JP7006817B2 - 継手 - Google Patents
継手 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7006817B2 JP7006817B2 JP2021034901A JP2021034901A JP7006817B2 JP 7006817 B2 JP7006817 B2 JP 7006817B2 JP 2021034901 A JP2021034901 A JP 2021034901A JP 2021034901 A JP2021034901 A JP 2021034901A JP 7006817 B2 JP7006817 B2 JP 7006817B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- release
- joint body
- cap
- convex portion
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
特許文献1に示されるように、こうした継手はパイプが挿入される継手本体を備えており、その継手本体の内部には上記パイプとの係合により同パイプの継手本体からの抜け出しを防止するロックリングが設けられている。また、上記継手には、継手本体及びロックリングと同一の軸線上に位置しており、その軸線に沿って継手本体内に押し込まれることによってロックリングとパイプとの係合を解除するリリースが設けられている。
上記課題を解決する継手は、パイプが挿入される継手本体と、前記継手本体内に設けられて前記パイプとの係合により前記パイプの前記継手本体からの抜け出しを防止するロックリングと、前記継手本体及び前記ロックリングと同一の軸線上に位置しており、その軸線に沿って前記継手本体内に押し込まれることによって前記ロックリングと前記パイプとの係合を解除する円筒状のリリースと、を備え、前記軸線を中心とする前記リリースと前記継手本体との相対回転を通じて両者の凸状部と凹状部との相対位置を変化させることが可能であり、前記軸線を中心とする相対回転方向において、前記凸状部と前記凹状部との位置が一致しているときには前記係合を解除するための前記継手本体に対する前記リリースの押し込みを許容するアンロック状態となる一方、前記凸状部と前記凹状部との位置が不一致であるときには前記リリースの前記押し込みを禁止するロック状態となる継手において、前記リリースには前記軸線に沿って延びるスリットが形成され、前記リリースは前記スリットによって縮径が可能であって、前記継手本体において前記パイプが挿入される内周面には、内奥側に向けて前記軸線に沿って延びるガイド部が形成されており、前記リリースの前記継手本体に対する組み付けは、前記スリットに前記ガイド部が挿入された状態で、前記リリースを前記継手本体に対して押し込むことでなされ、当該押し込みによって前記リリースが縮径して前記スリットが前記ガイド部から外れることで、前記リリースを前記継手本体に対して組み付けた後には、前記軸線を中心とする前記リリースと前記継手本体との相対回転が可能になるように構成されている。
以下、継手の第1実施形態について、図1~図5を参照して説明する。
図1に示すように、継手1は、図示しない耐圧試験用の加圧ポンプ等に接続される継手本体2を備えている。この継手本体2は円筒状に形成されており、継手本体2の一端側(図1の左端側)の開口部2aが上記配管に繋がる。また、継手本体2の他端側(図1の右端側)の開口部2bからは、上記加圧ポンプにより加圧された流体を流すパイプ3が挿入される。
図2(a)に示すように、リリース15における操作部16の上記対向面16aには、軸線L1を中心とする回転方向(リリース15と継手本体2との相対回転方向)に沿って複数(この例では四つ)の凸状部21が等間隔をおいて設けられている。また、上記相対回転方向における上記複数の凸状部21の間にはそれぞれ凹状部22が設けられている。リリース15に設けられた凸状部群のうち、定められた凸状部21の突出方向の端面には第1突起23が形成されており、その第1突起23が形成された凸状部21と隣り合う凸状部21における突出方向の端面には第2突起24が形成されている。また、リリース15の押込部17における上記凹状部22に対応する部分にはそれぞれ、押込部17の先端から操作部16に向けて延びるスリット25が形成されている。
図5(b)に示すように、継手1がロック状態のときにリリース15を継手本体2に対し第1方向(矢印Y1方向)に相対回転させると、リリース15の凸状部21に設けられている第1突起23が、継手本体2の凸状部26に係合した状態のもと、抵抗を受けつつ上記相対回転を許容する。
次に、継手の第2実施形態について、図6~10を参照して説明する。
この実施形態においては、第1実施形態に対しリリース15の操作部16と継手本体2のキャップ7との対向面16a,7a間の構造のみが異なっているため、それ以外の部分については第1実施形態と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
継手1がロック状態のときにリリース15をキャップ7(継手本体2)に対し第1方向(矢印Y1方向)に相対回転させると、リリース15の凸状部21に設けられている第1突起41が、キャップ7の凸状部26(台形部)の窪み43に挿入されて同窪み43に係合されていることから、抵抗をうけつつ上記相対回転が許容される。
次に、継手の第4実施形態について、図11を参照して説明する。
この実施形態においては、第2実施形態に対しキャップ7の凸状部26のみが異なっているため、それ以外の部分については第2実施形態と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この実施形態では、キャップ7の凸状部26(台形部)において、受圧面42に凹むように形成された窪み43が第2突起44に隣接する位置まで延びている。このため、キャップ7の凸状部26の第2突起44は、上記窪み43と隣接する位置に設けられていることになる。
[その他の実施形態]
なお、上記各実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・第2及び第3実施形態において、第2突起44は各凸状部26(台形部)のうちの一つだけに設けられていてもよい。
次に、上記実施形態から把握できる技術思想について記載する。
(イ)パイプが挿入される継手本体と、前記継手本体内に設けられて前記パイプとの係合により同パイプの前記継手本体からの抜け出しを防止するロックリングと、前記継手本体及び前記ロックリングと同一の軸線上に位置しており、その軸線に沿って前記継手本体内に押し込まれることによって前記ロックリングと前記パイプとの係合を解除するリリースと、を備え、前記リリースと前記継手本体とのうちの一方に凸状部が設けられるとともに他方に凹状部が設けられており、前記軸線を中心とする前記リリースと前記継手本体との相対回転を通じて前記凸状部と前記凹状部との相対位置を変化させることが可能であり、前記軸線を中心とする相対回転方向において、前記凸状部と前記凹状部との位置が一致しているときには前記係合を解除するための前記継手本体に対する前記リリースの押し込みを許容するアンロック状態となる一方、前記凸状部と前記凹状部との位置が不一致であるときには前記リリースの前記押し込みを禁止するロック状態となる継手において、前記凸状部は、前記ロック状態のもと、前記凹状部に隣り合うように設けられている台形部と対向するものであって、その台形部に向けて突出する突起を備えており、前記台形部は、前記ロック状態のもと、前記凸状部からの押圧を受けることが可能な受圧面と、その受圧面に対し凹むように形成されて前記突起と係合することにより前記リリースと前記継手本体との前記相対回転を阻止する方向に抵抗を付与する窪みと、を備えることを特徴とする継手。
る。
Claims (1)
- パイプが挿入される継手本体と、
前記継手本体内に設けられて前記パイプとの係合により前記パイプの前記継手本体からの抜け出しを防止するロックリングと、
前記継手本体及び前記ロックリングと同一の軸線上に位置しており、その軸線に沿って前記継手本体内に押し込まれることによって前記ロックリングと前記パイプとの係合を解除する円筒状のリリースと、を備え、
前記軸線を中心とする前記リリースと前記継手本体との相対回転を通じて両者の凸状部と凹状部との相対位置を変化させることが可能であり、
前記軸線を中心とする相対回転方向において、前記凸状部と前記凹状部との位置が一致しているときには前記係合を解除するための前記継手本体に対する前記リリースの押し込みを許容するアンロック状態となる一方、前記凸状部と前記凹状部との位置が不一致であるときには前記リリースの前記押し込みを禁止するロック状態となる継手において、
前記リリースには前記軸線に沿って延びるスリットが形成され、前記リリースは前記スリットによって縮径が可能であって、
前記継手本体において前記パイプが挿入される内周面には、内奥側に向けて前記軸線に沿って延びるガイド部が形成されており、
前記リリースの前記継手本体に対する組み付けは、前記スリットに前記ガイド部が挿入された状態で、前記リリースを前記継手本体に対して押し込むことでなされ、
当該押し込みによって前記リリースが縮径して前記スリットが前記ガイド部から外れることで、前記リリースを前記継手本体に対して組み付けた後には、前記軸線を中心とする前記リリースと前記継手本体との相対回転が可能になるように構成した継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021034901A JP7006817B2 (ja) | 2021-03-05 | 2021-03-05 | 継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021034901A JP7006817B2 (ja) | 2021-03-05 | 2021-03-05 | 継手 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020075460A Division JP6855023B2 (ja) | 2020-04-21 | 2020-04-21 | 継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021081074A JP2021081074A (ja) | 2021-05-27 |
JP7006817B2 true JP7006817B2 (ja) | 2022-01-24 |
Family
ID=75964665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021034901A Active JP7006817B2 (ja) | 2021-03-05 | 2021-03-05 | 継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7006817B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008309280A (ja) | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Nitta Moore Co | 管継手 |
US20150159794A1 (en) | 2013-12-11 | 2015-06-11 | Nibco Inc. | Push-to-connect fitting |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0618119Y2 (ja) * | 1990-01-22 | 1994-05-11 | エスエムシー株式会社 | 管継手 |
JP2008051342A (ja) * | 2007-10-29 | 2008-03-06 | Smc Corp | 管継手 |
JP2014092222A (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-19 | Bridgestone Corp | 管継手及び管継手の製造方法 |
-
2021
- 2021-03-05 JP JP2021034901A patent/JP7006817B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008309280A (ja) | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Nitta Moore Co | 管継手 |
US20150159794A1 (en) | 2013-12-11 | 2015-06-11 | Nibco Inc. | Push-to-connect fitting |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021081074A (ja) | 2021-05-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2009107788A1 (ja) | 管継手用のソケット及び管継手 | |
JP5317761B2 (ja) | 管継手用のソケット及び管継手 | |
JP4864692B2 (ja) | 配管継手装置及びその製造方法 | |
JP6962810B2 (ja) | 相補的なオス型エレメントと連結されることとなるメス型カップリング・エレメント、及び、そのようなメス型エレメントを含むカップリング | |
JP6750371B2 (ja) | 継手 | |
JPWO2020071024A1 (ja) | 医療用雄型接続装置 | |
JPH10281377A (ja) | 2つの管状部材の連結機構 | |
JP7006817B2 (ja) | 継手 | |
KR101647556B1 (ko) | 호스 커넥터 | |
JPH02107891A (ja) | ホース用ワンタッチジョイント | |
JP2592358B2 (ja) | 管継手 | |
JP6855023B2 (ja) | 継手 | |
JP6777378B2 (ja) | 管継手 | |
TWI636213B (zh) | Pipe joint | |
JP2008106920A (ja) | 管継手 | |
JP6171508B2 (ja) | 管継手 | |
JP7474424B2 (ja) | 継手 | |
JP7029301B2 (ja) | 管継手 | |
JPH0146755B2 (ja) | ||
US4118006A (en) | Socket assembly | |
KR20140057814A (ko) | 유압 호스의 커플링 결합체 | |
JP2551454Y2 (ja) | 管継手 | |
JP7253389B2 (ja) | 継手部材 | |
JP7300602B2 (ja) | 合成樹脂管用継手 | |
JP7281721B2 (ja) | 合成樹脂管用継手 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210305 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211207 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211209 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7006817 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |