JP2014042423A - リニアモータ - Google Patents

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聡 杉田
Koji Misawa
康司 三澤
Shigenori Miyairi
茂徳 宮入
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Abstract

【課題】冷媒の圧力損失を低減し、温度分布を均一にして効率よく冷却することができるリニアモータを実現する。
【解決手段】リニアモータ100の電機子2は、コア30の長手方向に沿って複数形成された冷却パイプ収容穴60、および冷却パイプ収容穴60の内部に上下方向に複数収容され、つづら折れ形状を有する冷却パイプ61、62を有する。上下に隣り合う冷却パイプ61、62同士は、冷媒の流れ方向が互いに逆方向となるように、各冷却パイプ61、62の入口部61c、62cと出口部61d、62dが冷媒入口73aと冷媒出口73bに互い違いに並列接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁力により駆動対象物に対して直線運動を与えるリニアモータに係り、詳しくは、冷却構造を備えたリニアモータに関する。
一般にリニアモータは、複数の永久磁石を隣り合う極性が異なるように配置してなる界磁部と、永久磁石と対峙させてコイルを配し、界磁部の長手方向にスライド移動可能な電機子と、を備えている。
リニアモータは、界磁部の永久磁石が発生する磁束と交叉するように電機子のコイルに電流を流し、電磁誘導作用によりコイルに長手方向の駆動力を発生させて、電機子を移動させている。
リニアモータは、稼働に伴いコイルが発熱するため、可動ステージに配設する加工装置等の駆動対象物にコイルの熱が伝わらないようにする必要がある。そこで、リニアモータの電機子を冷却するための冷却構造が種々開発されている。
リニアモータの電機子の冷却に関連する技術として、電機子取付板とテーブルの間の中間プレートの内部および電機子取付板の内部に、電機子部の移動方向に連続的に折り返されて配設された冷却通路を設けたリニアモータが開示されている(たとえば、特許文献1参照)。冷却通路に流す冷媒は、中間プレートから流入し、電機子取付板から吐出する構造である。
また本出願人は、コアの複数のスロット内部に、コイルを間に挟むようにして冷却用配管が敷設されたリニアモータ用電機子を提案している(たとえば、特許文献2参照)。
特開2004−304932号公報 特開2008−35698号公報
ところで、特許文献1のリニアモータは、中間プレートの内部および電機子取付板の内部に配設された冷却通路でスロット内を冷却するため、冷却効率は高い。
しかし、特許文献1のリニアモータは、冷却構造を構成する部品点数が多いため、製造コストが増大し、組立精度が出しにくい。
特許文献2のリニアモータ用電機子は、コイルを挟むようにスロット内に二重の冷却パイプを配置するため、冷却効率は非常に高い。
しかし、特許文献2のリニアモータ用電機子は、冷却パイプが長く、冷媒の圧力損失が大きい。また、磁石対向面に冷却パイプが存在するため、コイルの磁界が永久磁石に届きにくく、最大推力が低下する。さらに、スロット内の冷却パイプを絶縁しなければならず、製造コストが増大する。
本発明は、上記の事情に鑑みて創案されたものであり、冷媒の圧力損失を低減し、温度分布を均一にして効率よく冷却することができ、磁気抵抗を小さくして最大推力を大きくすることができるリニアモータの提供を目的とする。
また本発明は、冷却構造の組み立て精度が出しやすく、製造コストを低減することができるリニアモータの提供を目的とする。
上記目的を達成するためのリニアモータは、永久磁石を有する界磁部と、上記永久磁石に対峙して設けられ、コイルを有する電機子と、を備える。
上記電機子は、ティース、コアおよび冷却パイプを有する。
ティースは、上記コイルを収容するためのスロットを区画形成する。上記コアは、上記ティースを連結するとともに、上記スロットの上端を閉塞する。上記冷却パイプは、上記コアの内部にその長手方向に沿って上下に複数配置され、つづら折れ形状を有する。
上下に隣り合う冷却パイプ同士は、冷媒の流れ方向が互いに逆方向となるように、前記各冷却パイプの入口部と出口部が冷媒入口と冷媒出口に互い違いに並列接続されている。
本発明に係るリニアモータは、コアの内部にその長手方向に沿って、つづら折れ形状を有する冷却パイプが上下に複数配置され、それらが並列接続されるので、各冷却パイプの全長の増大を防止することができる。かつ、冷媒流路断面積を2倍にすることができるので、冷媒の圧力損失を低減することができる。
また本発明に係るリニアモータは、上下に隣り合う冷却パイプ同士は、冷媒の流れ方向が互いに逆方向となるように、前記各冷却パイプの入口部と出口部が冷媒入口と冷媒出口に互い違いに並列接続されているので、コアの温度分布を均一にして効率よく冷却することができる。
さらに本発明に係るリニアモータは、冷却パイプはコアに配置しているので、スロット内に冷却パイプを配置する場合に比して、磁気抵抗を小さくでき、最大推力を大きくすることができる。
実施形態1のリニアモータの長手方向に沿った断面図である。 実施形態1のリニアモータの右側面図である。 上段側の冷却パイプの平面図および右側面図である。 下段側の冷却パイプの平面図および右側面図である。 マニフォールドの左側面図、正面図および右側面図である。 冷却パイプとマニフォールドの接続構造の断面図である。 実施形態1における冷却パイプの配置例の概略断面図である。 実施形態2における冷却パイプの配置例の概略断面図である。 実施形態3における冷却パイプの配置例の概略断面図である。 実施形態4における冷却パイプの配置例の概略断面図である。 実施形態5における冷却パイプの配置例の概略断面図である。 実施形態6における電機子の概略断面図である。 実施形態6における冷却パイプの配置例の組み付け順序の説明図である。 実施形態7のリニアモータの長手方向に沿った断面図である。 実施形態7のリニアモータの右側面図である。
以下、図面を参照して、実施形態1から実施形態7に係るリニアモータを説明する。
実施形態1から実施形態7のリニアモータによれば、上下に隣り合う冷却パイプ同士は、冷媒の流れ方向が互いに逆方向となるように、前記各冷却パイプの入口部と出口部が冷媒入口と冷媒出口に互い違いに並列接続されている。したがって、実施形態1から実施形態7は、冷媒の圧力損失を低減することができ、コアの温度分布を均一にして効率よく冷却することができるリニアモータを提供できるようになる。
〔実施形態1〕
[リニアモータの構成]
まず図1および図2を参照して、実施形態1のリニアモータの構成について説明する。図1は実施形態1のリニアモータの長手方向に沿った断面図である。図2は実施形態1のリニアモータの右側面図である。
図1および図2に示すように、実施形態1のリニアモータ100は、界磁部1と電機子2とからなる。
界磁部1は、ヨーク10および永久磁石20を有する。
ヨーク10は、板状の磁性金属部材である。ヨーク10は、断面が凹状の組み付けベース11の底部11a上に固定されている。界磁部1は固定子として機能する。
ヨーク10は、界磁部1から組み付けベース11側へ向かう磁力線を閉じて、永久磁石20の電磁誘導効果を最大にする機能を有する。ヨーク10の構成材料としては、たとえば、SC材などの鉄系の磁性体が用いられるが、例示した材料に限定されない。
永久磁石20は、ヨーク10上に当該ヨーク10の長手方向(リニアモータ100の可動方向)に沿って複数配設されている。複数の永久磁石20は、所定の空間を隔てて隣り合う表面の極性が異なるように配置(N,S,N,S,・・・)されている。
電機子2は、コア30、ティース31およびコイル40を有する。電機子2は可動子として機能する。
コア30は、電機子2の本体を成す部材である。コア30の下部には、永久磁石20に向けて複数のティース31が突設されている。すなわち、ティース31の基端側は、コア30によって連結されている。
ティース31は、コイル40を収容する空間としてのスロット32を区画形成する部材である。すなわち、電機子2は、ティース31を隔てて、長手方向に並列配置された複数の凹状のスロット32を有している。
各スロット32の上部は、コア30で閉塞され、下部は開口されている。スロット32の数は、コイル40の数に対応している。
コア30およびティース31は、たとえば、電磁鋼板で構成されている。ティース31は磁性体であるので、当該ティース面と界磁部1の磁石面との隙間が磁気ギャップXgとなる。
長手方向両端のティース31には、直線運動時にコギング(界磁部1とティース31との磁束変化による振動)を小さくするためのテーパ部33が形成されている。
コイル40は、一つ置きのティース31の周囲を覆うように、長円状に巻回されている。コイル40は、機械ギャップXmを隔てて、界磁部1の永久磁石20と対峙している。
コア30上には、たとえば、加工装置等の駆動対象物を配設するための可動ステージ50が固定されている。可動ステージ50は、コア30の上面に埋設したT溝ナット51に、金属または樹脂製のスペーサ52を介して、ボルト53を螺合することにより固定される。なお、スペーサ52,52間には、金属または樹脂製の板状カバー部材54が装着されている。
可動ステージ50の幅方向(リニアモータ100の可動方向と直交する方向)の両端下部には、チャンネル状のリニアガイド55がボルト固定されている。リニアガイド55は、下方へ向けて凹状となっており、組み付けベース11の起立壁11b,11c上にボルト固定された凸状の軌道56と係合している。軌道56は、起立壁11b,11cの長手方向に沿って延出される。
コア30には、複数の冷却パイプ収容穴60が形成されている。冷却パイプ収容穴60は、コア30の幅方向に貫通している。冷却パイプ収容穴60は、コア30の長手方向に並列に複数配置される。
冷却パイプ収容穴60の断面形状は、ほぼ矩形状を呈している。具体的には、冷却パイプ収容穴60の断面形状は、長方形の四隅が円弧を有するように形成されている。冷却パイプ収容穴60内には、上下方向に複数の冷却パイプが並列配置される。なお、実施形態1から実施形態7では、冷却パイプ収容穴60内に上下2段の冷却パイプ61,62を並列配置する構造を例示しているが、冷却パイプは上下2段に限定されない。
次に図3および図4を参照して、実施形態1における冷却パイプの構造について説明する。図3は上段側の冷却パイプの平面図および右側面図である。図4は下段側の冷却パイプの平面図および右側面図である。
図3および図4に示すように、上下段の冷却パイプ61,62は、概ねつづら折れ形状もしくは蛇行形状を呈している。冷却パイプ61,62は、たとえば、銅管、アルミニウム管またはステンレス鋼管等の熱伝導性の良い金属管で形成される。
図3(a)に示すように、上段側の冷却パイプ61の平面視形状は、冷媒の往管部分61aがつづら折れ形状に形成され、復管部分61bがL字形状に形成されている。一方、図4(a)に示すように、下段側の冷却パイプ62は、冷媒の往管部分62aがL字形状に形成され、復管部分62bがつづら折れ形状に形成されている。
図3(b)に示すように、上段側の冷却パイプ61の入口部61cはL字状に水平に屈曲しており、出口部61dは下方および水平に順次屈曲している。一方、図4(a)に示すように、下段側の冷却パイプ62の入口部62cは直状であり、出口部62dは下方および水平に順次屈曲している。冷却パイプ61,62の入口部61c,62cおよび出口部61d,62dは、マニフォールド70に接続される(図1および図2参照)。
次に図5および図6を参照して、実施形態1におけるマニフォールドの構造について説明する。図5はマニフォールドの左側面図、正面図および右側面図である。図6は冷却パイプとマニフォールドの接続構造の断面図である。
図5(a)に示すように、マニフォールド70の内面側には、冷却パイプ61、62の入口用接続穴71a,71bおよび出口用接続穴71c,71dが開口されている。入口用接続穴71a,71bおよび出口用接続穴71c,71dの開口側には、拡径部72が形成されている。
図5(c)に示すように、マニフォールド70の外面側には、冷媒入口73aおよび冷媒出口73bが開口されている。冷媒入口73aおよび冷媒出口73bの内径部には、それぞれ不図示の冷媒供給管および冷媒排出管を接続するためのテーパねじ、もしくはストレートねじ等の雌ねじ74が形成されている。なお、冷媒入口73aは、不図示の冷媒供給系と接続される。冷媒出口73bは、不図示の冷媒排出系と接続される。
図5(b)に示すように、マニフォールド70の内部において、冷媒入口73aは入口用接続穴71a,71bと連通し、冷媒出口73bは出口用接続穴71c,71dと連通している。
図1に示すように、コア30の両側面には、板状の支持部材75,76が取り付けられる。一方の支持部材75には貫通穴75aが形成され、冷却パイプ61,62の入口部61c,62cおよび出口部61d,62dの近傍部分は当該支持部材75の貫通穴75aに支持されている。支持部材75の外面は、マニフォールド70の内面に当接させて組み付けられる。
支持部材75の貫通穴75aの外面側において、冷却パイプ61,62の周囲には位置決めリング77が装着される。図6に示すように、冷却パイプ61の入口部61cをマニフォールド70の入口用接続穴71aに接続する際、リング状の拡径部72内には、Oリング78を介して位置決めリング77が装着される。図示を省略するが、マニフォールド70の入口用接続穴71bおよび出口用接続穴71c,71dについても、同様の構造で冷却パイプ61,62が接続される。
再び図1および図2を参照して、冷却パイプ収容穴60内には、上段側の冷却パイプ61のつづら折れ形状の往管部分61aおよび下段側の冷却パイプ62のつづら折れ形状の復管部分61aが収容される。
次に図7を参照して、冷却パイプ収容穴内における冷却パイプの配置について説明する。図7は実施形態1における冷却パイプの配置例の概略断面図である。
図7に示すように、実施形態1では、冷却パイプ収容穴60内において、上段の冷却パイプ61と下段の冷却パイプ62とが接触している。
図7(a)の冷却パイプ収容穴60の断面形状は、四隅に円弧を有するほぼ長方形により形成される。当該ほぼ長方形の冷却パイプ収容穴60内において、上下段の冷却パイプ61,62が接触するように配置される。
図7(b)中の矢印hは、上下段の冷却パイプ61,62を接触させた場合の熱伝達のイメージを表わしている。銅製の冷却パイプ61,62は冷媒に熱を伝えやすく、効果的な冷却ができるが、その反面、可動ステージ側50にも熱が伝わりやすい。
図7(c)の冷却パイプ収容穴60の断面形状は、横向きの長円穴を上下に連通させたような形状を有する。当該連通長円穴の冷却パイプ収容穴60内において、上下段の冷却パイプ61,62が接触するように配置される。図7(c)の配置例は、冷却パイプ収容穴60の両側面の二段円弧部において、冷却パイプ61,62とコア30の電磁鋼板との接触面積が大きくなっている。
図7(d)の冷却パイプ収容穴60の断面形状は、四隅が円弧状のほぼ長方形が下部両端に円弧状凹部60aを有する。下部両端に円弧状凹部60aを有する冷却パイプ収容穴60内において、上下段の冷却パイプ61,62が接触するように配置される。
図7(d)の配置例では、冷却パイプ収容穴60の下部両端に円弧状凹部60aを有するので、コイル40側の熱を吸収しやすい。図7(d)の配置例は、冷却パイプ収容穴60の中央部の間隔Dが2段の冷却パイプ61,62の外径合計よりも小さく設定されているので、下段側の冷却パイプ62を上段側の冷却パイプ61よりも先に組み付けることで、冷却パイプ61,62の組み付けを容易に行うことができる。
[リニアモータの動作]
次に、図1から図7を参照して、実施形態1のリニアモータ100の動作について説明する。
図1に示したように、実施形態1のリニアモータ100の界磁部1は、複数の永久磁石20を長手方向に隣り合う極性が異なる配置(N,S,N,S,・・・)となるように設けている。電機子2は、界磁部1の永久磁石20に対峙するように、長手方向に並んだ複数のコイル40を有する。
界磁部1は固定子、電機子2は可動子として機能する。すなわち、本実施形態のリニアモータ100は、界磁部1の永久磁石20が発生する磁束と交叉するように電機子2のコイル40に電流が流れる。永久磁石20の磁束と電機子2のコイル40に流れる電流が交叉すると、本実施形態のリニアモータ100は、電磁誘導作用により、コイル40に長手方向の駆動力を発生させて、電機子2を長手方向に沿って移動させる。
可動ステージ50の幅方向の両端下部には凹状のリニアガイド55が固定され、当該リニアガイド55は組み付けベース11の起立壁11b,11c上に固定された凸状の軌道56と係合している。可動ステージ50は、リニアガイド55により、軌道56に沿って案内される。
したがって、電機子2の可動ステージ50に配設される、たとえば、加工装置等の駆動対象物(アプリケーション)は、当該可動ステージ50とともに長手方向に沿って円滑に移動することになる。
リニアモータ100は、稼働に伴いコイル40が発熱するため、可動ステージ50に配設する装置にコイルの熱が伝わらないようにする必要がある。そこで、本実施形態のリニアモータ100には、電機子2を冷却するための冷却構造が備えられている。
本実施形態のリニアモータ100は、コア30内に長手方向に沿って、複数の冷却パイプ収容穴60を備えている。冷却パイプ収容穴60内に、2本の概ねつづら折れ状の冷却パイプ61,62を上下2段に配置する。
上段側の冷却パイプ61と下段側の冷却パイプ62は、マニフォールド70により冷媒の流れ方向が互いに逆方向となるように、各冷却パイプ61,62の入口部61c,62cと出口部61d,62dが冷媒入口73aと冷媒出口73bに互い違いに並列接続され、別個に冷媒が流れる。上段側の冷却パイプ61と下段側の冷却パイプ62を並列接続することで、冷却パイプの全長を半減することができるので、圧力損失は、直列接続する場合の1/4以下となる。
また、上段側の冷却パイプ61と下段側の冷却パイプ62には、マニフォールド70を介して、それぞれ逆方向から冷媒が流れる。上段側の冷却パイプ61と下段側の冷却パイプ62に逆方向から冷媒を流すことにより、コア30全体に均一な温度分布が得られ、コイル40の熱を効率良く冷却できる。
本実施形態のリニアモータ100は、冷媒の圧力損失を低減し、コア30の温度分布を均一にして、コイル40の熱を効率よく冷却することができる。
また、図3(a)の平面視形状のように、上段側の冷却パイプ61は、冷媒の往管部分61aがつづら折れ形状を呈し、復管部分61bがL字形状を呈している。一方、図4(a)の平面視形状のように、下段側の冷却パイプ62は、冷媒の往管部分62aがL字形状を呈し、復管部分62bがつづら折れ形状を呈している。
したがって、冷媒を逆方向に流しても、冷却パイプ61,62の構造がほぼ統一されるので、同一の冷却パイプ収容穴60内に、上下2段に冷却パイプ61,62を収容することができる。上段側の冷却パイプ61と下段側の冷却パイプ62に冷媒を逆方向に流す構造は、マニフォールド70の作用により、簡単に行うことができる。
本実施形態のリニアモータ100は、冷却構造の組み立て精度が出しやすく、製造コストを低減することができる。
実施形態1では、図1および図7に示すように、冷却パイプ収容穴60内において、上段の冷却パイプ61と下段の冷却パイプ62とが接触している。実施形態1における冷却パイプ61,62の配置例は、特にコイル40の熱が伝達されやすい下側の冷却パイプ62の接触面積を上げて、冷却効率を高めることができる。
特に図7(d)の配置例のように、冷却パイプ収容穴60の下部両端に円弧状凹部を有するように形成し、当該円弧状凹部に下側の冷却パイプ62を収容すれば、コイル40側の熱を吸収しやすい。
さらに本実施形態のリニアモータ100は、冷却パイプ61,62を収容する冷却パイプ収容穴60がコア30に形成されているので、スロット32内に冷却パイプを配置する場合に比して、磁気抵抗を小さくでき、最大推力を大きくすることができる。
〔実施形態2〕
次に、図8を参照して、実施形態2について説明する。図8は実施形態1における冷却パイプの配置例の概略断面図である。なお、実施形態1のリニアモータ100と同一の構成部材については、同一の符号を付して説明を省略する。
図8に示すように、実施形態2は、実施形態1と冷却パイプ61,62の配置例が異なる。
実施形態2の配置例では、冷却パイプ収容穴60内において、上段側の冷却パイプ61と下段側の冷却パイプ62とが接触しており、冷却パイプ61,62同士の空間に熱伝導率の高い伝熱材81が介設されている。伝熱材81の構成材料としては、たとえば、銅、アルミニウムまたはグラファイト等の熱伝導率の高い材料が採用される。
図8の冷却パイプ収容穴60の断面形状は、全て四隅に円弧を有するほぼ長方形に形成される。
図8(a)の配置例は、冷却パイプ61,62同士の空間に、断面コ字状の伝熱材81を介設している。冷却パイプ61,62同士の空間に、断面コ字状の伝熱材81を介設することにより、冷媒への伝熱効率を高めている。
図8(b)の配置例は、冷却パイプ61,62同士の空間に、四角柱状の伝熱材81を介設している。図8(b)の四角柱状の伝熱材81は、図8(a)の断面コ字状の伝熱材81よりも冷媒へ熱が伝わりやすい。
図8(c)の配置例は、下段側の冷却パイプ62同士の空間に、断面臼状の伝熱材81を介設している。図8(c)の下段側の断面臼状の伝熱材81は、下段側の冷却パイプ62の冷媒への伝熱効率がよい。
図8(d)の配置例は、冷却パイプ61,62同士の空間に、断面二段臼状の伝熱材81を介設している。図8(d)の断面二段臼状の伝熱材81は、下段側の冷却パイプ62のみならず、上段側の冷却パイプ61の冷媒への伝熱効率がよい。
図8(e)の配置例は、冷却パイプ61,62同士の空間に、断面二段臼状の伝熱材81を介設している。さらに、伝熱材81を含む冷却パイプ61,62の周囲を熱伝導性シート82で覆い、当該熱伝導性シート82が冷却パイプ収容穴60の内面に接触している。図8(e)の配置例は、伝熱材81を含む冷却パイプ61,62の周囲を熱伝導性シート82で覆っているので、冷媒への伝熱効率が極めてよい。
実施形態2は、基本的に実施形態1と同様の作用効果を奏する。特に実施形態2は、冷却パイプ収容穴60の内部に熱伝導率の高い伝熱材81を組み込んでいるので、コイル40からの発熱を冷媒へと効率よく吸収できるという特有の効果を奏する。
〔実施形態3〕
次に、図9を参照して、実施形態3について説明する。図9は実施形態3における冷却パイプの配置例の概略断面図である。なお、実施形態1のリニアモータ100と同一の構成部材については、同一の符号を付して説明を省略する。
図9に示すように、実施形態3は、実施形態1と冷却パイプ61,62の配置例が異なる。
図7(b)で説明したように、上下段の冷却パイプ61,62を接触させた場合は、冷却パイプ61,62は冷媒に熱を伝えやすく、効果的な冷却ができるが、その反面、可動ステージ50側にも熱が伝わりやすい。そこで、可動ステージ50側への熱伝達を防止すべく、実施形態3の配置例は、冷却パイプ収容穴60内において、上段側の冷却パイプ61と下段側の冷却パイプ62とを離間させて配置する。
図9(a)の矢印Hは、上段側の冷却パイプ61と下段側の冷却パイプ62を離間させる場合の熱伝達イメージを表わしている。上下段の冷却パイプ61,62を離した場合は、下段側の冷却パイプ62から上段側の冷却パイプ61へ熱が伝わりにくい。
図9(b)の冷却パイプ収容穴60の断面形状は、四隅に円弧を有するほぼ長方形により形成される。当該ほぼ長方形の冷却パイプ収容穴60内において、上下段の冷却パイプ61,62を離間させて配置する。
図9(c)の冷却パイプ収容穴60の断面形状は、横向きの長円穴を上下に連通させたような形状を有する。当該連通長円穴の冷却パイプ収容穴60内において、上下段の冷却パイプ61,62を離間させて配置する。図9(c)の配置例は、冷却パイプ収容穴60の両側面の二段円弧部において、冷却パイプ61,62とコア30の電磁鋼板との接触面積が大きくなっている。
図9(d)の冷却パイプ収容穴60の断面形状は、四隅が円弧状のほぼ長方形が下部両端に円弧状凹部60aを有する。下部両端に円弧状凹部60aを有する冷却パイプ収容穴60内において、上下段の冷却パイプ61,62を離間させて配置する。
図9(d)の配置例では、冷却パイプ収容穴60の下部両端に円弧状凹部60aを有するので、コイル40側の熱を吸収しやすい。
図9(e)の冷却パイプ収容穴60の断面形状は、四隅が円弧状のほぼ長方形が上部両端および下部両端に円弧状凹部60aを有する。上部両端および下部両端に円弧状凹部60aを有する冷却パイプ収容穴60内において、上下段の冷却パイプ61,62を離間させて配置する。
図9(e)の配置例では、冷却パイプ収容穴60の上部両端および下部両端に円弧状凹部60aを有するので、コイル40側および可動ステージ50側の熱を吸収しやすい。図9(e)の配置例は、冷却パイプ収容穴60の中央部の間隔Dが2段の冷却パイプ61,62の外径合計よりも小さく設定されているので、下段側の冷却パイプ62を上段側の冷却パイプ61よりも先に組み付けることで、冷却パイプ61,62の組み付けを容易に行うことができる。
図9(f)の冷却パイプ収容穴60の断面形状は、四隅が円弧状のほぼ長方形が下部両端に円弧状凹部60aを有し、かつ両面側に張り出し凹部60bを有する。下部両端に円弧状凹部60aを有し、かつ両面側に張り出し凹部60bを有する冷却パイプ収容穴60内において、上下段の冷却パイプ61,62を離間させて配置する。
実施形態3は、基本的に実施形態1と同様の作用効果を奏する。特に実施形態3は、上段側の冷却パイプ61と下段側の冷却パイプ62とを離間させている。したがって実施形態3は、可動ステージ50側へ熱伝達を抑制し、装置側の温度上昇をさらに低下させることができるという特有の効果を奏する。
〔実施形態4〕
次に、図10を参照して、実施形態4について説明する。図10は実施形態4における冷却パイプの配置例の概略断面図である。なお、実施形態1のリニアモータ100と同一の構成部材については、同一の符号を付して説明を省略する。
図11に示すように、実施形態4は、実施形態1と冷却パイプ61,62の配置例が異なる。具体的には、実施形態3の実施形態1と冷却パイプ61,62の配置例にさらに断熱材83を加えている。
実施形態4の配置例は、冷却パイプ収容穴60内において、上段側の冷却パイプ61と下段側の冷却パイプ62を離間させて配置し、冷却パイプ61,62の間に板状の断熱材83を介設している。断熱材83の構成材料としては、たとえば、発泡性ウレタン、合成樹脂またはグラスウール等の熱伝導率の低い材料が採用される。
図10(a)の冷却パイプ収容穴60の断面形状は、四隅に円弧を有するほぼ長方形により形成される。当該ほぼ長方形の冷却パイプ収容穴60内において、上下段の冷却パイプ61,62が離間され、冷却パイプ61,62の間に板状の断熱材83が介設される。
図10(b)の冷却パイプ収容穴60の断面形状は、横向きの長円穴を上下に連通させたような形状を有する。当該連通長円穴の冷却パイプ収容穴60内において、上下段の冷却パイプ61,62が離間され、冷却パイプ61,62の間に板状の断熱材83が介設される。図10(b)の配置例は、冷却パイプ収容穴60の両側面の二段円弧部において、冷却パイプ61,62とコア30の電磁鋼板との接触面積が大きくなっている。
図10(c)の冷却パイプ収容穴60の断面形状は、四隅が円弧状のほぼ長方形が下部両端に円弧状凹部60aを有する。下部両端に円弧状凹部60aを有する冷却パイプ収容穴60内において、上下段の冷却パイプ61,62が離間され、冷却パイプ61,62の間に板状の断熱材83が介設される。
図10(c)の配置例では、冷却パイプ収容穴60の下部両端に円弧状凹部60aを有するので、コイル40側の熱を吸収しやすい。
図10(d)の冷却パイプ収容穴60の断面形状は、四隅が円弧状のほぼ長方形が上部両端および下部両端に円弧状凹部60aを有する。上部両端および下部両端に円弧状凹部60aを有する冷却パイプ収容穴60内において、上下段の冷却パイプ61,62が離間され、冷却パイプ61,62の間に板状の断熱材83が介設される。
図10(d)の配置例では、冷却パイプ収容穴60の上部両端および下部両端に円弧状凹部60aを有するので、コイル40側および可動ステージ50側の熱を吸収しやすい。図10(d)の配置例は、冷却パイプ収容穴60の中央部の間隔Dが2段の冷却パイプ61,62の外径合計よりも小さく設定されているので、下段側の冷却パイプ62を上段側の冷却パイプ61よりも先に組み付け、上段側の冷却パイプ61の組み付け後に冷却パイプ61,62間に断熱材83を配置することで、組み付けを容易に行うことができる。
図10(e)の冷却パイプ収容穴60の断面形状は、四隅が円弧状のほぼ長方形が下部両端に円弧状凹部60aを有し、かつ両面側に張り出し凹部60bを有する。下部両端に円弧状凹部60aを有し、かつ両面側に張り出し凹部60bを有する冷却パイプ収容穴60内において、上下段の冷却パイプ61,62が離間され、冷却パイプ61,62の間に板状の断熱材83が介設される。
実施形態4は、基本的に実施形態1と同様の作用効果を奏する。特に実施形態4は、上段側の冷却パイプ61と下段側の冷却パイプ62とが離間させ、さらに冷却パイプ61,62間に断熱材83を配置している。したがって実施形態4は、可動ステージ50側へ熱伝達をさらに抑制し、装置側の温度上昇をより低下させることができるという特有の効果を奏する。
〔実施形態5〕
次に、図11を参照して、実施形態5について説明する。図11は実施形態5における冷却パイプの配置例の概略断面図である。なお、実施形態1のリニアモータ100と同一の構成部材については、同一の符号を付して説明を省略する。
図11に示すように、実施形態5は、実施形態1と冷却パイプ61,62の配置例が異なる。具体的には、実施形態4の実施形態1と冷却パイプ61,62の配置例にさらに伝熱材81を加えている。
実施形態5の配置例は、冷却パイプ収容穴60内において、上段側の冷却パイプ61と下段側の冷却パイプ62を離間させて配置し、冷却パイプ61,62の間に板状の断熱材83を介設している。さらに実施形態5の配置例は、冷却パイプ61,61同士の間および冷却パイプ62,62同士の間に伝熱材81を装着している。断熱材83の構成材料としては、実施形態4で例示した熱伝導率の低い材料を採用する。伝熱材81の構成材料としては、実施形態2で例示した熱伝導率の高い材料を採用する。
図11(a)の冷却パイプ収容穴60の断面形状は、四隅に円弧を有するほぼ長方形により形成される。当該ほぼ長方形の冷却パイプ収容穴60内において、上下段の冷却パイプ61,62が離間され、冷却パイプ61,62の間に板状の断熱材83が介設される。さらに、冷却パイプ61,61同士の間および冷却パイプ62,62同士の間に、断面臼形状の伝熱材81が装着される。
図11(b)の冷却パイプ収容穴60の断面形状は、横向きの長円穴を上下に連通させたような形状を有する。当該連通長円穴の冷却パイプ収容穴60内において、上下段の冷却パイプ61,62が離間され、冷却パイプ61,62の間に板状の断熱材83が介設される。さらに、冷却パイプ61,61同士の間および冷却パイプ62,62同士の間に、断面臼形状の伝熱材81が装着される。
図11(b)の配置例は、冷却パイプ収容穴60の両側面の二段円弧部において、冷却パイプ61,62とコア30の電磁鋼板との接触面積が大きくなっている。
図11(c)の冷却パイプ収容穴60の断面形状は、四隅が円弧状のほぼ長方形が下部両端に円弧状凹部60aを有する。下部両端に円弧状凹部60aを有する冷却パイプ収容穴60内において、上下段の冷却パイプ61,62が離間され、冷却パイプ61,62の間に板状の断熱材83が介設される。さらに、冷却パイプ61,61同士の間および冷却パイプ62,62同士の間に、断面臼形状の伝熱材81が装着される。
図11(c)の配置例では、冷却パイプ収容穴60の下部両端に円弧状凹部60aを有するので、コイル40側の熱を吸収しやすい。
図11(d)の冷却パイプ収容穴60の断面形状は、四隅が円弧状のほぼ長方形が上部両端および下部両端に円弧状凹部60aを有する。上部両端および下部両端に円弧状凹部60aを有する冷却パイプ収容穴60内において、上下段の冷却パイプ61,62が離間され、冷却パイプ61,62の間に板状の断熱材83が介設される。さらに、冷却パイプ61,61同士の間および冷却パイプ62,62同士の間に、断面臼形状の伝熱材81が装着される。
図11(d)の配置例では、冷却パイプ収容穴60の上部両端および下部両端に円弧状凹部60aを有するので、コイル40側および可動ステージ50側の熱を吸収しやすい。図11(d)の配置例は、冷却パイプ収容穴60の中央部の間隔Dが2段の冷却パイプ61,62の外径合計よりも小さく設定されている。したがって、下段側の冷却パイプ62を上段側の冷却パイプ61よりも先に組み付け、上段側の冷却パイプ61の組み付け後に冷却パイプ61,62間に断熱材83を配置することで、組み付けを容易に行うことができる。伝熱材81は、前もって冷却パイプ61,61同士の間および冷却パイプ62,62同士の間に、装着しておくことが好ましい。
図11(e)の冷却パイプ収容穴60の断面形状は、四隅が円弧状のほぼ長方形が下部両端に円弧状凹部60aを有し、かつ両面側に張り出し凹部60bを有する。下部両端に円弧状凹部60aを有し、かつ両面側に張り出し凹部60bを有する冷却パイプ収容穴60内において、上下段の冷却パイプ61,62が離間され、冷却パイプ61,62の間に板状の断熱材83が介設される。さらに、冷却パイプ61,61同士の間および冷却パイプ62,62同士の間に、断面臼形状の伝熱材81が装着される。
図11(f)の冷却パイプ収容穴60の断面形状は、四隅に円弧を有するほぼ長方形により形成される。当該ほぼ長方形の冷却パイプ収容穴60内において、上下段の冷却パイプ61,62が離間され、冷却パイプ61,62の間に板状の断熱材83が介設される。さらに、冷却パイプ61,61同士の間および冷却パイプ62,62同士の間に、断面臼形状の伝熱材81が装着される。
加えて、断熱材83および伝熱材81を含む冷却パイプ61,62の周囲を熱伝導性シート82で覆い、当該熱伝導性シート82が冷却パイプ収容穴60の内面に接触している。図11(f)の配置例は、断熱材83および伝熱材81を含む冷却パイプ61,62の周囲を熱伝導性シート82で覆っているので、冷媒への伝熱効率が極めてよい。
実施形態5は、基本的に実施形態1と同様の作用効果を奏する。特に実施形態5は、上段側の冷却パイプ61と下段側の冷却パイプ62とが離間させ、冷却パイプ61,62間に断熱材83を配置し、さらに冷却パイプ61,61同士の間および冷却パイプ62,62同士の間に伝熱材81を装着している。したがって、実施形態5は、コイル40の発熱をより効率よく冷媒に吸収することができ、可動ステージ50側へ熱伝達をさらに抑制し、装置側の温度上昇をより低下させることができるという特有の効果を奏する。
〔実施形態6〕
次に、図12および図13を参照して、実施形態6について説明する。図12は実施形態6における電機子の概略断面図である。図13は実施形態6における冷却パイプの配置例の組み付け順序の説明図である。なお、実施形態1のリニアモータ100と同一の構成部材については、同一の符号を付して説明を省略する。
図12に示すように、実施形態6は、実施形態1と冷却パイプ61,62の配置例が異なる。
実施形態6の配置例では、冷却パイプ収容穴60の断面形状の概ねの輪郭が、平行四辺形の四隅に円弧を有するような形状を呈する。具体的には、冷却パイプ収容穴60の上面の一方の端部に深い円弧状凹部60bが形成され、他端部に浅い円弧状凹部60cが形成されている。また、冷却パイプ収容穴60の下面の一方の端部に深い円弧状凹部60bが形成され、他端部に浅い円弧状凹部60cが形成されている。深い円弧状凹部60と浅い円弧状凹部60cは、Sの深さ差を有する。上面と下面の深い円弧状凹部60b,60b同士、浅い円弧状凹部60c,60c同士は対角に位置している。
ほぼ平行四辺形状の冷却パイプ収容穴60の内部に組み付けられる冷却パイプ61,62は、上下面の深い円弧状凹部60bおよび浅い円弧状凹部60cとの関係で、左右の一方に傾いた状態で収容される。
上下段の冷却パイプ61,62の間には、板状の断熱材83が介設される。断熱材83の構成材料としては、実施形態4で例示した熱伝導率の低い材料を採用する。
図12に示すように、電機子2のコア30に形成された冷却パイプ収容穴60は、たとえば、図12中の左側から右肩下がり、右肩上がりとなるように交互に傾斜方向を変えるように形成される。本実施形態における冷却パイプ収容穴60内に冷却パイプ61,62を収容する場合は、冷却パイプ61,62を若干弾性変形させる。冷却パイプ61,62は銅管やアルミニウム管等により形成されているので、容易に弾性変形させることができる。
実施形態6における冷却パイプ61,62の配置例は、図13に示すような順序で組み付けられる。すなわち、実施形態6における冷却パイプ61,62の配置例は、図13(a)に示すように、まず下段側の冷却パイプ62を上段側の冷却パイプ61よりも先に組み付ける。
次に図13(b)に示すように、冷却パイプ収容穴60に上段側の冷却パイプ61を導入する。そして図13(c)に示すように、上段側の冷却パイプ61の組み付け後に冷却パイプ61,62間に断熱材83を組み付けることで、冷却パイプ61,62を弾性変形させて、冷却構造の組み付け作業を容易に行うことができる。
実施形態6は、基本的に実施形態1と同様の作用効果を奏する。特に実施形態6は、ほぼ平行四辺形の冷却パイプ収容穴60において、冷却パイプ61,62が右肩下がり、右肩上がりとなるように交互に傾斜方向を変えて組み付けられる。したがって、実施形態6は、T溝ナット51と冷却パイプ収容穴60との干渉を避けることができ、電機子2の高さが低く抑えられる。
また実施形態6は、図12に示すように、冷却パイプ61,62を片傾斜させても、永久磁石の主要磁束が妨げられないので、磁気抵抗を小さくでき最大推力を大きくすることができるという特有の効果を奏する。
〔実施形態7〕
次に、図14および図15を参照して、実施形態7について説明する。図14は実施形態7のリニアモータの長手方向に沿った断面図である。図15は実施形態7のリニアモータの右側面図である。なお、実施形態1のリニアモータ100と同一の構成部材については、同一の符号を付して説明を省略する。
図14および図15に示すように、実施形態7は、下段側の冷却パイプ62とコイル40のエンド部との間に、板状の伝熱材81を設けている。また、コイル40のエンド部において、隣り合う巻コイル40,40同士の間に板状の伝熱材81を設けてもよい。
実施形態7は、基本的に実施形態1と同様の作用効果を奏する。特に実施形態7は、下段側の冷却パイプ62とコイル40のエンド部との間に伝熱材81を設けている。したがって実施形態7は、コイル40の発熱を冷却パイプ62により多く伝える効果があり、冷媒がより多くの熱を吸収する。その結果、実施形態7は、コイル40の熱の冷却効率が高められ、低発熱、高効率および高推力のリニアモータ100を実現することができるという特有の効果を奏する。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、これらは本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をこれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で、上記実施形態とは異なる種々の態様で実施することができる。
1 界磁部、
2 電機子、
20 永久磁石、
30 コア、
31 ティース、
32 スロット、
40 コイル、
60 冷却パイプ収容穴、
61、62 冷却パイプ、
61c、62c 冷却パイプの入口部、
61d、62d 冷却パイプの出口部、
73a 冷媒入口、
73b 冷媒出口、
81 伝熱材、
82 熱伝導性シート、
83 断熱材、
100 リニアモータ。

Claims (10)

  1. 永久磁石を有する界磁部と、前記永久磁石に対峙して設けられ、コイルを有する電機子と、を備え、
    前記電機子は、
    前記コイルを収容するためのスロットを区画形成するティースと、
    前記ティースを連結するとともに、前記スロットの上端を閉塞するコアと、
    前記コアの内部にその長手方向に沿って上下に複数配置され、つづら折れ形状を有する冷却パイプと、
    を有し、
    上下に隣り合う冷却パイプ同士は、冷媒の流れ方向が互いに逆方向となるように、前記各冷却パイプの入口部と出口部が冷媒入口と冷媒出口に互い違いに並列接続されていることを特徴とするリニアモータ。
  2. 前記コアには、前記コアの長手方向に沿って、前記冷却パイプを収容する冷却パイプ収容穴が複数形成され、
    前記冷却パイプ収容穴の断面形状は、矩形の四隅に円弧を有することを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
  3. 前記冷却パイプ収容穴は、上面または下面の少なくとも一方に、前記冷却パイプを収容する凹部を有することを特徴とする請求項2に記載のリニアモータ。
  4. 前記冷却パイプ収容穴内で上下に隣り合う冷却パイプ同士が接触していることを特徴とする請求項2または3に記載のリニアモータ。
  5. 前記冷却パイプ収容穴内で上下に隣り合う冷却パイプ同士が離間していることを特徴とする請求項2または3に記載のリニアモータ。
  6. 前記冷却パイプ収容穴内で上下に隣り合う冷却パイプ同士の間に断熱材が介設されることを特徴とする請求項5に記載のリニアモータ。
  7. 前記冷却パイプ収容穴内で左右に隣り合う冷却パイプ同士の間に、伝熱材が装着されることを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  8. 前記冷却パイプの周囲が熱伝導性シートで覆われていることを特徴とする請求項2から7のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  9. 前記冷却パイプ収容穴、および該冷却パイプ収容穴に収容された前記冷却パイプが長手方向に片傾斜していることを特徴とする請求項2から8のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  10. 前記下段の冷却パイプと前記コイルのエンド部との間に、伝熱材が設けられることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のリニアモータ。
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