JP2002176762A - リニアモータ用電機子 - Google Patents

リニアモータ用電機子

Info

Publication number
JP2002176762A
JP2002176762A JP2000401787A JP2000401787A JP2002176762A JP 2002176762 A JP2002176762 A JP 2002176762A JP 2000401787 A JP2000401787 A JP 2000401787A JP 2000401787 A JP2000401787 A JP 2000401787A JP 2002176762 A JP2002176762 A JP 2002176762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pole
pole teeth
wedge
pole tooth
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000401787A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4111672B2 (ja
Inventor
Satoshi Sugita
聡 杉田
Yasushi Misawa
康司 三澤
Hideyuki Ishii
秀幸 石井
Shinji Suzuki
信二 鈴木
Satoru Onodera
悟 小野寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2000401787A priority Critical patent/JP4111672B2/ja
Publication of JP2002176762A publication Critical patent/JP2002176762A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4111672B2 publication Critical patent/JP4111672B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Linear Motors (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 極歯連結ブロックとヨークブロックとを十分
に密着して結合し、両者の間の磁気抵抗を低くできるリ
ニアモータ用電機子及びリニアモータを得る。 【解決手段】 ヨークブロック21に、複数の極歯固定
用嵌合孔31と複数の楔圧入用嵌合孔33とを形成す
る。楔圧入用嵌合孔33は、鋼板の積層方向に位置する
開口部からの楔19の圧入を許容するが、スロット43
に向かう開口部からの楔19の脱落は阻止する形状にす
る。極歯固定用嵌合孔31は、鋼板の積層方向に位置す
る開口部からの極歯39の緩い挿入を許容するが、極歯
39側に向かう開口部からの極歯39の脱落は阻止する
形状にする。隣接した楔圧入用嵌合孔33に楔19が圧
入して、極歯固定用嵌合孔31内の極歯39の一端の鋼
板の積層方向への移動を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアモータ用電
機子及びリニアモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数枚の鋼板が積層されて構成され、複
数の極歯を備えるコアと、このコアの隣接する二つの極
歯間に形成された複数のスロット内に一部が配置されて
極歯を励磁する励磁巻線とを有するリニアモータ用電機
子が知られている。しかしながら、このようなリニアモ
ータ用電機子では、スロットの磁極面側が固定子側に開
口しているため、極歯で磁束密度が高く、その前後で磁
束密度が低くなる。そのため、コギングトルクが大きく
なるという問題があった。そこで、特開平10−424
96号公報に示すように、複数の極歯部がスロットの磁
極面側の開口部を閉じる橋絡部によって相互に連結され
た櫛形の第1単位コア(極歯連結ブロック)と、極歯部
がヨークによって相互に連結された櫛形の第2単位コア
(ヨークブロック)とからコアを構成し、各単位コアを
それぞれ貫通する孔にネジを通して両単位コアを結合す
るリニアモータ用電機子が提案された。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のリニアモータ用電機子では、両単位コア(極
歯連結ブロック及びヨークブロック)を十分に密着でき
ず、両者の間の磁気抵抗が高くなるという問題があっ
た。また、このようなリニアモータ用電機子では、極歯
連結ブロックとヨークブロックとの結合が煩雑であっ
た。
【0004】本発明の目的は、極歯連結ブロックとヨー
クブロックとを十分に密着して結合し、両者の間の磁気
抵抗を低くできるリニアモータ用電機子及びリニアモー
タを提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、極歯連結ブロックと
ヨークブロックとを簡単に結合できるリニアモータ用電
機子及びリニアモータを提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、リニアモータ用電機
子とステージ部材または側面ブロック部材等の他の部材
とをネジ止めできるリニアモータを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明が改良の対象とす
るリニアモータ用電機子は、コアと複数相の励磁巻線と
を有している。コアは、複数枚の鋼板が積層されて構成
され、鋼板の積層方向と直交する方向に直線状に延びる
ヨーク及びヨークの長手方向に沿って配置された複数の
極歯を備えている。そして、複数の極歯が隣接する二つ
の極歯間にスロットを形成するように長手方向に間隔を
あけて配置され且つ複数の極歯の磁極面とは反対側に位
置する一端がヨークにそれぞれ結合されている。また、
複数相の励磁巻線は、コアの複数のスロット内に一部が
配置されて複数の極歯を励磁する複数相の励磁巻線とを
有している。本発明では、ヨークを、極歯とは別体に形
成されたヨークブロックから構成する。そして、ヨーク
ブロックの複数の極歯が結合される被係合部分には、鋼
板の積層方向の両方向と極歯に向かう方向とにそれぞれ
開口する複数の極歯固定用嵌合孔を長手方向に間隔をあ
けて形成する。また、ヨークブロックの被係合部分に
は、鋼板の積層方向の両方向とスロットに向かう方向と
に向かってそれぞれ開口する複数の楔圧入用嵌合孔を形
成する。ここで、楔圧入用嵌合孔は、積層方向に位置す
る開口部からの楔の圧入を許容するが、スロットに向か
う開口部からの楔の脱落を阻止する形状を有している。
また、極歯固定用嵌合孔は、積層方向に位置する開口部
からの極歯の緩い挿入を許容するが、極歯側に向かう開
口部からの極歯の脱落を阻止する形状を有している。そ
して、楔圧入用嵌合孔に隣接する1つまたは2つの極歯
固定用嵌合孔は、隣接して配置された楔圧入用嵌合孔に
楔が圧入されたときに、極歯の前記一端と極歯固定用嵌
合孔との嵌合状態が強い嵌合状態なるように変形可能な
形状を有している。
【0008】本発明のリニアモータ用電機子では、ま
ず、極歯固定用嵌合孔内に鋼板の積層方向の一方の開口
部から極歯の一端を挿入する。次に、楔圧入用嵌合孔内
に鋼板の積層方向の開口部から楔を圧入して極歯とヨー
クブロックとを結合する。このように楔を圧入すると、
楔圧入用嵌合孔の周囲の壁部が楔によって押し広げられ
る。それに伴って、楔圧入用嵌合孔に隣接する極歯固定
用嵌合孔が変形して、極歯の一端と極歯固定用嵌合孔と
の嵌合状態が強くなる。このため、本発明によれば、楔
の楔圧入用嵌合孔内への圧入力を高めることにより、極
歯とヨークブロックとを十分に密着させることができ、
両者の間の磁気抵抗を低くできる。また、本発明のリニ
アモータ用電機子では、楔を楔圧入用嵌合孔内へ圧入す
るだけで極歯とヨークブロックとを結合できるので、両
者の結合を簡単に行える。
【0009】複数相の励磁巻線は、コアの複数の極歯の
うち1つ置きの極歯に巻線導体を巻回して構成すること
ができる。
【0010】また、コアは、複数の極歯が複数のスロッ
トの磁極面側の開口部を実質的に閉じる橋絡部によって
相互に連結された構造を有する一体構造の極歯連結ブロ
ックと、極歯連結ブロックとは別体に形成されたヨーク
ブロックとから構成することができる。このようにすれ
ば、橋絡部によって磁束密度のばらつきがなくなり、コ
ギングトルクを低下させることができる。
【0011】極歯固定用嵌合孔は、隣接して配置された
楔圧入用嵌合孔に楔が圧入されたときに、極歯の一端と
極歯固定用嵌合孔との嵌合状態が、極歯の一端の積層方
向への移動を阻止できる程度の強い嵌合状態なるように
変形可能な形状を有するようにすればよい。このように
すれば、極歯連結ブロックとヨークブロックとを安定し
て結合できる。
【0012】極歯連結ブロックは、ヨークブロックの両
側にそれぞれ配置することができる。このようにすれ
ば、可動子の推力を高めることができる。
【0013】複数の極歯の一端の積層方向と直交する方
向の横断面形状は、磁極面側に向かうに従って長手方向
に沿う幅寸法が徐々に小さくなる形状を有しているのが
好ましい。例えば、台形形状等を採用できる。このよう
にすれば、極歯固定用嵌合孔の構造を簡素化して、極歯
固定用嵌合孔の極歯側に向かう開口部からの極歯の脱落
を確実に阻止することができる。
【0014】また、極歯固定用嵌合孔は、嵌合された極
歯の一端との間に僅かな隙間が形成される形状を有して
いるのが好ましい。このようにすれば、極歯固定用嵌合
孔の積層方向に位置する開口部からの極歯の挿入を容易
に行える。
【0015】楔圧入用嵌合孔に楔を圧入したときに、極
歯の一端と極歯固定用嵌合孔との嵌合状態が強い嵌合状
態なるようにするには、種々の構造を採用できる。例え
ば、楔圧入用嵌合孔を、楔が圧入される被圧入部と被圧
入部よりも積層方向の横断面形状が小さく被圧入部とス
ロットとを連通するように形成されて被圧入部に楔が圧
入されたときに広がる小断面部分とから構成することが
できる。このようにすれば、楔を圧入して小断面部分を
広げることにより、被圧入部の周囲の壁部を押し広げ
て、極歯の一端と極歯固定用嵌合孔との嵌合状態を強く
することができる。
【0016】被圧入部の積層方向と直交する方向の横断
面形状は、ほぼ矩形状とすることができる。この場合、
楔をほぼ矩形の横断面形状を有し、一方の端部(先端
部)から他方の端部(後端部)に向かって横断面面積が
大きくなる細長い形状にする。そして、各楔圧入用嵌合
孔の被圧入部内に鋼板の積層方向両側の開口部から2つ
の楔を先端部側からそれぞれ圧入すればよい。
【0017】また、被圧入部の積層方向と直交する方向
の横断面形状をほぼ円形にしてもよい。この場合、被圧
入部の形状を一方の端部から他方の端部に向かうに従っ
て横断面積が大きくなる切頭円錐形に形成し、楔も一方
の端部(先端部)から他方の端部(後端部)に向かうに
従って横断面面積が大きくなる切頭円錐形に形成する。
そして、極歯固定用嵌合孔を、隣接して配置された楔圧
入用嵌合孔の被圧入部に楔が圧入されたときに、極歯の
一端と極歯固定用嵌合孔との嵌合状態が、極歯の一端の
積層方向への移動を阻止できる程度の強い嵌合状態なる
ように変形可能な形状に形成すればよい。
【0018】極歯連結ブロックは、複数の極歯連結ブロ
ックユニットが嵌合構造を用いて結合される構造にする
ことができる。このようにすれば、適宜な数の極歯連結
ブロックユニットを組み合わせることにより、所望の推
力のリニアモータ用電機子を得ることができる。この場
合、隣接する二つの極歯連結ブロックユニットの結合部
には両者によって1つの極歯が構成すればよい。このよ
うにすれば、極歯が嵌合されるヨークブロックの極歯固
定用嵌合孔の形状を同じにできる利点がある。
【0019】ヨークブロックは、鋼板が積層されて構成
された2以上のヨーク構成セグメントと、鋼板よりも厚
みが厚く且つ切削加工が可能な金属板からなる1以上の
取付セグメントとが、交互に並ぶように配置されて構成
するのが好ましい。このようにすれば、ヨークブロック
の取付セグメントに対してステージ部材をネジ止めして
固定することができる。本発明では、楔圧入用嵌合孔の
被圧入部に楔が圧入するだけで、容易にヨーク構成セグ
メントと取付セグメントとを結合することができる。
【0020】また、複数のスロット内部には励磁巻線を
間に挟むようにして冷却用配管を敷設することができ
る。このように冷却用配管を敷設すれば、極歯及び励磁
巻線の冷却を効率よく行うことができる。
【0021】極歯連結ブロックの長手方向の両端部に位
置する一対の極歯には、一対の極歯を長手方向に延長す
る1以上の延長用極歯ブロックが嵌合構造を介して結合
し、この一対の極歯の一端と延長用極歯ブロックの一端
とを同じ極歯固定用嵌合孔に嵌合することができる。こ
のような延長用極歯ブロックの磁極面は、一対の極歯の
磁極面と連続して長手方向の先方側に向かって延びる三
角形状の平面部と、三角形状の平面部の二つの辺と連続
し先方側に向かうに従ってヨークブロックが位置する側
に近づくように傾斜する第1及び第2の傾斜面部とから
形成すればよい。このような延長用極歯ブロックを用い
ると、コギングトルクをより一層低下させることができ
る。
【0022】このような延長用極歯ブロックは、一対の
極歯に対して、2つの延長用極歯ブロックを横に並んで
結合させてもよい。
【0023】ベース上に複数のN極の永久磁石と複数の
S極の永久磁石が交互に並ぶように配置されて構成され
た磁極列を備えた固定子と、本発明の電機子を備え、固
定子に対して可動自在に支持された可動子とを具備する
ことによりリニアモータを構成することができる。
【0024】極歯連結ブロックをヨークブロックの両側
にそれぞれ配置したリニアモータ用電機子を用いたリニ
アモータの具体的な構成では、可動子は、リニアモータ
用電機子のコアの磁極面が位置しない一対の対向する側
面上に、励磁巻線と接触しないようにして配置された第
1及び第2の側面ブロック部材をそれぞれ複数の極歯及
びヨークブロックと接触させて配置し、第1及び第2の
側面ブロック部材、コアを貫通するネジ部材によって第
1及び第2の側面ブロック部材をコアに対して固定して
構成することができる。また、固定子は、一対の対向す
る壁部を有するベースの一対の対向する壁部上に複数の
N極の永久磁石と複数のS極の永久磁石が交互に並ぶよ
うに配置されて構成された二本の磁極列がそれぞれ固定
して構成することができる。そして、可動子を固定子に
沿って移動自在に支持する支持部材を可動子の第1及び
第2の側面ブロック部材の一方に設け、可動子の2つの
極歯連結ブロックの各磁極の磁極面と固定子の二本の磁
極列とを対向させる。このようにすれば、推力の高いリ
ニアモータを比較的簡単に構成することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を詳細に説明する。図1は、本例のリニアモ
ータの斜視図であり、図2は、図1のリニアモータに用
いるリニアモータ用電機子11の分解斜視図である。図
1に示すように、本例のリニアモータは、固定子1と、
図示しない支持手段により該固定子1に対して可動自在
に支持された可動子3とを具備している。固定子1は、
ベース5上に磁極列7を備えた構造を有している。磁極
列7は、複数のN極の永久磁石7a…と複数のS極の永
久磁石7b…とが交互に並ぶように配置されて構成され
ている。
【0026】可動子3は、図2に示すように、長方形の
平板のステージ部材9にリニアモータ用電機子11が固
定された構造を有している。なお、図1においては、理
解を容易にするため、ステージ部材9を省略した状態で
可動子3を示している。リニアモータ用電機子11は、
コア13(図2では、分解された状態で示されてい
る。)と、3つの励磁巻線15…と、冷却用配管17
と、複数の楔19…とを有している。コア13は、ヨー
クを構成するヨークブロック21と極歯連結ブロック2
3とが組み合わされて構成されている。
【0027】ヨークブロック21は、図3に示すよう
に、3つの細長いヨーク構成セグメント25A〜25C
と、2つの細長い取付セグメント27とが、厚み方向に
交互に積層されて構成されている。ヨーク構成セグメン
ト25A〜25Cは、いずれも複数枚の鋼板29が積層
されて構成されている。本例では、真中に配置されたヨ
ーク構成セグメント25Bは、両側に配置されたヨーク
構成セグメント25A,25Cよりも多くの枚数の鋼板
29が積層されて構成されているが、各ヨーク構成セグ
メントは、積層方向の厚み寸法を除いては、同じ構造を
有している。また、ヨーク構成セグメント25A〜25
Cには、鋼板29の積層方向の両方向と極歯39に向か
う方向とにそれぞれ開口する7つの極歯固定用嵌合孔構
成部25aがヨーク構成セグメント25A〜25Cの長
手方向に間隔をあけてそれぞれ形成されている。見方を
変えると、ヨーク構成セグメント25A〜25Cのそれ
ぞれの両端には、極歯連結ブロック23側に突出する突
部25bが形成され、隣接する極歯固定用嵌合孔構成部
25a,25aの間には、極歯連結ブロック23側に突
出する突部25c,25dが形成されることになる。極
歯固定用嵌合孔構成部25aは、後述する極歯39の係
合部39cが嵌合される際に、係合部39cとの間に僅
かな隙間が形成される台形形状を有している。
【0028】隣接する極歯固定用嵌合孔構成部25a,
25aの間の突部は、楔圧入用嵌合孔構成部25eが形
成されている4つの突部25cと、楔圧入用嵌合孔構成
部25eが形成されていない2つの突部25dとから構
成されている。楔圧入用嵌合孔構成部25eが形成され
ている突部25cは、楔圧入用嵌合孔構成部25eが形
成されていない突部25d及び両端の突部25bが少な
くとも片側に隣り合うように位置している。言い換える
ならば、極歯固定用嵌合孔構成部25aの少なくとも片
側には、楔圧入用嵌合孔構成部25eが形成されている
突部25cが位置するように各突部は形成されている。
楔圧入用嵌合孔構成部25eは、鋼板29の積層方向の
両方向と後述するスロット43に向かう方向とに向かっ
てそれぞれ開口する矩形形状を有しており、図4(A)
に示すように、楔19が圧入される被圧入部25fと、
被圧入部25fよりも積層方向の横断面形状が小さく被
圧入部25fとスロット43とを連通するように形成さ
れて被圧入部25fに楔19が圧入されたときに広がる
小断面部分25gとから構成されている。より詳しく説
明すると、楔圧入用嵌合孔25eは、積層方向に位置す
る開口部からの楔19の圧入を許容するが、スロット4
3に向かう開口部からの楔19の脱落を阻止する形状を
有している。
【0029】取付セグメント27は、鋼板29よりも厚
みが厚く且つ切削加工が可能な金属板から形成されてお
り、ヨーク構成セグメント25A〜25C及び取付セグ
メント27の積層方向の両方向と極歯連結ブロック23
に向かう方向とに開口する7つの開口部27a…を有し
ている。見方を変えると、取付セグメント27の両端及
び隣接する開口部27a,27aの間には、極歯連結ブ
ロック23側に突出する8つの突部27c,27bが形
成されている。開口部27aは、極歯39の係合部39
cより大きな矩形形状を有しており、ヨーク構成セグメ
ント25A〜25Cの極歯固定用嵌合孔構成部25aと
対応する位置に形成されている。そして、各開口部27
aは、ヨーク構成セグメント25A〜25Cと取付セグ
メント27とが積層された状態で、極歯固定用嵌合孔構
成部25aと共に図2に示す7つの極歯固定用嵌合孔3
1…を構成している。
【0030】突部27b…,27c…は、矩形の断面を
有しており、ヨーク構成セグメント25A〜25Cの突
部25b〜25dと対応する位置に形成されている。こ
れらの突部の内、ヨーク構成セグメント25A〜25C
の突部25c…に対応する突部27b…には、横断面が
円形の貫通孔27d…がそれぞれ形成されている。そし
て、各貫通孔27dは、ヨーク構成セグメント25A〜
25Cと取付セグメント27とが積層された状態で、楔
圧入用嵌合孔構成部25eと共に図2に示す4つの楔圧
入用嵌合孔33を構成している。また、取付セグメント
27…には、ステージ部材9側に開口し、内側がねじ切
りされた3つの孔27eがそれぞれ形成されている。こ
れらの孔27eに、ステージ部材9の貫通孔9aを介し
て6つのネジ35が螺合されてステージ部材9は電機子
11に固定されている。
【0031】極歯連結ブロック23は、図2に示すよう
に、複数枚の鋼板37が積層されて構成されており、7
つの極歯39…と、極歯39…を相互に連結する橋絡部
41…とを備えている。これにより、隣接する極歯3
9,39の間には、6つのスロット43…が形成される
ことになる。
【0032】極歯39は、ヨークブロック21の長手方
向に沿って配置されており、ほぼ直方体の基部39a
と、固定子1と対向する磁極面39bと、磁極面39b
とは反対側に位置する一端に形成された係合部39cと
を有している。7つの極歯39…には、一つ置きに巻線
導体が巻回されて構成された複数相の励磁巻線15が取
り付けられている。これにより、6つのスロット43…
内には、励磁巻線15の一部がそれぞれ配置され、極歯
39は、これらの励磁巻線15により励磁される。ま
た、励磁巻線15が取り付けられた極歯39…の周囲に
は、冷却用配管17の一部が橋絡部41…との間に励磁
巻線15を間に挟むようにして配置されている。これに
より、6つのスロット43…内に敷設された冷却用配管
17により、極歯39は冷却される。
【0033】係合部39cは、鋼板37…の積層方向と
直交する方向における横断面形状が、磁極面39b側に
向かうに従ってヨークブロック21の長手方向に沿う幅
寸法が徐々に小さくなる台形形状を有しており、ヨーク
ブロック21の極歯固定用嵌合孔31…に嵌合されてい
る。前述したように、ヨークブロック21の極歯固定用
嵌合孔構成部25aは、係合部39cが嵌合される際
に、係合部39cとの間に僅かな隙間が形成される形状
を有している。言い換えるならば、極歯固定用嵌合孔3
1…は、積層方向に位置する開口部からの極歯39の係
合部39cの緩い挿入を許容するが、極歯39側に向か
う開口部からの極歯39の係合部39cの脱落を阻止す
る寸法を有している。そのため、係合部39cは、極歯
固定用嵌合孔31…の鋼板37…の積層方向に位置する
開口部から緩く挿入して、極歯固定用嵌合孔31…内に
保持される。
【0034】楔19は、ほぼ矩形の横断面形状を有して
おり、一方の端部(先端部)19aから他方の端部(後
端部)に向かって横断面面積が大きくなる細長い形状を
有している。この楔19は、先端部19aを鋼板29の
積層方向両側の開口部から各楔圧入用嵌合孔33の被圧
入部25f内にそれぞれ圧入できる寸法を有している。
【0035】次に電機子11の組立方法について説明す
る。まず、極歯連結ブロック23の所定の一つおきの極
歯39…に励磁巻線15を取り付けてから冷却用配管1
7を配置する。励磁巻線15は、既に巻回された励磁巻
線を極歯39に嵌合して取り付けてもよいし、極歯39
に直接巻回して取り付けてもよい。次に、図4(A)に
示すように、極歯固定用嵌合孔31…内に鋼板29の積
層方向の一方の開口部から極歯連結ブロック23の係合
部39c…を挿入する。次に、図4(B)に示すよう
に、各楔圧入用嵌合孔33の被圧入部25f内に鋼板2
9の積層方向両側の開口部から2つの楔19を先端部1
9a側からそれぞれ圧入する。これにより、小断面部分
25gが広がる方向に、被圧入部25fの周囲の一対の
壁部25hが2つの楔19によって押し広げられる。そ
れに伴って、楔圧入用嵌合孔33に隣接する極歯固定用
嵌合孔31が変形して、極歯39の契合部39cの鋼板
29の積層方向への移動を阻止される。本例によれば、
楔19の楔圧入用嵌合孔33内への圧入力を高めること
により、極歯39とヨークブロック21とを十分に密着
させることができ、両者の間の磁気抵抗を低くできる。
また、楔19を楔圧入用嵌合孔33内へ圧入するだけで
極歯39とヨークブロック21とを結合できるので、両
者の結合を簡単に行える。
【0036】なお、上記例では、被圧入部25fは、鋼
板29の積層方向と直交する方向の横断面形状がほぼ矩
形状を有しているが、他の形状の横断面形状を有する被
圧入部を採用できるのは勿論である。例えば、図5に示
すように、被圧入部125fの横断面形状をほぼ円形に
することも出来る。この場合、被圧入部125fの形状
を一方の端部から他方の端部に向かうに従って横断面積
が大きくなる切頭円錐形に形成し、楔119を一方の端
部(先端部)から他方の端部(後端部)に向かうに従っ
て横断面面積が大きくなる切頭円錐形に形成する。そし
て、極歯固定用嵌合孔131は、隣接して配置された楔
圧入用嵌合孔の被圧入部125fに楔119が圧入され
たときに、極歯139の係合部139cと極歯固定用嵌
合孔131との嵌合状態が、極歯139の係合部139
cの積層方向への移動を阻止できる程度の強い嵌合状態
なるように変形可能な形状に形成すればよい。
【0037】また、上記例では、極歯39の長手方向と
ヨークブロック21の長手方向とが直交しているが、図
6に示すように、極歯239の長手方向とヨークブロッ
ク221の長手方向と両者を直交させることなく、所定
の角度で傾斜させて(スキューさせて)電機子211を
構成することも出来る。このようにして電機子211を
構成すれば、コギングトルクを低下させることができ
る。
【0038】図7は、本発明の他の実施の形態のリニア
モータの側面図であり、図8は、図7のリニアモータに
用いるリニアモータ用電機子311の底面図である。
尚、図7は理解を容易にするため、励磁巻線315及び
冷却用配管317は、断面で示しており、図8では、極
歯連結ブロック323の橋絡部を除いて描いている。本
例のリニアモータは、極歯連結ブロック323の長手方
向の両端部に位置する一対の極歯339,339に、一
対の極歯を長手方向に延長する延長用極歯ブロック34
5が2つ横に並んでそれぞれ結合されている。また、こ
の例では、極歯339の数は13個であり、冷却効果を
高めるために、励磁巻線315を上下方向で挟むように
冷却用配管317を配置している。なお、本例のリニア
モータ及びリニアモータ用電機子311は、極歯の数,
冷却用配管317の配置及び延長用極歯ブロックを結合
した部分を除いては、図1〜図3に示すリニアモータ及
びリニアモータ用電機子11と同様の構造を有している
ので、他の部分については、図1及〜図3に付した符号
に300を加えた符号を付して説明を省略する。
【0039】一つの延長用極歯ブロック345は、図9
の斜視図に示すように、鋼板347が複数枚積層されて
構成されており、磁極面345aは、三角形状の平面部
345bと、第1及び第2の傾斜面部345c,345
dとから形成されている。平面部345bは、一対の極
歯半部339,339の磁極面339b,339bと連
続してヨークブロック321の長手方向の先方側に向か
って延びている。第1及び第2の傾斜面部345c,3
45dは、三角形状の平面部345bの二つの辺と連続
しヨークブロック321の長手方向の先方側に向かうに
従ってヨークブロック321が位置する側に近づくよう
に傾斜している。また、第1及び第2の傾斜面部345
c,345dの境界線345eも、ヨークブロック32
1の長手方向の先方側に向かうに従ってヨークブロック
321が位置する側に近づくように傾斜している。延長
用極歯ブロック345の磁極面345aとの反対端部に
は、係合部345fが形成されている。延長用極歯ブロ
ック345の係合部345fは、極歯半部339の係合
部339cと合さって台形になる形状を有しており、極
歯半部339の係合部339cと一緒にヨークブロック
321の両端の極歯固定用嵌合孔331に嵌合されてい
る。また、延長用極歯ブロック345の極歯連結ブロッ
ク323と対向する面には、ヨークブロック321の長
手方向と直交する両側と極歯連結ブロック323側とに
開口する凹部345gが形成されており、極歯連結ブロ
ック323には、凹部345gに嵌合される突部323
bが形成されている。突部323bは、凹部345gか
らの抜け止めを図れる台形形状を有しており、この嵌合
によって延長用極歯ブロック345は、極歯連結ブロッ
ク323に固定されている。このように延長用極歯ブロ
ック345を取り付けると、トギングトルクをより一層
低下させることができる。
【0040】図10は、本発明の他の実施の形態のリニ
アモータの側面図である。尚、図10は理解を容易にす
るため、励磁巻線415及び冷却用配管417は、断面
で示している。本例のリニアモータは、極歯連結ブロッ
ク423が、複数(この例では2つ)の極歯連結ブロッ
クユニット423A,423Bが嵌合構造を用いて結合
されて構成されている。極歯連結ブロックユニット42
3Aの極歯連結ブロックユニット423B側に位置する
極歯半部451には、凹部451aと突部451bとが
形成されている。極歯連結ブロックユニット423Bの
極歯連結ブロックユニット423A側に位置する極歯半
部455には、突部451bを嵌合する凹部455a
と、凹部451aに嵌合される突部455bとが形成さ
れている。突部451b及び455bは、それぞれ凹部
455a及び451aからの抜け止めを図れる台形形状
を有しており、この嵌合構造によって、極歯連結ブロッ
クユニット423A及び423Bが結合されている。
【0041】極歯連結ブロックユニット423Aの一方
の延長用極歯ブロック445A側に位置する極歯半部4
53には、凹部453aと突部453bとが形成されて
いる。一方の延長用極歯ブロック445Aの極歯連結ブ
ロックユニット423A側に位置する極歯半部457に
は、突部453bを嵌合する凹部457aと、凹部45
3aと対向する凹部457bとが形成されている。突部
453bは、凹部457aからの抜け止めを図れる台形
形状を有している。極歯連結ブロックユニット423A
の凹部453aと延長用極歯ブロック445Aの凹部4
57bとの間には、両凹部からの抜け止めを図れる2つ
のくびれを有する矩形の抜け止め材459が配置されて
いる。この嵌合構造によって、極歯連結ブロックユニッ
ト423Aと一方の延長用極歯ブロック445Aとが結
合されている。
【0042】極歯連結ブロックユニット423Bの他方
の延長用極歯ブロック445B側に位置する極歯半部4
61には、凹部461aと突部461bとが形成されて
いる。他方の延長用極歯ブロック445Bの極歯連結ブ
ロックユニット423B側に位置する極歯半部463に
は、突部461bを嵌合する凹部463aと、凹部46
1aと対向する凹部463bとが形成されている。突部
461bは、凹部463aからの抜け止めを図れる台形
形状を有している。凹部461aと凹部463bとの間
には、両凹部からの抜け止めを図れる2つのくびれを有
する矩形の抜け止め材465が配置されている。この嵌
合構造によって、極歯連結ブロックユニット423Bと
他方の延長用極歯ブロック445Bとが結合されてい
る。
【0043】隣接する二つの極歯連結ブロックユニット
423A,423Bの結合部を構成する極歯半部45
1,455によって1つの極歯が構成されており、この
極歯の係合部467は、ヨークブロック421の1つの
極歯固定用嵌合孔431に嵌合されている。また、隣接
する極歯連結ブロックユニット423Aと一方の延長用
極歯ブロック445Aとの結合部を構成する極歯半部4
53,457によって1つの極歯が構成されており、こ
の極歯の係合部469も係合部467と同様に、ヨーク
ブロック421の1つの極歯固定用嵌合孔431に嵌合
されている。また、隣接する極歯連結ブロックユニット
423Bと他方の延長用極歯ブロック445Bとの結合
部を構成する極歯半部461,463によって1つの極
歯が構成されており、この極歯の係合部471も係合部
467と同様に、ヨークブロック421の1つの極歯固
定用嵌合孔431に嵌合されている。これらの嵌合によ
り、二つの極歯連結ブロックユニット423A,423
B及び2つの延長用極歯ブロック445A,445Bと
ヨークブロック421とが結合されている。
【0044】図11は、本発明の更に他の実施の形態の
リニアモータの平面図であり、図12は、図11のリニ
アモータに用いるリニアモータ用電機子511の側面図
であり、図13は、図11のXIII−XIII断面図である。
尚、図11は理解を容易にするため、励磁巻線515及
び冷却用配管517は、断面で示しており、図13に示
す第1の側面ブロック部材571を省略している。ま
た、図12では、極歯連結ブロック523の橋絡部を除
いて描いている。本例のリニアモータのリニアモータ用
電機子511では、ヨークブロック521の両側に極歯
連結ブロック523A,523Bがそれぞれ配置されて
いる。ヨークブロック521の両側部には、極歯固定用
嵌合孔531…及び楔圧入用嵌合孔533…がそれぞれ
形成されている。極歯固定用嵌合孔531…に極歯連結
ブロック523A,523Bの係合部539cが係合さ
れ、楔圧入用嵌合孔533…に楔519が圧入されて、
ヨークブロック521と極歯連結ブロック523A,5
23Bとが組み合わされている。
【0045】極歯連結ブロック523A,523Bの長
手方向の両端部には、延長用極歯ブロック545がそれ
ぞれ結合されている。また、コア513を構成する極歯
連結ブロック523A,523B,延長用極歯ブロック
545及びヨークブロック521には、所定の間隔を隔
てて20個のねじ貫通孔513a…が形成されている。
極歯連結ブロック523A,523B及び延長用極歯ブ
ロック545は、基本的には、図7に示す極歯連結ブロ
ックと同じ構造を有している。
【0046】本例のリニアモータでは、固定子は、一対
の固定子構成体501A,501Bから構成されてい
る。各固定子構成体501A,501Bは、ベース50
5上に複数のN極の永久磁石507aと複数のS極の永
久磁石507bとが交互に並ぶ磁極列が配置されて構成
されており、固定子構成体501A及び501Bは、互
いの磁極列が対向するように基台577の凹部577a
の一対の対向する壁部にそれぞれ取り付けられている。
【0047】可動子503は、図13に示すように、リ
ニアモータ用電機子511と第1及び第2の側面ブロッ
ク部材571,573と支持部材579とを有してい
る。第1の側面ブロック部材571は、図13及び図1
4に示すように矩形の輪郭を有する板形状を有してい
る。なお、図14は、図13のリニアモータ用電機子5
11側(図13の紙面に向かって下側)から第1の側面
ブロック部材571を見た斜視図である。本図に示すよ
うに、第1の側面ブロック部材571は、12個の矩形
状の有底の凹部571a…と、コア513のねじ貫通孔
513a…と対応するように各凹部571aの間に配置
された20個のねじ貫通孔571b…とを有している。
凹部571a内には、極歯連結ブロック523A,52
3B及びヨークブロック521から上方に突出する励磁
巻線515及び冷却用配管517の一部が配置される。
そして、第1の側面ブロック部材571のリニアモータ
用電機子511と対向する面571cは、極歯連結ブロ
ック523A,523B及びヨークブロック521と接
触している。
【0048】第2の側面ブロック部材573は、図13
及び図15に示すように、第1の側面ブロック部材57
1よりも幅寸法の小さい矩形の輪郭を有する板形状を有
している。なお、図15は、図13のリニアモータ用電
機子511側(図13の紙面に向かって上側)から第2
の側面ブロック部材573を見た斜視図である。本図に
示すように、第2の側面ブロック部材573は、極歯連
結ブロック523Aと接触する7個のスペーサ部材57
3aと、極歯連結ブロック523Bと接触する7個のス
ペーサ部材573bと、ヨークブロック521と接触す
る細長い1個のスペーサ部材573cとを有している。
隣接する2個のスペーサ部材573aとヨークブロック
521との間の空隙及び隣接する2個のスペーサ部材5
73bとヨークブロック521の間の空隙には、極歯連
結ブロック523A,523B及びヨークブロック52
1から下方に突出する励磁巻線515及び冷却用配管5
17の一部が配置される。また、第2の側面ブロック部
材573の各スペーサ部材573a〜573cには、第
1の側面ブロック部材571のねじ貫通孔571a…に
対応するように20個のねじ孔573d…が形成されて
いる。第1の側面ブロック部材571のねじ貫通孔57
1b…及びコア513のねじ貫通孔513a…を貫通し
て第2の側面ブロック部材573のねじ孔573d…に
螺合されるネジ部材575によってコア513は、第1
及び第2の側面ブロック部材571,573に対して固
定されている。
【0049】支持部材579は、第2の側面ブロック部
材573のリニアモータ用電機子511と対向する面5
71c上の縁部に設けられており、支持体579aと支
持体579aに回転自在に設けられた回転体579bと
を有している。
【0050】可動子503は、2つの極歯連結ブロック
523A,523Bの各磁極の磁極面539bと一対の
固定子構成体501A,501Bの磁極列とがそれぞれ
対向し、支持体579aの回転体579bが基台577
の載置面577b上に載置されるようにして、基台57
7上に移動自在に配置されている。これにより、可動子
503は、固定子を構成する一対の固定子構成体501
A,501Bに移動自在に支持されることになる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、楔の楔圧入用嵌合孔内
への圧入力を高めることにより、極歯とヨークブロック
とを十分に密着させることができ、両者の間の磁気抵抗
を低くできる。また、本発明のリニアモータ用電機子で
は、楔を楔圧入用嵌合孔内へ圧入するだけで極歯とヨー
クブロックとを結合できるので、両者の結合を簡単に行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態のリニアモータの斜視
図である。
【図2】 図1のリニアモータに用いるリニアモータ用
電機子の分解斜視図である。
【図3】 図2のリニアモータ用電機子のヨークブロッ
クの分解斜視図である。
【図4】 (A)及び(B)は、リニアモータ用電機子
の組立方法の説明に用いる図である。
【図5】 本発明の他の実施の形態のリニアモータ用電
機子のコアの断面図である。
【図6】 本発明の他の実施の形態のリニアモータの平
面図である。
【図7】 本発明の他の実施の形態のリニアモータの側
面図である。
【図8】 図7のリニアモータに用いるリニアモータ用
電機子の底面図である。
【図9】 図7のリニアモータに用いる延長用極歯ブロ
ックの斜視図である。
【図10】 本発明の他の実施の形態のリニアモータの
側面図である。
【図11】 本発明の更に他の実施の形態のリニアモー
タの平面図である。
【図12】 図11のリニアモータに用いるリニアモー
タ用電機子の側面図である。
【図13】 図11のXIII−XIII断面図である。
【図14】 図13のリニアモータに用いる第1の側面
ブロック部材の斜視図である。
【図15】 図13のリニアモータに用いる第2の側面
ブロック部材の斜視図である。
【符号の説明】
1 固定子 3 可動子 5 ベース 7 磁極列 9 ステージ部材 11 リニアモータ用電機子 13 コア 15 励磁巻線 19 楔 21 ヨークブロック 23 極歯連結ブロック 25f 被圧入部 25g 小断面部分 31 極歯固定用嵌合孔 33 楔圧入用嵌合孔 39 極歯 41 橋絡部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 秀幸 東京都豊島区北大塚一丁目15番1号 山洋 電気株式会社内 (72)発明者 鈴木 信二 東京都豊島区北大塚一丁目15番1号 山洋 電気株式会社内 (72)発明者 小野寺 悟 東京都豊島区北大塚一丁目15番1号 山洋 電気株式会社内 Fターム(参考) 5H002 AA07 AC05 AC08 AD06 5H609 BB03 BB08 PP02 PP06 PP07 PP09 QQ08 QQ10 RR37 5H641 BB06 GG02 GG04 GG07 GG11 GG12 HH03 HH12 HH13 HH14 JB04 JB05

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の鋼板が積層されて構成され、前
    記鋼板の積層方向と直交する方向に直線状に延びるヨー
    ク及び前記ヨークの長手方向に沿って配置された複数の
    極歯を備え、前記複数の極歯が隣接する二つの前記極歯
    間にスロットを形成するように前記長手方向に間隔をあ
    けて配置され且つ前記複数の極歯の磁極面とは反対側に
    位置する一端が前記ヨークにそれぞれ結合されているコ
    アと、 前記コアの複数のスロット内に一部が配置されて前記複
    数の極歯を励磁する複数相の励磁巻線とを有するリニア
    モータ用電機子であって、 前記ヨークは、前記極歯とは別体に形成されたヨークブ
    ロックから構成され、 前記ヨークブロックの前記複数の極歯が結合される被係
    合部分には、前記鋼板の積層方向の両方向と前記極歯に
    向かう方向とにそれぞれ開口する複数の極歯固定用嵌合
    孔が前記長手方向に間隔をあけて形成されており、 前記ヨークブロックの前記被係合部分には、前記鋼板の
    積層方向の両方向と前記スロットに向かう方向とに向か
    ってそれぞれ開口する複数の楔圧入用嵌合孔が形成され
    ており、 前記楔圧入用嵌合孔は、前記積層方向に位置する開口部
    からの楔の圧入を許容するが、前記スロットに向かう開
    口部からの前記楔の脱落を阻止する形状を有しており、 前記極歯固定用嵌合孔は、前記積層方向に位置する開口
    部からの前記極歯の緩い挿入を許容するが、前記極歯側
    に向かう開口部からの前記極歯の脱落を阻止する形状を
    有しており、 前記楔圧入用嵌合孔に隣接する1つまたは2つの前記極
    歯固定用嵌合孔は、隣接して配置された前記楔圧入用嵌
    合孔に前記楔が圧入されたときに、前記極歯の前記一端
    と前記極歯固定用嵌合孔との嵌合状態が強い嵌合状態な
    るように変形可能な形状を有していることを特徴とする
    リニアモータ用電機子。
  2. 【請求項2】 複数枚の鋼板が積層されて構成され、前
    記鋼板の積層方向と直交する方向に直線状に延びるヨー
    ク及び前記ヨークの長手方向に沿って配置された複数の
    極歯を備え、前記複数の極歯が隣接する二つの前記極歯
    間にスロットを形成するように前記長手方向に間隔をあ
    けて配置され且つ前記複数の極歯の磁極面とは反対側に
    位置する一端が前記ヨークにそれぞれ結合されているコ
    アと、 前記コアの複数の極歯のうち1つ置きの前記極歯に巻線
    導体が巻回されて構成された複数相の励磁巻線とを有す
    るリニアモータ用電機子であって、 前記コアは、前記複数の極歯が前記複数のスロットの前
    記磁極面側の開口部を実質的に閉じる橋絡部によって相
    互に連結された構造を有する一体構造の極歯連結ブロッ
    クと、前記極歯連結ブロックとは別体に形成されたヨー
    クブロックとから構成され、 前記ヨークブロックの前記複数の極歯が結合される被係
    合部分には、前記鋼板の積層方向の両方向と前記極歯に
    向かう方向とにそれぞれ開口する複数の極歯固定用嵌合
    孔が前記長手方向に間隔をあけて形成されており、 前記ヨークブロックの前記被係合部分には、前記鋼板の
    積層方向の両方向と前記スロットに向かう方向とに向か
    ってそれぞれ開口する複数の楔圧入用嵌合孔が形成され
    ており、 前記楔圧入用嵌合孔は、前記積層方向に位置する開口部
    からの楔の圧入を許容するが、前記スロットに向かう開
    口部からの前記楔の脱落を阻止する形状を有しており、 前記極歯固定用嵌合孔は、前記積層方向に位置する開口
    部からの前記極歯の緩い挿入を許容するが、前記極歯側
    に向かう開口部からの前記極歯の脱落を阻止する形状を
    有しており、 前記楔圧入用嵌合孔に隣接する1つまたは2つの前記極
    歯固定用嵌合孔は、隣接して配置された前記楔圧入用嵌
    合孔に前記楔が圧入されたときに、前記極歯の前記一端
    と前記極歯固定用嵌合孔との嵌合状態が、前記極歯の前
    記一端の前記積層方向への移動を阻止できる程度の強い
    嵌合状態なるように変形可能な形状を有していることを
    特徴とするリニアモータ用電機子。
  3. 【請求項3】 複数枚の鋼板が積層されて構成され、前
    記鋼板の積層方向と直交する方向に直線状に延びるヨー
    ク及び前記ヨークの長手方向に沿って前記ヨークの両側
    にそれぞれ配置された複数の極歯を備え、前記複数の極
    歯が隣接する二つの前記極歯間にスロットを形成するよ
    うに前記長手方向に間隔をあけて配置され且つ前記複数
    の極歯の磁極面とは反対側に位置する一端が前記ヨーク
    にそれぞれ結合されているコアと、 前記コアの複数のスロット内に一部が配置されて前記複
    数の極歯を励磁する複数相の励磁巻線とを有し、 前記コアの前記複数の極歯のうち前記長手方向の両端に
    位置する2つの前記極歯を除くその他の極歯に巻線導体
    が巻装されてなる複数相の励磁巻線とを有するリニアモ
    ータ用電機子であって、 前記コアは、前記複数の極歯が前記複数のスロットの前
    記磁極面側の開口部を実質的に閉じる橋絡部によって相
    互に連結された構造を有する一体構造の2つの極歯連結
    ブロックと、前記2つの極歯連結ブロックとは別体に形
    成され前記長手方向に沿って延び且つ対向する一対の側
    面部に前記2つの極歯連結ブロックが固定されるヨーク
    ブロックとから構成され、 前記ヨークブロックの前記一対の側面部の前記複数の極
    歯が結合される被係合部分には、前記鋼板の積層方向の
    両方向と前記極歯に向かう方向とにそれぞれ開口する複
    数の極歯固定用嵌合孔が前記長手方向に間隔をあけて形
    成されており、 前記ヨークブロックの前記被係合部分には、前記鋼板の
    積層方向の両方向と前記スロットに向かう方向とに向か
    ってそれぞれ開口する複数の楔圧入用嵌合孔が形成され
    ており、 前記楔圧入用嵌合孔は、前記積層方向に位置する開口部
    からの楔の圧入を許容するが、前記スロットに向かう開
    口部からの前記楔の脱落を阻止する形状を有しており、 前記極歯固定用嵌合孔は、前記積層方向に位置する開口
    部からの前記極歯の緩い挿入を許容するが、前記極歯側
    に向かう開口部からの前記極歯の脱落を阻止する形状を
    有しており、 前記楔圧入用嵌合孔に隣接する1つまたは2つの前記極
    歯固定用嵌合孔は、隣接して配置された前記楔圧入用嵌
    合孔に前記楔が圧入されたときに、前記極歯の前記一端
    と前記極歯固定用嵌合孔との嵌合状態が、前記極歯の前
    記一端の前記積層方向への移動を阻止できる程度の強い
    嵌合状態なるように変形可能な形状を有していることを
    特徴とするリニアモータ用電機子。
  4. 【請求項4】 前記複数の極歯の前記一端の前記積層方
    向と直交する方向の横断面形状は、前記磁極面側に向か
    うに従って前記長手方向に沿う幅寸法が徐々に小さくな
    る形状を有している請求項1,2または3に記載のリニ
    アモータ用電機子。
  5. 【請求項5】 前記複数の極歯の前記一端の前記積層方
    向と直交する方向の横断面形状は、台形形状である請求
    項1,2または3に記載のリニアモータ用電機子。
  6. 【請求項6】 前記極歯固定用嵌合孔は、嵌合された前
    記極歯の前記一端との間に僅かな隙間が形成される形状
    を有している請求項4または5に記載のリニアモータ用
    電機子。
  7. 【請求項7】 前記楔圧入用嵌合孔は、前記楔が圧入さ
    れる被圧入部と前記被圧入部よりも前記積層方向の横断
    面形状が小さく前記被圧入部と前記スロットとを連通す
    るように形成されて前記被圧入部に前記楔が圧入された
    ときに広がる小断面部分とから構成されている請求項
    1,2または3に記載のリニアモータ用電機子。
  8. 【請求項8】 前記被圧入部の前記積層方向と直交する
    方向の横断面形状がほぼ矩形状である請求項7に記載の
    リニアモータ用電機子。
  9. 【請求項9】 前記被圧入部の前記積層方向と直交する
    方向の横断面形状がほぼ円形である請求項7に記載のリ
    ニアモータ用電機子。
  10. 【請求項10】 前記極歯連結ブロックは、複数の極歯
    連結ブロックユニットが嵌合構造を用いて結合されて構
    成されており、隣接する二つの極歯連結ブロックユニッ
    トの結合部には両者によって1つの前記極歯が構成され
    ている請求項1,2または3に記載のリニアモータ用電
    機子。
  11. 【請求項11】 前記ヨークブロックは、鋼板が積層さ
    れて構成された2以上のヨーク構成セグメントと、前記
    鋼板よりも厚みが厚く且つ切削加工が可能な金属板から
    なる1以上の取付セグメントとが、交互に並ぶように配
    置されて構成されており、 前記ヨークブロックの前記取付セグメントに対してステ
    ージ部材がネジ止めされている請求項1または2に記載
    のリニアモータ用電機子。
  12. 【請求項12】 前記複数のスロット内部には前記励磁
    巻線を間に挟むようにして冷却用配管が敷設されている
    請求項1,2または3に記載のリニアモータ用電機子。
  13. 【請求項13】 前記極歯連結ブロックの前記長手方向
    の両端部に位置する一対の前記極歯半部には、前記一対
    の極歯半部を長手方向に延長する1以上の延長用極歯ブ
    ロックが嵌合構造を介して結合されており、 一対の前記極歯半部の前記一端と前記延長用極歯ブロッ
    クの一端とが同じ前記極歯固定用嵌合孔に嵌合されてい
    る請求項1,2または3に記載のリニアモータ用電機
    子。
  14. 【請求項14】 前記延長用極歯ブロックの磁極面は、
    前記一対の極歯半部の磁極面と連続して前記長手方向の
    先方側に向かって延びる三角形状の平面部と、前記三角
    形状の平面部の二つの辺と連続し前記先方側に向かうに
    従って前記ヨークブロックが位置する側に近づくように
    傾斜する第1及び第2の傾斜面部とからなる請求項13
    に記載のリニアモータ用電機子。
  15. 【請求項15】 前記一対の極歯半部に対して、2つの
    前記延長用極歯ブロックが横に並んで結合されている請
    求項14に記載のリニアモータ用電機子。
  16. 【請求項16】 ベース上に複数のN極の永久磁石と複
    数のS極の永久磁石が交互に並ぶように配置されて構成
    された磁極列を備えた固定子と、 請求項1に記載のリニアモータ用電機子を備え、前記固
    定子に対して可動自在に支持された可動子とを具備する
    リニアモータ。
  17. 【請求項17】 請求項3に記載のリニアモータ用電機
    子の前記コアの前記磁極面が位置しない一対の対向する
    側面上に、前記励磁巻線と接触しないようにして配置さ
    れた第1及び第2の側面ブロック部材がそれぞれ前記複
    数の極歯及び前記ヨークブロックと接触して配置され、
    前記第1及び第2の側面ブロック部材、前記コアを貫通
    するネジ部材によって前記第1及び第2の側面ブロック
    部材が前記コアに対して固定されて構成された可動子
    と、 一対の対向する壁部を有するベースの前記一対の対向す
    る壁部上に複数のN極の永久磁石と複数のS極の永久磁
    石が交互に並ぶように配置されて構成された二本の磁極
    列がそれぞれ固定されてなる固定子とを具備し、 前記可動子を前記固定子に沿って移動自在に支持する支
    持部材が前記可動子の前記第1及び第2の側面ブロック
    部材の一方に設けられ、 前記可動子の前記2つの極歯連結ブロックの各磁極の磁
    極面と前記固定子の二本の磁極列とが対向していること
    を特徴とするリニアモータ。
JP2000401787A 2000-09-29 2000-12-28 リニアモータ用電機子 Expired - Fee Related JP4111672B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000401787A JP4111672B2 (ja) 2000-09-29 2000-12-28 リニアモータ用電機子

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-338303 2000-09-29
JP2000338303 2000-09-29
JP2000401787A JP4111672B2 (ja) 2000-09-29 2000-12-28 リニアモータ用電機子

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007228367A Division JP4617338B2 (ja) 2000-09-29 2007-09-03 リニアモータ用電機子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002176762A true JP2002176762A (ja) 2002-06-21
JP4111672B2 JP4111672B2 (ja) 2008-07-02

Family

ID=26603492

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000401787A Expired - Fee Related JP4111672B2 (ja) 2000-09-29 2000-12-28 リニアモータ用電機子
JP2007228367A Expired - Fee Related JP4617338B2 (ja) 2000-09-29 2007-09-03 リニアモータ用電機子

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007228367A Expired - Fee Related JP4617338B2 (ja) 2000-09-29 2007-09-03 リニアモータ用電機子

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP4111672B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006074863A1 (de) * 2005-01-17 2006-07-20 Siemens Aktiengesellschaft Supraleitende elektrische maschine mit zahnspulen
JP2006311687A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Sanyo Denki Co Ltd リニアモータ
JP2007236152A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Mitsubishi Electric Corp リニアモータの電機子及びリニアモータ
JP2009159740A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Yaskawa Electric Corp リニアモータおよびそれを備えたテーブル送り装置
US7582991B2 (en) 2006-03-06 2009-09-01 Sanyo Denki Co., Ltd. Linear motor
US20100109449A1 (en) * 2007-03-26 2010-05-06 Siemens Aktiengesellschaft Cover for a secondary part of a linear motor
CN109149804A (zh) * 2018-08-22 2019-01-04 珠海格力电器股份有限公司 铁芯、直线电机

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2393188A4 (en) * 2009-03-05 2017-05-03 Sanyo Denki Co., Ltd. Armature for linear motor
JP6029189B2 (ja) 2012-03-26 2016-11-24 富士機械製造株式会社 部品実装機用のリニアモータ装置
JP2014042423A (ja) 2012-08-23 2014-03-06 Sanyo Denki Co Ltd リニアモータ
KR101367734B1 (ko) * 2012-09-14 2014-03-13 김홍중 선형 전동기
CN104333193B (zh) * 2014-09-28 2017-07-07 大族激光科技产业集团股份有限公司 带冷却的动磁式直线电机
JP7037245B2 (ja) 2017-10-25 2022-03-16 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 電気掃除機

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2339318C3 (de) * 1973-08-03 1978-09-28 Aeg-Elotherm Gmbh, 5630 Remscheid Linearer Wanderfeldinduktor für den Transport geschmolzener Metalle
JPS5045606U (ja) * 1973-08-27 1975-05-08
JPS5093204U (ja) * 1973-12-27 1975-08-06
JPS577875U (ja) * 1980-06-13 1982-01-16
JPS60118040A (ja) * 1983-11-30 1985-06-25 Toshiba Corp 液中回転電機
JPS60255220A (ja) * 1984-05-30 1985-12-16 Mitsubishi Electric Corp 物体の結合方法
JPH0583923A (ja) * 1991-09-17 1993-04-02 Hitachi Kiden Kogyo Ltd 単層巻リニア誘導モータ
JP3817883B2 (ja) * 1998-01-09 2006-09-06 株式会社安川電機 リニアモータ
JPH11346446A (ja) * 1998-06-01 1999-12-14 Hitachi Ltd 回転電機の固定子
JPH11355992A (ja) * 1998-06-04 1999-12-24 Mitsubishi Electric Corp 回転電機
JP2000078780A (ja) * 1998-09-01 2000-03-14 Toyota Motor Corp 電気モータ
JP3428486B2 (ja) * 1999-03-11 2003-07-22 三菱電機株式会社 リニアモータ

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006074863A1 (de) * 2005-01-17 2006-07-20 Siemens Aktiengesellschaft Supraleitende elektrische maschine mit zahnspulen
JP2006311687A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Sanyo Denki Co Ltd リニアモータ
JP4708078B2 (ja) * 2005-04-27 2011-06-22 山洋電気株式会社 リニアモータ
JP2007236152A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Mitsubishi Electric Corp リニアモータの電機子及びリニアモータ
JP4616193B2 (ja) * 2006-03-03 2011-01-19 三菱電機株式会社 リニアモータの電機子及びリニアモータ
US7582991B2 (en) 2006-03-06 2009-09-01 Sanyo Denki Co., Ltd. Linear motor
US20100109449A1 (en) * 2007-03-26 2010-05-06 Siemens Aktiengesellschaft Cover for a secondary part of a linear motor
US8258656B2 (en) * 2007-03-26 2012-09-04 Siemens Aktiengesellschaft Cover for a secondary part of a linear motor
JP2009159740A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Yaskawa Electric Corp リニアモータおよびそれを備えたテーブル送り装置
CN109149804A (zh) * 2018-08-22 2019-01-04 珠海格力电器股份有限公司 铁芯、直线电机

Also Published As

Publication number Publication date
JP4111672B2 (ja) 2008-07-02
JP2008035698A (ja) 2008-02-14
JP4617338B2 (ja) 2011-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4617338B2 (ja) リニアモータ用電機子
JP4860794B2 (ja) リニアモータ
US4859974A (en) Electromagnetic motor/actuator
JP3851265B2 (ja) リニアモータ
US7199492B2 (en) Armature of linear motor
JP2000037070A (ja) リニアモ―タ
JPH10145990A (ja) アウタロータモータの固定子鉄心
JP4277337B2 (ja) リニアモータおよびそれを用いたテーブル送り装置
JP2007185033A (ja) リニアモータ
JP3817883B2 (ja) リニアモータ
JP2002359962A (ja) シリンダ型リニア同期モータ
JP2002209371A (ja) リニアモータ
JP4800913B2 (ja) リニアモータの電機子およびリニアモータ
JP2006230117A (ja) 電機子
KR20040018347A (ko) 자기 슬롯-폐쇄 웨지 및 자기 장착 브래킷을 구비한 선형브러쉬레스 직류 모터용 스테이터
JP2006527576A (ja) ディテント力を弱めた鉄心を備えたリニアブラシレスdcモータ
JP2001145327A (ja) リニアモータの電機子
JPH08205434A (ja) 固定子積層鉄心
JP2000253605A (ja) Srモータのステータコア及びロータコアの形状並びにその積層構造
JP3983699B2 (ja) リニアモータの電機子
JP2002095232A (ja) リニアモータの電機子構造
JP4092349B2 (ja) リニアモータ
KR100308294B1 (ko) 리니어 모터의 스테이터 조립체 구조
JP2003153522A (ja) リニアモータ
JP2002112527A (ja) 直動型モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070703

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080325

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140418

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees