JP6388764B2 - クイックコネクタ結合部 - Google Patents

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Description

本発明は、流体配管内で分離可能な結合を形成するためのクイックコネクタ結合部に関する。
冒頭で述べた種類のクイックコネクタ結合部は、実際に公知である。これらのクイックコネクタ結合部は、例えば、自動車における流体配管系で利用され、且つ2つの配管の間を流体に対して不浸透性に確実に結合し、長期間にわたって様々な外部条件の下で持ちこたえる必要がある。実際に公知であるこれらのクイックコネクタ結合部には、当該クイックコネクタ結合部の構成が複雑であるという欠点がある。すなわち、これらのクイックコネクタ結合部は、組み立てることが困難であり、且つ大きい容積を有する。このことは、実際に公知のクイックコネクタ結合部を操作すること、つまり自動車の狭い空間で利用することを困難にする。
本発明の課題は、クイックコネクタ結合部を改良することにある。当該改良されたクイックコネクタは、簡単な組み立て、コンパクトな構成及び高い機能安全を特徴とする。本発明によれば、クイックコネクタ結合部が、例えば、特に自動車の内燃機関の流体配管で使用される。例えば、ブレーキ配管系、燃料配管系及び/又は尿素溶液配管系でクイックコネクタ結合部を使用することが可能である。
技術的な課題の解決手段として、本発明は、中空なコネクタ本体と中空な雄部品又はチューブとの間の流体配管内に分離可能な結合を確立するためのクイックコネクタ結合部を提供する。
コネクタ本体は、異なる少なくとも2つの構成要素、すなわちヘッド要素及び密封要素から成る。この場合、ヘッド要素の一部が、組立時に密封要素内に差し込まれる。この場合、当該コネクタ本体は、貫通孔を画定する。この貫通孔は、コネクタ本体のヘッド要素の一方の端部の雄部品の入口から密封要素の軸方向に対向する端部の流出口まで延在する。コネクタ結合部の少なくとも密封要素が、導電性の合成材料(ESDプラスチック)から成形されることが、有益であると実証されている。ヘッド要素は、非導電性に成形されたポリマー材料から形成されてもよい。このことは、材料全体のコストの削減において重要であると考えられる。
貫通孔は、好ましくは円形を成し、且つ長手方向の重心軸を有する。この貫通孔は、ヘッド要素の一方の端部の雄部品の入口(流入口)から密封要素の対向する端部の流出口まで延在する。好ましくは、この流出口は、密封要素の、ヘッド要素から離れて面する一方の端部に配置されている。一般に、流出口を画定する密封要素の一部が、流体配管系の別の構成要素に対する部品を受けるためのホース接続部又はこれに相当するものを形成するように構成されている。
密封要素は、ヘッド要素に面するその端部に、ソケットを画定する一般に中空の円筒形部材である。好ましくは、密封要素のソケットの端部が、このソケットを包囲する放射状のフランジを有する。当該ヘッド要素は、密封要素に面するその端部に、差込部分を画定する一般に中空の円筒形部材である。ヘッド要素と密封要素とが結合されたときに、内部の貫通孔を有するコネクタ本体が形成される。
雄部品が、流路を有するパイプとして形成されていることが特に好ましい。この場合、当該組み立てられた流路の縦軸が、貫通孔の中心軸と有益に整合する。円筒形の雄部品又はチューブが、この雄部品の入口を通過して当該貫通孔内に延在する。この場合、雄部品が、その端部に隣接した円筒形の密封面と、この端部から離れた環状のラジアルアップセットとを有する。この場合、このラジアルアップセットは、当該密封面から突出している。
雄部品をコネクタ本体に対して取り外し可能に固定する、このコネクタ本体上のリテーナでは、このリテーナは、環状であり、コネクタ本体、好ましくはヘッド要素を包囲し、少なくとも1つの緩み止め張出し部を有し、この緩み止め張出し部は、緩み止め張出し部に割り当てられた窓を通じてコネクタ本体内に到達する結果、この緩み止め張出し部は、組み立てられた状態で、雄部品をコネクタ本体の貫通孔内に固定するためにこの雄部品のラジアルアップセットに係合することを特徴とする。リテーナが、好ましくは180°正反対に位置する2つの緩み止め張出し部を有し、コネクタ本体が、これらの緩み止め張出し部を受けるために180°正反対に位置する2つの窓を有することが考えられる。
好ましくは、リテーナは、ヘッド要素の直径より僅かに長い短径を有するように形成された楕円形のリングである。また、その長径は、リテーナを当該楕円の長軸に沿って手動で押圧することを可能にするのに十分に長い。2つの緩み止め張出し部が、リテーナの短軸に180°正反対に位置して配置されることが考えられる。特に、四角形又は正方形の断面を成すリングを形成することが可能である。このため、四角形又は正方形の角が、円くされる。特に、当該リングを円形にすることが可能である。
リテーナが、2つ、好ましくは2つだけの緩み止め張出し部を有することが有益である。この場合、各緩み止め張出し部が、コネクタ本体内の1つの窓に割り当てられる。組み立てられたときに、これらの緩み止め張出し部がそれぞれ、この窓を通じて雄部品のラジアルアップセットに係合する。その結果、雄部品が、コネクタ本体内に固定される。好適な構成によれば、当該好ましくは2つの緩み止め張出し部が、互いに対向して配置されていて、リテーナの短軸に沿ってこのリテーナ上で互いに180°正反対に位置している。当該リングつまりリテーナ上の位置以外は、これらの緩み止め張出し部は、その形において有益であるように等しい、又はほぼ等しい。好ましくは、当該緩み止め張出し部が、貫通孔の中心軸に向かって半径方向に弾性的に取り付けられるように、リングに固定された当該緩み止め張出し部を有するリテーナが形成されている。利点としては、弾性力が、当該緩み止め張出し部に対して作用する。当該緩み止め張出し部は、この弾性力によって貫通孔の中心軸に向かって押圧される。
リテーナの緩み止め張出し部は、好ましくは、貫通孔の縦軸に対して横方向に有益に配置された保持面を有する。この保持面が、流出口に面する当該緩み止め張出し部の末端壁上に配置されていることが、本発明の範囲内にある。1つの構成によれば、組み立てられたときに、リテーナの保持面が、雄部品のラジアルアップセットに係合する、特に流入口に最も近い環状のラジアル接触面に係合する。当該緩み止め張出し部が、組み立てられた当該緩み止め張出し部を、流入口に最も近いアップセットに隣接した雄部品の好ましくは円筒形の面に対して係合させる接触面を有することが有益である。本発明の範囲内では、緩み止め面が、雄部品の円筒形の緩み止め面の一部を示す。この緩み止め面は、組み立てられたときに、ラジアルアップセットから流入口の外側の雄部品の端部に向かって延在する。緩み止め張出し部の接触面が、雄部品の円筒面に対して相補的に形成されていることが特に好ましい。換言すれば、リテーナの接触面が、雄部品の円筒面をこの雄部品の円筒形の周囲の一部だけに対して包囲する。
貫通孔が、密封部分を有し、少なくとも1つの密封部材が、この密封部分内に収容されていることが有益であると実証されている。クイックコネクタ結合部が組み立てられているときに、流体に対して不浸透性の当該密封部材が、雄部品の円筒形の密封面と密封要素の貫通孔との間に有益に係合する。1つの構成によれば、雄部品が、円錐形又は球形シェル部分の形の末端壁を有する差込端部を備える。こうして、雄部品が、貫通孔及び/又は好ましくはOリングとして形成されている密封部材内に容易に差し込まれ得る。
リテーナが、コネクタ本体のヘッド要素の、このヘッド要素の窓を貫通する緩み止め張出し部以外の外側を包囲するように配置されていることが推奨される。好ましくは、コネクタ本体が、最初にリテーナをヘッド要素上に配置することによって組み立てられる。好ましくは、リテーナが、特に好適な方法で、コネクタ本体、特にヘッド要素に持続的に取り付けられているように、このヘッド要素が、密封要素に固定されている。ヘッド要素が、密封要素に結合されていて、リテーナが、コネクタ本体上に固定されている状態は、本発明の範囲内では組立済みにある状態と呼ばれる。組立済みにある状態では、リテーナが、好ましくは持続してコネクタ本体に対して固定されているものの、このコネクタ本体の貫通孔に対して制限範囲内で軸方向に可動である。
特に、密封要素から離れて面するヘッド要素の端部上に、当該ヘッド要素は、雄部品の流入口を包囲する遮壁を有する。その結果、リテーナが、限定された軸方向の移動のためにヘッド要素の遮壁と密封要素のフランジとの間に配置される。
1つの構成によれば、ヘッド要素の端部上の遮壁が、リテーナの、コネクタ本体からの取り外れを阻止する。本発明の範囲内では、リテーナの、コネクタ本体からの取り出しは、貫通孔に対して軸方向にも半径方向にも不可能である。好ましくは、当該遮壁は、ヘッド要素より大きい断面を有する。同様に、密封要素のソケット上のフランジが、密封要素より大きい断面を有する。
当該ヘッド要素は、雄部品を画定する、保護縁部付きの端部を有する。この保護縁部は、ヘッド要素の外面を超えて突出している。好適な構成によれば、この保護縁部の一部が、リテーナを覆う、特にその一部だけを覆う。この保護縁部が、遮壁の外縁部の周りに妨害なしに延在することが推奨される。この保護縁部が、少なくとも部分的に自由に又はリテーナを部分的に覆わないように、このリテーナの表面から離れることが望ましい。このリテーナ内には、好ましくは、このリテーナを変形するための操作部材が配置されている。こうして、クイックコネクタ結合部の問題のない操作が保証される。
好ましくは、ヘッド要素の端部上の遮壁が、組み立てられたときに、リテーナを好ましくは完全に又はほぼ完全に覆う。本発明の範囲内では、覆うとは、遮壁が、この遮壁の上面内でリテーナを好ましくは完全に又はほぼ完全に覆うことを言う。リテーナが、クイックコネクタ結合部の上面(つまり、雄部品の入口端部)を見る操作者にとって目視できないように、ヘッド要素の側面上の遮壁の断面が、有益に寸法決めされている。当該遮壁が、楕円又はほぼ楕円の断面を有することは、本発明の範囲内である。この場合、雄部品のための入口が、遮壁の断面内の、ヘッド要素の雄部品用入口端部に配置されている。
ヘッド要素の端部上の遮壁が、リテーナを機械的損傷から保護することも有益であると実証されている。
1つの構成によれば、ヘッド要素が、緩み止め張出し部を受ける各窓の向かい側の各々に少なくとも2つのガイドを有する。当該緩み止め張出し部は、これらのガイドの間に位置決めされる。リテーナのための各窓が、2つの当該ガイドを有することが特に好ましい。これらのガイドは、ガイドレールとして作用する。例えば、当該作用は、このリテーナを、ヘッド要素又はコネクタ本体に対して回転させなくする。
利点としては、複数の緩み止め張出し部がそれぞれ、貫通孔の中心軸に対して軸方向に配置された流入口に面する差込面を有する。この差込面は、雄部品を貫通孔内に差し込む間に、当該緩み止め張出し部を、この雄部品上のラジアルアップセットによって半径方向に外側に押圧させる。好ましくは、組み立てられた状態を確立するための雄部品が、リテーナを有するクイックコネクタ本体内に差し込まれる。この雄部品のラジアルアップセットが、差込中に当該差込面に接触する。その結果、当該緩み止め張出し部が、貫通孔の中心軸から半径方向に外側に離れるように押圧される。この雄部品のラジアルアップセットが、当該緩み止め張出し部を通過した直後に、リテーナの弾性力によって有益に押圧される当該緩み止め張出し部が、中心軸に向かって内側に押圧される。その結果、当該緩み止め張出し部の保持面が、この雄部品のラジアルアップセットの環状のラジアル接触面に接触する。1つの構成によれば、緩み止め張出し部の差込面が、環状のリテーナの内部空間内に突出するように、当該緩み止め張出し部の差込面は、このリテーナのリングに結合されている。
1つの構成によれば、緩み止め張出し部が、保護要素を有する。この保護要素は、組み立てられた状態では、当該緩み止め張出し部が、貫通孔の中心軸から離れるように半径方向に移動することを阻止する。好ましくは、リテーナに結合されている全ての緩み止め張出し部が、保護要素を有する。クイックコネクタ結合部が組み込まれている流体系内の圧力が、雄部品を、ヘッド要素の遮壁内の流入口に向かって押圧する。利点としては、リテーナも、雄部品によって、つまり圧力によって、例えばこの雄部品の端部上に作用する流体系の流体によって、貫通孔の流入口の端部に向かって押圧される。当該緩み止め張出し部の保護要素は、コネクタ本体、特にヘッド要素の遮壁内の流入口に係合し、当該緩み止め張出し部が、半径方向に外側に押圧されること、つまりコネクタ本体の中心軸から離れることを阻止する。保護要素が、保護突起部として形成されていることが特に好ましい。この場合、当該保護突起部は、ヘッド要素で貫通孔の流入口を画定する円筒面に係合する。1つの構成によれば、当該保護突起部は、緩み止め張出し部の面つまり末端壁を越えて突出し、遮壁内の流入口の円筒面に係合する。当該緩み止め張出し部の保護突起部は、貫通孔で遮壁の円筒面に係合し、当該緩み止め張出し部が、貫通孔の中心軸から半径方向に移動することを阻止する。ヘッド要素の遮壁と密封要素の放射状のフランジと間の、コネクタ本体に対するリテーナの軸方向の限定された移動は、当該保護突起部を流入口の円筒面から離すのに十分な当該リテーナ及び緩み止め張出し部の移動つまり軸方向の摺動を可能にする。このとき、雄部品を軸から引き離すことを可能にするため、当該緩み止め張出し部が、この雄部品に対して半径方向に移動され得る。リテーナの当該軸方向の移動を可能にするため、ヘッド要素の窓が、十分な軸方向の長さを有する。
好ましくは、リテーナは、少なくとも1つの操作部材を有する、好ましくは180°正反対に位置する2つの操作板を有する。この場合、緩み止め張出し部が、貫通孔の中心軸から離れるように半径方向に可動であるように、リテーナの楕円形のリングが、力を印加することによって変形され得る。利点としては、当該操作部材は、操作板つまり押圧板として形成されている。リテーナが、2つの操作部材を有することが特に好ましい。これらの操作部材は、当該楕円形のリテーナの長軸に沿って、このリテーナのリング上の180°正反対に位置する複数の緩み止め張出し部の間に等間隔に配置されている。力が、好ましくは半径方向に、つまり貫通孔の中心軸に向かう方向に、当該操作部材に対して印加されるときに、環状に形成された当該楕円形のリテーナが、変形される、好ましくは押しつぶされる。その結果、特に好ましくは、当該操作部材と中心軸との間の距離が減少される。好ましくは、当該リングに結合されている緩み止め張出し部が、当該リングの変形によって半径方向に外側につまり中心軸から離れるように押圧される。その結果、雄部品が、取り外される。当該リテーナの変形の結果、当該緩み止め張出し部とこの雄部品との間の距離が、ラジアルアップセットを、当該緩み止め張出し部を通過させて、貫通孔の流入口から軸方向に摺動させ得る程度の距離であるように、このリテーナは変形され得る。
ヘッド要素、密封要素及びリテーナが組み立てられた状態では、保護要素が、ヘッド要素の遮壁の環状面から引き離され得るように、このリテーナは、軸方向に可動である。この場合、緩み止め張出し部が、雄部品のラジアルアップセットから離れるときにだけ、当該緩み止め張出し部は、操作部材による力の印加によって半径方向に移動される。好ましくは、リテーナの保護要素が、ヘッド要素の遮壁で流入口を画定する円筒面に係合しないときに、好ましくは、このリテーナは、密封要素に向かう方向にこの遮壁から離れるように可動である。密封要素の放射状のフランジとヘッド要素の遮壁との間の軸方向の間隔は、リテーナが当該限定された軸方向の移動を許される程度の間隔である。当該移動は、雄部品を貫通孔から取り出すときに、緩み止め張出し部の保持面を、この雄部品のアップセットの放射状の接触面から離すために必要である。
ヘッド要素が、密封要素に適切に固定されることが、本発明の範囲内にある。好ましくは、このヘッド要素は、密封要素の相補的な固定要素に係合する固定要素を有する。ヘッド要素の差込部と密封要素のソケットとの間に固定結合を確立するため、ヘッド要素の好ましくは円筒形の又はほぼ円筒形の部分が、密封要素の貫通孔を通じて当該ソケット内に差し込まれる。密封要素内に差し込まれる当該ヘッド要素の差込部は、好ましくは、当該固定要素を移送するために構成されている。好ましくは、当該密封要素のソケットは、組み立てられた状態では、少なくとも1つの固定開口部を有する。ヘッド要素の側面上の固定突起部が、このヘッド要素を密封要素上に固定するためにこの固定開口部内に固着する。密封要素の壁が、2つの固定開口部を有することが特に好ましい。これらの固定開口部は、好ましくは、密封要素の好ましくは円筒形の壁内に180°正反対に位置して配置されている。全ての固定開口部が、ヘッド要素の側面上の固定突起部に割り当てられていることが、本発明の範囲内にある。当該固定突起部を、貫通孔の中心軸の方向に半径方向に押圧することによって、ヘッド要素を密封要素から取り外し、このヘッド要素をこの密封要素の側面上の貫通孔から外すことが、本発明の範囲内で可能である。
1つの構成によれば、密封要素の壁が、貫通孔の側面上に少なくとも1つのガイドを有する。ヘッド要素を密封要素に、好ましくは捻じれないように固定するため、当該ガイドは、ヘッド要素の側面上の相補的なガイドに係合する。密封要素の側面上のガイドが、ガイド溝として形成されていることが可能である。ヘッド要素の側面上のガイド突起部が、このガイド溝内に固着する。好ましくは、当該密封要素は、少なくとも2つのガイドを有する。1つの構成によれば、ヘッド要素の側面上の相補的なガイドの数は、密封要素の側面上の相補的なガイドの数に等しい。
1つの構成によれば、差込部が、コネクタ本体のヘッド要素と密封要素との間で、4つの異なる円周方向の状態でソケット内に固定されるように、密封要素のソケットが、4つのガイド溝及び4つの固定要素を有し、ヘッド要素の差込部が、4つのガイド突起部及び4つの固定要素を有する。
本発明は、本発明のクイックコネクタ結合部の有益にコンパクトな構造又はコンパクトな設計を特徴とする。本発明のクイックコネクタ結合部では、組立済みの状態でも、全ての要素が、互いに結合されていて、リテーナが、コネクタ本体に持続して取り付けられているという事実が、簡単な組み立てを保証する。リテーナの本発明の構成が、クイックコネクタ結合部の確実で且つ適切な組み立ての容易な検知を可能にするので、工具を使わない当該簡単な組み立ては、高い機能安全を実現する。
その結果、本発明のクイックコネクタ結合部は、結合が確立されると同時に、外部取付部品が、クイックコネクタ結合部内に差し込まれる必要のない優れた操作性を特徴とする。さらに、このクイックコネクタ結合部は、本発明のクイックコネクタ結合部の安定性及び堅牢性に有益に作用する、雄部品の改良されたガイドを特徴とする。
以下に、本発明をただ1つの構成例を有する図面に基づいて詳しく説明する。
本発明のクイックコネクタ結合部の展開図である。 組立済みの状態にある本発明のクイックコネクタ結合部の断面図である。 図2から90°回転された、この図2による、組立済みの状態にある本発明のクイックコネクタ結合部を示す。 組立済みの状態にある本発明のクイックコネクタ結合部の断面図である。 図4によるクイックコネクタ結合部の上面図である。 図5による上面図である。ヘッド要素の遮壁が、見やすくするために削除されている。 図4による本発明のコネクタ結合部の、一部を破線で示した投影図である。 図4による上面図である。リテーナのリングが、操作部材で押圧される。
図1には、クイックコネクタ結合部が示されている。このクイックコネクタ結合部1は、ヘッド要素2から成る一般に円筒形の中空体を有する。このヘッド要素2は、密封要素3に結合される。これらの要素は、図2〜4に示された縦軸20に沿った貫通孔19を画定する。ヘッド要素2が、このヘッド要素2の一方の端部の遮壁25内の円筒面24によって形成された当該端部に、雄部品用の流入口4を有する。その向かい側の端部は、軸方向に溝付けされた壁80を有する差込部から成る。図1によれば、密封要素3が、ヘッド要素3から軸方向に最も離れた端部に、流出口5を有する。図示されているように、この流出口5を形成する当該密封要素3の端部が、縦軸20に沿って整合された係止部付きホース接続部を画定するように形成されている。クイックコネクタ結合部で一般的であるように、コネクタ本体の係止部付きホース接続部の端部が、このコネクタ本体の当該端部以外の部分に対して或る角度を成して、例えば90°を成して配置され得る。
図1は、ヘッド要素2が、構成例にしたがって、差込部に4つの突起部10を有することを示す。この差込部は、クイックコネクタ連結部1の組み立てられた状態では、密封要素3内に差し込まれている。当該クイックコネクタ連結部1の組み立てられた状態では、緩み止め突起部10が、密封要素3の対応する緩み止め開口部11内に固定される。緩み止め突起部10が、対応する緩み止め開口部11内に固定される結果として、ヘッド要素2が、密封要素3に対して固定される。
好ましくは、また図1によれば、ヘッド要素2の差込部に、軸方向に最も近い密封要素3の端部が、当該差込部の溝付けされた壁80を軸方向に受け止めて支持するために寸法合わせされたソケット84から成る。当該密封要素3は、このソケット84の開口端部を包囲する放射状のフィンガ86を有する。
ソケット84は、溝型ガイド12を有する。組み立てられた状態では、突起部13の形状を成すヘッド要素12の相補形のガイドが、この溝型ガイド12内に固定される。当該構成例によれば、ヘッド要素2が、密封要素3に耐ねじれ性に固定されている。図示されているように、ソケット84は、4つの溝型ガイド12及び4つの緩み止め開口部11を有する。また、コネクタ本体のヘッド要素2の差込部は、均等に間隔をあけられた4つの突起部13及び均等に間隔をあけられた4つの緩み止め突起部10を有する。したがって、密閉要素3に対するヘッド要素4の回転方向が、90°の間隔ごとに確認され得る。当該確認は、多くの場合に、例えば、反対方向に回転する端部が、縦軸20に沿ったコネクタ本体の当該端部以外の部分に対して或る角度、例えば90°の角度を成して形成される。
雄部品又はチューブ6が、流入口4内に差し込まれ得る。この雄部品6は、環状のラジアルアップセット7を有する。雄部品6を流入口4経由でヘッド要素2と密封要素3との中に差し込むことをより容易にするため、雄部品6の末端壁8が、球形シェル部分の形を成す。円筒形の密封面30が、この末端壁8からアップセット7まで延在する。また、遠投形の緩み止め面29が、このラジアルアップセット7の向かい側の雄部品6に沿って延在する。
図1によれば、クイックコネクタ結語部1が、リテーナ9を有する。このリテーナ9は、組立済みの状態ではヘッド要素2を完全に包囲する。図示されているように、リテーナ9は、リング14を有する。特に図1に示されたように、180°正反対に位置する2つの緩み止め張出し部15と、操作板16の形状を成す、180°正反対に位置する2つの操作部材とが、このリング14に結合されている。両緩み止め張出し部15又は両操作板16がそれぞれ、リング14上に180°正反対に位置して配置されているように、当該両緩み止め張出し部15及び当該両操作板16がそれぞれ、当該リング14上に配置されている。図1は、緩み止め張出し部15が、リング14の内側で又はこのリングの内部空間に向かって、このリングに結合されていることを示す。したがって、当該構成例によれば、外形が、操作者に面しているリング14の組立面から張り出している突起部分を有しない。
図2及び3に示されたように、組立済みの状態では、ヘッド要素2が、このヘッド要素に配置されたこのヘッド要素の差込部によって密封要素3に結合されていて、密封要素3のソケット84に係止されている。特に、図3は、リテーナ9つまりリテーナ9のリング14が、ヘッド要素2を包囲することを示す。ヘッド要素2は、2つの窓17を有する。当該構成例によれば、緩み止め張出し部15が、これらの窓17を通じてヘッド要素2の壁18を貫通し、クイックコネクタ結合部の貫通孔19内に延在する。リテーナ9及び緩み止め張出し部15の限定された軸方向の移動を可能にするため、窓17は、緩み止め張出し部15の軸方向の長さよりやや長い軸方向の長さを有する。
図6〜8で最も良く見て取れるように、リング14は、ヘッド要素2の外面より僅かに長い短径を有する楕円形の形をしている。このリング14は、当該短径より約3倍長い長径を有する。図6で見て取れるように、この関係は、ヘッド要素2の延在部分に向かうこのリングの押圧変形を可能にする。図8で見て取れるように、操作部材16での当該押圧は、リング14をほぼ環状の形に変形させる。この動作は、緩み止め張出し部15を貫通孔から引き出すものの、窓17からは引き出さないのに十分である。
図2〜4によれば、密封要素3は、構成例にしたがってOリングとして形成された密封部材21を有する。図4で見て取れるように、この密封部材21は、貫通孔と雄部品6の円筒形の密封面との間に液密シールを提供するように形成されている。密封要素3の放射状の環状端部88が、密封部材21の、軸方向に流入口4に向かう移動を制限し、Oリングの密封部材21による密封接触のための放射状の密封面を提供する。
図2は、緩み止め張出し部15が、流入口に面した差込面22を有することを示す。この差込面22は、中心軸20に向かって内側に傾斜するように、且つその後部が密封要素3の貫通孔19の流出口5に向かうように、半径方向に延在する。図2〜4のぞれぞれの図によれば、流入口に最も近い差込面22の前端部が、保護突起部23として形成されている。当該保護突起部23は、組み立てられた状態で、ヘッド要素2の、遮壁25の流入口4を画定する円筒面24に係合するように配置されている。この遮壁25は、ヘッド要素2の、密閉要素3に面しない末端壁を形成する。図5は、操作者が、リテーナ9をクイックコネクタ結合部1の上から目視できないことを示す。
ヘッド要素2の遮壁25と密封要素3の放射状のフランジ86との間の軸方向の間隔が、リテーナのリングの軸方向の延在部分より大きい結果、コネクタ本体に対するリテーナ9の軸方向の移動を限定的に可能にする。当該移動は、遮壁25に隣接する操作部材つまり操作板16の軸方向の長さによって制限される。
緩み止め張出し部15を、窓17を通じて貫通孔から引き抜く又は引き出すことが望まれるときに、保護突起部23をヘッド要素2の円筒面24から引き離すため、上記のリテーナ9の制限された軸方向の移動は必要である。流体系内で加圧された液体の条件の下では、アップセット7と、したがって緩み止め張出し部15とが、遮壁25内の流入口に向かって押し出される結果、保護突起部23が、遮壁25の円筒面24に係合し、緩み止め張出し部15が、半径方向に外側へ押し出されることを阻止する。
図4には、クイックコネクタ結合部1の組み立てられた状態が示されている。ラジアルアップセット7を有する雄部品6が、ヘッド要素2と密封要素3とによって形成されたコネクタ本体内に完全に差し込まれている。雄部品6が、コネクタ本体内に差し込まれるときに、ラジアルアップセット7が、差込面22に接触する。その結果、リテーナ9の緩み止め張出し部15が、貫通孔19に対して半径方向に押圧される。このリテーナ9のリング14が、弾性力をこの緩み止め張出し部15に対して印加する。当該緩み止め張出し部15は、この弾性力によって貫通孔19の中心軸20の方向に押圧される。雄部品6のラジアルアップセット7が、当該緩み止め張出し部15を摺動通過した直後に、当該緩み止め張出し部15が、この弾性力のために図2〜4に示された位置に跳ね戻される。すると、当該緩み止め張出し部15の保持面26が、ラジアルアップセット7の環状のラジアル接触面27に係合する。当該係合は、雄部品6がコネクタ本体から外れることを阻止する。同時に、保護突起部23が、リテーナ9の意図しない変形又は当該緩み止め張出し部15の押圧を阻止し、このリテーナ9の意図しない取り外れを阻止する。
図5及び6は、リテーナ9の緩み止め張出し部15の半径方向の内側端部上の接触面28が、円筒形の密封面30から離れた側面上のアップセット7に隣接した雄部品6の円筒形の緩み止め面29に係合することを示す。当該設計例によれば、各緩み止め張出し部15の端部上の接触面28が、雄部品6の円筒形の緩み止め面29の円周部分だけに係合する。
図7は、コネクタ本体内に差し込まれた雄部品6を有する、組み立てられた状態にある当該クイックコネクタ結合部1を示す。組み立てられた状態では、雄部品6の、末端部8とアップセット7との間の円筒形の密封面30と、密封要素3内の貫通孔とが、流体に対して不浸透性である密封部材21に係合する。
図4に示されているように、雄部品6の末端部8に隣接した円筒形の密封面30の一部が、密封要素3の貫通孔19内の一部分で支持されていることが見て取れる。さらに、この円筒形の密封面30は、ヘッド要素2の溝付きの差込部80の円筒形の内側で支持されている。さらに、保護突起部23が、ヘッド要素2の円筒面24によって拘束されているので、雄部品6の円筒形の緩み止め面29が、リテーナの各緩み止め張出し部15の正確な接触面28によって半径方向に支持されている。この関係は、コネクタ本体に対する雄部品6の有効な支持を提供し、中心軸20に沿った同軸の整合を保証する。したがって、コネクタ本体内での雄部品の軸方向の差し込みの軸方向寸法が、コンパクトなコネクタ本体の外形を提供するために最小にされている。例えば、7.9又は9.5mm(ミリメートル)の通常のチューブ(雄部品)のサイズに対しては、コネクタ本体内へのチューブの軸方向の差し込みが、2又は3ミリメートル程度まで低減され得る。すなわち、例えば、ラジアルアップセット7が、遮壁25の流入口4を超えて5〜7mm差し込まれるだけでよい。
図8は、リテーナ9の、図6からの変形を示す。矢印31で示されたように、力を中心軸20方向にリテーナ8上に印加することによって、リング14が、操作板16の表面内で変形される。その結果、リング14の一部32が、好ましくは、当該構成例によれば、緩み止め張出し部15が、半径方向に外側に向かって貫通孔19から離れるように移動される。図8によれば、2つの緩み止め張出し部15の間の距離が、環状のラジアルアップセット7の外径以上であるように、当該緩み止め張出し部15は、貫通孔19の中心軸20から離れるように移動される。取り外された状態では、図8に示されたように、ヘッド要素2と密封要素3とによって形成されている雄部品6をコネクタ本体から取り外すことが可能である。力31が、操作板16上に作用することを止めた直後に、リテーナのリング14が、図1〜7に示された形状にはね返る。
上述した実施の形態の変形及び変更が、本発明の範囲内にある。説明され且つここで規定された本発明は、説明した個々の特徴を2つ以上組み合わせたあらゆる別の実施の形態に及ぶ、又は本明細書及び/又は図面から自明であることが分かる。これらの異なる組み合わせの全てが、本発明の様々な別の構成を実現する。ここで説明された実施の形態は、本発明の実施するために最も好適な実施の形態であり、当業者に本発明を利用させることを可能にする。特許請求の範囲は、従来の技術によって許される範囲までの別の実施の形態を含むように記載されている。
1 コネクタ結合部
2 ヘッド要素
3 密封要素
4 流入口
5 流出口
6 雄部品、チューブ
7 アップセット
8 末端壁
9 リテーナ
10 緩み止め突起部
11 緩み止め開口部
12 溝型ガイド
13 突起部
14 リング
15 緩み止め張出し部
16 操作板、操作部材
17 窓
18 壁
19 貫通孔
20 縦軸
21 密封部材
22 差込面
23 保護突起部
24 円筒面
25 遮壁
26 保持面
27 接触面
28 接触面
29 緩み止め面
30 密封面
31 矢印、力
32 リングの一部

Claims (1)

  1. 流体配管内に分離可能な結合を確立するためのクイックコネクタ結合部において、
    当該クイックコネクタ結合部は、ラジアルアップセットを有する雄部品を受けるために貫通孔を画定するコネクタ本体を有し、このコネクタ本体は、ヘッド要素の一方の端部に雄部品の入口を画定するこのヘッド要素と、密封要素の一方の端部に流出口を画定するこの密封要素とから構成され、このヘッド要素の一部が、この密封要素内に部分的に差し込まれていて、且つこの密封要素に対して固定されていて、
    前記密封要素の壁が、前記貫通孔の側面上に少なくとも1つのガイドを有し、当該ガイドは、前記ヘッド要素の側面上の相補的なガイドに係合し、
    当該クイックコネクタ結合部は、前記雄部品を前記コネクタ本体に対して取り外し可能に固定するためのリテーナを有し、
    このリテーナは、環状であり、且つ前記コネクタ本体を完全に包囲し、このリテーナは、少なくとも1つの緩み止め張出し部を有し、当該緩み止め張出し部は、前記雄部品を前記コネクタ本体に対して取り外し可能に固定するために窓を通じてこのコネクタ本体内に到達し、
    前記リテーナが、専ら半径方向に変形し、軸方向に変形しないように、前記リテーナが、半径方向に押しつぶされる結果、前記緩み止め張出し部が、半径方向に外側に押圧されることによって、前記雄部材の取り外しは実行され、
    前記リテーナが、前記コネクタ本体に取り付けられているように、前記ヘッド要素が、前記密封要素に固定されている当該クイックコネクタ結合部。
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