JP2014137141A - クイックカプラ - Google Patents

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Abstract

【課題】高い機能信頼性と、容易な組立性と、高い故障への信頼性を備えていることを特徴とするクイックカプラを提供する。
【解決手段】カプラ本体2が貫通孔11を備えていること、ホルダ6により、貫通孔内に挿入された差込部材7が、貫通孔11内で好ましくは着脱可能に固定されていること、ホルダ6が環状ケース5を備えていること、ロック部材10が環状体29を備えていること、環状ケース5と環状体29が、差込部材7および/またはカプラ本体2を取囲んでいること、差込部材7がホルダ6により貫通孔11内でロックされている場合に、ロック部材10が貫通孔11に対して軸線方向に、自由位置からロック位置に移動可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、カプラ本体と、差込部材と、ホルダと、ロック部材とを備えた、流体導管内で切離し可能な接続を確立するためのクイックカプラに関する。
先に挙げた様式のクイックカプラは、実地から基本的に公知である。差当り、差込部材をホルダによりカプラ本体内でロックすることを実証した。さらに、ロック部材を設けてもよく、このロック部材により、ホルダにより、差込部材をカプラ本体内で整然と固定することを提示している。このようなクイックカプラは例えば特許文献1から公知である。馬蹄形の背面ホルダ(Ruckhalter)は、差込部材をカプラ本体内で保持しており、差込部材のフランジが制御要素と接触すると、同様に馬蹄形に構成された制御要素は、単にカプラ本体の貫通孔に対して半径方向に移動されるだけである。特許文献1によるクイックカプラは、実際の処、基本的に実証した。しかし、このようなクイックカプラの組立を単純化することは追求に値する。
欧州特許第1719944号明細書
従って本発明の根底をなす課題は、高い機能信頼性と、容易な組立性と、高い故障への信頼性を備えていることを特徴とする、先に挙げた様式のクイックカプラを提供することである。
この技術的課題は、カプラ本体と、差込部材と、ホルダと、ロック部材とを備えた、流体導管内で切離し可能な接続を確立するためのクイックカプラにおいて、
カプラ本体が貫通孔を備えていること、
ホルダにより、貫通孔内に挿入された差込部材が、貫通孔内で好ましくは着脱可能に固定されていること、
ホルダが環状ケースを備えていること、
ロック部材が環状体を備えていること、
環状ケースと環状体が、差込部材および/またはカプラ本体を取囲んでいること、
差込部材がホルダにより貫通孔内でロックされている場合に、
ロック部材が貫通孔に対して軸線方向に、自由位置からロック位置に移動可能であることにより解決される。本発明によるクイックカプラは、例えば原動機付車両、特に乗用車の液体導管系において使用される。本発明の範囲内において、クイックカプラはブレーキパイプ系、燃料パイプ系および/または尿素水溶液導管システムにおいて使用される。
クイックカプラは、少なくとも二つの独立した部分、すなわち頭部部材と封隙部材から形成されているのが効果的である。頭部部材の部分がカプラ本体の封隙部材内に挿入されていることを推奨する。カプラ本体の少なくとも封隙部材が、弾性的な伝導性の合成樹脂、特に電気的に伝導性のある合成樹脂(ESD樹脂)から製造されているのが有利である。一実施形態によれば、完全なカプラ本体は伝導性の材料から製造されている。貫通孔がカプラ本体の好ましくは頭部部材側の差込み部材収容開口部(入口開口部)から、好ましくは封隙部材側の出口開口部(出口開口部)まで延びているのが推奨される。貫通孔は円形に構成されていて、かつ本発明の範囲内では入口開口部から出口開口部まで延びている長手方向軸線あるいは中心軸線を備えていることを推奨する。出口開口部は頭部部材と反対側の封隙部材の端部に配置されているのが実用的である。
本発明の範囲内において、頭部部材は封隙部材と好ましくは切離し可能に係止されている。一実施形態によれば、頭部部材と封隙部材の間の接続部は、流体が透過するか、あるいは流体を封隙するように構成されている。頭部部材は封隙部材に流体を封隙するように接続している。
頭部部材は接続部材を備えているのが実用的であり、この接続部材は封隙部材側で補完的な接続部材と協働する。頭部部材と封隙部材の間の嵌め込み式接続を確立するために、推奨される円筒形のあるいはほぼ円筒形の頭部部材の部分は、封隙部材の貫通孔内に挿入される。封隙部材の中に挿入された頭部部材の部分は、接続部材あるいは接続部材を担持する部分として構成されているのが好ましい。封隙部材は少なくとも一つの接続開口部を備えているのが好ましく、この接続開口部内で、頭部部材側の接続突出部は、頭部部材をロックするために封隙部材を捕捉する。封隙部材の壁部は、二つの、好ましくは四つの接続開口部を備えているのが特に好ましい。接続開口部は、封隙部材の実用的的には円筒形の壁部において等間隔で配置されているのが好ましい。実証された実施形態によれば、どの接続開口部にも頭部部材側の接続部材が割当てられている。貫通孔の中心軸線の方向への接続突出部あるいは複数の接続突出部の移動により、本発明の範囲内においては、頭部部材を封隙部材から切離し、かつ実用的には封隙部材側の貫通孔から取去ることが可能である。
貫通孔は、カプラ本体内に、好ましくは封隙部材内に封隙部分を備えていることがわかり、この封隙部分内には少なくとも一つの封隙要素が収容されている。例えば、封隙要素は二つの環状封隙部から形成されており、これらの環状封隙部の間には、間隔保持部(中間要素)が配置されている。
差込部材は、実用的には流路を備えた円筒形の導管として構成されているのが特に好ましく、流路の長手方向軸線は組立てられた状態で好ましくは貫通孔の中心軸線と一直線であるか、あるいはほぼ一直線である。本発明の範囲内において、差込部材は環状の圧縮部を備えており、この圧縮部は好ましくは円筒形の封隙面を備えている。別の言葉を使うと圧縮部は流路の反対側の面あるいは差込要素の封隙面に配置された隆起部として構成されている。組立てられた状態で、差込部材は貫通孔に挿入されており、クイックカプラの封隙部材は、差込部材の封隙面に流体を封隙するように当接している。一実施形態によれば、差込部材は円錐形に構成されているか、あるいは球状皿部分状の正面側を備えた挿入端部を備えている。このようにして、差込部材は貫通孔および/または好ましくはOリングとして構成された封隙要素内に問題なく挿入可能である。
組立てられた状態は、本発明の範囲内においては、差込部材がカプラ本体内に挿入されていて、かつカプラ本体内でホルダによって固定されていることを意味しており、カプラ本体は封隙部材と接続している頭部部材から形成されているのが好ましい。さらに、ロック部材はクイックカプラの組立てられた状態で、ロック位置にあるのが好ましい。
差込部材がホルダによりカプラ本体内でロックされている場合に、ロック部材はもっぱら貫通孔に対して軸線方向に推奨的には自由位置からロック位置へとかつこれと逆方向に移動可能であるのが好ましい。自由位置は軸線方向の移動経路の出口開口部側の端部であり、この移動経路に沿って、ロック部材は自由位置からロック位置に移動可能である。ロック位置は、軸線方向の移動経路の入口開口部側の端部である。
ロック部材はロック位置において、好ましくはホルダに切離し可能に接続しているか、あるいはホルダと接続している。このようにして、差込部材とカプラ本体の間の接続は、信頼性と耐久性を持って示される。一実施形態において、ロック部材はロック位置において、ホルダに切離し不能に接続している。
本発明の範囲内において、ロック部材は自由位置においておよび/またはロック位置において、ホルダと好ましくは切離し可能に係止可能である。ロック部材は少なくとも一つの連結要素を備えており、この連結要素はロック部材の自由位置で、ホルダの補完的な連結要素と協働する。このようにして本発明の範囲内において、ロック部材は自由位置でホルダと係止する。ロック部材側の連結要素が、ホルダの補完的連結要素と協働する際に、ロック部材は好ましくは軸線方向に移動不能に自由位置で固定されていることが推奨される。一実施形態によれば、連結要素は連結突出部として構成されており、補完的連結要素は連結開口部として構成されており、連結突出部はロック部材の自由位置で連結開口部内に配置されている。ロック部材側の連結要素がホルダ側の連結要素と協働することにより、回り止め(Verdrehsicherung)が設けられ、これにより好ましくはロック部材の自由位置でのホルダに対するロック部材の捩れは阻止されるか、あるいはなくなる。一実施形態によれば、ロック部材は二つのおよび推奨的にはただ二つだけの連結要素を備えており、どの連結要素にも連結開口部が割当てられているのが実用的である。
有利な実施形態によれば、ロック部材および/またはホルダは、各々カプラ本体に取外し不能に保持されている。ロック部材の環状体は好ましくは長円の横断面を備えていることが推奨される。ホルダの環状ケースは、長円の横断面を備えているのが好ましい。本発明の範囲内において、カプラ本体、好ましくは頭部部材は、クイックカプラの組立てられた状態で、環状ケースにより定義された内部空間内に、そして環状体により定義された内部空間内に配置されている。環状体および/または環状ケースは、四角形のあるいは長方形の横断面を備えることが原則的に可能であり、四角形のあるいは長方形の角部は丸みを付されている。一実施形態によれば、環状体および/または環状ケースは、円形に構成されている。
クイックカプラの予備組立状態を作るために、カプラ本体の頭部部材は、ホルダの環状ケースの内部空間とロック部材の環状体の内部空間の中に挿入されるので、環状体と環状ケースは、各々頭部部材を取囲むのが好ましい。環状体と環状ケースを担持する頭部部材は、次いで組立てられた状態を形成するために、封隙部材と接続するのが好ましい。予備組立てられた状態において、差込部材はカプラ本体内には配置されていないか、あるいはカプラ本体内でロックされているのが好ましい。予備組立状態でおよび特に好ましくは組立てられた状態で、ホルダおよび/またはロック部材は、カプラ本体により軸線方向あるいは半径方向に引き下ろされていない。好ましい実施形態によれば、ホルダはロック部材と頭部部材の入口開口部の間でカプラ本体に配置されている。
カプラ本体と好ましくは頭部部材が、入口開口部を取り囲んでいるカラーを備えているのが実用的であり、好ましくは頭部部材側のカラーは、一実施形態によれば、カプラ本体から実用的には軸線方向にあるいは入口開口部の方向に、ホルダおよび/またはロック部材が牽引されることを阻止する。組立てられた状態および/または予備組立の状態で、ホルダおよび/またはロック部材が配置されている領域において、カラーは頭部部材よりも大きな横断面を備えているのが好ましい。組立てられた状態および/または予備組立の状態で、頭部部材側のカラーはホルダおよび/またはロック部材を完全にあるいはほぼ完全に覆い隠すことが推奨される。覆い隠すことは、本発明の範囲内においては、カラーがカラーの上から見た平面図において、ホルダおよび/またはロック部材を完全にあるいはほぼ完全に覆うことを意味する。本発明の範囲内において、カラーは、長円あるいはほぼ長円の横断面面積を備えており、カラーの横断面面積内には、差込要素のための入口開口部が配置されている。封隙部材は頭部部材よりも大きな周囲長備えているのが好ましいので、ロック部材および/またはホルダは、軸線方向に及びカプラ本体の出口開口部の方向に移動させることが可能である。
連結要素はロック部材に自由位置で、軸線方向で貫通孔内に突出しており、連結要素は、差込部材を差込部材のフランジによりカプラ本体内に挿入する際に、ロック部材が貫通孔の長手軸線の軸線方向に離間するように押圧されており、このことは、連結要素が連結開口部から外側に押圧されているように、そしてロック部材が軸線方向に自由位置からロック位置に移動可能であるように行われる。
一実施形態によれば、ロック部材側の連結要素は、場合によっては、複数のロック部材側の連結要素は、ホルダ側の弾性アーム(リフトアーム)に、場合によっては各々ホルダ側の弾性アーム(リフトアーム)に当接する。差込部材のフランジは、好ましくはホルダ側のリフトアームだけに、あるいはホルダ側の複数のリフトアームに、ロック部材側の連結要素が、場合によっては複数のロック部材側の連結要素が、貫通孔の長手方向軸線から半径方向に離間するように押圧されるという条件付きで当たる。したがって、ロック部材は、自由位置から、ロック位置に半径方向に移動可能である。リフトアームあるいは複数のリフトアームは、ホルダと一体に構成されているのが実用的である。ロック部材側の連結要素がリフトアームに当接しており、あるいはロック部材側の複数の連結要素が、各々特に好ましくはリフトアームに直接当接していることが推奨される。従って、一実施形態によれば、差込部材の半径方向のフランジは、もっぱらリフトアームあるいは複数のリフトアームを介して連結要素あるいは複数の連結要素に対して押圧する。リフトアームあるいは複数のリフトアームは、貫通孔と反対側の差込部材の表面に当接する。
一実施形態によれば、差込部材の半径方向のフランジは、ロック部材の連結要素あるいは複数の連結要素を直接押圧する。別の実施形態によれば、差込部材の半径方向のフランジは、もっぱらリフトアームあるいは複数のリフトアームを介して圧力をロック部材側の連結要素あるいは複数の連結要素に加える。本発明の範囲内において、連結要素は半径方向のフランジにより互いから押圧され、これによりロック部材は好ましくは変形され、ロック部材は好ましくは自由位置からロック位置に双方向に移動可能である。
連結要素は、ロック部材が入口開口部から離間するように押圧されるように形成された傾斜した押圧面を備えており、その際に、差込部材のフランジは傾斜した押圧面に当接し、それにより連結要素を貫通孔の長手方向軸線から離間するように押圧する。傾斜した押圧面は、貫通孔の長手方向軸線に対して、傾斜して方向づけられており、傾斜した押圧面は、入口開口部側の端部から出発して出口開口部側の端部に向かって貫通孔の長手方向軸線の方向に傾斜して延びている。フランジを備えた貫通孔の長手方向軸線が、例えばホルダとロック部材により予備組立されたカプラ本体内に挿入されると、差込部材のフランジは、まず入口開口部を通って出口開口部の方向に貫通孔内に挿入する必要がある。出口開口部の方向に向かう、入口開口部から出発する差込部材の移動は、本発明の範囲内において、挿入方向と呼ばれる。差込部材が挿入方向で入口開口部内に挿入した後、フランジは、まず入口開口部を通過し、好ましくは直接それに引続いてホルダを通過する。フランジが挿入方向でホルダを通り過ぎると同時に、フランジはロック部材の傾斜した押圧面に当たる。差込部材のフランジにより傾斜した押圧面に力が加わることによって、ロック部材は、好ましくは出口開口部の方向で軸線方向に移動され、かつ特に好ましくは連結要素は貫通孔の長手方向軸線から半径方向に離間するように押圧される。
一実施形態において、ホルダは連結要素収容部を備え、この連結要素収容部は推奨的には貫通孔と反対側のホルダの表面でだけ開放した状態で構成されており、ロック部材側の連結要素はロック位置において連結要素収容部内で収容可能である。連結要素が移動位置に移ると、ロック部材は単にあるいはもっぱら自由位置からロック位置に移動可能であるのは実用的である。差込部材のフランジが傾斜した押圧面に当接し、連結要素が貫通孔の長手方向軸線から離間するように押圧されていると、ロック部材の連結要素は移動位置にある。
一実施形態において、ロック部材が自由位置にあり、かつ差込部材の差込方向とは逆に入口開口部の方向に移動すべき場合、好ましくはどの連結要素も、特に好ましくは各々、入口開口部側で、貫通孔の長手方向軸線に対して横方向に方向づけられた正面を備えており、この正面は補完的連結要素に構成されたブロック面に当たる。連結要素側の正面が補完的連結要素のブロック面に当たると同時に、入口開口部の方向へのロック部材の軸方向の別の移動はできなくなる。ホルダのリフトアームあるいは複数のリフトアームが当たることにより、連結要素あるいは複数の連結要素は、差込部材から半径方向に離間するように足圧されるので、ロック部材側の正面あるいはロック部材側の複数の正面は、ホルダ側のブロック面あるいはホルダ側の複数のブロック面から解放される(移動位置)。移動位置から、ブロック部材はロック位置に好ましくは差込部材の差込方向とは逆に移動可能であり、ロック位置において、連結要素あるいは複数の連結要素は、補完的連結要素あるいは複数の補完的連結要素と係止している。ブロック部材が軸方向に移動することにより、好ましくは貫通孔の長手方向軸線に対して平行に、入口開口部の方向に、連結要素はホルダ側の連結要素内に移行されることが推奨される。ロック部材はロック位置で、ホルダと着脱可能に係止されていることも可能である。
好ましい実施形態によれば、ロック部材は好ましくは連結突出部として構成された二つの連結要素を備えており、連結突出部は貫通孔の直径のあるいは貫通孔の中心の方向に、調節された間隔を向き合って備えており、この間隔は差込部材のフランジの直径よりも小さい。従って、差込部材はロック部材のロック位置で、各々ホルダおよびロック部材によりカプラ本体内でロックされている。一実施形態によれば、差込部材とロック部材側の連結要素あるいは複数の連結要素の間に配置されたホルダのリフトアームは間隔を備えており、この間隔は特に好ましくは半径方向のフランジの直径(外径)よりも小さい。リフトアームは互いに直径上に対向するようにホルダに接続しており、特に好ましくはどのリフトアームにもただ一つの連結アームが割当てられているホルダとロック部材により、差込部材はカプラ本体の貫通孔内で何重にもにロックされている。例えばホルダが機械的損傷により、差込部材をもはやカプラ本体内でロックできない場合、ロック部材は連結突出部あるいは複数の連結突出部により、カプラ本体の貫通孔内で、差込部材のロックを引き継ぐ。本発明の範囲内において、ロック部材がロック位置に配置されており、このようにしてホルダの補完的連結要素が差込部材を押圧する場合に、ロック部材側の連結要素は、各々ホルダ側の連結要素収容部内に収容されている。このようにして、ホルダの機能性に依存して差込方向と逆に差込部材が移動した場合、フランジは補完的連結要素のブロック面(以下閉鎖面)に当たり、従って貫通孔から引き出し可能ではない。
ホルダは少なくとも一つの支持要素を備えているのが好ましく、この支持要素は組立てられた状態で、差込部材のフランジと協働し、この支持要素により差込部材はカプラ本体内でロックされている。差込部材をカプラ本体内でロックするために、支持要素は、カプラ本体内で、好ましくはカプラ本体の頭部部材内に配置された開口部を通ってクランプする。支持要素と支持要素に割当てられた開口部により回り止めが設けられるのが好ましく、この回り止めによりカプラ本体に対するホルダの捩れはなくなる。ホルダは二つの、好ましくはただ二つだけの支持要素を備えていることが推奨され、どの支持要素にも、各々開口部がカプラ本体内で、あるいはカプラ本体の頭部部材内で割当てられている。
支持要素はクイックカプラの組立てられた状態で、開口部を通ってクランプし、かつ差込部材がカプラ本体内でロックされているように差込部材のフランジと相互作用する。好ましい実施形態によれば、好ましくは二つの支持要素は、互いに対向するようにあるいは直径上にホルダあるいは環状体に配置されている。環状体あるいはホルダの位置から見て、支持要素は実用的には同一にあるいはほぼ同一に構成されている。支持要素あるいは複数の支持要素は、支持要素あるいは複数の支持要素が、半径方向で貫通孔の中心軸線上を指し、特に好ましくは環状体に弾性支承されているように、ホルダの環状体に接続しているのが好ましい。弾性力は支持要素あるいは複数の支持要素に作用し、この弾性力により支持要素あるいは複数の支持要素は、貫通孔の中心軸線の方向に押圧される。
一実施形態によれば、支持要素内に、連結要素収容部は構成されており、連結要素収容部の開口部は貫通孔と反対側の支持要素の正面に構成されている。連結要素収容部の数は、好ましい実施形態によれば、環状体に接続した支持要素の数に一致する。
一つのあるいは各支持要素は、貫通孔の中心軸線にたいして斜めに向いた挿入面を備えており、この挿入面は、支持要素が差込部材を貫通孔内に挿入する際に、フランジにより貫通孔に対して半径方向に外側に向かって押圧されているように構成されている。好ましい実施形態によれば、挿入面は、挿入面の入口開口部側の端部から出発して、挿入面の出口開口部側の端部まで、好ましくはクイックカプラの組立てられた状態で、半径方法で斜め内側に向かって、あるいは貫通孔の中心軸線および出口開口部の方向へ延びている。差込部材は組立てられた状態を作るために、ホルダとロック部材を備えたカプラ本体内に、あるいは予備組立状態のカプラ本体内に挿入されるのが実用的である。挿入の際に、差込部材のフランジは、一実施形態によれば、挿入面あるいは複数の挿入面に当たるので、支持要素あるいは複数の支持要素は、半径方向で外側にあるいは貫通孔の中心軸線から半径方向に離間するように押圧される。差込部材のフランジが、実用的には支持要素あるいは複数の支持要素の傍らを通って軸線方向に移動すると同時に、支持要素あるいは複数の支持要素は、弾性力を加えられ、中心軸線の方向で半径方向で内側に向かって押圧される支持要素の閉鎖面、あるいは複数の支持要素の閉鎖面は、実用的には貫通孔の長手方向軸線に対して横方向に方向付けられた、差込部材のフランジの入口開口部側の当接面に当たる。閉鎖面あるいは複数の閉鎖面は、特に好ましくは貫通孔の中心軸線に対して横方向に向いている。
支持要素あるいは複数の支持要素は、一実施形態によれば、支持面の挿入面あるいは複数の支持面の挿入面が、環状ケースとして構成されているホルダの内部空間(環状内部空間)に突出している。支持要素あるいは複数の支持要素は、環状ケースから出発して環状ケースにより定義された内部空間内に突出しているのが特に好ましい。一実施形態によれば、一つのあるいは各支持要素は接触面を備え、この接触面により、一つのあるいは各支持要素はクイックカプラの組立てられた状態で、フランジとカプラ本体の入口開口部の間に配置された部分に、好ましくは差込部材の封隙面に当接している。接触面は湾曲部を備えているのが実用的であり、この湾曲部は、差込部材の封隙面の湾曲部に一致している。
支持要素あるいは複数の支持要素は、差込部材の周囲の一部を介して差込部材に当接している。
実施形態によれば、少なくとも一つの支持要素、好ましくは各支持要素は、ブロック要素を備えており、このブロック要素は支持要素を組立てられた状態で、貫通孔の中心軸線が指標となっている半径方向の移動あるいは変形からロックしている。ホルダに接続したいずれの支持要素も、各々ブロック要素を備えているのが好ましい。クイックカプラが一体化されている流体系内の圧力により、差込部材はカプラ本体あるいは頭部部材のカラーの方向に押圧されることがある。ホルダは差込部材から流体系内の加圧によりカラーに抗して押圧されると有利である。各支持要素のブロック要素は、カプラ本体と協働すると有利である。カプラ本体、特に頭部部材側のカラーは、支持要素あるいは複数の支持要素が好ましくは流体系の加圧の際に外側に向かって半径方向へあるいは中心軸線から半径方向へ離間するように動かされるのを阻止するのが実用的である。これにより差込部材はコネクタ本体(カプラ本体)内で確かにロックされている。ブロック要素はブロック突出部として構成されているのが特に好ましく、ブロック突出部は組立てられた状態で、カプラ本体、好ましくは頭部部材あるいはカラーの貫通孔側の環状体に当接する。ブロック突出部は、実施形態によれば、カラー側の表面あるいは支持要素あるいは複数の支持要素の正面側の上方に向かって突出している。支持要素のブロック突出部が頭部部材あるいはカラーの貫通孔側の環状面に当接することにより、支持要素あるいは複数の支持要素が、貫通孔の中心軸線から半径方向に離間するように移動可能であることはなくなるのが有利である。
ホルダが少なくとも一つの操作取付具を備えているのが実用的であり、好ましくは中心軸線に向いた、操作取付具の加えられた力により、ホルダは、支持要素が貫通孔の中心軸線から半径方向に離間するように移動可能であるように変形可能である。操作取付具は、捕捉プレートあるいは圧力プレートとして構成されているのが有利である。ホルダは二つの、特にただ二つの操作取付具を備えているのが特に好ましく、これらの操作取付具は、互いに対向するようにあるいは直径上に環状ケースあるいはホルダに配置されている。実施形態によれば、二つの操作取付具は、操作取付具を互いに接続している割線が、別の割線に対して垂直に向いているように環状ケースに接続しており、この別の割線は環状ケースに接続した二つの支持要素を互いに接続する。一つの操作取付具あるいは二つの操作取付具に加わる力が、好ましくは貫通孔の半径方向で内側に向かって、あるいは貫通孔の中心軸線の方向に作用すると、環状ケースから形成されたホルダは変形され、好ましくは平らにされ、従って操作取付具と中心軸線の間の間隔は小さくされるのが特に好ましい。特に好ましい実施形態によれば、操作取付具に力がかかり、ホルダが平らにされていると、ホルダの支持要素間の間隔は、少なくとも差込部材の圧縮部の直径と同程度である。
一実施形態によれば、ロック部材は、少なくとも一つの平らな遮断要素を備えており、この平らな遮断要素は、ロック位置および/または自由位置において、ホルダ側の操作取付具を貫通孔側で後側から捕捉し、ロック部材はホルダ6と、ホルダがクイックカプラの組立てられた状態でもっぱらロック部材と協働して変形されているように接続する。平らな遮断要素は、少なくとも部分毎に、クイックカプラの組立てられた状態で、ホルダ側の操作取付具に貫通孔側で当接する。好ましい実施形態によれば、ロック部材は二つの、好ましくはただ二つだけの遮断要素を備えており、平らな遮断要素は、クイックカプラの組立てられた状態で、平らな遮断要素に割当てられた操作取付具に当接する。
本発明の範囲内において、操作取付具あるいは複数の操作取付具に圧力を加えることにより、ホルダが変形された場合には、ロック位置にあるロック部材は変形され、あるいは定義できる。環状ケースに接続した支持要素、あるいは環状ケース接続した複数の支持要素は、好ましくは環状ケースの変形により半径方向で外側に向かって、あるいは中心軸線から離間するように動くので、支持要素側の連結要素収容部内に収容された、ロック部材の連結要素は、同様にして半径方向で外側に向かって、あるいは貫通孔の中心軸線から離間するように動き、差込部材の圧縮部は解放される。圧縮部は挿入方向とは逆に支持要素あるいは複数の支持要素に沿って通り過ぎてカラーの方向に滑動する。
一実施形態の組立てられた状態で、カプラ本体の入口開口部に対して、あるいはカプラ本体のカラーに対して軸線方向に、ホルダの遮断要素がカプラ本体から、特にカラーの環状面から解除可能であるように、好ましくは解除されるように移動可能である。単に遮断要素が解除された状態でのみ、操作取付具に力を加えることにより、支持要素あるいは複数の支持要素が半径方向に移動させることは、支持要素あるいは複数の支持要素が差込部材の圧縮部を解放するようにして可能である。ホルダは好ましくはホルダに接続したロック部材と共に、組立てられた状態で、出口開口部あるいは封隙部材の方向に、軸線方向にすなわち挿入方向にカラーから離間するように移動可能であるのが好ましい。
本発明の根底を成す認識は、高い機能の信頼性と以外に容易な組立性を有していることを特徴とする本発明によるクイックカプラである。ホルダもロック部材も環状に構成されていることにより、ホルダおよび/またはロック部材の制御不能な損害を危惧する必要はない。さらにホルダとロック部材を関連付けてカプラ本体を構成することにより、貫通孔の長手方向軸線に関して、貫通孔に対して軸線方向に位置を合わせられている組立工程を仕上げることができることが保証される。本発明によるクイックカプラの場合、カプラ本体の貫通孔に対して半径方向に配置すべき背面ホルダの差込をやめることにより、本発明によるクイックカプラは、空間的にも最も外見上狭められた比率で問題なく、例えば片手で取付けることができる。カプラ本体と差込部材の間の整然たる接続は、有利な方法では、ロック部材が自由位置からロック位置に移行されることにより、同様にして片手で固定することができる。高い精度が要求されるロック部材のカプラ本体内への挿入は、本発明によるクイックカプラにより、驚くほど容易な方法で回避される。さらに、本発明によるクイックカプラは、差込部材の改善された案内を特徴としており、このことはクイックカプラの安定性と強健性に有利に働く。その他の点において、本発明によるクイックカプラ、特にカプラ本体はESD樹脂から製造されており、そのために本発明によるクイックカプラにより、静電気の帯電のアースも可能である。本発明による設計とロック部材の支持によりさらに、フランジにより構成された差込部材の何重ものロックは、カプラ本体内で行われる。たとえホルダが差込部材のための主要な背面ホルダとして例えば破損のために突然停止しても、さらに差込部材はロック部材により信頼性をもってカプラ本体の貫通孔内でロックされる。
以下に、本発明をただ一つの実施例を示した図に基づいて詳細に説明する。
組立状態での本発明によるクイックカプラの斜視図であり、一部は外観図、そして一部は部分断面図で示してある。 本発明によるクイックカプラのホルダ及びロック要素の斜視図である。 第一の作用位置での本発明によるクイックカプラの断面図である。 第二の作用位置での図3による本発明によるクイックカプラの断面図である。 第三の作用位置での図3による本発明によるクイックカプラの断面図である。 第四の作用位置での図4による本発明によるクイックカプラの断面図である。 第五の作用位置での図3による本発明によるクイックカプラの断面図である。 第一の作用位置での別の本発明によるクイックカプラの断面図である。 第二の作用位置での図8によるクイックカプラの断面図である。 第三の作用位置での図8によるクイックカプラの断面図である。 第四の作用位置での図8によるクイックカプラの断面図である。 第五の作用位置での図8によるクイックカプラの断面図である。
図1には原動機付車両の液体導管における着脱可能な接続部を製造するための本発明によるクイックカプラ1が示してある。クイックカプラ1はカプラ本体2を備えており、このカプラ本体2は頭部部材3と封隙部材4により構成されている。頭部部材3の周囲では、環状体5として構成されたホルダ6が、カプラ本体内の管状の差込部材7をロックした状態で延在している。差込部材7は半径方向のフランジ8を備え、このフランジは差込部材7の封隙面9の上方で突出している。さらに図1によるクイックカプラ1は、ロック部材10を備え、このロック部材は図1によれば、ロック位置に配置されており、かつ差込部材7がホルダ6により整然とクイックカプラ1の頭部部材3あるいはカプラ本体2内で配置されているようにして示してある。
実施例によれば、カプラ本体2は貫通孔11を備え、この貫通孔はカプラ本体の入口開口部12からカプラ本体2の出口開口部13まで延びている。入口開口部12は図1によれば、頭部部材3の正面側14に配置されているが、出口開口部13は封隙部材4の裏面の正面側に配置されている。さらに図1の部分断面図において、封隙部材4には封隙機構16が配置されており、この封隙機構16は二つのOリング封隙部材17、およびこれらのOリング封隙部材17間に配置された中間部分18から形成されていることが示してある。図1によれば、封隙機構16はカプラ本体2を差込部材7の封隙面9に対して封隙している。
図2にはクイックカプラ1のホルダ6とロック部材10が示してある。ホルダ6は二つの支持要素19と二つの捕捉プレート20を備えている。両支持要素19と両補足プレート20は、各々ホルダ6の環状体5に直径上に配置されている。保持要素19は、各々閉鎖面21を備えており、この閉鎖面21によりホルダ6は図1による組立てられた状態でフランジ8の入口開口部側の正面22に当接する。さらに支持要素19は各々接触面23を備え、この接触面は実施例によれば曲げられた状態で構成されており、かつ差込部材7あるいは封隙面9と同じ湾曲部を備えている。組立てられた状態で、接触面23は差込部材7の封隙面9に当接している。さらに図1と2には、支持要素19が各々傾斜した案内面24を備え、これらの案内面は、入口開口部側の案内面24の端部から出発して出口開口部側の案内面24の端部まで、貫通孔11の中心軸線あるいは長手方向軸線25の方向に傾斜して、あるいは出口開口部13の方向に傾斜して向いていることが示してある。
さらに図2には、ロック部材10がロック部材10の環状体10aに対立して配置され、かつ連結突出部15として構成された二つの連結要素を備えていることが示してある。連結突出部15は図2によれば各々保持要素19内に設けられたカプラ開口部26を通ってクランプしているので、連結突出部15は支持要素19を通ってカプラ本体2の貫通孔11内に延びている。貫通孔11内に延びている連結突出部15の部分は、傾斜した押圧面27を備えている。押圧面27はその入口開口部側の端部からその出口開口部側の端部まで、中心軸線あるいは長手方向軸線25の方向でかつ貫通孔11の出口開口部13の方向に傾斜して延びている。補足すると図2には、ロック部材が平坦な遮断要素34を備えており、これらの遮断要素がカプラ本体側あるいは貫通孔側で捕捉プレート20に当接していることが示してある。
図2では、ホルダ6の環状体5が長円形状に構成されていることが認められる。捕捉プレート20を加圧することにより、ホルダ6は、図1に示した、組立てられた状態から出発して、接触面23間の間隔が広げられるという条件付で変形可能である。支持要素19の両接触面23間の間隔は、差込部材7あるいは差込部材7のフランジ8が、カプラ本体2の入口開口部12の方向で、支持要素19に沿って通過して移動し、従って差込部材7がカプラ本体2から除去できるように拡大可能である。
図3には、差込部材7が中心軸線25に対して軸線方向に移動可能に案内されているようにして、差込部材7がカプラ本体内に支持要素6及び環状体14として構成されたロック部材10と共に挿入されていることが示してある。ロック部材の連結突出部15の傾斜した押圧面27は、ホルダ6の環状体5に接続した支持要素19のカプラ開口部26を通ってカプラ本体2の貫通孔11内に突出している。図2及び3によれば、ロック部材10は自由な位置にあり、この自由な位置において、連結突出部15はカプラ開口部26を通って貫通孔11内に延びている。このようにして、ロック部材10はもっぱら中心軸線に対して軸線方向で、クイックカプラ1のカプラ本体2あるいは頭部部材3に沿ってスライド可能に案内されていることが示してある。さらに図3には、支持要素19が各々裏面の開口部28を備え、この裏面の開口部28から、連結要素収容部29が支持要素19の接触面23の方向に延びていることが示してある。
図3から出発して差込部材7がさらにカプラ本体2の貫通孔11内に移ると、フランジ8は支持要素19の案内面24に当たる。これにより、保持要素19は中心軸線25に対して半径方向に互いに押圧されるので、フランジ8は支持要素19間を通って滑動可能である。これは図4に示してある。さらに図4には、フランジ8がロック部材10の傾斜した押圧面27に当接しており、かつ連結突出部15を貫通孔11の長手方向軸線25から半径方向に離間するように押圧することが示してある。フランジ8が支持要素19に嵌合すると同時に、支持要素19はスプリングバックするので、支持要素19の閉鎖面21は入口開口部側のフランジ8の正面22に当接し、かつ図5に示したように、差込部材7をカプラ本体2内でロックする。差込部材7のフランジ8により、ロック部材10の傾斜した押圧面27は、中心軸線25に対して半径方向で図4及び5に示したように外側に向かって押圧される。半径方向で外側に向かって、あるいは長手方向軸線25から離間するように傾斜した押圧面の移動が行われるので、連結突出部15は中心軸線25から半径方向に離間するように押圧される。入口開口部の方向にロック部材10が軸方向に移動することにより、図4および5によれば、連結突出部15を支持要素19の封隙部材側の傾斜路を通り過ぎて移動させることが可能である。これは図6に示してある。
移動距離Vの入口開口部側の端部において、連結突出部15は支持要素側の連結要素収容部29内に弾性的であり、このことは図7に示してある。
図7にはロック位置でのロック部材10が示してあり、このロック位置で、ロック部材10はカプラ本体2の入口開口部12あるいは頭部部材3の方向に移動している。ロック部材10のロック位置と自由位置は軸線方向の移動の両端部であり、ロック位置は軸方向の移動距離Vの入口開口部側の端部であり、自由位置は軸方向の移動距離Vの出口開口部側の端部である。
図1〜7には、ロック部材10が単に図3による自由位置から、差込部材7がカプラ本体2内に完全に挿入されている場合の、図7によるロック位置へ移動可能であることが示してあり、フランジ8はホルダ6の支持要素19によりカプラ本体2内に保持されている。ロック部材10が図3による自由位置から図1と7によるロック位置に移動することにより、差込部材7とカプラ本体2の間の整然とした接続の容易な検出が可能になる。さらに図7には、連結突出部15間の半径方向の間隔Aは、間隔Aが差込部材7のフランジ8の直径よりも小さいという条件付で構成されていることが示してある。これにより、ホルダ6が故障した際に、支持要素19および/または連結突出部15が、フランジ8の入口開口部側の正面20に当接しており、かつ重複して差込部材7をカプラ本体2内でロックしていることを保証する。
図3と7には、ロック部材10が、図3による自由位置においても、図7によるロック位置においてもホルダ6によりロックされているように示してある
図7にはさらに、図示していない液体系に圧力を与える際に差込部材7が入口開口部12の方向に押圧されることが示してある。これにより、差込部材7のフランジ8がホルダの支持要素に当たっている。これによりホルダは頭部部材3のカラー31に抗して押圧され、このカラー31の中に入口開口部12が配置されている。図7によれば、支持要素19は各々ブロック突出部32を備え、ブロック突出部32は頭部部材3あるいはカラー31の貫通孔側の環状面33に当接している。このようにして、ホルダ6とロック部材10により形成された集合体の故意ではない変形が阻止されることが保証され、このことは差込部材7の故意ではない解除を意味する。
8〜12には、本発明によるクイックカプラ1’の別の実施形態が示してある。この場合、クイックカプラ1とクイックカプラ1’の同じ構成部品あるいは部材のための図1〜7ならびに図8〜12には、同じ参照符号を使用する。図8〜12で、ホルダ(背面ホルダ)6はリフトアーム35を備え、これらのリフトアームは互いに対立的に向いあってホルダ6に接続しており、かつ貫通孔11の側面に並んでいる。図8〜12に示した両リフトアーム35には、各々ロック部材10の連結突出部15が割当てられており、連結突出部15は図8に示したロック部材10の自由位置において、ホルダ6のリフトアーム35に当接している。図8にはクイックカプラ1’の組立てられる前の状態が示してあり、カプラ本体の頭部部材3は、背面ホルダ6とロック部材10内に挿入されており、かつ封隙部材4により係止されており、ホルダ6は頭部部材3のカラー3に当接している。差込部材7は、図8によれば、ただ差込部材7の半径方向のフランジ8が背面ホルダ6の案内面24にまだ当たらないようにして貫通孔11内に挿入されている。差込部材7が挿入方向で、あるいは入口開口部12から出口開口部13の方向で貫通孔11の長手方向軸緯線25に沿ってカプラ本体2内に詰込まれると、フランジ8は背面ホルダ6の案内面24に当たる。これにより背面ホルダは広げられ、このことは図9に示してある。
図9には背面ホルダ6の支持要素19の接触面23が、フランジ8の外側で、半径方向に設けられており、かつフランジ8に当接している。背面ホルダ6を広げることにより、ロック部材10は同様に広げられ、図8および9に示した自由位置から、図12に示したロック位置にロック部材10を移動させることはできない。その理由は、ロック部材側の連結突出部15がホルダ側の閉鎖面(ブロック面)21に沿って入口側開口部12の方向で通り過ぎて移動できないことにある。
図10および11には、出口開口部13の方向における差込部材7の別の挿入部が示してあり、図10では、ホルダ6の支持要素19も、リフトアーム35もフランジに当接している。図10によるホルダ6の接触面23がまだ尚差込部材7の封隙面9に当接しないことにより、図10によるホルダ6はまだ広げられておらず、入口開口部12の方向にロック部材10を移動させることは、連結突出部15が閉鎖面21に当接することにより阻止される。差込部材7が図10に示した位置から出発して図11による出口開口部13の方向へ移動すると、支持要素19の接触面23は、差込部材7の封隙面9に当たり、リフトアーム35はフランジ8により互いにクランプされる(auseinanderdrucken)。図11にはロック部材の10の過渡位置あるいは移動位置が示してあり、この移動位置において、リフトアーム35はフランジ8によりロック部材10の連結突出部(連結要素)15を、連結突出部15がホルダ6の閉鎖面21を通り過ぎて滑動できるように互いにクランプする。ロック部材10は、図11に示した移動位置から出発して、図12に示した閉鎖位置へ、頭部部材3の入口開口部12の方向へ移動可能であり、ロック部材10の連結突出部15はホルダ側の連結要素収容部29内で弾性的である。図12に示したロック部材10の閉鎖位置において、カプラ本体2からの差込部材7の除去は、ホルダ6によってもロック部材10によってもブロックされている。別のクイックカプラ1’による、カプラ本体2と差込部材7の間の接続の解除は、クイックカプラ1による、差込部材7とカプラ本体2の間の接続を解除するための類似した方法で行われる。
好ましくは、そして図8〜12による実施例によれば、ホルダ6に沿って弾性的に移動される支持されるリフトアーム35は、背面ホルダ6に沿って弾性的に接続された支持要素19よりもわずかな復元力を備えている。このようにして、好ましくは、そして図8〜12に示したように、差込部材7のフランジ8によりホルダ6がリフトアーム35に当たる際に、ただリフトアーム6が変形するか、あるいは外側へ押圧され、背面ホルダ6の支持要素19は差込部材に当接するか、あるいは好ましくはそして図11によれば、差込部材の円筒状の封隙面9に当接する。

Claims (15)

  1. カプラ本体(2)と、差込部材(7)と、ホルダ(6)と、ロック部材(10)とを備えた、液体導管内で切離し可能な接続を確立するためのクイックカプラにおいて、
    カプラ本体(2)が貫通孔(11)を備えていること、
    ホルダ(6)により、貫通孔(11)内に挿入された差込部材(7)が、貫通孔(11)内で好ましくは着脱可能に固定されていること、
    ホルダ(6)が環状ケース(5)を備えていること、
    ロック部材(10)が環状体(29)を備えていること、
    環状ケース(5)と環状体(29)が、差込部材(7)および/またはカプラ本体(2)を取囲んでいること、
    差込部材(7)がホルダ(6)により貫通孔(11)内でロックされている場合に、
    ロック部材(10)が貫通孔(11)に対して軸線方向に、自由位置からロック位置に移動可能であることを特徴とするクイックカプラ。
  2. ロック部材(10)がロック位置でホルダ(6)に接続しているか、あるいはホルダ(6)と接続していることを特徴とする請求項1記載のクイックカプラ。
  3. ロック部材(10)が、自由位置でおよび/またロック位置でホルダ(6)と好ましくは着脱可能に係止可能であることを特徴とする請求項1または2に記載のクイックカプラ。
  4. ロック部材(10)および/またはホルダ(6)が、カプラ本体(2)に取外し不能に保持されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のクイックカプラ。
  5. ロック部材側の連結要素が連結突出部(15)として構成されていること、
    ホルダ側の補完的連結要素が連結開口部(26)として構成されていること、
    連結突出部(15)が、ロック部材(10)の自由位置で連結開口部(26)内に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のクイックカプラ。
  6. ホルダ(6)に一つあるいは複数のリフトアーム(35)が形成されていること、
    ロック部材側の連結要素が、リフトアーム(35)に当接しているか、あるいはロック部材側の複数の連結要素が、各々リフトアーム(35)に当接していること、
    差込部材(7)の半径方向のフランジが、一つあるいは複数のリフトアーム(35)を介して一つあるいは複数の連結要素を押圧していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のクイックカプラ。
  7. 連結突出部(15)がロック部材(10)の自由位置で、半径方向で貫通孔(11)内に突出し、および/またはホルダ側のリフトアーム(35)に当接すること、
    連結突出部(15)が、差込部材(7)をカプラ本体(2)内へ挿入する際に、差込部材(7)のフランジ(8)により、ロック部材(10)が軸線方向で、自由位置からロック位置に移動可能であるように、貫通孔(11)の長手方向軸線(25)から半径方向へ離間するように押圧可能であり、連結突出部(15)が連結開口部(26)から押出し可能であるか、あるいは貫通孔から離間するように押圧可能であることを特徴とする請求項5または6に記載のクイックカプラ。
  8. 差込部材(7)のフランジ(8)が傾斜した押圧面(27)に当接し、それによって連結要素が貫通孔(11)の長手方向軸線(25)から離間するように押圧される際に、連結要素が、ロック部材(10)が入口開口部(12)から離間するように押圧されるように構成された傾斜した押圧面(27)を備えていることを特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載のクイックカプラ。
  9. ホルダ(6)が連結要素収容部(29)を備え、この連結要素収容部(29)が貫通孔(11)と反対側にあるホルダ(6)の表面で、開放して構成されていること、
    ロック部材側の連結要素が、ロック位置で連結要素収容部(29)内で収容可能である
    ことを特徴とする請求項5〜8のいずれか一つに記載のクイックカプラ。
  10. ロック部材(10)が好ましくは連結突出部として構成された二つの連結要素(15)を備えていること、
    これらの連結要素(15)が貫通孔(11)の直径(25)の方向に調節された間隔を相対して備えていること、
    この間隔が差込部材(7)のフランジ(8)の直径よりも小さく、従って差込部材(7)がロック部材(10)のロック位置で、各々カプラ本体(2)のホルダ(8)とロック部材(10)によりロックされていることを特徴とする請求項5〜9のいずれか一つに記載のクイックカプラ。
  11. ホルダ(6)が少なくとも一つの支持要素(19)を備え、この支持要素(19)が組立てられた状態で、差込部材(7)のフランジ(8)と協働しており、かつこの支持要素(19)により差込部材(7)がカプラ本体(2)内でロック可能であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載のクイックカプラ。
  12. 差込部材(7)をカプラ本体内でロックするために、支持要素(19)が、カプラ本体(2)内に、好ましくはカプラ本体(2)の頭部部材(3)内に配置された凹部を通ってクランプすることを特徴とする請求項11に記載のクイックカプラ。
  13. ホルダが少なくとも一つの操作取付具(20)を備え、好ましくは貫通孔(11)の中心軸線(25)に向いた、操作取付具(20)の加えられた力により、ホルダ(6)が、
    支持要素(19)が貫通孔(11)の中心軸線(25)から半径方向に離間するように移動可能であり、差込部材(7)あるいは差込部材(7)のフランジ(8)が解放されるかあるいは解放されていることを特徴とする請求項11または12に記載のクイックカプラ。
  14. ロック部材(10)が少なくとも一つの平坦な遮断要素(34)を備え、この遮断要素(34)がロック位置でホルダ側の操作取付具(20)を貫通孔側で後側から捕捉し、ロック部材(10)は、ホルダ(6)がクイックカプラ(1)が組立てられた状態で、ブロック部材(10)と協働して変形可能であるように、ホルダ(6)と連結することを特徴とする請求項13に記載のクイックカプラ。
  15. ホルダ(6)および/またはロック部材(10)が、弾性的に変形可能なあるいは可撓な材料、好ましくは合成樹脂から製造されていることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一つに記載のクイックカプラ。
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