等必要な処理を施してインク受容層全体を硬化させ、
非着色部5と着色部9からなる着色層を形成する。
【0031】工程(e) 必要に応じて保護層10及び液晶素子において液晶を駆
動するための電極となる透明導電膜11を形成する。保
護層10としては、光硬化型、熱硬化型、或いは熱・光
併用硬化型の樹脂組成物層、或いは蒸着、スパッタ等に
よって形成された無機膜等を用いることができる。いず
れの場合も、カラーフィルタとしての透明性を有し、そ
の後の配向膜形成工程、配向膜形成工程等液晶素子の製
造工程に耐えるものであれば使用することができる。ま
た、透明導電膜11としては、通常ITO(インジウム
・チン・オキサイド)をスパッタ法等により成膜して用
いられる。
【0032】さらに本発明のカラーフィルタにおいて
は、透明導電膜11上に液晶素子において液晶を配向さ
せるための配向膜を形成してから後述のスペーサー14
を形成する場合もある。
【0033】工程(f) インクジェットヘッド12より、硬化型樹脂組成物13
を、ブラックマトリクス2に重複する領域に部分的に付
与する。硬化型樹脂組成物13は、硬化後にスペーサー
14となるスペーサー形成素材であり、硬化後のビッカ
ース硬度が下層の樹脂層(インク受容層、樹脂製の遮光
層、樹脂製の保護層、樹脂製の配向膜等)のビッカース
硬度以上となる素材を選択する。好ましくは、以下に挙
げるような単量体の単独重合体或いは該単量体と他のビ
ニル系単量体との共重合体を含有しており、その含有量
は0.01〜30重量%が好ましく、特に0.1〜10
重量%が望ましい。
【0034】硬化型樹脂組成物13に含有される重合体
或いは共重合体の構成成分である単量体としては、例え
ば、N,N−ジメチロールアクリルアミド、N,N−ジ
メトキシメチルアクリルアミド、N,N−ジエトキシメ
チルアクリルアミド、N,N−ジメチロールメタクリル
アミド、N,N−ジメトキシメチルメタクリルアミド、
N,N−ジエトキシメチルメタクリルアミド等が挙げら
れるが、これらに限られるものではない。これらの単量
体は単独重合体、或いは、他のビニル系単量体との共重
体で用いられる。他のビニル系単量体としては、アクリ
ル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル等のアクリル酸エステル、メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸エチル等のメタクリル酸エステル、ヒドロキ
シメチルメタクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、ヒドロキシメチルアクリレート、ヒドロキシエチ
ルアクリレート等の水酸基を含有したビニル系単量体、
その他スチレン、α−メチルスチレン、アクリルアミ
ド、メタクリルアミド、アクリロニトリル、アリルアミ
ン、ビニルアミン、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等
を挙げることができる。
【0035】上記共重合体における、上記単量体と他の
ビニル系単量体との共重合割合(重量%)は、100
%:0%〜5%:95%が好ましく、特に90%:10
%〜10%:90%が望ましい。
【0036】さらに、光硬化させる場合には、各種光硬
化性樹脂、光重合開始剤を加えても良い。また、硬化型
樹脂組成物中で固着等の問題を起こすものでなければ、
他の成分として、様々な市販の樹脂や添加剤を加えても
良い。具体的には、アクリル系樹脂やエポキシ系樹脂等
が好適に用いられる。
【0037】硬化型樹脂組成物13の調製に際しては、
上記各成分を水/または公知の溶剤で混合、溶解する。
この操作は、それ自体公知のものが利用できる。望まし
くは、スペーサー14を形成する基板表面の材質(本実
施形態では透明導電膜11)によって添加溶剤或いは界
面活性剤などの添加剤を加えて吐出された硬化型樹脂組
成物13の形成するドットの径を調整することにより、
スペーサーの径の調整が可能である。
【0038】また、硬化型樹脂組成物13は、液晶素子
を構成した際にセルギャップを保持するために必要な部
位にのみ、ドット状或いはライン状で基板内に複数個、
分散して形成すればよく、好ましくは略円柱状に形成す
る。
【0039】硬化型樹脂組成物13の付与に用いるイン
クジェット方式としては、先の着色インク8の付与工程
と同様に、エネルギー発生素子として電気熱変換体を用
いたバブルジェットタイプ、或いは圧電素子を用いたピ
エゾジェットタイプ等が使用可能である。硬化型インク
の打ち込み位置、及び打ち込み量は任意に設定すること
ができる。
【0040】工程(g) 光照射、熱処理、或いは光照射と熱処理の両方を行って
硬化型樹脂組成物13を硬化させてスペーサー14を形
成し、本発明のスペーサー付カラーフィルタを得る。光
照射や熱処理の方法は公知の方法による。
【0041】特に厳密な平坦性が必要な場合には、スペ
ーサー14の表面を研磨テープ等を用いて研磨してもか
まわない。
【0042】次に、図4に本発明のスペーサー付カラー
フィルタの製造方法の他の実施形態の工程を示す。図
中、図1〜図2と同じ部材には同じ符号を付して説明を
省略する。また、図中、32はブラックマトリクス、3
7はインクジェットヘッド、38は硬化型着色インク、
39は着色部である。尚、図4の(a)〜(f)はそれ
ぞれ以下の工程(a)〜(f)にそれぞれ対応する断面
模式図である。
【0043】工程(a) 透明基板1上に開口部を有するブラックマトリクス32
を黒色樹脂組成物で形成する。該ブラックマトリクス3
2は、着色部39を形成するための硬化型着色インク3
8の混色を防止する隔壁機能を備えている。このような
黒色樹脂組成物としては、感光性を備えたものが好まし
く、具体的には、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ア
ミド系樹脂、フェノール系樹脂、ポリスチレン系樹脂な
どが必要に応じて光開始剤(架橋剤)と併せて用いら
れ、黒色染料或いは顔料を混合して用いる。
【0044】上記感光性黒色樹脂組成物は、スピンコー
ト法、ディッピング法、ロールコート法、バーコート
法、スリットコート法等の公知の手段により塗布され、
必要に応じてプリベークした後、パターン露光、現像し
て所定のパターンを有するブラックマトリクス32が得
られる。
【0045】工程(b) ブラックマトリクス32の開口部にインクジェットヘッ
ド37より硬化型着色インク38を付与する。硬化型着
色インク38としては、光照射や熱処理などのエネルギ
ー付与により硬化する樹脂とR、G、Bの染料或いは顔
料を含有する着色樹脂組成物が用いられる。上記樹脂と
しては、メラミン樹脂、水酸基或いはカルボキシル基含
有ポリマーとメラミン、水酸基或いはカルボキシル基含
有ポリマーと多官能エポキシ化合物、水酸基或いはカル
ボキシル基含有ポリマーと繊維素反応型化合物、エポキ
シ樹脂とレゾール型樹脂、エポキシ樹脂とアミン類、エ
ポキシ樹脂とカルボン酸又は酸無水物、エポキシ化合
物、ネガ型レジストなどが用いられる。
【0046】また、インクジェット方式としては、前記
第一の実施形態における着色インクの付与工程と同様
に、エネルギー発生素子として電気熱変換体を用いたバ
ブルジェットタイプ、或いは圧電素子を用いたピエゾジ
ェットタイプ等が使用可能であり、着色パターンは任意
に設定することができる。
【0047】工程(c) 必要に応じて、乾燥処理を施し、光照射及び熱処理等必
要な処理を施して硬化型着色インク38を硬化し、着色
部39を形成する。本実施形態では、着色部39がカラ
ーフィルタの着色層に相当する。
【0048】工程(d) 図1(e)と同様に、必要に応じて保護層10と透明導
電膜11を形成する。
【0049】工程(e) 図2(f)と同様に、インクジェットヘッド12より硬
化型樹脂組成物13をブラックマトリクス2に重複する
領域に部分的に付与する。尚、本実施形態では、スペー
サーは樹脂製のブラックマトリクス32上に形成される
ため、そのビッカース硬度が、ブラックマトリクス32
及び、保護層を樹脂で形成した場合には該保護層10の
ビッカース硬度と同等かそれ以上となるように素材を適
宜選択する。
【0050】工程(f) 図2(g)と同様に、必要な処理を施して硬化型樹脂組
成物13を硬化し、スペーサー14を形成し、本発明の
スペーサー付カラーフィルタを得る。
【0051】上記図1〜図2、図4には、インクジェッ
ト方式によりカラーフィルタの着色層を形成する工程を
示したが、本発明においては特にこれに限定されるもの
ではなく、従来の顔料分散法等により着色層を形成した
カラーフィルタにも好ましく適用される。尚、インクジ
ェット方式による製造方法に従えば、顔料分散法等によ
って製造されたカラーフィルタに比較して、凹凸の少な
い平坦な着色層を得ることが可能であるため、本発明を
より効果的に実施することができる。
【0052】本発明において、スペーサー及び、スペー
サーと透明基板間に位置する樹脂層のビッカース硬度
は、それぞれの素材をガラス基板上に厚さ1μmに成膜
し、薄膜硬度計(NEC社製「MHA−400」)を用
いて三角圧子を0.2g加重で押し込んでいった時の加
重と押し込み量からそれぞれ算出する。
【0053】次に、本発明の液晶素子の一例を図3に示
す。図3は、図2(g)に示した本発明のスペーサー付
カラーフィルタを用いて構成した液晶素子の一例の断面
模式図である。図中、21は対向基板、22は画素電
極、15,23は配向膜、24は液晶である。本液晶素
子は、画素毎にTFT(薄膜トランジスタ)を配置した
アクティブマトリクスタイプ(いわゆるTFT型)の液
晶素子の一例である。
【0054】カラー表示の液晶素子は、一般的にカラー
フィルタ側の基板1と対向基板21を合わせ込み、液晶
24を封入することにより形成される。対向基板21の
内側に、TFT(図示しない)と透明な画素電極22が
マトリクス状に形成される。また、透明基板1の内側に
は、画素電極22に対向する位置に、R、G、Bが配列
するようにカラーフィルタの着色部9が設置され、その
上に透明導電膜11(共通電極)が一面に形成される。
さらに、両基板の面内には配向膜15,23が形成され
ており、これらをラビング処理することにより液晶分子
を一定方向に配列させることができる。これらの基板は
スペーサー14により一定の距離を介して対向配置さ
れ、シール材(図示しない)によって貼り合わされ、そ
の間隙に液晶24が充填される。液晶としては一般的に
用いられているTN型液晶や強誘電性液晶等いずれも用
いることができる。
【0055】上記液晶素子は、透過型の場合には両基板
の外側に偏光板を設置し、一般的に蛍光灯と散乱板を組
み合わせたバックライトを用い、反射型の場合には透明
基板1の外側に偏光板を設置して、それぞれ液晶24を
光の透過率を変化させる光シャッターとして機能させる
ことにより表示を行う。
【0056】上記実施形態においては、TFT型の液晶
素子について説明したが、本発明は単純マトリクス型等
他の駆動タイプの液晶素子にも好ましく適用される。ま
た、本発明の液晶素子は直視型でも投写型でも好適に用
いられる。
【0057】
【実施例】(実施例1、比較例1)60μm×150μ
mの開口部を有し、幅が35μmと20μmのCrから
なるブラックマトリクスを備えたガラス基板上に、イン
ク受容層としてN−メチロールアクリルアミドとヒドロ
キシエチルメタクリレート(モル比;1:1)との共重
合体からなる樹脂組成物を膜厚が1.0μmとなるよう
にスピンコートし、120℃、20分のプリベークを行
った。次いで、インクジェットヘッドを用いて、下記処
方のR、G、Bの各着色インクを上記インク受容層の所
定の位置に付与し、R、G、Bのマトリクスパターンを
着色した。その後、230℃で50分間のベーキングを
行うことにより、着色したインク受容層を硬化させて着
色層を得た。
【0058】 〔着色インク処方〕 染料 5.7重量% Rインク:C.I.アシッドレッド158 Bインク:C.I.アシッドブルー83 Gインク:C.I.アシッドグリーン25 エチレングリコールモノブチルエーテル(沸点:170℃) 39.0重量% エチルアルコール(沸点:78℃) 6.0重量% 水 49.3重量%
【0059】上記着色層上に、2液型のアクリル系熱硬
化型樹脂材料(JSR社製「SS−6500」)を膜厚
が1μmとなるようにスピンコートし、230℃で40
分間の熱処理を行って硬化させることにより保護層を形
成した。
【0060】さらに、上記保護層上に、枚葉式スパッタ
装置を用いて成膜温度150℃でスパッタ室の均熱板上
にて加熱した後ITO膜を成膜した。ターゲットはIn
23にSnO2を10重量%含有した焼結体ターゲット
で、純度:99.99%、相対密度:98%以上のもの
を用いた。クライオポンプにより5×10-5Pa以下に
排気された状態で、Ar流量:180sccm、O2
量:2.5sccmとし、スパッタ圧力:0.6Paに
て成膜を行った。成膜時はターゲットの後ろに配置され
たカソードマグネットを揺動させることによって面内で
膜厚が均一になるように制御を行った。カソードに投入
するパワーは1.8kWとし、膜厚は135nmとなる
ように成膜した。その後、加熱アニール処理を施した。
加熱室はクライオポンプにより1.0×10-4Pa以下
に排気された状態でArを導入し、50Paに保たれた
状態で加熱アニール処理を行った。加熱処理時間は5分
とした。
【0061】得られたITO膜上に、配向膜材料(JS
R社製「JALS−1077−R2」)を焼成後の膜厚
が0.1μmとなるようにスピンコートし、230℃で
60分間の加熱処理を行って配向膜を得た。
【0062】スペーサー形成用の硬化型樹脂組成物とし
て、N,N−ジメチロールアクリルアミドとメタクリル
酸メチルの2元共重合体(重量比;40:60)を10
重量%、純水80重量%、エチレングリコール10重量
%からなる組成物をインクジェットヘッドよりブラック
マトリクスに重複する領域内に部分的に配置するよう
に、上記配向膜上に付与し、100℃で15分間の予備
加熱後、200℃で30分間の本加熱処理を行い、幅が
35μmのブラックマトリクス上に厚さ5μmで、底面
が直径20μmの円形である略円柱状のスペーサーを得
た。
【0063】得られたスペーサー付カラーフィルタの各
部材のビッカース硬度は、スペーサーが123、着色層
が102、保護層が108、配向膜が94であった。
【0064】また、比較例1として、スペーサー形成用
の硬化型樹脂組成物の組成を日本澱粉工業社製「マルデ
ックス」を固形分5重量%、エチレングリコール20重
量%、純水75重量%とした以外は実施例1と全く同様
にしてスペーサー付カラーフィルタを得た。比較例1の
スペーサーのビッカース硬度は90であった。
【0065】上記実施例1と比較例1のスペーサー付カ
ラーフィルタを用い、カラー表示の液晶素子を作製して
表示品位を比較したところ、明らかに実施例1の表示品
位が優れていた。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インクジェット方式により表示に影響しない遮光領域に
のみ選択的にスペーサーを形成することができるため、
スペーサー形成素材の無駄が無く、また、スペーサー下
層を現像液等で汚染する心配もない。また、スペーサー
下層にはビッカース硬度がスペーサーのビッカース硬度
以下の樹脂層が介在するため、外力に対して樹脂層とス
ペーサーの両方、或いは該樹脂層が優先的に吸収するた
め、スペーサーの変形によるセルギャップの変化が低減
され、セルギャップ変化による表示品位の低下が抑制さ
れる。よって、本発明によれば、スペーサーによる表示
への影響がなく、外力による表示品位の低下が抑制され
た液晶素子がより安価に提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスペーサー付カラーフィルタの製造方
法の一実施形態の工程図である。
【図2】本発明のスペーサー付カラーフィルタの製造方
法の一実施形態の工程図である。
【図3】図2のスペーサー付カラーフィルタを用いて構
成した本発明の液晶素子の一実施形態の断面模式図であ
る。
【図4】本発明のスペーサー付カラーフィルタの製造方
法の他の実施形態の工程図である。
【符号の説明】
1 透明基板 2 ブラックマトリクス 3 インク受容層 4 フォトマスク 5 非着色部 6 被着色部 7 インクジェットヘッド 8 着色インク 9 着色部 10 保護層 11 透明導電膜 12 インクジェットヘッド 13 硬化型樹脂組成物 14 スペーサー 15 配向膜 21 対向基板 22 画素電極 23 配向膜 24 液晶 32 ブラックマトリクス 37 インクジェットヘッド 38 硬化型着色インク 39 着色部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 健 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山下 佳久 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 柏崎 昭夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 広瀬 雅史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H048 BA64 BB02 BB08 BB14 BB37 BB44 2H089 LA07 LA16 LA19 MA01X NA12 NA15 QA12 QA14 QA15 SA01 TA12 2H091 FA02Y FA35Y FB13 FC24 FD04 GA08 KA04 LA11 LA12 LA13 LA15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板上に、複数の開口部を有する遮
    光層と、該遮光層の各開口部に配置された着色部を有す
    る樹脂組成物からなる着色層と、を備えたカラーフィル
    タと、上記カラーフィルタ上の遮光層に重複する領域に
    部分的にインクジェット方式により形成された樹脂組成
    物からなるスペーサーと、を備え、上記スペーサーのビ
    ッカース硬度がスペーサーと透明基板間に位置する樹脂
    層のビッカース硬度以上であることを特徴とするスペー
    サー付カラーフィルタ。
  2. 【請求項2】 カラーフィルタが着色層上に保護層を備
    えた請求項1記載のスペーサー付カラーフィルタ。
  3. 【請求項3】 カラーフィルタが着色層上に透明導電膜
    を備えた請求項1又は2に記載のスペーサー付カラーフ
    ィルタ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のスペー
    サー付カラーフィルタの製造方法であって、透明基板上
    に、複数の開口部を有する遮光層と、該遮光層の各開口
    部に配置された着色部を有する着色層と、を少なくとも
    形成してカラーフィルタを形成し、該カラーフィルタ上
    の遮光層に重複する領域に部分的にインクジェット方式
    により硬化型樹脂組成物を付与し、硬化させることによ
    って、スペーサーを形成することを特徴とするスペーサ
    ー付カラーフィルタの製造方法。
  5. 【請求項5】 樹脂組成物からなるインク受容層に、イ
    ンクジェット方式により着色インクを付与して着色し、
    着色部を形成する請求項4記載のスペーサー付カラーフ
    ィルタの製造方法。
  6. 【請求項6】 黒色樹脂組成物により開口部を有する遮
    光層を形成し、該遮光層の開口部に着色樹脂組成物から
    なる硬化型着色インクを付与して硬化し、着色部を形成
    する請求項4記載のスペーサー付カラーフィルタの製造
    方法。
  7. 【請求項7】 一対の基板間に液晶を狭持してなり、一
    方の基板が請求項1〜3のいずれかに記載のスペーサー
    付カラーフィルタであって、一対の基板間の距離が該ス
    ペーサーにより保持されていることを特徴とする液晶素
    子。
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