JP2014092222A - 管継手及び管継手の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】管体のロック状態を解除する解除部材の軸方向の移動を制限できるようにする。
【解決手段】一端部に管体が挿入される継手本体と、前記継手本体に取り付けられたキャップと、前記継手本体へ挿入される管体をロックするロック部材と、前記キャップの内周面に設けられ、軸方向に移動して前記ロック部材と管体との間へ進入し、管体のロック状態を解除する解除部材と、前記キャップと前記解除部材との間に設けられ、前記キャップに対する回転位置に応じて、前記解除部材の軸方向の移動を制限する制限手段と、を有する管継手。
【選択図】図5

Description

本発明は、ワンタッチで管体と接続可能な管継手、及び管継手の製造方法に関する。
管継手に管体を差し込むと、ロック部材(保持リング)が管体に食い込んで接続を完了する所謂ワンタッチ式の管継手が知られている。この種の管継手において、管継手に設けた解除部材(コレット)を管体の軸方向へ押し込んで保持部材を拡径させることで接続状態を解除する管継手がある(例えば、特許文献1)。また、解除部材の一部をキャップで覆った管継手がある(例えば、特許文献2)。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示された管継手は、管継手と管体との接続中において、誤って解除部材に軸方向の力が加えられると、不用意に管継手と管体の接続状態が解除される可能性がある。
特開平11−118081号公報 特開2006−329225号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、管体のロック状態を解除する解除部材の軸方向の移動を制限できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る管継手は、一端部に管体が挿入される継手本体と、前記継手本体に取り付けられたキャップと、前記継手本体へ挿入される管体をロックするロック部材と、前記キャップの内周面に設けられ、軸方向に移動して前記ロック部材と管体との間へ進入し、管体のロック状態を解除する解除部材と、前記キャップと前記解除部材との間に設けられ、前記キャップに対する回転位置に応じて、前記解除部材の軸方向の移動を制限する制限手段と、を有する。
請求項1に記載の管継手によれば、キャップに対する回転位置に応じて、解除部材の軸方向の移動を制限する制限手段が設けられている。これにより、キャップに対する回転位置を変えることで、解除部材の軸方向の移動を制限でき、また解除部材の軸方向の移動を許容できる。
請求項2に係る管継手は、請求項1に記載の管継手であって、前記解除部材は、前記キャップに対して回転可能に設けられた円筒体であり、前記制限手段は、前記円筒体の外周面から径方向外側へ延びる突片と、前記キャップの内周面から径方向内側へ突出し、前記突片と当接する環状リブと、前記環状リブに形成され、前記突片が挿通可能な切欠き部と、を備えている。
請求項2に係る管継手によれば、解除部材はキャップに対して回転可能に設けられた円筒体であり、この円筒体の外周面から径方向外側へ延びる突片がキャップの内周面に設けられた環状リブと当接することで、解除部材の移動を制限できる。また、解除部材を回転させて、突片を環状リブに形成された切欠き部の位置に合わせれば、解除部材を軸方向に移動させることができる。
請求項3に係る管継手は、請求項2に記載の管継手であって、前記突片と接する前記環状リブの軸方向一端側に周方向に連続した凹凸面が形成されている。
請求項3に係る管継手によれば、突片が環状リブの凹凸面上を滑って移動することができないので、不用意に解除部材が回転して突片が切欠き部へ移動するのを抑制できる。
請求項4に係る管継手は、請求項3に記載の管継手であって、前記凹凸面は、周方向に間隔を空けて形成された複数の突起により形成されている。
請求項4に係る管継手によれば、突片が突起を乗り越えなければ解除部材を回転できないので、不用意に解除部材が回転するのを抑制できる。また、突起の高さを変更すれば、解除部材の回転のし易さを自由に変更できる。
請求項5に係る管継手は、請求項4に記載の管継手であって、隣り合う前記突起の間隔は、前記環状リブの周方向で異なる間隔とされている。
請求項5に係る管継手によれば、作業者が解除部材を回転させる際に、突片が突起を乗り越える度に作業者へ振動が伝達されるので、切欠き部の近傍で突起の間隔を狭くすれば、突片の位置を目視しなくても作業者へ伝達される振動の間隔から切欠き部の位置を把握できる。また、逆に切欠き部から離れた場所で突起の間隔を狭くすれば、突片の位置を目視しなくても突片と切欠き部の位置を確実に離すことができる。
請求項6に係る管継手は、請求項2〜5の何れか1項に記載の管継手であって、前記キャップには、前記切欠き部の位置を把握可能とする切欠き部位置把握手段が設けられている。
請求項6に係る管継手によれば、管継手に管体が接続された状態であっても、切欠き部の位置を容易に把握できる。これにより、切欠き部と突片を短時間で位置決めできる。
請求項7に係る管継手は、請求項2〜6の何れか1項に記載の管継手であって、前記解除部材には、前記突片の位置を把握可能とする突片位置把握手段が設けられている。
請求項7に係る管継手によれば、管継手に管体が接続された状態であっても、突片の位置を用意に把握できる。これにより、切欠き部と突片を短時間で位置決めできる。また、治具を用いて解除部材を回転させる場合、治具と突片を容易に位置決めできる。
請求項8に係る管継手の製造方法は、請求項2〜7の何れか1項に記載の管継手の製造方法であって、前記継手本体に、前記キャップ、前記ロック部材、及び前記解除部材を組み付け、前記突片を前記切欠き部の位置に合わせた状態で管継手を組み立てる組立工程と、前記管継手へ管体を挿入して前記ロック部材によるロック状態を確認した後、前記解除部材を軸方向に移動させて該管体のロック状態を解除し前記管継手から該管体を取り外す着脱検査工程と、前記着脱検査後の前記解除部材を軸方向に移動させて、前記切欠き部から前記突片を抜出した後、前記解除部材を回転させて前記環状リブに前記突片を当接させる移動制限工程と、を有する。
請求項8に係る管継手の製造方法によれば、管継手の組立工程において、突片を切欠き部の位置に合わせた状態で管継手を組み立てるので、その後の着脱検査工程では解除部材を軸方向に移動させるだけで管体を取り外すことができる。これにより、例えば、組立工程と着脱検査工程を自動化された製造ラインで行うことができる。
また、移動制限工程では、着脱検査後の解除部材を軸方向に移動させ、切欠き部から突片を抜出した後、解除部材を回転させて環状リブに突片を当接させる。このため、現場では、管体を継手本体へ挿入するだけで解除部材が軸方向に押し込まれるのを抑制できる。
本発明は、上記の構成としたので、管体のロック状態を解除する解除部材の軸方向の移動を制限できる。
本発明の第1実施形態に係る管継手を中心軸に沿って一部切断した分解断面図である。 本発明の第1実施形態に係る管継手を中心軸に沿って切断した半裁断面図である。 本発明の第1実施形態に係る解除部材を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るキャップに形成された環状リブを示す要部拡大斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る解除部材の軸方向の移動が制限されている状態における管継手を軸方向から見た平面図である。 本発明の第1実施形態に係る解除部材を図5の状態から90度回転させた状態における管継手を軸方向から見た平面図である。 本発明の第1実施形態に係る解除部材を回転させるための治具を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る管継手の製造方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る管継手及び管継手へ挿入された管体を中心軸に沿って切断した半裁断面図である。 本発明の第2実施形態に係る管継手を中心軸に沿って切断した半裁断面図である。 本発明の第2実施形態に係る管継手を軸方向から見た平面図である。 本発明の第3実施形態に係る管継手を軸方向から見た平面図である。 本発明の第4実施形態に係る解除部材の軸方向の移動が制限されている状態における管継手を軸方向から見た平面図である。 本発明の第4実施形態に係るキャップに形成された環状リブを示す要部拡大斜視図である。 本発明の第5実施形態に係るキャップに取り付けられた環状リブを示す要部拡大斜視図である。
<第1実施形態>
(管継手の構成)
図を参照しながら、本発明の第1実施形態に係る管継手10について説明する。なお、以下の説明において、軸方向とは、管継手10の中心軸CLに沿った方向を指し、径方向とは、中心軸CLと直交する方向を指す。図1に示すように、管継手10は、内筒12及び外筒14からなる継手本体16と、ロック部材18と、解除部材20と、キャップ22とを備えており、継手本体16に、ロック部材18、解除部材、及びキャップ22をそれぞれ組み付けることで管継手10が組み立てられる。
図2に示すように、内筒12及び外筒14からなる継手本体16は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)等の樹脂や砲金、真鍮、ステンレス等の金属で形成されている。内筒12は、管継手10の一端部から他端部まで延在している筒状の部材であり、内筒12の他端部には、雄ねじ部12Aが形成されている。この雄ねじ部12Aには、蛇口等の水廻り機器から延びる管体(不図示)が捩じ込まれる。
雄ねじ部12Aの軸方向一端側には、工具等で把持される六角形部12Bが形成されており、六角形部12Bの軸方向一端側には圧入部12Cが形成されている。圧入部12Cは、六角形部12Bより小径であり、圧入部12Cの一端部の外周面には環状突起12Dが形成されている。環状突起12Dは、圧入部12Cの軸方向一端部に形成されており、後述する外筒14の段差部14Aを係止して抜出不能とする。
圧入部12Cの軸方向一端側には、圧入部12Cより小径のシール部12Eが軸方向に延びている。シール部12Eの外周面には、環状溝12Fが軸方向に2箇所形成されており、それぞれの環状溝12FにはOリング24が取り付けられている。
シール部12Eの外周側には、外筒14が設けられている。外筒14は、シール部12Eとの間に隙間を開けて圧入部12Cへ圧入された筒状の部材であり、外筒14の内周面には段差部14Aが形成されている。ここで、外筒14を内筒12へ圧入した際に、段差部14Aが内筒12の環状突起Dに係止されることで抜出不能となる。また、外筒14の外周面には、後述するキャップ22と係合する2つの突起部14Bが形成されている。
外筒14の軸方向の一端部には、ロック部材18が取り付けられる。ロック部材18は金属製の環状部材であり、断面形状が逆V字形状となっている。また、ロック部材18は後述するキャップ22及び解除部材20と外筒14との間に設けられて抜出不能とされている。ここで、ロック部材18の内周面は、管体へ食い込む爪部となっており、管継手10へ挿入された管体をロックする。
外筒14及びロック部材18の外周側には、キャップ22が設けられている。キャップ22は、軸方向一端側へ向けて縮径した筒状の部材であり、キャップ22の内周面には環状溝23が軸方向に2箇所形成されている。この環状溝23と外筒14の突起部14Bとが係合して、キャップ22を抜出不能としている。
キャップ22の内周面には、径方向内側へ突出した制限手段としての環状リブ22Aが形成されている。環状リブ22Aは、図5に示すように、キャップ22をほぼ一周に亘って形成されており、環状リブ22Aの軸方向一端側には、周方向に間隔を空けて突出した突起22Bにより凹凸面が形成されている。
図4に示すように、突起22Bは、環状リブ22Aの肉厚方向に延びて、断面が略三角形状に形成されている。また、突起22Bは、後述する突片20Aが乗り越え可能な微小案高さで形成されている。さらに、環状リブ22Aには、切欠き部22Cが形成されている。切欠き部22Cは、図5に示すように、環状リブ22Aの対向する2箇所に形成されており、後述する突片20Aより周方向に長く形成されている。
図2に示すように、キャップ22の内周面には、解除部材20が回転可能に設けられている。解除部材20は、図3に示すように、PPS等の樹脂で形成された円筒体であり、解除部材20の軸方向一端部の外周面には、径方向外側へ延びる突片20Aが形成されている。本実施形態では、解除部材20の対向する2箇所に突片20Aが形成されている。
解除部材20の軸方向他端部の外周面には、解除部材20より大径のフランジ部20Bが形成されている。フランジ部20Bには、軸方向他端部が肉薄となるようにテーパ面20Cが形成されている(図2参照)。さらに、解除部材20の軸方向の中央部には、解除部材20を径方向に貫通した貫通孔20Dが形成されている。
なお、本実施形態では、解除部材20の対向する2箇所に突片20Aを形成したが、これに限らず、例えば、突片20Aを1箇所のみに形成してもよい。また、周方向に等間隔で3箇所以上形成してもよい。
また、本実施形態では、環状リブ22Aの対向する2箇所に切欠き部22Cを形成したが、これに限らず、突片20Aの数や間隔に対応するように形成される。例えば、突片20Aを周方向に等間隔で3箇所形成した場合、切欠き部22Cについても周方向に等間隔で3箇所形成する。
さらに、本実施形態では、解除部材20に貫通孔20Dを1つだけ形成したが、これに限らず複数形成してもよい。また、継手本体16、ロック部材18、解除部材20、及びキャップの材質は、上述した材質に限らず、管継手10に要求される仕様等に合わせて適宜設定すればよい。
また、本実施形態では、環状リブ22Aに断面三角形状の突起22Bを形成していたが、凹凸面であればこれに限らない。例えば、断面円形又は楕円形の突起を形成してもよい。また、突起の数についても本実施形態に限定されず、増減してもよい。さらに、波状に湾曲した面としてもよい。
また、本実施形態に係る管継手10は、内筒12にOリング24を設け、挿入される管体の内周面側をシールする所謂内面シール方式の管継手10であったが、これに限らず、外筒14側にOリング24を設け、挿入される管体の外周面をシールする所謂外面シール方式の管継手10としてもよい。
(管体の着脱方法)
次に、本実施形態に係る管継手10へ管体100を接続する方法、及び管体100を取り外す方法について説明する。初めに、製造後の管継手10における解除部材20の突片20Aの位置は、図5に示すように、切欠き部22Cに対して90度の位置となっている。この状態で内筒12と外筒14の間に管体100を挿入すると、図9に示すように、管継手10へ管体100が接続される。
ここで、管継手10に挿入された管体100がOリング24を押圧しているので、Oリング24の反発力により管体100の内周面はシールされる。また、ロック部材18の内周面の爪部が管体100へ食い込んでおり、管体100をロックした状態となっている。これにより、管体100を引き抜く方向に力を加えると、ロック部材18がさらに管体100へ食い込んで、管体100が抜出不能となる。
この状態では、突片20Aが環状リブ22Aに係止されているので、管体100の外周面に巻き付けた保護膜(不図示)等が解除部材20へ軸方向の力を加えても、解除部材20が軸方向に移動しないようになっている。
次に、管体100を取り外す場合、解除部材20をキャップ22に対して相対回転させて、図6に示すように、突片20Aと切欠き部22Cの回転位置を合わせる。このとき、解除部材20を回転させるためには、図7に示すような専用の治具200を用いる。本実施形態に係る治具200は、環状部材を半分に切断した円弧状の金属部材であり、板状のベース部202と、ベース部202の内周縁に立設された挿入部204とで構成されている。挿入部204は、解除部材20とほぼ同じ径で形成されており、挿入部204には、突片20Aより広幅の切欠き部204Aが形成されている。
治具200で解除部材20を回転させるには、初めに、治具200の挿入部204を管体100とキャップ22の隙間に挿入する。このとき、挿入部204の切欠き部204Aと突片20Aの位置を合わせてから挿入してもよいが、挿入部204を挿入した後に治具200を回転させ突片20A上を滑らせることで、切欠き部204Aと突片20Aの位置が合ったときに切欠き部204A内に突片20Aが入り込んで位置決めできる。
次に、切欠き部204A内に突片20Aが入り込んだ状態で、治具200を回転させると、突片20Aが切欠き部204Aの壁面に押圧されて、環状リブ22A上を回転する。このとき、突片20Aが突起22Bを乗り上げる度に、解除部材20が軸方向へ移動しながら周方向に回転する。突片20Aを90度回転させると、図6の状態となり、突片20Aの回転位置と環状リブ22Aの切欠き部22Cの位置が一致する。この状態で、治具200のベース部202を押し込むと、突片20Aが環状リブ22Aを挿通して、解除部材20がロック部材18側へ軸方向に移動する。
解除部材20を移動させると、解除部材20のフランジ部20Bがロック部材18と管体100との間へ進入し、フランジ部20Bのテーパ面20Cがロック部材18の内周面を径方向外側へ押し広げてロック状態が解除される。この状態で管体100を引き抜くと、管継手10から管体100が取り外される。
(製造方法)
次に、本実施形態に係る管継手10の製造方法の一例について、図8のフローチャートに沿って説明する。初めに、図1に示すように、内筒12、外筒14、ロック部材18、解除部材20、及びキャップ22のそれぞれの部品を成型や切削等で形成しておく。そして、内筒12の環状溝12FにOリング24を取り付け、さらに内筒12の圧入部12Cへ外筒14を圧入して、内筒12の環状突起12Dへ外筒14の段差部14Aを係止させ継手本体16を形成する。
次に、図8のステップS102において、継手本体16にロック部材18、解除部材20、及びキャップ22を組み付けて管継手10を組み立てる(組立工程)。具体的には、外筒14の上端部にロック部材18を取付け、その上に解除部材20を同軸的に載置して、最後にキャップ22を外筒14へ圧入する。このとき、解除部材20の突片20Aの回転位置と、キャップ22の環状リブ22Aに形成された切欠き部22Cの位置とを合わせた状態でキャップ22を外筒14へ圧入して組立工程を完了する。
次に、ステップS104では、管継手10へ管体100を挿入して、ロック部材18に管体100をロックさせる。続いて、ステップS106では、治具200を用いて解除部材20を軸方向に移動させて、管体100のロック状態を解除する。そして、ステップS108では、管継手10から管体100を取り外して、管継手10が着脱できることを確認する(着脱検査工程)。
その後、ステップS110では、解除部材20を元の位置まで軸方向に引き上げ、突片20Aを切欠き部22Cから抜き出す。このとき、解除部材20に形成された貫通孔20Dに治具(不図示)を引っ掛けることで解除部材20を引き上げることができる(図3参照)。
最後に、ステップS112では、治具(不図示)を貫通孔20Dに引っ掛けた状態で解除部材20を90度回転させて環状リブ22Aに突片20Aを当接させる(移動制限工程)。この場合、図7の治具200を用いて回転させてもよい。
なお、ステップS104で管継手10へ管体100を挿入した後、管体100に引き抜く方向の力を加え、管体100が確実にロックされていることを確認してもよい。また、ステップS112では、必ずしも90度回転させる必要はなく、解除部材20の軸方向の移動が制限できるだけ回転させればよい。さらに、上述した工程の他に、種々の工程を追加してもよいことは勿論である。
(作用)
次に、本実施形態に係る管継手10の作用について説明する。本実施形態の管継手10は、図5に示すように、突片20Aの回転位置と環状リブ22Aの切欠き部22Cの位置が一致しない状態では、解除部材20に対して軸方向の力が作用しても、突片20Aが環状リブ22Aに係止されているので、解除部材20が軸方向に移動することがない。これにより、管体100と管継手10の接続状態が不用意に解除されるのを抑制できる。
また、環状リブ22Aの突片20Aが当接する面には、周方向に間隔を空けて突起22Bが形成されているので、突片20Aが環状リブ22A上を滑って回転するのを抑制できる。さらに、突起22Bの高さを変更した環状リブ22Aを用いることで、解除部材20の回転のし易さを自由に変更できる。
また、管継手10の製造工程では、突片20Aと切欠き部22Cの回転位置を合わせた状態で組立工程を完了するため、着脱検査工程では、解除部材20を軸方向に押し込むだけで管体100のロック状態を解除できる。これにより、組立工程から検査工程までを自動化された製造ラインで行うことができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る管継手50について説明する。図10に示すように、本実施形態に係る管継手50は、第1実施形態の管継手10と同様に、内筒52及び外筒54からなる継手本体56と、ロック部材58と、解除部材60と、キャップ62とを備えている。
ここで、キャップ62の外周面には、切欠き部位置把握手段としてのマーク64が描かれている。マーク64の色は、キャップ62に対して視認できる色であれば何色でもよいが、コントラストが高くなる色が好ましい。本実施形態では、一例として、白色のキャップ62に対して、黒色のマーク64を直線状に描いている。
マーク64は、図11に示すように、キャップ62の外周面に2本描かれており、それぞれのマーク64は、キャップ62の環状リブ62Aに形成された切欠き部62Cが形成された位置に描かれている。
キャップ62の内周面に取り付けられた解除部材60は、キャップ62に対してコントラストが高くなる色で形成されている(突片位置把握手段)。本実施形態では一例として、色々のキャップ62に対して、黒色の解除部材60を用いている。
本実施形態の管継手50によれば、キャップ62の外周面にマーク64が形成されているので、図10に示すように、管継手50を径方向から見ただけで切欠き部62Cの位置を把握できる。これにより、管継手50へ管体100が接続された状態であっても、解除部材60の突片60Aと切欠き部62Cとの位置を容易に合わせることができる。このとき、治具200にも目印を付けて、切欠き部204Aの位置を把握できるようにしておけば、解除部材60の回転中に突片60Aの位置を把握できるので、切欠き部62Cと突片60Aの位置が合わせ易くなる。
また、解除部材60は、キャップ62に対してコントラストが高くなる色で形成されているので、管継手50に管体100が接続された状態であっても、突片60Aの回転位置を容易に把握できる。これにより、治具200を解除部材60へ取り付ける際に、突片60Aを容易に切欠き部204Aへ入り込ませることができる。
なお、本実施形態では、解除部材60自体を黒色で形成したが、これに限らず、突片60Aのみ黒色で形成してもよい。また、マーク64は、視認できれば直線に限らず、破線や二重線でもよい。さらに、キャップ62の外周面を直線状に凹ませたり、逆に直線状に突出させてもよい。この場合、作業場が暗くてマーク64の視認が困難な場合であっても、キャップ62の外周面を触るだけで切欠き部62Cの回転位置を把握できる。その他の作用は第1実施形態と同様である。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る管継手70について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。図12に示すように、本実施形態の管継手70は、キャップ72を備えており、キャップ72の環状リブ72Aの軸方向一端側の面には、間隔を空けて突起72Bが形成されている。
ここで、突起72Bの間隔は、キャップ72の周方向で異なる間隔となっている。具体的には、切欠き部72Cの近傍では突起72Bの間隔が密になっており、切欠き部72Cから周方向に離れるほど、突起72Bの間隔が疎になっている。
本実施形態の管継手70によれば、管体100が接続された状態であっても、突起72Bの間隔を見るだけで、切欠き部72Cの回転位置を把握することができる。また、治具200で解除部材20を回転させる際に、突片20Aが突起72Bを乗り越える度に治具200を介して作業者の手に振動が伝達されるので、環状リブ72Aを見なくても作業者が感じる振動の間隔により切欠き部72Cの位置を把握することができる。
なお、本実施形態では、切欠き部72Cの近傍で突起72Bの間隔が密になっているが、これに限らず、切欠き部72Cの近傍で突起72Bの間隔が疎になるように環状リブ72Aを形成してもよい。この場合、切欠き部72Cから遠い位置で突起72Bの間隔が密になるので、解除部材20の突片20Aを確実に切欠き部72Cから離すことができる。その他の作用は第1実施形態と同様である。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態に係る管継手80について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。図13に示すように、本実施形態の管継手80は、キャップ82を備えており、キャップ82の環状リブ82Aの軸方向一端側の面には、間隔を空けて突起82Bが形成されている。また、環状リブ82Aの対向する2箇所には、切欠き部82Dが形成されている。
さらに、切欠き部82Cを挟んで配置された突起82Bの一方は、図14に示すように、軸方向に長く形成された切欠き部位置把握手段としてのストッパ部82Cとなっている。ストッパ部82Cは、突起82Bと異なり、解除部材20の突片20Aが乗り越えられない高さで形成されている。また、ストッパ部82Cは、図13に示すように、切欠き部82Dに対して同じ回転方向側に形成されている。
本実施形態の管継手80によれば、解除部材20を指定の方向(図中矢印の方向)へ回転させると、突片20Aが環状リブ82A上を回転移動して、切欠き部82Dへ到達する。ここで、突片20Aはストッパ部82Cに係止され、解除部材20を回転移動できなくなるので、作業者は、解除部材20を見なくても突片20Aと切欠き部82Cの位置を合わせることができる。また、この状態で解除部材20を軸方向に押し込むことで、ロック状態を解除できる。その他の作用は第1実施形態と同様である。
なお、本実施形態の解除部材20を回転させる場合は、図7に示す治具を用いることができないので、突片20Aの片側だけを押圧できる専用の治具を用いる必要がある。また、指定された回転方向とは反対側へ解除部材20を回転させた場合、突片20Aがストッパ部82Cに係止されても軸方向に押し込めないため、作業者は、解除部材20を指定方向とは反対側へ回転させたことが分かる。
<第5実施形態>
次に、本発明の第5実施形態に係る管継手90について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。図15に示すように、本実施形態の管継手90は、キャップ92を備えている。ここで、キャップ92には、一周に亘って周溝92Aが形成されており、この周溝92Aには環状リブ94が回転可能に取り付けられている。
環状リブ94は、一部がキャップ92の周溝92Aから露出した環状のベース部94Aを備えており、ベース部94Aの軸方向一端側の面には、突起94Bが形成されている。ここで、突起94Bは、キャップ92の周溝92Aから露出した部分にのみ形成されており、環状リブ94の回転には影響を与えないようになっている。
また、ベース部94Aの対向する2箇所には、切欠き部94Cが形成されている(図中には1つの切欠き部94Cのみが図示されている)。切欠き部94Cは、ベース部94Aを径方向に切欠いて、キャップ92の周溝92Aから露出しない深さに形成されている。
本実施形態の管継手90によれば、解除部材20を回転させず、代わりに環状リブ94を回転させることで、切欠き部94Cと突片20Aの位置を合わせることができる。その他の作用は第1実施形態と同様である。なお、本実施形態では、環状リブ94を回転させるための専用の治具が用いられる。
以上、本発明の第1〜5の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、環状リブ22A上には突起22Bが形成されていなくてもよい。
10 管継手
16 継手本体
18 ロック部材
20 解除部材
20A 突片(制限手段)
22 キャップ
22A 環状リブ(制限手段)
22B 突起
22C 切欠き部(制限手段)
50 管継手
56 継手本体
58 ロック部材
60 解除部材(突片位置把握手段)
60A 突片(制限手段)
62 キャップ
62A 環状リブ(制限手段)
62C 切欠き部(制限手段)
64 マーク(切欠き部位置把握手段)
70 管継手
72 キャップ
72A 環状リブ(制限手段)
72B 突起
72C 切欠き部(制限手段)
80 管継手
82 キャップ
82A 環状リブ(制限手段)
82B 突起
82C ストッパ部(切欠き部位置把握手段)
82D 切欠き部(制限手段)
90 管継手
92 キャップ
94 環状リブ(制限手段)
94B 突起
94C 切欠き部(制限手段)
100 管体

Claims (8)

  1. 一端部に管体が挿入される継手本体と、
    前記継手本体に取り付けられたキャップと、
    前記継手本体へ挿入される管体をロックするロック部材と、
    前記キャップの内周面に設けられ、軸方向に移動して前記ロック部材と管体との間へ進入し、管体のロック状態を解除する解除部材と、
    前記キャップと前記解除部材との間に設けられ、前記キャップに対する回転位置に応じて、前記解除部材の軸方向の移動を制限する制限手段と、
    を有する管継手。
  2. 前記解除部材は、前記キャップに対して回転可能に設けられた円筒体であり、
    前記制限手段は、前記円筒体の外周面から径方向外側へ延びる突片と、
    前記キャップの内周面から径方向内側へ突出し、前記突片と当接する環状リブと、
    前記環状リブに形成され、前記突片が挿通可能な切欠き部と、
    を備えている請求項1に記載の管継手。
  3. 前記突片と接する前記環状リブの軸方向一端側に周方向に連続した凹凸面が形成されている請求項2に記載の管継手。
  4. 前記凹凸面は、周方向に間隔を空けて形成された複数の突起により形成されている請求項3に記載の管継手。
  5. 隣り合う前記突起の間隔は、前記環状リブの周方向で異なる間隔とされた請求項4に記載の管継手。
  6. 前記キャップには、前記切欠き部の位置を把握可能とする切欠き部位置把握手段が設けられている請求項2〜5の何れか1項に記載の管継手。
  7. 前記解除部材には、前記突片の位置を把握可能とする突片位置把握手段が設けられている請求項2〜6の何れか1項に記載の管継手。
  8. 請求項2〜7の何れか1項に記載の管継手の製造方法であって、
    前記継手本体に、前記キャップ、前記ロック部材、及び前記解除部材を組み付け、前記突片を前記切欠き部の位置に合わせた状態で管継手を組み立てる組立工程と、
    前記管継手へ管体を挿入して前記ロック部材によるロック状態を確認した後、前記解除部材を軸方向に移動させて該管体のロック状態を解除し前記管継手から該管体を取り外す着脱検査工程と、
    前記着脱検査後の前記解除部材を軸方向に移動させて、前記切欠き部から前記突片を抜き出した後、前記解除部材を回転させて前記環状リブに前記突片を当接させる移動制限工程と、
    を有する管継手の製造方法。
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