JP2007271052A - 管継手 - Google Patents

管継手 Download PDF

Info

Publication number
JP2007271052A
JP2007271052A JP2006100522A JP2006100522A JP2007271052A JP 2007271052 A JP2007271052 A JP 2007271052A JP 2006100522 A JP2006100522 A JP 2006100522A JP 2006100522 A JP2006100522 A JP 2006100522A JP 2007271052 A JP2007271052 A JP 2007271052A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
hole
valve portion
joint
fluid passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006100522A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4653688B2 (ja
Inventor
Masaki Takahashi
政樹 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kohki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kohki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kohki Co Ltd filed Critical Nitto Kohki Co Ltd
Priority to JP2006100522A priority Critical patent/JP4653688B2/ja
Priority to MYPI20083883A priority patent/MY166202A/en
Priority to CN2007800085737A priority patent/CN101400938B/zh
Priority to PCT/JP2007/055601 priority patent/WO2007114039A1/ja
Priority to KR1020087022297A priority patent/KR101033438B1/ko
Priority to TW096109785A priority patent/TWI325478B/zh
Publication of JP2007271052A publication Critical patent/JP2007271052A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4653688B2 publication Critical patent/JP4653688B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/28Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means
    • F16L37/38Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in only one of the two pipe-end fittings
    • F16L37/44Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in only one of the two pipe-end fittings with one lift valve being actuated to initiate the flow through the coupling after the two coupling parts are locked against withdrawal
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/22Couplings of the quick-acting type in which the connection is maintained by means of balls, rollers or helical springs under radial pressure between the parts
    • F16L37/23Couplings of the quick-acting type in which the connection is maintained by means of balls, rollers or helical springs under radial pressure between the parts by means of balls
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/28Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means
    • F16L37/38Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in only one of the two pipe-end fittings
    • F16L37/40Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in only one of the two pipe-end fittings with a lift valve being opened automatically when the coupling is applied
    • F16L37/407Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in only one of the two pipe-end fittings with a lift valve being opened automatically when the coupling is applied the lift valve being of the ball type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Safety Valves (AREA)
  • Lift Valve (AREA)

Abstract

【課題】継手部材の弁部材の弁座に対する押圧力を維持し、且つ、小さな力で開操作できるようにする。
【解決手段】継手部材21は、流体通路72を備える筒状部材70,80と、筒状部材に設けられた環状の弁座102と、弁座に対して係合/係合解除する弁部材76と、弁部材を支持する弁支持部材74とを有する。弁支持部材が、弁収納凹部97を有し、弁部材が、第1弁部98と第2弁部94とを有し、第1弁部が、弁座に係合可能とされた環状の係合面を備える前面と、弁収納凹部内部(背圧室)と弁支持部材の外側とを連通する貫通孔96と、筒状部材の流体通路72と背圧室とを連通する連通路Gとを有し、第1弁部は、流体通路72内の流体圧がかかるようになされている。第2弁部94は貫通孔96を閉じる。第2弁部が動かされて貫通孔が開かれ、背圧室の流体圧が低下して第1弁部にかかる流体通路の流体圧により、第1弁部が弁収納凹部内に押し込まれて弁座から離れる。
【選択図】図1

Description

本発明は、弁を備えた管継手に関し、該管継手が接続される流体配管内部の圧力が高くても、小さな力で弁を開くことができるようにした管継手に関する。
このような管継手は、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1の管継手は、雌型部材が、該雌型部材の流体通路内に固定されて、一端が雄型部材を受け入れる端部に向けて開かれ、他端が閉じられている弁収納凹部を有する弁支持部材を有する。該弁部材は、弁収納凹部内に摺動可能に収納されてバネにより弁座に向けて付勢されている。該弁部材には、弁収納凹部内部と雄型部材を受け入れる側の外部とを連通する連通孔が形成されている。雌型部材に雄型部材が挿入されると、該弁部材は弁収納凹部内に向けて押し込まれ、弁座から離れて流体通路が開放される。
すなわち、この管継手の雌型部材では、弁収納凹部内部を連通孔により外部に連通して、該弁収納凹部内部を外部の圧力と等しくし、弁部材にかかる雌型部材の流体圧の影響を小さくしておき、それによって、該弁部材を小さな力で開けることを可能とし、雌型部材への雄型部材の接続を容易に行うことができるようにするものである。
実開昭50−57021号公報
特許文献1の管継手では、バネ圧により弁部材を弁座に係合させ弁部材と弁座とのシール性を図っているが、大きな流体圧がかからないだけ、シール性が悪くなる。また、弁部材の周囲にはシールリングが取り付けられ、弁収納凹部の周壁と摺動係合されるようにしてそれらの間のシール性が図られているが、該シールリングが弁収納凹部の周壁に付着する可能性があり、雄型部材を雌型部材から離したときに、弁収納凹部内部のバネによる該弁部材の戻りが十分には行われず、漏れが生じる虞がある。
本発明は、このような点に鑑み、軽い操作によって雌型及び雄型部材の連結が可能で、かつ、高いシール性が得られる管継手を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、
相互に連結される第1及び第2継手部材を有する管継手において、
第1継手部材が、
流体通路を備える筒状部材と、
該筒状部材の該流体通路の周囲に設けられた環状の弁座と、
該筒状部材内に設けられ、該弁座に対して係合/係合解除することにより該流体通路を開閉する弁部材と、
該筒状部材の該流体通路内に設けられ、該弁部材を支持する弁支持部材と、
を有し、
該弁支持部材が、該弁座に面して開口した弁収納凹部であって、該弁部材を該弁座に対する係合/係合解除のために変位可能に収納し、該弁部材との間に背圧室を画定する弁収納凹部と、該流体通路から該背圧室内への加圧流体の導入を可能にする連通路とを有し、
該弁部材が、第1弁部と第2弁部とを有し、
該第1弁部が、該弁座に係合可能とされた環状の係合面を備える前面と、該前面における該環状の係合面の内側で該第1弁部を貫通して、該背圧室と該弁支持部材の外側とを連通する貫通孔と、を有し、
該第2弁部は、付勢手段により、該貫通孔を閉じるように付勢され、該第2弁部が該付勢手段及び該第2弁部にかかる背圧室内の流体圧に抗して動かされて該貫通孔が開かれて該背圧室内の流体圧が低下することにより、当該第1弁部の外側面にかかる該流体通路の流体圧により、該第1弁部が該弁収納凹部内に押されて弁座から離れるようになされている管継手を提供する。
この管継手においては、弁部材が閉じた状態では、該弁部材には第1継手部材内部の流体圧及び弁収納凹部内の付勢手段の付勢力がかかり、該弁部材が弁座に対して押圧されて確実に閉止されると共に、弁部材を開くときには、第2弁部にかかる付勢手段及び流体圧に抗して該第2弁部を押し込むことにより、弁部材を開くことができる。すなわち、弁部材を確実に閉止し、且つ、小さな力で開放することができる。
具体的には、
該弁収納凹部が、弁座に対して近づいたり離れたり変位する該第1弁部の周面が摺動する第1弁部摺動面を有し、該第1弁部摺動面と該第1弁部の該周面との間に形成される隙間を該連通路とすることができる。
該連通路の別の形態としては、支持部材に、その外側に位置する該流体通路と該背圧室を連通する小孔を設け、該小孔を該連通路とすることができる。
連通路は、背圧室への加圧流体の充填を可能とし、且つ、第2弁部が第1弁部の貫通孔を開いた場合に、該連通路を介して背圧室内に加圧流体が流れ込むよりも速く背圧室内の加圧流体が該貫通孔から流出することを可能にする必要があり、該連通路の流路面積は正確さを必要とされるが、上記隙間を連通路とする場合、その流路面積を正確に作ることは難しい面があり、これに対して支持部材に設ける小孔はその流路面積を正確に製作することが可能である。
この場合更に、
該第1弁部と該第2弁部との間に接続されて、該弁支持部材の外側に位置する該流体通路と該背圧室とを流体遮断しながら、第1弁部及び第2弁部の相対的変位を可能とするダイヤフラムを設けることが好ましい。
すなわち、流体通路から背圧室内に入る加圧流体を、上記小孔を通してのみ可能とすることにより、連通路として要求される当該小孔の流路面積をより正確に作ることを可能とする。
該第1継手部材と該第2継手部材とが連結されたときに、該弁部材の該第2弁部が該第2継手部材によって押し込まれ、該貫通孔を開放するようにすることができる。
このようにすることにより、第1継手部材に対する第2継手部材の連結操作だけで、弁部材の開放を行うことができ、該連結操作を簡単にすることができる。
具体的には、
該第2継手部材が雄型部材とされ、該第1継手部材が該第2継手部材を受け入れる継手部材受入部を有する雌型部材とされ、
該第1継手部材が継手部材受入部と該弁部材との間に弁押込み部材を有し、
該第2継手部材が該継手部材受入部内に挿入されるときに、該弁押込み部材を介して該第2継手部材が該弁部材の該第2弁部を押込んで該貫通孔を開くようにすることができる。
また、この場合、
該第1継手部材が、該継手部材受入部と該弁部材との間にシールリングを備え、該第2継手部材が該継手部材受入部内に挿入されて該押込み部材を押し込む前に、該シールリングが該第2継手部材の外側面に密封係合するようにすることが好ましい。
すなわち、弁部材が開放される前に、第2継手部材に対する第2継手部材の接続部分の密封を、弁部材が開放される前に行い、流体の漏れが生じないようにするためである。
更にまた、
該継手部材受入部が、該流体通路に対して半径方向に変位可能な施錠部材を有し、
該第2継手部材が、該第1継手部材受入部内に挿入されたときに該施錠部材と係合されて、該第2継手部材が該第1継手部材から抜け出られないようにする施錠凹部を有し、
該弁部材の該第1弁部は、施錠部材が施錠凹部に係合された段階で、該弁座から離れるようにすることが好ましい。第1及び第2継手部材の連結を安全に行えるようにするためである。
本発明ではまた、上記のように、第2継手部材の第1継手部材への連結動作に伴って弁部材を開くのではなく、該第1継手部材が、該第1継手部材の外側から、該弁部材の該第1弁部の該貫通孔を開閉するように該第2弁部を動かす弁操作手段を有するようにすることもできる。
具体的には、
該弁支持部材の該弁収納凹部が、該弁部材の該第1弁部を収納する第1弁部収納部、及び、該第2弁部を摺動可能に収納する第2弁部収納部であって、該第2弁部が該第2弁部収納部から該第1弁部収納部内を延びて該弁部材の第1弁部の該貫通孔を閉じる位置にあるときに該第2弁部が占める収納部分と、該収納部分に続き、該第2部分が該貫通孔を開くように動かされるときの該第2部分の動きを可能とする可動部分とを有する第2弁部収納部を有し、
該弁操作手段が、該第1継手部材の外側から該弁支持部材内に伸びて、該弁部材の第2弁部に連接された操作ピンを有し、
該弁支持部材が、該第2弁部収納部から該筒状部材の外側に向けて延びるピン収納孔であって、該ピン収納孔内に該操作ピンを収納し、該操作ピンが当該第1継手部材の外側からの操作により動かされて該弁部材の該第1弁部の貫通孔の開閉を行うことができるようにしたピン収納孔を有するピン保持部を有するようにすることができる。
更に具体的には、
該操作ピンが該筒状部材を横断するように延び、
該第1継手部材が、該筒状部材の外周面上に設けられて該操作ピンの両端に係合される操作部材を有し、
該操作部材によって該操作ピンを動かし、該弁部材の第2弁部を操作するようにすることができる。
この場合、
該操作部材が該筒状部材の周囲で周方向に回動可能とされ、且つ、操作ピンの両端と係合するカム輪郭部を有し、該操作部材を回動することにより、該操作ピンの両端が該カム輪郭部に沿って相対的に動き、それにより、該弁部材の第2弁部を操作するようにすることができる。
このようにした場合、
該弁部材の第1弁部と第2弁部とが、該第2弁部が該貫通孔を開くように動かされた後に、相互に連結され、更に該第2弁部が動かされたときに該第1弁部が該弁座から離れるように一緒に動かされるようにすることが好ましい。
このようにすることにより、第1及び第2継手部材の流体通路が連通された状態において、該第1継手部材が不用意に弁座に係合しないように、該第2部材が第1継手部材を保持するものである。
更に、
該第1弁部が該弁座に係合され、且つ、該弁部材の第2弁部が、該第1弁部の該貫通孔を閉じる位置にされたときに、該貫通孔を介して該第1弁部の該前面側に連通され、且つ、該ピン収納孔に連通されると共に、該弁部材の該第2弁部が該貫通孔を開く位置にされたときに、該ピン収納孔から密封遮断されるようにした残圧逃し孔を有するようにすることが好ましい。
すなわち、この残圧逃し孔は、貫通孔が開かれて弁部材が開かれる状態(すなわち、第1及び第2継手部材が連通される状態)においては密封遮断されるが、弁部材が閉じた状態(すなわち、第1及び第2継手部材の連通が遮断された状態)においては、第2継手部材の流体通路を当該管継手の外部に連通して、第2継手部材内部にある残圧を逃すことができるようにし、第2継手部材を第1継手部材から安全に外すことを可能にするものである。
本発明の管継手によれば、弁部材を第1弁部及び第2弁部とから構成して弁収納凹部内に設定し、弁部材が閉止されているときには、該弁収納凹部内に連通される継手部材の流体通路の流体圧及び該弁収納凹部内に設定された付勢手段の付勢力が当該弁部材を弁座に押圧して当該弁部材を確実に閉止位置とし、弁部材を開くときには、該弁部材の第2弁部を該第2弁部にかかる付勢力及び流体圧に抗して動かすだけでよく、小さな力で開くことが可能となる。
先ず、本発明に係る管継手の第1実施形態につき図1〜図3を用いて説明する。
第1実施形態に係る管継手2は、図2に示すように、雌型部材としての第1継手部材21と、該雌型部材に挿入連結される雄型部材としての第2継手部材22とを有する。
第1継手部材21は、図1に示すように、空気配管のホース等の導管(図示せず)が一端に接続される第1筒状部材70と、スリーブ78を外嵌した状態で第1筒状部材70の他端にねじ結合される第2筒状部材80とを備えている。第1筒状部材は、流体通路72、該流体通路72の内部に配設されたコーン形の弁支持部材74、及び、弁支持部材74内に設けられた弁部材76を備える。
第1筒状部材70と第2筒状部材80との間は、Oリング82により密封が図られている。
第2筒状部材80におけるスリーブ78の内側部分には、テーパのついた貫通孔86が設けられて施錠部材88が収納されており、該第2筒状部材80に図2のように挿入された第2継手部材22の外周面の施錠凹部89に該施錠部材88が係合して、該第2継手部材を該第1継手部材に抜け出ないように連結する。スリーブ78は、第2筒状部材80の端部に設けられたストップリング90によって抜け出ないようにされており、スプリング92によって該ストップリング90に係合されるように付勢され、この位置では、施錠部材88を半径方向内側に押圧しており、該スリーブ78をスプリング92に抗して左方へ変位させ、該スリーブの右端内周面に形成された施錠部材開放凹面95が施錠部材88と整合するようにすることにより、該施錠部材が半径方向外側に変位できるようになっている。
弁支持部材74は、円錐状部分74−1と、円筒状部分74−2と、該円筒状部分の先端に形成されたフランジ部分74-3とを有し、円筒状部分74−2には貫通孔74−4が設けられ、該フランジ部分が第1及び第2筒状部材70,80の間で挟着され固定されている。該弁支持部材74には、第2筒状部材80に形成した弁座102に面するように開口した、弁部材76を収納するための弁収納凹部97が設けられている。
弁部材76は、メイン弁部(第1弁部)98とパイロット弁部(第2弁部)94とからなる。メイン弁部98は、図1で見て左右方向(第1筒状部材の軸線方向)で変位可能にされており、中心に軸線方向で貫通する貫通孔96が設けられている。該メイン弁部は、その前面にOリング100が設けられており、第2筒状部材80の弁座102に係合可能とされ、当該第1継手部材の流体通路の開閉を行うようになっている。
パイロット弁部94は、弁収納凹部内に設けられたコイルばね93によって付勢され、メイン弁部の貫通孔96を閉じるようにされている。
第2筒状部材80内には弁押し込み部材104が、パイロット弁部94と第2筒状部材の内周面に設けられたOリング106とに間に設けられている。弁押込み部材104は、第1継手部材21への第2継手部材22の挿入に伴って図2の左方向へ動かされ、パイロット弁部94を移動させ、貫通孔96を開くようになっている。図示のように、該弁押込み部材104は、パイロット弁部94に係合するハブ部分104−1と、該ハブ部分から半径方向外側に延びる複数のスポーク部分104−2とからなる
次に、第1実施形態に係る管継手2の第1及び第2継手部材21,22の連結操作を説明する。
図1は、第2継手部材22が挿入されていない第1継手部材21を示す。この状態で、パイロット弁部94がコイルばね93によって付勢され、貫通孔96を閉じており、第1継手部材21の流体通路72の加圧流体が、弁支持部材74の弁収納凹部97の周面とメイン弁部98の周面(第1弁部摺動面)との間の微小な隙間Gを通して、メインバルブ98と弁収納凹部97の内壁面との間に形成されている背圧室97−1に充填されている。
スリーブ78がユーザーにより左方へ動かされ、該スリーブ78による施錠部材88の半径方向での押圧を解除した状態で、第2継手部材22が第2筒状部材80に挿入されると、その過程で第2継手部材22の先端面が弁押込み部材104に接触して図2の左方向に押し込む。これによりパイロット弁部94が左方向へ動かされ、貫通孔96が開かれる。
貫通孔96が開かれることにより、背圧室97−1内の加圧流体が該貫通孔96を通って流れ出て、該背圧室97−1内の圧力が低下する。これにより、メイン弁部98は、流体通路72の流体圧により変位され、Oリング100が弁座102から離れて、流体通路72が開放され、加圧流体は第2継手部材22の流体通路24側に流れる。図2に示すように、Oリング100が弁座102から離れる前の段階で、第2継手部材22の外周面がOリング106に密封係合される。
第2継手部材22が、その施錠凹部89が施錠部材88と整合する位置まで入ると、スリーブ78は図2に示す位置に戻されて、第2継手部材が第1継手部材に連結される。
第2継手部材を第1継手部材から外すときは、スリーブ78を左方に変位させて、施錠部材開放凹面95が施錠部材88と半径方向で整合するようにし、該スリーブによる施錠部材の半径方向での押圧を解除して、第2継手部材22を第1継手部材21から引き抜くと、パイロット弁部94は、コイルバネ93によりメイン弁部98の貫通孔96を閉じる位置に戻される。
次に、本発明に係る管継手の第2実施形態につき図4〜図9を用いて説明する。
この実施形態に係る管継手1は、第1の実施形態にかかる管継手と基本的構成を同じくしている。
先ず、この管継手1は、雌型部材としての第1継手部材10と該雌型部材に挿入連結される雄型部材としての第2継手部材22とを有する。
第1継手部材10は、空気配管におけるホース等の導管(図示せず)が一端に接続される第1筒状部材11と、スリーブ18を外嵌した状態で第1筒状部材11の他端にねじ結合される第2筒状部材20とを備えている。第1筒状部材11は、図1に示すように、流体通路12、該流体通路12の中心部に配設された弁支持部材14、及び、弁支持部材14に設けられた弁部材16を備える。
弁支持部材14は、図5(a)〜図5(d)に示すように、同心状に配置された外側円筒部14−1及び内側円筒部14−2を有しており、それらの間に通流路15が形成されている。外側円筒部14-1及び内側円筒部14−2は、図5dでほぼ直径方向に垂直に延びる連結部14−3により連結されている。
内側円筒部14−2は弁収納凹部26を有し、弁収納凹部26の一端(図4の左端)は閉鎖され、他端(図4の右端)は開口している。外側円筒部14−1の外周面には、一対の環状溝48が形成されており、Oリング28が嵌合され、該Oリングが第1筒状部材11及び第2筒状部材20の内周面に密封係合するようにされている。また、内側円筒部14−2の内面は、流体の進行方向(図4の右方向)に向かって外径が大きくなる3つの段差を有している。
連結部14−3は、横断面が楕円のピン収納孔49が、該連結部14−3の長さ方向で貫通しており、このピン収納孔49に操作ピン50が通されている。図6(図4のA−A線断面図)に示すように、操作ピン50は、その両端が、第1筒状部材11の外周に取り付けられた操作リング52のガイド溝(カム輪郭部)54内に挿入されている。ガイド溝54は、図7に示すように、円周方向に対して角度θを持たせてあり、操作リング52の回転に応じて操作ピン50が円周方向と直交する軸線方向で変位されるようになされている。操作リング52は、ストップリング56によって第1筒状部材11から抜け出ないように固定されている。
弁支持部材14に取り付けられる弁部材16は、半径方向中心に設けられた貫通孔34を有するメイン弁部(第1弁部)36と、円柱状のパイロット弁部(第2弁部)32とからなり、それぞれ、弁収納凹部内で当該弁支持部材14の軸線方向で変位可能に設けられている。
メイン弁部36は、その環状の端面(前面)に、Oリング44を有しており、該Oリング44は、第2筒状部材20に形成された弁座46に係合可能とされている。
パイロット弁部32は、図8(a)〜図8(c)に示すように、軸線方向孔320と、該孔320の一端に設けられた直径方向に貫通する直径方向孔322と、当該パイロット弁部の外周面において該直径方向孔322に連通するように設けられた環状溝324とを有してしている。パイロット弁部32は、一対のOリング39によってシールされた状態で弁支持部材14内に挿入されており、この状態で弁収納凹部26内に配設されたコイルばね38によって流体下流方向(右方)へ付勢されている。また、パイロット弁部32は、該メイン弁部36により保持された球形の係合子40を介して該メイン弁部に結合されているが、該係合子40は、パイロット弁部の外周面に形成された環状溝42内に係合しており、メイン弁部36とパイロット弁部32とが軸線方向で相対的に僅かに動けるようになっている。
更に、パイロット弁部32は、図8(a),図8(b)に示すように、パイロット弁部32には、操作ピン50と係合する半円状断面の溝33が、当該パイロット弁部の円形断面の接線方向に延びるように設けられており、操作ピン50が嵌合するようになっている。また、パイロット弁部32のメイン弁部36と係合する前端部分には、環状凹部326が形成されており、該環状凹部はメイン弁部36に形成されている連通路37を介して、メイン弁部36の背後にある弁収納凹部26に連通されている。また、パイロット弁部32の前端と対向するメイン弁部36の内側の対向面には、図4に示すように、Oリング35が設けられている。
第2筒状部材20には、第1の実施形態と同様に、第2継手部材22の施錠凹部62に係合される施錠部材60、該施錠凹部に対して施錠部材60を押圧/押圧解除するスリーブ18、該スリーブ18を図4に示す位置に押圧するよう付勢するスプリング66が設けられている。また、第2筒状部材20の内面には雌型部材に挿入連結される雄型部材とを密封するOリング68が設けられている。
次に、第2実施形態に係る管継手の弁の開閉動作を説明する。
先ず、第1継手部材10に対する第2継手部材22の連結操作は第1の実施形態の場合と同じであり、図4は雄型部材が雌型部材に連結された状態を示している。この状態において、流体通路12内の加圧流体(例えば、空気)は、弁支持部材14とメイン弁部36の間の微小な隙間Gを通して、メイン弁部36の背面側にある背圧室26−1内に充填されている。このとき、パイロット弁部32と弁収納凹部26の内壁面との間はOリング39により密封されており、背圧室26−1内に充填された加圧流体が、ピン収納孔49から外部へ漏れ出ることはない。また、パイロット弁部32に設けられている軸線方向孔320、直径方向孔322はピン収納孔49を介して第2継手部材22の流体通路24を当該管継手の外部に連通している。
この状態で、弁部材16を開放するには、先ず、操作リング52を回転して操作ピン50を図4の位置から図9にある位置に後退させる。これにより、該操作ピン50に係合されているパイロット弁部32も動かされる。このとき、係合子40及び係合溝42を介して係合されているメイン弁部36は、該係合子40と係合溝42との間に遊びがあるために、初めはメイン弁部36は動かず、このため、パイロット弁部32がメイン弁部36に対して相対的に動き、貫通孔34がメイン弁部36の背後にある背圧室26−1に連通される。これと同時に、パイロット弁部32の直径方向孔322は、図4で見て、左側にあるOリング39に整合若しくはそれよりも左側の位置となり、ピン収納孔49から密封される。すなわち、第2継手部材22の流体通路24は外部から遮断される。
この状態において、背圧室26−1内の加圧流体は第2継手部材22の流体通路24側に流れ出るので、該背圧室26−1内の圧力は低下し、このため、メイン弁部36にかけられている第1継手部材10内の流体圧力によりメイン弁部36が左方へ動かされ、該メイン弁部の前面のOリング44が弁座46から離れて、第1及び第2継手部材10,22の流体通路12、24が連通される。
第2継手部材22を第1継手部材10から外すために、弁部材を閉じるときには、操作リング52を上記とは逆方向に回転することにより、操作ピンを図4に示す位置に戻し、それにより、パイロット弁部32及びメイン弁部36を共に閉止位置に戻す。このとき、パイロット弁部32の直径方向孔322が、図4の左側のOリング39よりも右側の位置となり、ピン収納孔49に連通する状態となる。このため、第2継手部材内の流体通路24が軸線方向孔320及び直径方向孔322を介して当該管継手の外部と連通し、流体通路24内の残圧が外部へ逃される。その状態で雄型部材を雌型部材から外せば、残圧による雄型部材の暴れなどがなく、安全に外すことができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、第2実施形態においては、弁収納凹部が、弁座に対して近づいたり離れたり変位するメイン弁部の周面が摺動する摺動面を有し、該摺動面と該メイン弁部の周面との間に形成される隙間Gを介して、流体通路の加圧流体が背圧室内に入るようにしているが、この加圧流体の背圧室への流入は、この隙間によらず、当該弁支持体に流体通路と背圧室とを連通する小孔を設けて行うこともできる。さらに、第1弁部と第2弁部との間に接続されて、上記隙間Gを閉じながら、第1弁部及び第2弁部の相対的変位を可能とするダイヤフラムを設け、該隙間を介しての加圧流体の背圧室への流入を遮断すると共に、上記小孔を設け、該小孔からだけ加圧流体が流入できるようにすることができる。隙間Gの流路断面を正確にすることが困難な面があるが、小孔の流路断面を正確に形成することは比較的容易であるため、背圧室への加圧流体の流入をより正確に調整することが容易となる。また、第2実施形態においては、パイロット弁部(第2弁部)がメインバルブ(第1弁部)よりも当該雌型継手部材の奥側に位置決めされているが、その反対側(すなわち、雄型部材を挿入する側)に設けることも可能である。
本発明の第1実施形態に係る管継手の第1継手部材の断面図であり、第2継手部材が連結されておらず、バルブ閉状態を示している。 同第1継手部材に第2継手部材を連結する途中の状態を示す断面図である。 同断面図であり、第1継手部材に第2継手部材に連結されて弁開状態を示す。 本発明の第2実施形態に係る管継手の断面図であり、弁閉状態を示している。 図4の管継手における弁支持部材の詳細構成であり、(a)は平面図、(b)は断面図、(c)は正面断面図、(d)は側面図を示している。 図4のA−A線の断面図を示している。 図4に示した操作リングの平面図であり、ガイド溝と操作ピンとの関係を示している。 図4に示したパイロット弁部の詳細構成であり、(a)は平面図、(b)は縦断面図、(c)は横断面図を示している。 図4と同様の断面図であり、第1及び第2継手部材が連結され、バルブ開とされた状態を示す。
符号の説明
1,2 管継手
10 第1継手部材
11 第1筒状部材
12 流体通路
14 弁支持部材
14−1 外側円筒部
14−2 内側円筒部
14−3 連結部
15 通流路
16,76 弁部材
18 スリーブ
20 第2筒状部材
21 第1継手部材
22 第2継手部材
24 連通孔
26 弁収納凹部
26−1 背圧室
28 Oリング
32 第2弁部(パイロット弁部)
33 溝
34 貫通孔
35 Oリング
36 第1弁部(メイン弁部)
37 連通路
38 コイルばね
39 Oリング
40 係合子
42 係合溝
44 Oリング
46 弁座
48 環状溝
49 ピン収納孔
50 ピン
52 操作リング
54 ガイド溝
56 ストップリング
58 貫通孔
60 施錠部材
62 施錠凹部
66 スプリング
70 第1筒状部材
72 流体通路
74 弁支持部材
76 弁部材
78 スリーブ
80 第2筒状部材
82 Oリング
86 貫通孔
88 施錠部材
89 施錠凹部
92 スプリング
93 コイルばね
94 第2弁部(パイロット弁部)
96 貫通孔
97 弁収納凹部
97−1 背圧室
98 第1弁部(メイン弁部)
100 Oリング
102 弁座
104 押圧部材
104−1 ハブ部分
104−2 スポーク部分
110 通路
320 軸線方向孔
322 直径方向孔
324 環状溝
326 環状凹部
G 隙間(連通路)

Claims (14)

  1. 相互に連結される第1及び第2継手部材を有する管継手において、
    第1継手部材が、
    流体通路を備える筒状部材と、
    該筒状部材の該流体通路の周囲に設けられた環状の弁座と、
    該筒状部材内に設けられ、該弁座に対して係合/係合解除することにより該流体通路を開閉する弁部材と、
    該筒状部材の該流体通路内に設けられ、該弁部材を支持する弁支持部材と、
    を有し、
    該弁支持部材が、該弁座に面して開口した弁収納凹部であって、該弁部材を該弁座に対する係合/係合解除のために変位可能に収納し、該弁部材との間に背圧室を画定する弁収納凹部と、該流体通路から該背圧室内への加圧流体の導入を可能にする連通路とを有し、
    該弁部材が、第1弁部と第2弁部とを有し、
    該第1弁部が、該弁座に係合可能とされた環状の係合面を備える前面と、該前面における該環状の係合面の内側で該第1弁部を貫通して、該背圧室と該弁支持部材の外側とを連通する貫通孔と、を有し、
    該第2弁部は、付勢手段により、該貫通孔を閉じるように付勢され、該第2弁部が該付勢手段及び該第2弁部にかかる背圧室内の流体圧に抗して動かされて該貫通孔が開かれて該背圧室内の流体圧が低下することにより、当該第1弁部の外側面にかかる該流体通路の流体圧により、該第1弁部が該弁収納凹部内に押されて弁座から離れるようになされている管継手。
  2. 該弁収納凹部が、弁座に対して近づいたり離れたり変位する該第1弁部の周面が摺動する第1弁部摺動面を有し、該第1弁部摺動面と該第1弁部の該周面との間に形成される隙間を該連通路とした請求項1に記載の管継手。
  3. 該弁支持部材が、その外側に位置する該流体通路と該背圧室を連通する小孔を備え、該小孔を該連通路とした請求項1に記載の管継手。
  4. 該第1弁部と該第2弁部との間に接続されて、該弁支持部材の外側に位置する該流体通路と該背圧室とを流体遮断しながら、第1弁部及び第2弁部の相対的変位を可能とするダイヤフラムを有する請求項3に記載の管継手。
  5. 該第1継手部材と該第2継手部材とが連結されたときに、該弁部材の該第2弁部が該第2継手部材によって押し込まれ、該貫通孔を開放するようにされている請求項1乃至4のいずれかに記載の管継手。
  6. 該第2継手部材が雄型部材とされ、該第1継手部材が該第2継手部材を受け入れる継手部材受入部を有する雌型部材とされ、
    該第1継手部材が継手部材受入部と該弁部材との間に弁押込み部材を有し、
    該第2継手部材が該継手部材受入部内に挿入されるときに、該弁押込み部材を介して該第2継手部材が該弁部材の該第2弁部を押込んで該貫通孔を開くようにした請求項1又は2に記載の管継手。
  7. 該第1継手部材が、該継手部材受入部と該弁部材との間にシールリングを備え、該第2継手部材が該継手部材受入部内に挿入されて該押込み部材を押し込む前に、該シールリングが該第2継手部材の外側面に密封係合するようにした請求項6に記載の管継手。
  8. 該継手部材受入部が、該流体通路に対して半径方向に変位可能な施錠部材を有し、
    該第2継手部材が、該第1継手部材受入部内に挿入されたときに該施錠部材と係合されて、該第2継手部材が該第1継手部材から抜け出られないようにする施錠凹部を有し、
    該弁部材の該第1弁部は、施錠部材が施錠凹部に係合された段階で、該弁座から離れるようにされている請求項6又は7に記載の管継手。
  9. 該第1継手部材が、該第1継手部材の外側から、該弁部材の該第1弁部の該貫通孔を開閉するように該第2弁部を動かす弁操作手段を有する請求項1又は2に記載の管継手。
  10. 該弁支持部材の該弁収納凹部が、該弁部材の該第1弁部を収納する第1弁部収納部、及び、該第2弁部を摺動可能に収納する第2弁部収納部であって、該第2弁部が該第2弁部収納部から該第1弁部収納部内を延びて該弁部材の第1弁部の該貫通孔を閉じる位置にあるときに該第2弁部が占める収納部分と、該収納部分に続き、該第2部分が該貫通孔を開くように動かされるときの該第2部分の動きを可能とする可動部分とを有する第2弁部収納部を有し、
    該弁操作手段が、該第1継手部材の外側から該弁支持部材内に伸びて、該弁部材の第2弁部に連接された操作ピンを有し、
    該弁支持部材が、該第2弁部収納部から該筒状部材の外側に向けて延びるピン収納孔であって、該ピン収納孔内に該操作ピンを収納し、該操作ピンが当該第1継手部材の外側からの操作により動かされて該弁部材の該第1弁部の貫通孔の開閉を行うことができるようにしたピン収納孔を有するピン保持部を有する請求項1又は2に記載の管継手。
  11. 該操作ピンが該筒状部材を横断するように延び、
    該第1継手部材が、該筒状部材の外周面上に設けられて該操作ピンの両端に係合される操作部材を有し、
    該操作部材によって該操作ピンを動かし、該弁部材の第2弁部を操作するようにした請求項6に記載の管継手。
  12. 該操作部材が該筒状部材の周囲で周方向に回動可能とされ、且つ、操作ピンの両端と係合するカム輪郭部を有し、該操作部材を回動することにより、該操作ピンの両端が該カム輪郭部に沿って相対的に動き、それにより、該弁部材の第2弁部を操作するようにした請求項7に記載の管継手。
  13. 該弁部材の第1弁部と第2弁部とが、該第2弁部が該貫通孔を開くように動かされた後に、相互に連結され、更に該第2弁部が動かされたときに該第1弁部が該弁座から離れるように一緒に動かされるようにされている請求項10乃至12のいずれかに記載の管継手。
  14. 該第1弁部が該弁座に係合され、且つ、該弁部材の第2弁部が、該第1弁部の該貫通孔を閉じる位置にされたときに、該貫通孔を介して該第1弁部の該前面側に連通され、且つ、該ピン収納孔に連通されると共に、該弁部材の該第2弁部が該貫通孔を開く位置にされたときに、該ピン収納孔から密封遮断されるようにした残圧逃し孔を有する請求項10乃至12のいずれかに記載の管継手。
JP2006100522A 2006-03-31 2006-03-31 管継手 Active JP4653688B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006100522A JP4653688B2 (ja) 2006-03-31 2006-03-31 管継手
MYPI20083883A MY166202A (en) 2006-03-31 2007-03-20 Pipe coupling
CN2007800085737A CN101400938B (zh) 2006-03-31 2007-03-20 管接头
PCT/JP2007/055601 WO2007114039A1 (ja) 2006-03-31 2007-03-20 管継手
KR1020087022297A KR101033438B1 (ko) 2006-03-31 2007-03-20 관 조인트
TW096109785A TWI325478B (en) 2006-03-31 2007-03-21 Pipe coupling

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006100522A JP4653688B2 (ja) 2006-03-31 2006-03-31 管継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007271052A true JP2007271052A (ja) 2007-10-18
JP4653688B2 JP4653688B2 (ja) 2011-03-16

Family

ID=38563308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006100522A Active JP4653688B2 (ja) 2006-03-31 2006-03-31 管継手

Country Status (6)

Country Link
JP (1) JP4653688B2 (ja)
KR (1) KR101033438B1 (ja)
CN (1) CN101400938B (ja)
MY (1) MY166202A (ja)
TW (1) TWI325478B (ja)
WO (1) WO2007114039A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102670712B1 (ko) * 2021-10-01 2024-05-30 주식회사 이경 유체이송용 스마트 커플러

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5411601B2 (ja) * 2009-06-30 2014-02-12 日東工器株式会社 管継手
TWI411758B (zh) * 2010-11-23 2013-10-11 Inventec Corp 快速接頭
KR20140008662A (ko) * 2012-07-11 2014-01-22 이근호 관로 커플러
KR101409794B1 (ko) 2012-07-11 2014-06-24 이근호 관로 커플러
CN109899613B (zh) * 2019-04-12 2024-02-27 广东恒基金属股份有限公司 一种非接触开启式快速接头
CN110181015B (zh) * 2019-06-24 2020-12-18 马鞍山钢铁股份有限公司 一种能够快速拆装的旋转管路装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5057021U (ja) * 1973-09-25 1975-05-28
JPS52126526A (en) * 1976-04-15 1977-10-24 Nitta Moore Co Ltd Selffsealing pipe joint
JPS6091090A (ja) * 1983-09-22 1985-05-22 ダルト エンジニアリング アクチエンゲゼルシャフト 減圧機構
JP2001074187A (ja) * 1999-09-03 2001-03-23 Nitto Kohki Co Ltd 管継手

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843448B2 (ja) 1973-09-22 1983-09-27 新日本製鐵株式会社 スポツトヨウセツセイニ スグレタ コウキヨウドカコウヨウレイエンコウハンノ セイゾウホウホウ
CN2081468U (zh) * 1990-02-19 1991-07-24 那海亭 快速管接头
CN2332867Y (zh) * 1998-01-06 1999-08-11 应明雄 快速联接头
CN2453211Y (zh) * 2000-11-13 2001-10-10 慕容东林 燃气快接器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5057021U (ja) * 1973-09-25 1975-05-28
JPS52126526A (en) * 1976-04-15 1977-10-24 Nitta Moore Co Ltd Selffsealing pipe joint
JPS6091090A (ja) * 1983-09-22 1985-05-22 ダルト エンジニアリング アクチエンゲゼルシャフト 減圧機構
JP2001074187A (ja) * 1999-09-03 2001-03-23 Nitto Kohki Co Ltd 管継手

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102670712B1 (ko) * 2021-10-01 2024-05-30 주식회사 이경 유체이송용 스마트 커플러

Also Published As

Publication number Publication date
CN101400938B (zh) 2010-06-02
JP4653688B2 (ja) 2011-03-16
KR20080100454A (ko) 2008-11-18
CN101400938A (zh) 2009-04-01
TWI325478B (en) 2010-06-01
TW200809124A (en) 2008-02-16
KR101033438B1 (ko) 2011-05-09
WO2007114039A1 (ja) 2007-10-11
MY166202A (en) 2018-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4653688B2 (ja) 管継手
JP5317761B2 (ja) 管継手用のソケット及び管継手
JP5317760B2 (ja) 管継手用のソケット及び管継手
KR102665128B1 (ko) 수형 또는 암형 퀵 커플링 요소 및 그 요소를 포함하는 퀵 커플링
JP7049791B2 (ja) 継手及びこのような継手と組み合わされるサイクル車用の油圧ブレーキ回路
JP2014178029A (ja) 二つの液体管路の取り外し可能な接続形態を構成するための雌部品及び継手
JP6712389B2 (ja) ソケットおよびそれを有する管継手
JP3996112B2 (ja) 管継手
JP3996113B2 (ja) 管継手の継手部材
JP4022509B2 (ja) 管継手の継手部材
JP6613316B2 (ja) 弁体並びに該弁体を用いた弁構造体及び継手部材
JP5172804B2 (ja) 管継手の雌型継手部材
JP6535455B2 (ja) 管継手及び管継手の製造方法
JP6276558B2 (ja) 管継手
JP7402710B2 (ja) 管継手部材および管継手
JP2001074187A (ja) 管継手
JP6336891B2 (ja) 管継手
JP3535976B2 (ja) 管継手
JP4437973B2 (ja) 管継手及びその雌型管継手部材
JP5951395B2 (ja) 管継手構成部材
JP2002295767A (ja) 管継手
WO2012173152A1 (ja) 管継手
JP4584858B2 (ja) 管継手
JP2000337578A (ja) 管継手

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4653688

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250