JP4584858B2 - 管継手 - Google Patents
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Description
雌型部材(以下で述べる実施形態においては参照番号12で示す)及び該雌型部材に挿入連結される雄型部材(14)からなる管継手(10)において、
該雄型部材及び雌型部材の一方の部材内部に設けられ、該一方の部材内部の流体通路を開く開放位置と、該流体通路を閉じる閉止位置との間で変位可能とされた弁部材であって、閉止位置にあるときに開放位置に向けてする付勢力を受けている弁部材(36)と、
該一方の部材内に設けられて、該弁部材に係合して、該弁部材を該閉止位置に保持する保持手段(56)と、
該雄型部材及び雌型部材の他方の部材に設けられて、該雄型部材が該雌型部材内に挿入されるときに、該保持手段に係合して、該保持手段の該弁部材との係合を解除して、該弁部材が該付勢力により該開放位置となるのを許容する係合解除手段(同実施形態においては雄型部材の先端部分が相当する)と、
を有することを特徴とする管継手を提供する。
該保持手段(56)が、
該弁部材に係合して該弁部材を該閉止位置に保持する弁係合位置と、該弁部材から係合解除されて該弁部材が開放位置に変位されるのを許容する弁係合解除位置との間で変位可能とされた弁係合部材(保持部材62に相当)と、
該弁係合部材を弁係合位置に保持する保持する内側可動弁部材(64)であって、該雄型部材が該雌型部材内に挿入されるときに、該係合解除手段によって押し込められて該弁係合部材が弁係合解除位置になるのを許容する内側可動部材(64)と
を有するようにすることができる。
該一方の部材が雌型部材とされ、該他方の部材が雄型部材とされ、
該雌型部材(12)が、
雄型部材を受け入れる雄型部材受入部(16)、及び、該雄型部材受入部に連通された流体通路(18)を有する筒状の雌型本体(20)と、
該雌型本体に設けられ、該雌型部材内に挿入された雄型部材を該雌型部材に連結するための施錠手段(28,32)と
を有し、
該雄型部材が、その外側表面に施錠凹部(30)を有し、
該施錠手段が、
筒状の該雌型本体に半径方向で変位可能に設けられた施錠部材であって、該雄型部材受入部内に所定長さだけ挿入された該雄型部材の該施錠凹部に嵌合された施錠位置と、該施錠位置より半径方向外側位置で、雄型部材との嵌合を解除する施錠解除位置との間で変位可能とされた施錠部材(28)と、
該雌型本体の外周面上に設けられ、該施錠部材を該施錠位置にする押圧位置と、該施錠部材が該施錠解除位置になるのを許容する押圧解除位置との間を変位可能にされ、該雄型部材が該雌型部材に挿入されていない状態においては、該押圧解除位置に保持されるようにされた外側可動部材(32)と、
該外側可動部材を該押圧位置に向けて付勢する第1付勢手段(コイルスプリング34)と、
を有し、
該保持手段は、該雄型部材が該雌型部材内に挿入されて、該施錠部材が該外側可動部材により該雄型部材の該施錠凹部に嵌合された段階で、該弁部材を開放位置とするように構成されるようにすることができる。
該外側可動部材(32)及び該弁部材(36)が、該筒状の雌型本体の軸線方向で変位可能とされ、且つ、相互に連結されており、該保持手段により該弁部材が閉止位置に保持されることにより、該外側可動部材が該第1付勢手段に抗して該押圧解除位置に保持されるようにすることができる。
該雄型部材が該雌型部材に挿入されて、該施錠部材が該施錠凹部(30)に嵌合可能となった後に、該雄型部材更に雌型部材内に挿入されることにより、該係合解除部材が該保持手段を該弁部材から外すことにより、該外側可動部材及び該弁部材が一体的に変位し、該外側可動部材(32)が該押圧位置となり、次いで、該弁部材(36)が該開放位置となるようにすることができる。
該内側可動部材を、該弁係合部材を弁係合位置に保持する位置に向けて付勢する第2付勢手段(78)が設けられ、
該雄型部材の該雌型部材内への挿入に伴い、該係合解除部材が、該第2付勢手段に抗して該内側可動部材を押込み、該弁係合部材が弁係合解除位置に変位するようにすることができる。
該弁部材(36)が筒状とされ、
該弁部材が該開放位置とされたときに、該雄型部材(14)に密封係合して、該雌型部材の流体通路から該雄型部材の流体通路への流体連通路を形成するようにされ、
外側可動部材(32)が該第1付勢手段に抗して該押圧位置から動かされて該押圧解除位置の手前にある残圧逃し位置とされたときに、該弁部材が該外側可動部材とともに動かされて該雌型部材の該流体通路を閉止するようになると共に該雄型部材との該密封係合が外されて、当該雄型部材の該流体通路内の圧力が当該管継手の外部へ逃げることが出来るようにすることができる。
該外側可動部材が、該施錠部材を該施錠位置に押圧する押圧面(88)と、該施錠解除位置となった施錠部材を受け入れるため該押圧面よりも半径方向外側に位置する押圧解除面(90)と、該押圧解除面に隣接して設けられ、半径方向で該押圧面と該押圧解除面との間に位置する残圧逃し面(92)とを有し、
該外側可動部材が残圧逃し位置とされたときに、該残圧逃し面が該施錠部材と半径方向で整合するようになされ、且つ、該弁部材の該雄型部材との該密封係合が外され、当該管継手内部の圧力により該雌型部材から抜け出る方へ該雄型部材が押圧され、これにより該施錠部材が施錠凹部から押し出されて該圧力逃し面に当接するようにすることができる。
Claims (8)
- 雌型部材及び該雌型部材に挿入連結される雄型部材からなる管継手において、
該雄型部材及び雌型部材の一方の部材内部に設けられ、該一方の部材内部の流体通路を開く開放位置と、該流体通路を閉じる閉止位置との間で変位可能とされた弁部材であって、閉止位置にあるときに開放位置に向けて付勢されている弁部材と、
該一方の部材内に設けられて、該弁部材に係合して、該弁部材を該閉止位置に保持する保持手段と、
該雄型部材及び雌型部材の他方の部材に設けられて、該雄型部材が該雌型部材内に挿入されるときに、該保持手段に係合して、該保持手段の該弁部材との係合を解除して、該弁部材が該開放位置となるのを許容する係合解除手段と、
を有することを特徴とする管継手。 - 該保持手段が、
該弁部材に係合して該弁部材を該閉止位置に保持する弁係合位置と、該弁部材から係合解除されて該弁部材が開放位置に変位されるのを許容する弁係合解除位置との間で変位可能とされた弁係合部材と、
該弁係合部材を弁係合位置に保持する保持する内側可動弁部材であって、該雄型部材が該雌型部材内に挿入されるときに、該係合解除手段によって押し込められて該弁係合部材が弁係合解除位置になるのを許容する内側可動部材と
を有する請求項1に記載の管継手。 - 該一方の部材が雌型部材とされ、該他方の部材が雄型部材とされ、
該雌型部材が、
雄型部材を受け入れる雄型部材受入部、及び、該雄型部材受入部に連通された流体通路を有する筒状の雌型本体と、
該雌型本体に設けられ、該雌型部材内に挿入された雄型部材を該雌型部材に連結するための施錠手段と
を有し、
該雄型部材が、その外側表面に施錠凹部を有し、
該施錠手段が、
筒状の該雌型本体に半径方向で変位可能に設けられた施錠部材であって、該雄型部材受入部内に所定長さだけ挿入されたときの該雄型部材の該施錠凹部に嵌合された施錠位置と、該施錠位置より半径方向外側位置で、雄型部材の該施錠凹部との嵌合を解除する施錠解除位置との間で変位可能とされた施錠部材と、
該雌型本体の外周面上に設けられ、該施錠部材を該施錠位置にする押圧位置と、該施錠部材が該施錠解除位置になるのを許容する押圧解除位置との間を変位可能にされ、該雄型部材が該雌型部材に挿入されていない状態においては、該押圧解除位置に保持されるようにされた外側可動部材と、
該外側可動部材を該押圧位置に向けて付勢する第1付勢手段と、
を有し、
該保持手段は、該雄型部材が該雌型部材内に挿入されて、該施錠部材が該雄型部材の該施錠凹部に嵌合された段階で、該弁部材を開放位置とするように構成されている請求項2に記載の管継手。 - 該外側可動部材及び該弁部材が、該筒状の雌型本体の軸線方向で変位可能とされ、且つ、相互に連結されており、該保持手段により該弁部材が閉止位置に保持されることにより、該外側可動部材が該第1付勢手段に抗して該押圧解除位置に保持されるようになされた請求項3に記載の管継手。
- 該雄型部材が該雌型部材に挿入されて、該施錠部材が該施錠凹部に嵌合可能となった後に、該雄型部材更に雌型部材内に挿入されることにより、該係合解除部材が該保持手段を該弁部材から外すことにより、該外側可動部材及び該弁部材が一体的に変位し、該外側可動部材が該押圧位置となり、次いで、該弁部材が該開放位置となるようにした請求項4に記載の管継手。
- 該内側可動部材を、該弁係合部材を弁係合位置に保持する位置に向けて付勢する第2付勢手段が設けられ、
該雄型部材の該雌型部材内への挿入に伴い、該係合解除部材が、該第2付勢手段に抗して該内側可動部材を押込み、該弁係合部材が弁係合解除位置に変位するようにした請求項5に記載の管継手。 - 該弁部材が筒状とされ、
該弁部材が該開放位置とされたときに、該雄型部材に密封係合して、該雌型部材の流体通路から該雄型部材の流体通路への流体連通路を形成するようにされ、
外側可動部材が該第1付勢手段に抗して該押圧位置から動かされて該押圧解除位置の手前にある残圧逃し位置とされたときに、該弁部材が該外側可動部材とともに動かされて該雌型部材の該流体通路を閉止するようになると共に該雄型部材との該密封係合が外されて、当該雄型部材の該流体通路内の圧力が当該管継手の外部へ逃げることが出来るようにした請求項4乃至6のいずれかに記載の管継手。 - 該外側可動部材が、該施錠部材を該施錠位置に押圧する押圧面と、該施錠解除位置となった施錠部材を受け入れるため該押圧面よりも半径方向外側に位置する押圧解除面と、該押圧解除面に隣接して設けられ、半径方向で該押圧面と該押圧解除面との間に位置する残圧逃し面とを有し、
該外側可動部材が残圧逃し位置とされたときに、該残圧逃し面が該施錠部材と半径方向で整合するようになされ、且つ、該弁部材の該雄型部材との該密封係合が外され、当該管継手内部の圧力により該雌型部材から抜け出る方へ該雄型部材が押圧され、これにより該施錠部材が施錠凹部から押し出されて該圧力逃し面に当接するようにされている請求項7に記載の管継手。
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