JP2002211163A - 糊付け製本方法、糊付け製本装置及び画像形成装置 - Google Patents

糊付け製本方法、糊付け製本装置及び画像形成装置

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JP2002211163A
JP2002211163A JP2001004995A JP2001004995A JP2002211163A JP 2002211163 A JP2002211163 A JP 2002211163A JP 2001004995 A JP2001004995 A JP 2001004995A JP 2001004995 A JP2001004995 A JP 2001004995A JP 2002211163 A JP2002211163 A JP 2002211163A
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Mikihiko Yamakawa
幹彦 山川
Toshio Shida
寿夫 志田
Takeshi Tsuchiya
毅 土屋
Katsunori Takahashi
克典 高橋
Takenobu Kimura
丈信 木村
Toshitaka Matsumoto
敏高 松本
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Konica Minolta Inc
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送される用紙の側縁部近傍の用紙搬送方向
に線状の糊塗布部を形成する糊付け製本装置において、
糊塗布部の線幅の変更、断続する破線状又は点線状の糊
塗布部の形成を可能にする。 【解決手段】 糊吐出手段80のノズル81から糊を吐
出して、搬送される用紙Sの側縁部近傍の用紙搬送方向
に線状の糊塗布部Nbを形成する糊付け製本方法におい
て、ノズル81による糊塗布位置を通過する用紙Sの搬
送速度を可変に制御し、用紙S上に塗布する糊の少なく
とも幅w、長さmを変化させるようにした糊付け製本方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置本体
から排出された画像形成処理済みの用紙を搬送し、用紙
搬送中に用紙側縁近傍に線状に糊を塗布して冊子を作製
する糊付け製本方法、糊付け製本装置、及び糊付け製本
装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機、プリンタ、これらの複合
機等の画像形成装置本体により画像が記録された用紙の
所定位置に、糊付け処理をして、製本化する糊付け製本
装置が提供されている。
【0003】糊付け処理装置としては、(1)糊吐出ノ
ズルを用いて用紙に糊を吐出する装置、(2)糊収容箱
に糊車を設置し、該回転する糊車の外周に糊を付着さ
せ、糊車の外周を用紙に接触させて接触転写する装置、
(3)ノズルよりホットメルト剤(熱融着剤)と加熱圧
縮空気の混合体を吐出するホットメルト塗布装置、等が
用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の糊塗布装置、糊
付け製本装置及び画像形成装置には以下の課題がある。
【0005】(第1の課題)搬送される用紙の側縁部近
傍の用紙搬送方向に線状の糊塗布部を形成する従来の糊
塗布装置においては、糊塗布部の線幅を変えたり、断続
する破線状又は点線状の糊塗布部を形成する事が困難で
あった。
【0006】(第2の課題)搬送される用紙の側縁部近
傍の用紙搬送方向に断続する破線状又は点線状の糊塗布
部を形成して冊子を作製する場合、用紙の糊塗布部が積
み重ねられて分厚くなり、多数枚の用紙から成る冊子の
場合、出来上がり体裁が低下する。
【0007】(第3の課題)従来の糊付け製本装置で
は、用紙の側縁部近傍の用紙搬送方向に直線状の糊塗布
部を形成する糊付け形状のみであった。しかし、製本す
る用紙の枚数、原稿の内容、使用目的等によって、使用
者が複数種の糊付け形状から自由に所望の糊付け形状を
選択して冊子を作製する事が望まれる。
【0008】(第4の課題)合成糊による用紙の接着で
は、糊に含まれる水分の影響が原因で用紙の接着面が波
打ちする事がわかっている。用紙の波打ちの防止対策と
して、糊の不揮発成分比率等を変えていた。
【0009】糊付け製本装置を電子写真複写機等の画像
形成装置の後処理装置として使用する場合、電子写真複
写機においては、トナー像を用紙に定着させる工程で、
用紙に高熱が加えられるため、水分が減少した用紙に糊
付け処理を行う事になる。そのため、通常空気にさらさ
れた状態の用紙に糊を塗布する場合以上に、糊中の水分
の影響を受けやすく、糊塗布処理後の用紙の波打ちがよ
り多く発生する。
【0010】用紙の波打ちの防止対策として、糊の塗布
量を少なくする事が有効であるが、断続する破線状、又
は断続する点線状の糊塗布部を形成することでは、充分
な接着力が得られず、剥がれてしまうという問題があっ
た。
【0011】(第5の課題)用紙への糊塗布量を少なく
すると、接着強度が低下する。接着された冊子は、糊塗
布部の端部で引っ張られると、簡単に剥がれてしまう。
用紙への糊塗布量を少なくし、且つ、剥がれにくい冊子
の形成が望まれる。
【0012】本発明は上記の課題を解決する糊付け製本
方法、糊付け製本装置及び画像形成装置を提供すること
を目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の第1の課題は、下
記の(1)、(2)、(3)、(4)により解決され
る。
【0014】(1) 糊吐出手段のノズルから糊を吐出
して、搬送される用紙の側縁部近傍の用紙搬送方向に線
状の糊塗布部を形成する糊付け製本方法において、前記
ノズルによる糊塗布位置を通過する用紙の搬送速度を可
変に制御し、用紙上に塗布する糊の少なくとも幅、長さ
を変化させるようにしたことを特徴とする糊付け製本方
法。
【0015】(2) 糊吐出手段のノズルから糊を吐出
して、搬送される用紙の側縁部近傍の用紙搬送方向に少
なくとも線状の糊塗布部を形成する糊付け製本方法にお
いて、前記ノズルを開状態に作動させる時間を可変に制
御する事により、用紙上に塗布する糊の長さを変化させ
るようにしたことを特徴とする糊付け製本方法。
【0016】(3) 糊を収容する糊収納容器と、前記
糊収納容器から糊を排出させる排出手段と、前記糊収納
容器から排出される糊を移送する供給管と、前記供給管
に接続され移送される糊をノズルから吐出する糊吐出手
段と、前記ノズルの下方位置において用紙を搬送する用
紙搬送手段と、前記用紙搬送手段を駆動する搬送駆動手
段と、前記搬送駆動手段による用紙の搬送速度を可変に
選択、制御する搬送制御手段と、を有することを特徴と
する糊付け製本装置。
【0017】(4) 糊を収容する糊収納容器と、前記
糊収納容器から糊を排出させる排出手段と、前記糊収納
容器から排出される糊を移送する供給管と、前記供給管
に接続され移送される糊をノズルから吐出する糊吐出手
段と、前記ノズルの下方位置において用紙を搬送する用
紙搬送手段と、前記糊吐出手段のノズルを開閉駆動する
ノズル駆動手段と、前記ノズル駆動手段を制御するノズ
ル制御手段と、を有し、前記ノズル制御手段は、前記ノ
ズルの下方位置を通過する用紙に糊塗布部を形成する際
に、前記ノズルを開閉駆動制御して、複数の形状の糊塗
布部を形成することを特徴とする糊付け製本装置。
【0018】上記の第2の課題は、下記の(5)により
解決される。 (5) 糊を収容する糊収納容器と、前記糊収納容器か
ら糊を排出させる排出手段と、前記糊収納容器から排出
される糊を移送する供給管と、前記供給管に接続され移
送される糊をノズルから吐出する糊吐出手段と、前記ノ
ズルの下方位置において用紙を搬送する用紙搬送手段
と、前記糊吐出手段のノズルを開閉駆動するノズル駆動
手段と、前記ノズル駆動手段を制御するノズル制御手段
と、を有し、前記ノズル制御手段が、前記ノズルの下方
位置を通過する用紙の側縁部近傍の用紙搬送方向に断続
する破線状の糊塗布部、又は用紙の隅部近傍に短い線状
の糊塗布部を形成する場合、搬送される用紙の頁毎に、
用紙搬送方向の前記糊塗布部の位置をずらせるように、
前記糊吐出手段のノズル駆動手段を制御することを特徴
とする糊付け製本装置。
【0019】上記の第3の課題は、下記の(6)により
解決される。 (6) 糊を収容する糊収納容器と、前記糊収納容器を
加圧して収容する糊を排出させる押圧手段と、前記糊収
納容器から排出される糊を移送する供給管と、前記供給
管に接続され移送される糊をノズルから吐出する糊吐出
手段と、前記ノズルの下方位置において用紙を搬送する
用紙搬送手段と、前記糊吐出手段のノズルを開閉駆動す
るノズル駆動手段と、前記ノズル駆動手段を制御して用
紙の側縁部近傍の用紙搬送方向に、複数の形状の糊塗布
部を形成するノズル制御手段と、により糊付け製本装置
を構成し、前記各形状の糊塗布部を選択入力する操作画
面を有する操作部を糊付け製本装置とは別体に設け、前
記操作画面による選択信号を、前記別体から前記ノズル
制御手段へ入力することを特徴とする糊付け製本装置。
【0020】上記の第4の課題は、下記の(7)により
解決される。 (7) 糊吐出手段のノズルから糊を吐出して、搬送さ
れる用紙の側縁部近傍の用紙搬送方向に連続する線状、
又は断続する破線状、或いは断続するドット状の糊塗布
部を形成する糊付け製本装置において、前記糊吐出手段
のノズルを開閉駆動するノズル駆動手段と、前記ノズル
駆動手段を制御するノズル制御手段と、を有し、前記ノ
ズル制御手段は、前記各種糊塗布部の選択によって、糊
吐出手段のノズルから吐出される糊の単位時間当たりの
量を可変に制御することを特徴とする糊付け製本装置。
【0021】上記の第5の課題は、下記の(8)により
解決される。 (8) 糊吐出手段のノズルから糊を吐出して、搬送さ
れる用紙の側縁部近傍の用紙搬送方向に断続する破線
状、又は断続するドット状の糊塗布部を形成する糊付け
製本装置において、前記糊吐出手段のノズルを開閉駆動
するノズル駆動手段と、前記ノズル駆動手段を制御する
ノズル制御手段と、を有し、前記ノズル制御手段は、前
記糊塗布部の両端部の単位時間当たりの糊塗布量を、前
記糊塗布部の中央部の糊塗布量より多くなるように制御
することを特徴とする糊付け製本装置。
【0022】本発明の画像形成装置は、画像書き込手
段、画像形成手段、用紙搬送装置から成る画像形成装置
本体と、糊塗布装置と用紙搬送手段を備えた糊付け製本
装置とを有する画像形成装置において、前記請求項
(3)〜(8)の何れか1項に記載の糊付け製本装置を
備えて成ることを特徴とするものである。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の糊塗布装置、糊付
け製本装置、及び糊付け製本装置を備えた画像形成装置
を図面に基づいて説明する。
【0024】(画像形成装置の一実施形態)図1は画像
形成装置本体A、画像読み取り装置B、糊付け製本装置
Cから成る画像形成システムの全体構成図である。
【0025】画像形成装置本体Aは、回転する像担持体
(以下、感光体と称す)1の周囲に、帯電手段2、像露
光手段(書き込み手段)3、現像手段4、転写手段5
A、除電手段5B、分離爪5C、及びクリーニング手段
6を配置し、帯電手段2によって感光体1の表面に一様
帯電を行った後に、像露光手段3のレーザビームによっ
て原稿から読み取られた画像データに基づくレーザビー
ム走査を行うことによって潜像を形成し、該潜像を現像
手段4により反転現像して感光体1の表面にトナー像を
形成する。
【0026】一方、用紙収納手段7Aから給紙された記
録紙(以下、用紙と称す)Sは転写位置へと送られる。
転写位置において転写手段5Aにより前記トナー像が用
紙S上に転写される。その後に、用紙Sは除電手段5B
に裏面の電荷が消去され、分離爪5Cにより感光体1か
ら分離され、中間搬送部7Bにより搬送され、引き続き
定着手段8により加熱定着され、排紙ローラ7Cにより
排出される。
【0027】用紙Sの両面に画像形成を行う場合には、
定着手段8により加熱定着された用紙Sを、搬送路切り
替え板7Dにより通常の排紙通路から分岐し、反転搬送
7Eにおいてスイッチバックして表裏反転した後、排紙
ローラ7Cにより装置外に排出される。排紙ローラ7C
から排出された用紙Sは、糊付け製本装置Cの受入部1
1に送り込まれる。
【0028】一方、感光体1の画像処理後の表面は、分
離爪5Cの下流においてクリーニング手段6により表面
に残留している現像剤が除去され、次の画像形成に備え
る。
【0029】画像形成装置本体Aの上部には、シートス
ルー型読み取り方式の自動原稿送り装置を備えた画像読
み取り装置Bが設置されている。
【0030】糊付け製本装置Cは、最上段の直接排紙手
段10、その下方の水平搬送手段20、方向変換搬送手
段30、積載手段40、排出手段50、排紙手段60、
表紙給紙手段70から成る用紙搬送系、及び糊吐出手段
80、糊供給手段90から成る糊塗布装置から構成され
ている。
【0031】図2は糊付け製本装置Cの正面断面図であ
る。受入部11に導入された用紙Sは、切り換え板12
により、直接排紙手段10と水平搬送手段20との何れ
かに選択される。
【0032】(装置上部の固定排紙皿16に直接排紙)
直接排紙手段10に導入された用紙Sは、上方に搬送さ
れ、搬送ローラ13,14に挟持されて排出ローラ15
により固定排紙皿16上に排出される。
【0033】(シフト処理又はノンソート大量排紙、昇
降排紙皿63に排紙)この搬送モードに設定されると、
切り替え板12は直接排紙手段10の搬送路を閉鎖し、
水平搬送手段20の搬送路を開放し用紙Sの通過を可能
にする。
【0034】水平搬送手段20に導入された用紙Sは、
搬送ローラ21,22,23,24に挟持されて搬送さ
れ、糊塗布処理を行わない用紙Sは図示しないシフト手
段を経て排出ローラ61により挟持されて、第1の排出
口62から機外の昇降排紙皿63上に排出される。昇降
排紙皿63上には、例えば、最大3000枚の大量の用
紙Sを積載する事が可能である。
【0035】(糊塗布処理の用紙搬送)図3は糊付け製
本装置Cの側面図、図4は平面図である。図5は糊塗布
処理時の用紙搬送経路と糊塗布処理を説明する模式斜視
図である。
【0036】・方向変換搬送手段30による用紙の直交
Uターン搬送 糊付け製本処理のモードに設定されると、画像形成装置
から排出され、搬送ローラ21〜24により挟持されて
搬送される用紙Sは、用紙Sの先端部が可動ストッパ2
5に当接して一旦停止し、搬送方向の位置決めが行われ
る(図2のX1方向の第1搬送路)。用紙Sの停止後、
搬送ローラ22,23,24の圧接が解除される。
【0037】その後、用紙Sは搬送ローラ31,32に
挟持されて、90度偏向された搬送方向に搬送される
(図3のY1方向の第2搬送路)。用紙Sは引き続き搬
送ローラ33,34により挟持されてUターン搬送され
積載手段40に送り込まれる(図3のZ方向の第3搬送
路)。
【0038】・用紙Sへの糊塗布処理 糊吐出手段80は、搬送ローラ31〜34によりY1方
向からZ方向に走行する用紙Sの一方の側縁部に線状又
は断続する破線状に糊を吐出して、用紙Sの上面に糊塗
布部Nを形成する(図5参照)。
【0039】本発明の実施の形態で使用される糊は、酢
酸エマルジョン糊で、粘度は常温で750〜1500m
Pa・sである。
【0040】・用紙Sの積載、整合、加圧処理 1枚目の糊塗布処理されない用紙Sは、搬送ローラ3
3,34により挟持搬送されてY2方向の第3搬送路に
搬送され、積載台41上に載置される。後続の2枚目以
降の糊塗布処理された用紙Sは、搬送ローラ33,34
により挟持搬送されてY2方向に搬送され、積載台41
上の先行の用紙S上に積載される。
【0041】即ち、搬送ローラ34により挟持搬送され
た用紙Sの先端部は、回動する無端状ベルト42に保持
されたグリッパ手段43に把持されて、積載台41の上
方をY2方向に搬送される。移動するグリッパ手段43
に保持された加圧手段44は、積載台41上に載置され
た先行の用紙束の糊塗布部N形成面の背面側を加圧して
移動し、用紙間の接着を確実にする。グリッパ手段43
に把持された用紙Sの先端部は、先端ストッパ45に当
接して、先端揃えされる。先端ストッパ45は図示しな
い駆動手段により移動可能であり、用紙Sのサイズ設定
により所定位置に停止する。用紙Sの後端部は、移動可
能に駆動される用紙後端整合押圧手段46により、用紙
後端部の整合及び用紙後端上面部の押圧が行われる。用
紙Sの両側端部は、側端ストッパ47及び図示しない整
合手段により位置決めされる。なお、用紙Sの先端部、
後端部、両側端部の整合、位置決めは、加圧手段44に
よる加圧処理の前に行う。加圧手段44による用紙Sの
加圧処理は、2枚目以降の用紙Sが積載台41上に載置
される都度行っても良い。又は、用紙Sが複数枚積載さ
れる毎に加圧処理を行ってもよい。
【0042】以上の工程により糊付け処理された1冊の
製本が完成する。この糊付け製本装置Cでは、例えば、
最大200枚の用紙Sを糊付け処理して製本化する事が
できる。
【0043】・排紙 積載台41の用紙積載面の一部には、駆動ローラ51と
従動ローラ52に巻回された複数本の排出ベルト53が
回動可能に配置されている。
【0044】最終枚目の用紙Sが積載台41上に積載さ
れ、加圧処理されて、糊付け製本された冊子Saは、排
出ベルト53の排出爪53aにより冊子Saの後端部を
保持されて、積載台41の載置面上を滑走して、排紙手
段60の第2の排出口65に設けた排出ローラ64に挟
持されて、昇降排紙皿63上に排出、積載される(X2
方向の第4搬送路)。この排紙処理に先立って、加圧手
段44及び側端ストッパ47を搬送路の上方に待避させ
ておく。
【0045】昇降排紙皿63には、第1の排出口62か
ら排出された糊塗布処理されない用紙Sと、第2の排出
口65から排出された糊塗布処理された冊子Saとが積
載可能であり、昇降駆動により大量の用紙S及び冊子S
aを収容する事ができる。
【0046】(糊吐出手段)図6は糊吐出手段80の断
面図、図7は糊吐出手段80の分解断面図である。
【0047】糊吐出手段80は、糊を吐出する開口部8
1aを有するノズル81、開口部81aを開閉する移動
可能なニードル82、ニードル82を移動可能に収容す
るケーシング83、ニードル82を移動可能に駆動する
ソレノイド(駆動手段)SL等から構成されている。
【0048】ニードル82の先端部82aは、ノズル8
1の開口部81aに嵌合する。ニードル82の軸部は、
ケーシング83内部の糊収容室83aを貫通し、ニード
ル82の上端部は、ソレノイドSLのプランジャSLa
にネジ結合している。ニードル82の中間部に形成され
たフランジ部82bの上面側は、復帰バネ85を保持す
る。フランジ部82bの下面側は、シール部材aに当接
する。
【0049】復帰バネ85は、糊吐出手段80の筐体8
4の底部と、フランジ部82bの上面との間に嵌挿さ
れ、ニードル82を下方に押圧している。ソレノイドS
Lの非作動時には、復帰バネ85によりニードル82の
先端部82aはノズル81の開口部81aを図6に示す
ように閉止している。
【0050】図8は、ノズル81の開口部81aを開放
した状態を示す糊吐出手段80の部分拡大断面図であ
る。
【0051】ソレノイドSLに電圧を印加すると、プラ
ンジャSLaが上方に移動され、プランジャSLaに直
結するニードル82が引き上げられ、ノズル81の開口
部81aを開放し、糊吐出を可能にする。
【0052】プランジャSLaの底部近傍には、位置決
め手段であるEリングfが嵌着されている。Eリングf
は、プランジャSLaが上方に移動したとき、ソレノイ
ド本体SLbの底部SLdに当接して、プランジャSL
aの上限位置を規制する事により、ニードル82の先端
部82aの停止位置を制限し、ノズル81の開口部81
aを所定の間隙に保持して、糊吐出を一定にする。
【0053】ニードル82は非磁性材、例えば、非磁性
のステンレス鋼、アルミニウム合金材、プラスチック材
等により形成されている。ニードル82を非磁性にする
事により、ソレノイドSLの磁力線の回り込みがなくな
り、吸引力の低下が防止される。
【0054】ニードル82の軸部に形成された雄ネジ部
に螺合するナットbは、座金cを介して、フランジ部8
2bの下面側にシール部材aを圧接する。シール部材a
の外周部は、ケーシング83内の平面部と、ケーシング
83内に嵌入された押さえ部材86の平面部との間に挟
圧されて、糊収容室83a内に収容された糊が外部に漏
出する事を防止する。
【0055】ケーシング83の側面には入口部材87が
固定され、後述の糊供給手段90から供給された糊を供
給管88を経て糊収容室83a内に導入する。
【0056】ソレノイド本体SLbの上部には、雄ネジ
部SLcが固定されている。筐体84の上部に固定した
軸受d,eは、操作部材89を回転可能に保持する。操
作部材89内に螺設された雌ネジ部は、雄ネジ部SLc
に螺合する。操作部材89を把持して正回転又は逆回転
させる事により、固設された筐体84に対して、ソレノ
イド本体SLbが、案内棒SLeにより垂直方向に昇降
する。案内棒SLeは、ソレノイド本体SLbに固定さ
れ、筐体84に穿設された案内孔SLfに嵌合して摺動
する。
【0057】ソレノイド本体SLbの昇降により、Eリ
ングfが当接するソレノイド本体SLbの底部SLdも
昇降する。このため、ソレノイドSLに電圧を印加した
時のEリングfが当接する上限位置が変わる。一方、ノ
ズル81の開口部81aは、筐体84に固設され位置決
めされているため、開口部81aとニードル82の先端
部2aとの間隙が適正な位置になるように調整される。
【0058】(糊供給手段)図9は、本発明の糊付け製
本装置Cに適用される糊供給手段90の正面図である。
【0059】糊供給手段90の筐体91内には、糊収納
容器92が着脱可能に装着される。糊収納容器92は、
糊を収納する容器本体92aと、糊を排出する排出開口
部92bとから成る。容器本体92aはポリエチレン等
の可撓性材料を用いて薄肉の中空状に成型した蛇腹形状
をなし、伸縮可能である。
【0060】糊収納容器92を把持して、筐体91内の
容器装着手段93に装着する事により、排出開口部92
bは所定位置に設置される。
【0061】糊収納容器92を容器装着手段93に装着
した後、排出開口部92bを供給管側接続部材94に接
続する。この接続動作は手動でもよいが、電動による駆
動手段が迅速かつ確実である。
【0062】糊収納容器92の排出開口部92bに対向
する容器本体92aの他端の底部は、押圧手段96によ
り押圧され、案内溝91aに沿って矢印方向に移動す
る。
【0063】(糊付けパターン)図10は、用紙Sの側
縁部近傍に形成された各種糊塗布部を示す平面図であ
る。図10(a)は連続する直線状の糊塗布部Naを示
す。図10(b)は所定の長さと間隔を有して断続する
破線状の糊塗布部Nbを示す。図10(c)は所定の間
隔を有して断続する点線状の糊塗布部Ncを示す。図1
0(d)は用紙Sの隅部近傍の1箇所に所定の長さを有
して形成された短線状の糊塗布部Ndを示す。
【0064】直線状の糊塗布部Na(線付け)は、用紙
Sの側縁部近傍の全長にわたって、用紙間を強固に接着
するから、冊子の耐久性があり、仕上がり品質も良い。
【0065】破線状の糊塗布部Nb(破線付け)、点線
状の糊塗布部Nc(点線付け)、短線状の糊塗布部Nd
(点付け)は、何れも接着剤塗布面積が小さいから、用
紙間の接着力が糊塗布部Naよりは弱いが、糊塗布処理
後の用紙の波打ちの発生が少ない。また、用紙間の接着
力が弱いから、接着処理後に用紙を簡単に剥離させるこ
とが可能である。従って、用紙間を仮止め接着した後
に、用紙間を分離して、用紙Sの並び替え、除去、挿入
等の操作を、用紙Sを損傷することなく容易に行うこと
ができるから、簡易資料の配付に適している。
【0066】図11は、画像形成装置本体Aの操作部を
示す斜視図、図12は操作部の糊付けパターン選択手段
を示す平面図、図13は糊付け製本装置Cと画像形成装
置本体Aの制御を示すブロック図である。
【0067】画像形成装置本体Aの操作部100には、
複数の糊付けパターン(線付け、破線付け、点線付け、
点付け)の中から任意の糊付けパターンを選択可能にす
るための糊付け出力設定釦101、糊付けパターン選択
手段(操作画面)102、コピー釦107とが設けられ
ている。
【0068】糊付けパターン選択手段102は、液晶タ
ッチパネルにより形成され、表示部103と出力選択釦
104から成る。
【0069】複数の糊付けパターンの中から任意の糊付
けパターンを選択して、用紙Sに糊塗布を実施させると
きには、使用者は、先ず、糊付け出力設定釦101を押
して、糊塗布処理を指定する。次に、液晶タッチパネル
の表示部103に表示された複数の糊付けパターンの中
から任意の糊付けパターンを選択して該当する出力選択
釦104を押圧することにより所望の糊付けパターンが
設定される。
【0070】糊付けパターンを設定した後、操作部10
0において、用紙サイズ設定部105において用紙サイ
ズを選択入力し、用紙枚数設定部106において用紙枚
数設定を入力する。
【0071】入力された糊付けパターン、用紙サイズ、
用紙枚数の信号は、通信手段を介して糊付け製本装置C
の制御手段9に送信される。制御手段9は、選択された
糊付けパターン、用紙サイズ、用紙枚数に対応して糊吐
出手段80、糊供給手段90を制御し、所定の糊付けパ
ターンで所定の用紙Sに糊を塗布する。
【0072】なお、画像形成装置本体Aをコンピュータ
出力部として使用する場合には、上記の糊付けパターン
等の条件をコンピュータ付属の画面上で設定し、コンピ
ュータ出力信号として画像形成装置本体Aに入力するこ
とも可能である。
【0073】(糊塗布部長さの選択制御)図14(a)
は用紙Sの側縁部近傍に形成された破線状の糊塗布部N
bを示す部分平面図である。図14(b)は糊吐出手段
80と糊塗布処理される用紙Sの正面図である。図14
(c)は操作部100の糊塗布部長さ選択手段を示す平
面図である。
【0074】ノズル81の糊吐出量を一定に固定し、ま
た、ノズル81の糊吐出時間の間隔も一定に固定してお
く。この条件下で、ノズル81による糊塗布位置を通過
する用紙Sの搬送速度を可変に制御し、用紙S上に塗布
する糊塗布部Nbの少なくとも糊付け幅w、糊付け長さ
m、間隔nを変化させるようにした。
【0075】使用者は、先ず、糊付け出力設定釦101
を押して、図12に示す破線付け、点線付け、点付けの
中から任意の糊付けパターンを選択する。次に、糊付け
出力設定釦101を再び押して、糊付けパターン選択手
段(操作画面)112の液晶タッチパネルの表示部11
3に表示された複数の糊付けパターンの中から任意の糊
付けパターンを選択して該当する出力選択釦114を押
圧することにより所望の糊付けパターンが設定される。
表示部113は、例えば、破線状の糊塗布部Nbの場
合、複数の糊付け長さmが12mm、18mm、24m
mの3種のうち、何れかを選択可能に表示する。
【0076】糊付けパターンを設定した後、操作部10
0の用紙サイズ設定部105において用紙サイズを選択
入力し、用紙枚数設定部106において用紙枚数設定を
入力する。
【0077】入力された糊付けパターン、用紙サイズ、
糊付け長さ、用紙枚数の信号は、通信手段を介して糊付
け製本装置Cの制御手段9に送信される。制御手段9
は、選択された糊付けパターン、用紙サイズ、糊付け長
さに対応して用紙搬送速度を可変に制御し、所定の糊付
けパターンで所定の用紙Sに糊を塗布する。
【0078】例えば、m=18mmを標準の糊付け長さ
とする用紙搬送手段で、糊付け長さをm=12mmに設
定すると、制御手段9は用紙搬送手段を低速度駆動に変
換する。なお、糊塗布時の用紙搬送速度の低速化限界
は、糊塗布処理中の用紙の後端部が、後続する用紙の先
端部に追突される事のない範囲内の低速の搬送速度であ
る。
【0079】糊付け長さをm=24mmに設定すると、
制御手段9は用紙搬送手段を高速度駆動に変換する。な
お、糊塗布時の用紙搬送速度の高速化限界は、糊塗布処
理中の用紙の先端部が、先行する用紙の後端部に追突す
る事のない範囲内の高速の搬送速度である。
【0080】糊付け長さmを変更する他の手段は、ノズ
ル81を開閉可能に作動させるソレノイドSLにより糊
吐出の間隔を可変に制御する事により、用紙S上に塗布
する糊の長さを変化させるようにした。
【0081】例えば、m=18mmを標準の糊付け長さ
とする糊吐出のタイミングとし、操作部100で、糊付
け長さをm=12mmに設定すると、制御手段9はソレ
ノイドSLによる糊吐出の間隔を短くするように変換す
る。糊付け長さをm=24mmに設定すると、制御手段
9はソレノイドSLによる糊吐出の間隔を長くするよう
に変換する。
【0082】なお、ノズル81の糊吐出量を固定して、
用紙搬送速度を可変にする例で説明したが、操作部材8
9に駆動源を設け、ノズル開口部81aとニードル先端
部82aとの間隙を可変にして、単位面積当たりの糊塗
布量を可変にしても良い。
【0083】(破線付け、点付けの位置選択制御)図1
5(a)は複数の用紙Sの側縁部近傍に形成された破線
状の糊塗布部Nb(破線付け)を示す部分平面図、図1
5(b)は操作部100の糊塗布部位置選択手段を示す
平面図である。
【0084】糊付けパターン選択手段(操作画面)12
2は、液晶タッチパネルにより形成され、表示部123
と出力選択釦124から成る。
【0085】使用者は、先ず、複数の糊付けパターン
(線付け、破線付け、点線付け、点付け)の中から任意
の糊付けパターンを選択する(図12参照)。次に、糊
付け出力設定釦101を押して、糊塗布位置選択画面に
切り換える。
【0086】表示部123には、通常の糊付けモード
と、シフト糊付けモードとの2つのモードが表示され
る。通常の糊付けモードは、1枚目の用紙S1に形成さ
れた破線付けの糊塗布部Nbと、2枚目以降の用紙S2
に形成された破線付けの糊塗布部Nbとを同じ位相に形
成するモードである。シフト糊付けモードは、1枚目の
用紙S1、3枚目の用紙S3、及び奇数枚目の用紙に形
成された破線付けの糊塗布部Nbと、2枚目の用紙S2
及び及び偶数枚目の用紙に形成された破線付けの糊塗布
部Nbとを異なる位相に形成するモードである(図15
(a)参照)。
【0087】制御手段9は、ノズル81の下方位置を通
過する用紙Sの側縁部近傍の用紙搬送方向に断続する破
線状の糊塗布部Nbを形成する場合、搬送される用紙S
の頁毎に、用紙搬送方向の糊塗布部Nbの位置をずらせ
るように、糊吐出手段80のノズル駆動手段を制御す
る。
【0088】使用者は、糊付け出力設定釦101を押し
て、糊塗布位置選択を指定する。次に、液晶タッチパネ
ルの表示部123に表示された複数の糊付け位置選択の
中から任意の糊付け位置を選択して該当する出力選択釦
124を押圧することにより所望の糊付け位置選択が設
定される。
【0089】糊付け位置選択を設定した後、操作部10
0において、用紙サイズ設定部105において用紙サイ
ズを選択入力し、用紙枚数設定部106において用紙枚
数設定を入力する。
【0090】入力された糊付けパターン、用紙サイズ、
用紙枚数の信号は、通信手段を介して糊付け製本装置C
の制御手段9に送信される。制御手段9は、選択された
糊付け位置選択、用紙サイズ、用紙枚数に対応して糊塗
布手段の糊吐出手段80を制御し、所定の糊付け位置選
択で所定の用紙Sに糊を塗布する。
【0091】シフト糊付けモードに選択された場合に
は、奇数枚目の用紙(S1,S3・・・)と、偶数枚目
の用紙(S2・・・)とが、重ね合わせられて製本化さ
れたとき、奇数枚目の用紙Sの糊塗布部Nbと、偶数枚
目の用紙Sの糊塗布部Nbとが重ならないから、糊によ
る冊子の塗布箇所の厚みの増加を最小限にする事ができ
る。
【0092】図15(c)は複数の用紙Sの側縁部近傍
に形成された短線状の糊塗布部Nd(点付け)を示す部
分平面図である。
【0093】シフト糊付けモードに選択された場合に
は、図15(a)と同様に、奇数枚目の用紙(S1,S
3・・・)と、偶数枚目の用紙(S2・・・)とが、重
ね合わせられて製本化されたとき、奇数枚目の用紙の糊
塗布部Ndと、偶数枚目の用紙の糊塗布部Ndとが重な
らないから、糊による冊子の塗布箇所の厚みの増加を最
小限にする事ができる。
【0094】(糊供給の可変制御)図16は、糊供給量
可変手段を備えた糊供給手段と糊吐出手段の断面図であ
る。
【0095】糊収納容器92の排出開口部92bと、糊
吐出手段80の入口部材87とを連通して糊を供給する
供給管88の上方は、分岐した糊流路が形成されて、糊
供給量可変手段97に連通している。
【0096】糊供給量可変手段97の容器971の底部
開口には、導入部材972が固定され、排出開口部92
b、供給管側接続部材94を通過して供給管88に排出
された糊を導入可能にする。
【0097】容器971の上部に配置された加圧手段9
73は、容器971内に収容された糊を加圧するソレノ
イド等の駆動手段974を有する。駆動手段974は、
制御手段9により適時駆動され、容器971内の糊を加
圧する。容器971内の加圧された糊は、供給管88を
通過して糊吐出手段80に供給される。糊吐出手段80
内に供給された糊は、ノズル81から吐出される糊の単
位時間当たりの量を可変にする。
【0098】用紙Sの波打ちの防止対策として、断続す
る破線状の糊塗布部Nb、又は断続する点線状の糊塗布
部Nc、或いは1箇所の糊塗布部Ndを形成する事が、
糊の塗布量を少なくする点で有効である。しかし、充分
な接着力が得られず、剥がれてしまうという問題があ
る。本発明は、破線付けモード、点線付けモード、点付
けモードに設定された場合、線付けモード時より単位時
間当たりの量を多くする事により、充分な接着力を得る
事ができる。
【0099】酢酸エマルジョン糊を使用して、糊吐出手
段80により糊を吐出して用紙の側縁部近傍に破線付け
モードの糊塗布部Nbと、線付けモードの糊塗布部Na
とを形成した場合の接着強度を測定した結果を表1に示
す。なお、破線付けモードの破線ピッチは20mmに設
定した。用紙搬送速度は、1200mm/secに設定
した。
【0100】
【表1】
【0101】表1は、線付け時と破線付け時の最適糊流
量を実験により求めたものである。表1において、引き
裂き強度は、2枚の用紙Sを糊塗布部Nb1又はNb2
により接着し、用紙Sを見開いて、用紙搬送方向先端部
の角部で用紙Sの一端を挟持し、他端に引張り荷重を加
え、糊塗布部に剥がれが生じた時の荷重を測定したもの
である。この荷重が800g未満では、簡単に剥がれて
しまう事から、冊子の品質を確保するためには、800
g以上の強度が必要である。
【0102】引張り強度は、2枚の用紙Sを糊塗布部N
b1又はNb2により接着し、用紙Sを見開いて、この
糊塗布部に平行な用紙両端部の中央部を挟持して引張り
荷重を加え、糊塗布部に剥がれが生じた時の荷重を測定
したものである。この荷重が2kg未満では、枚数の多
い冊子を見開いた時に、剥がれが生じる事から、2kg
以上の強度が必要である。
【0103】また、接着強度を上げるために、糊の塗布
量を増やすと、糊に含まれる水分により用紙の繊維が膨
張し、糊塗布部で波打ちが発生するが、この波打ちにつ
いては目視により評価をおこなった。
【0104】さらに、糊流量は、ノズル81の開口部8
1aとニードル82の先端部82aとの間隙、及び糊圧
力を決めた時の連続糊流量を10秒間で測定したもので
ある。従って、破線、或いは点付けの場合、ニードル8
2のオン/オフの応答に時間がかかるため、実質の糊流
量は、「連続糊流量×デューティ比」よりも少なくな
り、破線ピッチが細かいほど糊流量は少なくなる。実験
では、糊圧力を、0.2Mpaに固定し、開口部81a
と先端部82aとの間隙を変えて1秒当たりの糊流量
(連続糊流量)を変えている。
【0105】この場合、線付けモード時においては、1
50mg/sec(A4R換算で34.6mg/se
c)以上の糊吐出量では、用紙Sに波打ちが発生した。
良好な接着性を得るためには、糊吐出量が100mg/
sec(A4R換算で23.1mg/sec)程度であ
る事が必要である。
【0106】破線付けモード時においては、線付けモー
ドより糊塗布部面積が少なく、充分な接着力を得るため
には、200mg/sec(A4R換算で46.2mg
/sec)以上の糊吐出量が必要であることがわかっ
た。但し、この糊吐出量は、糊の物性、破線ピッチ等の
条件により変わるものである。
【0107】糊吐出手段80のノズル81から糊吐出量
200mg/secで糊を吐出して、破線付けモードに
より用紙Sに糊塗布部Nbを形成した後、加圧手段44
により用紙間を所定の圧力で加圧した時に形成される糊
塗布部Nbの糊付け幅wは、約2mmである。線付けモ
ード時(100mg/sec)の糊塗布部Nbの糊付け
幅wは、約1mmである。
【0108】破線付け塗布パターンを形成し、単位時間
当たりの糊吐出量を変えて糊付け幅wを増大させる事に
より、接着強度、用紙波打ちのない高品質の糊付け製本
された冊子が得られるようになった。
【0109】図17は、用紙Sの側縁部近傍に形成され
た破線状の糊塗布部Nbを示す他の実施の形態を示す部
分平面図である。
【0110】糊供給量可変手段97は、用紙Sの両端部
に形成される糊塗布部Nb1の単位時間当たりの糊塗布
量を、用紙Sの両端部以外に形成される糊塗布部Nb2
の糊塗布量より多くなるように糊を加圧して糊吐出手段
80に供給する。
【0111】酢酸エマルジョン糊を使用して、糊吐出手
段80により糊を吐出して用紙の側縁部近傍に破線付け
モードの糊塗布部Nb1,Nb2を形成した場合の接着
強度を測定した結果を表2に示す。なお、破線付けモー
ドの破線ピッチは20mmに設定した。用紙搬送速度
は、1200mm/secに設定した。
【0112】
【表2】
【0113】表2は、破線付け時の端部適糊流量増によ
る製本品質を実験により求めたものである。表2におい
て、引き裂き強度、引張り強度は、表1に説明したもの
である。
【0114】糊吐出手段80のノズル81から糊吐出量
200mg/secで糊を吐出して用紙Sの両端部に糊
塗布部Nb1を形成し、用紙Sの両端部以外には糊吐出
量100mg/secで糊を吐出して破線付けモードに
より糊塗布部Nb2を形成した。糊塗布処理後、加圧手
段44により用紙間を所定の圧力で加圧した時に形成さ
れる両端部の糊塗布部Nb1の糊付け幅w1は約3m
m、線付けされた糊塗布部Nb2の糊付け幅w2は、約
1mmである。
【0115】糊吐出量が100mg/secの破線付け
では、引き裂き強度が得られないが、端部の糊塗布部N
b1のみ、糊吐出量を200mg/secにする事によ
り、用紙Sの波打ちに対して有効であり、且つ、糊付け
処理された冊子Saの両端部の糊接着強度が強化され、
外力による糊塗布剥がれが防止される。
【0116】本発明の糊付け製本装置Cは、複写機、プ
リンタ、これらの複合機等の画像形成装置に接続され
る。画像形成装置により所望のデジタル処理が行われ、
片面記録、両面記録、頁編集等の処理後、排出された用
紙は、本発明の糊付け製本装置Cを備えた画像形成装置
により、表紙付け、糊付け処理等が正確かつ効率よく行
われ、製本化される。
【0117】なお、本発明の糊付け製本装置Cを独立し
た装置に形成し、他の画像形成装置により処理された用
紙に対して糊付け製本することも可能である。
【0118】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の糊付け製本方法、糊付け製本装置、画像形成装置によ
り以下の効果が奏せられる。
【0119】(1) 本発明の請求項1〜4に記載の糊
付け製本方法及び糊付け製本装置により、糊吐出手段の
ノズルの構成を簡単になし、線付け糊塗布部、点付け糊
塗布部の長さ、及び幅を可変位制御することが可能であ
る。また、ソレノイドの応答性が低くても容易に短い糊
塗布部ピッチで線付け糊塗布、点付け糊塗布が可能であ
る。
【0120】(2) 本発明の請求項5に記載の糊付け
製本装置により、用紙の糊塗布部を用紙毎にずらせる事
により、糊付け製本された冊子の糊塗布部のみが盛り上
がる事が防止され、冊子の出来上がり品質が向上する。
また、良好な糊付け強度が得られる。
【0121】(3) 本発明の請求項6に記載の糊付け
製本装置により、糊付け製本する用紙の枚数、原稿の内
容、用途によって、使用者が自由に、線付けモード、破
線付けモード、点線付けモード、点付けモード等の糊付
けパターンを選択する事ができる。
【0122】(4) 本発明の請求項7に記載の糊付け
製本装置により、破線付けモードを形成するとともに、
単位時間当たりの糊吐出量を変えて糊付け幅を増大させ
る事により、接着強度、用紙波打ちのない高品質の糊付
け製本された冊子が得られるようになった。
【0123】(5) 本発明の請求項8に記載の糊付け
製本装置により、用紙の波打ちのない高品質の糊付け製
本された冊子が得られ、且つ、糊付け処理された冊子の
両端部の糊接着強度が強化され、外力による糊塗布剥が
れが防止される。
【0124】(6) 本発明の請求項9に記載の画像形
成装置により、画像形成装置から高速で連続排出された
多数枚の用紙に対して、安定した糊付け製本処理が行わ
れ、連続して多数の冊子が形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置本体、画像読み取り装置、糊付け
製本装置から成る画像形成システムの全体構成図。
【図2】糊付け製本装置の正面断面図。
【図3】糊付け製本装置の側面図。
【図4】糊付け製本装置の平面図。
【図5】糊塗布処理時の用紙搬送経路と糊塗布処理を説
明する模式斜視図。
【図6】糊吐出手段の断面図。
【図7】糊吐出手段の分解断面図。
【図8】糊吐出手段の部分拡大断面図。
【図9】糊供給手段の正面図。
【図10】用紙の側縁部近傍に形成された各種糊塗布部
を示す平面図。
【図11】画像形成装置本体の操作部を示す斜視図。
【図12】操作部の糊付けパターン選択手段を示す平面
図。
【図13】糊付け製本装置と画像形成装置本体の制御を
示すブロック図。
【図14】用紙に形成された破線状の糊塗布部を示す部
分平面図、糊吐出手段と糊塗布処理される用紙の正面
図、及び操作部の糊塗布部長さ選択手段を示す平面図。
【図15】複数の用紙に形成された破線状の糊塗布部を
示す部分平面図、操作部の糊塗布部位置選択手段を示す
平面図、及び複数の用紙の隅部近傍に形成された短線状
の糊塗布部を示す部分平面図。
【図16】糊供給量制御手段を備えた糊供給手段と糊吐
出手段の断面図。
【図17】用紙に形成された破線状の糊塗布部を示す他
の実施の形態を示す部分平面図。
【符号の説明】
9 制御手段 80 糊吐出手段 81 ノズル 82 ニードル 88 供給管 90 糊供給手段 92 糊収納容器 93 容器装着手段 96 押圧手段 97 糊供給量可変手段 100 操作部 101 糊付け出力設定釦 102,112,122 糊付けパターン選択手段(操
作画面) 103,113,123 表示部 104,114,124 出力選択釦 A 画像形成装置本体 C 糊付け製本装置 N,Na,Nb,Nc,Nd,Nb1,nb2 糊塗布
部 S,S1,S2,S3 記録紙(用紙) m 糊付け長さ w,w1,w2 糊付け幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 克典 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 木村 丈信 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 松本 敏高 東京都豊島区要町3丁目51番4号 Fターム(参考) 3F108 GA01 GB01 HA02 HA12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糊吐出手段のノズルから糊を吐出して、
    搬送される用紙の側縁部近傍の用紙搬送方向に線状の糊
    塗布部を形成する糊付け製本方法において、前記ノズル
    による糊塗布位置を通過する用紙の搬送速度を可変に制
    御し、用紙上に塗布する糊の少なくとも幅、長さを変化
    させるようにしたことを特徴とする糊付け製本方法。
  2. 【請求項2】 糊吐出手段のノズルから糊を吐出して、
    搬送される用紙の側縁部近傍の用紙搬送方向に少なくと
    も線状の糊塗布部を形成する糊付け製本方法において、
    前記ノズルを開状態に作動させる時間を可変に制御する
    事により、用紙上に塗布する糊の長さを変化させるよう
    にしたことを特徴とする糊付け製本方法。
  3. 【請求項3】 糊を収容する糊収納容器と、前記糊収納
    容器から糊を排出させる排出手段と、前記糊収納容器か
    ら排出される糊を移送する供給管と、前記供給管に接続
    され移送される糊をノズルから吐出する糊吐出手段と、
    前記ノズルの下方位置において用紙を搬送する用紙搬送
    手段と、前記用紙搬送手段を駆動する搬送駆動手段と、
    前記搬送駆動手段による用紙の搬送速度を可変に選択、
    制御する搬送制御手段と、を有することを特徴とする糊
    付け製本装置。
  4. 【請求項4】 糊を収容する糊収納容器と、前記糊収納
    容器から糊を排出させる排出手段と、前記糊収納容器か
    ら排出される糊を移送する供給管と、前記供給管に接続
    され移送される糊をノズルから吐出する糊吐出手段と、
    前記ノズルの下方位置において用紙を搬送する用紙搬送
    手段と、前記糊吐出手段のノズルを開閉駆動するノズル
    駆動手段と、前記ノズル駆動手段を制御するノズル制御
    手段と、を有し、前記ノズル制御手段は、前記ノズルの
    下方位置を通過する用紙に糊塗布部を形成する際に、前
    記ノズルを開閉駆動制御して、複数の形状の糊塗布部を
    形成することを特徴とする糊付け製本装置。
  5. 【請求項5】 糊を収容する糊収納容器と、前記糊収納
    容器から糊を排出させる排出手段と、前記糊収納容器か
    ら排出される糊を移送する供給管と、前記供給管に接続
    され移送される糊をノズルから吐出する糊吐出手段と、
    前記ノズルの下方位置において用紙を搬送する用紙搬送
    手段と、前記糊吐出手段のノズルを開閉駆動するノズル
    駆動手段と、前記ノズル駆動手段を制御するノズル制御
    手段と、を有し、前記ノズル制御手段が、前記ノズルの
    下方位置を通過する用紙の側縁部近傍の用紙搬送方向に
    断続する破線状の糊塗布部、又は用紙の隅部近傍に短い
    線状の糊塗布部を形成する場合、搬送される用紙の頁毎
    に、用紙搬送方向の前記糊塗布部の位置をずらせるよう
    に、前記糊吐出手段のノズル駆動手段を制御することを
    特徴とする糊付け製本装置。
  6. 【請求項6】 糊を収容する糊収納容器と、前記糊収納
    容器を加圧して収容する糊を排出させる押圧手段と、前
    記糊収納容器から排出される糊を移送する供給管と、前
    記供給管に接続され移送される糊をノズルから吐出する
    糊吐出手段と、前記ノズルの下方位置において用紙を搬
    送する用紙搬送手段と、前記糊吐出手段のノズルを開閉
    駆動するノズル駆動手段と、前記ノズル駆動手段を制御
    して用紙の側縁部近傍の用紙搬送方向に、複数の形状の
    糊塗布部を形成するノズル制御手段と、により糊付け製
    本装置を構成し、前記各形状の糊塗布部を選択入力する
    操作画面を有する操作部を糊付け製本装置とは別体に設
    け、前記操作画面による選択信号を、前記別体から前記
    ノズル制御手段へ入力することを特徴とする糊付け製本
    装置。
  7. 【請求項7】 糊吐出手段のノズルから糊を吐出して、
    搬送される用紙の側縁部近傍の用紙搬送方向に連続する
    線状、又は断続する破線状、或いは断続するドット状の
    糊塗布部を形成する糊付け製本装置において、前記糊吐
    出手段のノズルを開閉駆動するノズル駆動手段と、前記
    ノズル駆動手段を制御するノズル制御手段と、を有し、
    前記ノズル制御手段は、前記各種糊塗布部の選択によっ
    て、糊吐出手段のノズルから吐出される糊の単位時間当
    たりの量を可変に制御することを特徴とする糊付け製本
    装置。
  8. 【請求項8】 糊吐出手段のノズルから糊を吐出して、
    搬送される用紙の側縁部近傍の用紙搬送方向に断続する
    破線状、又は断続するドット状の糊塗布部を形成する糊
    付け製本装置において、前記糊吐出手段のノズルを開閉
    駆動するノズル駆動手段と、前記ノズル駆動手段を制御
    するノズル制御手段と、を有し、前記ノズル制御手段
    は、前記糊塗布部の両端部の単位時間当たりの糊塗布量
    を、前記糊塗布部の中央部の糊塗布量より多くなるよう
    に制御することを特徴とする糊付け製本装置。
  9. 【請求項9】 画像書き込手段、画像形成手段、用紙搬
    送装置から成る画像形成装置本体と、糊塗布装置と用紙
    搬送手段を備えた糊付け製本装置とを有する画像形成装
    置において、前記請求項3〜8の何れか1項に記載の糊
    付け製本装置を備えて成ることを特徴とする画像形成装
    置。
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