JP2018017336A - 継手 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に示されるように、こうした継手はパイプが挿入される継手本体を備えており、その継手本体の内部には上記パイプとの係合により同パイプの継手本体からの抜け出しを防止するロックリングが設けられている。また、上記継手には、継手本体及びロックリングと同一の軸線上に位置しており、その軸線に沿って継手本体内に押し込まれることによってロックリングとパイプとの係合を解除するリリースが設けられている。
上記課題を解決する継手は、パイプが挿入される継手本体と、その継手本体内に設けられて上記パイプとの係合により同パイプの継手本体からの抜け出しを防止するロックリングと、を備える。更に、上記継手には、継手本体及びロックリングと同一の軸線上に位置しており、その軸線に沿って継手本体内に押し込まれることによってロックリングとパイプとの係合を解除するリリースが設けられる。この継手は、上記軸線を中心とするリリースと継手本体との相対回転を通じて両者の凸状部と凹状部との相対位置を変化させることが可能である。そして、上記軸線を中心とする相対回転方向において、凸状部と凹状部との位置が一致しているときには上記係合を解除するための継手本体に対するリリースの押し込みを許容するアンロック状態となる一方、凸状部と凹状部との位置が不一致であるときにはリリースの上記押し込みを禁止するロック状態となる。また、上記継手には、ロック状態であるときにリリースと継手本体との前記相対回転を阻止する方向への抵抗を付与する抵抗付与手段が設けられている。この抵抗付与手段は、リリースと継手本体との第1方向への上記相対回転を阻止する方向に付与される抵抗の大きさと、第1方向とは反対の方向である第2方向への相対回転を阻止する方向に付与される抵抗の大きさとを異ならせるよう構成されている。
以下、継手の第1実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
図1に示すように、継手1は、図示しない耐圧試験用の加圧ポンプ等に接続される継手本体2を備えている。この継手本体2は円筒状に形成されており、継手本体2の一端側(図1の左端側)の開口部2aが上記配管に繋がる。また、継手本体2の他端側(図1の右端側)の開口部2bからは、上記加圧ポンプにより加圧された流体を流すパイプ3が挿入される。
図2(a)に示すように、リリース15における操作部16の上記対向面16aには、軸線L1を中心とする回転方向(リリース15と継手本体2との相対回転方向)に沿って複数(この例では四つ)の凸状部21が等間隔をおいて設けられている。また、上記相対回転方向における上記複数の凸状部21の間にはそれぞれ凹状部22が設けられている。リリース15に設けられた凸状部群のうち、定められた凸状部21の突出方向の端面には第1突起23が形成されており、その第1突起23が形成された凸状部21と隣り合う凸状部21における突出方向の端面には第2突起24が形成されている。また、リリース15の押込部17における上記凹状部22に対応する部分にはそれぞれ、押込部17の先端から操作部16に向けて延びるスリット25が形成されている。
図5(b)に示すように、継手1がロック状態のときにリリース15を継手本体2に対し第1方向(矢印Y1方向)に相対回転させると、リリース15の凸状部21に設けられている第1突起23が、継手本体2の凸状部26に係合した状態のもと、抵抗を受けつつ上記相対回転を許容する。
次に、継手の第2実施形態について、図6〜10を参照して説明する。
この実施形態においては、第1実施形態に対しリリース15の操作部16と継手本体2のキャップ7との対向面16a,7a間の構造のみが異なっているため、それ以外の部分については第1実施形態と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
継手1がロック状態のときにリリース15をキャップ7(継手本体2)に対し第1方向(矢印Y1方向)に相対回転させると、リリース15の凸状部21に設けられている第1突起41が、キャップ7の凸状部26(台形部)の窪み43に挿入されて同窪み43に係合されていることから、抵抗をうけつつ上記相対回転が許容される。
次に、継手の第4実施形態について、図11を参照して説明する。
この実施形態においては、第2実施形態に対しキャップ7の凸状部26のみが異なっているため、それ以外の部分については第2実施形態と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この実施形態では、キャップ7の凸状部26(台形部)において、受圧面42に凹むように形成された窪み43が第2突起44に隣接する位置まで延びている。このため、キャップ7の凸状部26の第2突起44は、上記窪み43と隣接する位置に設けられていることになる。
[その他の実施形態]
なお、上記各実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・第2及び第3実施形態において、第2突起44は各凸状部26(台形部)のうちの一つだけに設けられていてもよい。
次に、上記実施形態から把握できる技術思想について記載する。
(イ)パイプが挿入される継手本体と、前記継手本体内に設けられて前記パイプとの係合により同パイプの前記継手本体からの抜け出しを防止するロックリングと、前記継手本体及び前記ロックリングと同一の軸線上に位置しており、その軸線に沿って前記継手本体内に押し込まれることによって前記ロックリングと前記パイプとの係合を解除するリリースと、を備え、前記リリースと前記継手本体とのうちの一方に凸状部が設けられるとともに他方に凹状部が設けられており、前記軸線を中心とする前記リリースと前記継手本体との相対回転を通じて前記凸状部と前記凹状部との相対位置を変化させることが可能であり、前記軸線を中心とする相対回転方向において、前記凸状部と前記凹状部との位置が一致しているときには前記係合を解除するための前記継手本体に対する前記リリースの押し込みを許容するアンロック状態となる一方、前記凸状部と前記凹状部との位置が不一致であるときには前記リリースの前記押し込みを禁止するロック状態となる継手において、前記凸状部は、前記ロック状態のもと、前記凹状部に隣り合うように設けられている台形部と対向するものであって、その台形部に向けて突出する突起を備えており、前記台形部は、前記ロック状態のもと、前記凸状部からの押圧を受けることが可能な受圧面と、その受圧面に対し凹むように形成されて前記突起と係合することにより前記リリースと前記継手本体との前記相対回転を阻止する方向に抵抗を付与する窪みと、を備えることを特徴とする継手。
Claims (2)
- パイプが挿入される継手本体と、
前記継手本体内に設けられて前記パイプとの係合により同パイプの前記継手本体からの抜け出しを防止するロックリングと、
前記継手本体及び前記ロックリングと同一の軸線上に位置しており、その軸線に沿って前記継手本体内に押し込まれることによって前記ロックリングと前記パイプとの係合を解除するリリースと、を備え、
前記軸線を中心とする前記リリースと前記継手本体との相対回転を通じて両者の凸状部と凹状部との相対位置を変化させることが可能であり、
前記軸線を中心とする相対回転方向において、前記凸状部と前記凹状部との位置が一致しているときには前記係合を解除するための前記継手本体に対する前記リリースの押し込みを許容するアンロック状態となる一方、前記凸状部と前記凹状部との位置が不一致であるときには前記リリースの前記押し込みを禁止するロック状態となり、
前記ロック状態であるときに前記リリースと前記継手本体との前記相対回転を阻止する方向への抵抗を付与する抵抗付与手段が設けられている継手において、
前記抵抗付与手段は、前記リリースと前記継手本体との第1方向への前記相対回転を阻止する方向に付与される抵抗の大きさと、前記第1方向とは反対の方向である第2方向への前記相対回転を阻止する方向に付与される抵抗の大きさとを異ならせるよう構成されていることを特徴とする継手。 - 前記凸状部は、前記リリースにおける前記継手本体と対向する部分に前記相対回転方向に沿って等間隔をおいて複数設けられているとともに、前記継手本体における前記リリースと対向する部分に前記相対回転方向に沿って等間隔をおいて複数設けられており、
前記凹状部は、前記リリースにおける前記複数の凸状部の間に設けられているとともに、前記継手本体における前記複数の凸状部の間に設けられており、
前記抵抗付与手段は、前記リリースと前記継手本体とのうちの一方の凸状部群の定められた凸状部に設けられている第1突起と、前記一方の凸状部群のうちの前記第1突起が設けられている凸状部と隣り合う凸状部に設けられている第2突起と、を備えており、
前記第1突起は、前記ロック状態のもと、前記リリースと前記継手本体とのうちの他方の凸状部群のうちの定められた凸状部に係合することにより、前記リリースと前記継手本体とが前記第1方向に相対回転しようとするときに抵抗を受けつつ前記相対回転を許容するものであり、
前記第2突起は、前記ロック状態のもと、前記他方の凸状部群のうちの前記第1突起と係合する凸状部と隣り合う凸状部の側壁に当接することにより、前記リリースと前記継手本体との第2方向への前記相対回転を阻止するものである請求項1に記載の継手。
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