JP3265251B2 - 管継手用ソケット - Google Patents
管継手用ソケットInfo
- Publication number
- JP3265251B2 JP3265251B2 JP36058397A JP36058397A JP3265251B2 JP 3265251 B2 JP3265251 B2 JP 3265251B2 JP 36058397 A JP36058397 A JP 36058397A JP 36058397 A JP36058397 A JP 36058397A JP 3265251 B2 JP3265251 B2 JP 3265251B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- operation sleeve
- peripheral surface
- sleeve
- socket body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/22—Couplings of the quick-acting type in which the connection is maintained by means of balls, rollers or helical springs under radial pressure between the parts
- F16L37/23—Couplings of the quick-acting type in which the connection is maintained by means of balls, rollers or helical springs under radial pressure between the parts by means of balls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L2201/00—Special arrangements for pipe couplings
- F16L2201/10—Indicators for correct coupling
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作用スリーブを
操作してソケットに備えた施錠部材により、ソケットと
プラグとを着脱自在に接続する管継手のソケットに関す
る。
操作してソケットに備えた施錠部材により、ソケットと
プラグとを着脱自在に接続する管継手のソケットに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】操作スリーブによって押圧或いは解放さ
れる施錠部材を備えたソケットと、該施錠部材を係止ま
たは解放する係止溝を有するプラグとからなる管継手は
数多く製造され使用されている。従来この種の管継手に
あっては、一般に操作スリーブが前進して施錠部材を押
圧し、スリーブが後退して解放するようになっており、
かかる管継手には、ソケットとプラグが接続状態にある
とき、不用意な操作スリーブの後退を阻止するための操
作スリーブロック手段が備えられたものも多く使用され
ている。
れる施錠部材を備えたソケットと、該施錠部材を係止ま
たは解放する係止溝を有するプラグとからなる管継手は
数多く製造され使用されている。従来この種の管継手に
あっては、一般に操作スリーブが前進して施錠部材を押
圧し、スリーブが後退して解放するようになっており、
かかる管継手には、ソケットとプラグが接続状態にある
とき、不用意な操作スリーブの後退を阻止するための操
作スリーブロック手段が備えられたものも多く使用され
ている。
【０００３】このような操作スリーブロック手段を備え
た従来の管継手として、ソケット本体の外周に操作スリ
ーブと共に別部品のロック部材を嵌め込んだ構造のもの
が知られている（特許２６３０５８４号）。
た従来の管継手として、ソケット本体の外周に操作スリ
ーブと共に別部品のロック部材を嵌め込んだ構造のもの
が知られている（特許２６３０５８４号）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな別部品のロック部材を用いた管継手では、部品点数
がロック部材の分多くなり、その組み立てにもその分工
数が増えてコスト高になり、また、操作にあっても、操
作スリーブとロック部材のそれぞれの操作が必要とな
り、ソケットとプラグの接続分離作業がその分面倒なも
のとなっていた。
うな別部品のロック部材を用いた管継手では、部品点数
がロック部材の分多くなり、その組み立てにもその分工
数が増えてコスト高になり、また、操作にあっても、操
作スリーブとロック部材のそれぞれの操作が必要とな
り、ソケットとプラグの接続分離作業がその分面倒なも
のとなっていた。
【０００５】本発明の目的は、部品点数を増やさずに操
作スリーブのロックを行わせることができる管継手用ソ
ケットを提供することにある。
作スリーブのロックを行わせることができる管継手用ソ
ケットを提供することにある。
【０００６】本発明の他の目的は、操作スリーブのロッ
ク位置を外部から容易に確認できる管継手用ソケットを
提供することにある。
ク位置を外部から容易に確認できる管継手用ソケットを
提供することにある。
【０００７】本発明のさらに他の目的は、操作スリーブ
先端の保護と防塵が図れる管継手用ソケットを提供する
ことにある。
先端の保護と防塵が図れる管継手用ソケットを提供する
ことにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、先端側の小外径筒部に施錠部材を備えた筒状のソケ
ット本体の外周に、先端に前記施錠部材を求心方向に押
圧する施錠部材押圧部を有し前進して施錠部材を求心方
向に押圧し後退して解放する操作スリーブが前後に摺動
及び周方向に回転可能に嵌合された管継手用ソケットで
あって、前記ソケット本体には前記小外径筒部の後方に
外径が段状に順次大きくなる中外径筒部と大外径筒部と
が備えられ、ソケット本体の外周に嵌合する前記操作ス
リーブにはその前部側に前記ソケット本体の中外径筒部
の外周に嵌合する小内径孔部が設けられ後部側にはソケ
ット本体の大外径筒部の外周に嵌合する大内径孔部が設
けられ、前記ソケット本体の中外径筒部の外周面或いは
操作スリーブの大内径孔部の内周面の一方に、操作スリ
ーブの後退を阻止するロック用凸部が所定の幅で軸方向
に設けられ、且つ該ロック用凸部には係合凹部がに設け
られており、他方、前記操作スリーブの小内径孔部の内
周面或いはソケット本体の大外径筒部の外周面には前記
ソケット本体の中外径筒部の外周面或いは操作スリーブ
の大内径孔部の内周面に設けられたロック用凸部の侵入
を許容し操作スリーブ後退を可能にするロック解除用凹
部が設けられ、更に、前記操作スリーブの大内径孔部の
内周面或いはソケット本体の中外径筒部の外周面には、
前記ロック用凸部が前記ロック解除用凹部内に侵入でき
ない位置でロック用凸部に設けられた係合凹部に、ロッ
ク用凸部を乗り越えて係合するロック保持用凸部が設け
られていることを特徴とする。
は、先端側の小外径筒部に施錠部材を備えた筒状のソケ
ット本体の外周に、先端に前記施錠部材を求心方向に押
圧する施錠部材押圧部を有し前進して施錠部材を求心方
向に押圧し後退して解放する操作スリーブが前後に摺動
及び周方向に回転可能に嵌合された管継手用ソケットで
あって、前記ソケット本体には前記小外径筒部の後方に
外径が段状に順次大きくなる中外径筒部と大外径筒部と
が備えられ、ソケット本体の外周に嵌合する前記操作ス
リーブにはその前部側に前記ソケット本体の中外径筒部
の外周に嵌合する小内径孔部が設けられ後部側にはソケ
ット本体の大外径筒部の外周に嵌合する大内径孔部が設
けられ、前記ソケット本体の中外径筒部の外周面或いは
操作スリーブの大内径孔部の内周面の一方に、操作スリ
ーブの後退を阻止するロック用凸部が所定の幅で軸方向
に設けられ、且つ該ロック用凸部には係合凹部がに設け
られており、他方、前記操作スリーブの小内径孔部の内
周面或いはソケット本体の大外径筒部の外周面には前記
ソケット本体の中外径筒部の外周面或いは操作スリーブ
の大内径孔部の内周面に設けられたロック用凸部の侵入
を許容し操作スリーブ後退を可能にするロック解除用凹
部が設けられ、更に、前記操作スリーブの大内径孔部の
内周面或いはソケット本体の中外径筒部の外周面には、
前記ロック用凸部が前記ロック解除用凹部内に侵入でき
ない位置でロック用凸部に設けられた係合凹部に、ロッ
ク用凸部を乗り越えて係合するロック保持用凸部が設け
られていることを特徴とする。
【０００９】かかる構成から、ソケット本体の外周に嵌
合された操作スリーブが前進位置にあるとき、ソケット
本体の先端に備えた施錠部材は求心方向に押圧された状
態にあり、この状態で操作スリーブを回転させロック用
凸部とロック解除用凹部とを不一致の状態にすると操作
スリーブはその後退がロックされ、そして更に回転させ
るとロック保持用凸部がロック用凸部に当接し、ここで
操作スリーブに対し強く回転方向に力を加えるとロック
保持用凸部がロック用凸部を乗り越えてロック用凸部に
設けられた係合凹部に係合し、これにより操作スリーブ
の安易な回転が規制され操作スリーブのロック状態が保
持される。
合された操作スリーブが前進位置にあるとき、ソケット
本体の先端に備えた施錠部材は求心方向に押圧された状
態にあり、この状態で操作スリーブを回転させロック用
凸部とロック解除用凹部とを不一致の状態にすると操作
スリーブはその後退がロックされ、そして更に回転させ
るとロック保持用凸部がロック用凸部に当接し、ここで
操作スリーブに対し強く回転方向に力を加えるとロック
保持用凸部がロック用凸部を乗り越えてロック用凸部に
設けられた係合凹部に係合し、これにより操作スリーブ
の安易な回転が規制され操作スリーブのロック状態が保
持される。
【００１０】また、操作スリーブを回転させロック用凸
部とロック解除用凹部とを一致の状態にすると操作スリ
ーブはその後退が可能となり施錠部材に対する求心方向
の押圧を解放することができる。
部とロック解除用凹部とを一致の状態にすると操作スリ
ーブはその後退が可能となり施錠部材に対する求心方向
の押圧を解放することができる。
【００１１】このように、操作スリーブのロック手段と
して、ソケット本体の外周と、操作スリーブの内周とに
ロック手段の構成要素を組み込んでいるので、部品点数
を増やさずに操作スリーブのロックを行わせることがで
きる。このため管継手用ソケットのコストを従来のこの
種のものよりも低減することができるとともに、操作も
容易に行える。
して、ソケット本体の外周と、操作スリーブの内周とに
ロック手段の構成要素を組み込んでいるので、部品点数
を増やさずに操作スリーブのロックを行わせることがで
きる。このため管継手用ソケットのコストを従来のこの
種のものよりも低減することができるとともに、操作も
容易に行える。
【００１２】請求項２に記載の発明は、請求項１におい
て、前記ソケット本体と該操作スリーブとには、可視位
置にロック保持位置表示部が、前記ソケット本体には該
ソケット本体に設けられたロック用凸部の係合凹部或い
中外径筒部の外周面のロック保持用凸部に対応して、前
記操作スリーブには前記操作スリーブの大内径孔部に設
けられたロック保持用凸部或いはロック用凸部の係合凹
部に対応して設けられていることを特徴とする。
て、前記ソケット本体と該操作スリーブとには、可視位
置にロック保持位置表示部が、前記ソケット本体には該
ソケット本体に設けられたロック用凸部の係合凹部或い
中外径筒部の外周面のロック保持用凸部に対応して、前
記操作スリーブには前記操作スリーブの大内径孔部に設
けられたロック保持用凸部或いはロック用凸部の係合凹
部に対応して設けられていることを特徴とする。
【００１３】かかる構成から、ソケット本体の外周と、
操作スリーブの内周とにロック保持手段の構成要素が設
けられ、これらが操作スリーブで隠されていても、ロッ
ク保持位置表示部を見ることによりロック位置が分か
り、相互のロック保持位置表示部を周方向に合わせるこ
とにより、容易にロック保持操作を行うことができる。
請求項３に記載の管継手用ソケットでは、請求項１また
は２において、前記ソケット本体の先端には該ソケット
本体の先端に支持されて前記操作スリーブの先端部が嵌
まり込むカバーリングが支持されていることを特徴とす
る。
操作スリーブの内周とにロック保持手段の構成要素が設
けられ、これらが操作スリーブで隠されていても、ロッ
ク保持位置表示部を見ることによりロック位置が分か
り、相互のロック保持位置表示部を周方向に合わせるこ
とにより、容易にロック保持操作を行うことができる。
請求項３に記載の管継手用ソケットでは、請求項１また
は２において、前記ソケット本体の先端には該ソケット
本体の先端に支持されて前記操作スリーブの先端部が嵌
まり込むカバーリングが支持されていることを特徴とす
る。
【００１４】かかる構成から、このカバーリングにより
操作スリーブ先端の保護と防塵とを図ることができる。
操作スリーブ先端の保護と防塵とを図ることができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】図１〜図７は本発明に係る管継手
用ソケットにおける実施の形態の一例を示したもので、
図１はこの管継手用ソケットの上半部を縦断して示した
側面図、図２は図１で操作スリーブを後退させた状態を
示す側面図、図３はこの管継手用ソケットで用いている
ソケット本体の平面図、図４は図３のＡ−Ａ線断面図、
図５はこの管継手用ソケットで用いているロック操作ス
リーブの一部破断側面図、図６はこの管継手用ソケット
で用いているソケット本体の外面の展開図、図７はこの
管継手用ソケットで用いているロック操作スリーブの内
面の展開図である。
用ソケットにおける実施の形態の一例を示したもので、
図１はこの管継手用ソケットの上半部を縦断して示した
側面図、図２は図１で操作スリーブを後退させた状態を
示す側面図、図３はこの管継手用ソケットで用いている
ソケット本体の平面図、図４は図３のＡ−Ａ線断面図、
図５はこの管継手用ソケットで用いているロック操作ス
リーブの一部破断側面図、図６はこの管継手用ソケット
で用いているソケット本体の外面の展開図、図７はこの
管継手用ソケットで用いているロック操作スリーブの内
面の展開図である。
【００１６】この管継手用ソケット１は、先端側の小外
径筒部２ａにその軸方向に沿って設けられているテーパ
長孔３にプラグロック用の施錠部材４が遊嵌合されてる
合成樹脂製の筒状をしたソケット本体２を備えている。
本例では施錠部材４としてロックボールが使用されてい
る。テーパ長孔３は、小外径筒部２ａの周方向に等間隔
で複数設けられ、小外径筒部２ａの内周側では施錠部材
４の一部が内面に突出した状態で保持されるように横断
方向の孔幅が定められ、この孔幅は小外径筒部２ａの外
周に向かうににつれて広くなるようにテーパ形になって
いる。施錠部材４の直径は、小外径筒部２ａの肉厚より
若干大きく設定されている。
径筒部２ａにその軸方向に沿って設けられているテーパ
長孔３にプラグロック用の施錠部材４が遊嵌合されてる
合成樹脂製の筒状をしたソケット本体２を備えている。
本例では施錠部材４としてロックボールが使用されてい
る。テーパ長孔３は、小外径筒部２ａの周方向に等間隔
で複数設けられ、小外径筒部２ａの内周側では施錠部材
４の一部が内面に突出した状態で保持されるように横断
方向の孔幅が定められ、この孔幅は小外径筒部２ａの外
周に向かうににつれて広くなるようにテーパ形になって
いる。施錠部材４の直径は、小外径筒部２ａの肉厚より
若干大きく設定されている。
【００１７】前記ソケット本体２の先端側の外周には、
前進して前記施錠部材４を求心方向に押圧し後退して解
放する合成樹脂製の操作スリーブ５が軸方向前後に摺動
及び周方向に回転可能に嵌合している。この操作スリー
ブ５の先端内周には施錠部材４を求心方向に押圧する施
錠部材押圧部６が内向きに設けられている。操作スリー
ブ５とソケット本体２の小外径筒部２ａとの間にはスプ
リング７により前進方向に付勢された押圧リング８が軸
方向に摺動自在に嵌合しており、この押圧リング８は前
記操作スリーブ５の施錠部材押圧部６の内側に当接して
いる。前記操作スリーブ５は押圧リング８を介してスプ
リング７により前進方向に付勢されて前進位置にあり常
に施錠部材４を求心方向に押圧している状態にある。
前進して前記施錠部材４を求心方向に押圧し後退して解
放する合成樹脂製の操作スリーブ５が軸方向前後に摺動
及び周方向に回転可能に嵌合している。この操作スリー
ブ５の先端内周には施錠部材４を求心方向に押圧する施
錠部材押圧部６が内向きに設けられている。操作スリー
ブ５とソケット本体２の小外径筒部２ａとの間にはスプ
リング７により前進方向に付勢された押圧リング８が軸
方向に摺動自在に嵌合しており、この押圧リング８は前
記操作スリーブ５の施錠部材押圧部６の内側に当接して
いる。前記操作スリーブ５は押圧リング８を介してスプ
リング７により前進方向に付勢されて前進位置にあり常
に施錠部材４を求心方向に押圧している状態にある。
【００１８】そして、この状態からプラグ９を挿入する
と、プラグ９の外周に形成された段部により前記施錠部
材４が押され、施錠部材４は前記スプリング７の弾発力
に抗して押圧リング８を押圧後退させながらテーパ長孔
３内を後退し、押圧リング８が前記操作スリーブ５の施
錠部材押圧部６から離反してできた空間に前記施錠部材
４が逃げ、これによりプラグ９の段部が施錠部材４を越
えて更に挿入され、プラグ９の外周に形成された係合溝
１０が施錠部材４の下位に達すると前記スプリング７の
弾発力に抗して後退していた押圧リング８により押され
て施錠部材４は係合溝１０に係合するとともに前記テー
パ長孔３内を前進し、前記操作スリーブ５の施錠部材押
圧部６の下位に達し求心方向に押圧された状態となる。
これにより、管継手用ソケット１とプラグ９とが接続さ
れる。
と、プラグ９の外周に形成された段部により前記施錠部
材４が押され、施錠部材４は前記スプリング７の弾発力
に抗して押圧リング８を押圧後退させながらテーパ長孔
３内を後退し、押圧リング８が前記操作スリーブ５の施
錠部材押圧部６から離反してできた空間に前記施錠部材
４が逃げ、これによりプラグ９の段部が施錠部材４を越
えて更に挿入され、プラグ９の外周に形成された係合溝
１０が施錠部材４の下位に達すると前記スプリング７の
弾発力に抗して後退していた押圧リング８により押され
て施錠部材４は係合溝１０に係合するとともに前記テー
パ長孔３内を前進し、前記操作スリーブ５の施錠部材押
圧部６の下位に達し求心方向に押圧された状態となる。
これにより、管継手用ソケット１とプラグ９とが接続さ
れる。
【００１９】そして、管継手用ソケット１とプラグ９と
を分離する場合は、前記操作スリーブ５を後退させ、施
錠部材４の求心方向への押圧を解放することにより行わ
れるようになっている。
を分離する場合は、前記操作スリーブ５を後退させ、施
錠部材４の求心方向への押圧を解放することにより行わ
れるようになっている。
【００２０】前記ソケット本体２にあっては、前記小外
径筒部２ａの後方に外径が段状に順次大きくなる中外径
筒部２ｂと大外径筒部２ｃとが備えられ、一方、該ソケ
ット本体２の外周に嵌合する前記操作スリーブ５にあっ
ては、その前部側に前記ソケット本体２の中外径筒部２
ｂの外周に嵌合する小内径孔部１１が設けられ後部側に
はソケット本体２の大外径筒部２ｃの外周に嵌合する大
内径孔部１２が設けられている。
径筒部２ａの後方に外径が段状に順次大きくなる中外径
筒部２ｂと大外径筒部２ｃとが備えられ、一方、該ソケ
ット本体２の外周に嵌合する前記操作スリーブ５にあっ
ては、その前部側に前記ソケット本体２の中外径筒部２
ｂの外周に嵌合する小内径孔部１１が設けられ後部側に
はソケット本体２の大外径筒部２ｃの外周に嵌合する大
内径孔部１２が設けられている。
【００２１】前記ソケット本体２の中外径筒部２ｂの外
周面には、大外径筒部２ｃと同じ高さのロック用凸部１
３が所定の幅で軸方向に伸びて設けられており、ロック
用凸部１３はその先端が前記操作スリーブ５の小内径孔
部１１の大内径孔部側段部１４に当接し、操作スリーブ
５の前進位置からの後退を阻止するようになっている。
このロック用凸部１３は、本例では円周方向に等間隔で
２つ設けられている。
周面には、大外径筒部２ｃと同じ高さのロック用凸部１
３が所定の幅で軸方向に伸びて設けられており、ロック
用凸部１３はその先端が前記操作スリーブ５の小内径孔
部１１の大内径孔部側段部１４に当接し、操作スリーブ
５の前進位置からの後退を阻止するようになっている。
このロック用凸部１３は、本例では円周方向に等間隔で
２つ設けられている。
【００２２】更に、このロック用凸部１３には、係合凹
部１５が軸方向に設けられている。一方、前記操作スリ
ーブ５の小内径孔部１１の内周面には、前記ソケット本
体２の中外径筒部２ｂの外周面に設けられたロック用凸
部１３の侵入を許容し操作スリーブ５の後退を可能にす
るロック解除用凹部１６が、前記ロック用凸部１３に対
応して設けられている。
部１５が軸方向に設けられている。一方、前記操作スリ
ーブ５の小内径孔部１１の内周面には、前記ソケット本
体２の中外径筒部２ｂの外周面に設けられたロック用凸
部１３の侵入を許容し操作スリーブ５の後退を可能にす
るロック解除用凹部１６が、前記ロック用凸部１３に対
応して設けられている。
【００２３】また、前記ロック解除用凹部１６内には、
前記ロック用凸部１３に設けられた係合凹部１５に、ロ
ック用凸部１３を乗り越えて係合するロック解除保持用
凸部１７が軸方向に設けられ、その先端が前記大内径孔
部側段部１４から大内径孔部１２の内周面に突出してい
る。
前記ロック用凸部１３に設けられた係合凹部１５に、ロ
ック用凸部１３を乗り越えて係合するロック解除保持用
凸部１７が軸方向に設けられ、その先端が前記大内径孔
部側段部１４から大内径孔部１２の内周面に突出してい
る。
【００２４】また、操作スリーブ５の大内径孔部１２の
内周面には、前記ロック用凸部１３が前記ロック解除用
凹部１６内に侵入できない位置でロック用凸部１３に設
けられた係合凹部１５に、ロック用凸部１３を乗り越え
て係合するロック保持用凸部１８が設けられている。更
に、該ロック保持用凸部１８に隣接してその一側に前記
ロック用凸部１３の側部が当接してそれ以上の操作スリ
ーブ５の回転を規制する回転規制段部１９が設けられて
いる。
内周面には、前記ロック用凸部１３が前記ロック解除用
凹部１６内に侵入できない位置でロック用凸部１３に設
けられた係合凹部１５に、ロック用凸部１３を乗り越え
て係合するロック保持用凸部１８が設けられている。更
に、該ロック保持用凸部１８に隣接してその一側に前記
ロック用凸部１３の側部が当接してそれ以上の操作スリ
ーブ５の回転を規制する回転規制段部１９が設けられて
いる。
【００２５】前記ソケット本体２と操作スリーブ５とに
はそれぞれ可視位置にロック保持位置表示部２０，２１
が、ソケット本体２にはロック用凸部１３に設けた係合
凹部１５に対応して、操作スリーブ５には大内径孔部１
１の内周面に設けたロック保持用凸部１８に対応して設
けられている。
はそれぞれ可視位置にロック保持位置表示部２０，２１
が、ソケット本体２にはロック用凸部１３に設けた係合
凹部１５に対応して、操作スリーブ５には大内径孔部１
１の内周面に設けたロック保持用凸部１８に対応して設
けられている。
【００２６】また、ソケット本体２の先端外周には、ソ
ケット本体２の外周に嵌合している操作スリーブ５の先
端部が嵌まり込む防塵用のカバーリング２２が設けられ
ており、操作スリーブ５が後退してもその先端がカバー
リング２２から出ないようになっている。このカバーリ
ング２２は操作スリーブ５の抜け落ち防止も兼ねてい
る。
ケット本体２の外周に嵌合している操作スリーブ５の先
端部が嵌まり込む防塵用のカバーリング２２が設けられ
ており、操作スリーブ５が後退してもその先端がカバー
リング２２から出ないようになっている。このカバーリ
ング２２は操作スリーブ５の抜け落ち防止も兼ねてい
る。
【００２７】ソケット本体２の基端側の内部には、アダ
プタ２３の先端側が螺着されている。ソケット本体２と
アダプタ２３がなす筒部内には、バルブ本体２４が前後
方向に移動可能に組み込まれている。バルブ本体２４
は、アダプタ２３に支持されたスプリング２５により前
方に付勢されている。ソケット本体２とアダプタ２３が
なす筒部の内周には、バルブ本体２４が当接する弁座２
６と、挿入されるプラグ９との間をシールするＯリング
２７とが支持されている。アダプタ２３の基端側外周に
は、ホースを装着させるナット２８が螺合されている。
プタ２３の先端側が螺着されている。ソケット本体２と
アダプタ２３がなす筒部内には、バルブ本体２４が前後
方向に移動可能に組み込まれている。バルブ本体２４
は、アダプタ２３に支持されたスプリング２５により前
方に付勢されている。ソケット本体２とアダプタ２３が
なす筒部の内周には、バルブ本体２４が当接する弁座２
６と、挿入されるプラグ９との間をシールするＯリング
２７とが支持されている。アダプタ２３の基端側外周に
は、ホースを装着させるナット２８が螺合されている。
【００２８】次に、上記管継手用ソケット１とプラグ９
を接続したときの操作スリーブ５のロック操作と、ロッ
ク解除操作等を前述した図１〜図７以外に、図８〜図１
２に示す動作説明図を参照して説明する。
を接続したときの操作スリーブ５のロック操作と、ロッ
ク解除操作等を前述した図１〜図７以外に、図８〜図１
２に示す動作説明図を参照して説明する。
【００２９】先ず、管継手用ソケット１とプラグ９との
接続にあっては、図１に示す状態から、ソケット本体２
内にプラグ９を挿入することにより、ソケット本体２に
備えた施錠部材４がプラグ９の係合溝１０に係合し、施
錠部材４は前進位置にある操作スリーブ５の施錠部材押
圧部６により求心方向に押圧され、管継手用ソケット１
とプラグ９とが接続される。
接続にあっては、図１に示す状態から、ソケット本体２
内にプラグ９を挿入することにより、ソケット本体２に
備えた施錠部材４がプラグ９の係合溝１０に係合し、施
錠部材４は前進位置にある操作スリーブ５の施錠部材押
圧部６により求心方向に押圧され、管継手用ソケット１
とプラグ９とが接続される。
【００３０】この状態で、操作スリーブ５の後退をロッ
クさせる場合、操作スリーブ５を周方向に回転させ、ソ
ケット本体２の中外径筒部２ｂの外周面に設けたロック
用凸部１３と操作スリーブ５の小内径孔部１１の内周面
に設けたロック解除用凹部１６とを不一致の状態にする
と、操作スリーブ５を後退させようとしたとき、操作ス
リーブ５の内周面に形成されている小内径孔部１１の大
内径孔部側段部１４が前記ロック用凸部１３の先端に当
接して後退がロックされる。そして更に操作スリーブ５
を回転させると操作スリーブ５の大内径孔部１２に設け
られたロック保持用凸部１８がロック用凸部１３の側部
に当接し、ここで操作スリーブ５に対し強く回転方向に
力を加えると、該操作スリーブ５が外径方向に変形して
ロック保持用凸部１８がロック用凸部１３を乗り越えて
ロック用凸部１３に設けられた係合凹部１５に係合し、
これにより操作スリーブ５の安易な回転が規制され、操
作スリーブ５のロック保持状態が得られる（図８、図１
１）。
クさせる場合、操作スリーブ５を周方向に回転させ、ソ
ケット本体２の中外径筒部２ｂの外周面に設けたロック
用凸部１３と操作スリーブ５の小内径孔部１１の内周面
に設けたロック解除用凹部１６とを不一致の状態にする
と、操作スリーブ５を後退させようとしたとき、操作ス
リーブ５の内周面に形成されている小内径孔部１１の大
内径孔部側段部１４が前記ロック用凸部１３の先端に当
接して後退がロックされる。そして更に操作スリーブ５
を回転させると操作スリーブ５の大内径孔部１２に設け
られたロック保持用凸部１８がロック用凸部１３の側部
に当接し、ここで操作スリーブ５に対し強く回転方向に
力を加えると、該操作スリーブ５が外径方向に変形して
ロック保持用凸部１８がロック用凸部１３を乗り越えて
ロック用凸部１３に設けられた係合凹部１５に係合し、
これにより操作スリーブ５の安易な回転が規制され、操
作スリーブ５のロック保持状態が得られる（図８、図１
１）。
【００３１】この状態は、操作スリーブ５の操作時に、
前記ロック保持用凸部１８がロック用凸部１３を乗り越
えて係合凹部１５に係合する感触によって知ることがで
きる。また、操作スリーブ５がロック保持状態にあると
き、ソケット本体２の外周面に突起状に設けたロック保
持位置表示部２０と操作スリーブ５に設けたロック保持
位置表示部２１とが一致した状態を呈することになり、
これを目視により確認することができる。このロック保
持位置表示部２１は外周面に形成した複数の突起の長さ
より短く形成されている。
前記ロック保持用凸部１８がロック用凸部１３を乗り越
えて係合凹部１５に係合する感触によって知ることがで
きる。また、操作スリーブ５がロック保持状態にあると
き、ソケット本体２の外周面に突起状に設けたロック保
持位置表示部２０と操作スリーブ５に設けたロック保持
位置表示部２１とが一致した状態を呈することになり、
これを目視により確認することができる。このロック保
持位置表示部２１は外周面に形成した複数の突起の長さ
より短く形成されている。
【００３２】次に、前記接続された管継手用ソケット１
とプラグ９とを分離するために、操作スリーブ５の後退
ロックを解除させる場合、操作スリーブ５を前記と反対
方向に回転させ、操作スリーブ５の小内径孔部１１の内
周面に設けたロック解除用凹部１６とソケット本体２の
中外径筒部２ｂの外周面に設けたロック用凸部１３とを
一致させる。このとき、操作スリーブ５の回転の途中
で、前記ロック解除用凹部１６内に設けたロック解除保
持用凸部１７が前記ロック用凸部１３の側部に当接し、
ここで操作スリーブ５に対し強く回転方向に力を加える
と、該操作スリーブ５が外径方向に変形してロック解除
保持用凸部１７がロック用凸部１３を乗り越えて係合凹
部１５に係合し、この時の感触によってロック解除用凹
部１６がロック用凸部１３と一致したことを知ることが
でき、且つこれにより操作スリーブ５の安易な回転が規
制され、操作スリーブ５のロック解除状態即ち操作スリ
ーブ５の後退可能な状態が保持される（図９、図１
２）。
とプラグ９とを分離するために、操作スリーブ５の後退
ロックを解除させる場合、操作スリーブ５を前記と反対
方向に回転させ、操作スリーブ５の小内径孔部１１の内
周面に設けたロック解除用凹部１６とソケット本体２の
中外径筒部２ｂの外周面に設けたロック用凸部１３とを
一致させる。このとき、操作スリーブ５の回転の途中
で、前記ロック解除用凹部１６内に設けたロック解除保
持用凸部１７が前記ロック用凸部１３の側部に当接し、
ここで操作スリーブ５に対し強く回転方向に力を加える
と、該操作スリーブ５が外径方向に変形してロック解除
保持用凸部１７がロック用凸部１３を乗り越えて係合凹
部１５に係合し、この時の感触によってロック解除用凹
部１６がロック用凸部１３と一致したことを知ることが
でき、且つこれにより操作スリーブ５の安易な回転が規
制され、操作スリーブ５のロック解除状態即ち操作スリ
ーブ５の後退可能な状態が保持される（図９、図１
２）。
【００３３】この状態から操作スリーブ５を後退方向に
引くと、ロック解除用凹部１６にロック用凸部１３が侵
入し操作スリーブ５が後退し（図１０）、プラグ９をロ
ックしていた施錠部材４は操作スリーブ５の押圧から解
放され、これにより管継手用ソケット１とプラグ９との
分離が行える。
引くと、ロック解除用凹部１６にロック用凸部１３が侵
入し操作スリーブ５が後退し（図１０）、プラグ９をロ
ックしていた施錠部材４は操作スリーブ５の押圧から解
放され、これにより管継手用ソケット１とプラグ９との
分離が行える。
【００３４】また、管継手用ソケット１とプラグ９とが
分離状態にあって、操作スリーブ５を周方向に回転さ
せ、該操作スリーブ５の後退をロックさせた状態の前記
管継手用ソケット１にプラグ９を接続させるだけで操作
スリーブ５のロック保持状態が得られる。
分離状態にあって、操作スリーブ５を周方向に回転さ
せ、該操作スリーブ５の後退をロックさせた状態の前記
管継手用ソケット１にプラグ９を接続させるだけで操作
スリーブ５のロック保持状態が得られる。
【００３５】以上説明したように、この管継手用ソケッ
ト１では、ソケット本体２の外周面と操作スリーブ５の
内周面に、操作スリーブ５の後退をロックするロック手
段の構成要素を設けているので、部品点数を増やさずに
操作スリーブ５のロックを行わせることができる。この
ため管継手用ソケット１のコストを従来のこの種のもの
よりも低減することができるとともに、操作も容易に行
える。
ト１では、ソケット本体２の外周面と操作スリーブ５の
内周面に、操作スリーブ５の後退をロックするロック手
段の構成要素を設けているので、部品点数を増やさずに
操作スリーブ５のロックを行わせることができる。この
ため管継手用ソケット１のコストを従来のこの種のもの
よりも低減することができるとともに、操作も容易に行
える。
【００３６】また、この管継手用ソケット１では、前記
ソケット本体２と前記操作スリーブ５とに、可視位置に
ロック保持位置表示部２０，２１が、前記ソケット本体
２には該ソケット本体２に設けられたロック用凸部１３
の係合凹部１５に対応して、前記操作スリーブ５には該
操作スリーブ５の大内径孔部１２に設けられたロック保
持用凸部１８に対応して設けられているので、ロック手
段の構成要素がソケット本体２の外周と操作スリーブ５
の内周とに設けられ、これらが操作スリーブ５で隠され
ていても、ロック保持位置表示部２０，２１を見ること
によりロック保持位置が分かり、相互のロック保持位置
表示部２０，２１を周方向に合わせることにより、容易
にロック保持操作を行うことができる。
ソケット本体２と前記操作スリーブ５とに、可視位置に
ロック保持位置表示部２０，２１が、前記ソケット本体
２には該ソケット本体２に設けられたロック用凸部１３
の係合凹部１５に対応して、前記操作スリーブ５には該
操作スリーブ５の大内径孔部１２に設けられたロック保
持用凸部１８に対応して設けられているので、ロック手
段の構成要素がソケット本体２の外周と操作スリーブ５
の内周とに設けられ、これらが操作スリーブ５で隠され
ていても、ロック保持位置表示部２０，２１を見ること
によりロック保持位置が分かり、相互のロック保持位置
表示部２０，２１を周方向に合わせることにより、容易
にロック保持操作を行うことができる。
【００３７】さらに、この管継手用ソケット１では、ソ
ケット本体２の先端に該ソケット本体２の先端に支持さ
せて操作スリーブ５の先端部が嵌まり込むカバーリング
２２を設けているので、このカバーリング２２により操
作スリーブ５の先端の保護と防塵とを図ることができ
る。このカバーリング２２がないと、操作スリーブ５の
先端が他の物体に当たって損傷する恐れがあり、ごみ等
が操作スリーブ５とソケット本体２との間に入って操作
スリーブ５の動きが悪くなる恐れがあり、本発明によれ
ばこれらを防止することができる。
ケット本体２の先端に該ソケット本体２の先端に支持さ
せて操作スリーブ５の先端部が嵌まり込むカバーリング
２２を設けているので、このカバーリング２２により操
作スリーブ５の先端の保護と防塵とを図ることができ
る。このカバーリング２２がないと、操作スリーブ５の
先端が他の物体に当たって損傷する恐れがあり、ごみ等
が操作スリーブ５とソケット本体２との間に入って操作
スリーブ５の動きが悪くなる恐れがあり、本発明によれ
ばこれらを防止することができる。
【００３８】なお、本例では、ソケット本体２の中外径
筒部２ｂの外周面にロック用凸部１３が設けられ、操作
スリーブ５の小内径孔部１１の内周面にロック解除用凹
部１６が、そして大内径孔部１２の内周面にロック保持
用凸部１８が設けられた構成となっているが、他の実施
の形態として、図示しないが、操作スリーブ５の大内径
孔部１２の内周面にロック用凸部１３が設けられ、ソケ
ット本体２の大外径筒部２ｃの外周面にロック解除用凹
部１６が、そして中外径筒部２ｂの外周面にロック保持
用凸部１８が設けられていてもよい。
筒部２ｂの外周面にロック用凸部１３が設けられ、操作
スリーブ５の小内径孔部１１の内周面にロック解除用凹
部１６が、そして大内径孔部１２の内周面にロック保持
用凸部１８が設けられた構成となっているが、他の実施
の形態として、図示しないが、操作スリーブ５の大内径
孔部１２の内周面にロック用凸部１３が設けられ、ソケ
ット本体２の大外径筒部２ｃの外周面にロック解除用凹
部１６が、そして中外径筒部２ｂの外周面にロック保持
用凸部１８が設けられていてもよい。
【００３９】
【発明の効果】本発明に係る管継手用ソケットでは、ソ
ケット本体の外周と、操作スリーブの内周とにロック手
段の構成要素を設けているので、部品点数を増やさずに
ロック保持を行わせることができる。このため管継手用
ソケットのコストを従来のこの種のものよりも低減する
ことができるとともに、操作も容易である。
ケット本体の外周と、操作スリーブの内周とにロック手
段の構成要素を設けているので、部品点数を増やさずに
ロック保持を行わせることができる。このため管継手用
ソケットのコストを従来のこの種のものよりも低減する
ことができるとともに、操作も容易である。
【図１】本発明に係る管継手用ソケットにおける実施の
形態の一例の上半部を縦断して示した側面図。
形態の一例の上半部を縦断して示した側面図。
【図２】図１で操作スリーブを後退させた状態を示す側
面図。
面図。
【図３】この管継手用ソケットで用いているソケット本
体の平面図。
体の平面図。
【図４】図３のＡ−Ａ線断面図。
【図５】この管継手用ソケットで用いている操作スリー
ブの一部破断側面図。
ブの一部破断側面図。
【図６】この管継手用ソケットで用いているソケット本
体の外面の展開図。
体の外面の展開図。
【図７】この管継手用ソケットで用いている操作スリー
ブの内面の展開図。
ブの内面の展開図。
【図８】この管継手用ソケットで用いているソケット本
体と操作スリーブとの、ロック保持状態を示す展開説明
図。
体と操作スリーブとの、ロック保持状態を示す展開説明
図。
【図９】この管継手用ソケットで用いているソケット本
体と操作スリーブとの、操作スリーブが後退可能状態を
示す展開説明図。
体と操作スリーブとの、操作スリーブが後退可能状態を
示す展開説明図。
【図１０】この管継手用ソケットで用いているソケット
本体と操作スリーブとの、操作スリーブが後退した状態
を示す展開説明図。
本体と操作スリーブとの、操作スリーブが後退した状態
を示す展開説明図。
【図１１】この管継手用ソケットの操作スリーブのロッ
ク保持状態を示す要部縦断面図。
ク保持状態を示す要部縦断面図。
【図１２】この管継手用ソケットの操作スリーブのロッ
ク保持解除状態を示す要部縦断面図。
ク保持解除状態を示す要部縦断面図。
１ 管継手用ソケット ２ ソケット本体 ２ａ 小外径筒部 ２ｂ 中外径筒部 ２ｃ 大外径筒部 ２ｄ スパナ掛け部 ３ テーパ長孔 ４ 施錠部材 ５ 操作スリーブ ６ 施錠部材押圧部 ７ スプリング ８ 押圧リング ９ プラグ １０ 係合溝 １１ 小内径孔部 １２ 大内径孔部 １３ ロック用凸部 １４ 大内径孔部側段部 １５ 係合凹部 １６ ロック解除用凹部 １７ ロック解除保持用凸部 １８ ロック保持用凸部 １９ 回転規制段部 ２０，２１ ロック保持位置表示部 ２２ カバーリング ２３ アダプタ ２４ バルブ本体 ２５ スプリング ２６ 弁座 ２７ Ｏリング ２８ ナット
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F16L 37/23 F16L 37/40
Claims (3)
- 【請求項１】 先端側の小外径筒部に施錠部材を備えた
筒状のソケット本体の外周に、先端に前記施錠部材を求
心方向に押圧する施錠部材押圧部を有し前進して施錠部
材を求心方向に押圧し後退して解放する操作スリーブが
前後に摺動及び周方向に回転可能に嵌合された管継手用
ソケットであって、前記ソケット本体には前記小外径筒
部の後方に外径が段状に順次大きくなる中外径筒部と大
外径筒部とが備えられ、ソケット本体の外周に嵌合する
前記操作スリーブにはその前部側に前記ソケット本体の
中外径筒部の外周に嵌合する小内径孔部が設けられ後部
側にはソケット本体の大外径筒部の外周に嵌合する大内
径孔部が設けられ、前記ソケット本体の中外径筒部の外
周面或いは操作スリーブの大内径孔部の内周面の一方
に、操作スリーブの後退を阻止するロック用凸部が所定
の幅で軸方向に設けられ、且つ該ロック用凸部には係合
凹部がに設けられており、他方、前記操作スリーブの小
内径孔部の内周面或いはソケット本体の大外径筒部の外
周面には前記ソケット本体の中外径筒部の外周面或いは
操作スリーブの大内径孔部の内周面に設けられたロック
用凸部の侵入を許容し操作スリーブ後退を可能にするロ
ック解除用凹部が設けられ、更に、前記操作スリーブの
大内径孔部の内周面或いはソケット本体の中外径筒部の
外周面には、前記ロック用凸部が前記ロック解除用凹部
内に侵入できない位置でロック用凸部に設けられた係合
凹部に、ロック用凸部を乗り越えて係合するロック保持
用凸部が設けられていることを特徴とする管継手用ソケ
ット。 - 【請求項２】 前記ソケット本体と前記操作スリーブと
には、可視位置にロック保持位置表示部が、前記ソケッ
ト本体には該ソケット本体に設けられたロック用凸部の
係合凹部或い中外径筒部の外周面のロック保持用凸部に
対応して、前記操作スリーブには該操作スリーブの大内
径孔部に設けられたロック保持用凸部或いはロック用凸
部の係合凹部に対応して設けられていることを特徴とす
る請求項１に記載の管継手用ソケット。 - 【請求項３】 前記ソケット本体の先端には該ソケット
本体の先端に支持されて前記操作スリーブの先端部が嵌
まり込むカバーリングが支持されていることを特徴とす
る請求項１または２に記載の管継手用ソケット。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36058397A JP3265251B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 管継手用ソケット |
| TW087119199A TW455665B (en) | 1997-12-26 | 1998-11-19 | Socket for pipe coupling |
| DE69831472T DE69831472T2 (de) | 1997-12-26 | 1998-12-18 | Rohrmuffe |
| EP98124091A EP0926422B1 (en) | 1997-12-26 | 1998-12-18 | Pipe coupling socket |
| US09/219,604 US6129334A (en) | 1997-12-26 | 1998-12-23 | Pipe coupling socket |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36058397A JP3265251B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 管継手用ソケット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11190485A JPH11190485A (ja) | 1999-07-13 |
| JP3265251B2 true JP3265251B2 (ja) | 2002-03-11 |
Family
ID=18470038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36058397A Expired - Lifetime JP3265251B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 管継手用ソケット |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6129334A (ja) |
| EP (1) | EP0926422B1 (ja) |
| JP (1) | JP3265251B2 (ja) |
| DE (1) | DE69831472T2 (ja) |
| TW (1) | TW455665B (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE510689C2 (sv) * | 1997-10-23 | 1999-06-14 | Nyberg Bo Erik | Snabbkoppling, där både vridning och axiell förskjutning krävs för isärkoppling |
| JP3442683B2 (ja) | 1999-03-01 | 2003-09-02 | 日東工器株式会社 | 管継手 |
| DE19915291A1 (de) * | 1999-04-03 | 2000-10-05 | Gardena Kress & Kastner Gmbh | Fluid-Kupplungsanordnung |
| JP3550103B2 (ja) * | 2001-03-29 | 2004-08-04 | 日東工器株式会社 | 管継手 |
| JP3909278B2 (ja) * | 2002-09-12 | 2007-04-25 | 日東工器株式会社 | 管継手用ソケット |
| JP4379678B2 (ja) * | 2003-03-24 | 2009-12-09 | ダイセン株式会社 | 流体管路接続用のソケット |
| US7357659B2 (en) * | 2003-04-17 | 2008-04-15 | Canare Electric Co., Ltd. | Connector and female plug |
| US6890004B2 (en) * | 2003-08-01 | 2005-05-10 | Smc Kabushiki Kaisha | Coupler |
| US7461828B2 (en) * | 2005-04-11 | 2008-12-09 | Scg Co., Ltd. | Check valve |
| GB2431702B (en) * | 2005-10-25 | 2008-06-04 | Diamould Ltd | Connection device for an underwater service line and associated mounting and ROV handle assemblies |
| JP5090750B2 (ja) * | 2007-02-13 | 2012-12-05 | 株式会社ニューマシン | 管継手 |
| FR2919040B1 (fr) * | 2007-07-18 | 2013-05-10 | Legris Sa | Coupleur a billes perfectionne |
| JP5319162B2 (ja) * | 2008-05-23 | 2013-10-16 | サーパス工業株式会社 | 管継手 |
| DE102008027676A1 (de) * | 2008-06-03 | 2009-12-10 | Karl Storz Gmbh & Co. Kg | Kupplung für ein medizinisches Instrument |
| JP5256411B2 (ja) * | 2008-09-16 | 2013-08-07 | Ｓｍｃ株式会社 | 管継手 |
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| US9052047B2 (en) * | 2010-06-03 | 2015-06-09 | Keith Covert | Quick connect coupler for glass container molding machine |
| JP5358606B2 (ja) * | 2011-03-28 | 2013-12-04 | ヒロセ電機株式会社 | ロック機構付きコネクタ |
| US8356794B1 (en) * | 2011-08-12 | 2013-01-22 | Liu Hsiu-Hsiung | Quick release connector |
| JP2014092222A (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-19 | Bridgestone Corp | 管継手及び管継手の製造方法 |
| US20170307123A1 (en) * | 2016-04-20 | 2017-10-26 | Hsiu-Hsiung LIU | Connector assembly |
| JP6750371B2 (ja) * | 2016-07-28 | 2020-09-02 | 株式会社オンダ製作所 | 継手 |
| JP6855023B2 (ja) * | 2020-04-21 | 2021-04-07 | 株式会社オンダ製作所 | 継手 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4723700Y1 (ja) * | 1967-05-24 | 1972-07-28 | ||
| JPS499788Y1 (ja) * | 1969-08-18 | 1974-03-08 | ||
| FR2248460B1 (ja) * | 1973-10-19 | 1980-12-05 | Deutsch Co | |
| JPS5767188U (ja) * | 1980-10-09 | 1982-04-22 | ||
| FR2528148B1 (fr) * | 1982-06-08 | 1986-04-18 | Ind | Dispositif d'accouplement autoverrouillable |
| JPS6030548A (ja) * | 1983-07-31 | 1985-02-16 | Matsushita Electric Works Ltd | 電気接点材料の製法 |
| FR2577300B1 (fr) * | 1985-02-08 | 1987-08-21 | Fremy Raoul | Raccord rapide a verrouillage par verrou a deplacement radial |
| JPH0514320Y2 (ja) * | 1986-06-03 | 1993-04-16 | ||
| JPH0183992U (ja) * | 1987-11-25 | 1989-06-05 | ||
| JPH05169119A (ja) * | 1991-12-24 | 1993-07-09 | Ube Ind Ltd | 圧延機 |
| FR2691906B1 (fr) * | 1992-06-03 | 1994-08-19 | Comasec International Sa | Raccord intermédiaire encliquetable avec éjecteur pour groin de masque respiratoire. |
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