JP3434779B2 - 乗り物シート用関節機構 - Google Patents

乗り物シート用関節機構

Info

Publication number
JP3434779B2
JP3434779B2 JP2000119330A JP2000119330A JP3434779B2 JP 3434779 B2 JP3434779 B2 JP 3434779B2 JP 2000119330 A JP2000119330 A JP 2000119330A JP 2000119330 A JP2000119330 A JP 2000119330A JP 3434779 B2 JP3434779 B2 JP 3434779B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cheek plate
cam
lock
insert
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000119330A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000316659A (ja
Inventor
ローエ ルネ
ルコント セバスチアン
Original Assignee
フォーレシャ シェージュ ダトモビル ソシエテ アノニム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フォーレシャ シェージュ ダトモビル ソシエテ アノニム filed Critical フォーレシャ シェージュ ダトモビル ソシエテ アノニム
Publication of JP2000316659A publication Critical patent/JP2000316659A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3434779B2 publication Critical patent/JP3434779B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/22Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
    • B60N2/235Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms
    • B60N2/2356Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms with internal pawls
    • B60N2/236Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by gear-pawl type mechanisms with internal pawls linearly movable

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乗り物シート用関節
機構に関する。
【0002】特に、本発明は、シートに付属し、回転軸
の周りを互いに相対的にピボット回転するように取り付
けられた2つの部品を連結する乗り物シート用関節機構
であって、前記2つのシート部品にそれぞれ固定される
第1、第2のチーク板であって、前記回転軸の周りを互
いに相対的にピボット回転するように取り付けられ、第
2のチーク板は、前記回転軸を中心とした少なくとも円
弧に渡って延びる歯部分に常に固定されている第1、第
2の側板と、各々が、第2のチーク板の歯部分と噛み合
うようになっている歯部分を備えたいくつかのロック挿
入体であって、ロック挿入体の歯部分が、関節機構をロ
ックするように第2のチーク板の歯部分と噛み合う噛み
合い位置と、ロック挿入体が第2のチーク板の前記歯部
分と噛み合わない引っ込み位置との間で、各々が第1の
チーク板に対して移動可能ないくつかのロック挿入体
と、外側へ突出して前記回転軸の周りをある角度方向に
間隔をおいて分散配置された第1、第2、および第3の
支持端を備え、第3の支持端が第1および第2の支持端
とともに100度よりも大きい各々の角度を作る、ロッ
ク挿入体の動作を制御するカムであって、前記回転軸の
周りをピボット回転するように取り付けられ、前記支持
端がロック挿入体をそれらの噛み合い位置に位置させる
角度方向オフ位置に向けて弾性手段によって力を受けて
おり、ロック挿入体をそれらの非噛み合い位置へと移動
させる角度方向動作位置へと使用者によって移動可能な
カムと、カムがその動作位置にある時にロック挿入体を
それらの引っ込み位置に位置させるようになっている解
除手段とを有する乗り物シート用関節機構に関する。
【0003】上述した解除手段は、以下の手段、すなわ
ち、ロック挿入体の一部と噛み合っているカムエッジを
備えたピボット回転する挿入体、1つまたは複数のば
ね、第1のカムがその動作位置にある時に前記2つのチ
ーク板が互いに相対回転するや否や、その時にロック挿
入体を半径方向内側にスライドさせるようになってい
る、第2のチーク板およびロック挿入体の歯部分の歯の
形状の1つまたは2つ以上から構成することができる。
【0004】
【従来の技術】ヨーロッパ特許出願公開明細書0 720 93
0号には、シート部に対するシート背もたれの角度位置
の調整を可能にする上記のような関節機構の例が記載さ
れている。この関節機構は、互いに120度の角度で分
散配置された3つのロック挿入体を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この文献に記載された
関節機構は完全に満足できるものであるが、本発明の発
明者たちは、それをより軽くし、かつ、より安価にする
ことによって、それをより一層改善することを望んだ。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために、本発明によ
れば、当該種類の関節機構は、ロック挿入体が、2つ
で、かつカムの第1および第2の支持端と係合し、関節
機構が、第1のチーク板と一体であり、カムがそのオフ
位置にある時にカムの第3の支持端がストップ部上で半
径方向に支持されるように配置されたストップ体をさら
に有し、ストップが、ピボット回転トルクが第1と第
2のチーク板の間に加えられた時にロック挿入体によっ
てカムに働く半径方向の応力と釣り合うようになってい
る半径方向の反作用をストップ体がカムに作用させるこ
とができるように、カムの第3の支持端が第1および第
2の支持端とともに100度よりも大きい各々の角度を
作っていることを本質的な特徴とする。
【0007】これらの構成によって、従来の技術による
3つのロック挿入体の機構と同等の制動力を有し、1つ
のロック挿入体の除去によって、より軽く、かつ、それ
より高価でない関節機構が得られる。
【0008】さらに、本発明による関節機構の内部部品
は、従来の技術による3つのロック挿入体の機構のそれ
と概して同一であり、3つのロック挿入体の機構のため
に従来使用されていた製造および組み立て工具を大部分
そのまま使えることと、および/または、3つのロック
挿入体の機構、または本発明による2つのロック挿入体
の機構を作るために、製造工程に対する柔軟性の増大を
もたらすこれらの工具を交互に使用することを可能にす
る。
【0009】これらの利点は、本発明による関節機構の
コストを減らすことにより一層役立つ。
【0010】最後に、本発明による関節機構の内部部品
が、第1および第2のチーク板の間の内側空間の一部
や、関節機構に機能を加えるために有益に使用できる空
間を開放することを可能にする。
【0011】特に、この自由な空間は、車両の後部の場
所へのアクセスをもたらすために、そしてシートの後部
がその元の角度位置に復帰するために、乗り物のシート
背もたれが下方に折り畳まれることを可能にする、例え
ばフランス特許出願第97-13702に記載されたものに類似
している角度位置記憶装置を関節機構に備えるために使
用することができる。
【0012】本発明の好ましい実施態様では、次の構
成、すなわち、カムの第3の支持端が第1および第2の
支持端とともに120度に近い各々の角度を作ること、
カムの第1および第2の支持端の各々が、複数のロック
挿入体の1つに設けられている後端と係合し、ストップ
体が、ロック挿入体が噛み合い位置にある時に回転軸か
らロック挿入体の後端とほぼ同じ距離に配置されている
こと、第1のチーク板が、概ね隙間なく第2のチーク板
と半径方向に常に接触している少なくとも1つの支持領
域を有し、この支持領域は、ピボット回転トルクが第1
と第2のチーク板の間に加えられた時にロック挿入体に
よって第2のチーク板に及ぼされた半径方向の応力を受
け取るようにロック挿入部の近くに配置されているこ
と、第1のチーク板が、概隙間なく第2のチーク板と半
径方向に常に接触する2つの支持領域を有し、各々の支
持領域が複数のロック挿入体の1つに対して配置されて
いること、ロック挿入体が、それらが噛み合い位置にあ
る時に、各挿入体の各々の歯が、ストップ部と向き合っ
ている第2のチーク板の歯部分の一面に支持されるよう
に配置されていることの1つおよび/または他のものを
追加的に用いることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】異なる図面では、同一の参照符号は、同じ
あるいは類似した構成要素を指す。
【0015】図1に概略的に示されるように、本発明
は、乗り物シート1、特に、乗り物の床3に取り付けら
れたシート部2と、水平な横軸Xの周りをピボット回転
するようにシート部2に取り付けられた背もたれ4とか
ら構成される自動車フロントシートに関する。
【0016】より正確には、背もたれ4の剛性フレーム
は、水平な横軸Xの周りをピボット回転するように取り
付けられたハンドル6によって操作される関節機構5に
よってシート部2の剛性フレームに連結され、あるい
は、後部のフレームが、ハンドル6によって操作される
同一あるいは類似した2つの関節機構5によってシート
部2に連結されている。
【0017】図1に示された角度方向Aへハンドル6を
操作すると、関節機構5のロックが解除され、その結
果、シートの使用者は、少なくとも1つのばね(不図
示)によって前方へと通常付勢されている背もたれ4に
直接作用することによって背もたれ4の傾きを調整でき
る。
【0018】図2および図3に示すように、関節機構5
は、軸Xに対して直角に延び、例えばシート部2の剛性
フレームに固定できる金属製の固定チーク板7と、同様
に軸Xに対して直角に延びるとともに、例えば背もたれ
4のフレームに固定することができ、固定チーク板7に
付属した外側リング7aによって取り囲まれた外側リン
グ8aを有する金属性の可動チーク板8と、閉じた円形
のケースを形成する固定チーク板7と可動チーク板8の
外縁に重ねられた金属リング9と、前記ケースの中に収
容され、ハンドル6がそのオフ位置にある限り可動チー
ク板8を、対応する固定側板7に対して動けなくするよ
うになっている挿入ロック装置10とから構成されてい
る。
【0019】挿入ロック装置10は、軸Xを中心として
互いに120度の角度をなすように配置されるととも
に、各々が、可動チーク板8内に配置された内側の円形
歯部分13と噛み合うようになっている外側の歯部分1
2を有し、関節機構5をロックするために、歯部分12
が対応する可動チーク板8の歯部分13と噛み合う噛み
合い位置と、挿入体11が可動チーク板8の歯部分13
と噛み合わない引っ込み位置との間でロック挿入体11
が移動可能であるように、各々が、固定チーク板7と一
体のガイド14(ガイド14は、固定チーク板7に備え
られた、例えば2つの半切り抜き部あるいはプレス加工
部14aによって横方向を定めることができる)内を半
径方向にスライドするように取り付けられており、各々
が、可動チーク板8に向かって軸方向に突出するピン1
5をさらに有している2つの金属製のロック挿入体11
と、ハンドル6に固定されるとともに、軸Xを中心とし
て互いに120度の間隔で配置されて半径方向に外側へ
と突出している3つの支持端16aを有し、これらの支
持端16aの2つが、ロック挿入体11を噛み合い位置
へと戻すためにロック挿入体11の後端11aとそれぞ
れ係合するようになっている金属カム16と、固定チー
ク板7上に取り付けられるとともに、金属カム16の支
持端16aが2つのロック挿入体11をそれらの係合位
置に位置させるオフ位置に向けて金属カム16に作用
し、金属カム16が、2つのロック挿入体11をそれら
の引っ込み位置へとスライドさせて、それにより関節機
構5を解除するハンドル6の動作により、角度方向Aへ
ピボット回転可能になっている2つのばね17と、金属
カム16に不動に連結されるとともに、金属カム16
と、ロック挿入体11を部分的に覆っている可動チーク
板8との間を半径方向に延び、ロック挿入体11のピン
15が引っかかる3つの切欠き19を有し、これらのピ
ン15の各々が、対応する切欠き19の半径方向の外側
の範囲を規定し、かつ金属カム16が角度方向Aへ回転
する時に、対応するロック挿入体11を半径方向に内側
へと移動させるように形作られた傾斜面の形状をしたエ
ッジ20と係り合う剛体の金属円板18とから構成され
ている。
【0020】特に、シートが据え付けられた自動車が事
故を受けたときに関節機構5に加えられることがあるト
ルクに対して、関節機構5が抵抗するようにするため
に、固定チーク板7は、その固定チーク板7内に備えら
れた好ましくは半切欠部あるいはプレス加工で形成され
ているストップ部21をさらに有している。
【0021】このストップ体21は、2つのロック挿入
体11が、軸Xを基準としてこれらロック挿入体11の
各々に対して120°の角度で噛み合い位置にある時
に、2つのロック挿入体11の後端11aと同じ半径方
向の位置に配置され、その結果、ロック挿入体11と係
合していない金属カム16の支持端16aが、金属カム
16がそのオフ位置にある時にストップ体21に接して
半径方向に支持される。
【0022】したがって、関節機構5が厳しいピボット
回転トルクを受けると、ロック挿入体11によってカム
16に作用する反力はストップ体21によって受け止め
る。
【0023】さらに、ピボット回転トルクに対する関節
機構5の抵抗は、可動チーク板8のリング8aを取り囲
む固定チーク板7のリング7aより内側へ突出している
2つの支持領域22の存在のために、より一層改善され
ている。
【0024】2つの支持領域22は、可動チーク板8の
リング8aに常に接触しており、その結果、支持領域2
2は、関節機構5が大きなピボット回転トルクを受ける
とロック挿入体11によって可動チーク板8に作用する
半径方向の反力を受け止める。
【0025】これら2つの支持領域22を、好ましくは
ストップ体21を通過する直径に沿った軸を中心とした
単一の支持領域に置き換えることができるであろう。
【0026】さらに、有利には、2つのロック挿入体1
1のスライド軸の間に形成された角度αは、ロック挿入
体11の歯が歯部分13の歯と正確に一致しないよう
に、120°よりわずかに小さいこと、例えば119°
であることが好ましく、しかしながら、これに反して、
ロック挿入体11の各々の歯12aが、ストップ体21
に向き合っている歯13の1つの1つ13a上だけで支
持されるように(図4参照)、ロック挿入体11の歯が
ごくわずかにオフセットされている。したがって、ロッ
ク挿入体11による可動チーク板8のロック動作は、フ
ランス特許出願公開明細書2 599 684に示されているよ
うに可動チーク板8のいかなる隙間もなくすことによっ
て改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による少なくとも1つの関節機構によっ
て背もたれの傾きが調整可能なシートの概略図である。
【図2】図1のシートに備え付けられることが可能な、
本発明の1つの実施形態による関節機構の図3のII-II
線に沿った断面図である。
【図3】図1のシートに備え付けられることが可能な、
本発明の1つの実施形態による関節機構の図2のIII−I
II線に沿った断面図である。
【図4】図3の左に設置されたロック挿入体の、可動フ
ランジの歯部分との噛み合いを示す拡大詳細図である。
【符号の説明】
1 乗り物シート 2 シート部 3 床 4 背もたれ 5 関節機構 6 ハンドル 7 固定チーク板 8 可動チーク板 7a、8a 外側リング 9 金属リング 10 挿入ロック装置 11 製ロック挿入体 11a 後端 12、13 歯部分 12a 歯 13a 面 14 ガイド 14a プレス加工部 15 ピン 16 金属カム 16a 支持端 17 ばね 18 金属円板 19 切欠き 20 エッジ 21 ストップ体 22 支持領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−102440(JP,A) 特開 平11−196969(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 1/02 - 1/03

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートに付属し、回転軸(X)の周りを
    互いに相対的にピボット回転するように取り付けられた
    2つの部品(2,4)を連結する乗り物シート用関節機
    構であって、 前記2つのシート部品(2,4)にそれぞれ固定される
    第1、第2のチーク板(7,8)であって、前記回転軸
    の周りを互いに相対的にピボット回転するように取り付
    けられ、第2のチーク板(8)は、前記回転軸を中心と
    した少なくとも円弧に渡って延びる歯部分(13)に常
    に固定されている第1、第2のチーク板(7,8)と、 各々が、前記第2のチーク板の前記歯部分と噛み合うよ
    うになっている歯部分(12)を備えたいくつかロック
    挿入体(11)であって、該ロック挿入体の該歯部分
    が、前記関節機構をロックするように前記第2のチーク
    板の前記歯部分と噛み合う噛み合い位置と、前記ロック
    挿入体が前記第2のチーク板の前記歯部分と噛み合わな
    い引っ込み位置との間で、各々が前記第1のチーク板
    (7)に対して移動可能ないくつかのロック挿入体(1
    1)と、 外側へ突出して前記回転軸(X)の周りをある角度で
    隔をおいて分散配置された第1、第2、および第3の支
    持端(16a)を備え、前記第3の支持端が前記第1お
    よび第2の支持端とともに100度よりも大きい角度を
    作る前記ロック挿入体(11)の動作を制御するカム
    であって、前記回転軸の周りをピボット回転するように
    取り付けられ、前記カムの支持端(16a)が前記ロッ
    ク挿入体をそれらの噛み合い位置に位置させる角度方向
    オフ位置に向けて弾性手段(17)によって力を受けて
    おり、前記ロック挿入体をそれらの非噛み合い位置へと
    移動させる角度方向動作位置へと使用者によって移動可
    能なカム(16)と、 前記カムがその動作位置にある時に前記ロック挿入体を
    それらの引っ込み位置に位置させるようになっている解
    除手段とを有する乗り物シート用関節機構において、 前記ロック挿入体(11)が2つで、かつ前記カムの前
    記第1および第2の支持端(16a)と係合し、 前記関節機構が、前記第1のチーク板(7)と一体のス
    トップ体(21)であり、ピボット回転トルクが前記第1
    と第2のチーク板(7,8)の間に加えられた時に前記
    ロック挿入体によって前記カムに働く半径方向の応力と
    釣り合うようになっている半径方向の反作用をストップ
    体(21)が前記カム(16)に作用させることができる
    ように、前記カムがそのオフ位置にある時に前記カムの
    前記第3の支持端(16a)がストップ(21)上で
    半径方向支持されるように配置されたストップ体(2
    1)をさらに有することを特徴とする乗り物シート用関
    節機構。
  2. 【請求項2】 前記カムの前記第3の支持端(16a)
    が、前記第1および第2の支持端とともに120度に近
    い角度を作る、請求項1に記載の関節機構。
  3. 【請求項3】 前記カムの前記第1および第2の支持端
    (16a)の各々が、複数の前記ロック挿入体の1つに
    設けられている後端(11a)と係合し、前記ストップ
    体(21)が、前記ロック挿入体が前記噛み合い位置に
    ある時に前記回転軸(X)から前記ロック挿入体の前記
    後端と概ね同じ距離に配置されている、請求項1または
    2に記載の関節機構。
  4. 【請求項4】 前記第1のチーク板(7)が、概ね隙間
    なく前記第2のチーク板(8)と半径方向に常に接触し
    ている少なくとも1つの支持領域(22)を有し、この
    支持領域は、ピボット回転トルクが前記第1と第2のチ
    ーク板の間に加えられた時に前記ロック挿入体によって
    前記第2のチーク板(8)に及ぼされた半径方向の応力
    を受け取るように前記ロック挿入体(11)の近くに配
    置されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の関
    節機構。
  5. 【請求項5】 前記第1のチーク板(7)が、概ね隙間
    なく前記第2のチーク板(8)と半径方向に常に接触す
    る2つの支持領域(22)を有し、各々の支持領域が複
    数の前記ロック挿入体(11)の1つに対して配置され
    ている、請求項4に記載の関節機構。
  6. 【請求項6】 前記ロック挿入体(11)が、それらが
    前記噛み合い位置にある時に、各ロック挿入体の各々の
    歯(12a)が、前記ストップ体(21)と向き合って
    いる前記第2のチーク板の前記歯部分の1つの面(13
    a)に支持されるように配置されている、請求項1〜5
    のいずれか1項に記載の関節機構。
JP2000119330A 1999-04-20 2000-04-20 乗り物シート用関節機構 Expired - Fee Related JP3434779B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9904958A FR2792583B1 (fr) 1999-04-20 1999-04-20 Mecanisme d'articulation pour siege de vehicule
FR9904958 1999-04-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000316659A JP2000316659A (ja) 2000-11-21
JP3434779B2 true JP3434779B2 (ja) 2003-08-11

Family

ID=9544628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000119330A Expired - Fee Related JP3434779B2 (ja) 1999-04-20 2000-04-20 乗り物シート用関節機構

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6364413B1 (ja)
JP (1) JP3434779B2 (ja)
KR (1) KR100342170B1 (ja)
DE (1) DE10017851B4 (ja)
FR (1) FR2792583B1 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4457434B2 (ja) 1999-08-02 2010-04-28 トヨタ紡織株式会社 リクライニング装置
US6648414B2 (en) * 2001-03-30 2003-11-18 Fujikikio Kabushiki Kaisha Reclining device and method for manufacturing the same
WO2004067313A1 (en) * 2003-01-24 2004-08-12 Intier Automotive Inc. Recliner asssembly for an automotive vehicle seat having a floating cam
US6910738B2 (en) 2003-01-28 2005-06-28 Fisher Dynamics Corporation Device and method for assembling a recliner mechanism
US6890034B2 (en) 2003-01-28 2005-05-10 Fisher Dynamics Corporation Compact recliner with locking cams
US20050168034A1 (en) * 2004-01-21 2005-08-04 Scott Fast Disc recliner with dual cams
US7097253B2 (en) * 2004-03-11 2006-08-29 Fisher Dynamics Corporation Round recliner assembly with rear folding latch
US7025422B2 (en) * 2004-03-11 2006-04-11 Fisher Dynamics Corporation Round recliner assembly with rear folding latch
FR2872105B1 (fr) * 2004-06-24 2007-12-21 Faurecia Sieges Automobile Mecanisme d'articulation pour siege automobile et siege comportant un tel mecanisme
US20080073961A1 (en) * 2006-09-12 2008-03-27 Lear Corporation Reclining mechanism for vehicle seats
US7517021B2 (en) * 2006-09-12 2009-04-14 Lear Corporation Reclining mechanism for vehicle seats
FR2910392B1 (fr) 2006-12-20 2009-08-28 Faurecia Sieges Automobile Mecanisme de reglage pour vehicule automobile et systeme comprenant un tel mecanisme
WO2009091980A1 (en) 2008-01-17 2009-07-23 Fisher Dynamics Corporation Round recliner mechanism
FR2928881B1 (fr) * 2008-03-18 2010-04-09 Faurecia Sieges Automobile Mecanisme d'articulation et siege de vehicule comportant un tel mecanisme
JP5309665B2 (ja) * 2008-04-08 2013-10-09 トヨタ紡織株式会社 車両用シートの連結装置
CN102369118B (zh) * 2009-03-05 2016-08-31 李尔公司 交通工具座椅用倾斜机构
DE102009041490A1 (de) * 2009-09-10 2011-03-24 Keiper Gmbh & Co. Kg Beschlag für einen Fahrzeugsitz
FR3002500B1 (fr) * 2013-02-22 2015-04-03 Faurecia Sieges Automobile Mecanisme d'articulation pour siege de vehicule et siege comportant un tel mecanisme
US9296315B2 (en) 2013-02-26 2016-03-29 Fisher & Company, Incorporated Recliner mechanism with backdriving feature
US9902297B2 (en) 2014-06-11 2018-02-27 Fisher & Company, Incorporated Latch mechanism with locking feature
JP6682300B2 (ja) * 2016-03-04 2020-04-15 シロキ工業株式会社 シートリクライニング装置
FR3072620B1 (fr) * 2017-10-25 2021-03-19 Faurecia Sieges Dautomobile Dispositif de reglage angulaire pour siege de vehicule
CN110486371B (zh) * 2019-08-21 2024-08-06 新乡市恒润机电有限公司 具有单向自锁功能的限位机构

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE8208653U1 (de) * 1982-03-26 1986-08-28 P.A. Rentrop, Hubbert & Wagner Fahrzeugausstattungen Gmbh & Co Kg, 3060 Stadthagen Gelenkbeschlag für Sitze mit verstellbarer Rückenlehne
JPS60172362A (ja) 1984-02-18 1985-09-05 Senichi Masuda 静電式濾過集塵装置
FR2599684B1 (fr) 1986-06-06 1990-02-02 Cousin Cie Ets A & M Freres Articulations pour dossier de siege de vehicule ou applications analogues comportant des grains a guidages asymetriques
US5161856A (en) * 1990-03-17 1992-11-10 Tachi-S Co., Ltd. Reclining device for a seat
CA2182033C (en) 1994-01-25 2001-11-20 Honeywell Inc. Method and apparatus for controlling an electro-optical switch
FR2729108B1 (fr) 1995-01-10 1997-03-28 Faure Bertrand Equipements Sa Articulation pour siege de vehicule, et siege de vehicule equipe d'une telle articulation
FR2733807B1 (fr) * 1995-05-05 1997-07-18 Cesa Articulation pour le reglage de l'inclinaison d'un dossier de siege relativement a son assise et son application a un siege de vehicule terrestre
FR2740406B1 (fr) * 1995-10-27 1998-01-02 Faure Bertrand Equipements Sa Articulation pour siege de vehicule
JP3080138B2 (ja) * 1995-11-08 2000-08-21 池田物産株式会社 両側リクライニング装置
FR2743765B1 (fr) * 1996-01-22 1998-04-03 Faure Bertrand Equipements Sa Mecanisme de verrouillage pour siege de vehicule, et siege comportant un tel mecanisme
FR2750186B1 (fr) * 1996-06-21 1998-08-28 Faure Bertrand Equipements Sa Mecanisme de commande d'un organe rotatif au moyen d'une poignee pivotante, et siege equipe d'un tel mecanisme
US5985413A (en) 1997-07-31 1999-11-16 Dci Marketing, Inc. Color display
FR2770469B1 (fr) 1997-10-31 2000-01-07 Faure Bertrand Equipements Sa Mecanisme d'articulation pour siege de vehicule, et siege de vehicule equipe d'un tel mecanisme
JP3931404B2 (ja) * 1997-12-02 2007-06-13 アイシン精機株式会社 シートリクライニング装置

Also Published As

Publication number Publication date
FR2792583B1 (fr) 2001-07-27
KR20000077021A (ko) 2000-12-26
FR2792583A1 (fr) 2000-10-27
US6364413B1 (en) 2002-04-02
JP2000316659A (ja) 2000-11-21
DE10017851A1 (de) 2001-04-19
DE10017851B4 (de) 2006-01-26
KR100342170B1 (ko) 2002-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3434779B2 (ja) 乗り物シート用関節機構
KR100840404B1 (ko) 차량 좌석용 힌지 기구 및 그 힌지 기구를 구비한 좌석
JP3534178B2 (ja) 乗り物シート用ピボット機構、および該機構を備えたシート
JP4894192B2 (ja) 車両用シート
US6149235A (en) Rotary-cam type reclining device
JP2925073B2 (ja) シートの関節構造および自動車用シート
EP1279553B1 (en) Seat reclining device
CA2582891C (en) Reclining device
JP2002177081A (ja) 乗物用シートのヒンジ機構
JP3284081B2 (ja) 車両座席用ヒンジ
JP3550517B2 (ja) シートリクライニング装置のベースプレート補強構造
JP3509150B2 (ja) シートリクライニング装置
JP3287456B2 (ja) 車両用シート
KR20210067583A (ko) 하이트 조절이 가능한 시트의 리클라이닝 장치
JP3606512B2 (ja) 車両シート用リクライナー
JP6186158B2 (ja) シート操作装置及び車両用シート
JP3990872B2 (ja) 車両用シートリクライニング装置
JP3791823B2 (ja) リクライニング装置
JP3520808B2 (ja) リクライニング装置
KR100494226B1 (ko) 자동차 시트 리클라이닝 장치
JP4506043B2 (ja) 車両用シートのリクライニング装置
JP2780968B2 (ja) 自動車用のシート構造体
JP3791824B2 (ja) リクライニング装置
JP3694651B2 (ja) 車両シート用リクライナー
JP3371417B2 (ja) 車両用シート

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100530

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees