JP2002001194A - 糊塗布装置、糊付け製本装置及び画像形成装置 - Google Patents

糊塗布装置、糊付け製本装置及び画像形成装置

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JP2002001194A
JP2002001194A JP2000182955A JP2000182955A JP2002001194A JP 2002001194 A JP2002001194 A JP 2002001194A JP 2000182955 A JP2000182955 A JP 2000182955A JP 2000182955 A JP2000182955 A JP 2000182955A JP 2002001194 A JP2002001194 A JP 2002001194A
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paper
sheet
needle member
discharge opening
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JP2000182955A
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Hitoshi Tamura
均 田村
Toshio Shida
寿夫 志田
Takeshi Tsuchiya
毅 土屋
Mikihiko Yamakawa
幹彦 山川
Katsunori Takahashi
克典 高橋
Toshitaka Matsumoto
敏高 松本
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送ローラにより挟持されて用紙案内板上を
搬送される用紙に、糊吐出手段により糊塗布処理を行う
とき、用紙先端部が用紙案内板上でばたついて、用紙上
に塗布された糊塗布部が玉状になることを防止し、均一
な層厚の糊塗布部を形成する。 【解決手段】 糊吐出手段41の設置位置の用紙搬送方
向の上流側に配置された搬送ローラ34と、下流側の搬
送ローラ43との中間に固定され、所定の間隙を有して
配置された上下一対の用紙案内板401,402と、下
側の用紙案内板401の上面側で、糊吐出手段41のノ
ズル開口部413aの配置位置の近傍の上流側と下流側
に突設され、搬送ローラ34,43間の共通接線Tとほ
ぼ一致する突出面を有する案内部材403,404と、
を備えた糊塗布装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置本体
から排出された画像形成処理済みの用紙に対して、用紙
搬送中に用紙側縁近傍に帯状に糊を塗布する糊塗布装
置、糊塗布装置を備えた糊付け製本装置、及び糊付け製
本装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機、プリンタ、ファクシミ
リ、これらの複合機等の画像形成装置本体により画像が
記録された用紙の所定位置に、糊付け処理をして、製本
化する糊付け製本装置が提供されている。
【0003】糊付け製本装置としては、(1)糊吐出ノ
ズルを用いて用紙に糊を吐出する装置、(2)糊収容箱
に糊車を設置し、該回転する糊車の外周に糊を付着さ
せ、糊車の外周を用紙に接触させて接触転写する装置、
(3)ノズルよりホットメルト剤(熱融着剤)と加熱圧
縮空気の混合体を吐出するホットメルト塗布装置、等が
用いられている。
【0004】特表昭59−500907号公報に記載の
製本装置は、第1の方向に搬送する用紙を、その搬送方
向と直交する第2の搬送方向に偏向し、その後、走行す
る用紙の端部に線状に糊を塗布し、積載、整合後に加圧
して製本するものである。
【0005】特開平7−80377号公報に記載の糊付
け方法及び装置は、糊吐出ノズルから吐出した糊に高圧
空気を吹き付けて薄膜状にするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の糊塗布装置及び
製本装置では、以下の課題がある。
【0007】 図11は従来の糊吐出手段近傍の用紙
搬送手段を示す断面図である。糊吐出手段49の設置位
置の用紙搬送方向の上流側に配置された搬送ローラ34
により挟持されて搬送される用紙Sが、用紙搬送方向の
下流側に配置された搬送ローラ43に挟持されていない
状態において、糊吐出手段49により用紙Sの側縁部に
糊を塗布すると、用紙Sの先端部が用紙案内板401,
402間の間隙内でばたついて、用紙S上に塗布された
糊塗布部Nが均一な層厚にならず、玉状になる。この玉
状の糊塗布部Nを形成した複数の用紙Sを加圧接着する
と、糊塗布部分が肉厚になり、製本化されたとき、糊付
けされた部分が骨状に分厚くなり、製本の仕上がり品質
が低下する。
【0008】 図12は従来の糊吐出手段49の部分
拡大断面図である。図12(a)はニードル部材491
の先端部がノズル部材492の開口部492a近傍に当
接して、開口部492aを遮蔽した状態を示す。図12
(b)はニードル部材491の先端部が上方に移動して
ノズル部材492の開口部492aを開放し糊を塗布す
る状態を示す。
【0009】図12(a)に示す開口部遮蔽状態におい
ては、開口部492aに外気に接する空間部aが形成さ
れる。この空間部aに溜まった糊が外気に触れて糊の固
化を生じる。
【0010】本発明は上記の各課題を解消して糊付け製
本装置の糊塗布装置を改良し、均一かつ確実な糊塗布に
より、画像処理済みの用紙束の製本仕上がり品質の向上
を達成し、操作性に優れた糊塗布装置、糊付け製本装
置、及び糊付け製本装置を備えた画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】(1)上記の課題は、
本発明の請求項1又は2に記載の糊塗布装置により解決
される。
【0012】(2)上記の課題は、本発明の請求項3
〜6の何れか1項に記載の糊塗布装置により解決され
る。
【0013】(3)本発明の糊付け製本装置は、前記
(1)又は(2)に記載の糊塗布装置と、前記糊塗布装
置により糊塗布処理された複数枚の用紙を収納し整合処
理する収納手段と、前記整合処理された複数枚の用紙の
塗布部を加圧する加圧手段とを備えたことを特徴とする
ものである。
【0014】(4)本発明の画像形成装置は、画像書き
込み手段、画像形成手段、用紙搬送手段から成る画像形
成装置本体と、前記(3)に記載の糊付け製本装置を備
えて成ることを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の糊塗布装置、糊付
け製本装置、及び糊付け製本装置を備えた画像形成装置
を図面に基づいて説明する。
【0016】図1は画像形成装置本体A、画像読み取り
装置B、糊付け製本装置Cから成る画像形成システムの
全体構成図である。
【0017】画像形成装置本体Aは、回転する像担持体
(以下、感光体と称す)1の周囲に、帯電手段2、像露
光手段(書き込み手段)3、現像手段4、転写手段5、
除電手段6A、分離爪6B、及びクリーニング手段7を
配置し、帯電手段2によって感光体1の表面に一様帯電
を行った後に、像露光手段3のレーザビームによって原
稿から読み取られた画像データに基づくレーザビーム走
査を行うことによって潜像を形成し、該潜像を現像手段
4により反転現像して感光体1の表面にトナー像を形成
する。
【0018】一方、用紙収納手段8Aから給紙された用
紙Sは転写位置へと送られる。転写位置において転写手
段5により前記トナー像が用紙S上に転写される。その
後に、用紙Sは除電手段6Aに裏面の電荷が消去され、
分離爪6Bにより感光体1から分離され、中間搬送部8
Bにより搬送され、引き続き定着手段9により加熱定着
され、排紙ローラ8Cにより排出される。
【0019】用紙Sの両面に画像形成を行う場合には、
定着手段9により加熱定着された用紙Sを、搬送路切り
替え板8Dにより通常の排紙通路から分岐し、反転搬送
8Eにおいてスイッチバックして表裏反転した後、排紙
ローラ8Cにより装置外に排出される。排紙ローラ8C
から排出された用紙Sは、糊付け製本装置Cの受け入れ
部11に送り込まれる。
【0020】一方、感光体1の画像処理後の表面は、分
離爪6Bの下流においてクリーニング手段7により表面
に残留している現像剤が除去され、次の画像形成に備え
る。
【0021】画像形成装置本体Aの上部には、シートス
ルー型読み取り方式の自動原稿送り装置DFが開閉可能
に支持されている。自動原稿送り装置DFは、片面原稿
読み取り機能と両面原稿読み取り機能とを有する。
【0022】糊付け製本装置Cは、図示の上段に整合加
圧手段50、中段に糊塗布手段40と用紙曲がり片寄り
修正手段(以下、用紙修正手段と称す)30、下段に用
紙方向変換手段20、最下段に表紙用紙給紙手段80が
ほぼ垂直方向に縦列配置されている。
【0023】糊付け製本装置Cの図示右方には、入口部
搬送手段10と折り手段70が配置されている。糊付け
製本装置Cの図示左側面には、糊付け処理された製本を
積載する排紙手段60が配置されている。
【0024】図2は、糊付け製本装置Cの用紙搬送経路
を示す構成図である。図3は用紙Sへの糊付け製本過程
を示す模式図である。
【0025】糊付け製本装置Cは入口部搬送手段10の
受け入れ部11が、画像形成装置本体Aの排紙ローラ8
Cと合致する位置と高さに調節して設置されている。
【0026】受け入れ部11に接続する用紙Sの搬送路
は、最上段の固定排紙皿15への上方の用紙搬送路12
と、下方の用紙搬送路16に分岐されていて、切り替え
ゲートG1の占める角度の選択により用紙Sが何れかの
搬送路に給送される。
【0027】上方の用紙搬送路12は、搬送ローラ13
A,13B,13Cと排出ローラ14及びガイド板等か
ら成る。下方の用紙搬送路16は、搬送ローラ17A,
17B,17Cと切り替えゲートG2及びガイド板等か
ら成る。
【0028】下方の用紙搬送路16に接続する用紙搬送
路は、中段の用紙方向変換手段20と、最下段の折り手
段70に至る2系統に分岐されていて、切り替えゲート
G2の占める角度の選択により用紙Sが何れかの搬送路
に給送される。
【0029】(1)装置上部の固定排紙皿15に直接排
紙 画像形成装置本体Aから排出された画像形成済みの用紙
Sは、受け入れ部11に導入され、用紙搬送路12を通
過して、搬送ローラ13A,13B,13C及びガイド
板により搬送され、排出ローラ14に挟持されて機外上
部の固定排紙皿15上に排出され、順次積載される。
【0030】この用紙搬送過程では、切り替えゲートG
1はソレノイドの駆動により揺動され、用紙搬送路16
を閉止し、用紙搬送路12を開放状態にして、用紙Sの
固定排紙皿15への通過を可能にする。
【0031】(2)用紙の90度方向変換処理 この用紙方向変換モードに設定されると、切り替えゲー
トG2はソレノイドがオフの状態で、用紙搬送路18B
を閉止し、用紙搬送路18Aを開放状態に保持し、用紙
Sの用紙搬送路18Aの通過を可能にする。
【0032】画像形成装置本体Aから排出された画像形
成済みの用紙Sは、受け入れ部11、用紙搬送路16、
搬送ローラ17A,17Bを通過し、切り替えゲートG
2により開放状態に形成された用紙搬送路18Aを通過
して、図示左方のほぼ直角方向に偏向され、搬送ローラ
17Cに挟持され、用紙方向変換手段20に送り込まれ
る。
【0033】用紙方向変換手段20に導入された用紙S
は、切り替えゲートG3の上方に開放された用紙搬送路
200を通過し、搬送ローラ22A,22B,22C,
22Dに挟持されて、図示の矢示左方向に進行する。
【0034】用紙Sの中央部が回転部材23に到達する
と、用紙搬送が一時停止し、搬送ローラ22A,22
B,22C,22Dの圧接が解除され、離間状態に保持
される。この搬送ローラ22A,22B,22C,22
Dの圧接解除状態で、回転部材23の上下の回転円盤2
3A,23Bが用紙Sを挟持して回転することにより、
用紙Sの方向が90度変換される。例えば、A4判サイ
ズの用紙Sが、回転部材23により、A4Rの方向に変
換される。
【0035】用紙方向変換手段20は、用紙Sの90度
回転と用紙Sの片寄せ処理とを同時に実行可能である。
又は、用紙方向変換手段20は、用紙Sの90度回転と
用紙の片寄せ処理とを単独に実行可能である。
【0036】回転方向が変換された用紙Sは、搬送ロー
ラ22A,22B,22C,22Dの圧接回転により搬
送され、用紙方向変換手段20から搬出され、搬送ロー
ラ24A,24Bとガイド板に案内されて、図示のほぼ
直角方向上方に偏向され、切り替えゲートG4を通過し
て更に図示右方に偏向され、用紙修正手段30に送り込
まれる。
【0037】糊付け製本処理を要しない用紙Sは、ソレ
ノイドの駆動により、切り替えゲートG4の左側方の用
紙搬送路を通過して、搬送ローラ61,62により搬送
され、排出ローラ63により機外の昇降排紙皿64に排
出される。
【0038】(3)曲がり片寄り修正処理 用紙Sの曲がり片寄りを修正する用紙修正手段30は、
用紙Sを挟持及び解除可能にする搬送ローラ31,3
2,33,34、用紙搬送路300、整合基準板36、
整合修正板37から成り、糊塗布処理前の用紙Sを整合
基準板36に当接させて片側整列させる。
【0039】(4)用紙Sへの糊塗布処理 用紙修正手段30から糊塗布手段40に送り込まれた用
紙Sは、図示の矢示右方向に進行する。糊塗布手段40
の用紙搬送路400、用紙修正手段30の用紙搬送路3
00は、何れも用紙方向変換手段20の用紙搬送路20
0とほぼ平行に形成され、用紙Sの搬送方向は用紙方向
変換手段20の搬送方向と逆向きである。
【0040】糊吐出手段41は、糊供給手段47(図5
参照)から供給される糊を収容して、走行する用紙Sの
一方の側縁に帯状又は断続する破線状に糊を吐出して糊
塗布部Nを形成する。
【0041】糊塗布処理された用紙Sは、搬送ローラ4
3,44,45に挟持されて上方に搬送され、ガイド板
から成る用紙搬送路400に沿って搬送され、排出ロー
ラ46に挟持されて整合加圧手段50に排出される。
【0042】(5)整合加圧処理 糊塗布処理されない1枚目の用紙Sは、グリッパ手段5
1により挟持されて、ストッパ53に先端部が当接して
用紙収納手段(以下、スタッカと称す)52上の所定位
置に載置される。グリッパ手段51は回動するベルト5
4に支持されて移動する。
【0043】糊塗布処理された2枚目以降の用紙Sは、
同様にして、グリッパ手段51により挟持されて、糊塗
布部を下面側にして、スタッカ52上の先行の用紙S上
に順次載置される。55は幅方向に移動可能な一対の幅
整合部材であり、用紙Sの幅方向を規制する。
【0044】加圧ローラ部材56は、回動するベルト5
4に支持されてグリッパ手段51とともに移動する。加
圧ローラ部材56は、用紙Sの糊付け裏面側を圧接して
移動し、用紙間の接着を確実にする。
【0045】加圧ローラ部材56による用紙Sの加圧処
理は、2枚目以降の用紙Sがスタッカ52上に載置され
る都度行っても良い。又は、用紙Sが複数枚積載される
毎に加圧処理を行ってもよい。
【0046】以上の工程により糊付け処理された1冊の
製本が完成する。なお、この糊付け製本装置Cでは、最
大200枚の用紙Sを糊付け処理して製本化する事がで
きる。
【0047】(6)用紙束積載 スタッカ52の用紙積載面の一部には、駆動ローラ57
と従動ローラ58に巻回された複数本の排出ベルト59
が回動可能に配置されている。
【0048】最終枚目の用紙Sがスタッカ52上に積載
され、加圧処理されて、糊付け製本された用紙束は、排
出ベルト59の排出爪59aにより用紙束の後端部を保
持されて、スタッカ52の載置面上を滑走して、排紙手
段60の排出ローラ63に挟持されて、昇降排紙皿64
上に排出、積載される。
【0049】昇降排紙皿64には、糊塗布処理された用
紙Sと、糊塗布処理されない用紙Sとが積載可能であ
り、昇降駆動により大量の用紙Sを収容する事ができ
る。
【0050】(7)表紙用紙給紙 表紙用紙給紙手段80は、給紙カセット81、給紙部材
82から構成されている。給紙カセット81から給紙さ
れた1枚の表紙用紙Kは、給紙経路83、搬送ローラ8
4を通過し、用紙方向変換手段20に送り込まれ、用紙
修正手段30を経て、糊塗布手段40、整合加圧手段5
0において、上述の用紙束の上面又は下面に重ねられて
糊付け製本される。
【0051】また、給紙カセット81から給紙された1
枚の表紙用紙Kは、給紙経路83を経て、切り替えゲー
トG5により分岐され、後述の折り手段70内に送り込
まれ、二つ折り処理された後、搬送ローラ84を通過
し、用紙方向変換手段20に送り込まれ、用紙修正手段
30、糊塗布手段40、整合加圧手段50を経て、用紙
束に重ねられて糊付け製本する事ができる。
【0052】(8)折り処理 用紙搬送路16から図示の下方に搬送された用紙Sは、
切り替えゲートG2において分岐され、用紙搬送路18
Bを経て折り手段70内に搬入される。折り手段70は
折りローラ71,72,73及び搬送路切り替え板74
から成り、搬入された用紙Sに対して、二つ折り処理、
又はZ折り処理を行う。折り処理された用紙Sは、切り
替えゲートG5により、表紙用紙給紙経路に合流し、搬
送ローラ84、切り替えゲートG2を経由して、用紙方
向変換手段20に送り込まれ、更に、用紙修正手段3
0、糊塗布手段40、整合加圧手段50を経て糊付け製
本される。
【0053】図4は各種用紙Sへの糊塗布位置を示す斜
視図である。図4(a)は用紙Sの長辺側に糊塗布部N
を形成した図、図4(b)は用紙Sの短辺側に糊塗布部
Nを形成した図、図4(c)は二つ折り処理された用紙
Sに糊塗布部Nを形成した図、図4(d)はZ折り処理
された用紙Sに糊塗布部Nを形成した図である。
【0054】図5(a)は用紙修正手段30と糊塗布手
段40の糊吐出手段41近傍の平面図、図5(b)は正
面図である。
【0055】用紙修正手段30の搬送ローラ31〜34
は、駆動源に接続する用紙搬送路300下側の駆動ロー
ラ31A,32A,33A,34Aと、用紙搬送路30
0上側の従動ローラ31B,32B,33B,34Bか
ら成る。各駆動ローラはほぼ同一構造をなす。各従動ロ
ーラもほぼ同一構造をなす。
【0056】用紙修正手段30において、用紙Sを通過
可能にする用紙搬送路300を形成する上下一対のガイ
ド板は、下ガイド板38Aと上ガイド板38Bとから成
る。搬送ローラ32と搬送ローラ33との中間には、用
紙修正手段30が配設されている。用紙修正手段30
は、用紙搬送方向に直交する用紙Sの幅方向に対向配置
された整合基準板36と整合修正板37とから成る。
【0057】整合基準板36は、用紙搬送方向に平行し
て、装置本体に固定配置されている。整合基準板36
は、用紙Sの幅方向の側端部に用紙Sを当接させて、用
紙Sの位置決めをする。整合修正板37は、用紙Sの幅
方向サイズに応じて用紙搬送方向に直交する方向に移動
可能であり、図示しない駆動手段により、所定の待避位
置から用紙搬送方向に直交する方向に移動して用紙Sの
側端部を押圧する。整合修正板37は用紙Sを挟んで整
合基準板36の中央付近を押圧し、用紙Sの整合基準板
36への片当たりを防止し、用紙Sの側縁部を整合基準
板36へ密接させる。
【0058】図6は糊吐出手段41と駆動手段の拡大断
面図である。糊吐出手段41は、ケーシング410、第
1ニードル部材411、第2ニードル部材412、ノズ
ル部材413、第1ニードル部材411及び第2ニード
ル部材412を移動させる駆動手段から成る。
【0059】ノズル部材413は、糊を収容する糊収容
室413bと糊を吐出するノズル開口部413aを有す
る。ノズル部材413の側面には、導入口413cが開
口している。袋状容器内に収容された用紙接着用の糊
は、糊供給手段47により圧送されて、供給管体を経
て、導入口413cからノズル部材413の糊収容室4
13b内に供給される。
【0060】第1ニードル部材411は、ノズル部材4
13のノズル開口部413aを貫通して開閉可能に移動
する。第2ニードル部材412は、ノズル部材413の
糊収容室413b内の糊をノズル開口部413aに流通
させる糊供給路を開閉可能に移動する。第1ニードル部
材411の先端部411aは、第2ニードル部材412
の先端開口部412aを貫通し、移動可能である。
【0061】第2ニードル部材412は、中空円筒状の
管体414の下端部に圧入、固定されている。管体41
4は、ケーシング410に固定された軸受415A、及
び蓋体410Aに固定された軸受415Bに嵌合して、
昇降移動可能に支持されている。管体414は、バネ4
18Bにより下方に付勢されている。管体414の上部
には、ピン416Bが固定されている。ピン416B
は、第2駆動手段42Bに接続する。
【0062】管体414の内部には、第1ニードル部材
411が移動可能に収容される。第1ニードル部材41
1の下部の先端部411aは、第2ニードル部材412
の先端開口部412aに嵌合する。第1ニードル部材4
11の中間部に固定された摺動部材417Aは、管体4
14の内壁に摺接する。
【0063】第1ニードル部材411の上部に固定され
た摺動部材417Bは、管体414の内壁上部に摺接す
る。摺動部材417Bは、ケーシング410の上部に固
定された支持部材410Bに圧入された軸受415Cに
嵌合して、昇降移動可能に支持されている。
【0064】ケーシング410の内部には、パッキン部
材419が圧入されている。パッキン部材419の内周
面は、昇降移動可能な管体414の外周面に摺接し、ノ
ズル部材413の糊収納室413bの上部を密封する。
【0065】摺動部材417Bには、ピン416Aが固
定されている。ピン416Aは、第1駆動手段42Aに
接続する。摺動部材417Bは、バネ418Aにより下
方に付勢されている。
【0066】ケーシング410の一方の側面には、第1
ニードル部材411を駆動する第1駆動手段42Aが配
置されている。ケーシング410の側面に接続された支
持部材423に固定された支軸425には、第1レバー
421が揺動可能に支持されている。第1レバー421
の一方の端部は、第1ニードル部材411に接続するピ
ン416Aを保持する。第1レバー421の他方の端部
は第1ソレノイドSL1のプランジャSL1aに固定さ
れたピンSL1bに当接する。
【0067】ケーシング410の他方の側面には、第2
ニードル部材412を駆動する第2駆動手段42Bが配
置されている。ケーシング410の側面に接続された支
持部材424に固定された支軸426には、第2レバー
422が揺動可能に支持されている。第2レバー422
の一方の端部は、第2ニードル部材412に接続するピ
ン416Bを保持する。第2レバー422の他方の端部
は第2ソレノイドSL2のプランジャSL2aに固定さ
れたピンSL2bに当接する。
【0068】第1ソレノイドSL1に電圧が印加される
と、プランジャSL1aが吸引され、ピンSL1bが第
1レバー421の他方の端部を押し下げ、第1レバー4
21を支軸425を中心にして反時計方向に回転させ、
第1レバー421の一方の端部がピン416Aを押し上
げて、第1ニードル部材411を軸方向上方に引き上げ
る。
【0069】次に、第2ソレノイドSL2に電圧が印加
されると、プランジャSL2aが吸引され、ピンSL2
bが第2レバー422の他方の端部を押し下げ、第2レ
バー422を支軸426を中心にして時計方向に回転さ
せ、第2レバー422の一方の端部がピン416Bを押
し上げて、第2ニードル部材412を軸方向上方に引き
上げる。
【0070】図7(a),(b),(c)は、本発明に
よる第1ニードル部材411、第2ニードル部材412
の移動過程を示す拡大断面図である。
【0071】図7(a)は、第2ニードル部材412の
先端部がノズル部材413の糊吐出用開口部の内側を密
閉して糊供給路を遮断するとともに、第1ニードル部材
411の先端部411aがノズル部材413の糊吐出用
のノズル開口部413aの先端部より突出して遮蔽状態
とする第1位置を示す。
【0072】この第1位置においては、第1ソレノイド
SL1、第2ソレノイドSL2に電圧が印加されず、第
1ニードル部材411はバネ418Aにより付勢され
て、ノズル開口部413aの先端部より突出して停止し
ている。また、第2ニードル部材412はバネ418B
により付勢されて、第2ニードル部材412の先端部基
部のテーパ部と、ノズル部材413のノズル開口部41
3a内部の傾斜部とが当接して糊収容室413aを遮蔽
状態に保持し、糊の吐出を阻止する。
【0073】図7(b)は、第1ソレノイドSL1にの
みに電圧を印加して駆動し、第1レバー421を揺動さ
せ第2位置に一時停止させた待機状態を示す。この第2
位置においては、第1ニードル部材411の先端部41
1aは、第1位置より内方に移動して、ノズル部材41
3のノズル開口部413aから離脱して開放状態とな
し、さらに第2ニードル部材412の先端開口部412
a内に待避して、糊吐出前の待機状態に保持される。
【0074】第1ソレノイドSL1と第1レバー421
とから成る第1駆動手段は、糊塗布動作前に、第1ニー
ドル部材411を駆動して、第1位置と第2位置間を往
復動させて、ノズル部材413のノズル開口部413
a、及び第2ニードル部材412の先端開口部412a
に固化した糊を除去する(パージング)。
【0075】また、固化した糊を除去するための第1ニ
ードル部材411の前後進駆動回数、及び前後進ストロ
ーク長は、ノズル開口部413a、第1ニードル部材4
11の諸元、及び糊の特性等により最適条件に設定され
る。
【0076】本発明の実施の形態で使用される糊は、酢
酸ビニル系接着剤で、粘度は常温で750〜1500c
Psであるなお、ノズル部材413のノズル開口部41
3aに固化した糊を除去する第1ニードル部材411の
前後進駆動は、用紙Sへの糊付け開始前に行い、固化し
た糊、及び同時に吐出した糊は、下方の回収容器40A
に収容する。
【0077】図7(c)は、第1ソレノイドSL1に電
圧を印加した状態に保持し、更に、第2ソレノイドSL
2に電圧を印加し、第2レバー422を揺動させ第3位
置に停止させた塗布状態を示す。この第3位置において
は、第2ニードル部材412の先端部は、第2位置より
内方に移動して、第1ニードル部材411の先端部41
1aと同一面に保持される。第2ニードル部材412の
移動により、ノズル開口部413aは全開状態に保持さ
れ、糊供給路が流通可能になり、糊収容室413b内の
糊の吐出が可能になる。
【0078】図8は糊吐出手段41と用紙搬送路の断面
図、図9は拡大断面図である。糊吐出手段41の設置位
置の用紙搬送方向の上流側には、用紙Sを挟持して糊吐
出手段41のノズル開口部413aの位置に搬送する搬
送ローラ34が配置されている。
【0079】糊吐出手段41のノズル開口部413a近
傍で用紙搬送方向の下流側には、糊吐出手段41により
塗布処理された用紙Sを挟持して搬送する搬送ローラ4
3が配置されている。
【0080】搬送ローラ34と搬送ローラ43との間に
は、所定の間隙を有して対向配置された下側の用紙案内
板401と上側の用紙案内板402とが配置されてい
る。
【0081】糊吐出手段41のノズル開口部413aの
配置位置近傍の上流側には、下側の用紙案内板401の
上面側に案内部材403が固定されている。また、ノズ
ル開口部413aの配置位置近傍の下流側には、下側の
用紙案内板401の上面側に案内部材404が固定され
ている。
【0082】案内部材403及び案内部材404は、何
れも弾性体等により形成され、接着剤又は両面粘着テー
プ等を用いて用紙案内板401の上面側に固定されてい
る。
【0083】案内部材403は弾性体403Aと可撓性
薄膜体403Bの2層構成である。案内部材404も弾
性体404Aと可撓性薄膜体404Bの2層構成であ
る。
【0084】弾性体403A,404Aは、発泡ポリウ
レタン等の発泡弾性体から成る。可撓性薄膜体403
B,404Bは、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)等から成る摩擦係数の低いフィルム状の薄膜体で形
成され、それぞれ弾性体403A,404Aの上面に両
面粘着テープ等を用いて接着される。
【0085】案内部材403,404の各上面の高さ
は、上流側の搬送ローラ34と下流側の搬送ローラ43
との共通接線Tとほぼ一致する突出面に設定されてい
る。糊吐出手段41のノズル開口部413aの先端部
は、この共通接線T上に配置されている。
【0086】搬送ローラ34により搬送される用紙S
は、搬送ローラ34,43間の共通接線Tに沿って搬送
され、案内部材403の突出面上を滑走し、糊吐出手段
41のノズル開口部413a位置に搬送され、糊が塗布
され、用紙Sの側縁部近傍に直線状の糊塗布部Nが形成
される。
【0087】糊塗布開始時には、搬送される用紙Sの先
端部は、案内部材403の突出面上に載置されながら搬
送され、ノズル開口部413aの先端部に近接して糊塗
布部Nが形成されるから、用紙Sの先端部のばたつきは
解消され、用紙S面上に均一な糊塗布部Nが形成され
る。
【0088】糊吐出手段41により糊塗布処理された用
紙Sの先端部は、案内部材404の突出面上を滑走し、
搬送ローラ43の挟持位置に送り込まれる。この用紙搬
送中に、用紙Sの側縁部近傍に直線状の糊塗布部Nが引
き続き形成される。
【0089】この糊塗布処理時に、搬送ローラ34と搬
送ローラ43との共通接線T上を搬送された用紙Sの先
端部は、案内部材403,404の各上面に接して搬送
され、共通接線T上の糊吐出手段41のノズル開口部4
13aにより軽圧接されて、糊が塗布される。この糊塗
布処理時には、用紙Sは、案内部材403,404の各
上面に保持され、ノズル開口部413aにより軽圧接さ
れるから、用紙Sの先端部のばたつきは解消され、用紙
S面上に均一な糊塗布部Nが形成される。
【0090】図10は、糊付け製本装置Cの制御を示す
ブロック図である。糊塗布手段40の駆動を制御する制
御手段90は、糊塗布前に、搬送ローラ31〜34によ
り挟持して搬送される用紙Sを、下ガイド板38Aと上
ガイド板38B間の所定位置で一旦停止させ、従動ロー
ラ31B〜34Bの圧着を解除した後、待避位置にある
整合修正板37を用紙搬送方向に直交する方向に所定量
移動させ、用紙Sの側端部を整合基準板36に当接さ
せ、用紙Sの搬送時の曲がり及び片寄りを修正する。
【0091】用紙修正手段30の整合修正板37により
片側整列された用紙Sは、搬送ローラ31〜34により
挟持、搬送されて糊塗布手段40に進行する。用紙Sへ
の糊塗布処理に先立って、制御手段90は、第1駆動手
段42Aの第1ソレノイドSL1を駆動させ、第1ニー
ドル部材411を昇降移動させ、ノズル部材413のノ
ズル開口部413aに付着した固化糊を除去する。次
に、用紙Sへの糊塗布直前に、第1駆動手段42Aの第
1ソレノイドSL1を駆動させ、第1ニードル部材41
1を上昇させ、ノズル部材413のノズル開口部413
aを開放し、図7(b)に示す待機状態にする。
【0092】用紙Sの先端部が用紙先端通過検知用セン
サPS1を通過したことを検知すると、その検知信号発
生から所定時間経過後に、制御手段90は、第2駆動手
段42Bの第2ソレノイドSL2を駆動させ、第2ニー
ドル部材412を上昇させ、ノズル部材413の糊供給
路を開放し、図7(c)に示す塗布状態にして、糊吐出
手段41による糊の吐出を開始する。
【0093】糊吐出手段41による糊の吐出時間の制御
は、用紙Sの搬送方向の長さ、搬送ローラによる用紙搬
送速度により決定される。
【0094】本発明の糊付け製本装置Cは、複写機、プ
リンタ、これらの複合機等の画像形成装置に接続され
る。画像形成装置により所望のデジタル処理が行われ、
片面記録、両面記録、頁編集等の処理後、排出された用
紙は、本発明の糊付け製本装置Cを備えた画像形成装置
により、糊付け処理が正確かつ効率よく行われ、製本化
される。
【0095】なお、本発明の糊付け製本装置Cを独立し
た装置に形成し、他の画像形成装置により処理された用
紙に対して糊付け製本することも可能である。
【0096】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の糊塗布装置、糊付け製本装置及び画像形成装置により
以下の効果が奏せられる。
【0097】(1)本発明の請求項1又は2に記載の糊
塗布装置は、糊吐出手段のノズル開口部と、用紙案内板
に固定した案内部材とにより、用紙先端部のばたつきを
押さえ、均一な糊塗布部の形成を可能にした。特に、用
紙搬送方向下流側の搬送ローラに用紙先端部が挟持され
ていない時に発生する用紙先端部のばたつきによる塗布
糊が玉状になることを防止し、均一な糊塗布部の形成を
可能にした。
【0098】(2)本発明の請求項3〜6の何れか1項
に記載の糊塗布装置は、糊塗布処理を行わない状態で
は、第1ニードル部材の先端部をノズル開口部の先端部
より突出させる事により、ノズル開口部は外気に触れる
事がなく、ノズル開口部の糊固化による目詰まりが防止
される。また、糊の液垂れ等によりノズル開口部の糊固
化が発生しても、第1駆動手段をオン、オフ駆動して、
第1ニードル部材をノズル開口部から突出、待避作動さ
せ、ノズル開口部に固化した糊を確実に除去することが
可能である。
【0099】(3)本発明の請求項7に記載の糊付け製
本装置により、糊付け処理された用紙が、用紙収納手段
に収納され、整合手段により正確に位置決めされ、加圧
手段の圧延による糊塗布部との密着化が行われ、製本と
しての仕上がり品質が向上する。
【0100】(4)本発明の請求項8に記載の画像形成
装置に糊付け製本装置を接続することにより、画像形成
装置から高速で搬出された用紙に対して、連続して自動
的に製本化処理する事が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置、自動原稿送り装置、糊付け製本
装置から成る画像形成システムの全体構成図。
【図2】糊付け製本装置の用紙搬送経路を示す構成図。
【図3】用紙への糊付け製本過程を示す模式図。
【図4】各種用紙への糊塗布位置を示す斜視図。
【図5】用紙修正手段と糊塗布手段の糊吐出手段近傍の
平面図、及び正面図。
【図6】糊吐出手段と駆動手段の拡大断面図。
【図7】第1ニードル部材、第2ニードル部材の移動過
程を示す拡大断面図。
【図8】糊吐出手段と用紙搬送路の断面図。
【図9】糊吐出手段と用紙搬送路の拡大断面図。
【図10】糊付け製本装置の制御を示すブロック図。
【図11】従来の糊吐出手段近傍の用紙搬送手段を示す
断面図。
【図12】従来の糊吐出手段の部分拡大断面。
【符号の説明】
30 用紙曲がり片寄り修正手段(用紙修正手段) 31,32,33,34 搬送ローラ 40 糊塗布手段 400 用紙搬送路 401,402 用紙案内板 403,404 案内部材 403A,404A 弾性部材 403B,404B 可撓性部材 41 糊吐出手段 410 ケーシング 411 第1ニードル部材 411a 先端部 412 第2ニードル部材 412a 先端開口部 413 ノズル部材 413a ノズル開口部 42A 第1駆動手段 42B 第2駆動手段 421 第1レバー 422 第2レバー 43,44,45 搬送ローラ A 画像形成装置本体 C 糊付け製本装置 N,N1,N2 糊塗布部 S 用紙 SL1 第1ソレノイド SL2 第2ソレノイド T 共通接線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山川 幹彦 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 高橋 克典 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 松本 敏高 東京都豊島区要町3丁目51番4号 Fターム(参考) 3F108 GA01 GB01 HA13 4F041 AA02 AB01 BA05 BA22 BA35

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送手段により搬送される用紙の側縁部
    近傍に、糊吐出手段により線状又は点状に糊を塗布する
    糊塗布装置において、前記糊吐出手段の設置位置の用紙
    搬送方向の上流側に配置され、用紙を挟持して前記糊吐
    出手段の塗布ノズル位置に搬送する上流側の搬送ローラ
    と、前記糊吐出手段の設置位置の用紙搬送方向の下流側
    に配置され、前記糊吐出手段により塗布処理された用紙
    を挟持して搬送する下流側の搬送ローラと、前記上流側
    の搬送ローラと下流側の搬送ローラとの中間に固定さ
    れ、所定の間隙を有して配置された上下一対の用紙案内
    板と、前記下側の用紙案内板の上面側で、前記糊吐出手
    段の塗布ノズル位置の近傍の上流側と下流側に突設さ
    れ、前記上流側の搬送ローラと下流側の搬送ローラ間の
    共通接線とほぼ一致する突出面を有する案内部材と、を
    備えたことを特徴とする糊塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記案内部材が、弾性体から成ることを
    特徴とする請求項1に記載の糊塗布装置。
  3. 【請求項3】 搬送手段により搬送される用紙の側縁部
    近傍に、糊吐出手段により線状又は点状に糊を塗布する
    糊塗布装置において、前記糊吐出手段は、糊を収容する
    糊収容室と糊吐出用開口部を有するノズル部材、前記糊
    吐出用開口部を開閉可能に貫通して移動する第1ニード
    ル部材、前記ノズル部材の糊収容室内の糊を前記糊吐出
    用開口部に流通させる糊供給路を開閉可能に移動する第
    2ニードル部材、前記第1ニードル部材を移動させる第
    1駆動手段、前記第2ニードル部材を移動させる第2駆
    動手段、を有することを特徴とする糊塗布装置。
  4. 【請求項4】 前記糊吐出手段は、前記第2ニードル部
    材の先端部が前記糊吐出用開口部の内側を密閉して糊供
    給路を遮断するとともに、前記第1ニードル部材が前記
    糊吐出用開口部の先端部より突出して遮蔽状態とする第
    1位置、前記第2ニードル部材の先端部が前記糊吐出用
    開口部の内側を密閉して糊供給路を遮断するとともに、
    前記第1ニードル部材の先端部が前記第1位置より内方
    に移動して前記糊吐出用開口部を開放して待機状態とな
    る第2位置、前記第2ニードル部材の先端部及び第1ニ
    ードル部材の先端部が前記第2位置より内方に移動して
    前記糊吐出用開口部を開放し糊供給路を流通可能にして
    糊塗布状態となる第3位置、の3位置に移動可能に制御
    されることを特徴とする請求項3に記載の糊塗布装置。
  5. 【請求項5】 前記第1位置は前記糊吐出用開口部を遮
    蔽する前記第1ニードル部材と前記第2ニードル部材の
    初期位置、前記第2位置は前記第1ニードル部材が前記
    糊吐出用開口部を開放して糊吐出待機状態を保持する待
    機位置、前記第3位置は前記第2ニードル部材と前記第
    1ニードル部材が前記糊吐出用開口部を開放して糊吐出
    状態を保持する塗布位置、であることを特徴とする請求
    項3又は4に記載の糊塗布装置。
  6. 【請求項6】 前記第1駆動手段は、糊塗布動作前に、
    前記第1ニードル部材を駆動して、前記第1位置と前記
    第2位置間を往復動させて、前記糊吐出用開口部に固化
    した糊を除去することを特徴とする請求項3に記載の糊
    塗布装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れか1項に記載の糊塗
    布装置と、前記糊塗布装置により糊塗布処理された複数
    枚の用紙を収納し整合処理する収納手段と、前記整合処
    理された複数枚の用紙の糊塗布部を加圧する加圧手段
    と、を備えたことを特徴とする糊付け製本装置。
  8. 【請求項8】 画像書き込み手段、画像形成手段、用紙
    搬送手段から成る画像形成装置本体と、請求項7に記載
    の糊付け製本装置とを備えて成ることを特徴とする画像
    形成装置。
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