JP2002274743A - 糊塗布装置及び糊付け製本装置 - Google Patents
糊塗布装置及び糊付け製本装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 用紙に塗布された糊が、用紙搬送経路を形成
するガイド板のガイド面に付着して用紙がガイド面に引
っかかる搬送不良や、糊塗布装置及び糊付け製本装置故
障の原因となる糊飛散問題を解消する。 【解決手段】 搬送手段により搬送される用紙Sの側縁
部近傍に、糊吐出手段41により糊を塗布して、直線状
又は破線状の糊塗布部Nを形成する糊塗布装置におい
て、搬送手段は搬送される用紙Sを案内し間隔を有して
対向する上ガイド板421と下ガイド板422とを備
え、上ガイド板421の用紙ガイド面部のうち、糊吐出
手段41の糊吐出用ノズル部材411の周辺及び用紙搬
送方向下流側の少なくとも糊塗布面側のガイド面部を、
通常の通紙間隔より広い間隔に構成した糊塗布装置。
するガイド板のガイド面に付着して用紙がガイド面に引
っかかる搬送不良や、糊塗布装置及び糊付け製本装置故
障の原因となる糊飛散問題を解消する。 【解決手段】 搬送手段により搬送される用紙Sの側縁
部近傍に、糊吐出手段41により糊を塗布して、直線状
又は破線状の糊塗布部Nを形成する糊塗布装置におい
て、搬送手段は搬送される用紙Sを案内し間隔を有して
対向する上ガイド板421と下ガイド板422とを備
え、上ガイド板421の用紙ガイド面部のうち、糊吐出
手段41の糊吐出用ノズル部材411の周辺及び用紙搬
送方向下流側の少なくとも糊塗布面側のガイド面部を、
通常の通紙間隔より広い間隔に構成した糊塗布装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置本体
から排出された画像形成処理済みの用紙に対して、用紙
搬送中に用紙側縁近傍に直線状に糊を塗布する糊塗布装
置、及び糊塗布装置を備えた糊付け製本装置に関する。
から排出された画像形成処理済みの用紙に対して、用紙
搬送中に用紙側縁近傍に直線状に糊を塗布する糊塗布装
置、及び糊塗布装置を備えた糊付け製本装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機、プリンタ、これらの複合
機等の画像形成装置本体により画像が記録された用紙の
所定位置に、糊付け処理をして、製本化する糊付け製本
装置が提供されている。
機等の画像形成装置本体により画像が記録された用紙の
所定位置に、糊付け処理をして、製本化する糊付け製本
装置が提供されている。
【0003】糊付け製本装置としては、(1)糊吐出ノ
ズルを用いて用紙に糊を吐出する装置、(2)糊収容箱
に糊車を設置し、該回転する糊車の外周に糊を付着さ
せ、糊車の外周を用紙に接触させて接触転写する装置、
(3)ノズルよりホットメルト剤(熱融着剤)と加熱圧
縮空気の混合体を吐出するホットメルト塗布装置、等が
用いられている。
ズルを用いて用紙に糊を吐出する装置、(2)糊収容箱
に糊車を設置し、該回転する糊車の外周に糊を付着さ
せ、糊車の外周を用紙に接触させて接触転写する装置、
(3)ノズルよりホットメルト剤(熱融着剤)と加熱圧
縮空気の混合体を吐出するホットメルト塗布装置、等が
用いられている。
【0004】特開平7−80377号公報に記載の糊付
け方法及び装置は、糊吐出ノズルから吐出した糊に高圧
空気を吹き付けて薄膜状にするものである。
け方法及び装置は、糊吐出ノズルから吐出した糊に高圧
空気を吹き付けて薄膜状にするものである。
【0005】特表昭59−500907号公報に記載の
製本装置は、第1の方向に搬送する用紙を、その搬送方
向と直交する第2の搬送方向に偏向し、その後、走行す
る用紙の端部に線状に糊を塗布し、積載、整合後に加圧
して製本するものである。
製本装置は、第1の方向に搬送する用紙を、その搬送方
向と直交する第2の搬送方向に偏向し、その後、走行す
る用紙の端部に線状に糊を塗布し、積載、整合後に加圧
して製本するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の糊塗布装置及び
糊付け製本装置には、以下の課題がある。
糊付け製本装置には、以下の課題がある。
【0007】(1) 用紙に塗布された糊が、用紙搬送
経路を形成するガイド板のガイド面に付着すると、用紙
がガイド面に引っかかり、搬送不良を発生する。また、
用紙に付着した糊が飛散して、周囲の機械部品に付着す
ると、糊塗布装置及び糊付け製本装置故障の原因とな
る。
経路を形成するガイド板のガイド面に付着すると、用紙
がガイド面に引っかかり、搬送不良を発生する。また、
用紙に付着した糊が飛散して、周囲の機械部品に付着す
ると、糊塗布装置及び糊付け製本装置故障の原因とな
る。
【0008】(2) 用紙に塗布された糊が、用紙搬送
経路を形成するガイド板のガイド面に接触して、所定の
幅及び長さの直線状の糊塗布部がはみ出して、作製され
た冊子の仕上がり品質が低下する。
経路を形成するガイド板のガイド面に接触して、所定の
幅及び長さの直線状の糊塗布部がはみ出して、作製され
た冊子の仕上がり品質が低下する。
【0009】本発明は上記の各課題を解消して糊塗布装
置、糊付け製本装置を改良し、糊塗布処理の安定化、糊
塗布部の用紙搬送不良の解消、不良冊子作製の防止を実
現することを目的とする。
置、糊付け製本装置を改良し、糊塗布処理の安定化、糊
塗布部の用紙搬送不良の解消、不良冊子作製の防止を実
現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明の下
記の糊塗布装置及び糊付け製本装置により解決される。
記の糊塗布装置及び糊付け製本装置により解決される。
【0011】(1) 搬送手段により搬送される用紙の
側縁部近傍に、糊吐出手段により糊を塗布して、直線状
又は破線状の糊塗布部を形成する糊塗布装置において、
前記搬送手段は搬送される用紙を案内し間隔を有して対
向する上ガイド板と下ガイド板とを備え、上ガイド板の
用紙ガイド面部のうち、前記糊吐出手段の糊吐出用ノズ
ル部材の周辺及び用紙搬送方向下流側の少なくとも糊塗
布面側のガイド面部を、通常の通紙間隔より広い間隔に
構成したことを特徴とする糊塗布装置。
側縁部近傍に、糊吐出手段により糊を塗布して、直線状
又は破線状の糊塗布部を形成する糊塗布装置において、
前記搬送手段は搬送される用紙を案内し間隔を有して対
向する上ガイド板と下ガイド板とを備え、上ガイド板の
用紙ガイド面部のうち、前記糊吐出手段の糊吐出用ノズ
ル部材の周辺及び用紙搬送方向下流側の少なくとも糊塗
布面側のガイド面部を、通常の通紙間隔より広い間隔に
構成したことを特徴とする糊塗布装置。
【0012】(2) 搬送手段により搬送される用紙の
側縁部近傍に、糊吐出手段により糊を塗布して、直線状
又は破線状の糊塗布部を形成する糊塗布装置において、
前記搬送手段は搬送される用紙を案内し間隔を有する上
ガイド板と下ガイド板とを備え、前記上ガイド板の前記
糊吐出手段の糊吐出用ノズル部材の周辺及び用紙搬送方
向下流側の少なくとも糊塗布面側を、ガイド面部のない
形状に形成したことを特徴とする糊塗布装置。
側縁部近傍に、糊吐出手段により糊を塗布して、直線状
又は破線状の糊塗布部を形成する糊塗布装置において、
前記搬送手段は搬送される用紙を案内し間隔を有する上
ガイド板と下ガイド板とを備え、前記上ガイド板の前記
糊吐出手段の糊吐出用ノズル部材の周辺及び用紙搬送方
向下流側の少なくとも糊塗布面側を、ガイド面部のない
形状に形成したことを特徴とする糊塗布装置。
【0013】(3) 本発明の糊付け製本装置は、前記
(1)又は(2)に記載の糊塗布装置と、糊塗布処理さ
れた用紙を受け入れて積載する用紙収納部と、前記用紙
収納部に送り込まれた用紙の幅方向を整合する幅整合手
段と、前記用紙収納部の用紙載置台上に積載された用紙
束の最上面の糊塗布部を加圧して製本化する加圧手段
と、を備えて成ることを特徴とするものである。
(1)又は(2)に記載の糊塗布装置と、糊塗布処理さ
れた用紙を受け入れて積載する用紙収納部と、前記用紙
収納部に送り込まれた用紙の幅方向を整合する幅整合手
段と、前記用紙収納部の用紙載置台上に積載された用紙
束の最上面の糊塗布部を加圧して製本化する加圧手段
と、を備えて成ることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の用紙搬送方向変換
装置、糊付け製本装置、及び糊付け製本装置を備えた画
像形成装置を図面に基づいて説明する。
装置、糊付け製本装置、及び糊付け製本装置を備えた画
像形成装置を図面に基づいて説明する。
【0015】図1は画像形成装置本体A、画像読み取り
装置B、糊付け製本装置Cから成る画像形成システムの
全体構成図である。
装置B、糊付け製本装置Cから成る画像形成システムの
全体構成図である。
【0016】画像形成装置本体Aは、回転する像担持体
(以下、感光体と称す)1の周囲に、帯電手段2、像露
光手段(書き込み手段)3、現像手段4、転写手段5、
除電手段6A、分離爪6B、及びクリーニング手段7を
配置し、帯電手段2によって感光体1の表面に一様帯電
を行った後に、像露光手段3のレーザビームによって原
稿から読み取られた画像データに基づく露光走査を行っ
て潜像を形成し、該潜像を現像手段4により反転現像し
て感光体1の表面にトナー像を形成する。
(以下、感光体と称す)1の周囲に、帯電手段2、像露
光手段(書き込み手段)3、現像手段4、転写手段5、
除電手段6A、分離爪6B、及びクリーニング手段7を
配置し、帯電手段2によって感光体1の表面に一様帯電
を行った後に、像露光手段3のレーザビームによって原
稿から読み取られた画像データに基づく露光走査を行っ
て潜像を形成し、該潜像を現像手段4により反転現像し
て感光体1の表面にトナー像を形成する。
【0017】一方、用紙収納手段8Aから給紙された用
紙(転写紙)Sは転写位置へと送られる。転写位置にお
いて転写手段5により前記トナー像が用紙S上に転写さ
れる。その後に、用紙Sは除電手段6Aに裏面の電荷が
消去され、分離爪6Bにより感光体1から分離され、中
間搬送部8Bにより搬送され、引き続き定着装置9によ
り加熱定着され、排紙ローラ8Cにより排出される。
紙(転写紙)Sは転写位置へと送られる。転写位置にお
いて転写手段5により前記トナー像が用紙S上に転写さ
れる。その後に、用紙Sは除電手段6Aに裏面の電荷が
消去され、分離爪6Bにより感光体1から分離され、中
間搬送部8Bにより搬送され、引き続き定着装置9によ
り加熱定着され、排紙ローラ8Cにより排出される。
【0018】用紙Sの両面に画像形成を行う場合には、
定着装置9により加熱定着された用紙Sを、搬送路切り
替え板8Dにより通常の排紙通路から分岐し、反転搬送
8Eにおいてスイッチバックして表裏反転した後、排紙
ローラ8Cにより装置外に排出される。排紙ローラ8C
から排出された用紙Sは、糊付け製本装置Cの受入部1
1に送り込まれる。
定着装置9により加熱定着された用紙Sを、搬送路切り
替え板8Dにより通常の排紙通路から分岐し、反転搬送
8Eにおいてスイッチバックして表裏反転した後、排紙
ローラ8Cにより装置外に排出される。排紙ローラ8C
から排出された用紙Sは、糊付け製本装置Cの受入部1
1に送り込まれる。
【0019】一方、感光体1の画像処理後の表面は、分
離爪6Bの下流においてクリーニング手段7により表面
に残留している現像剤が除去され、次の画像形成に備え
る。
離爪6Bの下流においてクリーニング手段7により表面
に残留している現像剤が除去され、次の画像形成に備え
る。
【0020】糊付け製本装置Cは、図示の上段に整合加
圧手段50、中段に糊塗布装置40と曲がり片寄り修正
手段30、下段に用紙搬送方向変換装置20、最下段に
表紙用紙給紙手段70がほぼ垂直方向に縦列配置されて
いる。
圧手段50、中段に糊塗布装置40と曲がり片寄り修正
手段30、下段に用紙搬送方向変換装置20、最下段に
表紙用紙給紙手段70がほぼ垂直方向に縦列配置されて
いる。
【0021】糊付け製本装置Cの図示右方には、入口部
搬送手段10が配置されている。糊付け製本装置Cの図
示左側面には、糊付け処理された製本を排出して積載す
る排紙手段60が配置されている。
搬送手段10が配置されている。糊付け製本装置Cの図
示左側面には、糊付け処理された製本を排出して積載す
る排紙手段60が配置されている。
【0022】図2は、糊付け製本装置Cの用紙搬送経路
を示す構成図である。図3は用紙Sへの糊付け製本過程
を示す模式図である。
を示す構成図である。図3は用紙Sへの糊付け製本過程
を示す模式図である。
【0023】(1) 受入、搬送 糊付け製本装置Cは入口部搬送手段10の受入部11
が、画像形成装置本体Aの排紙ローラ8Cと合致する位
置と高さに調節して設置されている。画像形成装置本体
Aから排出された画像形成済みの用紙Sは、受入部11
に導入され、切り替えゲートG1により上部の用紙搬送
路12と、下部の用紙搬送路16に分岐される。
が、画像形成装置本体Aの排紙ローラ8Cと合致する位
置と高さに調節して設置されている。画像形成装置本体
Aから排出された画像形成済みの用紙Sは、受入部11
に導入され、切り替えゲートG1により上部の用紙搬送
路12と、下部の用紙搬送路16に分岐される。
【0024】上部の用紙搬送路12に搬送される用紙S
は、搬送ローラ131,132により搬送され、排出ロ
ーラ14に挟持されて機外上部の固定排紙皿15上に排
出され、順次積載される。下方の用紙搬送路16は、搬
送ローラ171,172,173、案内板174等から
成る。
は、搬送ローラ131,132により搬送され、排出ロ
ーラ14に挟持されて機外上部の固定排紙皿15上に排
出され、順次積載される。下方の用紙搬送路16は、搬
送ローラ171,172,173、案内板174等から
成る。
【0025】この用紙搬送過程では、切り替えゲートG
1は図示しないソレノイドの駆動により揺動され、用紙
搬送路16を閉止し、用紙搬送路12を開放状態にし
て、用紙Sの固定排紙皿15への通過を可能にする。
1は図示しないソレノイドの駆動により揺動され、用紙
搬送路16を閉止し、用紙搬送路12を開放状態にし
て、用紙Sの固定排紙皿15への通過を可能にする。
【0026】(2) 用紙の90度回転処理 画像形成装置本体Aから排出された画像形成済みの用紙
Sは、受入部11、用紙搬送路16、搬送ローラ17
1,172,173を通過し、用紙搬送方向変換装置2
0に送り込まれる。
Sは、受入部11、用紙搬送路16、搬送ローラ17
1,172,173を通過し、用紙搬送方向変換装置2
0に送り込まれる。
【0027】用紙搬送方向変換装置20に導入された用
紙Sは、用紙搬送路21を通過し、搬送ローラ22,2
3,24,25に挟持されて図示の矢示左方向に進行す
る。
紙Sは、用紙搬送路21を通過し、搬送ローラ22,2
3,24,25に挟持されて図示の矢示左方向に進行す
る。
【0028】用紙Sの中央部が用紙回転手段26に到達
すると、用紙搬送が一時停止し、搬送ローラ22〜25
の圧接が解除され、離間状態に保持される。この搬送ロ
ーラ22〜25の圧接解除状態で、用紙回転手段26の
下回転円盤261、上回転円盤262が用紙Sを挟持し
て回転することにより、用紙Sの方向が90度変換され
る。例えば、A4判サイズの用紙Sが、用紙回転手段2
6により、A4Rの方向に変換される。
すると、用紙搬送が一時停止し、搬送ローラ22〜25
の圧接が解除され、離間状態に保持される。この搬送ロ
ーラ22〜25の圧接解除状態で、用紙回転手段26の
下回転円盤261、上回転円盤262が用紙Sを挟持し
て回転することにより、用紙Sの方向が90度変換され
る。例えば、A4判サイズの用紙Sが、用紙回転手段2
6により、A4Rの方向に変換される。
【0029】用紙搬送方向変換装置20は、用紙Sの9
0度回転と用紙Sの片寄せ処理とを同時又は単独に実行
可能である。
0度回転と用紙Sの片寄せ処理とを同時又は単独に実行
可能である。
【0030】回転方向が変換された用紙Sは、搬送ロー
ラ22〜25の圧接回転により搬送され、用紙搬送方向
変換装置20から搬出され、搬送ローラ27,28に挟
持されて、図示のほぼ直角方向上方に偏向され、切り替
えゲートG2を通過して更に図示右方に偏向され、曲が
り片寄り修正手段30に送り込まれる。
ラ22〜25の圧接回転により搬送され、用紙搬送方向
変換装置20から搬出され、搬送ローラ27,28に挟
持されて、図示のほぼ直角方向上方に偏向され、切り替
えゲートG2を通過して更に図示右方に偏向され、曲が
り片寄り修正手段30に送り込まれる。
【0031】糊付け製本処理を要しない用紙Sは、図示
しないソレノイドの駆動により、切り替えゲートG2の
左側方の用紙搬送路を通過して、搬送ローラ61,62
により搬送され、排紙ローラ63により機外の昇降排紙
皿64に排出される。
しないソレノイドの駆動により、切り替えゲートG2の
左側方の用紙搬送路を通過して、搬送ローラ61,62
により搬送され、排紙ローラ63により機外の昇降排紙
皿64に排出される。
【0032】(3) 曲がり片寄り修正処理 曲がり片寄り修正手段30は、用紙Sを挟持及び解除可
能にする搬送ローラ31,32,33,34、用紙搬送
路35、整合基準板36、整合修正板37から成り、糊
塗布処理前の用紙Sを整合基準板36に当接させて片側
整列させる。
能にする搬送ローラ31,32,33,34、用紙搬送
路35、整合基準板36、整合修正板37から成り、糊
塗布処理前の用紙Sを整合基準板36に当接させて片側
整列させる。
【0033】(4) 用紙Sへの糊塗布処理 曲がり片寄り修正手段30から糊塗布装置40に送り込
まれた用紙Sは、図示の矢示右方向に進行する。糊塗布
装置40の用紙搬送路42、曲がり片寄り修正手段30
の用紙搬送路35は、何れも用紙搬送方向変換装置20
の用紙搬送路21とほぼ平行に形成され、用紙Sの搬送
方向は用紙搬送方向変換装置20の搬送方向と逆向きで
ある。
まれた用紙Sは、図示の矢示右方向に進行する。糊塗布
装置40の用紙搬送路42、曲がり片寄り修正手段30
の用紙搬送路35は、何れも用紙搬送方向変換装置20
の用紙搬送路21とほぼ平行に形成され、用紙Sの搬送
方向は用紙搬送方向変換装置20の搬送方向と逆向きで
ある。
【0034】糊吐出手段41は、図示しない袋状容器か
ら供給される糊を収容して、走行する用紙Sの一方の側
縁に直線状又は断続する破線状に糊を吐出して糊塗布部
Nを形成する。
ら供給される糊を収容して、走行する用紙Sの一方の側
縁に直線状又は断続する破線状に糊を吐出して糊塗布部
Nを形成する。
【0035】本発明の実施の形態で使用される糊は、酢
酸ビニル樹脂系エマルジョン糊であり、粘度は、常温で
750〜1500mPa・sである。
酸ビニル樹脂系エマルジョン糊であり、粘度は、常温で
750〜1500mPa・sである。
【0036】糊塗布処理された用紙Sは、薄膜形成ロー
ラ43により挟持されて糊塗布部Nが圧延されて薄膜状
に形成された後、搬送ローラ441,442,443に
より挟持搬送され、案内板から成る用紙搬送路45に沿
って上昇し、排出ローラ46に挟持されて整合加圧手段
50に排出される。
ラ43により挟持されて糊塗布部Nが圧延されて薄膜状
に形成された後、搬送ローラ441,442,443に
より挟持搬送され、案内板から成る用紙搬送路45に沿
って上昇し、排出ローラ46に挟持されて整合加圧手段
50に排出される。
【0037】(5) 整合加圧処理 糊塗布処理されない1枚目の用紙Sは、整合加圧手段5
0の把持手段51により挟持されて、先端ストッパ53
に先端部が当接して用紙収納部52上の所定位置に載置
される。把持手段51は回動するベルト54に支持され
て移動する。
0の把持手段51により挟持されて、先端ストッパ53
に先端部が当接して用紙収納部52上の所定位置に載置
される。把持手段51は回動するベルト54に支持され
て移動する。
【0038】糊塗布処理された2枚目以降の用紙Sは、
同様にして、把持手段51により挟持されて、糊塗布部
Nを下面側にして、用紙収納部52上の先行の用紙S上
に順次載置される。55は幅方向に移動可能な幅整合手
段であり、用紙Sの幅方向を規制する。
同様にして、把持手段51により挟持されて、糊塗布部
Nを下面側にして、用紙収納部52上の先行の用紙S上
に順次載置される。55は幅方向に移動可能な幅整合手
段であり、用紙Sの幅方向を規制する。
【0039】加圧ローラ部材56は、回動するベルト5
4に支持されて把持手段51とともに移動する。加圧ロ
ーラ部材56は、用紙Sの糊付け裏面側を圧接して移動
し、用紙間の接着を確実にする。
4に支持されて把持手段51とともに移動する。加圧ロ
ーラ部材56は、用紙Sの糊付け裏面側を圧接して移動
し、用紙間の接着を確実にする。
【0040】加圧ローラ部材56による用紙Sの加圧処
理は、2枚目以降の用紙Sが用紙収納部52上に載置さ
れる都度行っても良い。又は、用紙Sが複数枚積載され
る毎に加圧処理を行ってもよい。
理は、2枚目以降の用紙Sが用紙収納部52上に載置さ
れる都度行っても良い。又は、用紙Sが複数枚積載され
る毎に加圧処理を行ってもよい。
【0041】以上の工程により糊付け処理された1冊の
冊子が作製される。なお、この糊付け製本装置Cでは、
最大200枚の用紙Sを糊付け処理して製本化する事が
できる。
冊子が作製される。なお、この糊付け製本装置Cでは、
最大200枚の用紙Sを糊付け処理して製本化する事が
できる。
【0042】(6) 排紙 用紙収納部52の用紙積載台には、駆動ローラ57Aと
従動ローラ57Bに巻回された複数本の排出ベルト57
Cとから成る排出手段57が回動可能に配置されてい
る。
従動ローラ57Bに巻回された複数本の排出ベルト57
Cとから成る排出手段57が回動可能に配置されてい
る。
【0043】最終枚目の用紙Sが用紙収納部52上に積
載され、加圧処理されて、糊付け製本された冊子は、排
出ベルト57Cの排出爪57Dにより冊子の後端部を保
持されて、用紙収納部52の載置面上を滑走して、排紙
手段60の排紙ローラ63に挟持されて、昇降排紙皿6
4上に排出、積載される。
載され、加圧処理されて、糊付け製本された冊子は、排
出ベルト57Cの排出爪57Dにより冊子の後端部を保
持されて、用紙収納部52の載置面上を滑走して、排紙
手段60の排紙ローラ63に挟持されて、昇降排紙皿6
4上に排出、積載される。
【0044】昇降排紙皿64には、糊塗布処理された冊
子と、糊塗布処理されない用紙Sとが積載可能であり、
昇降駆動により大量の用紙Sを収容する事ができる。
子と、糊塗布処理されない用紙Sとが積載可能であり、
昇降駆動により大量の用紙Sを収容する事ができる。
【0045】(7) 表紙用紙給紙 表紙用紙給紙手段70は、給紙カセット71、給紙部材
72から構成されている。給紙カセット71から給紙さ
れた1枚の表紙用紙Kは、給紙経路73、搬送ローラ7
4を通過し、用紙搬送方向変換装置20に送り込まれ、
曲がり片寄り修正手段30を経て、糊塗布装置40、整
合加圧手段50において、上述の用紙束の上面又は下面
に重ねられて糊付け製本される。
72から構成されている。給紙カセット71から給紙さ
れた1枚の表紙用紙Kは、給紙経路73、搬送ローラ7
4を通過し、用紙搬送方向変換装置20に送り込まれ、
曲がり片寄り修正手段30を経て、糊塗布装置40、整
合加圧手段50において、上述の用紙束の上面又は下面
に重ねられて糊付け製本される。
【0046】(糊付けパターン)図4は、用紙Sの側縁
部近傍に形成された各種糊塗布部を示す平面図である。
図4(a)は連続する直線状の糊塗布部N1を示す。図
4(b)は所定の長さと間隔を有して断続する破線状の
糊塗布部N2を示す。図4(c)は所定の間隔を有して
断続する点線状の糊塗布部N3を示す。図4(d)は用
紙Sの短辺側に形成された直線状の糊塗布部N4を示
す。
部近傍に形成された各種糊塗布部を示す平面図である。
図4(a)は連続する直線状の糊塗布部N1を示す。図
4(b)は所定の長さと間隔を有して断続する破線状の
糊塗布部N2を示す。図4(c)は所定の間隔を有して
断続する点線状の糊塗布部N3を示す。図4(d)は用
紙Sの短辺側に形成された直線状の糊塗布部N4を示
す。
【0047】直線状の糊塗布部N1,N4は、用紙Sの
側縁部近傍の全長にわたって、用紙間を強固に接着する
から、冊子の耐久性があり、仕上がり品質も良い。破線
状の糊塗布部N2、点線状の糊塗布部N3は、何れも接
着剤塗布面積が小さいから、用紙間の接着力が糊塗布部
N1,N4よりは弱く、引っ張り強度がやや低いが、糊
塗布処理後の用紙の波打ちの発生が少ない。また、用紙
間の接着力が弱いから、接着処理後に用紙を簡単に剥離
させることが可能である。従って、用紙間を仮止め接着
した後に、用紙間を分離して、用紙Sの並び替え、除
去、挿入等の操作を、用紙Sを損傷することなく容易に
行うことができるから、簡易資料の配付に適している。
側縁部近傍の全長にわたって、用紙間を強固に接着する
から、冊子の耐久性があり、仕上がり品質も良い。破線
状の糊塗布部N2、点線状の糊塗布部N3は、何れも接
着剤塗布面積が小さいから、用紙間の接着力が糊塗布部
N1,N4よりは弱く、引っ張り強度がやや低いが、糊
塗布処理後の用紙の波打ちの発生が少ない。また、用紙
間の接着力が弱いから、接着処理後に用紙を簡単に剥離
させることが可能である。従って、用紙間を仮止め接着
した後に、用紙間を分離して、用紙Sの並び替え、除
去、挿入等の操作を、用紙Sを損傷することなく容易に
行うことができるから、簡易資料の配付に適している。
【0048】(糊吐出手段)図5は、糊吐出手段41の
断面図である。
断面図である。
【0049】糊吐出手段41は、糊を吐出する開口部4
11aを有するノズル部材411、開口部411aを開
閉する移動可能なニードル412、ニードル412を移
動可能に収容するケーシング413、ニードル412を
移動可能に駆動するソレノイドSL等から構成されてい
る。
11aを有するノズル部材411、開口部411aを開
閉する移動可能なニードル412、ニードル412を移
動可能に収容するケーシング413、ニードル412を
移動可能に駆動するソレノイドSL等から構成されてい
る。
【0050】復帰バネ415は、糊吐出手段41の筐体
414の底部と、フランジ部412bの上面との間に嵌
挿され、ニードル412を下方に押圧している。ソレノ
イドSLの非作動時には、復帰バネ415によりニード
ル412の先端部412aはノズル部材411の開口部
411aを閉止している。
414の底部と、フランジ部412bの上面との間に嵌
挿され、ニードル412を下方に押圧している。ソレノ
イドSLの非作動時には、復帰バネ415によりニード
ル412の先端部412aはノズル部材411の開口部
411aを閉止している。
【0051】ソレノイドSLに電圧を印加すると、プラ
ンジャSLaが上方に移動され、プランジャSLaに直
結するニードル412が引き上げられ、ノズル部材41
1の開口部411aを開放し、糊吐出を可能にする。
ンジャSLaが上方に移動され、プランジャSLaに直
結するニードル412が引き上げられ、ノズル部材41
1の開口部411aを開放し、糊吐出を可能にする。
【0052】ケーシング413の側面には入口部材41
7が固定され、図示しない糊供給装置から供給された糊
を供給管418を経て糊収容室413a内に導入する。
7が固定され、図示しない糊供給装置から供給された糊
を供給管418を経て糊収容室413a内に導入する。
【0053】(第1の実施の形態)図6(a)は第1の
実施の形態の糊塗布装置40の平面図、図6(b)はA
−A断面図である。
実施の形態の糊塗布装置40の平面図、図6(b)はA
−A断面図である。
【0054】糊塗布装置40の用紙搬送路42は、所定
の間隔を有して対向する2枚の上ガイド板421、下ガ
イド板422により構成されている。上ガイド板421
の用紙案内部の一部で、糊吐出手段41のノズル部材4
11周辺、及び用紙搬送方向下流側の糊塗布面側は、通
常の通紙間隔より広い間隔に拡張した段付き形状を有す
る上面部421aに形成されている。
の間隔を有して対向する2枚の上ガイド板421、下ガ
イド板422により構成されている。上ガイド板421
の用紙案内部の一部で、糊吐出手段41のノズル部材4
11周辺、及び用紙搬送方向下流側の糊塗布面側は、通
常の通紙間隔より広い間隔に拡張した段付き形状を有す
る上面部421aに形成されている。
【0055】糊吐出手段41により用紙Sの上面に糊塗
布部Nを形成された用紙Sが、上面部421aの下方を
通過する時、用紙Sの端部が変形しても、上面部421
aが糊塗布部Nに接触する事はないから、用紙Sの汚
染、搬送不良の発生が防止される。
布部Nを形成された用紙Sが、上面部421aの下方を
通過する時、用紙Sの端部が変形しても、上面部421
aが糊塗布部Nに接触する事はないから、用紙Sの汚
染、搬送不良の発生が防止される。
【0056】また、下ガイド板422の用紙案内部の一
部で、糊吐出手段41のノズル部材411の周辺及び用
紙搬送方向下流側の糊塗布面側は、通常の通紙間隔より
広い間隔に拡張した段付き形状を有する下面部422a
を形成している。
部で、糊吐出手段41のノズル部材411の周辺及び用
紙搬送方向下流側の糊塗布面側は、通常の通紙間隔より
広い間隔に拡張した段付き形状を有する下面部422a
を形成している。
【0057】糊吐出手段41により用紙Sの上面に糊塗
布部Nを形成された用紙Sが、下面部422aの上方を
通過した直後に、糊吐出手段41のノズル部材411か
ら糊が漏出した場合(後垂れ)に、通紙面から離れた下
方位置にある下面部422aの受け面に滴下するから、
下ガイド板422に滴下した糊が、用紙Sの背面に直接
接触して汚染させたり、用紙搬送不良を発生させる事は
ない。
布部Nを形成された用紙Sが、下面部422aの上方を
通過した直後に、糊吐出手段41のノズル部材411か
ら糊が漏出した場合(後垂れ)に、通紙面から離れた下
方位置にある下面部422aの受け面に滴下するから、
下ガイド板422に滴下した糊が、用紙Sの背面に直接
接触して汚染させたり、用紙搬送不良を発生させる事は
ない。
【0058】(第2の実施の形態)図7(a)は第2の
実施の形態の糊塗布装置40の平面図、図7(b)はA
−A断面図である。
実施の形態の糊塗布装置40の平面図、図7(b)はA
−A断面図である。
【0059】搬送ローラ34の用紙搬送方向下流側の用
紙搬送路42は、搬送される用紙Sを案内し間隔を有す
る上ガイド板423と下ガイド板424とを備えてい
る。
紙搬送路42は、搬送される用紙Sを案内し間隔を有す
る上ガイド板423と下ガイド板424とを備えてい
る。
【0060】上ガイド板423の糊吐出手段41の糊吐
出用ノズル部材411の周辺及び用紙搬送方向下流側の
少なくとも糊塗布面側は、用紙案内部のない切り欠き形
状をなす。
出用ノズル部材411の周辺及び用紙搬送方向下流側の
少なくとも糊塗布面側は、用紙案内部のない切り欠き形
状をなす。
【0061】糊吐出手段41により用紙Sの上面に糊塗
布部Nを形成された用紙Sが、上ガイド板423の切り
欠き形状部を通過する時、用紙Sの端部が変形しても、
用紙S上に形成された糊塗布部Nの上方が空間になって
いるから、糊塗布部Nと上ガイド板423とが接触する
事はなく、用紙Sの汚染、搬送不良の発生が防止され
る。
布部Nを形成された用紙Sが、上ガイド板423の切り
欠き形状部を通過する時、用紙Sの端部が変形しても、
用紙S上に形成された糊塗布部Nの上方が空間になって
いるから、糊塗布部Nと上ガイド板423とが接触する
事はなく、用紙Sの汚染、搬送不良の発生が防止され
る。
【0062】(第3の実施の形態)図8は第3の実施の
形態の糊塗布装置40の部分断面図である。
形態の糊塗布装置40の部分断面図である。
【0063】上ガイド板425と下ガイド板426の糊
吐出手段41の糊吐出用ノズル部材411の周辺及び用
紙搬送方向下流側は、ガイド面部のない切り欠き形状を
なす。糊吐出手段41により用紙Sの上面に糊塗布部N
を形成された用紙Sが、糊吐出手段41のノズル部材4
11の下方を通過した直後に、ノズル部材411から糊
が漏出した場合(後垂れ)に、通紙面の糊塗布部Nの上
方及び下方は、ガイド板のない空間になっているから、
ノズル部材411から滴下した糊が、用紙Sの背面に直
接接触して汚染させたり、用紙搬送不良を発生させる事
はない。
吐出手段41の糊吐出用ノズル部材411の周辺及び用
紙搬送方向下流側は、ガイド面部のない切り欠き形状を
なす。糊吐出手段41により用紙Sの上面に糊塗布部N
を形成された用紙Sが、糊吐出手段41のノズル部材4
11の下方を通過した直後に、ノズル部材411から糊
が漏出した場合(後垂れ)に、通紙面の糊塗布部Nの上
方及び下方は、ガイド板のない空間になっているから、
ノズル部材411から滴下した糊が、用紙Sの背面に直
接接触して汚染させたり、用紙搬送不良を発生させる事
はない。
【0064】ノズル部材411の下方で、下ガイド板4
26の背面側には、廃棄糊収納容器47が設置され、ノ
ズル部材411から滴下した不要の糊を受容する。
26の背面側には、廃棄糊収納容器47が設置され、ノ
ズル部材411から滴下した不要の糊を受容する。
【0065】本発明の糊付け製本装置Cは、複写機、プ
リンタ、これらの複合機等の画像形成装置に接続され
る。画像形成装置により所望のデジタル処理が行われ、
片面記録、両面記録、頁編集等の処理を行い、定着処理
後、排出された用紙は、本発明の糊付け製本装置Cを備
えた画像形成装置により、用紙搬送と糊付け処理が正確
かつ効率よく行われ、製本化される。
リンタ、これらの複合機等の画像形成装置に接続され
る。画像形成装置により所望のデジタル処理が行われ、
片面記録、両面記録、頁編集等の処理を行い、定着処理
後、排出された用紙は、本発明の糊付け製本装置Cを備
えた画像形成装置により、用紙搬送と糊付け処理が正確
かつ効率よく行われ、製本化される。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の糊付け製本装置及び画像形成装置により以下の効果が
奏せられる。
の糊付け製本装置及び画像形成装置により以下の効果が
奏せられる。
【0067】(1) 本発明の請求項1〜4に記載の糊
付け製本装置により、用紙に塗布された糊が用紙案内用
のガイド板のガイド面に付着する事が防止され、用紙搬
送路を通過する用紙が引っかかたり、搬送不良を発生す
る問題が解消される。また、糊が用紙から飛散しても、
装置内部の部材に付着する事故も防止される。更に、糊
吐出手段のノズル部材から不要の糊が漏出しても、ガイ
ド板に付着して用紙搬送の妨げになる事も解消される。
付け製本装置により、用紙に塗布された糊が用紙案内用
のガイド板のガイド面に付着する事が防止され、用紙搬
送路を通過する用紙が引っかかたり、搬送不良を発生す
る問題が解消される。また、糊が用紙から飛散しても、
装置内部の部材に付着する事故も防止される。更に、糊
吐出手段のノズル部材から不要の糊が漏出しても、ガイ
ド板に付着して用紙搬送の妨げになる事も解消される。
【0068】(2) 本発明の請求項5に記載の糊付け
製本装置を備えた画像形成装置により、画像形成装置か
ら高速で搬出された用紙に対して、糊付け製本装置によ
り、均一な糊塗布部を形成して安定した糊塗布処理、用
紙搬送を行い、連続して自動的に生産性の高い製本化処
理が高速に実施され、高品質の冊子の作製が可能であ
る。
製本装置を備えた画像形成装置により、画像形成装置か
ら高速で搬出された用紙に対して、糊付け製本装置によ
り、均一な糊塗布部を形成して安定した糊塗布処理、用
紙搬送を行い、連続して自動的に生産性の高い製本化処
理が高速に実施され、高品質の冊子の作製が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置本体、画像読み取り装置、糊付け
製本装置から成る画像形成システムの全体構成図。
製本装置から成る画像形成システムの全体構成図。
【図2】糊付け製本装置の用紙搬送経路を示す構成図。
【図3】用紙への糊付け製本過程を示す模式図。
【図4】用紙の側縁部近傍に形成された各種糊塗布部を
示す平面図。
示す平面図。
【図5】糊吐出手段の断面図。
【図6】第1の実施の形態の糊塗布装置の平面図、及び
A−A断面図。
A−A断面図。
【図7】第2の実施の形態の糊塗布装置の平面図、及び
A−A断面図。
A−A断面図。
【図8】第3の実施の形態の糊塗布装置の部分断面図。
34 搬送ローラ 40 糊塗布装置 41 糊吐出手段 411 ノズル部材 42 用紙搬送路 421,423,425 上ガイド板 422,424,426 下ガイド板 421a 上面部 422a 下面部 47 廃棄糊収納容器 50 整合加圧手段 60 排紙手段 A 画像形成装置本体 C 糊付け製本装置 N,N1,N2,N3,N4 糊塗布部 S 用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B42C 9/00 B42C 9/00 13/00 13/00 19/00 19/00 (72)発明者 高橋 克典 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 松本 敏高 東京都豊島区要町3丁目51番4号 Fターム(参考) 3F108 GA02 GA03 GA04 GB01 HA13 4D075 AC07 AC08 AC72 AC80 AC86 CA47 DA06 DA34 DB18 DC50 EA35 4F041 AA02 AB01 4F042 AA02 AB00 DF15 DF19
Claims (5)
- 【請求項1】 搬送手段により搬送される用紙の側縁部
近傍に、糊吐出手段により糊を塗布して、直線状又は破
線状の糊塗布部を形成する糊塗布装置において、 前記搬送手段は搬送される用紙を案内し間隔を有して対
向する上ガイド板と下ガイド板とを備え、上ガイド板の
用紙ガイド面部のうち、前記糊吐出手段の糊吐出用ノズ
ル部材の周辺及び用紙搬送方向下流側の少なくとも糊塗
布面側のガイド面部を、通常の通紙間隔より広い間隔に
構成したことを特徴とする糊塗布装置。 - 【請求項2】 前記上ガイド板と下ガイド板の前記糊吐
出手段の糊吐出用ノズル部材の周辺及び用紙搬送方向下
流側のガイド面部を、用紙と接触しない間隙に拡張した
形状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の糊塗
布装置。 - 【請求項3】 搬送手段により搬送される用紙の側縁部
近傍に、糊吐出手段により糊を塗布して、直線状又は破
線状の糊塗布部を形成する糊塗布装置において、 前記搬送手段は搬送される用紙を案内し間隔を有する上
ガイド板と下ガイド板とを備え、前記上ガイド板の前記
糊吐出手段の糊吐出用ノズル部材の周辺及び用紙搬送方
向下流側の少なくとも糊塗布面側を、ガイド面部のない
形状に形成したことを特徴とする糊塗布装置。 - 【請求項4】 前記上ガイド板と下ガイド板の前記糊吐
出手段の糊吐出用ノズル部材の周辺及び用紙搬送方向下
流側を、ガイド面部のない形状にしたことを特徴とする
請求項3に記載の糊塗布装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4の少なくとも1項に記載の
糊塗布装置と、糊塗布処理された用紙を受け入れて積載
する用紙収納部と、前記用紙収納部に送り込まれた用紙
の幅方向を整合する幅整合手段と、前記用紙収納部の用
紙載置台上に積載された用紙束の最上面の糊塗布部を加
圧して製本化する加圧手段と、を備えて成ることを特徴
とする糊付け製本装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001073786A JP2002274743A (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 糊塗布装置及び糊付け製本装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001073786A JP2002274743A (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 糊塗布装置及び糊付け製本装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002274743A true JP2002274743A (ja) | 2002-09-25 |
Family
ID=18931160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001073786A Pending JP2002274743A (ja) | 2001-03-15 | 2001-03-15 | 糊塗布装置及び糊付け製本装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002274743A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022110795A1 (zh) * | 2020-11-30 | 2022-06-02 | 浙江聚众柔印科技有限公司 | 一种便于调节的柔版印刷机用的涂胶装置 |
-
2001
- 2001-03-15 JP JP2001073786A patent/JP2002274743A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022110795A1 (zh) * | 2020-11-30 | 2022-06-02 | 浙江聚众柔印科技有限公司 | 一种便于调节的柔版印刷机用的涂胶装置 |
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