JP2002219398A - 糊供給装置、糊付け製本装置及び画像形成装置 - Google Patents

糊供給装置、糊付け製本装置及び画像形成装置

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JP2002219398A
JP2002219398A JP2001019637A JP2001019637A JP2002219398A JP 2002219398 A JP2002219398 A JP 2002219398A JP 2001019637 A JP2001019637 A JP 2001019637A JP 2001019637 A JP2001019637 A JP 2001019637A JP 2002219398 A JP2002219398 A JP 2002219398A
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JP2001019637A
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Toshio Shida
寿夫 志田
Takeshi Tsuchiya
毅 土屋
Mikihiko Yamakawa
幹彦 山川
Katsunori Takahashi
克典 高橋
Toshitaka Matsumoto
敏高 松本
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 糊供給装置により糊吐出装置に糊を安定して
供給し、均一に用紙に糊が塗布する。また、糊塗布の実
行中に糊収納容器内の糊残量が減少による糊塗布処理の
中断、糊付け不良冊子の作製を防止する。 【解決手段】 糊収納容器92を加圧して収納された糊
Naを排出させる加圧手段96を、糊収納容器92の排
出開口部に対向する底部を押圧する押圧部材960と、
押圧部材960を移動可能に駆動する駆動手段とから構
成し、駆動手段が押圧部材960を移動させ、糊収納容
器92の底部を一定荷重で押圧することにより、糊収納
容器92内の糊圧力を一定圧に保持して、供給管88を
介して糊吐出装置80に糊を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置本体
から排出された画像形成処理済みの用紙を整合し、用紙
搬送中に用紙側縁近傍に線状に糊を塗布して冊子を作製
する糊付け製本装置、糊付け製本装置の糊供給装置、及
び糊付け製本装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機、プリンタ、これらの複合
機等の画像形成装置本体により画像が記録された用紙の
所定位置に、糊付け処理をして、製本化する糊付け製本
装置が提供されている。
【0003】糊付け処理装置としては、(1)糊吐出ノ
ズルを用いて用紙に糊を吐出する装置、(2)糊収容箱
に糊車を設置し、該回転する糊車の外周に糊を付着さ
せ、糊車の外周を用紙に接触させて接触転写する装置、
(3)ノズルよりホットメルト剤(熱融着剤)と加熱圧
縮空気の混合体を吐出するホットメルト塗布装置、
(4)密封した耐圧性カートリッジ内に接着剤を収容
し、該カートリッジ内にコンプレッサにより高圧気体を
挿入し、接着剤に連通する導管からカートリッジ外に導
出し、ノズルに供給する製本装置(特表昭59−500
907号公報)、等が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の糊供給装置、糊
付け製本装置及び画像形成装置は以下の課題がある。
【0005】(第1の課題)圧縮空気による糊供給に
は、下記の問題点がある。
【0006】 圧縮空気を生成するためのコンプレッ
サが必要であり、装置の大型化、騒音が大きい等の問題
がある。
【0007】 圧縮空気を保持するために、気密性が
高く、かつ、強度のあるタンクが必要であり、質量、製
造原価等が増大する。
【0008】 タンク内で糊と圧縮空気とが接触する
ため、長期保存時に糊が固化したり、圧縮空気が糊の内
部に進入して気泡を発生させる。
【0009】 タンク内を減圧した後、タンクの蓋を
開けて糊を補給する操作を行うため、糊補給操作が難し
い。
【0010】(第2の課題)糊塗布の実行中に、糊収納
容器内の糊残量が減少し、糊塗布処理が中断されると、
不良の冊子が作製される。また、糊収納容器内の糊を使
い切る以前に糊補給信号を発生すると糊収納容器内の残
留糊が多くなり無駄になる。
【0011】本発明は上記の課題を解決する糊供給装
置、糊付け製本装置及び画像形成装置を提供することを
目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の第1の課題は、下
記の(1)〜(5)により解決される。
【0013】(1) 糊吐出装置に糊を供給する糊供給
装置を、可撓性樹脂材料により形成され伸縮可能な糊収
納容器と、前記糊収納容器を加圧して収納された糊を前
記糊収納容器の排出開口部から排出させる加圧手段と、
前記排出開口部から排出される糊を糊吐出装置に移送す
る供給管とから成り、前記加圧手段を、前記糊収納容器
の排出開口部に対向する底部を押圧する押圧部材と、前
記押圧部材を移動可能に駆動する駆動手段とから構成
し、前記駆動手段が前記押圧部材を移動させ、前記糊収
納容器の底部を一定荷重で押圧することにより、前記糊
収納容器内の糊圧力を一定圧に保持して、前記供給管を
介して前記糊吐出装置に糊を供給することを特徴とする
糊供給装置。
【0014】(2) 可撓性樹脂材料により形成され伸
縮可能な糊収納容器と、前記糊収納容器の底部を加圧し
て収納された糊を前記糊収納容器の排出開口部から排出
させる押圧部材と、前記押圧部材に一定荷重を加え前記
糊収納容器内の糊圧力を一定圧に保持する定荷重部材を
有する駆動手段と、から構成したことを特徴とする糊供
給装置。
【0015】(3) 可撓性樹脂材料により形成され伸
縮可能な糊収納容器と、前記糊収納容器の底部を加圧し
て収納された糊を前記糊収納容器の排出開口部から排出
させる押圧部材と、駆動源の停止時に前記押圧部材の移
動を停止させるセルフロック機構を有し、前記糊収納容
器内の糊圧力を一定圧に保持する駆動手段と、記駆動手
段の駆動を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段
は、前記駆動手段の駆動中は前記駆動源を連続回転駆動
するか、または、間欠駆動と停止を繰り返して前記押圧
部材を移動させ前記糊収納容器内の糊圧力を一定に保持
し、前記駆動手段の駆動終了時は、前記駆動源を一定時
間逆転駆動し、前記押圧部材を逆行させ、前記糊収納容
器内の糊圧力を低下させるように制御することを特徴と
する糊供給装置。
【0016】(4) 搬送手段により搬送される用紙の
側縁部近傍に、糊吐出装置により用紙搬送方向に線状に
糊を塗布し、糊塗布後の複数枚の用紙を積載し整合して
冊子を作製する糊付け製本装置において、前記(1)〜
(3)の何れかに記載の糊供給装置を備えて成ることを
特徴とする糊付け製本装置。
【0017】(5) 画像書き込み手段、画像形成手
段、用紙搬送手段から成る画像形成装置本体と、糊供給
装置を備えた糊付け製本装置とを有する画像形成装置に
おいて、可撓性樹脂材料により形成され伸縮可能な蛇腹
形状をなす糊収納容器と、前記糊収納容器の底部を加圧
して収納された糊を前記糊収納容器の排出開口部から排
出させる押圧部材と、前記押圧部材を移動可能に駆動す
る駆動手段と、前記糊収納容器内の糊が消費される所定
位置を検知する第1センサと、前記糊収納容器の初期位
置を検知する第2センサと、前記第1センサにより前記
押圧部材が所定位置に達したことを検知されると、画像
形成装置本体の表示部に糊無しを表示するとともに、前
記駆動手段を逆転駆動して前記押圧部材を逆行させ、前
記第2センサにより初期位置に停止させるように制御す
る制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装
置。
【0018】上記の第2の課題は、下記の(6)〜
(8)により解決される。 (6) 糊吐出装置に糊を供給する糊供給装置を、糊を
収納する糊収納容器と、前記糊収納容器を加圧して収納
された糊を前記糊収納容器の排出開口部から排出させる
加圧手段と、前記排出開口部から排出される糊を糊吐出
装置に移送する供給管とから構成し、搬送手段により搬
送される用紙の側縁部近傍に、糊吐出装置により用紙搬
送方向に線状に糊を塗布して冊子を作製する糊付け製本
装置において、前記糊収納容器内の糊残量が所定量以下
になった事を検知する検知手段を備え、前記検知手段の
検知信号を前記糊付け製本装置に接続する画像形成装置
本体に送信することを特徴とする糊付け製本装置。
【0019】(7) 糊吐出装置に糊を供給する糊供給
装置を、糊を収納する糊収納容器と、前記糊収納容器を
加圧して収納された糊を前記糊収納容器の排出開口部か
ら排出させる加圧手段と、前記排出開口部から排出され
る糊を糊吐出装置に移送する供給管とから構成し、搬送
手段により搬送される用紙の側縁部近傍に、糊吐出装置
により用紙搬送方向に線状に糊を塗布して冊子を作製す
る糊付け製本装置において、前記糊付け製本装置は、用
紙側縁部への直線状の糊塗布部、破線状の糊塗布部、ド
ット状の糊塗布部、及び用紙隅部への短線状の糊塗布部
の複数の糊塗布形成モードのうち、何れかを選択して実
行可能であり、検知手段により前記糊収納容器内の糊残
量が所定量以下になった事を検知して、前記検知手段の
検知信号により糊補給を要求する表示を前記糊付け製本
装置に接続する画像形成装置本体の表示部に表示し、前
記糊収納容器を交換又は糊補充を行わない場合は、複数
の糊塗布形成モードのうち、何れかを選択して糊塗布を
実行することを特徴とする糊付け製本装置。
【0020】(8) 画像書き込み手段、画像形成手
段、用紙搬送手段から成る画像形成装置本体と、糊吐出
装置と糊供給装置を備えた糊付け製本装置とを有する画
像形成装置において、前記(6)又は(7)に記載の糊
付け製本装置を備えて成ることを特徴とする画像形成装
置。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の糊付け製本装置、
及び糊付け製本装置を備えた画像形成装置を図面に基づ
いて説明する。
【0022】(画像形成装置の一実施形態)図1は画像
形成装置本体A、画像読み取り装置B、糊付け製本装置
Cから成る画像形成システムの全体構成図である。
【0023】画像形成装置本体Aは、回転する像担持体
(以下、感光体と称す)1の周囲に、帯電手段2、像露
光手段(書き込み手段)3、現像手段4、転写手段5
A、除電手段5B、分離爪5C、及びクリーニング手段
6を配置し、帯電手段2によって感光体1の表面に一様
帯電を行った後に、像露光手段3のレーザビームによっ
て原稿から読み取られた画像データに基づくレーザビー
ム走査を行うことによって潜像を形成し、該潜像を現像
手段4により反転現像して感光体1の表面にトナー像を
形成する。
【0024】一方、用紙収納手段7Aから給紙された転
写紙(以下、用紙と称す)Sは転写位置へと送られる。
転写位置において転写手段5Aにより前記トナー像が用
紙S上に転写される。その後に、用紙Sは除電手段5B
により裏面の電荷が消去され、分離爪5Cにより感光体
1から分離され、中間搬送部7Bにより搬送され、引き
続き定着手段8により加熱定着され、排紙ローラ7Cに
より排出される。
【0025】用紙Sの両面に画像形成を行う場合には、
定着手段8により加熱定着された用紙Sを、搬送路切り
替え板7Dにより通常の排紙通路から分岐し、反転搬送
7Eにおいてスイッチバックして表裏反転した後、排紙
ローラ7Cにより装置外に排出される。排紙ローラ7C
から排出された用紙Sは、糊付け製本装置Cの受入部1
1に送り込まれる。
【0026】一方、感光体1の画像処理後の表面は、分
離爪5Cの下流においてクリーニング手段6により表面
に残留している現像剤が除去され、次の画像形成に備え
る。
【0027】画像形成装置本体Aの上部には、シートス
ルー型読み取り方式の自動原稿送り装置を備えた画像読
み取り装置Bが設置されている。
【0028】糊付け製本装置Cは、最上段の直接排紙手
段10、その下方の水平搬送手段20、方向変換搬送手
段30、積載手段40、排出手段50、排紙手段60、
表紙給紙手段70から成る用紙搬送系、及び糊吐出装置
80、糊供給装置90から成る糊塗布装置から構成され
ている。
【0029】図2は糊付け製本装置Cの正面断面図であ
る。受入部11に導入された用紙Sは、切り換え板12
により、直接排紙手段10と水平搬送手段20との何れ
かに選択される。
【0030】(装置上部の固定排紙皿16に直接排紙)
直接排紙手段10に導入された用紙Sは、上方に搬送さ
れ、搬送ローラ13,14に挟持されて排出ローラ15
により固定排紙皿16上に排出される。
【0031】(シフト処理又はノンソート大量排紙、昇
降排紙皿63に排紙)この搬送モードに設定されると、
切り替え板12は直接排紙手段10の搬送路を閉鎖し、
水平搬送手段20の搬送路を開放し用紙Sの通過を可能
にする。
【0032】水平搬送手段20に導入された用紙Sは、
搬送ローラ21,22,23,24に挟持されて搬送さ
れ、糊塗布処理を行わない用紙Sは図示しないシフト手
段を経て排出ローラ61により挟持されて、第1の排出
口62から機外の昇降排紙皿63上に排出される。昇降
排紙皿63上には、例えば、最大3000枚の大量の用
紙Sを積載する事が可能である。
【0033】(糊塗布処理の用紙搬送)図3は糊付け製
本装置Cの側面図、図4は平面図である。図5は糊付け
製本装置の用紙搬送経路を示す模式斜視図、図6は糊付
け製本装置の用紙搬送手段、糊塗布処理、製本処理を示
す模式斜視図である。
【0034】・方向変換搬送手段30による用紙の直交
Uターン搬送 糊付け製本処理のモードに設定されると、画像形成装置
本体Aから排出される用紙Sは、モータM1により駆動
回転される搬送ローラ21〜24により挟持されて搬送
される。用紙Sの先端部が可動ストッパ25に当接する
と、用紙Sの曲がりが修正され、搬送方向に位置決めが
行われる(図2、図4〜図6のX1方向の第1搬送
路)。その後、モータM1の駆動が停止され、図示され
ていない駆動手段により搬送ローラ21〜24の各上ロ
ーラが用紙面から上方に待避して、搬送ローラ22〜2
4の圧接が解除される。
【0035】更に、用紙Sは搬送ローラ31,32に挟
持されて、90度偏向された搬送方向に搬送される(図
3〜図6のY1方向搬送)。用紙Sは引き続き搬送ロー
ラ33,34により挟持されてUターン搬送され積載手
段40に送り込まれる(図3〜図6のZ方向の第2搬送
路)。
【0036】・用紙Sへの糊塗布処理 糊吐出装置80は、搬送ローラ31〜34によりY1方
向からZ方向に走行する用紙Sの一方の側縁部に線状又
は断続する破線状に糊を吐出して、用紙Sの上面に糊塗
布部Nを形成する(図5参照)。
【0037】本発明の実施の形態で使用される糊は、酢
酸ビニル系接着剤で、粘度は常温で750〜1500m
Pa・sである。
【0038】・用紙Sの積載、整合、加圧処理 1枚目の糊塗布処理されない用紙Sは、搬送ローラ3
3,34により挟持搬送されてY2方向の第3搬送路に
搬送され、積載台41上に載置される。後続の2枚目以
降の糊塗布処理された用紙Sは、搬送ローラ33,34
により挟持搬送されてY2方向に搬送され、積載台41
上の先行の用紙S上に積載される。
【0039】即ち、搬送ローラ34により挟持搬送され
た用紙Sの先端部は、回動する無端状ベルト42に保持
されたグリッパ手段43に把持されて、積載台41の上
方をY2方向に搬送される。移動するグリッパ手段43
に保持された加圧手段44は、積載台41上に載置され
た先行の用紙束の糊塗布部N形成面の背面側を加圧して
移動し、用紙間の接着を確実にする。グリッパ手段43
に把持された用紙Sの先端部は、先端ストッパ45に当
接して、先端揃えされる。先端ストッパ45は図示しな
い駆動手段により移動可能であり、用紙Sのサイズ設定
により所定位置に停止する。用紙Sの後端部は、移動可
能に駆動される用紙後端整合押圧手段46により、用紙
後端部の整合及び用紙後端上面部の押圧が行われる。用
紙Sの両側端部は、側端ストッパ47及び図示しない整
合手段により位置決めされる。なお、用紙Sの先端部、
後端部、両側端部の整合、位置決めは、加圧手段44に
よる加圧処理の前に行う。加圧手段44による用紙Sの
加圧処理は、2枚目以降の用紙Sが積載台41上に載置
される都度行っても良い。又は、用紙Sが複数枚積載さ
れる毎に加圧処理を行ってもよい。
【0040】以上の工程により糊付け処理された1冊の
製本が完成する。この糊付け製本装置Cでは、例えば、
最大200枚の用紙Sを糊付け処理して製本化する事が
できる。
【0041】・排紙 積載台41の用紙積載面の一部には、駆動ローラ51と
従動ローラ52に巻回された複数本の排出ベルト53が
回動可能に配置されている。
【0042】最終枚目の用紙Sが積載台41上に積載さ
れ、加圧処理されて、糊付け製本された冊子Saは、モ
ータM2により回動される排出ベルト53の排出爪53
aにより冊子Saの後端部を保持されて、積載台41の
載置面上を滑走して、排紙手段60の第2の排出口65
に設けた排出ローラ64に挟持されて、昇降排紙皿63
上に排出、積載される(X2方向の第3搬送路)。この
排紙処理に先立って、加圧手段44及び側端ストッパ4
7を図示しない駆動手段により搬送路の上方に待避させ
ておく。
【0043】昇降排紙皿63には、第1の排出口62か
ら排出された糊塗布処理されない用紙Sと、第2の排出
口65から排出された糊塗布処理された冊子Saとが積
載可能であり、昇降駆動により大量の用紙S及び冊子S
aを収容する事ができる。
【0044】(糊吐出装置)図7は糊吐出装置80の断
面図、図8はノズル部材81の開口部81aを開放した
状態を示す糊吐出装置80の部分拡大断面図である。
【0045】糊吐出装置80は、糊を吐出する開口部8
1aを有するノズル部材81、開口部81aを開閉する
移動可能なニードル部材(以下、ニードルと称す)8
2、ニードル82を移動可能に収容するケーシング8
3、ニードル82を移動可能に駆動するソレノイドSL
等から構成されている。
【0046】復帰バネ85は、糊吐出装置80の筐体8
4の底部と、フランジ部82bの上面との間に嵌挿さ
れ、ニードル82を下方に押圧している。ソレノイドS
Lの非作動時には、復帰バネ85によりニードル82の
先端部82aはノズル部材81の開口部81aを図7に
示すように閉止している。
【0047】ソレノイドSLに電圧を印加すると、プラ
ンジャSLaが上方に移動され、プランジャSLaに直
結するニードル82が引き上げられ、ノズル部材81の
開口部81aを開放し、糊吐出を可能にする。
【0048】ケーシング83の側面には入口部材87が
固定され、後述の糊供給装置90から供給された糊を供
給管88を経て糊収容室83a内に導入する。
【0049】(糊付けパターン)図9は、用紙Sの側縁
部近傍に形成された各種糊塗布部を示す平面図である。
図9(a)は連続する直線状の糊塗布部N1を示す。図
9(b)は所定の長さと間隔を有して断続する破線状の
糊塗布部N2を示す。図9(c)は所定の間隔を有して
断続する点線状の糊塗布部N3を示す。図9(d)は用
紙Sの隅部近傍の1箇所に所定の長さを有して形成され
た短線状の糊塗布部N4を示す。
【0050】直線状の糊塗布部N1(線付け)は、用紙
Sの側縁部近傍の全長にわたって、用紙間を強固に接着
するから、冊子の耐久性があり、仕上がり品質も良い。
【0051】破線状の糊塗布部N2(破線付け)、点線
状の糊塗布部N3(点線付け)、短線状の糊塗布部N4
(点付け)は、何れも接着剤塗布面積が小さいから、用
紙間の接着力が糊塗布部N1よりは弱いが、糊塗布処理
後の用紙の波打ちの発生が少ない。また、用紙間の接着
力が弱いから、接着処理後に用紙を簡単に剥離させるこ
とが可能である。従って、用紙間を仮止め接着した後
に、用紙間を分離して、用紙Sの並び替え、除去、挿入
等の操作を、用紙Sを損傷することなく容易に行うこと
ができるから、簡易資料の配付に適している。
【0052】(糊供給装置)図10は、本発明の糊付け
製本装置Cに適用される糊供給装置90の断面図であ
り、図10(a)は糊供給初期状態を示し、図10
(b)は糊供給終了状態を示す。図11は糊供給装置9
0の駆動手段を示し、図11(a)は平面図、図11
(b)は正面図である。
【0053】糊供給装置90の筐体91内には、糊収納
容器92が着脱可能に装着される。糊収納容器92は、
糊Naを収納する容器本体92aと、糊Naを排出する
口金部92bとから成る。容器本体92aはポリエチレ
ン等の可撓性材料を用いて薄肉の中空状に成型した蛇腹
形状をなし、伸縮可能である。
【0054】糊収納容器92を把持して、筐体91内の
容器装着手段93に装着する事により、口金部92bは
所定位置に設置される。
【0055】糊収納容器92を容器装着手段93に装着
した後、口金部92bを供給管側接続部材94に接続す
る。この接続動作は手動でもよいが、電動による駆動手
段が迅速かつ確実である。
【0056】糊収納容器92の口金部92bに対向する
容器本体92aの底部は、加圧手段96の押圧部材96
0により押圧され、案内溝91aに沿って矢印方向に移
動する。
【0057】筐体91の所定位置には、2個の位置検出
用センサ(以下位置センサと称す)PS1,PS2が設
置されている。位置センサPS1は、糊収納容器92内
に糊Naが充満された初期状態の糊収納容器92を筐体
91内の容器収納室91bに装填した時の、押圧部材9
60に固定された被検部969の位置を検出する。位置
センサPS2は、糊収納容器92内の糊Naが費消され
た糊供給終了状態における被検部969の位置を検出す
る。
【0058】駆動手段のモータM3は、減速歯車列を形
成する歯車G10〜G19を介してプーリ961を回転
させる。プーリ961を巻回するワイヤ962は、プー
リ963を巻回し、加圧手段96に支持されたプーリ9
64を巻回し、一方の末端が固定支持部材965に固定
される。
【0059】プーリ961を巻回するワイヤ962の他
端は、同軸上の一対のプーリ964を巻回し、一端が筐
体91に支持されたテンション用のバネ967の他端に
接続している。
【0060】加圧手段96は、モータM3の正回転によ
り、減速歯車列及びワイヤ962を介して矢印方向に移
動して、容器本体92aを圧縮する。容器本体92a内
の加圧された糊は、口金部92b、供給管側接続部材9
4を通過して供給管88、糊吐出装置80の入口部材8
7を経て、糊吐出装置80に供給される。
【0061】歯車G11,12と同軸上には、トルクリ
ミッタTLが装着され、モータM3による容器本体92
aへの押圧力が所定圧力以上になると、トルクリミッタ
TLにより歯車G11,12が空転して伝達を断ち、加
圧手段96の移動を停止させる。
【0062】押圧部材960を移動可能に駆動するモー
タM3に接続する駆動手段は、G10〜G19から成る
減速歯車列中に、歯車(ウォーム)G10と歯車(ウォ
ームホイール)G11とから成るセルフロック機構を有
する。モータM3に接続して駆動回転するするウォーム
G10は、ウォームホイールG11を回転させ、動力を
伝達する。しかし、ウォームホイールG11側からウォ
ームG10に回転を伝達することは不可能である。従っ
て、モータM3の駆動停止時には、ウォームホイールG
11、押圧部材960は移動する事はなく、容器本体9
2aの底部は拡張方向に移動せず、停止状態に保持され
る。
【0063】糊付けモードが選択されると、モータM3
が正回転し、押圧部材960が移動し、容器本体92a
の底部を一定圧で押圧し、容器本体92a内の糊圧力が
一定圧となる。その後、選択された糊付け処理が実施さ
れ、モータM3は正回転を続ける。糊付けモードが終了
すると、モータM3は予め設定された時間、逆回転し、
押圧部材960が逆方向に移動し、容器本体92a内の
糊圧力を低下させる。
【0064】図12は、図10(a)に示す糊供給装置
90のA−A断面図である。容器収納室91bは、下側
保持部材91dと上側保持部材91eとから成る2分割
構造である。下側保持部材91dと上側保持部材91e
の各内周面は、ほぼ半円筒面に形成され、蛇腹形状をな
す容器本体92aを保持する。下側保持部材91dは筐
体91内に固定されている。上側保持部材91eは蓋体
91c内に固定されている。
【0065】ワイヤ962を巻回する一対のプーリ96
4は、直進移動可能な押圧部材960に固定された支軸
968に回転可能に支持されている。支軸968の一端
には被検部969が固定されている。移動する被検部9
69が位置センサPS1,PS2を通過する事により、
位置が検出される。
【0066】(糊収納容器の交換)図13は、糊収納容
器92を糊供給装置90の筐体91内に装着する状態を
示す断面図である。
【0067】蓋体91cの一端は、筐体91に植設され
た支点軸91fに揺動可能に支持されている。蓋体91
cの一端には、把手91hに係合する係止部材91gが
揺動可能に支持されている。係止部材91gは、筐体9
1に設けた突起部91iに係脱可能に係合する。
【0068】把手91hを把持して係止部材91gと突
起部91iとの係合を解除した後、把手91hを上方に
引き上げ、蓋体91cを上方に回動させて、筐体91内
を開放状態にする。
【0069】蓋体91cの開放後、糊収納容器92を把
持して下側保持部材91d内に収容し、糊収納容器92
の口金部92bを容器装着手段93に装着して固定す
る。糊収納容器92を筐体91から取り出す際には、蓋
体91cを開放し、容器装着手段93から口金部92b
を取り外し、糊収納容器92を把持して下側保持部材9
1d内から取り出す。
【0070】(糊供給制御の他の実施の形態)図14
は、糊収納容器92を交換する過程を示す糊供給装置9
0の正面図である。図14(a)は、糊収納容器92を
糊供給装置90に装着した糊供給開始可能な初期状態を
示す。図14(b)は、糊収納容器92内の糊が減少し
て所定位置に到達した状態を示す。図14(c)は、糊
収納容器92内の糊が費消された状態を示す。図15
は、画像形成装置本体Aの操作部を示す斜視図、図16
は操作部の糊付けパターン選択手段を示す平面図、図1
7は糊付け処理の制御を示すフローチャート、図18は
糊付け製本装置Cと画像形成装置本体Aの制御を示すブ
ロック図である。
【0071】画像形成装置本体Aの操作部100には、
複数の糊付けパターン(線付け、破線付け、点線付け、
点付け)の中から任意の糊付けパターンを選択可能にす
るための糊付け出力設定釦101、糊付けパターン選択
手段(操作画面)102、コピー釦107とが設けられ
ている。
【0072】糊付けパターン選択手段102は、液晶タ
ッチパネルにより形成され、表示部103と出力選択釦
104から成る。
【0073】複数の糊付けパターンの中から任意の糊付
けパターンを選択して、用紙Sに糊塗布を実施させると
きには、使用者は、先ず、糊付け出力設定釦101を押
して、糊塗布処理を指定する。次に、液晶タッチパネル
の表示部103に表示された複数の糊付けパターンの中
から任意の糊付けパターンを選択して該当する出力選択
釦104を押圧することにより所望の糊付けパターンが
設定される。
【0074】糊付けパターンを設定した後、操作部10
0において、用紙サイズ設定部105において用紙サイ
ズを選択入力し、用紙枚数設定部106において用紙枚
数設定を入力する。
【0075】入力された糊付けパターン、用紙サイズ、
用紙枚数の信号は、通信手段を介して糊付け製本装置C
の制御手段9に送信される。制御手段9は、選択された
糊付けパターン、用紙サイズ、用紙枚数に対応して糊吐
出装置80、糊供給装置90を制御し、所定の糊付けパ
ターンで所定の用紙Sに糊を塗布する。
【0076】なお、画像形成装置本体Aをコンピュータ
出力部として使用する場合には、上記の糊付けパターン
等の条件をコンピュータ付属の画面上で設定し、コンピ
ュータ出力信号として画像形成装置本体Aに入力するこ
とも可能である。
【0077】初期位置検出用センサPS11は、糊収納
容器92内に糊が充満された状態、即ち、糊供給開始状
態における押圧部材960に固定された被検部969の
位置を検出する。第1糊残量検出用センサPS12は、
糊収納容器92内の糊が減少し所定の糊残量に到達した
時の押圧部材960の中間位置を検出する。第2糊残量
検出用センサPS13は、糊収納容器92内の糊が費消
され、糊供給終了状態における押圧部材960に固定さ
れた被検部969の位置を検出する。
【0078】糊収納容器92の交換過程を以下に説明す
る。 (1) 操作部100において、線付け、破線付け、点
線付け、点付けの糊付けモードを選択する。
【0079】(2) 選択された糊付けモードにより用
紙Sに糊付け処理を実施する。 (3) 糊収納容器92内の糊がほぼ消費され、押圧部
材960に固定された被検部969が移動して第1糊残
量検出用センサPS12により検知されると、操作部1
00の表示部103に、糊収納容器92の交換を促すメ
ッセージが表示される。なお、この表示直後は、糊収納
容器92内に糊が若干残存し、引き続き暫時糊供給が可
能である。
【0080】(4) 使用者はこの表示を確認して、加
圧手段96の復帰動作を指示する。この復帰指示によ
り、制御手段9は、モータM3を逆転駆動し、押圧部材
960を初期位置方向に移動させ、被検部969通過が
初期位置検出用センサPS11により検知された時、押
圧部材960を停止させる。
【0081】(5) 使用者は蓋体91cを開き、使用
済みの糊収納容器92を容器収納室91b内から取り出
し、新規の糊収納容器92を容器収納室91b内に装填
する操作を行う。
【0082】(6) 操作部100の表示部103に、
糊収納容器92の交換を促すメッセージが表示された時
に、糊収納容器92の交換を行なわない場合には、線付
け、破線付け、点線付け、点付けの何れかの糊付けモー
ドを選択する。
【0083】(7) 制御手段9は、選択された糊付け
モードで、可能な糊付け処理枚数を算出し設定して、表
示部103に枚数を表示する。
【0084】(8) 選択された糊付けモードに対する
糊付け処理枚数が、前記残存糊による可能な糊付け処理
枚数以下の場合には、選択された糊付けモードで糊供給
を続行する。
【0085】(9) 押圧部材960が移動して第2糊
残量検出用センサPS13により通過が検出されると、
糊収納容器92の交換を指示するメッセージが操作部1
00の表示部103に表示される。
【0086】(10) 制御手段9は、モータM3を逆
転駆動し、押圧部材960を初期位置方向に移動し、被
検部969が初期位置検出用センサPS11により検知
された時、押圧部材960を停止させる。同時に糊付け
モード実施不能を表示部103に表示する。
【0087】(11) (8)において、選択された糊
付けモードに対する糊付け処理枚数が、前記残存糊によ
る可能な糊付け処理枚数以上の場合には、選択された糊
付けモードで糊供給を続行する事は不可能であることを
表示部103に表示し、他の糊消費の少ない糊付けモー
ドを選択するように指示し、(7)以降を実施する。
【0088】なお、画像形成装置本体Aをコンピュータ
出力部として使用する場合には、上記の糊付けパターン
等の条件をコンピュータ付属の画面上で設定し、コンピ
ュータ出力信号として画像形成装置本体Aに入力する事
も可能である。
【0089】本発明の糊付け製本装置Cは、複写機、プ
リンタ、これらの複合機等の画像形成装置に接続され
る。画像形成装置により所望のデジタル処理が行われ、
片面記録、両面記録、頁編集等の処理後、排出された用
紙は、本発明の糊付け製本装置Cを備えた画像形成装置
により、表紙付け、糊付け処理等が正確かつ効率よく行
われ、製本化される。
【0090】なお、本発明の糊付け製本装置Cを独立し
た装置に形成し、他の画像形成装置により処理された用
紙に対して糊付け製本することも可能である。
【0091】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の糊供給装置により糊吐出装置に糊が安定して確実に供
給され、均一に用紙に糊が塗布される。
【0092】また、糊塗布の実行中に、糊収納容器内の
糊残量が減少し、糊塗布処理が中断され、不良の冊子が
作製される事が防止される。更に、糊収納容器内の糊を
無駄にする事も防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置本体、画像読み取り装置、糊付け
製本装置から成る画像形成システムの全体構成図。
【図2】糊付け製本装置の正面断面図。
【図3】糊付け製本装置の側面図。
【図4】糊付け製本装置の平面図。
【図5】糊付け製本装置の用紙搬送経路を示す模式斜視
図。
【図6】糊付け製本装置の用紙搬送手段、糊塗布処理、
製本処理を示す模式斜視図。
【図7】糊吐出装置の断面図。
【図8】ノズル部材の開口部を開放した状態を示す糊吐
出装置の部分拡大断面図。
【図9】用紙の側縁部近傍に形成された各種糊塗布部を
示す平面図。
【図10】糊供給装置の糊供給初期状態及び糊供給終了
状態を示す断面図。
【図11】糊供給装置の駆動手段を示す平面図及び正面
図。
【図12】糊供給装置のA−A断面図。
【図13】糊収納容器を糊供給装置の筐体内に装着する
状態を示す断面図。
【図14】糊収納容器を交換する過程を示す糊供給装置
の正面図。
【図15】画像形成装置本体の操作部を示す斜視図。
【図16】操作部の糊付けパターン選択手段を示す平面
図。
【図17】糊付け処理の制御を示すフローチャート。
【図18】糊付け製本装置と画像形成装置本体の制御を
示すブロック図。
【符号の説明】
9 制御手段 80 糊吐出装置 81 ノズル部材 90 糊供給装置 91 筐体 91b 容器収納室 91c 蓋体 91d 下側保持部材 91e 上側保持部材 92 糊収納容器 92a 容器本体 93 容器装着手段 96 加圧手段 960 押圧部材 969 被検部 100 操作部 102 糊付けパターン選択手段(操作画面) 103 表示部 104 出力選択釦 105 用紙サイズ設定部 106 用紙枚数設定部 A 画像形成装置本体 C 糊付け製本装置 M1,M2,M3 モータ N,N1,N2,N3,N4 糊塗布部 Na 糊 PS1,PS2 位置検出用センサ(位置センサ) PS11 初期位置検出用センサ PS12 第1糊残量検出用センサ PS13 第2糊残量検出用センサ S 転写紙(用紙)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 克典 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 松本 敏高 東京都豊島区要町3丁目51番4号 Fターム(参考) 3F108 GA01 GB01 HA02 HA13 4F042 AA02 AB01 BA09 CA01 CA09 CB03 CB10 CB11 CB19

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糊吐出装置に糊を供給する糊供給装置
    を、可撓性樹脂材料により形成され伸縮可能な糊収納容
    器と、前記糊収納容器を加圧して収納された糊を前記糊
    収納容器の排出開口部から排出させる加圧手段と、前記
    排出開口部から排出される糊を糊吐出装置に移送する供
    給管とから成り、前記加圧手段を、前記糊収納容器の排
    出開口部に対向する底部を押圧する押圧部材と、前記押
    圧部材を移動可能に駆動する駆動手段とから構成し、前
    記駆動手段が前記押圧部材を移動させ、前記糊収納容器
    の底部を一定荷重で押圧することにより、前記糊収納容
    器内の糊圧力を一定圧に保持して、前記供給管を介して
    前記糊吐出装置に糊を供給することを特徴とする糊供給
    装置。
  2. 【請求項2】 前記糊収納容器は蛇腹形状をなすことを
    特徴とする請求項1に記載の糊供給装置。
  3. 【請求項3】 可撓性樹脂材料により形成され伸縮可能
    な糊収納容器と、前記糊収納容器の底部を加圧して収納
    された糊を前記糊収納容器の排出開口部から排出させる
    押圧部材と、前記押圧部材に一定荷重を加え前記糊収納
    容器内の糊圧力を一定圧に保持する定荷重部材を有する
    駆動手段と、から構成したことを特徴とする糊供給装
    置。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段は、駆動源のモータと駆動
    伝達系とから成る駆動系と、トルクリミッタから成る定
    荷重部材とを有することを特徴とする請求項3に記載の
    糊供給装置。
  5. 【請求項5】 可撓性樹脂材料により形成され伸縮可能
    な糊収納容器と、前記糊収納容器の底部を加圧して収納
    された糊を前記糊収納容器の排出開口部から排出させる
    押圧部材と、駆動源の停止時に前記押圧部材の移動を停
    止させるセルフロック機構を有し、前記糊収納容器内の
    糊圧力を一定圧に保持する駆動手段と、前記駆動手段を
    制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記駆
    動手段の駆動中は前記駆動源を連続回転駆動するか、ま
    たは、間欠駆動と停止を繰り返して前記押圧部材を移動
    させ前記糊収納容器内の糊圧力を一定に保持し、前記駆
    動手段の駆動終了時は、前記駆動源を一定時間逆転駆動
    し、前記押圧部材を逆行させ、前記糊収納容器内の糊圧
    力を低下させるように制御することを特徴とする糊供給
    装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動手段に組み込まれた前記セルフ
    ロック機構が、ウォームとウォームホイールとから成る
    ことを特徴とする請求項5に記載の糊供給装置。
  7. 【請求項7】 前記糊収納容器を収容する容器収納室
    は、下方の固定壁体と上方の可動壁体とから成る2分割
    された中空管状をなし、前記下方の固定壁体は前記糊収
    納容器を保持し、前記上方の可動壁体は前記下方の固定
    壁体に係合し、開閉可能であることを特徴とする請求項
    3又は5に記載の糊供給装置。
  8. 【請求項8】 搬送手段により搬送される用紙の側縁部
    近傍に、糊吐出装置により用紙搬送方向に線状に糊を塗
    布し、糊塗布後の複数枚の用紙を積載し整合して冊子を
    作製する糊付け製本装置において、前記請求項1、3、
    5の何れか1項に記載の糊供給装置を備えて成ることを
    特徴とする糊付け製本装置。
  9. 【請求項9】 画像書き込み手段、画像形成手段、用紙
    搬送手段から成る画像形成装置本体と、糊供給装置を備
    えた糊付け製本装置とを有する画像形成装置において、
    可撓性樹脂材料により形成され伸縮可能な蛇腹形状をな
    す糊収納容器と、前記糊収納容器の底部を加圧して収納
    された糊を前記糊収納容器の排出開口部から排出させる
    押圧部材と、前記押圧部材を移動可能に駆動する駆動手
    段と、前記糊収納容器内の糊が消費される所定位置を検
    知する第1センサと、前記糊収納容器の初期位置を検知
    する第2センサと、前記第1センサにより前記押圧部材
    が所定位置に達したことを検知されると、画像形成装置
    本体の表示部に糊無しを表示するとともに、前記駆動手
    段を逆転駆動して前記押圧部材を逆行させ、前記第2セ
    ンサにより初期位置に停止させるように制御する制御手
    段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 糊吐出装置に糊を供給する糊供給装置
    を、糊を収納する糊収納容器と、前記糊収納容器を加圧
    して収納された糊を前記糊収納容器の排出開口部から排
    出させる加圧手段と、前記排出開口部から排出される糊
    を糊吐出装置に移送する供給管とから構成し、搬送手段
    により搬送される用紙の側縁部近傍に、糊吐出装置によ
    り用紙搬送方向に線状に糊を塗布して冊子を作製する糊
    付け製本装置において、前記糊収納容器内の糊残量が所
    定量以下になった事を検知する検知手段を備え、前記検
    知手段の検知信号を前記糊付け製本装置に接続する画像
    形成装置本体に送信することを特徴とする糊付け製本装
    置。
  11. 【請求項11】 糊吐出装置に糊を供給する糊供給装置
    を、糊を収納する糊収納容器と、前記糊収納容器を加圧
    して収納された糊を前記糊収納容器の排出開口部から排
    出させる加圧手段と、前記排出開口部から排出される糊
    を糊吐出装置に移送する供給管とから構成し、搬送手段
    により搬送される用紙の側縁部近傍に、糊吐出装置によ
    り用紙搬送方向に線状に糊を塗布して冊子を作製する糊
    付け製本装置において、前記糊付け製本装置は、用紙側
    縁部への直線状の糊塗布部、破線状の糊塗布部、ドット
    状の糊塗布部、及び用紙隅部への短線状の糊塗布部の複
    数の糊塗布形成モードのうち、何れかを選択して実行可
    能であり、検知手段により前記糊収納容器内の糊残量が
    所定量以下になった事を検知して、前記検知手段の検知
    信号により糊補給を要求する表示を前記糊付け製本装置
    に接続する画像形成装置本体の表示部に表示し、前記糊
    収納容器を交換又は糊補充を行わない場合は、複数の糊
    塗布形成モードのうち、何れかを選択して糊塗布を実行
    することを特徴とする糊付け製本装置。
  12. 【請求項12】 前記複数の糊塗布形成モードのうち、
    何れかを選択したとき、既設定の用紙サイズに対応する
    糊塗布可能な用紙枚数を、前記表示部に表示し、用紙へ
    の糊塗布に応じて、糊塗布可能枚数を前記表示部に表示
    することを特徴とする請求項11に記載の糊付け製本装
    置。
  13. 【請求項13】 前記糊塗布可能枚数が、画像形成装置
    本体にて設定した画像形成処理枚数より少ない場合は、
    前記画像形成処理を中断し、かつ、糊補給を要求する表
    示信号を前記表示部に表示することを特徴とする請求項
    11又は12に記載の糊付け製本装置。
  14. 【請求項14】 画像書き込み手段、画像形成手段、用
    紙搬送手段から成る画像形成装置本体と、糊吐出装置と
    糊供給装置を備えた糊付け製本装置とを有する画像形成
    装置において、前記請求項10又は11に記載の糊付け
    製本装置を備えて成ることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004237527A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットプリンタ
JP2008001048A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Konica Minolta Business Technologies Inc 製本装置及び画像形成システム
KR200452392Y1 (ko) 2008-09-24 2011-02-25 삼정전기공업 주식회사 특 고압 소용량 변압기용 사각권선관형 자동권선기
KR101804835B1 (ko) * 2016-04-29 2017-12-05 (주) 테크로스 잔류 염소농도 측정장치

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