JP2002052858A - 糊供給方法、糊供給装置、糊付け製本装置、及び画像形成装置 - Google Patents

糊供給方法、糊供給装置、糊付け製本装置、及び画像形成装置

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JP2002052858A
JP2002052858A JP2000238355A JP2000238355A JP2002052858A JP 2002052858 A JP2002052858 A JP 2002052858A JP 2000238355 A JP2000238355 A JP 2000238355A JP 2000238355 A JP2000238355 A JP 2000238355A JP 2002052858 A JP2002052858 A JP 2002052858A
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paste
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Takeshi Tsuchiya
毅 土屋
Mikihiko Yamakawa
幹彦 山川
Katsunori Takahashi
克典 高橋
Hitoshi Tamura
均 田村
Toshio Shida
寿夫 志田
Toshitaka Matsumoto
敏高 松本
Makoto Tamura
真 田村
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 糊供給手段への糊収納容器の交換操作を容
易、かつ迅速に行う。 【解決手段】 液状の糊を収容した可撓性袋体471に
接続する口金部材472の糊排出開口部から排出された
糊を接続手段46、供給管451を経て糊吐出手段41
に供給する糊供給方法において、接続手段46を前進移
動させて、口金部材472に接続する事により、接続手
段46の糊受け入れ開口部を開閉可能にする可動弁部材
464に固定された突起状部材465の突起状先端部
が、口金部材472の糊排出開口部を遮蔽する薄膜状の
内蓋473を破断して糊排出開口部を開放し、接続手段
46を更に前進移動させることにより、突起状先端部が
口金部材472の係止部472cに当接して可動弁部材
464を後退させ、接続部材46の糊受け入れ開口部を
開放する糊供給方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、糊収納容器内の糊
を糊吐出手段に供給する糊供給方法、糊供給装置、糊供
給装置を備えた糊付け製本装置、及び糊付け製本装置を
備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機、プリンタ、これらの複合
機等の画像形成装置本体により画像が記録された用紙の
所定位置に、糊付け処理をして、製本化する糊付け製本
装置が提供されている。
【0003】糊付け製本装置としては、(1)糊吐出ノ
ズルを用いて用紙に糊を吐出する装置、(2)糊収容箱
に糊車を設置し、該回転する糊車の外周に糊を付着さ
せ、糊車の外周を用紙に接触させて接触転写する装置、
(3)ノズルよりホットメルト剤(熱融着剤)と加熱圧
縮空気の混合体を吐出するホットメルト塗布装置、等が
用いられている。
【0004】特表昭59−500907号公報に記載の
製本装置は、第1の方向に搬送する用紙を、その搬送方
向と直交する第2の搬送方向に偏向し、その後、走行す
る用紙の端部に線状に糊を塗布し、積載、整合後に加圧
して製本するものである。
【0005】特開平7−80377号公報に記載の糊付
け方法及び装置は、糊吐出ノズルから吐出した糊に高圧
空気を吹き付けて薄膜状にするものである。
【0006】糊吐出ノズルを有する糊吐出手段に糊を供
給する従来の糊供給装置として、(1)圧縮空気により
糊収納容器内の糊を圧送する、(2)マイクロギアポン
プにより糊収納容器内の糊を圧送する、等が用いられて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の糊付け製本装置
における糊供給装置には、以下の課題がある。
【0008】(1) 糊収納容器の交換時に、糊収納容
器の糊排出開口部と、糊吐出手段に接続する供給管に接
続する接続手段とを接続する際、糊収納容器内の糊が接
続手段から漏出することがある。また、糊収納容器の保
管時に、糊収納容器に外圧が働いた場合、糊収納容器内
の糊が接続手段から漏出するおそれがある。
【0009】(2) 糊収納容器の交換操作時における
糊漏出を防止する接続手段の構造が複雑になる。また、
糊収納容器交換操作が煩雑になり、誤操作による糊漏出
や糊供給不良が発生する。
【0010】本発明は上記の各課題を解消して糊付け製
本装置の糊供給装置を改良し、糊供給装置の糊収納容器
交換時の糊漏出の防止、糊収納容器交換時の操作の容易
化、接続手段の構造の簡易化、糊供給の安定化等を達成
し、更に、糊供給装置の自動化を達成する糊供給装置、
糊付け製本装置、及び糊付け製本装置を備えた画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】(1) 上記課題は、本
発明の請求項1又は3に記載の糊供給方法により解決さ
れる。
【0012】(2) 上記課題は、本発明の請求項2又
は4に記載の糊供給装置により解決される。
【0013】(3) 本発明の糊付け製本装置は、前記
(2)に記載の糊供給装置と、前記糊供給装置により供
給された糊を受容してノズル開口部から吐出する糊吐出
手段と、前記糊吐出手段により糊付け処理された用紙を
搬送する搬送手段と、前記糊付け処理された用紙を整合
して収容する収納手段と、整合された用紙束を加圧して
製本化する加圧手段と、前記製本化された冊子を排出す
る排紙手段とを備えて成ることを特徴とするものであ
る。
【0014】(4) 本発明の画像形成装置は、画像書
き込み手段、画像形成手段、用紙搬送手段から成る画像
形成装置本体と、前記(3)に記載の糊付け製本装置と
を備えて成ることを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の糊
供給装置、糊付け製本装置、及び糊付け製本装置を備え
た画像形成装置を図面に基づいて説明する。
【0016】図1は画像形成装置本体A、画像読み取り
装置B、自動原稿送り装置D、糊付け製本装置Cから成
る画像形成システムの全体構成図である。
【0017】画像形成装置本体Aは、回転する像担持体
(以下、感光体と称す)1の周囲に、帯電手段2、像露
光手段(書き込み手段)3、現像手段4、転写手段5、
除電手段6A、分離爪6B、及びクリーニング手段7を
配置し、帯電手段2によって感光体1の表面に一様帯電
を行った後に、原稿から読み取られた画像データに基づ
き、像露光手段3のレーザビームによって露光走査を行
うことによって潜像を形成し、該潜像を現像手段4によ
り反転現像して感光体1の表面にトナー像を形成する。
【0018】一方、用紙収納手段8Aから給紙された用
紙Sは転写位置へと送られる。転写位置において転写手
段5により前記トナー像が用紙S上に転写される。その
後に、用紙Sは除電手段6Aに裏面の電荷が消去され、
分離爪6Bにより感光体1から分離され、中間搬送部8
Bにより搬送され、引き続き定着手段9により加熱定着
され、排紙ローラ8Cにより排出される。
【0019】用紙Sの両面に画像形成を行う場合には、
定着手段9により加熱定着された用紙Sを、搬送路切り
替え板8Dにより通常の排紙通路から分岐し、反転搬送
8Eにおいてスイッチバックして表裏反転した後、排紙
ローラ8Cにより装置外に排出される。排紙ローラ8C
から排出された用紙Sは、糊付け製本装置Cの受け入れ
部11に送り込まれる。
【0020】一方、感光体1の画像処理後の表面は、分
離爪6Bの下流においてクリーニング手段7により表面
に残留している現像剤が除去され、次の画像形成に備え
る。
【0021】画像形成装置本体Aの上部には、原稿移動
型(シートスルー型)読み取り方式の自動原稿送り装置
Dが開閉可能に支持されている。
【0022】糊付け製本装置Cは、図示の上段に整合加
圧手段50、中段に糊塗布手段40と用紙曲がり片寄り
修正手段(以下、用紙修正手段と称す)30、下段に用
紙方向変換手段20、最下段に表紙用紙給紙手段80が
ほぼ垂直方向に縦列配置されている。
【0023】糊付け製本装置Cの図示右方には、入口部
搬送手段10と折り手段70が配置されている。糊付け
製本装置Cの図示左側面には、糊付け処理された製本を
積載する排紙手段60が配置されている。
【0024】図2は、糊付け製本装置Cの用紙搬送経路
を示す構成図である。図3は用紙Sへの糊付け製本過程
を示す模式図である。
【0025】糊付け製本装置Cは入口部搬送手段10の
受け入れ部11が、画像形成装置本体Aの排紙ローラ8
Cと合致する位置と高さに調節して設置されている。
【0026】受け入れ部11に接続する用紙Sの搬送路
は、最上段の固定排紙皿15への上方の用紙搬送路12
と、下方の用紙搬送路16に分岐されていて、切り替え
ゲートG1の占める角度の選択により用紙Sが何れかの
搬送路に給送される。
【0027】上方の用紙搬送路12は、搬送ローラ13
1〜133と排出ローラ14及びガイド板等から成る。
下方の用紙搬送路16は、搬送ローラ171〜173と
切り替えゲートG2及びガイド板等から成る。
【0028】下方の用紙搬送路16に接続する用紙搬送
路は、中段の用紙方向変換手段20と、最下段の折り手
段70に至る2系統に分岐されていて、切り替えゲート
G2の占める角度の選択により用紙Sが何れかの搬送路
に給送される。
【0029】(1)装置上部の固定排紙皿15に直接排
紙 画像形成装置本体Aから排出された画像形成済みの用紙
Sは、受け入れ部11に導入され、用紙搬送路12を通
過して、搬送ローラ131〜133により搬送され、排
出ローラ14に挟持されて機外上部の固定排紙皿15上
に排出され、順次積載される。
【0030】この用紙搬送過程では、切り替えゲートG
1は用紙搬送路16を閉止し、用紙搬送路12を開放状
態にして、用紙Sの固定排紙皿15への通過を可能にす
る。
【0031】(2)用紙の90度方向変換処理 この用紙方向変換モードに設定されると、切り替えゲー
トG2は用紙搬送路18Bを閉止し、用紙搬送路18A
を開放状態に保持し、用紙Sの用紙搬送路18Aの通過
を可能にする。
【0032】画像形成装置本体Aから排出された画像形
成済みの用紙Sは、受け入れ部11、用紙搬送路16、
搬送ローラ171,172を通過し、切り替えゲートG
2により開放状態に形成された用紙搬送路18Aを通過
して、図示左方のほぼ直角方向に偏向され、搬送ローラ
173に挟持され、用紙方向変換手段20に送り込まれ
る。
【0033】用紙方向変換手段20に導入された用紙S
は、切り替えゲートG3の上方に開放された用紙搬送路
200を通過し、搬送ローラ221〜224に挟持され
て、図示の矢示左方向に進行する。
【0034】用紙Sの中央部が回転部材23に到達する
と、用紙搬送が一時停止し、搬送ローラ221〜224
の圧接が解除され、離間状態に保持される。この搬送ロ
ーラ221〜224の圧接解除状態で、回転部材23の
上下の回転円盤23A,23Bが用紙Sを挟持して回転
することにより、用紙Sの方向が90度変換される。例
えば、A4判サイズの用紙Sが、回転部材23により、
A4Rの方向に変換される。
【0035】用紙方向変換手段20は、用紙Sの90度
回転と用紙Sの片寄せ処理とを同時に実行可能である。
又は、用紙方向変換手段20は、用紙Sの90度回転と
用紙の片寄せ処理とを単独に実行可能である。
【0036】回転方向が変換された用紙Sは、搬送ロー
ラ221〜224の圧接回転により搬送され、用紙方向
変換手段20から搬出され、搬送ローラ241,242
により搬送されて、図示のほぼ直角方向上方に偏向さ
れ、切り替えゲートG4を通過して更に図示右方に偏向
され、用紙修正手段30に送り込まれる。
【0037】糊付け製本処理を要しない用紙Sは、切り
替えゲートG4の左側方の用紙搬送路を通過して、搬送
ローラ61,62により搬送され、排出ローラ63によ
り機外の昇降排紙皿64に排出される。
【0038】(3)曲がり片寄り修正処理 用紙Sの曲がり片寄りを修正する用紙修正手段30は、
用紙Sを挟持及び解除可能にする搬送ローラ31〜3
4、用紙搬送路300、整合基準板36、整合修正板3
7から成り、糊塗布処理前の用紙Sを整合基準板36に
当接させて片側整列させる。
【0039】(4)用紙Sへの糊塗布処理 用紙修正手段30から糊塗布手段40に送り込まれた用
紙Sは、図示の矢示右方向に進行する。糊塗布手段40
の糊塗布部の用紙搬送路400、用紙修正手段30の用
紙搬送路300は、何れも用紙方向変換手段20の用紙
搬送路200とほぼ平行に形成され、用紙Sの搬送方向
は用紙方向変換手段20の搬送方向と逆向きである。
【0040】糊吐出手段41は、糊供給手段48(図5
参照)から供給される糊を収容して、走行する用紙Sの
一方の側縁に帯状又は断続する破線状に糊を吐出して糊
塗布部Nを形成する。
【0041】糊塗布処理された用紙Sは、搬送ローラ4
31〜433に挟持されて上方に搬送され、ガイド板か
ら成る用紙搬送路400に沿って搬送され、排出ローラ
434に挟持されて整合加圧手段50に排出される。
【0042】糊塗布手段40の下流側近傍で、搬送ロー
ラ433の回転軸の軸端には、薄膜形成ローラ44が固
定配置されている。
【0043】糊吐出手段41の先端部のノズル部材41
3から吐出された糊は、用紙Sの表面上に小さな蒲鉾型
の糊塗布部Nを形成する。用紙Sの搬送により、用紙S
上に形成された糊塗布部Nは、下流側の薄膜形成ローラ
44により圧延されて、所定の糊塗布厚さを有する糊塗
布部Nになり、平坦な帯状の薄膜糊塗布層に形成され
る。
【0044】(5)整合加圧処理 糊塗布処理されない1枚目の用紙Sは、把持手段(グリ
ッパ)51により挟持されて、ストッパ53に先端部が
当接して用紙収納手段(以下、スタッカと称す)52上
の所定位置に載置される。把持手段51は回動するベル
ト54に支持されて移動する。
【0045】糊塗布処理された2枚目以降の用紙Sは、
同様にして、把持手段51により挟持されて、糊塗布部
Nを下面側にして、スタッカ52上の先行の用紙S上に
順次載置される。55は幅方向に移動可能な一対の幅整
合部材であり、用紙Sの幅方向を規制する。
【0046】加圧ローラ部材56は、回動するベルト5
4に支持されて把持手段51とともに移動する。加圧ロ
ーラ部材56は、用紙Sの糊付け裏面側を圧接して移動
し、用紙間の接着を確実にする。
【0047】加圧ローラ部材56による用紙Sの加圧処
理は、2枚目以降の用紙Sがスタッカ52上に載置され
る都度行っても良い。又は、用紙Sが複数枚積載される
毎に加圧処理を行ってもよい。
【0048】以上の工程により糊付け処理された1冊の
製本が完成する。なお、この糊付け製本装置Cでは、最
大200枚の用紙Sを糊付け処理して製本化する事がで
きる。
【0049】(6)用紙束積載 スタッカ52の用紙積載面の一部には、駆動ローラ57
と従動ローラ58に巻回された複数本の排出ベルト59
が回動可能に配置されている。
【0050】最終枚目の用紙Sがスタッカ52上に積載
され、加圧処理されて、糊付け製本された用紙束は、排
出ベルト59の排出爪59aにより用紙束の後端部を保
持されて、スタッカ52の載置面上を滑走して、排紙手
段60の排出ローラ63に挟持されて、昇降排紙皿64
上に排出、積載される。
【0051】昇降排紙皿64には、糊塗布処理された用
紙Sと、糊塗布処理されない用紙Sとが積載可能であ
り、昇降駆動により大量の用紙Sを収容する事ができ
る。
【0052】図4は各種用紙Sへの糊塗布位置を示す斜
視図である。図4(a)は用紙Sの長辺側に糊塗布部N
を形成した図、図4(b)は用紙Sの短辺側に糊塗布部
Nを形成した図、図4(c)は二つ折り処理された用紙
Sに糊塗布部Nを形成した図、図4(d)はZ折り処理
された用紙Sに糊塗布部Nを形成した図である。
【0053】図5(a)は用紙修正手段30と糊塗布手
段40の糊吐出手段41近傍の平面図、図5(b)は糊
塗布手段40の糊吐出手段41近傍の正面図である。
【0054】搬送ローラ32と搬送ローラ33との中間
には、用紙修正手段30が配設されている。用紙修正手
段30は、用紙搬送方向に直交する用紙Sの幅方向に対
向配置された整合基準板36と整合修正板37とから成
る。
【0055】整合基準板36は、用紙搬送方向に平行し
て、装置本体に固定配置されている。整合基準板36
は、用紙Sの幅方向の側端部に用紙Sを当接させて、用
紙Sの位置決めをする。整合修正板37は、用紙Sの幅
方向サイズに応じて用紙搬送方向に直交する方向に移動
可能であり、図示しない駆動手段により、所定の待避位
置から用紙搬送方向に直交する方向に移動して用紙Sの
側端部を押圧する。整合修正板37は用紙Sを挟んで整
合基準板36の中央付近を押圧し、用紙Sの整合基準板
36への片当たりを防止し、用紙Sの側縁部を整合基準
板36へ密接させる。
【0056】搬送ローラ34と搬送ローラ431の中間
には、用紙Sの側縁部に糊を塗布する糊吐出手段41が
配置されている。糊吐出手段41は第1駆動手段42
A、第2駆動手段42Bにより駆動され糊をオンデマン
ドに吐出する。糊吐出手段41の下方には回収容器40
Aが設置されている。48は糊吐出手段41に糊を供給
する糊供給手段である。
【0057】図6は糊吐出手段41と駆動手段の拡大断
面図である。糊吐出手段41は、ケーシング410、第
1ニードル部材411、第2ニードル部材412、ノズ
ル部材413から成る。第1駆動手段42Aは第1ニー
ドル部材411を移動させる。第2駆動手段42Bは第
2ニードル部材412を移動させる。
【0058】ノズル部材413は、糊を収容する糊収容
室413bと糊を吐出するノズル開口部413aを有す
る。ノズル部材413の側面には、導入口413cが開
口している。後述の糊収納容器47に収容された用紙接
着用の糊は、糊供給手段48により圧送されて、供給管
451を経て、導入口413cからノズル部材413の
糊収容室413b内に供給される。
【0059】第1ニードル部材411は、ノズル部材4
13のノズル開口部413aを貫通して開閉可能に移動
する。第2ニードル部材412は、ノズル部材413の
糊収容室413b内の糊をノズル開口部413aに流通
させる糊供給路を開閉可能に移動する。第1ニードル部
材411の先端部411aは、第2ニードル部材412
の先端開口部412aを貫通し、移動可能である。
【0060】第1ソレノイドSL1に電圧が印加される
と、プランジャSL1aが吸引され、ピンSL1bが第
1レバー421の他方の端部を押し下げ、第1レバー4
21を支軸425を中心にして反時計方向に回転させ、
第1レバー421の一方の端部がピン416Aを押し上
げて、第1ニードル部材411を軸方向上方に引き上げ
る。
【0061】次に、第2ソレノイドSL2に電圧が印加
されると、プランジャSL2aが吸引され、ピンSL2
bが第2レバー422の他方の端部を押し下げ、第2レ
バー422を支軸426を中心にして時計方向に回転さ
せ、第2レバー422の一方の端部がピン416Bを押
し上げて、第2ニードル部材412を軸方向上方に引き
上げる。
【0062】図7は、糊吐出手段の第1ニードル部材4
11、第2ニードル部材412の移動過程を示す部分断
面図である。
【0063】図7(a)は、第2ニードル部材412の
先端部がノズル部材413のノズル開口部413aの内
側を密閉して糊供給路を遮断するとともに、第1ニード
ル部材411の先端部411aがノズル部材413の糊
吐出用のノズル開口部413aの先端部より突出して遮
蔽状態とする第1位置を示す。
【0064】この第1位置においては、第1ソレノイド
SL1、第2ソレノイドSL2に電圧が印加されず、第
1ニードル部材411はバネ付勢されて、ノズル開口部
413aの先端部より突出して停止している。また、第
2ニードル部材412はバネ付勢されて、第2ニードル
部材412の先端部基部のテーパ部と、ノズル部材41
3のノズル開口部413a内部の傾斜部とが当接して糊
収容室413bを遮蔽状態に保持し、糊の吐出を阻止す
る。
【0065】図7(b)は、第1ソレノイドSL1にの
みに電圧を印加して駆動し、第1レバー421を揺動さ
せ第2位置に一時停止させた待機状態を示す。この第2
位置においては、第1ニードル部材411の先端部41
1aは、第1位置より内方に移動して、ノズル部材41
3のノズル開口部413aから離脱して開放状態とな
し、さらに第2ニードル部材412の先端開口部412
a内に待避して、糊吐出前の待機状態に保持される。
【0066】第1ソレノイドSL1と第1レバー421
とから成る第1駆動手段は、糊塗布動作前に、第1ニー
ドル部材411を駆動して、第1位置と第2位置間を往
復動させて、ノズル部材413のノズル開口部413
a、及び第2ニードル部材412の先端開口部412a
に固化した糊を除去する(パージング)。
【0067】また、糊固化防止のための第1ニードル部
材411の前後進駆動回数、及び前後進ストローク長
は、ノズル開口部413a、第1ニードル部材411の
諸元、及び糊の特性等により最適条件に設定される。
【0068】本発明の実施の形態で使用される糊は、酢
酸ビニル系接着剤で、粘度は常温で750〜1500m
Pa・sであるなお、ノズル開口部413aの糊固化を
防止する第1ニードル部材411の前後進駆動は、用紙
Sへの糊付け開始前に行い、固化した糊、及び同時に吐
出した糊は、下方の回収容器40Aに収容する。
【0069】図7(c)は、第1ソレノイドSL1に電
圧を印加した状態に保持し、更に、第2ソレノイドSL
2に電圧を印加し、第2レバー422を揺動させ第3位
置に停止させた塗布状態を示す。この第3位置において
は、第2ニードル部材412の先端部は、第2位置より
内方に移動して、第1ニードル部材411の先端部41
1aと同一面に保持される。第2ニードル部材412の
移動により、ノズル開口部413aは全開状態に保持さ
れ、糊供給路が流通可能になり、糊収容室413b内の
糊の吐出が可能になる。
【0070】図8(a)は、糊収納容器47の斜視図、
図8(b)は断面図である。糊収納容器47は、糊Na
(図示の斜線部分)を収容する可撓性袋体471と、口
金部材472とから成る。
【0071】口金部材472は、可撓性袋体471内の
糊Naを排出可能な排出開口部472aと、糊供給手段
48に装着可能な装着部472bとから成る。
【0072】可撓性袋体471は、対向する二つの平面
部471a,471bを有する。この平面部471a,
471bを後述の平面状の押圧部材により押圧して、可
撓性袋体471内に収容された糊Naを排出開口部47
2aから排出する。
【0073】平面部471a,471bを形成する可撓
性膜体材料は、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、アルミニウム箔、ポリエチレン(PE)等から成
る積層材により形成される。
【0074】図9(a)は、糊収納容器47を糊供給手
段48に装着した初期状態を示す糊供給手段48の平面
図、図9(b)は正面図である。
【0075】本発明の糊供給手段48は、糊収納容器4
7を押圧して内包する糊Naを糊吐出手段41に供給す
る加圧手段(ガススプリング等の空圧機器、以下、空圧
機器と称す)GSと、押圧を解除して糊収納容器47の
着脱を可能にする解除手段とから成る。
【0076】可撓性袋体471の対向する二つの平面部
471a,471bは、押圧部材482A,482Bに
より押圧される。押圧部材482Aは、アーム483A
に固定された軸484Aに揺動可能に支持されている。
アーム483Aは糊供給手段48の筐体480に回転可
能に支持された揺動軸485Aに固定されている。
【0077】揺動軸485Aに固定されたアーム483
Aは、後述の空圧機器GSの駆動圧により一点鎖線矢印
方向に揺動される。アーム483Aの揺動により、軸4
84Aにより接続された押圧部材482Aは、白抜き矢
印方向に移動し、可撓性袋体471の平面部471aを
押圧する。
【0078】同時に、揺動軸485Bに固定されたアー
ム483Bは、前記の空圧機器GSの駆動圧により一点
鎖線矢印方向に揺動される。アーム483Bの揺動によ
り、軸484Bに接続された押圧部材482Bは、白抜
き矢印方向に移動し、可撓性袋体471の平面部471
bを押圧する。
【0079】図10は、糊供給手段48に装着された糊
収納容器47が扁平状態となった糊供給手段48の平面
図である。
【0080】前記の空圧機器GSの駆動圧により押圧部
材482A,482Bが糊収納容器47を押圧して、図
示の状態になると、揺動軸485Bの軸端に固定された
突起部489(図9(b)参照)がセンサPS1の検出
光路を遮断して、押圧最終位置を検知して、糊収納容器
47内の糊収容量不足接近の警報を発し、糊収納容器4
7の交換を表示する。
【0081】糊供給手段48に糊収納容器47を装着す
るに先だって、駆動源(図9に示すモータM1)を起動
させ、後述の駆動伝達機構(押圧解除機構)を介してア
ーム483A,483Bを逆転揺動し、押圧部材482
A,482Bを図10に示す閉止位置から図9に示す開
放位置に移動させる。この押圧部材482A,482B
の開放過程中、空圧機器GSはプランジャGSpの伸張
力に抗して圧縮される。
【0082】図9に示す開放位置において、糊収納容器
47を押圧部材482A,482Bの移動方向に対し、
垂直方向で、かつ、容器装着部481の上方から容易に
装着及び離脱して、糊供給手段48から着脱することが
できる。
【0083】糊収納容器47を糊供給手段48に装着す
るときには、糊吐出手段41の導入口413cに接続す
る供給管451を接続手段46を介して、糊収納容器4
7の口金部材472に接続した後、開閉弁452を開放
し、可撓性袋体471内の糊Naを糊吐出手段41に連
通させる。
【0084】糊供給開始時には、駆動源の駆動力を絶っ
た状態に保持し、空圧機器GSの押圧荷重Pによる伸張
力と、ワンウェイ機構又は遊び機構等により伝達機構を
自由回転にする。
【0085】この自由回転状態においては、押圧部材4
82A、482Bは空圧機器GSの押圧荷重Pにより矢
印方向に移動される。押圧部材482A,482Bの移
動により、可撓性袋体471の平面部471a,471
bが両側面から押圧されて、可撓性袋体471内の糊N
aが圧縮されて、排出開口部472aから排出され、糊
吐出手段41に供給される。
【0086】糊吐出手段41による糊塗布処理を行わな
い時、又は糊収納容器47の着脱時には、駆動手段を逆
転駆動させて、押圧を解除させる解除手段の作動によ
り、押圧部材482A,482Bを手動で離間させるこ
とができる。
【0087】図11は、糊供給手段48の押圧駆動機構
の平面図である。扇形歯車Z13には、空圧機器GSの
往復動するプランジャGSpの先端部のジョイントGS
jが接続している。空圧機器GSの本体部GSaは筐体
480に固定されている。空圧機器GSはガススプリン
グ等から成り、均一な押圧荷重PによりプランジャGS
pを突出させ矢印方向に付勢する。
【0088】空圧機器GSのプランジャGSpは、押圧
荷重Pにより本体部GSaより突出し、扇形歯車Z13
を時計方向に回転させ、扇形歯車Z13を固定した揺動
軸485Aを一体となって回転させる。更に、揺動軸4
85Aに固定されたアーム483Aも揺動させ、軸48
4Aを図示の一点鎖線の矢印方向に回転させる。軸48
4Aに支持された押圧部材482Aは糊収納容器47の
可撓性袋体471を圧縮する方向に移動させる。
【0089】扇形歯車Z13は扇形歯車Z12に噛合し
ている。扇形歯車Z13の時計方向回転により、扇形歯
車Z12は反時計方向に回転し、扇形歯車Z12を固定
した揺動軸485Bを一体となって回転させる。更に、
揺動軸485Bに固定されたアーム483Bも揺動さ
せ、軸484Bを図示の一点鎖線の矢印方向に回転さ
せ、軸484Bに支持された押圧部材482Bを糊収納
容器47の可撓性袋体471を圧縮する方向に移動させ
る。
【0090】空圧機器GSにより糊収納容器47を圧縮
する過程において、押圧解除用のモータM1の駆動は停
止し、扇形歯車Z12,Z13に駆動を伝達する駆動系
も停止状態に保持されている。
【0091】扇形歯車Z12の内部には扇形の凹部48
51が形成され、扇形歯車Z13の内部には扇形の凹部
4852が形成されている。また、揺動軸485Aには
ピン4853が植設され、揺動軸485Bにはピン48
54が植設されている。空圧機器GSの押圧荷重Pによ
り、アーム483A,483Bが糊収納容器47を圧縮
する方向に回転するときには、ピン4853,4854
がそれぞれ扇形の凹部4851,4852の一方の側壁
に当接し、扇形歯車Z12,Z13を回転させ、アーム
483A,483Bを揺動させ、押圧部材482A,4
82Bにより可撓性袋体471を押圧する。
【0092】図12は、糊供給手段48の押圧解除機構
の平面図である。押圧解除用のモータM1の駆動によ
り、モータM1の回転軸に固定されたウオームギアZ1
は、ウオームホイールZ2を回転させ、タイミングベル
トTBを介して歯車Z3を回転させる。歯車Z3は、歯
車Z4〜Z11から成る減速歯車列を経て、揺動軸48
5Bを回転させる。
【0093】揺動軸485Bは、揺動軸485Bに固定
されたアーム483Bに植接された軸484Bを図示の
一点鎖線の矢印方向に回転させ、軸484Bに支持され
た押圧部材482Bを開放方向に移動させる。
【0094】揺動軸485Bの下方の軸端部に固定され
ている扇形歯車Z12は、揺動軸485Bの下方の軸端
部に固定された扇形歯車Z13に噛合している。
【0095】扇形歯車Z12がモータM1及び駆動伝達
機構の歯車列により揺動され、図示の時計方向に回転す
ると、扇形歯車Z13は図示の反時計方向に回転する。
扇形歯車Z13を固定した揺動軸485Aも一体となっ
て回転し、アーム483Aを揺動させ、軸484Aを図
示の一点鎖線の矢印方向に回転させ、軸484Aに支持
された押圧部材482Aを開放方向に移動させる。
【0096】この押圧解除の作動時には、揺動軸485
Aに植設されたピン4854は、扇形歯車Z13内に設
けた凹部4852の他方の側壁に当接し、扇形歯車Z1
2を反時計方向に回転させる。同時に揺動軸485Bに
植設されたピン4853は、扇形歯車Z12内に設けた
凹部4851の他方の側壁に当接し、扇形歯車Z12を
時計方向に回転させる。
【0097】モータM1の駆動が停止されると、停止し
たピン4853、4854に対して、扇形の凹部485
1、4852が両側壁間の遊び角内で自由に遊動可能に
なるから、アーム483A,483Bがこの遊び角内で
自由に遊動可能になる。アーム483A,483Bの遊
動により、押圧部材482A,482Bは移動自由にな
るから、押圧部材482A,482Bを把持して容易に
移動させ、自由に離間させることが可能になる。押圧部
材482A,482Bを離間させることにより、糊収納
容器47の着脱が可能になる。
【0098】図13(a)は、糊収納容器47の口金部
材472と、供給管451に接続する接続手段46の断
面図、図13(b)は、口金部材472のA−A断面
図、図13(c)は、接続手段46のB−B断面図であ
る。
【0099】口金部材472の先端部端面には、薄膜状
の内蓋473が接着固定され、中空状の排出開口部47
2aを密封し、可撓性袋体471内に収容された糊Na
を密封状態に保持している。薄膜状の内蓋473は、ア
ルミ箔、ポリエチレン等から成る積層フィルム状の薄膜
材により形成され、口金部材472の先端部端面に熱融
着等により接合される。
【0100】薄膜状の内蓋473の外面には、板状のゴ
ムシール部材474が接着固定されている。ゴムシール
部材474の中央部には、開口部474aが形成されて
いる。ゴムシール部材474は、ウレタンゴム、エチレ
ン・プロピレンゴム(EPDM)、アクリロニトリル・
ブタジエンゴム(NBR)等の弾性を有するゴム材によ
り形成されている。
【0101】口金部材472の先端部端面のやや内方の
空洞部には、排出開口部472aの内径より小さい外径
を有する係止部472cが一体に形成されている。係止
部472cは、複数の連結部472dにより口金部材4
72の内壁に接続し、複数の流通口472eを形成して
いる。
【0102】糊吐出手段41に糊を流通、供給する供給
管451の一方の端部は、接続手段46が連結されてい
る。接続手段46は、供給管451に連結する第1接続
部材461、第1接続部材461の開口部に固定された
第2接続部材462、第2接続部材462に螺合して接
続する第3接続部材463、第3接続部材463の内部
に移動可能に配置された可動弁部材464、可動弁部材
464の先端部に固定された突起状部材465、第3接
続部材463の先端部に固定された外蓋466、可動弁
部材464を付勢する圧縮バネ467から構成されてい
る。
【0103】第2接続部材462の出口部は、複数の連
結部462aにより第2接続部材462の内壁に接続
し、複数の流通口462bを形成している。第2接続部
材462の内部中心には、突起部462cが一体に形成
されている。突起部462cの先端部は、圧縮バネ46
7に圧接する。
【0104】圧縮バネ467は可動弁部材464を押圧
し、可動弁部材464の外周面に形成された円錐体面
を、第3接続部材463の開口部近傍の内壁面に圧接さ
せる。
【0105】突起状部材465の先端部は、ゴムシール
部材474の中央部に穿設された開口部474aを貫通
し、薄膜状の内蓋473を突き破り、口金部材472の
係止部472cに当接する。
【0106】外蓋466の内周面は、ゴムシール部材4
74の外周面に摺接して密接する事により、糊の漏出を
防止する。
【0107】図14(a)は、接続手段46を移動させ
る駆動手段49の非接続時の平面図、図14(b)は、
駆動手段49の接続時の正面図である。
【0108】モータM2の駆動軸に固定された歯車Z2
1は、図示しない減速歯車列を介して歯車Z22を回転
させる。歯車Z22の回転軸に固定されたプーリPL1
を巻回するワイヤW1の一端は移動体490の一端に固
定されている。移動体490の他端に固定されたワイヤ
W2は、プーリPL2,PL3を巻回し、コイルバネ4
91により張架されている。
【0109】移動体490には、接続手段46が固定さ
れている。移動体490の基部に固定された滑走体49
2は、供給装置本体に固定されたスライドレール493
の面上を直進する。スライドレール493はスライドベ
アリングを備え、移動体490を直進可能に支持する。
【0110】移動体490は、コイルバネ491の張力
により糊収納容器47側に牽引され、供給管451に連
結する接続手段46を移動させ、接続手段46を糊収納
容器47の口金部材472に接続させる。
【0111】糊収納容器47を糊供給手段48の容器装
着部481に着脱、交換するときには、モータM2を駆
動させ、歯車列等の駆動伝達手段を介してプーリPL1
を回転させ、ワイヤW1の回動により移動体490をコ
イルバネ491の張力に抗して直進移動させ、接続手段
46を糊収納容器側接続手段から離脱させる。
【0112】図15は糊収納容器47の口金部材472
と、接続手段46との接続過程を示す断面図である。
【0113】図15(a)は、接続手段46を糊収納容
器47に接近させた状態を示す。駆動手段49により接
続手段46を図示の白抜き矢印方向に移動させる。外蓋
466がゴムシール部材474に嵌合開始し、突起状部
材465の先端部は、薄膜状の内蓋473に当接する。
【0114】図15(b)は、突起状部材465の先端
部が、薄膜状の内蓋473を破断した状態を示す。駆動
手段49により接続手段46を図示の白抜き矢印方向に
更に移動させる。外蓋466がゴムシール部材474に
嵌合して、接続手段46内を密封状態に維持した後、突
起状部材465の先端部が、薄膜状の内蓋473を突き
破り破断し、糊収納容器47内に収容された糊を口金部
材472から排出可能にする。
【0115】図15(c)は、口金部材472から排出
した糊が接続手段46を流通して供給管451に供給さ
れる状態を示す。駆動手段49により接続手段46を図
示の白抜き矢印方向に更に移動させる。突起状部材46
5の先端部は、薄膜状の内蓋473を破断した後、口金
部材472の係止部472cに突き当たり停止する。
【0116】接続手段46が更に図示左方向に移動され
ると、突起状部材465及び可動弁部材464は圧縮バ
ネ467に付勢されて停止状態に保持されたまま、供給
管451に接続された第1接続部材461、第2接続部
材462、第3接続部材463、外蓋466が一体とな
って図示の白抜き矢印方向に更に移動される。この接続
手段46の移動により、第3接続部材463の先端部内
壁と、可動弁部材464の外周の円錐体面との間に間隙
部が形成される。
【0117】図9,10に示す押圧部材482A,48
2Bによる押圧作動により加圧された糊収納容器47内
の糊は、口金部材472内の流通口472e、薄膜状の
内蓋473の破断部、ゴムシール部材474の開口部4
74aを通過して排出され、連結状態の接続手段46に
導入される。
【0118】接続手段46内に供給された糊は、外蓋4
66の開口部466a、第3接続部材463と可動弁部
材464とが離間して形成された間隙部、第2接続部材
462の内部通路、第2接続部材462の流通口472
e、第1接続部材461の内部通路を通過して、供給管
451に供給される。
【0119】(第2の実施の形態)図16、図17は、
本発明の糊供給装置の第2の実施の形態を示す断面図で
ある。図16は、接続手段46を口金部材472に接続
した状態を示す。図17は、口金部材472の先端部端
面に貼着された薄膜状の内蓋473を可動破断部材によ
り破断した状態を示す。なお、図面に使用されている符
号について、図13,14と同じ機能を有する部分に
は、同符号を付している。また、前記第1の実施の形態
と異なる点を説明する。
【0120】口金部材472の先端部端面には、薄膜状
の内蓋473が貼着され、未使用の糊収納容器47の流
通口を密封している。
【0121】接続手段46は、供給管451に連結する
第1接続部材461、第1接続部材461に接続する第
2接続部材462、第2接続部材462に螺合する第3
接続部材463等から成る。
【0122】第2接続部材462の内周端面と第3接続
部材463の外周端面との間には、ゴムシール部材46
2dが介挿され、糊漏出を防止している。第3接続部材
463の内周端面と、口金部材472の先端部端面に貼
着された薄膜状の内蓋473の外面との間には、ゴムシ
ール部材463aが挟持され、糊漏出を防止している。
第3接続部材463の内径部に穿設された溝部には、複
数のOリング463bが挿着されている。Oリング46
3bは、口金部材472の外周面に摺接し、糊漏出を防
止する。
【0123】第2接続部材462の内部中央には、中空
状の糊排出通路462eが突出している。糊排出通路4
62e入口部に鋭角状に交差して、中空状の案内部46
2fが穿設されている。案内部462fの内壁には、可
動破断部材468が直進移動可能に嵌合している。
【0124】可動破断部材468の先端部は、鋭利な刃
先の突起状先端部468aを有する。可動破断部材46
8の後端部に植設されたピン468bは、レバー469
の一端に係合する。レバー469は軸469aに揺動可
能に支持されている。レバー469の他端は第3ソレノ
イドSL3により揺動駆動される。
【0125】第3ソレノイドSL3の非作動時には、可
動破断部材468はバネ付勢されて、案内部462f内
を摺動して、突起状先端部468aは、図16に示す後
退位置に保持される。
【0126】第3ソレノイドSL3に電圧が印加される
と、可動破断部材468はバネ付勢に抗して、案内部4
62f内を摺動して、突起状先端部468aは、薄膜状
の内蓋473を突き破って破断する(図17参照)。薄
膜状の内蓋473の破断による口金部材472の開口部
開放により、糊収納容器47内に収容された糊は、口金
部材472から排出可能となる。
【0127】可動破断部材468は、薄膜状の内蓋47
3を破断した後、第3ソレノイドSL3への電圧印加を
除去すると、可動破断部材468は図16に示す初期位
置に復帰され、糊排出通路462eを全開状態にする。
口金部材472から排出された糊は全開状態の糊排出通
路462eを通過して、供給管451に送られる。
【0128】(第3の実施の形態)図18は、本発明の
糊供給装置の第3の実施の形態による糊供給過程を示す
断面図である。なお、図面に使用されている符号につい
て、図16,17と同じ機能を有する部分には、同符号
を付している。また、前記第2の実施の形態と異なる点
を説明する。
【0129】図18(a)は、接続手段46を口金部材
472に接続し、可動破断部材468が薄膜状の内蓋4
73を破断する以前の初期位置を示す。可動破断部材4
68の先端部は糊排出通路462eの開口部を閉鎖し、
供給管451からの糊流出を防止する。
【0130】図18(b)は、可動破断部材468が薄
膜状の内蓋473を破断した状態を示す。可動破断部材
468の先端部は、鋭利な刃先の突起状先端部468a
を有する。図示しない駆動手段により可動破断部材46
8が前進され、突起状先端部468aが薄膜状の内蓋4
73を突き破って破断すると、口金部材472の排出開
口部は開放状態となり、糊排出が可能になる。
【0131】図18(c)は、可動破断部材468が待
避して糊排出通路462eを開放した糊供給状態を示
す。可動破断部材468は、薄膜状の内蓋473を破断
した後、駆動手段により直ちに後退され、糊排出通路4
62eの開口部を開放する。糊収納容器47内に収容さ
れた糊は、開放状態になった口金部材472の排出開口
部から圧送、排出され、開放状態になった糊排出通路4
62eの開口部を通過し、第1接続部材461を経て、
供給管451に供給される。
【0132】糊収納容器47を交換操作するために、前
記口金部材472と、前記接続手段46とが離間する際
には、可動破断部材468を前進させて、図18(a)
に示す糊排出通路462eの開口部を閉鎖する位置に保
持する。これにより、糊排出通路462e側からの糊流
出が防止される。
【0133】可動破断部材468を、初期位置、薄膜状
の内蓋473破断位置、糊排出通路462e開口部開放
位置へ移動させる駆動手段は、複数のソレノイド、又は
駆動手段49による連動機構とソレノイドとの複合作動
等が用いられる。
【0134】なお、可動破断部材468の先端部形状
は、図16に示す両面傾斜形状や、図18に示す片面傾
斜形状に限定されるものではない。また、可動破断部材
468の先端部に、鋭利な尖突形状を有する針状部材を
突出させた構成にしてもよい。
【0135】本発明の糊供給装置を備えた糊付け製本装
置Cは、複写機、プリンタ、これらの複合機等の画像形
成装置に接続される。画像形成装置により所望のデジタ
ル処理が行われ、片面記録、両面記録、頁編集等の処理
後、排出された用紙は、本発明の糊付け製本装置Cを備
えた画像形成装置により、糊付け処理が安定して効率よ
く行われ、直ちに製本化される。
【0136】なお、本発明の糊付け製本装置Cを独立し
た装置に形成し、他の画像形成装置により処理された用
紙に対して糊付け製本を作製することも可能である。
【0137】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の糊供給方法、糊供給装置、糊付け製本装置及び画像形
成装置により以下の効果が奏せられる。
【0138】(1) 本発明の請求項1に記載の糊供給
方法、及び請求項2に記載の糊供給装置により、糊収納
容器の糊排出用の口金部材と、糊吐出手段に連結する供
給管とを接続手段を介して接続する際、口金部材や接続
手段から外部への糊漏出が防止される。また、口金部材
から接続手段を取り外す際には、接続手段の可動弁部材
は圧縮バネの付勢により第3接続部材の内壁に当接して
いるから、供給管に残留した糊が外部に漏出することは
ない。
【0139】更に、糊収納容器を交換する際には、糊収
納容器を容器装着部に固定した後、口金部材の糊排出開
口部を密閉する薄膜状の内蓋を、突起状部材により破断
して供給管側に供給する事により、操作者が手などを汚
す事なく、交換操作を簡易に実施することが可能であ
る。
【0140】(2) 本発明の請求項3に記載の糊供給
方法、及び請求項4に記載の糊供給装置により、糊収納
容器の糊排出用の口金部材と、糊吐出手段に連結する糊
供給管とを接続手段を介して接続する際、口金部材や接
続手段から外部への糊漏出が防止される。また、糊収納
容器を交換する際には、糊収納容器を容器装着部に固定
した後、口金部材の糊排出開口部を密閉する薄膜状の内
蓋を、可動破断部材により破断して糊供給管側に供給す
る事により、操作者が手などを汚す事なく、交換操作を
簡易に実施することが可能である。
【0141】(3) 本発明の請求項5に記載の糊供給
装置により、糊収納容器を装着する際、又は取り外し時
に、薄膜状の内蓋を破断する可動破断部材が、糊排出通
路を遮断する位置に待機して、可動開閉弁の作動をなす
から、供給管側に残留する糊が接続手段から外部に漏出
する事が防止される。
【0142】(4)本発明の糊供給装置を備えた糊付け
製本装置により、糊収納容器の交換時における糊収納容
器接続部からの糊の漏出が防止され、糊供給手段から所
定の圧力で糊吐出手段に送り出された糊が、糊吐出手段
から一定量吐出され、用紙の側縁部に均一に塗布され
る。糊塗布処理された用紙は、整合加圧手段の用紙収容
手段に収容され、加圧手段の圧延による糊塗布部との密
着化が行われるから、製本としての仕上がり品質が向上
する。
【0143】(3) 本発明の糊付け製本装置を備えた
画像形成装置により、画像形成装置から高速で搬出され
た用紙に対して、糊供給装置から供給された糊を受容し
て吐出する糊吐出手段により糊付け処理を行い、連続し
て自動的に製本化処理する事が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置、糊付け製本装置等から成る画像
形成システムの全体構成図。
【図2】糊付け製本装置の用紙搬送経路を示す構成図。
【図3】用紙への糊付け製本過程を示す模式図。
【図4】各種用紙への糊塗布位置を示す斜視図。
【図5】用紙修正手段と糊塗布手段の糊吐出手段近傍の
平面図、及び正面図。
【図6】糊吐出手段と駆動手段の拡大断面図。
【図7】糊吐出手段の第1ニードル部材、第2ニードル
部材の移動過程を示す部分断面図。
【図8】袋状容器の斜視図、及び断面図。
【図9】糊収納容器を糊供給手段に装着した初期状態を
示す糊供給手段の平面図、及び正面図。
【図10】糊供給手段に装着された糊収納容器が扁平状
態となった糊供給手段の平面図。
【図11】糊供給手段の押圧駆動機構の平面図。
【図12】糊供給手段の押圧解除機構の平面図。
【図13】糊収納容器の口金部材と接続手段の断面図、
口金部材のA−A断面図、接続手段のB−B断面図。
【図14】接続手段を移動させる駆動手段の非接続時の
平面図、及び駆動手段の接続時の正面図。
【図15】糊収納容器の口金部材と接続手段との接続過
程を示す断面図。
【図16】本発明の糊供給装置の第2の実施の形態によ
る糊供給過程を示す断面図。
【図17】本発明の糊供給装置の第2の実施の形態によ
る糊供給過程を示す断面図。
【図18】本発明の糊供給装置の第3の実施の形態によ
る糊供給過程を示す断面図。
【符号の説明】
40 糊塗布手段 41 糊吐出手段 451 供給管 46 接続手段 461 第1接続部材 462 第2接続部材 462e 糊排出通路 463 第3接続部材 464 可動弁部材 465 突起状部材 466 外蓋 467 圧縮バネ 468 可動破断部材 468a 突起状先端部 47 糊収納容器 471 可撓性袋体 472 口金部材 472c 係止部 473 薄膜状の内蓋 474 ゴムシール部材 48 糊供給手段 49 駆動手段 A 画像形成装置本体 C 糊付け製本装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 均 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 志田 寿夫 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 松本 敏高 東京都豊島区要町3丁目51番4号 (72)発明者 田村 真 埼玉県浦和市大谷場2丁目14番34号 Fターム(参考) 3F108 GA01 GB01 HA13 4F041 AA02 AB02 BA02 BA32 BA36 BA52 CA02 CA17 4F042 AA02 CA03 CB03 CB08 CB19

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状の糊を収容した可撓性袋体に接続す
    る口金部材の糊排出開口部から排出された糊を接続手
    段、供給管を経て糊吐出手段に供給する糊供給方法にお
    いて、前記接続手段を前進移動させて、前記口金部材に
    接続する事により、前記接続手段の糊受け入れ開口部を
    開閉可能にする可動弁部材に固定された突起状部材の突
    起状先端部が、前記口金部材の糊排出開口部を遮蔽する
    内蓋を破断して前記糊排出開口部を開放し、前記接続手
    段を更に前進移動させることにより、前記突起状先端部
    が前記口金部材の係止部に当接して前記可動弁部材を後
    退させ、前記接続手段の糊受け入れ開口部を開放するこ
    とを特徴とする糊供給方法。
  2. 【請求項2】 液状の糊を収容した可撓性袋体と、糊排
    出開口部を有する口金部材とから成る糊収納容器と、前
    記糊収納容器を押圧して前記可撓性袋体内の糊を前記糊
    排出開口部から排出させる加圧手段と、前記糊収納容器
    から排出された糊を移送する供給管と、前記供給管によ
    り移送された糊を受容してノズル開口部から吐出する糊
    吐出手段と、前記糊収納容器の口金部材と前記供給管と
    を着脱可能に接続する接続手段と、から成る糊供給装置
    において、前記口金部材は、前記糊排出開口部を遮蔽し
    破断可能な内蓋と、前記内蓋の内方で前記糊排出開口部
    内に固定された係止部を有し、前記接続手段は、前記供
    給管に接続する糊受け入れ開口部を有する接続部材と、
    前記接続部材内に移動可能に支持され前記糊受け入れ開
    口部を開閉可能にする可動弁部材と、前記可動弁部材に
    固定された突起状先端部を有する突起状部材と、前記可
    動弁部材を付勢する弾性部材とを有し、前記口金部材に
    前記接続手段を接続するため、前記接続手段を前進移動
    させて前記口金部材に係合させることにより、前記突起
    状部材の突起状先端部が前記内蓋を破断して前記糊排出
    開口部を開放し、前記接続手段を更に前進移動させるこ
    とにより、前記突起状先端部が前記口金部材の係止部に
    当接して前記可動弁部材を前記弾性部材の付勢に抗して
    後退させ、前記接続部材の糊受け入れ開口部を開放する
    ことを特徴とする糊供給装置。
  3. 【請求項3】 液状の糊を収容した可撓性袋体に接続す
    る口金部材の糊排出開口部から排出された糊を接続手
    段、供給管を経て糊吐出手段に供給する糊供給方法にお
    いて、前記接続手段を前進移動させて、前記口金部材に
    接続する事により、前記接続手段の糊受け入れ開口部と
    前記口金部材の糊排出開口部とを合致させた後、前記口
    金部材の糊排出開口部を遮蔽する内蓋を、前記接続手段
    の糊受け入れ開口部近傍に設けた可動破断部材を駆動手
    段により前進させて、前記可動破断部材の突起状先端部
    により前記内蓋を破断して前記糊排出開口部を開放する
    ことを特徴とする糊供給方法。
  4. 【請求項4】 液状の糊を収容した可撓性袋体と、糊排
    出開口部を有する口金部材とから成る糊収納容器と、前
    記糊収納容器を押圧して前記可撓性袋体内の糊を前記糊
    排出開口部から排出させる加圧手段と、前記糊収納容器
    から排出された糊を移送する供給管と、前記供給管によ
    り移送された糊を受容してノズル開口部から吐出する糊
    吐出手段と、前記糊収納容器の口金部材と前記供給管と
    を着脱可能に接続する接続手段と、から成る糊供給装置
    において、前記口金部材は、前記糊排出開口部を遮蔽し
    破断可能な内蓋を有し、前記接続手段は、前記供給管に
    接続する糊受け入れ開口部を有する接続部材と、前記接
    続部材の糊受け入れ開口部近傍に移動可能に支持された
    突起状先端部を有する可動破断部材と、前記可動破断部
    材を駆動する駆動手段とを有し、前記接続手段を前進移
    動させて、前記口金部材に前記接続手段を接続する事に
    より、前記接続手段の糊受け入れ開口部と前記口金部材
    の糊排出開口部とを合致させた後、前記可動破断部材を
    前記駆動手段により前進させて、前記可動破断部材の突
    起状先端部により前記内蓋を破断して前記糊排出開口部
    を開放することを特徴とする糊供給装置。
  5. 【請求項5】 液状の糊を収容した可撓性袋体と、糊排
    出開口部を有する口金部材とから成る糊収納容器と、前
    記糊収納容器を押圧して前記可撓性袋体内の糊を前記糊
    排出開口部から排出させる加圧手段と、前記糊収納容器
    から排出された糊を移送する供給管と、前記供給管によ
    り移送された糊を受容してノズル開口部から吐出する糊
    吐出手段と、前記糊収納容器の口金部材と前記供給管と
    を着脱可能に接続する接続手段と、から成る糊供給装置
    において、前記口金部材は、前記糊排出開口部を遮蔽し
    破断可能な内蓋を有し、前記接続手段は、前記供給管に
    接続する糊受け入れ開口部を有する接続部材と、前記接
    続部材の糊受け入れ開口部近傍に移動可能に支持された
    突起状先端部を有する可動破断部材と、前記可動破断部
    材を駆動する駆動手段とを有し、前記可動破断部材は、
    前記口金部材と前記接続手段とが離間する際には、前記
    接続手段の糊受け入れ開口部を遮断する位置に停止し、
    前記接続手段及び前記供給管内の糊を流出させないこと
    を特徴とする糊供給装置。
  6. 【請求項6】 前記接続手段は、駆動源に接続されて往
    復移動可能な移動体に装着され、前記移動体を駆動させ
    ることにより、前記糊収納容器の口金部材から前記接続
    手段を接続又は離脱させることを特徴とする請求項2,
    4,5の何れか1項に記載の糊供給装置。
  7. 【請求項7】 請求項2,4,5の何れか1項に記載の
    糊供給装置と、前記糊吐出手段により糊付け処理された
    用紙を搬送する搬送手段と、前記糊付け処理された用紙
    を整合して収容する収納手段と、整合された用紙束を加
    圧して製本化する加圧手段と、前記製本化された冊子を
    排出する排紙手段とを備えて成ることを特徴とする糊付
    け製本装置。
  8. 【請求項8】 画像書き込み手段、画像形成手段、用紙
    搬送手段から成る画像形成装置本体と、請求項7に記載
    の糊付け製本装置とを備えて成ることを特徴とする画像
    形成装置。
JP2000238355A 2000-07-04 2000-08-07 糊供給方法、糊供給装置、糊付け製本装置、及び画像形成装置 Pending JP2002052858A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114682440A (zh) * 2022-04-12 2022-07-01 浙江力夫传感技术有限公司 传感器封胶设备

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