JP2002178933A - ステアリングホイール接続継手 - Google Patents

ステアリングホイール接続継手

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JP2002178933A JP2001129729A JP2001129729A JP2002178933A JP 2002178933 A JP2002178933 A JP 2002178933A JP 2001129729 A JP2001129729 A JP 2001129729A JP 2001129729 A JP2001129729 A JP 2001129729A JP 2002178933 A JP2002178933 A JP 2002178933A
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D1/00Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
    • F16D1/10Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially
    • F16D1/108Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially having retaining means rotating with the coupling and acting by interengaging parts, i.e. positive coupling

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステアリングホイールの着脱に工具を用いる
ことなく簡単な作業で行えるステアリングホイール接続
継手を得る。 【解決手段】 ステアリングホイール1とステアリング
シャフト2に取付けられるプラグ部3とソケット部4と
を備え、プラグ部3の外周面に複数のロック凹部5を設
け、ソケット部4には、その先端中央にプラグ挿入凹部
6と、プラグ挿入凹部6の奥にプラグ部3の先端面7が
当接する当接面8を設け、プラグ挿入凹部6を包囲した
周壁9には、ロック凹部5に対応してロック部材嵌合孔
10を設け、ロック部材嵌合孔10には、求心方向に移
動してロック凹部5に圧接状態で係合するロック部材1
1を求遠心方向に移動自在に嵌合し、ソケット部4の外
周には、前進してロック部材11を求心方向に押圧しな
がら押さえ、後退してその押さえを解除する操作スリー
ブ14を軸方向に移動自在に嵌合し、操作スリーブ14
とソケット部4の間には操作スリーブ14を前進方向に
付勢するスプリング15を介装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリ
ングホイールの着脱を容易に行えるようにするステアリ
ングホイール接続継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今、自動車のドレスアップや運転目的
に応じてステアリングホイールを交換する人が増えてい
る。ステアリングホイールの交換にあっては、一般に、
ねじによる締め付けを固定手段とする接続用の専用継手
が使用されており、この継手によりステアリングホイー
ルをステアリングシャフトに固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ステアリングホイール接続継手では、ねじによる締め付
けを固定手段としているため、ステアリングホイールの
交換のための着脱に工具が必要になり、交換作業が面倒
で時間がかかる問題点があった。また、ステアリングシ
ャフトへのステアリングホイールの固定は、精度良く且
つ確実なものでなければならず、このため継手に高度な
加工精度が要求され、また交換作業にあっても高度な作
業精度が要求されている。
【0004】本発明の目的は、ステアリングホイールの
着脱に工具を用いることなく簡単な作業で確実に行え、
また構造が比較的簡単で製造を容易にしたステアリング
ホイール接続継手を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ステアリングホイールをステアリングシャフトに接
続するステアリングホイール接続継手であって、前記ス
テアリングホイールと前記ステアリングシャフトに取付
けられるプラグ部とソケット部とを備え、前記プラグ部
には、その外周面に円周方向に適宜間隔をもって複数の
ロック凹部が設けられ、前記ソケット部には、その先端
中央に前記プラグ部が挿入されるプラグ挿入凹部と、該
プラグ挿入凹部の奥に挿入されたプラグ部の先端面が当
接する当接面が設けられ、前記プラグ挿入凹部を包囲し
た周壁には、前記プラグ挿入凹部に挿入されその先端面
がプラグ挿入凹部の奥に設けられた当接面に当接した位
置におけるプラグ部のロック凹部に対応してロック部材
嵌合孔が設けられ、該ロック部材嵌合孔には、求心方向
に移動して前記プラグ部のロック凹部に圧接状態で係合
し、遠心方向に移動してロック凹部から外れるロック部
材が求遠心方向に移動自在に嵌合され、更に、前記ソケ
ット部の外周には、内周面に前記ロック部材を求心方向
に押圧しながら押さえる押圧面を有し、ロック部材方向
に前進してロック部材を求心方向に押圧しながら押さ
え、後退してその押さえを解除する操作スリーブが軸方
向に移動自在に嵌合され、該操作スリーブと前記ソケッ
ト部の間には操作スリーブを前進方向に付勢するスプリ
ングが介装されていることを特徴とする。
【0006】かかる構成から、プラグ部とソケット部の
いずれか一方をステアリングホイールに、他方をステア
リングシャフトに取り付けており、かかるステアリング
ホイールをステアリングシャフトに接続固定する場合、
操作スリーブを後退させた状態でプラグ部をソケット部
のプラグ挿入凹部に挿入し、その先端面がプラグ挿入凹
部の奥に設けられた当接面に達すると、ソケット部のプ
ラグ挿入凹部を包囲した周壁に設けられたロック部材嵌
合孔と、前記プラグ部の外周面に設けられたロック凹部
が一致し、この位置で前記操作スリーブを前進させる
と、前記ロック部材嵌合孔に嵌合しているロック部材が
前進した操作スリーブの押圧面により求心方向に押圧さ
れて前記プラグ部のロック凹部に圧接状態で係合し、こ
れによりプラグ部とソケット部が固着し、このプラグ部
とソケット部を介してステアリングホイールがステアリ
ングシャフトに接続固定される。このとき、プラグ部と
ソケット部にあっては、プラグ部のロック凹部にソケッ
ト部のロック部材が係合しているので、プラグ部とソケ
ット部のいずれか一方の回転は他方に確実に伝達され
る。また、ロック部材はロック凹部に圧接状態で係合し
ており、且つこの状態でプラグ部の先端面がプラグ挿入
凹部の奥に設けられた当接面に当接しているので、前記
プラグ部の先端面とプラグ挿入凹部の奥に設けられた当
接面との摩擦力により、プラグ部とソケット部の間に直
径方向や回転方向のがたつきが防止される。次に、ステ
アリングホイールをステアリングシャフトから取り外す
場合、前進位置にある操作スリーブを後退させると、前
記プラグ部のロック凹部に係合しているロック部材が操
作スリーブによる求心方向への押圧から解放され、この
状態でステアリングホイールを離脱方向に引くと、ロッ
ク部材がロック凹部から外れ、ソケット部とプラグ部が
分離し、これによりステアリングホイールをステアリン
グシャフトから取り外せる。
【0007】請求項2に記載の発明は、ステアリングホ
イールをステアリングシャフトに接続するステアリング
ホイール接続継手であって、前記ステアリングホイール
と前記ステアリングシャフトに取付けられるプラグ部と
ソケット部とを備え、前記プラグ部には、その外周面に
円周方向に適宜間隔をもって複数のロック凹部と、該ロ
ック凹部の後方にソケット部の先端面が当接する端面を
有する大径段部が設けられ、前記ソケット部には、その
先端中央に前記プラグ部が挿入されるプラグ挿入凹部が
設けられ、前記プラグ挿入凹部を包囲した周壁には、前
記プラグ挿入凹部に前記プラグ部を挿入したソケット部
の先端面が前記プラグ部のロック凹部の後方に設けられ
た大径段部の端面に当接した位置におけるプラグ部のロ
ック凹部に対応してロック部材嵌合孔が設けられ、該ロ
ック部材嵌合孔には、求心方向に移動して前記プラグ部
のロック凹部に圧接状態で係合し、遠心方向に移動して
ロック凹部から外れるロック部材が求遠心方向に移動自
在に嵌合され、更に、前記ソケット部の外周には、内周
面に前記ロック部材を求心方向に押圧しながら押さえる
押圧面を有し、ロック部材方向に前進してロック部材を
求心方向に押圧しながら押さえ、後退してその押さえを
解除する操作スリーブが軸方向に移動自在に嵌合され、
該操作スリーブと前記ソケット部の間には操作スリーブ
を前進方向に付勢するスプリングが介装されていること
を特徴とする。
【0008】かかる構成から、プラグ部とソケット部の
いずれか一方をステアリングホイールに、他方をステア
リングシャフトに取り付けており、かかるステアリング
ホイールをステアリングシャフトに接続固定する場合、
操作スリーブを後退させた状態でプラグ部をソケット部
のプラグ挿入凹部に挿入し、ソケット部の先端面がプラ
グ部の大径段部の端面に達すると、ソケット部のプラグ
挿入凹部を包囲した周壁に設けられたロック部材嵌合孔
と、前記プラグ部の外周面に設けられたロック凹部が一
致し、この位置で前記操作スリーブを前進させると、前
記ロック部材嵌合孔に嵌合しているロック部材が前進し
た操作スリーブの押圧面により求心方向に押圧されて前
記プラグ部のロック凹部に圧接状態で係合し、これによ
りプラグ部とソケット部が固着し、このプラグ部とソケ
ット部を介してステアリングホイールがステアリングシ
ャフトに接続固定される。このとき、プラグ部とソケッ
ト部にあっては、プラグ部のロック凹部にソケット部の
ロック部材が係合しているので、プラグ部とソケット部
のいずれか一方の回転は他方に確実に伝達される。ま
た、ロック部材はロック凹部に圧接状態で係合してお
り、且つこの状態でソケット部の先端面がプラグ部の外
周面に設けられた大径段部の端面に当接しているので、
前記ソケット部の先端面とプラグ部の大径段部の端面と
の摩擦力により、プラグ部とソケット部の間に直径方向
や回転方向のがたつきが防止される。次に、ステアリン
グホイールをステアリングシャフトから取り外す場合、
前進位置にある操作スリーブを後退させると、前記プラ
グ部のロック凹部に係合しているロック部材が操作スリ
ーブによる求心方向への押圧から解放され、この状態で
ステアリングホイールを離脱方向に引くと、ロック部材
がロック凹部から外れ、ソケット部とプラグ部が分離
し、これによりステアリングホイールをステアリングシ
ャフトから取り外せる。
【0009】請求項3に記載の発明は、ステアリングホ
イールをステアリングシャフトに接続するステアリング
ホイール接続継手であって、前記ステアリングホイール
と前記ステアリングシャフトに取付けられるプラグ部と
ソケット部とを備え、前記プラグ部は、外周面が先端に
向かって小径となるテーパ面に形成され、その外周面に
は円周方向に適宜間隔をもって複数のロック凹部が設け
られ、前記ソケット部には、その先端中央に前記プラグ
部が挿入されるプラグ挿入凹部が設けられ、該プラグ挿
入凹部はその内周面が前記プラグ部のテーパ面に形成さ
れた外周面に接触するテーパ面に形成されており、そし
て、前記プラグ挿入凹部を包囲した周壁には、前記プラ
グ挿入凹部に挿入されその外周面がプラグ挿入凹部の内
周面に接触した位置におけるプラグ部のロック凹部に対
応してロック部材嵌合孔が設けられ、該ロック部材嵌合
孔には、求心方向に移動して前記プラグ部のロック凹部
に圧接状態で係合し、遠心方向に移動してロック凹部か
ら外れるロック部材が求遠心方向に移動自在に嵌合さ
れ、更に、前記ソケット部の外周には、内周面に前記ロ
ック部材を求心方向に押圧しながら押さえる押圧面を有
し、ロック部材方向に前進してロック部材を求心方向に
押圧しながら押さえ、後退してその押さえを解除する操
作スリーブが軸方向に移動自在に嵌合され、該操作スリ
ーブと前記ソケット部の間には操作スリーブを前進方向
に付勢するスプリングが介装されていることを特徴とす
る。
【0010】かかる構成から、プラグ部とソケット部の
いずれか一方をステアリングホイールに、他方をステア
リングシャフトに取り付けており、かかるステアリング
ホイールをステアリングシャフトに接続固定する場合、
操作スリーブを後退させた状態でプラグ部をソケット部
のプラグ挿入凹部に挿入し、テーパ面となっているその
外周面が、前記ソケット部のテーパ面となっているプラ
グ挿入凹部の内周面に接触する位置に達すると、ソケッ
ト部のプラグ挿入凹部を包囲した周壁に設けられたロッ
ク部材嵌合孔と、前記プラグ部の外周面に設けられたロ
ック凹部が一致し、この位置で前記操作スリーブを前進
させると、前記ロック部材嵌合孔に嵌合しているロック
部材が前進した操作スリーブの押圧面により求心方向に
押圧されて前記プラグ部のロック凹部に圧接状態で係合
し、これによりプラグ部とソケット部が固着し、このプ
ラグ部とソケット部を介してステアリングホイールがス
テアリングシャフトに接続固定される。このとき、プラ
グ部とソケット部にあっては、プラグ部のロック凹部に
ソケット部のロック部材が係合しているので、プラグ部
とソケット部のいずれか一方の回転は他方に確実に伝達
される。また、ロック部材はロック凹部に圧接状態で係
合しており、且つこの状態でプラグ部のテーパ面に形成
された外周面とプラグ挿入凹部のテーパ面に形成された
内周面とが全周で密に接触しているので、前記プラグ部
のテーパ面に形成された外周面とプラグ挿入凹部のテー
パ面に形成された内周面との摩擦力により、プラグ部と
ソケット部の間に直径方向や回転方向のがたつきが防止
される。次に、ステアリングホイールをステアリングシ
ャフトから取り外す場合、前進位置にある操作スリーブ
を後退させると、前記プラグ部のロック凹部に係合して
いるロック部材が操作スリーブによる求心方向への押圧
から解放され、この状態でステアリングホイールを離脱
方向に引くと、ロック部材がロック凹部から外れ、ソケ
ット部とプラグ部が分離し、これによりステアリングホ
イールをステアリングシャフトから取り外せる。
【0011】請求項4に記載の発明は、ステアリングホ
イールをステアリングシャフトに接続するステアリング
ホイール接続継手であって、前記ステアリングホイール
と前記ステアリングシャフトに取付けられるプラグ部と
ソケット部とを備え、前記プラグ部には、その外周面に
円周方向にロック環状溝が設けられるとともに、該ロッ
ク環状溝の後方に円周方向に1個又は2個以上の凸部又
は凹部からなるプラグ側係合部が設けられ、前記ソケッ
ト部には、その先端中央に前記プラグ部が挿入されるプ
ラグ挿入凹部が設けられるとともに、その先端面に該プ
ラグ挿入凹部に挿入されたプラグ部の外周面に設けられ
たプラグ側係合部に回転方向に係合する凹部又は凸部か
らなるソケット側係合部が設けられ、前記プラグ挿入凹
部を包囲した周壁には、前記プラグ挿入凹部に前記プラ
グ部を挿入したソケット部の先端面に設けられたソケッ
ト側係合部が前記プラグ部のロック環状溝の後方に設け
られたプラグ側係合部に係合した位置におけるプラグ部
のロック環状溝に対応してロック部材嵌合孔が設けら
れ、該ロック部材嵌合孔には、求心方向に移動して前記
プラグ部のロック環状溝に圧接状態で係合し、遠心方向
に移動してロック環状溝から外れるロック部材が求遠心
方向に移動自在に嵌合され、更に、前記ソケット部の外
周には、内周面に前記ロック部材を求心方向に押圧しな
がら押さえる押圧面を有し、ロック部材方向に前進して
ロック部材を求心方向に押圧しながら押さえ、後退して
その押さえを解除する操作スリーブが軸方向に移動自在
に嵌合され、該操作スリーブと前記ソケット部の間には
操作スリーブを前進方向に付勢するスプリングが介装さ
れていることを特徴とする。
【0012】かかる構成から、プラグ部とソケット部の
いずれか一方をステアリングホイールに、他方をステア
リングシャフトに取り付けており、かかるステアリング
ホイールをステアリングシャフトに接続固定する場合、
操作スリーブを後退させた状態でプラグ部をソケット部
のプラグ挿入凹部に挿入し、ソケット部の先端面に設け
られたソケット側係合部が前記プラグ部のロック環状溝
の後方に設けられたプラグ側係合部に達すると、ソケッ
ト部のプラグ挿入凹部を包囲した周壁に設けられたロッ
ク部材嵌合孔と、前記プラグ部の外周面に設けられたロ
ック環状溝が一致し、この位置で前記操作スリーブを前
進させると、前記ロック部材嵌合孔に嵌合しているロッ
ク部材が前進した操作スリーブの押圧面により求心方向
に押圧されて前記プラグ部のロック環状溝に圧接状態で
係合し、これによりプラグ部とソケット部が固着し、こ
のプラグ部とソケット部を介してステアリングホイール
がステアリングシャフトに接続固定される。このとき、
プラグ部とソケット部にあっては、ソケット部の先端面
に設けられたソケット側係合部が前記プラグ部のロック
環状溝の後方に設けられたプラグ側係合部に回転方向に
係合した状態となるので、プラグ部とソケット部のいず
れか一方の回転は他方に確実に伝達される。また、ロッ
ク部材はロック環状溝に圧接状態で係合しており、且つ
この状態でソケット部の先端面に設けられたソケット側
係合部が前記プラグ部のロック環状溝の後方に設けられ
たプラグ側係合部に回転方向に係合しているので、プラ
グ部とソケット部の間に直径方向や回転方向のがたつき
が防止される。次に、ステアリングホイールをステアリ
ングシャフトから取り外す場合、前進位置にある操作ス
リーブを後退させると、前記プラグ部のロック環状溝に
係合しているロック部材が操作スリーブによる求心方向
への押圧から解放され、この状態でステアリングホイー
ルを離脱方向に引くと、ロック部材がロック環状溝から
外れ、ソケット部とプラグ部が分離し、これによりステ
アリングホイールをステアリングシャフトから取り外せ
る。
【0013】請求項5に記載の発明は、ステアリングホ
イールをステアリングシャフトに接続するステアリング
ホイール接続継手であって、前記ステアリングホイール
と前記ステアリングシャフトに取付けられるプラグ部と
ソケット部とを備え、前記プラグ部には、その外周面に
円周方向にロック環状溝が設けられるとともに、その先
端面には円周方向に1個又は2個以上の凸部又は凹部か
らなるプラグ側係合部が設けられ、前記ソケット部に
は、その先端中央に前記プラグ部が挿入されるプラグ挿
入凹部が設けられるとともに、該プラグ挿入凹部の奥に
挿入されたプラグ部の先端面の設けられたプラグ側係合
部に回転方向に係合する凹部又は凸部からなるソケット
側係合部が設けられ、前記プラグ挿入凹部を包囲した周
壁には、前記プラグ挿入凹部に挿入されその先端面のプ
ラグ側係合部がプラグ挿入凹部の奥に設けられたソケッ
ト側係合部に係合した位置におけるプラグ部のロック環
状溝に対応してロック部材嵌合孔が設けられ、該ロック
部材嵌合孔には、求心方向に移動して前記プラグ部のロ
ック環状溝に圧接状態で係合し、遠心方向に移動してロ
ック環状溝から外れるロック部材が求遠心方向に移動自
在に嵌合され、更に、前記ソケット部の外周には、内周
面に前記ロック部材を求心方向に押圧しながら押さえる
押圧面を有し、ロック部材方向に前進してロック部材を
求心方向に押圧しながら押さえ、後退してその押さえを
解除する操作スリーブが軸方向に移動自在に嵌合され、
該操作スリーブと前記ソケット部の間には操作スリーブ
を前進方向に付勢するスプリングが介装されていること
を特徴とする。
【0014】かかる構成から、プラグ部とソケット部の
いずれか一方をステアリングホイールに、他方をステア
リングシャフトに取り付けており、かかるステアリング
ホイールをステアリングシャフトに接続固定する場合、
操作スリーブを後退させた状態でプラグ部をソケット部
のプラグ挿入凹部に挿入し、その先端面に設けられたプ
ラグ側係合部がプラグ挿入凹部の奥に設けられたソケッ
ト側係合部に達すると、ソケット部のプラグ挿入凹部を
包囲した周壁に設けられたロック部材嵌合孔と、前記プ
ラグ部の外周面に設けられたロック環状溝が一致し、こ
の位置で前記操作スリーブを前進させると、前記ロック
部材嵌合孔に嵌合しているロック部材が前進した操作ス
リーブの押圧面により求心方向に押圧されて前記プラグ
部のロック環状溝に圧接状態で係合し、これによりプラ
グ部とソケット部が固着し、このプラグ部とソケット部
を介してステアリングホイールがステアリングシャフト
に接続固定される。このとき、プラグ部とソケット部に
あっては、プラグ部の先端面に設けられたプラグ側係合
部が前記ソケット部のプラグ挿入凹部の奥に設けられた
ソケット側係合部に回転方向に係合した状態となるの
で、プラグ部とソケット部のいずれか一方の回転は他方
に確実に伝達される。また、ロック部材はロック環状溝
に圧接状態で係合しており、且つこの状態でプラグ部の
先端面に設けられたプラグ側係合部が前記ソケット部の
プラグ挿入凹部の奥に設けられたソケット側係合部に係
合しているので、プラグ部とソケット部の間に直径方向
や回転方向のがたつきが防止される。次に、ステアリン
グホイールをステアリングシャフトから取り外す場合、
前進位置にある操作スリーブを後退させると、前記プラ
グ部のロック環状溝に係合しているロック部材が操作ス
リーブによる求心方向への押圧から解放され、この状態
でステアリングホイールを離脱方向に引くと、ロック部
材がロック環状溝から外れ、ソケット部とプラグ部が分
離し、これによりステアリングホイールをステアリング
シャフトから取り外せる。
【0015】請求項6に記載の発明は、前記請求項1,
2又は3に記載のステアリングホイール接続継手であっ
て、前記プラグ部の外周面に設けられたロック凹部は円
錐状に形成されており、前記ソケット部に設けられたプ
ラグ挿入凹部を包囲した周壁のロック部材嵌合孔に嵌合
され、前記ロック凹部に係合するロック部材はロックボ
ールからなり、該ロックボールは前記円錐状のロック凹
部の先端側内周面に係合するように位置設定されてお
り、更に、前記操作スリーブの内周面に有する押圧面
が、前進方向側が大径となるテーパ面に形成されている
ことを特徴とする。
【0016】かかる構成から、前記プラグ部のロック凹
部に係合しているソケット部のロックボールからなるロ
ック部材はスプリングによって前進方向に付勢されてい
る操作スリーブのテーパ面に形成された押圧面により、
常に求心方向に押圧されロック凹部に圧接している状態
にあり、そして、このロックボールからなるロック部材
は円錐状に形成されたロック凹部の先端側内周面に係合
しているので、このロックボールからなるロック部材に
よるロック凹部への圧接はプラグ部をソケット部側へ押
し付ける方向へ働き、これにより、プラグ部とソケット
部の構成が、ロック部材がロック凹部に係合したときプ
ラグ部の先端面がプラグ挿入凹部の奥に設けられた当接
面に当接する構成である場合には、プラグ部の先端面が
プラグ挿入凹部の奥の当接面に押し付けられた状態とな
り、プラグ部とソケット部の構成が、ロック部材がロッ
ク凹部に係合したときソケット部の先端面がプラグ部の
大径段部の端面に当接する構成である場合には、ソケッ
ト部の先端面がプラグ部の大径段部の端面に押し付けら
れた状態となり、また、プラグ部とソケット部の構成
が、ロック部材がロック凹部に係合したときプラグ部の
テーパ面に形成された外周面とプラグ挿入凹部のテーパ
面に形成された内周面とが接触する構成である場合に
は、プラグ部の外周面がプラグ挿入凹部の内周面に押し
付けられた状態となるので、前記プラグ部の先端面とプ
ラグ挿入凹部の奥に設けられた当接面との摩擦力が一層
大きくなり、また、ソケット部の先端面とプラグ部の大
径段部の端面との摩擦力が一層大きくなり、また、前記
プラグ部のテーパ面に形成された外周面とプラグ挿入凹
部のテーパ面に形成された内周面との摩擦力が一層大き
くなることにより、プラグ部とソケット部の間に直径方
向や回転方向のがたつきがより確実に防止される。ま
た、前記のようにプラグ部の外周面に設けられたロック
凹部は円錐状に形成されており、該ロック凹部にロック
ボールからなるロック部材が係合するので、プラグ部に
回転方向や軸方向への力が作用したとき、円錐状に形成
されたロック凹部がロック部材を遠心方向に押し上げよ
うとするが、ロック部材は操作スリーブのテーパ面に形
成された押圧面により、常に求心方向に押圧されて押さ
え付けられているので、プラグ部の回転方向や軸方向へ
の動きが阻止され、プラグ部とソケット部の間に回転方
向や軸方向へのがたつきが確実に防止される。
【0017】請求項7に記載の発明は、前記請求項4又
は5に記載のステアリングホイール接続継手であって、
前記プラグ部の外周面に設けられたロック環状溝は先端
側内周面がテーパ面に形成されており、前記ソケット部
に設けられたプラグ挿入凹部を包囲した周壁のロック部
材嵌合孔に嵌合され、前記ロック環状溝に係合するロッ
ク部材はロックボールからなり、該ロックボールは前記
ロック環状溝の先端側内周面に係合するように位置設定
されており、更に、前記操作スリーブの内周面に有する
押圧面が、前進方向側が大径となるテーパ面に形成され
ていることを特徴とする。
【0018】かかる構成から、前記プラグ部のロック環
状溝に係合しているソケット部のロックボールからなる
ロック部材はスプリングによって前進方向に付勢されて
いる操作スリーブのテーパ面に形成された押圧面によ
り、常に求心方向に押圧されロック環状溝に圧接してい
る状態にあり、そして、このロックボールからなるロッ
ク部材はテーパ面に形成されたロック環状溝の先端側内
周面に係合しているので、このロックボールからなるロ
ック部材によるロック環状溝への圧接はプラグ部をソケ
ット部側へ押し付ける方向へ働き、これにより、プラグ
部とソケット部の構成が、ロック部材がロック環状溝に
係合したときプラグ部の先端面に設けられたプラグ側係
合部が前記ソケット部のプラグ挿入凹部の奥に設けられ
たソケット側係合部に回転方向に係合する構成である場
合には、プラグ部の先端面に設けられたプラグ側係合部
が前記ソケット部のプラグ挿入凹部の奥に設けられたソ
ケット側係合部に圧接した係合状態となり、プラグ部と
ソケット部の構成が、ロック部材がロック環状溝に係合
したとき前記ソケット部の先端面に設けられたソケット
側係合部が前記プラグ部の外周面に設けられたプラグ側
係合部に回転方向に係合する構成である場合には、ソケ
ット部の先端面に設けられたソケット側係合部が前記プ
ラグ部の外周面に設けられた係合部に圧接した係合状態
となるので、前記プラグ部の先端面に設けられたプラグ
側係合部と前記ソケット部のプラグ挿入凹部の奥に設け
られたソケット側係合部との係合が一層密となり、ま
た、ソケット部の先端面に設けられたソケット側係合部
と前記プラグ部の外周面に設けられたプラグ側係合部と
の係合が一層密となることにより、プラグ部とソケット
部の間に直径方向や回転方向のがたつきがより確実に防
止される。また、前記のようにプラグ部の外周面に設け
られたロック環状溝は先端側内周面がテーパ面に形成さ
れており、該ロック環状溝の先端側内周面にロックボー
ルからなるロック部材が係合するので、プラグ部に軸方
向への力が作用したとき、ロック環状溝の先端側内周面
がロック部材を遠心方向に押し上げようとするが、ロッ
ク部材は操作スリーブのテーパ面に形成された押圧面に
より、常に求心方向に押圧されて押さえ付けられている
ので、プラグ部の軸方向への動きが阻止され、プラグ部
とソケット部の間に軸方向へのがたつきが確実に防止さ
れる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は本発明に係るステ
アリングホイール接続継手の実施の形態の第1例を示し
たもので、図1は本例のステアリングホイール接続継手
の使用状態の側面図、図2は本例でプラグ部とソケット
部を接続する前の状態を示す一部縦断側面図、図3は本
例でプラグ部とソケット部を接続した状態を示す一部縦
断側面図ある。
【0020】本例のステアリングホイール接続継手は、
ステアリングホイール1とステアリングシャフト2に取
り付けられるプラグ部3とソケット部4とを備えてい
る。本例では、ステアリングホイール1にプラグ部3が
取り付けられ、ステアリングシャフト2にソケット4部
が取り付けられている。これらの取り付け手段にあって
は特に限定されるものではない。
【0021】前記プラグ部3には、その外周面に円周方
向に適宜間隔をもって複数のロック凹部5が設けられて
いる。このロック凹部5の形状は後述するロック部材の
形状に応じて形成されるものであって特に限定されるも
のではなく、本例では円錐状に形成されている。該円錐
状のロック凹部5にあっては、その開口形状が軸方向に
長い楕円の円錐状となっている。
【0022】前記ソケット部4には、その先端中央に前
記プラグ部3が挿入されるプラグ挿入凹部6と、該プラ
グ挿入凹部6の奥に挿入されたプラグ部3の先端面7が
当接する当接面8が設けられている。前記プラグ挿入凹
部6の奥には、本例では、前記当接面8を残し、その中
央に貫通孔17が設けられている。前記プラグ挿入凹部
6を包囲した周壁9には、前記プラグ挿入凹部6に挿入
されその先端面7がプラグ挿入凹部6の奥に設けられた
当接面8に当接した位置におけるプラグ部3のロック凹
部5に対応してロック部材嵌合孔10が設けられてい
る。該ロック部材嵌合孔10には、求心方向に移動して
前記プラグ部3のロック凹部5に圧接状態で係合し、遠
心方向に移動してロック凹部5から外れるロック部材1
1が求遠心方向に移動自在に嵌合されている。このロッ
ク部材11にあっては、本例ではロックボールとなって
いるが、これに限定されるものではない。また、前記ロ
ックボールからなるロック部材11が円錐状に形成され
たロック凹部5に係合する位置は、本例では円錐状に形
成されたロック凹部5のセンターではなく、ロック凹部
5の先端側内周面に係合するように設定されている。
【0023】更に、前記ソケット部4の外周には、内周
面に前記ロック部材11を求心方向に押圧しながら押さ
える押圧面12を有し、ロック部材11方向に前進して
ロック部材11を求心方向に押圧しながら押さえ、後退
して解放面13によりその押さえを解除する操作スリー
ブ14が軸方向に移動自在に嵌合されている。前記操作
スリーブ14の内周面に有する押圧面12にあっては、
本例では前進方向側が大径となるテーパ面に形成されて
いる。また、該操作スリーブ14と前記ソケット部4の
間には操作スリーブ14を前進方向に付勢するスプリン
グ15が介装されている。
【0024】更に、前記ソケット部4の先端側外周に
は、前記操作スリーブ14の前進方向への抜けだしを防
止するストップリング16が装着されている。また、図
示しないが、前記プラグ部3及びソケット部4には、両
者の接続時に、プラグ部3に設けられたロック凹部5と
ソケット部4に設けられたロック部材11を嵌合するロ
ック部材嵌合孔10との位置を合わせる位置表示部が設
けられている。
【0025】このように構成されたステアリングホイー
ル接続継手によれば、ステアリングホイール1をステア
リングシャフト2に接続固定する場合、操作スリーブ1
4をスプリング15の弾発力に抗して後退させた状態で
プラグ部3をソケット部4のプラグ挿入凹部6に挿入す
る。このプラグ部3の先端面7がプラグ挿入凹部6の奥
に設けられた当接面8に達すると、ソケット部4のプラ
グ挿入凹部6を包囲した周壁9に設けられたロック部材
嵌合孔10と、前記プラグ部3の外周面に設けられたロ
ック凹部5が一致し、ロック部材嵌合孔10に嵌合して
いるロック部材11がロック凹部5側に移動可能とな
り、この位置で前記操作スリーブ14の後退を解除する
と、操作スリーブ14はスプリング15の弾発力により
前進し、これにより、前記ロック部材11が前進した操
作スリーブ14の押圧面12により求心方向に押圧され
て前記プラグ部3のロック凹部5に圧接状態で係合し、
これによりプラグ部3とソケット部4が固着し、このプ
ラグ部3とソケット部4を介してステアリングホイール
1がステアリングシャフト2に接続固定される。
【0026】このようにして接続固定されたプラグ部3
とソケット部4にあっては、プラグ部3のロック凹部5
にソケット部4のロック部材11が係合しているので、
プラグ部3とソケット部4のいずれか一方の回転は他方
に確実に伝達される。また、ロック部材11はロック凹
部5に圧接状態で係合しており、且つこの状態でプラグ
部3の先端面7がプラグ挿入凹部6の奥に設けられた当
接面8に当接しているので、前記プラグ部3の先端面7
とプラグ挿入凹部6の奥に設けられた当接面8との摩擦
力により、プラグ部3とソケット部4の間に直径方向や
回転方向のがたつきが防止される。
【0027】また、本例では、前記プラグ部3のロック
凹部5が円錐状に形成されており、前記ソケット部4の
ロック部材嵌合孔10に嵌合されたロック部材11がロ
ックボールからなり、該ロックボールが前記円錐状のロ
ック凹部5の先端側内周面に係合するように位置設定さ
れており、更に、前記操作スリーブ14の内周面に有す
る押圧面12が、前進方向側が大径となるテーパ面に形
成されているので、前記プラグ部3のロック凹部5に係
合しているソケット部4のロックボールからなるロック
部材11は、スプリング15によって前進方向に付勢さ
れている操作スリーブ14のテーパ面に形成された押圧
面12により、常に求心方向に押圧されロック凹部5に
圧接している状態にあり、そして、このロックボールか
らなるロック部材11は円錐状に形成されたロック凹部
5の先端側内周面に係合しているので、このロックボー
ルからなるロック部材11によるロック凹部5への圧接
はプラグ部3をソケット部4側へ押し付ける方向へ働
き、これにより、プラグ部3の先端面7がプラグ挿入凹
部6の奥の当接面8に押し付けられた状態となるので、
前記プラグ部3の先端面7とプラグ挿入凹部6の奥に設
けられた当接面8との摩擦力が一層大きくなることによ
り、プラグ部3とソケット部4の間に直径方向や回転方
向のがたつきがより確実に防止される。
【0028】また、前記のようにプラグ部3の外周面に
設けられたロック凹部5は円錐状に形成されており、該
ロック凹部5にロックボールからなるロック部材11が
係合するので、プラグ部3に回転方向や軸方向への力が
作用したとき、円錐状に形成されたロック凹部5がロッ
ク部材11を遠心方向に押し上げようとするが、ロック
部材11は操作スリーブ14のテーパ面に形成された押
圧面12により、常に求心方向に押圧されて押さえ付け
られているので、プラグ部3の回転方向や軸方向への動
きが阻止され、プラグ部3とソケット部4の間に回転方
向や軸方向へのがたつきが確実に防止される。
【0029】次に、前記のようにしてステアリングシャ
フト2に接続固定されたステアリングホイール1をステ
アリングシャフト2から取り外す場合、前進位置にある
操作スリーブ14を後退させる。操作スリーブ14の後
退により、押圧面12がロック部材11から離れ、ロッ
ク部材11上に解放面13が位置すると、前記プラグ部
3のロック凹部5に係合しているロック部材11は求心
方向への押圧から解放され、この状態でステアリングホ
イール1を離脱方向に引くと、ロック部材11がロック
凹部5から外れ、プラグ部3とソケット部4が分離し、
これによりステアリングホイール1をステアリングシャ
フト2から取り外せる。
【0030】図4は本発明に係るステアリングホイール
接続継手の実施の形態の第2例を示したもので、図4は
本例のステアリングホイール接続継手でプラグ部とソケ
ット部を接続した状態を示す一部縦断側面図ある。な
お、第1例と対応する部分には、同一符号を付けて示し
ている。
【0031】本例のステアリングホイール接続継手で
は、プラグ部3には、その外周面にロック凹部5の後方
にソケット部4の先端面18が当接する端面19を有す
る大径段部20が設けられている。また、前記ソケット
部4に設けられたプラグ挿入凹部6を包囲した周壁9に
は、前記プラグ挿入凹部6に前記プラグ部3を挿入した
ソケット部4の先端面18が前記プラグ部3のロック凹
部5の後方に設けられた大径段部20の端面19に当接
した位置におけるプラグ部3のロック凹部5に対応して
ロック部材嵌合孔10が設けられている。また、前記ソ
ケット部4には、その中央に貫通孔21が設けられてい
る。その他の構成は、前記第1例と同様となっているの
で、説明を省略する。
【0032】このように構成されたステアリングホイー
ル接続継手によっても、ステアリングホイール1をステ
アリングシャフト2に接続固定する場合、第1例と同様
に、操作スリーブ14をスプリング15の弾発力に抗し
て後退させた状態でプラグ部3をソケット部4のプラグ
挿入凹部6に挿入することにより行うことができる。
【0033】そして、ロック部材11とロック凹部5が
係合状態にある時、ソケット部4の先端面18がプラグ
部3の外周面に設けられた大径段部20の端面19に当
接しているので、前記ソケット部4の先端面18とプラ
グ部3の大径段部20の端面19との摩擦力により、プ
ラグ部3とソケット部4の間に直径方向や回転方向のが
たつきが防止される。
【0034】図5及び図6は本発明に係るステアリング
ホイール接続継手の実施の形態の第3例を示したもの
で、図5は本例のステアリングホイール接続継手でプラ
グ部とソケット部を接続する前の状態を示す一部縦断側
面図、図6は本例でプラグ部とソケット部を接続した状
態を示す一部縦断側面図ある。なお、第1例と対応する
部分には、同一符号を付けて示している。
【0035】本例のステアリングホイール接続継手で
は、プラグ部3は、外周面が先端に向かうにつれて外径
が小径となるテーパ面に形成されている。また、プラグ
部3が挿入されるソケット部4のプラグ挿入凹部6の内
周面は、前記プラグ部3のテーパ面に形成された外周面
に接触するテーパ面に形成されている。また、前記プラ
グ挿入凹部6を包囲した周壁9には、前記プラグ挿入凹
部6に挿入されその外周面がプラグ挿入凹部6の内周面
に接触した位置におけるプラグ部3のロック凹部5に対
応してロック部材嵌合孔10が設けられている。そし
て、本例では、プラグ部3の長さは、前記プラグ挿入凹
部6に挿入されその外周面がプラグ挿入凹部6の内周面
に接触した位置におけるプラグ部3の先端面7が、プラ
グ挿入凹部6の奥に設けられた当接面8に当接しない長
さとなっている。その他の構成は、前記第1例と同様と
なっているので、説明を省略する。
【0036】このように構成されたステアリングホイー
ル接続継手によっても、ステアリングホイール1をステ
アリングシャフト2に接続固定する場合、第1例と同様
に、操作スリーブ14をスプリング15の弾発力に抗し
て後退させた状態でプラグ部3をソケット部4のプラグ
挿入凹部6に挿入することにより行うことができる。
【0037】そして、前記の通り、ロック部材11がロ
ック凹部5に圧接状態で係合し、且つこの状態でプラグ
部3のテーパ面に形成された外周面とプラグ挿入凹部6
のテーパ面に形成された内周面とが接触しているので、
前記プラグ部3のテーパ面に形成された外周面とプラグ
挿入凹部6のテーパ面に形成された内周面との摩擦力に
より、プラグ部3とソケット部4の間に直径方向や回転
方向のがたつきが防止される。
【0038】また、本例では、前記プラグ部3のロック
凹部5が円錐状に形成されており、前記ソケット部4の
ロック部材嵌合孔10に嵌合されたロック部材11がロ
ックボールからなり、該ロックボールが前記円錐状のロ
ック凹部5の先端側内周面に係合するように位置設定さ
れており、更に、前記操作スリーブ14の内周面に有す
る押圧面12が、前進方向側が大径となるテーパ面に形
成されているので、前記プラグ部3のロック凹部5に係
合しているソケット部4のロックボールからなるロック
部材11は、スプリング15によって前進方向に付勢さ
れている操作スリーブ14のテーパ面に形成された押圧
面12により、常に求心方向に押圧されロック凹部5に
圧接している状態にあり、そして、このロックボールか
らなるロック部材11は円錐状に形成されたロック凹部
5の先端側内周面に係合しているので、このロックボー
ルからなるロック部材11によるロック凹部5への圧接
はプラグ部3をソケット部4側へ押し付ける方向へ働
き、これにより、プラグ部3の外周面がプラグ挿入凹部
6の内周面に押し付けられた状態となるので、前記プラ
グ部3のテーパ面に形成された外周面とプラグ挿入凹部
6のテーパ面に形成された内周面との摩擦力が一層大き
くなることにより、プラグ部3とソケット部4の間に直
径方向や回転方向のがたつきがより確実に防止される。
また、前記のようにプラグ部3の外周面に設けられたロ
ック凹部5は円錐状に形成されており、該ロック凹部5
にロックボールからなるロック部材11が係合するの
で、プラグ部3に回転方向や軸方向への力が作用したと
き、円錐状に形成されたロック凹部5がロック部材11
を遠心方向に押し上げようとするが、ロック部材11は
操作スリーブ14のテーパ面に形成された押圧面12に
より、常に求心方向に押圧されて押さえ付けられている
ので、プラグ部3の回転方向や軸方向への動きが阻止さ
れ、プラグ部3とソケット部4の間に回転方向や軸方向
へのがたつきが確実に防止される。
【0039】図7乃至図10は本発明に係るステアリン
グホイール接続継手の実施の形態の第4例を示したもの
で、図7は本例のステアリングホイール接続継手の使用
状態の一部切欠側面図、図8は本例でプラグ部とソケッ
ト部を接続した状態を示す一部縦断側面図、図9は図8
に示すプラグ部の左側面図、図10は図8に示すソケッ
ト部の右側面図ある。なお、第1例と対応する部分に
は、同一符号を付けて示している。
【0040】本例のステアリングホイール接続継手で
は、プラグ部3には、その外周面に円周方向にロック環
状溝22が設けられている。このロック環状溝22は先
端側内周面23がテーパ面に形成されている。前記プラ
グ部3のロック環状溝22の後方には大径段部20が設
けられ、大径段部20の端面19には、円周方向に1個
又は2個以上の凸部又は凹部からなるプラグ側係合部2
4が設けられている。本例では、プラグ側係合部24と
して4個の凸部25が円周方向に設けられている。この
凸部25は、その回転方向の側面がテーパ面26となっ
ている。
【0041】また、ソケット部4には、その先端面18
に前記プラグ部3の外周面に設けられたプラグ側係合部
24に回転方向に係合する凹部又は凸部からなるソケッ
ト側係合部27が設けられている。本例では、ソケット
側係合部27として、前記凸部25からなるプラグ側係
合部24に対応する4個の凹部28が円周方向に設けら
れている。この凹部28は、その回転方向の側面がテー
パ面29となっている。
【0042】また、前記ソケット部4に設けられたプラ
グ挿入凹部6を包囲した周壁9には、プラグ挿入凹部6
に前記プラグ部3を挿入したソケット部4の先端面18
に設けられたソケット側係合部27が前記プラグ部3の
プラグ側係合部24に係合した位置におけるプラグ部3
のロック環状溝22に対応してロック部材嵌合孔10が
設けられ、該ロック部材嵌合孔10には、求心方向に移
動して前記プラグ部3のロック環状溝22に圧接状態で
係合し、遠心方向に移動してロック環状溝22から外れ
るロックボールからなるロック部材11が求遠心方向に
移動自在に嵌合されている。
【0043】その他の構成は、前記第1例と同様となっ
ているので、説明を省略する。また、本例では、プラグ
側係合部24が凸部25に、ソケット側係合部27が凹
部28となっているが、プラグ側係合部24が凹部に、
ソケット側係合部27が凸部になっていてもよい。
【0044】このように構成されたステアリングホイー
ル接続継手によっても、ステアリングホイール1をステ
アリングシャフト2に接続固定する場合、第1例と同様
に、操作スリーブ14をスプリング15の弾発力に抗し
て後退させた状態でプラグ部3をソケット部4のプラグ
挿入凹部6に挿入することにより行うことができる。
【0045】そして、ロック部材11とロック環状溝2
5が係合状態にある時、ソケット部4の先端面18に設
けられたソケット側係合部27が前記プラグ部3のプラ
グ側係合部24に回転方向に係合した状態となるので、
プラグ部3とソケット部4のいずれか一方の回転は他方
に確実に伝達される。
【0046】また、ロック部材11はロック環状溝22
に圧接状態で係合しており、且つこの状態でソケット部
4のソケット側係合部27が前記プラグ部3のプラグ側
係合部24に回転方向に係合しているので、プラグ部3
とソケット部4の間に直径方向や回転方向のがたつきが
防止される。
【0047】本例では、前記プラグ部3のロック環状溝
22に係合しているソケット部4のロックボールからな
るロック部材11はスプリング15によって前進方向に
付勢されている操作スリーブ14のテーパ面に形成され
た押圧面12により、常に求心方向に押圧されロック環
状溝22に圧接し、そして、このロック部材11はテー
パ面に形成されたロック環状溝22の先端側内周面23
に係合するので、このロック部材11によるロック環状
溝22への圧接はプラグ部3をソケット部4側へ押し付
ける方向へ働き、これにより、ロック部材11がロック
環状溝22に係合したとき前記ソケット部4の先端面1
8に設けられたソケット側係合部27と前記プラグ部3
のプラグ側係合部24との係合が密となり、プラグ部3
とソケット部4の間に直径方向や回転方向のがたつきが
より確実に防止される。
【0048】また、前記のようにプラグ部3の外周面に
設けられたロック環状溝22は先端側内周面23がテー
パ面に形成されており、該ロック環状溝22の先端側内
周面23にロックボールからなるロック部材11が係合
するので、プラグ部3に軸方向への力が作用したとき、
ロック環状溝22の先端側内周面23がロック部材11
を遠心方向に押し上げようとするが、ロック部材11は
操作スリーブ14のテーパ面に形成された押圧面12に
より、常に求心方向に押圧されて押さえ付けられている
ので、プラグ部3の軸方向への動きが阻止され、プラグ
部3とソケット部4の間に軸方向へのがたつきが確実に
防止される。
【0049】図11乃至図13は本発明に係るステアリ
ングホイール接続継手の実施の形態の第5例を示したも
ので、図11は本例でプラグ部とソケット部を接続した
状態を示す一部縦断側面図、図12は図11に示すソケ
ット部の右側面図、図13は図11に示すプラグ部の左
側面図ある。なお、第1例及び第4例と対応する部分に
は、同一符号を付けて示している。
【0050】本例のステアリングホイール接続継手で
は、プラグ部3には、その先端面7に円周方向に1個又
は2個以上の凸又は凹からなるプラグ側係合部24が設
けられている。本例では、プラグ側係合部24として4
個の凹部28が円周方向に設けられている。この凹部2
8は、その回転方向の側面がテーパ面29となってい
る。
【0051】また、ソケット部4には、その先端中央に
設けられたプラグ挿入凹部の奥に、前記プラグ部3の先
端面7に設けられたプラグ側係合部24に回転方向に係
合する凹部又は凸部からなるソケット側係合部27が設
けられている。本例では、ソケット側係合部27とし
て、前記凹部28からなるプラグ側係合部24に対応す
る4個の凸部25が円周方向に設けられている。この凸
部25は、その回転方向の側面がテーパ面26となって
いる。
【0052】また、前記ソケット部4に設けられたプラ
グ挿入凹部6を包囲した周壁9には、プラグ挿入凹部6
に挿入したプラグ部3の先端面7に設けられたプラグ側
係合部24が前記ソケット部4のソケット側係合部27
に係合した位置におけるプラグ部3のロック環状溝22
に対応してロック部材嵌合孔10が設けられている。
【0053】その他の構成は、前記第1例及び第4例と
同様となっているので、説明を省略する。また、本例で
は、プラグ側係合部24が凹部28に、ソケット側係合
部27が凸部25となっているが、プラグ側係合部24
が凸部に、ソケット側係合部27が凹部になっていても
よい。
【0054】このように構成されたステアリングホイー
ル接続継手によっても、ステアリングホイール1をステ
アリングシャフト2に接続固定する場合、第1例及び第
4例と同様に、操作スリーブ14をスプリング15の弾
発力に抗して後退させた状態でプラグ部3をソケット部
4のプラグ挿入凹部6に挿入することにより行うことが
できる。
【0055】そして、ロック部材11とロック環状溝2
5が係合状態にある時、プラグ部3の先端面7に設けら
れたプラグ側係合部24がソケット部4のソケット側係
合部27に回転方向に係合した状態となるので、プラグ
部3とソケット部4のいずれか一方の回転は他方に確実
に伝達される。また、ロック部材11はロック環状溝2
2に圧接状態で係合しており、且つこの状態でプラグ部
3のプラグ側係合部24がソケット部4のソケット側係
合部27に回転方向に係合しているので、プラグ部3と
ソケット部4の間に直径方向や回転方向のがたつきが防
止される。
【0056】本例では、前記プラグ部3のロック環状溝
22に係合しているソケット部4のロックボールからな
るロック部材11はスプリング15によって前進方向に
付勢されている操作スリーブ14のテーパ面に形成され
た押圧面12により、常に求心方向に押圧されロック環
状溝22に圧接し、そして、このロック部材11はテー
パ面に形成されたロック環状溝22の先端側内周面23
に係合するので、このロック部材11によるロック環状
溝22への圧接はプラグ部3をソケット部4側へ押し付
ける方向へ働き、これにより、ロック部材11がロック
環状溝22に係合したとき前記プラグ部3のプラグ側係
合部24とソケット部4のソケット側係合部27との係
合が密となり、プラグ部3とソケット部4の間に直径方
向や回転方向のがたつきがより確実に防止される。
【0057】また、前記のようにプラグ部3の外周面に
設けられたロック環状溝22は先端側内周面23がテー
パ面に形成されており、該ロック環状溝22の先端側内
周面23にロックボールからなるロック部材11が係合
するので、プラグ部3に軸方向への力が作用したとき、
ロック環状溝22の先端側内周面23がロック部材11
を遠心方向に押し上げようとするが、ロック部材11は
操作スリーブ14のテーパ面に形成された押圧面12に
より、常に求心方向に押圧されて押さえ付けられている
ので、プラグ部3の軸方向への動きが阻止され、プラグ
部3とソケット部4の間に軸方向へのがたつきが確実に
防止される。
【0058】なお、前記第1例、第3例及び第5例で
は、いずれもステアリングホイール1にプラグ部3が取
り付けられ、ステアリングシャフト2にソケット部4が
取り付けられているが、ステアリングホイール1にソケ
ット部4が取り付けられ、ステアリングシャフト2にプ
ラグ部3が取り付けられていてもよい。また、前記第2
例及び第4例では、いずれもステアリングホイール1に
ソケット部4が取り付けられ、ステアリングシャフト2
にプラグ部3が取り付けられているが、ステアリングホ
イール1にプラグ部3が取り付けられ、ステアリングシ
ャフト2にソケット部4が取り付けられていてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかるステアリ
ングホイール接続継手によれば、ステアリングシャフト
へのステアリングホイールの取り付け取り外しを、何ら
工具を使用することなく、また作業に熟練を要すること
なく、操作スリーブを操作するといった簡単な作業によ
り、従来の作業に比べ遙かに短時間で行うことができ、
そして、ステアリングホイールを回転方向、軸方向及び
直径方向にがたつきのないように取り付けることができ
る。更に、本発明にかかるステアリングホイール接続継
手は、従来のねじの締め付けを固定手段とする接続継手
に比べ、その構成が簡単なので、製造も容易であるとい
った効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステアリングホイール接続継手の
実施の形態の第1例を示した使用状態の側面図である。
【図2】本例でプラグ部をソケット部に接続する前の状
態を示す一部縦断側面図である。
【図3】本例でプラグ部をソケット部に接続した状態を
示す一部縦断側面図ある。
【図4】本発明に係るステアリングホイール接続継手の
実施の形態の第2例で、プラグ部をソケット部に接続し
た状態を示す一部縦断側面図である。
【図5】本発明に係るステアリングホイール接続継手の
実施の形態の第3例で、プラグ部をソケット部に接続す
る前の状態を示す一部縦断側面図である。
【図6】本例でプラグ部をソケット部に接続した状態を
示す一部縦断側面図ある。
【図7】本発明に係るステアリングホイール接続継手の
実施の形態の第4例を示した使用状態の一部切欠側面図
である。
【図8】本例でプラグ部をソケット部に接続した状態を
示す一部縦断側面図ある。
【図9】図8に示すプラグ部の左側面図である。
【図10】図8に示すソケット部の右側面図ある。
【図11】本発明に係るステアリングホイール接続継手
の実施の形態の第5例で、プラグ部をソケット部に接続
した状態を示す一部縦断側面図である。
【図12】図11に示すソケット部の右側面図ある。
【図13】図11に示すプラグ部の左側面図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール 2 ステアリングシャフト 3 プラグ部 4 ソケット部 5 ロック凹部 6 プラグ挿入凹部 7 先端面 8 当接面 9 周壁 10 ロック部材嵌合孔 11 ロック部材 12 押圧面 13 解放面 14 操作スリーブ 15 スプリング 16 ストップリング 17 貫通孔 18 先端面 19 端面 20 大径段部 21 貫通孔 22 ロック環状溝 23 先端側内周面 24 プラグ側係合部 25 凸部 26 テーパ面 27 ソケット側係合部 28 凹部 29 テーパ面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月27日(2001.4.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】図7乃至図10は本発明に係るステアリン
グホイール接続継手の実施の形態の第4例を示したもの
で、図7は本例のステアリングホイール接続継手の使用
状態の一部切欠側面図、図8は本例でプラグ部とソケッ
ト部を接続した状態を示す一部縦断側面図、図9は図8
に示すプラグ部の左側面図、図10は図8に示すソケッ
ト部の右側面図ある。なお、第1例と対応する部分に
は、同一符号を付けて示している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】そして、ロック部材11とロック環状溝
が係合状態にある時、ソケット部4の先端面18に設
けられたソケット側係合部27が前記プラグ部3のプラ
グ側係合部24に回転方向に係合した状態となるので、
プラグ部3とソケット部4のいずれか一方の回転は他方
に確実に伝達される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】図11乃至図13は本発明に係るステアリ
ングホイール接続継手の実施の形態の第5例を示したも
ので、図11は本例でプラグ部とソケット部を接続した
状態を示す一部縦断側面図、図12は図11に示すソケ
ット部の右側面図、図13は図11に示すプラグ部の左
側面図ある。なお、第1例及び第4例と対応する部分
には、同一符号を付けて示している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】そして、ロック部材11とロック環状溝
が係合状態にある時、プラグ部3の先端面7に設けら
れたプラグ側係合部24がソケット部4のソケット側係
合部27に回転方向に係合した状態となるので、プラグ
部3とソケット部4のいずれか一方の回転は他方に確実
に伝達される。また、ロック部材11はロック環状溝2
2に圧接状態で係合しており、且つこの状態でプラグ部
3のプラグ側係合部24がソケット部4のソケット側係
合部27に回転方向に係合しているので、プラグ部3と
ソケット部4の間に直径方向や回転方向のがたつきが防
止される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステアリングホイール接続継手の
実施の形態の第1例を示した使用状態の側面図である。
【図2】本例でプラグ部をソケット部に接続する前の状
態を示す一部縦断側面図である。
【図3】本例でプラグ部をソケット部に接続した状態を
示す一部縦断側面図ある。
【図4】本発明に係るステアリングホイール接続継手の
実施の形態の第2例で、プラグ部をソケット部に接続し
た状態を示す一部縦断側面図である。
【図5】本発明に係るステアリングホイール接続継手の
実施の形態の第3例で、プラグ部をソケット部に接続す
る前の状態を示す一部縦断側面図である。
【図6】本例でプラグ部をソケット部に接続した状態を
示す一部縦断側面図ある。
【図7】本発明に係るステアリングホイール接続継手の
実施の形態の第4例を示した使用状態の一部切欠側面図
である。
【図8】本例でプラグ部をソケット部に接続した状態を
示す一部縦断側面図ある。
【図9】図8に示すプラグ部の左側面図である。
【図10】図8に示すソケット部の右側面図ある。
【図11】本発明に係るステアリングホイール接続継手
の実施の形態の第5例で、プラグ部をソケット部に接続
した状態を示す一部縦断側面図である。
【図12】図11に示すソケット部の右側面図ある。
【図13】図11に示すプラグ部の左側面図である。
【符号の説明】 1 ステアリングホイール 2 ステアリングシャフト 3 プラグ部 4 ソケット部 5 ロック凹部 6 プラグ挿入凹部 7 先端面 8 当接面 9 周壁 10 ロック部材嵌合孔 11 ロック部材 12 押圧面 13 解放面 14 操作スリーブ 15 スプリング 16 ストップリング 17 貫通孔 18 先端面 19 端面 20 大径段部 21 貫通孔 22 ロック環状溝 23 先端側内周面 24 プラグ側係合部 25 凸部 26 テーパ面 27 ソケット側係合部 28 凹部 29 テーパ面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイールをステアリングシ
    ャフトに接続するステアリングホイール接続継手であっ
    て、前記ステアリングホイールと前記ステアリングシャ
    フトに取付けられるプラグ部とソケット部とを備え、前
    記プラグ部には、その外周面に円周方向に適宜間隔をも
    って複数のロック凹部が設けられ、前記ソケット部に
    は、その先端中央に前記プラグ部が挿入されるプラグ挿
    入凹部と、該プラグ挿入凹部の奥に挿入されたプラグ部
    の先端面が当接する当接面が設けられ、前記プラグ挿入
    凹部を包囲した周壁には、前記プラグ挿入凹部に挿入さ
    れその先端面がプラグ挿入凹部の奥に設けられた当接面
    に当接した位置におけるプラグ部のロック凹部に対応し
    てロック部材嵌合孔が設けられ、該ロック部材嵌合孔に
    は、求心方向に移動して前記プラグ部のロック凹部に圧
    接状態で係合し、遠心方向に移動してロック凹部から外
    れるロック部材が求遠心方向に移動自在に嵌合され、更
    に、前記ソケット部の外周には、内周面に前記ロック部
    材を求心方向に押圧しながら押さえる押圧面を有し、ロ
    ック部材方向に前進してロック部材を求心方向に押圧し
    ながら押さえ、後退してその押さえを解除する操作スリ
    ーブが軸方向に移動自在に嵌合され、該操作スリーブと
    前記ソケット部の間には操作スリーブを前進方向に付勢
    するスプリングが介装されていることを特徴とするステ
    アリングホイール接続継手。
  2. 【請求項2】 ステアリングホイールをステアリングシ
    ャフトに接続するステアリングホイール接続継手であっ
    て、前記ステアリングホイールと前記ステアリングシャ
    フトに取付けられるプラグ部とソケット部とを備え、前
    記プラグ部には、その外周面に円周方向に適宜間隔をも
    って複数のロック凹部と、該ロック凹部の後方にソケッ
    ト部の先端面が当接する端面を有する大径段部が設けら
    れ、前記ソケット部には、その先端中央に前記プラグ部
    が挿入されるプラグ挿入凹部が設けられ、前記プラグ挿
    入凹部を包囲した周壁には、前記プラグ挿入凹部に前記
    プラグ部を挿入したソケット部の先端面が前記プラグ部
    のロック凹部の後方に設けられた大径段部の端面に当接
    した位置におけるプラグ部のロック凹部に対応してロッ
    ク部材嵌合孔が設けられ、該ロック部材嵌合孔には、求
    心方向に移動して前記プラグ部のロック凹部に圧接状態
    で係合し、遠心方向に移動してロック凹部から外れるロ
    ック部材が求遠心方向に移動自在に嵌合され、更に、前
    記ソケット部の外周には、内周面に前記ロック部材を求
    心方向に押圧しながら押さえる押圧面を有し、ロック部
    材方向に前進してロック部材を求心方向に押圧しながら
    押さえ、後退してその押さえを解除する操作スリーブが
    軸方向に移動自在に嵌合され、該操作スリーブと前記ソ
    ケット部の間には操作スリーブを前進方向に付勢するス
    プリングが介装されていることを特徴とするステアリン
    グホイール接続継手。
  3. 【請求項3】 ステアリングホイールをステアリングシ
    ャフトに接続するステアリングホイール接続継手であっ
    て、前記ステアリングホイールと前記ステアリングシャ
    フトに取付けられるプラグ部とソケット部とを備え、前
    記プラグ部は、外周面が先端に向かって小径となるテー
    パ面に形成され、その外周面には円周方向に適宜間隔を
    もって複数のロック凹部が設けられ、前記ソケット部に
    は、その先端中央に前記プラグ部が挿入されるプラグ挿
    入凹部が設けられ、該プラグ挿入凹部はその内周面が前
    記プラグ部のテーパ面に形成された外周面に接触するテ
    ーパ面に形成されており、そして、前記プラグ挿入凹部
    を包囲した周壁には、前記プラグ挿入凹部に挿入されそ
    の外周面がプラグ挿入凹部の内周面に接触した位置にお
    けるプラグ部のロック凹部に対応してロック部材嵌合孔
    が設けられ、該ロック部材嵌合孔には、求心方向に移動
    して前記プラグ部のロック凹部に圧接状態で係合し、遠
    心方向に移動してロック凹部から外れるロック部材が求
    遠心方向に移動自在に嵌合され、更に、前記ソケット部
    の外周には、内周面に前記ロック部材を求心方向に押圧
    しながら押さえる押圧面を有し、ロック部材方向に前進
    してロック部材を求心方向に押圧しながら押さえ、後退
    してその押さえを解除する操作スリーブが軸方向に移動
    自在に嵌合され、該操作スリーブと前記ソケット部の間
    には操作スリーブを前進方向に付勢するスプリングが介
    装されていることを特徴とするステアリングホイール接
    続継手。
  4. 【請求項4】 ステアリングホイールをステアリングシ
    ャフトに接続するステアリングホイール接続継手であっ
    て、前記ステアリングホイールと前記ステアリングシャ
    フトに取付けられるプラグ部とソケット部とを備え、前
    記プラグ部には、その外周面に円周方向にロック環状溝
    が設けられるとともに、該ロック環状溝の後方に円周方
    向に1個又は2個以上の凸部又は凹部からなるプラグ側
    係合部が設けられ、前記ソケット部には、その先端中央
    に前記プラグ部が挿入されるプラグ挿入凹部が設けられ
    るとともに、その先端面に該プラグ挿入凹部に挿入され
    たプラグ部の外周面に設けられた係合部に回転方向に係
    合する凹部又は凸部からなるソケット側係合部が設けら
    れ、前記プラグ挿入凹部を包囲した周壁には、前記プラ
    グ挿入凹部に前記プラグ部を挿入したソケット部の先端
    面に設けられたソケット側係合部が前記プラグ部のロッ
    ク環状溝の後方に設けられたプラグ側係合部に係合した
    位置におけるプラグ部のロック環状溝に対応してロック
    部材嵌合孔が設けられ、該ロック部材嵌合孔には、求心
    方向に移動して前記プラグ部のロック環状溝に圧接状態
    で係合し、遠心方向に移動してロック環状溝から外れる
    ロック部材が求遠心方向に移動自在に嵌合され、更に、
    前記ソケット部の外周には、内周面に前記ロック部材を
    求心方向に押圧しながら押さえる押圧面を有し、ロック
    部材方向に前進してロック部材を求心方向に押圧しなが
    ら押さえ、後退してその押さえを解除する操作スリーブ
    が軸方向に移動自在に嵌合され、該操作スリーブと前記
    ソケット部の間には操作スリーブを前進方向に付勢する
    スプリングが介装されていることを特徴とするステアリ
    ングホイール接続継手。
  5. 【請求項5】 ステアリングホイールをステアリングシ
    ャフトに接続するステアリングホイール接続継手であっ
    て、前記ステアリングホイールと前記ステアリングシャ
    フトに取付けられるプラグ部とソケット部とを備え、前
    記プラグ部には、その外周面に円周方向にロック環状溝
    が設けられるとともに、その先端面には円周方向に1個
    又は2個以上の凸部又は凹部からなるプラグ側係合部が
    設けられ、前記ソケット部には、その先端中央に前記プ
    ラグ部が挿入されるプラグ挿入凹部が設けられるととも
    に、該プラグ挿入凹部の奥に挿入されたプラグ部の先端
    面に設けられた係合部に回転方向に係合する凹部又は凸
    部からなるソケット側係合部が設けられ、前記プラグ挿
    入凹部を包囲した周壁には、前記プラグ挿入凹部に挿入
    されその先端面のプラグ側係合部がプラグ挿入凹部の奥
    に設けられたソケット側係合部に係合した位置における
    プラグ部のロック環状溝に対応してロック部材嵌合孔が
    設けられ、該ロック部材嵌合孔には、求心方向に移動し
    て前記プラグ部のロック環状溝に圧接状態で係合し、遠
    心方向に移動してロック環状溝から外れるロック部材が
    求遠心方向に移動自在に嵌合され、更に、前記ソケット
    部の外周には、内周面に前記ロック部材を求心方向に押
    圧しながら押さえる押圧面を有し、ロック部材方向に前
    進してロック部材を求心方向に押圧しながら押さえ、後
    退してその押さえを解除する操作スリーブが軸方向に移
    動自在に嵌合され、該操作スリーブと前記ソケット部の
    間には操作スリーブを前進方向に付勢するスプリングが
    介装されていることを特徴とするステアリングホイール
    接続継手。
  6. 【請求項6】 前記プラグ部の外周面に設けられたロッ
    ク凹部は円錐状に形成されており、前記ソケット部に設
    けられたプラグ挿入凹部を包囲した周壁のロック部材嵌
    合孔に嵌合され、前記ロック凹部に係合するロック部材
    はロックボールからなり、該ロックボールは前記円錐状
    のロック凹部の先端側内周面に係合するように位置設定
    されており、更に、前記操作スリーブの内周面に有する
    押圧面が、前進方向側が大径となるテーパ面に形成され
    ていることを特徴とする請求項1,2又は3に記載のス
    テアリングホイール接続継手。
  7. 【請求項7】 前記プラグ部の外周面に設けられたロッ
    ク環状溝は先端側内周面がテーパ面に形成されており、
    前記ソケット部に設けられたプラグ挿入凹部を包囲した
    周壁のロック部材嵌合孔に嵌合され、前記ロック環状溝
    に係合するロック部材はロックボールからなり、該ロッ
    クボールは前記ロック環状溝の先端側内周面に係合する
    ように位置設定されており、更に、前記操作スリーブの
    内周面に有する押圧面が、前進方向側が大径となるテー
    パ面に形成されていることを特徴とする請求項4又は5
    に記載のステアリングホイール接続継手。
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