JP2002177846A - 糊塗布装置及び糊付け製本装置 - Google Patents

糊塗布装置及び糊付け製本装置

Info

Publication number
JP2002177846A
JP2002177846A JP2000380227A JP2000380227A JP2002177846A JP 2002177846 A JP2002177846 A JP 2002177846A JP 2000380227 A JP2000380227 A JP 2000380227A JP 2000380227 A JP2000380227 A JP 2000380227A JP 2002177846 A JP2002177846 A JP 2002177846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glue
opening
needle
solenoid
plunger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000380227A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikihiko Yamakawa
幹彦 山川
Toshio Shida
寿夫 志田
Takeshi Tsuchiya
毅 土屋
Katsunori Takahashi
克典 高橋
Toshitaka Matsumoto
敏高 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2000380227A priority Critical patent/JP2002177846A/ja
Publication of JP2002177846A publication Critical patent/JP2002177846A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズル部材の開口部を開閉可能にするニード
ルのストローク量の微調整を容易にし、糊の流量を正確
にする事により、用紙への糊塗布を均一化する。 【解決手段】 糊吐出手段80は、ノズル部材81、ニ
ードル82、ニードル82を動作させるソレノイドS
L、ニードル82を付勢する復帰バネ85により構成さ
れ、ソレノイドSLのプランジャSLaの軸線とニード
ル82の軸線とを一致させ、プランジャSLaとニード
ル82とを一体の組立構成となし、プランジャ下部に位
置決め手段を設け、この位置決め手段をソレノイドSL
の底部に当接させ、プランジャSLaの移動を停止させ
て位置決めし、プランジャSLaの直進移動によりニー
ドル82を直進移動させ、ノズル部材81の開口部を開
閉可能にする糊塗布装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置本体
から排出された画像形成処理済みの用紙を搬送し、用紙
搬送中に用紙側縁近傍に線状に糊を塗布する糊塗布装置
及び糊付け製本装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機、プリンタ、これらの複合
機等の画像形成装置本体により画像が記録された用紙の
所定位置に、糊付け処理をして、製本化する糊付け製本
装置が提供されている。
【0003】従来の糊付け処理装置として、以下のもの
が用いられている。 糊吐出ノズルを用いて用紙に糊を吐出する装置、 糊収容箱に糊車を設置し、回転する糊車の外周に糊
を付着させ、糊車の外周を用紙に接触させて接触接着す
る装置、 ノズルよりホットメルト剤(熱融着剤)と加熱圧縮
空気の混合体を吐出するホットメルト塗布装置、 糊吐出手段の外壁側面にソレノイドを配置し、プラ
ンジャ軸とニードル軸とをレバーにより接続する装置。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の糊塗布装置、糊
付け製本装置には以下の課題がある。
【0005】(1) 糊を吐出する開口部を有するノズ
ル部材と、ノズル部材の開口部を開放、遮蔽する移動可
能なニードル部材と、ニードル部材を移動させるソレノ
イドとから成る従来の糊塗布装置においては、ソレノイ
ドの衝撃音が大きく、且つ、ニードル部材のストローク
量の微調整が困難で、糊の流量を正確に設定する事が難
しい。
【0006】(2) 用紙面上のニードル部材の先端部
位置を微調整することが困難で、用紙への糊塗布の均一
性を維持する事が容易ではない。
【0007】本発明は上記の課題を解決する糊塗布装
置、糊付け製本装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、下記の
(1)〜(3)により解決される。
【0009】(1) 糊を収容し開口部を有する糊収納
容器と、前記糊収納容器から排出される糊を記録紙上に
吐出する糊吐出手段と、を有する糊塗布装置において、
前記糊吐出手段は、糊を吐出する開口部を有するノズル
部材と、前記ノズル部材の開口部を開放、遮蔽するニー
ドル部材と、前記ノズル部材の開口部を開放する方向に
前記ニードル部材を動作させるソレノイドと、前記ノズ
ル部材の開口部を遮蔽する方向に前記ニードル部材を付
勢する復帰バネと、により構成され、前記ソレノイドの
プランジャの軸線と前記ニードル部材の軸線とを一致さ
せ、前記プランジャと前記ニードル部材とを一体の組立
構成となし、前記プランジャ下部に位置決め手段を設
け、該位置決め手段を前記ソレノイドの底部に当接さ
せ、前記プランジャの移動を停止させて位置決めし、前
記プランジャの直進移動により前記ニードル部材を直進
移動させ、前記ノズル部材の開口部を開閉可能にするこ
とを特徴とする糊塗布装置。
【0010】(2) 糊を収容し開口部を有する糊収納
容器と、前記糊収納容器から排出される糊を記録紙上に
吐出する糊吐出手段と、を有する糊塗布装置において、
前記糊吐出手段は、糊を吐出する開口部を有するノズル
部材と、前記ノズル部材の開口部を開放、遮蔽するニー
ドル部材と、前記ノズル部材の開口部を開放する方向に
前記ニードル部材を動作させるソレノイドと、前記ノズ
ル部材の開口部を遮蔽する方向に前記ニードル部材を付
勢する復帰バネと、により構成され、前記ニードル部材
の軸線と、前記ソレノイド本体の直進移動方向とを一致
させて設置し、前記ソレノイドのソレノイド本体を、所
定位置に固定された筐体に対して直進移動可能にする調
整手段を設け、前記調整手段によりソレノイド本体を移
動させ、前記ノズル部材と前記ニードル部材の先端部位
置との間隙を調整可能にすることを特徴とする糊塗布装
置。
【0011】(3) 前記(1)または(2)に記載の
糊塗布装置と、糊供給手段、用紙搬送手段、整合加圧手
段を備えて成ることを特徴とする糊付け製本装置。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の糊塗布装置、糊付
け製本装置を図面に基づいて説明する。
【0013】(画像形成装置の一実施形態)図1は画像
形成装置本体A、画像読み取り装置B、糊付け製本装置
Cから成る画像形成システムの全体構成図である。
【0014】画像形成装置本体Aは、回転する像担持体
(以下、感光体と称す)1の周囲に、帯電手段2、像露
光手段(書き込み手段)3、現像手段4、転写手段5
A、除電手段5B、分離爪5C、及びクリーニング手段
6を配置し、帯電手段2によって感光体1の表面に一様
帯電を行った後に、像露光手段3のレーザビームによっ
て原稿から読み取られた画像データに基づくレーザビー
ム走査を行うことによって潜像を形成し、該潜像を現像
手段4により反転現像して感光体1の表面にトナー像を
形成する。
【0015】一方、用紙収納手段7Aから給紙された記
録紙(以下、用紙と称す)Sは転写位置へと送られる。
転写位置において転写手段5Aにより前記トナー像が用
紙S上に転写される。その後に、用紙Sは除電手段5B
に裏面の電荷が消去され、分離爪5Cにより感光体1か
ら分離され、中間搬送部7Bにより搬送され、引き続き
定着手段8により加熱定着され、排紙ローラ7Cにより
排出される。
【0016】用紙Sの両面に画像形成を行う場合には、
定着手段8により加熱定着された用紙Sを、搬送路切り
替え板7Dにより通常の排紙通路から分岐し、反転搬送
7Eにおいてスイッチバックして表裏反転した後、排紙
ローラ7Cにより装置外に排出される。排紙ローラ7C
から排出された用紙Sは、糊付け製本装置Cの受入部1
1に送り込まれる。
【0017】一方、感光体1の画像処理後の表面は、分
離爪5Cの下流においてクリーニング手段6により表面
に残留している現像剤が除去され、次の画像形成に備え
る。
【0018】画像形成装置本体Aの上部には、シートス
ルー型読み取り方式の自動原稿送り装置を備えた画像読
み取り装置Bが設置されている。
【0019】糊付け製本装置Cは、最上段の直接排紙手
段10、その下方の水平搬送手段20、方向変換搬送手
段30、積載手段40、排出手段50、排紙手段60、
表紙給紙手段70から成る用紙搬送系、及び糊吐出手段
80、糊供給手段90から成る糊塗布装置から構成され
ている。
【0020】図2は糊付け製本装置Cの正面断面図であ
る。受入部11に導入された用紙Sは、切り換え板12
により、直接排紙手段10と水平搬送手段20との何れ
かに選択される。
【0021】(装置上部の固定排紙皿16に直接排紙)
直接排紙手段10に導入された用紙Sは、上方に搬送さ
れ、搬送ローラ13,14に挟持されて排出ローラ15
により固定排紙皿16上に排出される。
【0022】(シフト処理又はノンソート大量排紙、昇
降排紙皿63に排紙)この搬送モードに設定されると、
切り替え板12は直接排紙手段10の搬送路を閉鎖し、
水平搬送手段20の搬送路を開放し用紙Sの通過を可能
にする。
【0023】水平搬送手段20に導入された用紙Sは、
搬送ローラ21,22,23,24に挟持されて搬送さ
れ、糊塗布処理を行わない用紙Sは図示しないシフト手
段を経て排出ローラ61により挟持されて、第1の排出
口62から機外の昇降排紙皿63上に排出される。昇降
排紙皿63上には、例えば、最大3000枚の大量の用
紙Sを積載する事が可能である。
【0024】(糊塗布処理の用紙搬送)図3は糊付け製
本装置Cの側面図、図4は平面図である。図5は糊塗布
処理時の用紙搬送経路と糊塗布処理を説明する模式斜視
図である。
【0025】・方向変換搬送手段30による用紙の直交
Uターン搬送 糊付け製本処理のモードに設定されると、画像形成装置
から排出され、搬送ローラ21〜24により挟持されて
搬送される用紙Sは、用紙Sの先端部が可動ストッパ2
5に当接して一旦停止し、搬送方向の位置決めが行われ
る(図2のX1方向の第1搬送路)。用紙Sの停止後、
搬送ローラ22,23,24の圧接が解除される。
【0026】その後、用紙Sは搬送ローラ31,32に
挟持されて、90度偏向された搬送方向に搬送される
(図3のY1方向の第2搬送路)。用紙Sは引き続き搬
送ローラ33,34により挟持されてUターン搬送され
積載手段40に送り込まれる(図3のZ方向の第3搬送
路)。
【0027】・用紙Sへの糊塗布処理 糊吐出手段80は、搬送ローラ31〜34によりY1方
向からZ方向に走行する用紙Sの一方の側縁部に線状又
は断続する破線状に糊を吐出して、用紙Sの上面に糊塗
布部Nを形成する(図5参照)。
【0028】本発明の実施の形態で使用される糊は、酢
酸エマルジョン糊で、粘度は常温で750〜1500m
Pa・sである。
【0029】・用紙Sの積載、整合、加圧処理 1枚目の糊塗布処理されない用紙Sは、搬送ローラ3
3,34により挟持搬送されてY2方向の第3搬送路に
搬送され、積載台41上に載置される。後続の2枚目以
降の糊塗布処理された用紙Sは、搬送ローラ33,34
により挟持搬送されてY2方向に搬送され、積載台41
上の先行の用紙S上に積載される。
【0030】即ち、搬送ローラ34により挟持搬送され
た用紙Sの先端部は、回動する無端状ベルト42に保持
されたグリッパ手段43に把持されて、積載台41の上
方をY2方向に搬送される。移動するグリッパ手段43
に保持された加圧手段44は、積載台41上に載置され
た先行の用紙束の糊塗布部N形成面の背面側を加圧して
移動し、用紙間の接着を確実にする。グリッパ手段43
に把持された用紙Sの先端部は、先端ストッパ45に当
接して、先端揃えされる。先端ストッパ45は図示しな
い駆動手段により移動可能であり、用紙Sのサイズ設定
により所定位置に停止する。用紙Sの後端部は、移動可
能に駆動される用紙後端整合押圧手段46により、用紙
後端部の整合及び用紙後端上面部の押圧が行われる。用
紙Sの両側端部は、側端ストッパ47及び図示しない整
合手段により位置決めされる。なお、用紙Sの先端部、
後端部、両側端部の整合、位置決めは、加圧手段44に
よる加圧処理の前に行う。加圧手段44による用紙Sの
加圧処理は、2枚目以降の用紙Sが積載台41上に載置
される都度行っても良い。又は、用紙Sが複数枚積載さ
れる毎に加圧処理を行ってもよい。
【0031】以上の工程により糊付け処理された1冊の
製本が完成する。この糊付け製本装置Cでは、例えば、
最大200枚の用紙Sを糊付け処理して製本化する事が
できる。
【0032】・排紙 積載台41の用紙積載面の一部には、駆動ローラ51と
従動ローラ52に巻回された複数本の排出ベルト53が
回動可能に配置されている。
【0033】最終枚目の用紙Sが積載台41上に積載さ
れ、加圧処理されて、糊付け製本された冊子Saは、排
出ベルト53の排出爪53aにより冊子Saの後端部を
保持されて、積載台41の載置面上を滑走して、排紙手
段60の第2の排出口65に設けた排出ローラ64に挟
持されて、昇降排紙皿63上に排出、積載される(X2
方向の第4搬送路)。この排紙処理に先立って、加圧手
段44及び側端ストッパ47を搬送路の上方に待避させ
ておく。
【0034】昇降排紙皿63には、第1の排出口62か
ら排出された糊塗布処理されない用紙Sと、第2の排出
口65から排出された糊塗布処理された冊子Saとが積
載可能であり、昇降駆動により大量の用紙S及び冊子S
aを収容する事ができる。
【0035】(糊吐出手段)図6は糊吐出手段80の断
面図、図7は糊吐出手段80の分解断面図である。
【0036】糊吐出手段80は、糊を吐出する開口部8
1aを有するノズル部材81、開口部81aを開閉する
移動可能なニードル部材(以下、ニードルと称す)8
2、ニードル82を移動可能に収容するケーシング8
3、ニードル82を移動可能に駆動するソレノイドSL
等から構成されている。
【0037】ニードル82の先端部82aは、ノズル部
材81の開口部81aに嵌合する。ニードル82の軸部
は、ケーシング83内部の糊収容室83aを貫通し、ニ
ードル82の上端部は、ソレノイドSLのプランジャS
Laにネジ結合している。ニードル82の中間部に形成
されたフランジ部82bの上面側は、復帰バネ85を保
持する。フランジ部82bの下面側は、シール部材aに
当接する。
【0038】復帰バネ85は、糊吐出手段80の筐体8
4の底部と、フランジ部82bの上面との間に嵌挿さ
れ、ニードル82を下方に押圧している。ソレノイドS
Lの非作動時には、復帰バネ85によりニードル82の
先端部82aはノズル部材81の開口部81aを図6に
示すように閉止している。
【0039】図8は、ノズル部材81の開口部81aを
開放した状態を示す糊吐出手段80の部分拡大断面図で
ある。
【0040】ソレノイドSLに電圧を印加すると、プラ
ンジャSLaが上方に移動され、プランジャSLaに直
結するニードル82が引き上げられ、ノズル部材81の
開口部81aを開放し、糊吐出を可能にする。
【0041】プランジャSLaの底部近傍には、位置決
め手段であるEリングfが嵌着されている。Eリングf
は、プランジャSLaが上方に移動したとき、ソレノイ
ド本体SLbの底部SLdに当接して、プランジャSL
aの上限位置を規制する事により、ニードル82の先端
部82aの停止位置を制限し、ノズル部材81の開口部
81aを所定の間隙に保持して、糊吐出を一定にする。
【0042】ニードル82は非磁性材、例えば、非磁性
のステンレス鋼、アルミニウム合金材、プラスチック材
等により形成されている。ニードル82を非磁性にする
事により、ソレノイドSLの磁力線の回り込みがなくな
り、吸引力の低下が防止される。
【0043】ニードル82の軸部に形成された雄ネジ部
に螺合するナットbは、座金cを介して、フランジ部8
2bの下面側にシール部材aを圧接する。シール部材a
の外周部は、ケーシング83内の平面部と、ケーシング
83内に嵌入された押さえ部材86の平面部との間に挟
圧されて、糊収容室83a内に収容された糊が外部に漏
出する事を防止する。
【0044】ケーシング83の側面には入口部材87が
固定され、後述の糊供給手段90から供給された糊を供
給管88を経て糊収容室83a内に導入する。
【0045】ソレノイド本体SLbの上部には、雄ネジ
部材SLcが固定されている。筐体84の上部に固定し
た軸受d,eは、操作部材89を回転可能に保持する。
操作部材89内に螺設された雌ネジ部は、雄ネジ部材S
Lcに螺合する。操作部材89を把持して正回転又は逆
回転させる事により、固設された筐体84に対して、ソ
レノイド本体SLbが、案内棒SLeにより垂直方向に
昇降する。案内棒SLeは、ソレノイド本体SLbに固
定され、筐体84に穿設された案内孔SLfに嵌合して
摺動する。
【0046】ソレノイド本体SLbの昇降により、Eリ
ングfが当接するソレノイド本体SLbの底部SLdも
昇降する。このため、ソレノイドSLに電圧を印加した
時のEリングfが当接する上限位置が変わる。一方、ノ
ズル部材81の開口部81aは、筐体84に固設され位
置決めされているため、開口部81aとニードル82の
先端部2aとの間隙が適正な位置になるように調整され
る。
【0047】本発明の糊付け製本装置Cは、複写機、プ
リンタ、これらの複合機等の画像形成装置に接続され
る。画像形成装置により所望のデジタル処理が行われ、
片面記録、両面記録、頁編集等の処理後、排出された用
紙は、本発明の糊付け製本装置Cを備えた画像形成装置
により、表紙付け、糊付け処理等が正確かつ効率よく行
われ、製本化される。
【0048】なお、本発明の糊付け製本装置Cを独立し
た装置に形成し、他の画像形成装置により処理された用
紙に対して糊付け製本することも可能である。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の糊塗布装置、糊付け製本装置により以下の効果が奏せ
られる。
【0050】(1)本発明の請求項1に記載の糊塗布装
置は、Eリングをソレノイドの底部に突き当てるため、
プランジャの頭部を直接ソレノイドの内部に突き当てる
従来の方式よりも静音化する事が可能である。
【0051】(2)本発明の請求項2に記載の糊塗布装
置により、ノズル部材とニードルとの間隙を微調整する
ことが容易で、用紙への糊塗布量の調整が可能である。
【0052】(3)本発明の請求項3に記載の糊塗布装
置によれば、ニードルを非磁性にする事により、ソレノ
イドの磁力線の回り込みがなくなり、吸引力の低下が防
止される。
【0053】(4)本発明の請求項4に記載の糊付け製
本装置により、適量の糊がノズルから安定して吐出さ
れ、搬送される用紙に糊塗布処理が確実に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置本体、画像読み取り装置、糊付け
製本装置から成る画像形成システムの全体構成図。
【図2】糊付け製本装置の正面断面図。
【図3】糊付け製本装置の側面図。
【図4】糊付け製本装置の平面図。
【図5】糊塗布処理時の用紙搬送経路と糊塗布処理を説
明する模式斜視図。
【図6】糊吐出手段の断面図。
【図7】糊吐出手段の分解断面図。
【図8】ノズル部材の開口部を開放した状態を示す糊吐
出手段の部分拡大断面図。
【符号の説明】
80 糊吐出手段 81 ノズル部材 81a 開口部 82 ニードル部材(ニードル) 82a 先端部 83 ケーシング 84 筐体 85 復帰バネ 86 押さえ部材 87 入口部材 88 供給管 90 糊供給手段 C 糊付け製本装置 N 糊塗布部 S 記録紙(用紙) Sa 冊子 SL ソレノイド SLa プランジャ SLb ソレノイド本体 f Eリング(位置決め手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 克典 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 松本 敏高 東京都豊島区要町3丁目51番4号 Fターム(参考) 2H072 GA09 3F108 GA02 GA05 GB01 HA02 HA13 4F041 AA02 AA18 AB01 BA05 BA12 BA36

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糊を収容し開口部を有する糊収納容器
    と、前記糊収納容器から排出される糊を記録紙上に吐出
    する糊吐出手段と、を有する糊塗布装置において、前記
    糊吐出手段は、糊を吐出する開口部を有するノズル部材
    と、前記ノズル部材の開口部を開放、遮蔽するニードル
    部材と、前記ノズル部材の開口部を開放する方向に前記
    ニードル部材を動作させるソレノイドと、前記ノズル部
    材の開口部を遮蔽する方向に前記ニードル部材を付勢す
    る復帰バネと、により構成され、前記ソレノイドのプラ
    ンジャの軸線と前記ニードル部材の軸線とを一致させ、
    前記プランジャと前記ニードル部材とを一体の組立構成
    となし、前記プランジャ下部に位置決め手段を設け、該
    位置決め手段を前記ソレノイドの底部に当接させ、前記
    プランジャの移動を停止させて位置決めし、前記プラン
    ジャの直進移動により前記ニードル部材を直進移動さ
    せ、前記ノズル部材の開口部を開閉可能にすることを特
    徴とする糊塗布装置。
  2. 【請求項2】 糊を収容し開口部を有する糊収納容器
    と、前記糊収納容器から排出される糊を記録紙上に吐出
    する糊吐出手段と、を有する糊塗布装置において、前記
    糊吐出手段は、糊を吐出する開口部を有するノズル部材
    と、前記ノズル部材の開口部を開放、遮蔽するニードル
    部材と、前記ノズル部材の開口部を開放する方向に前記
    ニードル部材を動作させるソレノイドと、前記ノズル部
    材の開口部を遮蔽する方向に前記ニードル部材を付勢す
    る復帰バネと、により構成され、前記ニードル部材の軸
    線と、前記ソレノイド本体の直進移動方向とを一致させ
    て設置し、前記ソレノイドのソレノイド本体を、所定位
    置に固定された筐体に対して直進移動可能にする調整手
    段を設け、前記調整手段によりソレノイド本体を移動さ
    せ、前記ノズル部材と前記ニードル部材の先端部位置と
    の間隙を調整可能にすることを特徴とする糊塗布装置。
  3. 【請求項3】 前記ニードル部材を非磁性材により形成
    したことを特徴とする請求項1又は2に記載の糊塗布装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか1項に記載の糊塗
    布装置と、糊供給手段、用紙搬送手段、整合加圧手段を
    備えて成ることを特徴とする糊付け製本装置。
JP2000380227A 2000-12-14 2000-12-14 糊塗布装置及び糊付け製本装置 Pending JP2002177846A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000380227A JP2002177846A (ja) 2000-12-14 2000-12-14 糊塗布装置及び糊付け製本装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000380227A JP2002177846A (ja) 2000-12-14 2000-12-14 糊塗布装置及び糊付け製本装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002177846A true JP2002177846A (ja) 2002-06-25

Family

ID=18848453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000380227A Pending JP2002177846A (ja) 2000-12-14 2000-12-14 糊塗布装置及び糊付け製本装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002177846A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102500512A (zh) * 2011-11-04 2012-06-20 天津天德减震器有限公司 油封抹油装置
CN102795018A (zh) * 2012-09-10 2012-11-28 黄力树 喷胶式无线胶装机的胶罐
CN104191856B (zh) * 2014-08-27 2016-05-04 黄力树 Pur胶筒熔胶系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102500512A (zh) * 2011-11-04 2012-06-20 天津天德减震器有限公司 油封抹油装置
CN102795018A (zh) * 2012-09-10 2012-11-28 黄力树 喷胶式无线胶装机的胶罐
CN104191856B (zh) * 2014-08-27 2016-05-04 黄力树 Pur胶筒熔胶系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0662021B2 (ja) 製本装置
JP2002177847A (ja) 糊塗布方法、糊塗布装置、糊付け製本装置及び画像形成装置
JP2002177846A (ja) 糊塗布装置及び糊付け製本装置
JP2002192858A (ja) 糊付け製本方法、糊付け製本装置及び画像形成装置
JP2003089284A (ja) 糊付け製本装置
JP3840909B2 (ja) 糊付け製本方法、糊付け製本装置及び画像形成装置
JP4089174B2 (ja) 糊付け製本方法、糊付け製本装置及び画像形成装置
JP2002283768A (ja) 糊付け製本装置及び画像形成装置
JP2002326473A (ja) 後処理装置及び画像形成装置
JP2002283769A (ja) 糊付け製本装置、糊付け製本方法、及び画像形成装置
JP2002331774A (ja) 糊付け製本方法、糊付け製本装置、及び画像形成装置
JP2002211163A (ja) 糊付け製本方法、糊付け製本装置及び画像形成装置
JP2002046367A (ja) 糊供給装置、糊付け製本装置、及び画像形成装置
JP2001171258A (ja) 糊塗布方法、糊塗布装置、製本装置及び画像形成装置
JP2002254858A (ja) 糊付け製本装置及び画像形成装置
JP2002219398A (ja) 糊供給装置、糊付け製本装置及び画像形成装置
JP2002002149A (ja) 糊付け製本方法、糊付け製本装置及び画像形成装置
JP2002326472A (ja) 糊付け製本方法、糊付け製本装置及び画像形成装置
JP2001316032A (ja) 糊塗布方法、糊塗布装置、糊付け製本装置及び画像形成装置
JP2002337476A (ja) 糊付け製本方法、糊付け製本装置
JP2002234637A (ja) 用紙搬送装置、糊付け製本装置及び画像形成装置
JP2002293060A (ja) 糊付け製本装置及び画像形成装置
JP2002274743A (ja) 糊塗布装置及び糊付け製本装置
JP2002001194A (ja) 糊塗布装置、糊付け製本装置及び画像形成装置
JP2002036747A (ja) 糊付け製本装置及び画像形成装置