JP2002177081A - 乗物用シートのヒンジ機構 - Google Patents

乗物用シートのヒンジ機構

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗物用シートのヒンジ機構を、より軽量で、
より安価で、強度を増す。 【解決手段】 ヒンジ機構は、固定チークプレート10
7と、円形を成す1群の歯113を備えている可動チー
クプレート108と、互いに対して120°をなすよう
に配置され、固定チークプレート107に対してスライ
ドすることができ、そして可動チークプレート108を
ロックするために、円形を成す1群の歯と共慟するよう
になっている2つの歯付きロックスラグ111と、これ
らロックスラグ111の半径方向の移動を制御するため
のカム116と、固定チークプレート107に属する2
つの境界領域121とを有し、各チークプレート10
7、108は、ロックスラグの対応する1つの後端部に
面し、カムのための支持面として作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗物用シートのヒ
ンジ機構、およびこのような機構を含むシートとに関す
る。
【0002】特に、本発明は、シートの部品を形成し、
ピボット運動を中心にして互いに対してピボット運動す
るように取り付けられている2つの要素を互いに連結す
る、乗物用シートのヒンジ機構であって、2つのシート
要素にそれぞれ取り付けるための第1および第2のチー
クプレートであって、上記両チークプレートは上記ピボ
ット運動を中心にして互いに対してピボット運動するよ
うに取り付けられ、第2のチークプレートは前記ピボッ
ト軸を中心とする円の少なくとも弧全体にわたって延び
ている1群の歯に永続的に固定されている、第1および
第2のチークプレートと、第2のチークプレートの歯と
共働するのに適している1群の歯を各々が備えている複
数のロックスラグであって、各ロックスラグは、ヒンジ
機構をロックするために、ロックスラグの歯が第2のチ
ークプレートの歯と共働する係合位置と、ロックスラグ
が第2のチークプレートの歯と共働しない引込み位置と
の間を第1のチークプレートに対して可動である複数の
ロックスラグと、ピボット軸を中心にしてピボット運動
するように取り付けられ、そして静止角度位置の方へ弾
性的に付勢されているカムであって、このカムはロック
スラグに当たるように切り欠かれた外周縁部を有し、こ
のカムがその静止位置にあるとき、上記ロックスラグを
その係合位置におき、該カムはロックスラグをその引込
み位置の方へ動かすことができる作動角度位置に、利用
者によって移動させることができ、そして係合解除手段
は、このカムがその作動位置にあるとき、ロックスラグ
をその引込み位置に位置させるようになっているカムと
を有する乗物用シートのヒンジ機構に関する。
【0003】
【従来の技術】上記の共働解除手段は特に、カムと共に
回転する制御プレートによって構成され、ロックスラグ
と共働するカム縁部を備えることができる。共働解除手
段は任意に、1つまたは2つ以上のばね、あるいは場合
によっては単に、カムがその作動位置にある間、2つの
チークプレートが互いに対して回転し始めると直ちに、
ロックスラグを半径方向内側にスライドさせるようにな
っている、第2のチークプレートの歯およびロックスラ
グの形状によって構成することもできる。
【0004】ヨーロッパ特許出願公開明細書EP−A−
0 720 930号は、シート本体に対する背もたれ
の角度位置の調整を可能にした、このようなヒンジ機構
の一例を記載している。このヒンジ機構は、互いに対し
て120°の角度で分散配置されている3つのロックス
ラグを有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記刊行物に記載され
ているヒンジ機構は、完全に満足すべきものではある
が、本発明の発明者は、それをより軽くそしてより安価
に作ることができるように、または相応の重量と費用で
それをより強く作ることができるように、このヒンジ機
構をさらに改良することにした。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明は、当該の種類のヒンジ機構において、2つのロック
スラグがあり、上記ヒンジ機構は、第1のチークプレー
トに対して固定され、かつそれぞれ中央のピボット軸
に、2つのロックスラグに向かってほぼ半径方向に面し
ている少なくとも2つの境界領域をさらに有し、カムの
外周縁部は、カムがその静止位置にあるとき、上記境界
領域に半径方向に当たるように形作られ、2つのロック
スラグはピボット軸と交差する直径線の一方の側に配置
され、そして2つの境界領域は上記直径線の反対側に配
置されていることを特徴とする。
【0007】こうした構成によって、2つのチークプレ
ートを互いにロックする2つのロックスラグのみを有す
る場合、3つのロックスラグを有する従来技術の機構に
比肩する制動力を示し、一方でそれにもかかわらず、ロ
ックスラグの1つが省かれているので、より軽量で、よ
り安価なヒンジ機構が得られる。本発明の機構の強度
は、特に交通事故が発生した場合に、第1のチークプレ
ートと第2のチークプレート間に大きなトルクが加わる
と、ロックスラグを逆方向に動かそう力を吸収する2つ
の境界領域が存在することに基づいてる。特に、境界領
域はロックスラグの方に向かって見て、開いたV字形に
配置されているので、カムは安定した平衡状態にあり、
したがってヒンジ機構に大きなトルクが加えられている
ときに、上記境界領域から逃れるようなことはない。さ
らに、本発明のヒンジ機構の内部構成によって、第1の
チークプレートと第2のチークプレート間の内側空間の
一部が開放され、そしてこの空間をヒンジ機構に付加的
な機能を加えるために用いることができる。
【0008】特に、この空き空間は、ヒンジ機構に、乗
物の後部シートにアクセスするために、乗物用シートの
背もたれを折り畳み、その後、その最初の角度位置に背
もたれを戻すことができるように、例えば、フランス国
特許公開明細書FR−A−2770 469号に記載さ
れている装置に類似している、角度位置を記憶する装置
または仏国特許公開明細書FR−A−2 790 23
0号に記載されている装置に類似しているジャム装置、
または下記に説明されるような種類のジャム装置の1つ
を付け加えるために用いることができる。
【0009】本発明の好ましい実施態様では、以下の構
成の1つまたは2つ以上を任意に用いることができる。
即ち、2つの境界領域は、ピボット軸を中心とする円弧
状をなし、カム自体の外周縁部は、ピボット運動を中心
とする2つの円弧状部分をなし、少なくとも、カムが静
止位置にあるとき、それぞれ境界領域の各々と接触する
ようになる。
【0010】カムの外周縁部の上記2つの円弧状部分は
同じ半径を有し、上記外周縁部に属する同じ円弧状セク
ターの一部を形成している。
【0011】2つの境界領域はピボット軸のまわりに互
いにほぼ120°をなして配置され、2つのロックスラ
グもまた同様にピボット軸のまわりに互いにほぼ120
°をなして配置されている。
【0012】この機構は、第2のチークプレートの歯に
向かって半径方向に広がっている形状を有し、第2のチ
ークプレートの上記歯に面している1群の歯を含む少な
くとも1つのジャム部材をさらに有し、上記ジャム部材
は、少なくとも、ヒンジ機構に所定値よりも大きいトル
クを加えられているとき、その歯が第2のチークプレー
トの歯と噛み合うように第1のチークプレート上に取付
けられ、第1のチークプレートはジャム部材に属する側
部支持縁部とこのような状況で共働するようになってい
る少なくとも1つの案内部材を有し、そしてくさび作用
によって第2のチークプレートの歯に上記ジャム部材を
付勢する。
【0013】ヒンジ機構は4つのジャム部材を有し、こ
れらジャム部材の1つは上記直径線の一方の側で2つの
ロックスラグの間に配置され、他のジャム部材は上記直
径線の他方の側で、ロックスラグと向かい合って配置さ
れている。
【0014】上記3つの他のジャム部材に対応する案内
部材は第1のチークプレートに対して固定されている2
つの凸状部分により形成され、この2つの凸状部分は上
記2つの境界領域を形成している。
【0015】カムは、第1のチークプレート内に形成さ
れている中央のハウジング内に配置されている単一の渦
巻きばねによって弾性的に付勢され、上記ばねは、第1
のチークプレートに連結されている第1の端部と、カム
に連結されている第2の端部との間に延びている。
【0016】本発明は、上記のように定義された少なく
とも1つのヒンジ機構によって互いに連結されているシ
ート本体および背もたれを有する乗物用シートも提供す
る。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照する。
【0018】様々な図面において、同一であるかまたは
類似している要素を示すために、同じ参照番号が用いら
れている。
【0019】図1に概略的に示されているように、本発
明は、乗物用シート101、特に自動車の前部シートに
関し、自動車の床103に取付けられたシート本体10
2と、水平な横軸Xを中心にしてピボット運動するよう
に取付けられた背もたれ104とを含む。
【0020】より正確には、背もたれ104の剛性フレ
ームは、水平な横軸Xを中心にしてピボット運動するよ
うに取り付けられたハンドル106により操作されるヒ
ンジ機構105によって、シート本体102の剛性フレ
ームに連結されている。背もたれ104のフレームは、
シート101の両側に配置されている、同一または類似
で上記ハンドル106によって共に操作される2つのヒ
ンジ機構105によってシート本体102に連結するこ
とも可能である。
【0021】ハンドル106を図1に示されている角度
方向Aにまわすと、ヒンジ機構105のロックが外れ、
シート101の利用者は、少なくとも1つのばね(図示
されていない)によって、前方に向かって付勢されてい
る背もたれ104を直接動かすことによって、背もたれ
104の傾きを調整できるようになる。
【0022】図2および3に示されているように、ヒン
ジ機構105は、ピボット軸Xに直交して延びており、
かつ、例えば、シート本体102の剛性のある枠に取り
付けることができる、金属製の固定チークプレート10
7と、同様に軸Xに直交しており、例えば、背もたれ1
04の剛性のある枠に取り付けることができ、固定チー
クプレート107に属している外側のリング107aに
より囲まれている外側のリング108aを有する金属製
の可動チークプレート108と、固定チークプレート1
07および可動チークプレート108の外周面を囲み、
波形が付けられ、両チークプレート107、108と共
働して、円形の閉じボックスを形成する金属製のリング
109と、上記ボックス内に収められ、ハンドル106
が静止位置にある限り、可動チークプレート108が固
定チークプレート107に対して動くの防ぐようになっ
ている、スラグを備えたロック装置110を有してい
る。
【0023】このロック装置110は、ピボット軸Xの
まわりに互いに120°をなすように配置され、各々
は、可動チークプレート108内に形成されている、円
形を成す1群の内向きの歯113と噛み合うようになっ
ている1群の外向きの歯112を有し、スラグの歯11
2がヒンジ機構105をロックするように可動チークプ
レートの歯113と噛み合う係合位置と、スラグ111
が可動チークプレート108の歯113と共働しない引
込み位置との間をロックスラグが移動することができる
ように、各スラグは、固定チークプレート107に対し
て固定されている案内部材114(一例として、案内部
材114は、固定チークプレート107内に形成されて
いる2つの半切欠または型押し部でもよい)内を半径方
向にスライドするように取り付けられており、また各ス
ラグは可動チークプレート108に向かって軸方向に突
出している少なくとも1つの後部ペグ115をも含む2
つの金属製のロックスラグ111と、操作シャフト10
6aによってハンドル106に取り付けられ、ロックス
ラグ111の後端部に当たるようになっている、突出す
る2つのカム縁部116b、116cを有する外周縁部
116aを持ち、カム縁部116cが、一定半径の円弧
セクター116d分だけロックスラグ111から角度方
向に離れるように延びている金属製のカム116と、固
定チークプレート107に型押しされたハウジング11
7a内に設けられ、カム縁部116b、116cがロッ
クスラグ111を係合位置に位置させる静止位置に向か
ってカム116を付勢させる渦巻きばね117であっ
て、引込み位置に向かってロックスラグ111をスライ
ドさせて、ヒンジ機構105のロックを解除できるよう
に、作動角度位置を解除するために、上記カムは、ハン
ドル106から駆動されて、角度方向Aにピボット運動
するのに適している渦巻きばね117(図4参照)(有
利なことに、渦巻きばね117を収めるハウジング11
7aは、渦巻きばね117の折り曲げられた端部117
cを保持するノッチ117bを含むことができ、渦巻き
ばね117の他方の端部117dは、2つの側面平坦部
で形成されている操作シャフト106aの一部のまわり
に留められている)、カム116上に固定されるように
係合し、かつカム116と可動チークプレート108と
の間を半径方向に延び、部分的にロックスラグ111の
上に重なっている、剛性のある金属製の制御プレート1
18であって、ロックスラグのペグ115が係合する、
2つの切欠119を有し、これらペグ115の各々は、
カム縁部120半径方向外側面上の対応する切欠119
によって形成されている湾曲部の形状で、カム116が
角度方向Aに回転するとき、対応するロックスラグ11
1を半径方向内側に移動させるように形作られているカ
ム縁部120と共働する、剛性のある金属製の制御プレ
ート118を有している。
【0024】特に、本シートが設置されている自動車が
事故にあった場合、ヒンジ機構105にかかるピボット
運動トルクに耐える能力を増大させるように、ヒンジ機
構105の機械的強度を増すために、固定チークプレー
ト107は、このチークプレート107内に形成された
2つの半切欠または型押し121aによって形成される
のが好ましい2つの境界領域121(図3参照)をも有
している。
【0025】これらの境界領域121は、カム116の
円弧セクター116dと同じ半径を有する、ピボット軸
Xを中心とした円弧縁部の形状であることが有利であ
り、この円弧セクター116dは上記境界領域121と
滑り接触している。
【0026】2つの境界領域121は軸Xの方に半径方
向に面し、これら境界領域は両方とも直径線Dの一方の
側に配置され、これらのロックスラグ111は、各境界
領域121が1つのロックスラグ111の後部に面する
ように、境界領域121に対して上記直径線の反対側に
位置する。
【0027】したがって、ヒンジ機構105の固定チー
クプレート107と可動チークプレート108の間にト
ルクが加えられると、2つのロックスラグ111を逆行
させようとする力F1およびF2がカム116によって
吸収され、そしてこれらの力は、カムの円弧セクター1
16dの対応する部分122に、境界領域121によっ
て加えられる反力R1およびR2によって相殺される。
境界領域121が、2つのロックスラグ111に向かっ
て見てV字形の開いた構造を成していることを考える
と、カム116は、様々な力F1、F2、R1、R2の
作用で安定的な平衡位置にあり、その結果、この組立体
の機械的強度がさらに増し、そして非常に大きなトルク
が2つのチークプレート107と108との間に加えら
れた時でも、ロックスラグ111は逆行しないようにな
る。
【0028】さらに、ロック装置110は、ジャムスラ
グと呼ばれる、剛性のある金属製のスラグ123、12
4をさらに有している(図2および3参照)。これらの
ジャムスラグのうちの1つ124は、上記直径線Dの一
方の側の2つのロックスラグ111の間に配置されてい
るが、他の2つのジャムスラグ124とジャムスラグ1
23は上記直径線Dの他方の側に配置されており、ジャ
ムスラグ123は、上記他の2つのジャムスラグ124
の間に配置されている。
【0029】各ジャムスラグ123、124はそれぞ
れ、半径方向外側を向き、可動チークプレート108の
内向きの歯113と噛み合うようになっている1群の歯
125、126を有している。さらに、上記ジャムスラ
グ123、124が、以下の2つの位置、即ちジャムス
ラグの歯125、126が可動チークプレート108の
歯113と噛み合う作動位置と(図2、3、および6参
照)と、ジャムスラグ123、124が可動チークプレ
ート108の歯113と共働していない引込み位置(図
8および9参照)との間を移動することができるよう
に、ジャムスラグ123、124の各々は、固定チーク
プレート107に対して固定されている案内部材の中を
半径方向にスライドするように設置されている。
【0030】種々のジャムスラグ123、124の案内
部材は、固定チークプレート107内に形成された半切
欠または型押しによって構成されている。特に、2つの
ロックスラグ111の間に配置されているジャムスラグ
124は、2つの型押し114aの間を案内されてお
り、これらの型押し114aもまた、同様にロックスラ
グ111を案内する役目をし、一方、他の3つのジャム
スラグ123、124は、上記型押し121aによって
案内され、これらの型押し121aもまた、ロックスラ
グ111の各々の2つの案内部材114aのそれぞれ1
つを形成している。
【0031】各ジャムスラグ123、124は通常、各
案内部材114a、121aの小さな範囲としか接して
いないのが有利であり、したがって、ジャムスラグ12
3、124には、半径方向にスライドすることができる
ことに加えて、ある大きさの角度遊びが生じる。
【0032】各ジャムスラグ123、124は、半径方
向外側に向かって広がっており、したがって案内部材1
14a、121aにより形成され、外側に向かって広が
っている対応する支持縁部129、130に面している
2つの末広がりの側縁部127、128を有している。
【0033】図2および3に示されているように、ジャ
ムスラグ123は、例えば、ジャムスラグ123に形成
されているハウジング132を通り、固定チークプレー
ト107内に形成されているハウジング133内に入り
込んでいる、ほぼU字形に折り曲げられたばねブレード
のようなばね131によって、その作動位置に向かって
弾性的に付勢されている。
【0034】さらに、ジャムスラグ123は、可動チー
クプレート108に向かって軸方向に突出し、かつ制御
プレート118内に形成されている切欠135の中へ入
り込んでいるペグ134を有している。この切欠135
は、カム116が作動位置にあるとき、ジャムスラグ1
23を半径方向内側にスライドさせるようになっている
湾曲部の形状をなす外側縁部136と、カム116が静
止位置にある間、ペグ134に当たって、ジャムスラグ
123を作動位置に保つ、湾曲部の形状をなす内側縁部
137とを有している。
【0035】さらに、各ジャムスラグ124は、金属製
のばねブレード138(図6および7参照)を備えてお
り、このばねブレード138は、ジャムスラグ124の
前部を覆い、可動チークプレート108の歯113に当
たる支持プレート139と、支持プレート139から折
り曲げられ、ジャムスラグ124内に形成されたハウジ
ング141の中に入り込んでいる2つの弾性タブ140
とを有している。弾性タブ140は、ジャムスラグ12
4をその引込み位置の方に弾性的に付勢する(図8およ
び9)。
【0036】支持プレート139およびばねブレード1
38は、ジャムスラグ124のハウジング141の中に
入り込んでいるフラップ139aによって、固定チーク
プレート107の方へ延びているのが有利である。フラ
ップ139a自体は、ジャムスラグ124の下を通過
し、そしてばねブレード138がジャムスラグ124に
対して正確に位置するのを保証するタブ139bによっ
て半径方向外側に延びている。
【0037】各ジャムスラグ124はまた、可動チーク
プレート108に向かって軸方向に突出しているペグ1
42を有し、制御プレート118の外周縁部は、カム1
16が作動位置にあるとき、弾性タブ140を圧縮し、
ジャムスラグ124をその作動位置に移動させるよう
に、ペグ142に当たるようになっている支持縁部14
3を有している(図2、3および6参照)。
【0038】ヒンジ機構105が通常の状態にあると
き、ジャムスラグ123、124は殆ど何の作用もしな
い。
【0039】これに対して、特に、本シートが設置され
ている自動車が交通事故にあったために、格別に大きい
ピボット運動トルク(例えば、100メータ・デカニュ
ートン(m.daN)より大きい)が、固定チークプレ
ート107と可動チークプレート108の間に加えられ
たとき、ロックスラグ111は、可動チークプレート1
08がピボット運動をし始めるように、その案内部材1
14を変形させ始める。このピボット運動が、ジャムス
ラグ123、124と案内部材114a、121aとの
間に存在する間隙を取り除くのに充分な大きさ(例え
ば、約2度)に達すると直ちに、上記ジャムスラグ12
3、124は、これらジャムスラグの各々の側縁部12
7、128の1つと、対応する支持縁部129、130
との間のくさび作用によって、上記ジャムスラグ12
3、124は可動チークプレートの歯113に強く押し
つけられるようになる。こうしたくさび作用を考える
と、ヒンジ機構105の機械的強度はさらに、かなりの
程度に増大する。
【0040】ヒンジ機構105内の空になっている空間
をロックスラグ111によって占めるためにジャムスラ
グ123、124を用いずに、上記スペースは、例え
ば、フランス国特許公開明細書FR−A−2 790
230号に記載のジャム装置に類似した装置、および/
またはフランス国特許公開明細書FR−A−2 770
469号に記載の記憶装置に類似した装置によっても占
めることができるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】背もたれの傾きが本発明の少なくとも1つのヒ
ンジ機構によって調整可能であるシートの概略図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態を構成し、かつ図1のシー
トに取り付けるのに適している機構の断面図であって、
静止位置にあるヒンジ機構を示している、図3の線II
−IIに沿った断面図である。
【図3】本発明の一実施例を構成し、図1のシートに取
り付けるのに適している機構の断面図であって、静止位
置にあるヒンジ機構を示している、図2の線III−I
IIに沿った断面図である(よりわかり易くするため
に、ヒンジ機構のスラグおよびカムは、あたかも断面図
ではないかのように表示されているが、断面より上に位
置する、この機構の制御プレートは点線で表示されてい
る)。
【図4】図2および3のヒンジ機構の中央のばねを示す
詳細図である。
【図5】図2および3のヒンジ機構の制御タブを示す詳
細図である。
【図6】図2および3のヒンジ機構におけるロックスラ
グの1つを貫通する、図3の線VI−VIに沿って断面
の詳細図である。
【図7】図6のロックスラグに取り付けられたばねブレ
ードを下から見た図である。
【図8】作動位置にあるヒンジ機構を示す、図3に類似
した図面である。
【図9】作動位置にあるヒンジ機構を示す、図6に類似
した図面である。
【符号の説明】
101 乗物用シート 102 シート本体 103 床 104 背もたれ 105 ヒンジ機構 106 ハンドル A 角度方向 X ピボット軸 106a 操作シャフト 107 固定チークプレート 108 可動チークプレート 109 リング 110 ロック装置 111 ロックスラグ 112 歯 113 歯 114 案内部材 114a 案内部材(型押し) 115 後部ペグ 116 カム 116a 外周縁部 116b カム縁部 116c カム縁部 116d 円弧セクター 117 渦巻きばね 117a ハウジング 117b ノッチ 117c 第1の端部 117d 第2の端部 118 制御プレート 119 切欠 120 カム縁部 121 境界領域 121a 案内部材(型押し) 122 円弧状部分 123 ジャムスラグ 124 ジャムスラグ 125 歯 126 歯 127 側縁部 128 側縁部 129 支持縁部 130 支持縁部 131 ばね 132 ハウジング 133 ハウジング 134 ペグ 135 切欠 136 外側縁部 137 内側縁部 138 ばねブレード 139 支持プレート 139a フラップ 139b タブ 140 弾性タブ 141 ハウジング 142 ペグ 143 支持縁部 F1 力 F2 力 R1 反力 R2 反力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シリエール フランソワ フランス国 61100 ラ セル ラ フォ ルジュ ル シァン ド レピン 21 Fターム(参考) 3B084 GA00 3B087 DD03 3B099 AA05 BA04 CA18 CA31

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの部品を構成し、ピボット軸
    (X)を中心にして互いに対してピボット運動するよう
    に取り付けられている2つのシート要素(102、10
    4)を互いに連結する、乗物用シートのヒンジ機構であ
    って、 前記2つのシート要素(102、104)にそれぞれ取
    り付けるための第1および第2のチークプレート(10
    7、108)であって、前記両チークプレートは前記ピ
    ボット軸(X)を中心にして互いに対してピボット運動
    するように取り付けられ、前記第2のチークプレート
    (108)は前記ピボット軸(X)を中心とする円の少
    なくとも弧全体にわたって延びている1群の歯(11
    3)に永続的に固定されている、第1および第2のチー
    クプレート(107、108)と、 前記第2のチークプレートの歯(113)と共働するの
    に適している1群の歯(112)を各々が備えている複
    数のロックスラグ(111)であって、各ロックスラグ
    は、該ヒンジ機構をロックするために、前記ロックスラ
    グの前記歯(112)が前記第2のチークプレートの前
    記歯(113)と共働する係合位置と、前記ロックスラ
    グ(111)が前記第2のチークプレートの前記歯(1
    13)と共働しない引込み位置との間を前記第1のチー
    クプレート(107)に対して可動である複数のロック
    スラグ(111)と、 前記ピボット軸(X)を中心にしてピボット運動するよ
    うに取り付けられ、そして静止角度位置の方へ弾性的に
    付勢されているカム(116)であって、該カムは前記
    ロックスラグ(111)に当たるように切り欠かれた外
    周縁部(116a)を有し、該カムがその静止位置にあ
    るとき、前記ロックスラグをその係合位置におき、該カ
    ム(116)は前記ロックスラグ(111)をその引込
    み位置の方へ動かすことができる作動角度位置に利用者
    によって移動させることができ、そして係合解除手段
    (118)は、該カム(116)がその作動角度位置に
    あるとき、前記ロックスラグ(111)をその引込み位
    置に位置させるようになっているカム(116)とを有
    する、乗物用シートのヒンジ機構において、 2つのロックスラグ(111)があり、前記ヒンジ機構
    は、前記第1のチークプレート(107)に対して固定
    され、それぞれ中央の前記ピボット軸(X)に、前記2
    つのロックスラグ(111)に向かってほぼ半径方向に
    面している少なくとも2つの境界領域(121)をさら
    に有し、前記カムの前記外周縁部(116a)は、前記
    カムがその静止位置にあるとき、前記境界領域(12
    1)に半径方向に当たるように形作られ、前記2つのロ
    ックスラグ(111)は前記ピボット軸と交差する直径
    線(D)の一方の側に配置され、そして前記2つの境界
    領域(121)は前記直径線の反対側に配置されている
    ことを特徴とする、乗物用シートのヒンジ機構。
  2. 【請求項2】 前記2つの境界領域(121)は前記ピ
    ボット軸(X)を中心とする円弧形状をなし、前記カム
    自体の前記外周縁部は、前記ピボット軸を中心とする2
    つの円弧状部分(122)をなし、少なくとも、前記カ
    ムが静止位置にあるとき、それぞれ前記境界領域(12
    1)の各々と接触するようになる、請求項1に記載のヒ
    ンジ機構。
  3. 【請求項3】 前記カムの前記外周縁部の前記2つの円
    弧状部分(122)は同じ半径を有し、前記外周縁部に
    属する同じ円弧セクター(116a)の一部を形成して
    いる、請求項2に記載のヒンジ機構。
  4. 【請求項4】 前記2つの境界領域(121)はピボッ
    ト軸(X)のまわりに互いにほぼ120°をなして配置
    され、前記2つのロックスラグ(111)もまた同様に
    前記ピボット軸のまわりに互いにほぼ120°をなして
    配置されている、請求項1から3のいずれか1項に記載
    のヒンジ機構。
  5. 【請求項5】 前記第2のチークプレートの前記歯(1
    13)に向かって半径方向に広がっている形状を有し、
    前記第2のチークプレートの前記歯(113)に面して
    いる1群の歯(125、126)を含む少なくとも1つ
    のジャム部材(123、124)をさらに有し、前記ジ
    ャム部材は、少なくとも、該ヒンジ機構に所定値よりも
    大きいトルクを加えられているとき、その歯(125、
    126)が前記第2のチークプレートの歯(113)と
    噛み合うように前記第1のチークプレート(107)上
    に取付けられ、前記第1のチークプレート(107)は
    前記ジャム部材に属する側部支持縁部(127、28)
    とこのような状況下で共働するようになっている少なく
    とも1つの案内部材(114a、121a)を有し、そ
    してくさび作用によって前記第2のチークプレートの前
    記歯に前記ジャム部材を付勢する、請求項1から5のい
    ずれか1項に記載のヒンジ機構。
  6. 【請求項6】 4つのジャム部材を有し、これらジャム
    部材の1つは前記直径線(D)の一方の側で前記2つの
    ロックスラグの間に配置され、他のジャム部材は前記直
    径線(D)の他方の側で前記ロックスラグ(111)と
    向かいあって配置されている、請求項5に記載のヒンジ
    機構。
  7. 【請求項7】 前記3つの他のジャム部材に対応する案
    内部材(121a)は前記第1のチークプレート(10
    7)に対して固定されている2つの凸状部分により形成
    され、前記2つの凸状部分は前記2つの境界領域(12
    1)を形成している、請求項6に記載のヒンジ機構。
  8. 【請求項8】 前記カム(116)は前記第1のチーク
    プレート(107)内に形成されている中央のハウジン
    グ(117a)内に配置されている単一の渦巻きばね
    (117)によって弾性的に付勢され、前記ばね(11
    7)は、前記第1のチークプレートに連結されている第
    1の端部(117c)と、前記カムに連結されている第
    2の端部(117d)との間に延びている、請求項1か
    ら7のいずれかに記載のヒンジ機構。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれか1項に記載の
    少なくとも1つのヒンジ機構(105)によって互いに
    連結されているシート本体(102)および背もたれ
    (104)を有する乗物用シート。
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